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JP6179176B2 - 表示装置、表示システム、及び表示プログラム - Google Patents

表示装置、表示システム、及び表示プログラム Download PDF

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Description

本願は、表示装置、表示システム、及び表示プログラムに関する。
例えば、複数の無線端末と無線ネットワークを介して接続されるネットワークプロジェクタにおいて、ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した無線端末からのデータにより映像表示する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した特許文献1の方法では、ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した端末を、映像表示するデータ送信元の端末として固定してしまう。したがって、その映像表示中に他の端末からネットワークプロジェクタへの接続要求があったとしても、その端末からの割り込みを許可するか判断することができなかった。
1つの側面では、本発明は、コンテンツ表示要求に対する適切な割り込み制御を実現することを目的とする。
一態様において、ネットワークを介して接続される外部装置から受信したコンテンツを表示する表示装置であって、前記ネットワークを介して受信した前記コンテンツに関する情報を取得する情報取得手段と、前記コンテンツのうち、第1のコンテンツを表示中に、第2のコンテンツを受信した場合に、前記情報取得手段により得られた前記第1のコンテンツに関する情報を用いて、前記第2のコンテンツによる割込を許可するか、禁止するかを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段は、前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができるコンテンツである場合、前記指定に応じて、前記第2のコンテンツの割込を許可するか、禁止するかを判断し、前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができないコンテンツである場合、前記第1のコンテンツの種類と、前記コンテンツの種類に対して予め設定された設定値とに応じて、前記第2のコンテンツの割込を許可するか、禁止するかを判断することを特徴とする。
コンテンツ表示要求に対する適切な割り込み制御を実現することが可能となる。
本実施形態に係る表示システムの概略構成の一例を示す図である。 投影処理シーケンスの一例を示す図である。 専用ユーティリティを用いた割り込み指定方法の一例を示す図である。 本実施形態に係るプロジェクタの機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成の一例を示す図である。 割込判断テーブルの一例を示す図である。 割込禁止処理シーケンスの一例を示す図である。 割込禁止処理における投影要求管理テーブルの一例を示す図である。 割込許可処理シーケンスの一例を示す図である。 割込許可処理における投影要求管理テーブルの一例を示す図である。 割込判断テーブルの他の例を示す図である。 ユーザ設定テーブルの一例を示す図である。 ユーザ設定に対応した割込許可処理シーケンスの一例を示す図である。 ユーザ設定に対応した割込禁止処理シーケンスの一例を示す図である。 利用状況に対応した割込処理シーケンスの一例を示す図である。 問い合わせメッセージの画面の一例を示す図である。 ユーザの再確認設定に対応した割込処理シーケンスの一例を示す図である。 ユーザの再確認設定テーブルの一例を示す図である。
以下、開示の技術に係る実施の形態について詳細に説明する。
<表示システム:概略構成>
図1は、本実施形態に係る表示システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す表示システム1は、表示装置の一例としてのプロジェクタ10と、タブレットPC(Personal Computer)11と、ノートPC12と、コンテンツサーバ13とを有するように構成される。プロジェクタ10と、タブレットPC11と、ノートPC12と、コンテンツサーバ13とは、ネットワークNを介して接続され、それぞれ通信可能となっている。なお、図1に示す各装置の数は、これには限定されない。
