JP6181773B2 - Celp状コーダのためのサイド情報を用いないノイズ充填 - Google Patents
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Description
g=Σ[ak・ak+1]/Σ[ak・ak],
ここで、akは現在フレームのLPC係数である。幾つかの実施形態では、2つ又はそれ以上のLPC係数akが計算において使用される。好ましくは、全体として16個のLPC係数が使用され、そのためk=0・・・15である。本発明の実施形態では、16個より多いか又は少ないLPC係数を使用して、ビットストリームが符号化されてもよい。現在フレームの線形予測係数がビットストリーム内に利用可能に存在するので、傾き情報はサイド情報を使用せずに取得可能であり、そのためビットストリーム内で伝送されるべきデータ量を削減できる。付加されるべきノイズは、符号化済みオーディオ情報を復号化するのに必要な線形予測係数だけを使用して調整されてもよい。
p=Σ|ak|,
を使用して好適に計算され、ここでakは好ましくはk=0・・・15である線形予測係数である。よって、そのフレームが16個の線形予測係数を含む場合には、幾つかの実施形態では、pは好ましくは16個のakの振幅を合計することによって計算される。
g=Σ[ak・ak+1]/Σ[ak・ak],
ここで、akは現在フレームのLPC係数である。図8は、LPC係数から導出された傾きを示すダイヤグラムである。図8は単語「see」の2つのフレームを示している。高周波数成分を多く含む文字「s」については、傾きは上昇している。低周波数成分を多く含む文字「ee」については、傾きは下降している。図8に示されたスペクトルの傾きは、直接形フィルタx(n)−g・x(n−1)の伝達関数であり、gは上記のように定義される。このように、傾き調整部は、ビットストリーム内で提供されかつ符号化済みオーディオ情報を復号化するために使用されるLPC係数を利用する。サイド情報はそれに応じて省略可能であり、ビットストリームによって伝送されるべきデータ量を削減し得る。さらに、傾き調整部は直接形フィルタx(n)−g・x(n−1)の伝達関数の計算を使用して、傾き情報を取得するよう構成される。したがって、傾き調整部は、以前に計算されたゲインgを使用して直接形フィルタx(n)−g・x(n−1)の伝達関数を計算することによって、現在フレーム内のオーディオ情報の傾きを計算する。傾き情報が取得された後、傾き調整部は現在フレームの傾き情報に依存して現在フレームに付加されるべきノイズの傾きを調整する。その後、調整済みノイズは現在フレームに付加される。さらに、図2には図示されていないが、オーディオ復号器は、現在フレームをデ・エンファサイズするデ・エンファシスフィルタを備えており、オーディオ復号器は、ノイズ挿入部がノイズを現在フレームに付加した後で、現在フレームに対してデ・エンファシスフィルタを適用するよう構成されている。付加されたノイズの低複雑性で急峻なIIR高域通過フィルタリングとしても作用する、フレームのデ・エンファサイズの後、オーディオ復号器は復号化済みオーディオ情報を提供する。このように、図2に従う方法は、背景ノイズの品質を向上させるために現在フレームに付加されるべきノイズの傾きを調整することによって、オーディオ情報の音響品質を向上させることを可能にする。
p=Σ|ak|,
ここで、akはk=0・・・15である線形予測係数である。もしフレームが通常のオーディオフレームであれば、LPC係数等価値は図9に示され、かつ特許文献1に開示されるように、現在フレームのスペクトルドメイン表現から取得される。図4から明らかなように、ピークレベルpの計算後、ermsをpで除算することにより、現在フレームfのスペクトル最小値mfが計算される。よって、オーディオ復号器は、現在フレームのスペクトル的に未整形の励振を表す第1情報、この実施形態ではermsと、現在フレームのスペクトルスケーリングに関する第2情報、この実施形態ではピークレベルpと、を計算するよう構成され、第1情報と第2情報との商を計算することでノイズレベル情報を取得する。