プロジェクタ10は、例えばUPnP(Universal Plug and Play)に準拠するネットワーク入力による投影機能や、PCの画像(画面)をスクリーン上に投影して表示するための専用ユーティリティを介したネットワーク入力による投影機能等を有している。プロジェクタ10の本体には、例えば図1に示すプロジェクタ10の「メニュー」、「フォーカス」、「電源のオン/オフ」等を操作するための操作手段10aを有している。
なお、本実施形態における表示装置は、プロジェクタ10に限定されず、例えばディスプレイや、タッチパネル等の画面に、画像、映像、文字等のコンテンツを表示することが可能な装置全般を含む。したがって、本実施形態における投影とは、単に所定のスクリーン上にコンテンツを投影させる意味には限定されず、必要に応じて表示の概念が含まれる。
タブレットPC11は、例えば、上述したUPnPを用いた投影機能を実現するための汎用的なDMC(Digital Media Controller)ソフトウェア等がインストールされている。タブレットPC11は、例えばコンテンツサーバ13から投影したいコンテンツを選択すると、選択したコンテンツの投影をプロジェクタ10に指示する。
ノートPC12は、例えば、上述したプロジェクタ10にPCの画像を投影するための専用ユーティリティ等がインストールされ、専用ユーティリティを介してプロジェクタ10にコンテンツの投影を指示する。
コンテンツサーバ13は、例えばUPnPを用いた投影機能におけるDMS(Digital Media Sever)の機能を有し、プロジェクタ10に投影するコンテンツを保存し、保存しているコンテンツを提供する。
なお、表示システム1は、複数のコンテンツサーバ13を有していても良い。この場合には、タブレットPC11−1〜11−2は、同一のコンテンツサーバ13を指定することなく、複数のコンテンツサーバ13のうち、投影したいコンテンツを有するコンテンツサーバ13からコンテンツを選択しても良い。
ここで、プロジェクタ10は、第1のコンテンツを投影中に、タブレットPC11又はノートPC12から第2のコンテンツの投影要求を受けた場合、第1のコンテンツに関する情報等に基づき、第2のコンテンツを投影するか(割り込みを許可するか)判断する。
これにより、プロジェクタ10は、コンテンツ表示要求に対する適切な割り込み制御を実現し、プロジェクタ10を使用するユーザの利便性を良くすることが可能となる。以下、具体的に説明する。
<投影処理シーケンス>
図2は、投影処理シーケンスの一例を示す図である。図2(A)は、UPnPを用いた投影処理の流れを示している。図2(B)は、専用ユーティリティを用いたPC画像投影処理の流れを示している。
図2(A)の例では、タブレットPC11が、例えばDMCソフトウェア等を実行させ、コンテンツサーバ13から投影したいコンテンツを選択し、プロジェクタ10に対し、選択したコンテンツの位置を指定し(S10)、コンテンツの投影開始を要求する(S11)。プロジェクタ10は、タブレットPC11により指定されたコンテンツの位置に基づき、コンテンツサーバ13にコンテンツ取得要求を行い(S12)、コンテンツサーバ13からコンテンツを取得すると(S13)、コンテンツの投影を開始する(S14)。
上述したように、UPnPを用いた投影処理では、プロジェクタ10がコンテンツサーバ13から取得したコンテンツを投影する。なお、UPnPプロトコルでは、コンテンツ位置指定(SetAVTransportURI(Request):再生ビデオURLセット要求)と、投影開始(Play(Request):再生要求)とは別のメッセージとなる。
図2(B)の例では、ノートPC12が、上述した専用ユーティリティを介して、ノートPC12内のコンテンツを選択し、選択したコンテンツをプロジェクタ10に送付して、コンテンツの投影開始を要求する(S20)。プロジェクタ10は、ノートPC12から送付されたコンテンツの投影を開始する(S21)。
なお、上述した専用ユーティリティを用いた投影処理では、S20の投影開始要求時に、コンテンツ投影中における他のコンテンツの投影割り込み許可又は禁止を指示することが可能である。
上述したように、プロジェクタ10は、ネットワークを経由して複数のコンテンツ投影開始要求を受け付けることが可能であるが、例えば投影画面が1つの場合には、1つの要求元からの投影要求を実行することになり、他の投影要求を排他することが求められる。
本実施形態におけるプロジェクタ10は、以下に示すように、複数のコンテンツ投影開始要求に対して、投影中の投影要求を優先(割り込み禁止)するか又は最新の投影要求を優先(割り込み許可)するか状況に応じて判断する。
<割り込み指定方法の一例>
図3は、専用ユーティリティを用いた割り込み指定方法の一例を示す図である。例えば図1に示すノートPC12は、専用ユーティリティを用いることで、コンテンツ投影開始要求時に、予めユーザから他のコンテンツの割り込み許可又は禁止の指定を受け付けることが可能である。
すなわち、図3の太枠20に示すように、ノートPC12が、ネットワーク接続に関する詳細設定インタフェースにおいて「自動送信中の割り込みを禁止する」をチェックさせる項目を表示する。ユーザは、この項目にチェックを入力することで、コンテンツの投影中における他のコンテンツの割り込み禁止を指定することが可能となる。また、ユーザは、この項目のチェックを外すことで、コンテンツの投影中における他のコンテンツの割り込み許可を指定することが可能となる。
なお、タブレットPC11により実行されるUPnP投影機能では、図3に示す他のコンテンツの割り込みを許可又は禁止するインタフェースが用意されていないため、プロジェクタ10に対して他のコンテンツの割り込みの許可又は禁止を指定できない。そこで、例えば、後述する手法を用いて他のコンテンツの割り込みの許可又は禁止を判断する。
<プロジェクタ:機能構成>
図4は、本実施形態に係るプロジェクタの機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、プロジェクタ10は、ネットワーク通信手段31と、情報取得手段の一例としての投影要求管理手段32と、判断手段の一例としての割込判断手段33と、表示手段の一例としての投影手段34と、ユーザ入力手段35と、記憶手段36とを有するように構成される。記憶手段36は、割込判断テーブル37と、ユーザ設定テーブル38とを有するように構成される。
ネットワーク通信手段31は、ネットワークNに接続された外部機器との通信を行う。ネットワーク通信手段31は、例えば、タブレットPC11やノートPC12から得られるコンテンツ投影開始要求を受け付ける。コンテンツサーバ13に対するコンテンツ取得要求は、ネットワーク通信手段31を介して行われる。
投影要求管理手段32は、ネットワーク通信手段31を介して受け付けたコンテンツ投影開始要求を管理する。投影要求管理手段32は、ネットワーク通信手段31を介してコンテンツに関する情報を取得する。投影要求管理手段32は、コンテンツに関する情報(コンテンツ情報)として、例えばコンテンツが動画か静止画かを示すコンテンツの種類等を取得する。投影要求管理手段32は、割込判断手段33の判断結果に応じて、タブレットPC11やノートPC12からのコンテンツ投影開始要求を実行させる。
割込判断手段33は、第1のコンテンツを投影中に、第2のコンテンツ投影開始要求を受け付けた場合、投影要求管理手段32が取得した第1のコンテンツに関する情報を用いて、第2のコンテンツの割り込みを実行するか否か判断する。割込判断手段33は、例えば、第1のコンテンツの種類が動画である場合に、第2のコンテンツの投影の割り込みを禁止し、第1のコンテンツの種類が静止画である場合に、第2のコンテンツの投影の割り込みを許可する。
例えば、第1のコンテンツの種類が静止画である場合、ユーザが停止操作を行わない限り投影し続けるため、割り込みを許可したとしても意図しない排他とならず、第2のコンテンツが無期限に投影を待ち続けることがなくなる。一方、第1のコンテンツの種類が動画である場合、ユーザが停止操作を行わない場合でも、最後まで投影することで終了するため、割り込みを許可しなくても、第2のコンテンツが無期限に待ち続けることがない。
そこで、割込判断手段33は、例えば記憶手段36の割込判断テーブル37に記憶された第1のコンテンツの種類を参照することで、割り込みを実行するか否か判断する。なお、割込判断手段33は、割込判断テーブル37の第1のコンテンツの種類に対して設定されたユーザの設定値(現在値)に応じて、第2のコンテンツの投影の割り込みを判断しても良い。これにより、ユーザが静止画であっても割り込みを禁止したい場合や、動画であっても割り込みを許可したい場合等、ユーザの利用形態に応じて設定することが可能となる。割込判断テーブル37については後述する。