現在フレームのスペクトル最小値は、次にノイズレベル推定部内でエンキューされ、オーディオ復号器は、フレームタイプに関係なくノイズレベル推定部において現在のオーディオフレームから取得された商をエンキューするよう構成され、ノイズレベル推定部は2つ又はそれ以上の商、この場合には異なるオーディオフレームから取得されたスペクトル最小値mfのためのノイズレベル記憶部を備える。より具体的には、ノイズレベル記憶部は、ノイズレベルを推定するために50個のフレ―ムから商を格納することができる。さらに、ノイズレベル推定部は、異なるオーディオフレームの2つ又はそれ以上の商、即ちスペクトル最小値mfの集合、の統計的分析に基づいて、ノイズレベルを推定するよう構成されている。商mfを計算するステップは、必要な計算ステップを図示した図7にその詳細が示されている。第2実施形態では、ノイズレベル推定部は、非特許文献3から知られている最小統計に基づいて作動する。ノイズは、現在フレームの推定されたノイズレベルに従って最小統計に基づいてスケールされ、その後、現在フレームがスピーチフレームであれば、現在フレームに付加される。最後に、現在フレームはデ・エンファサイズされる(図4には図示せず)。このように、この第2実施形態でも、ノイズ充填のためのサイド情報を省略でき、ビットストリームで伝送されるべきデータ量を削減できる。したがって、復号化段階の間に背景ノイズを向上させることにより、データレートを増大させずにオーディオ情報の音響品質が改善され得る。時間/周波数変換が不要であり、ノイズレベル推定部が(多数のサブバンド上ではなく)フレーム毎に1回だけ作動するので、上述のノイズ充填は非常に低い複雑性を持ちながら、ノイズの多いスピーチの低ビットレート符号化を改善し得るという点に注目すべきである。
1.ビットストリームが読み込まれ、現在フレームがACELPフレーム、MDCTフレーム、又はDTXフレームのどれであるかが決定される。フレームタイプに関係なく、スペクトル的に平坦化された励振信号(知覚ドメインにおいて)が復号化され、以下に詳細に説明するようにノイズレベル推定を更新するために使用される。次に、その信号は最終ステップであるデ・エンファシスまで完全に再構成される。
2.フレームがACELP符号化されている場合には、ノイズ挿入のための傾き(全体のスペクトル形状)がLPCフィルタ係数の一次のLPC分析によって計算される。この傾きは、16個のLPC係数akのゲインgから次式により導出される。
g=Σ[ak・ak+1]/Σ[ak・ak],
3.フレームがACELP符号化されている場合には、ノイズ整形レベルと傾きとを使用して、復号化済みフレームに対するノイズ付加が実行される。ランダムノイズ発生部はスペクトル的ホワイトノイズを生成し、そのノイズは、次にゲインgから導出された傾きを使用してスケールされ整形される。
4.ACELPフレームについて整形されかつレベル化されたノイズ信号は、最終のデ・エンファシス・フィルタリングステップの直前に復号化済み信号に対して付加される。デ・エンファシスは低周波数を増強する一次のIIRであるから、このことは、図6のように、低周波数における可聴のノイズアーチファクトを回避しながら、付加されたノイズの低複雑性で急峻なIIR高域通過フィルタリングを可能とする。
Claims (19)
- 線形予測係数(LPC)を含む符号化済みオーディオ情報に基づいて復号化済みオーディオ情報を提供するオーディオ復号器であって、
傾き情報を使用して背景ノイズの傾きを調整するよう構成された傾き調整部であって、現在フレームの線形予測係数を使用して前記傾き情報を取得するよう構成された傾き調整部と、
現在フレームについてのノイズレベルを推定するノイズレベル推定部と、
前記現在フレームの線形予測係数を使用して、前記現在フレームのオーディオ情報を復号化し、復号化済みコアコーダ出力信号を取得するよう構成された復号器コアと、
前記現在フレームに調整済みの前記背景ノイズを付加し、ノイズ充填を実行するよう構成されたノイズ挿入部と、
を含むオーディオ復号器。 - 請求項1に記載のオーディオ復号器において、
前記現在フレームのフレームタイプを決定するフレームタイプ決定部を含み、前記フレームタイプ決定部は、前記現在フレームのフレームタイプがスピーチタイプであると検出された場合に、前記背景ノイズの傾きを調整する前記傾き調整部を活性化させるよう構成された、オーディオ復号器。 - 請求項1又は2に記載のオーディオ復号器において、