なお、割込判断手段33は、第1のコンテンツを投影中の画面に、第2のコンテンツを投影するか問い合わせを行う画面を投影し、ユーザからの問い合わせ結果に応じて、第2のコンテンツの投影の割り込みを判断しても良い。
これにより、ユーザ設定による固定値だけでなく、ユーザのプロジェクタ10の利用状況に応じて、ユーザ自身が割り込みの許可や禁止を最終的に決定することが可能となり、割り込みのタイミングを制御することが可能となる。また、割り込みの許可や禁止の問い合わせを行う画面を投影することにより、その投影画面を見ている人(例えば、会議参加者全員)で合意して割り込みを許可するか決定することが可能となる。
なお、割込判断手段33は、ユーザに問い合わせを行うか、例えば予め装置ごとに設定された設定内容に応じて判断しても良い。また、割込判断手段33は、第1のコンテンツの種類が動画の場合には、問い合わせを行う画面を投影する際に、投影中の第1のコンテンツを一時停止させるよう制御することが可能である。
これにより、動画を投影中に問い合わせを行う画面が表示されて、ユーザが割り込みの禁止を選択した場合における選択するまでに再生された動画の見逃しを防止することが可能となる。
投影手段34は、投影要求管理手段32の投影要求に応じて、コンテンツを投影する。ユーザ入力手段35は、記憶手段36のユーザ設定テーブル38に記憶されているユーザ設定に対する変更を入力したり、コンテンツ投影時におけるプロジェクタ10の操作手段10aの操作結果を入力したりする。
なお、ユーザ設定テーブル38に記憶されているユーザ設定に対する変更は、ネットワーク通信手段31を介してユーザ設定管理アプリケーションにより変更を反映しても良い。
<プロジェクタ:ハードウェア構成>
図5は、本実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示すように、プロジェクタ10は、入力装置41と、表示装置42と、RAM(Random Access Memory)43と、ROM(Read Only Memory)44と、HDD(Hard Disk Drive)45と、CPU(Central Processing Unit)46と、インタフェース装置47と、ドライブ装置48等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置41は、例えばタッチパネル等を含み、プロジェクタ10に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置42は、例えばディスプレイ等を含み、プロジェクタ10の処理結果を表示する。
RAM43は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM44は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM44には、プロジェクタ10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、システム設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。
HDD45は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、プロジェクタ10を制御するシステム(例えば「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」等の基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及びシステム上において各種機能を提供するアプリケーション等がある。また、HDD45は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
CPU46は、上記記憶装置(例えば「HDD」や「ROM」等)から、プログラムやデータをRAM43上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する。
インタフェース装置47は、プロジェクタ10を有線又は無線ネットワーク等の伝送路に接続するインタフェースである。プロジェクタ10は、インタフェース装置47を介して、他の外部装置とデータ通信を行うことが可能となる。
ドライブ装置48は、着脱可能な記録媒体48aとのインタフェースである。プロジェクタ10は、ドライブ装置48を介して、記録媒体48aの読み取りや書き込みを行う。記録媒体48aには、例えば、SDメモリカード(SD Memory Card)やUSB(Universal Serial Bus)メモリ等がある。
なお、プロジェクタ10は、上述したハードウェア構成の他、スクリーン等に画像データを投影する投影器をバスBに接続した構成すると良い。プロジェクタ10は、上述したハードウェア構成により、各種処理を提供することが可能となる。
<割込判断テーブル>
図6は、割込判断テーブルの一例を示す図である。割込判断手段33は、コンテンツを投影中に、他のコンテンツ投影開始要求を受け付けた場合、例えば図6に示す割込判断テーブル37を参照して、他のコンテンツの割り込みを実行するか判断する。
図6に示す割込判断テーブル37は、例えばプロジェクタ10において「先に実行している投影機能」が「PC画像投影機能」か「UPnP投影機能」かによって区別されている。更に、割込判断テーブル37は、プロジェクタ10において「後に実行する投影機能」が「PC画像投影機能」か「UPnP投影機能」かによって区別されている。
例えば、「PC画像投影機能」は、上述した図3に示すインタフェースを介して、コンテンツ投影開始要求時にコンテンツ情報として、予め他のコンテンツの割り込み許可又は禁止を設定可能である。そこで、割込判断テーブル37では、先にPC画像投影機能により実行されているコンテンツに、予め他のコンテンツの割り込み許可が設定されている場合、後からPC画像投影機能又はUPnP投影機能により実行されるコンテンツが割り込み「OK」となるように構成する。
また、先にPC画像投影機能により実行されているコンテンツに、予め割り込み禁止が設定されている場合には、後からPC画像投影機能又はUPnP投影機能により実行されるコンテンツが割り込み「NG(禁止)」となるように構成する。
一方、先にUPnP投影機能により実行されるコンテンツには、上述したようにタブレットPC11等のインタフェースを介して、コンテンツ投影開始要求時に予め他のコンテンツの割り込み許可又は禁止を設定することができない。そこで、割込判断テーブル37では、UPnP投影機能で先に実行されるコンテンツの種類(静止画、動画等)により、後から実行されるコンテンツの割り込みの許可又は禁止を設定する。
なお、コンテンツの種類は、例えばコンテンツ情報としてタブレットPC11によりコンテンツ投影開始要求時に上述したコンテンツ位置指定(SetAVTransportURI(Request):再生ビデオURLセット要求)等により得られるコンテンツのメタデータに含まれる。
割込判断テーブル37は、先にUPnP投影機能により実行されているコンテンツが「静止画」の場合には、後からPC画像投影機能又はUPnP投影機能により実行されるコンテンツに対して割り込み「OK」となるように構成する。また、先にUPnP投影機能により実行されているコンテンツが「動画」の場合には、後からPC画像投影機能又はUPnP投影機能により実行されるコンテンツに対して割り込み「NG」となるように構成する。
上述のように構成した割込判断テーブル37を参照することで、割込判断手段33は、コンテンツ投影中に、他のコンテンツ投影開始要求があった場合に、他のコンテンツの投影を開始するか判断することが可能となる。
以下の例では、先にUPnP投影機能により実行しているコンテンツの種類が「動画」で、後からUPnP投影機能により他のコンテンツ投影開始要求があった場合を第1のケースとして説明する。また、先にUPnP投影機能により実行しているコンテンツの種類が「静止画」で、後からUPnP投影機能により他のコンテンツ投影開始要求があった場合を第2のケースとして説明する。
なお、後からPC画像投影機能によりコンテンツ投影開始要求があった場合も、UPnP投影機能によりコンテンツ投影開始要求があった場合と同様の処理となるため、ここでの説明は省略する。
<割込禁止処理シーケンス>
図7は、割込禁止処理シーケンスの一例を示す図である。図8は、割込禁止処理における投影要求管理テーブルの一例を示す図である。図7及び図8の例は、例えば「UPnP投影機能」により「動画」を投影中のため、他のコンテンツ投影開始要求を受け付けた場合に、その割り込みを禁止する第1のケースを示している。