前記傾き調整部は、前記現在フレームの線形予測係数の一次分析の結果を使用して前記傾き情報を取得するよう構成された、オーディオ復号器。 - 請求項3に記載のオーディオ復号器において、
前記傾き調整部は、前記一次分析として前記現在フレームの線形予測係数のゲインgの計算を使用して、前記傾き情報を取得するよう構成された、オーディオ復号器。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のオーディオ復号器において、
前記ノイズレベル推定部は、少なくとも1つの以前のフレームの複数の線形予測係数を使用して現在フレームについてのノイズレベルを推定し、ノイズレベル情報を取得するよう構成され、
前記ノイズ挿入部は、前記ノイズレベル推定部によって提供された前記ノイズレベル情報に依存して、前記現在フレームに前記背景ノイズを付加するよう構成され、
前記オーディオ復号器は、前記現在フレームの励振信号を復号化し、その二乗平均ermsを計算するよう適応され、
前記オーディオ復号器は、前記現在フレームのLPCフィルタの伝達関数のピークレベルpを計算するよう適応され、
前記オーディオ復号器は、前記二乗平均平方根ermsと前記ピークレベルpとの商を計算することによって、前記現在のオーディオフレームのスペクトル最小値mfを計算して、前記ノイズレベル情報を取得するよう適応され、
前記ノイズレベル推定部は、異なるオーディオフレームの2つ又はそれ以上の商に基づいて前記ノイズレベルを推定するよう適応される、オーディオ復号器。 - 線形予測係数(LPC)を含む符号化済みオーディオ情報に基づいて復号化済みオーディオ情報を提供するオーディオ復号器であって、
少なくとも1つの以前のフレームの複数の線形予測係数を使用して現在フレームについてのノイズレベルを推定し、ノイズレベル情報を取得するよう構成されたノイズレベル推定部と、
前記ノイズレベル推定部によって提供された前記ノイズレベル情報に依存して、前記現在フレームにノイズを付加するよう構成されたノイズ挿入部と、を含み、
前記オーディオ復号器は、前記現在フレームの励振信号を復号化し、その二乗平均平方根ermsを計算するよう適応され、
前記オーディオ復号器は、前記現在フレームのLPCフィルタの伝達関数のピークレベルpを計算するよう適応され、
前記オーディオ復号器は、前記二乗平均平方根ermsと前記ピークレベルpとの商を計算することによって、前記現在のオーディオフレームのスペクトル最小値mfを計算して、前記ノイズレベル情報を取得するよう適応され、
前記ノイズレベル推定部は、異なるオーディオフレームの2つ又はそれ以上の商に基づいて前記ノイズレベルを推定するよう適応され、
前記オーディオ復号器は、前記現在フレームの線形予測係数を使用して、前記現在フレームのオーディオ情報を復号化し、復号化済みコアコーダ出力信号を取得するよう構成された復号器コアを含み、
前記ノイズ挿入部は、前記現在フレームのオーディオ情報の復号化に使用されかつ1つ又は複数の以前のフレームのオーディオ情報の復号化に使用された線形予測係数に依存して、前記ノイズを付加する、
オーディオ復号器。 - 請求項6に記載のオーディオ復号器において、
前記オーディオ復号器は前記現在フレームのフレームタイプを決定するフレームタイプ決定部を含み、前記フレームタイプ決定部は、前記ノイズレベル推定が前記現在フレームのフレームタイプに依存して実行され得るように、前記現在フレームのフレームタイプがスピーチであるか又は通常のオーディオであるかを識別するよう構成されている、オーディオ復号器。 - 請求項6又は7に記載のオーディオ復号器において、
前記現在フレームがスピーチタイプであるという条件下で、前記ノイズレベル情報を取得するために、前記現在フレームの時間ドメイン表現から前記現在フレームの二乗平均平方根ermsを計算するよう構成される、オーディオ復号器。 - 請求項6乃至8のいずれか1項に記載のオーディオ復号器において、
前記現在フレームが通常のオーディオタイプである場合に、前記ノイズレベル情報を取得するために、前記現在フレームの未整形のMDCT励振を復号化し、かつその二乗平均平方根ermsを前記現在フレームのスペクトルドメイン表現から計算するよう適応される、オーディオ復号器。 - 請求項6乃至9のいずれか1項に記載のオーディオ復号器において、