図7に示すように、例えばプロジェクタ10のネットワーク通信手段31は、タブレットPC11−1からコンテンツ位置の指定指示を取得すると(S30)、投影要求管理手段32に投影準備を要求する(S31)。ここで、投影要求管理手段32は、例えば図8(A)に示すように、上述したS30の処理においてタブレットPC11−1から得られるコンテンツ情報に基づき、投影要求管理テーブルに登録要求を登録する。投影要求管理テーブルには、例えば、「要求ID=1」、「要求元=タブレットPC11−1」、「投影機能=UPnP投影機能」、「実行状態=未実行」、「コンテンツ情報:コンテンツ種類=動画、コンテンツ位置=コンテンツサーバ13」等を登録する。
次に、ネットワーク通信手段31は、タブレットPC11−1から投影開始要求を取得すると(S32)、投影要求管理手段32に投影を要求する(S33)。
投影要求管理手段32は、投影要求管理テーブルには現在実行中の投影要求がないため、例えば図8(B)に示すように、投影要求管理テーブルの「要求ID=1」の「実行状態」を「実行中」に変更する。また、投影要求管理手段32は、タブレットPC11−1から取得したコンテンツ位置に基づき、コンテンツサーバ13にコンテンツの取得を要求する(S34)。
投影要求管理手段32は、コンテンツサーバ13から要求したコンテンツを取得すると(S35)、投影手段34に投影開始を要求する(S36)。投影手段34は、投影要求管理手段32からの要求に応じて投影を開始する(S37)。
次に、ネットワーク通信手段31は、タブレットPC11−2からコンテンツ位置の指定指示を取得すると(S38)、投影要求管理手段32に投影準備を要求する(S39)。ここで、投影要求管理手段32は、例えば図8(C)に示すように、上述したS38の処理においてタブレットPC11−1から得られるコンテンツ情報に基づき、投影要求管理テーブルに登録要求を登録する。投影要求管理テーブルには、例えば、「要求ID=2」、「要求元=タブレットPC11−2」、「投影機能=UPnP投影機能」、「実行状態=未実行」、「コンテンツ情報:コンテンツ種類=×××画、コンテンツ位置=コンテンツサーバ13」等として投影要求を登録する。
次に、ネットワーク通信手段31は、タブレットPC11−2から投影開始要求を取得すると(S40)、投影要求管理手段32に投影を要求する(S41)。ここで、投影要求管理手段32は、投影要求管理テーブルを参照して、現在実行中の投影要求があるか判断する。投影要求管理手段32は、図8(C)に示す投影要求管理テーブルの「要求ID=1」に「実行状態=実行中」の投影要求があると判断すると、割込判断手段33に、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報を通知し、他のコンテンツの割り込み判断を依頼する(S42)。投影要求管理手段32は、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報として、例えば「要求ID=1」の情報(UPnP投影機能、コンテンツの種類=動画等)を通知する。
割込判断手段33は、記憶手段36の割込判断テーブル37を参照する(S43)。割込判断手段33は、現在実行中の投影要求「要求ID=1」の情報を用いて、タブレットPC11−2からの他のコンテンツの投影開始要求に対して「割り込みNG」と判断すると、投影要求管理手段32に判断結果「割り込みNG」を通知する(S44)。
投影要求管理手段32は、割込判断手段33の判断結果「割り込みNG」に基づき、例えば図8(D)に示すように、投影要求管理テーブルの投影要求「要求ID=2」の投影要求を削除する。また、投影要求管理手段32は、ネットワーク通信手段31に「投影エラー」として終了したことを通知する(S45)。ネットワーク通信手段31は、タブレットPC11−2に、「投影エラー」として終了したことを通知する(S46)。
<割込許可処理シーケンス>
図9は、割込許可処理シーケンスの一例を示す図である。図10は、割込許可処理における投影要求管理テーブルの一例を示す図である。図9及び図10の例は、例えば「UPnP投影機能」により「静止画」を投影中に、他のコンテンツ投影開始要求を受け付けた場合に、その割り込みを許可する第2のケースを示している。
図9に示すS50〜S61の処理は、上述した図7に示すS30〜S41の処理と同様であるため、ここでの具体的な説明を省略する。なお、S51の処理では、図10(A)に示すように、投影要求管理テーブルに、「要求ID=1」、「要求元=タブレットPC11−1」、「投影機能=UPnP投影機能」、「実行状態=未実行」、「コンテンツ情報:コンテンツ種類=静止画、コンテンツ位置=コンテンツサーバ13」等が登録される。
S61の処理では、ネットワーク通信手段31が、タブレットPC11−2からの投影開始要求を取得して投影要求管理手段32に投影を要求する。ここで、投影要求管理手段32は、投影要求管理テーブルを参照して、例えば図10(B)に示すように、現在実行中の投影要求があると判断すると、割込判断手段33に、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報を通知し、他のコンテンツの割り込み判断を依頼する(S62)。投影要求管理手段32は、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報として、例えば「要求ID=1」の情報(UPnP投影機能、コンテンツの種類=静止画等)を通知する。
割込判断手段33は、記憶手段36の割込判断テーブル37を参照する(S63)。割込判断手段33は、現在実行中の投影要求「要求ID=1」の情報を用いて、タブレットPC11−2からの他のコンテンツの投影開始要求に対して「割り込みOK」と判断すると、投影要求管理手段32に判断結果「割り込みOK」を通知する(S64)。
投影要求管理手段32は、割込判断手段33の判断結果「割り込みOK」に基づき、実行中の投影を中止するため、投影手段34に対して投影終了を要求する(S65)。投影手段34は、投影を終了すると(S66)、投影要求管理手段32に投影終了を通知する(S67)。
投影要求管理手段32は、例えば図10(C)、図10(D)に示すように、投影要求管理テーブルに登録した投影要求「要求ID=2」の「実行状態」を未実行から実行中に変更する。投影要求管理手段32は、タブレットPC11−2から取得したコンテンツ位置の指定指示に基づき、コンテンツサーバ13にコンテンツの取得を要求する(S68)。
投影要求管理手段32は、コンテンツサーバ13から要求したコンテンツを取得すると(S69)、投影手段34に投影開始を要求する(S70)。投影手段34は、投影要求管理手段32からの要求に応じて、投影要求「要求ID=2」の投影を開始する(S71)。
投影要求管理手段32は、タブレットPC11−2の投影要求「要求ID=2」の割り込みが成功すると、ネットワーク通信手段31に、タブレットPC11−1の投影要求「要求ID=1」の投影終了を通知する(S72)。ネットワーク通信手段31は、タブレットPC11−1に対して投影が終了したことを通知する(S73)。
<割込判断テーブルの他の例>
図11は、割込判断テーブルの他の例を示す図である。図12は、ユーザ設定テーブルの一例を示す図である。図11に示す割込判断テーブルは、上述した図6に示す割込判断テーブルと比較すると、「先に実行している投影機能」が「UPnP投影機能」である場合に、コンテンツの種類ごとにユーザにより他のコンテンツの割り込み許可又は禁止を設定している点で異なる。
これにより、コンテンツの種類が「静止画」であってもユーザによって割り込みを禁止することが可能となり、コンテンツの種類が「動画」であってもユーザによって割り込みを許可することが可能となり、ユーザの利用形態に応じた設定が可能となる。
例えば、図11に示す割込判断テーブル37の「先に実行している投影機能」の「UPnP投影機能」の項目には、割り込み「OK」又は割り込み「NG」とする設定値が保持されていない。図11の例では、「UPnP投影機能」のコンテンツが「静止画」の場合に、ユーザ設定テーブル38に保持されている「静止画」の「現在値(ユーザの設定値)」を参照するように設定されている。
同様に、「UPnP投影機能」のコンテンツが「動画」の場合には、ユーザ設定テーブル38に保持されている「動画」の「現在値(ユーザの設定値)」を参照するように設定されている。なお、図12に示すユーザ設定テーブル38の「静止画」の「現在値」には割り込み「NG」と設定され、「動画」の「現在値」には割り込み「OK」と設定されている。
したがって、割込判断手段33は、図11に示す割込判断テーブル37を参照した後、図12に示すユーザ設定テーブル38の「動画」又は「静止画」の「現在値」にしたがって他のコンテンツの割り込みを判断する。