前記オーディオ復号器は、フレームタイプに関係なく前記ノイズレベル推定部において前記現在のオーディオフレームから取得された商をエンキューするよう適応され、前記ノイズレベル推定部は、異なるオーディオフレームから取得された2つ又はそれ以上の商のためのノイズレベル記憶部を含む、オーディオ復号器。 - 請求項6乃至10のいずれか1項に記載のオーディオ復号器において、
前記ノイズレベル推定部は、異なるオーディオフレームの2つ又はそれ以上の商の統計的分析に基づいて前記ノイズレベルを推定するよう構成される、オーディオ復号器。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のオーディオ復号器において、
前記オーディオ復号器は、前記現在フレームをデ・エンファサイズするデ・エンファシスフィルタを備え、前記オーディオ復号器は、前記ノイズ挿入部が前記ノイズを前記現在フレームに付加した後で、前記現在フレームに対して前記デ・エンファシスフィルタを適用するよう構成されている、オーディオ復号器。 - 請求項1乃至12のいずれか1項に記載のオーディオ復号器において、
前記オーディオ復号器はノイズ発生部を含み、このノイズ発生部は、前記ノイズ挿入部によって前記現在フレームに付加されるべきノイズを発生するよう構成される、オーディオ復号器。 - 請求項13に記載のオーディオ復号器において、
前記ノイズ発生部は、ランダム・ホワイトノイズを発生するよう構成される、オーディオ復号器。 - 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のオーディオ復号器において、
前記オーディオ復号器は、前記符号化済みオーディオ情報を復号化するために、1つ又は複数のデコーダAMR−WB、G.718又はLD−USAC(EVS)に基づくデコーダを使用するよう構成されている、オーディオ復号器。 - 線形予測係数(LPC)を含む符号化済みオーディオ情報に基づいて復号化済みオーディオ情報を提供する方法であって、
現在フレームについてのノイズレベルを推定するステップと、
傾き情報を使用して背景ノイズの傾きを調整するステップであって、現在フレームの線形予測係数が前記傾き情報を取得するために使用されるステップと、
前記現在フレームの線形予測係数を使用して前記現在フレームのオーディオ情報を復号化し、復号化済みコアコーダ出力信号を取得するステップと、
前記現在フレームに調整済み背景ノイズを付加し、ノイズ充填を実行するステップと、
を含む方法。 - コンピュータ上で作動されたとき請求項16に記載の方法を実行する、コンピュータプログラム。
- 線形予測係数(LPC)を含む符号化済みオーディオ情報に基づいて復号化済みオーディオ情報を提供する方法であって、
少なくとも1つの以前のフレームの複数の線形予測係数を使用して現在フレームについてのノイズレベルを推定し、ノイズレベル情報を取得するステップと、
前記ノイズレベル推定によって提供された前記ノイズレベル情報に依存して、前記現在フレームにノイズを付加するステップと、を含み、
前記現在フレームの励振信号が復号化され、その二乗平均平方根ermsが計算され、
前記現在フレームのLPCフィルタの伝達関数のピークレベルpが計算され、
前記ノイズレベル情報を取得するために、前記二乗平均平方根ermsと前記ピークレベルpとの商を計算することによって、前記現在のオーディオフレームのスペクトル最小値mfが計算され、
前記ノイズレベルは、異なるオーディオフレームの2つ又はそれ以上の商に基づいて推定され、
前記方法は、前記現在フレームの線形予測係数を使用して、前記現在フレームのオーディオ情報を復号化し、復号化済みコアコーダ出力信号を取得するステップを含み、
前記方法は、前記現在フレームのオーディオ情報の復号化に使用されかつ1つ又は複数の以前のフレームのオーディオ情報の復号化に使用された線形予測係数に依存して、前記ノイズを付加するステップを含む、
方法。 - コンピュータ上で作動されたとき請求項18に記載の方法を実行する、コンピュータプログラム。
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