例えば、図12の例では、ユーザ設定テーブル38は、「大項目」、「中項目」、「設定方式」、「取りうる値」、「デフォルト値」、「現在値」等の項目を有している。「大項目」の「UPnP投影割り込み」の項目では、「中項目」として「静止画」及び「動画」の項目を有している。「静止画」及び「動画」の項目では、「設定方式」として「選択式」が設定され、「取りうる値」として「OK」又は「NG」が選択可能となっている。
「静止画」の項目では、例えば「デフォルト値」は「OK」が設定され、「動画」の項目では、例えば「デフォルト値」は「NG」が設定されている。図12の例では、「静止画」の項目において、ユーザ設定として「現在値」に「NG」が設定され、「動画」の項目において、「現在値」に「OK」が設定されている。
割込判断手段33は、図12の例では「動画」の項目において、「現在値」に「OK」と設定されているため、図6の例とは異なり、後から実行する投影機能が「PC画像投影機能」でも「UPnP投影機能」でも、他のコンテンツの割り込み「OK」と判断する。
上述のように、割込判断テーブルに対応させたユーザ設定テーブルを設けることで、ユーザの利用形態に応じてコンテンツの種類ごとにコンテンツの投影中の他のコンテンツの割り込みを許可するか設定し、他のコンテンツの割り込みを判断することが可能となる。
<ユーザ設定に対応した割込処理>
図13は、ユーザ設定に対応した割込許可処理シーケンスの一例を示す図である。図14は、ユーザ設定に対応した割込禁止処理シーケンスの一例を示す図である。図13の例は、例えば「UPnP投影機能」により「動画」を投影中に、他のコンテンツ投影開始要求を受け付けた場合に、ユーザ設定テーブル38を参照して、他のコンテンツの割り込みを許可する第3のケースを示している。
図13に示すS80〜S91の処理は、上述した図7に示すS30〜S41の処理と同様であるため、ここでの具体的な説明は省略する。なお、S91の処理では、ネットワーク通信手段31が、タブレットPC11−2からの投影開始要求を取得して、投影要求管理手段32に投影を要求する。
投影要求管理手段32は、実行中の投影要求があるため、割込判断手段33に対して、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報(UPnP投影機能、コンテンツの種類=動画等)を通知し、他のコンテンツの割り込み判断を依頼する(S92)。
割込判断手段33は、例えば、上述した図11に示す記憶手段36の割込判断テーブル37を参照し(S93)、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報に対応して、例えば「動画」の「現在値」の情報を取得すると、ユーザ設定テーブル38を参照する(S94)。割込判断手段33は、ユーザ設定テーブル38を参照して、例えば「動画」の「現在値」が割り込み「OK」であると判断すると、投影要求管理手段32に判断結果「割り込みOK」を通知する(S95)。
投影要求管理手段32は、割込判断手段33の判断結果「割り込みOK」に基づき、実行中の投影を中止するため、投影手段34に対して投影終了を要求する(S96)。以下、図13のS97〜S104の処理は、図9のS66〜S73の処理と同様の処理であるため、ここでの説明は省略する。
図14の例は、例えば「UPnP投影機能」により「静止画」を投影中に、他のコンテンツ投影開始要求を受け付けた場合に、ユーザ設定テーブル38を参照して、他のコンテンツの割り込みを禁止する第4のケースを示している。
図14に示すS110〜S121の処理は、上述した図7に示すS30〜S41の処理と同様であるため、ここでの具体的な説明は省略する。なお、S121の処理では、ネットワーク通信手段31が、タブレットPC11−2からの投影開始要求を取得して、投影要求管理手段32に投影を要求する。
投影管理手段32は、実行中の投影要求があるため、割込判断手段33に対して、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報(UPnP投影機能、コンテンツの種類=静止画等)を通知し、他のコンテンツの割り込み判断を依頼する(S122)。
割込判断手段33は、例えば、上述した図11に示す記憶手段36の割込判断テーブル37を参照し(S123)、現在実行中の投影要求のコンテンツ情報に対応して、例えば「静止画」の「現在値」の情報を取得すると、ユーザ設定テーブル38を参照する(S124)。割込判断手段33は、ユーザ設定テーブル38を参照して、例えば「静止画」の「現在値」が割り込み「NG」であると判断すると、投影要求管理手段32に判断結果「割り込みNG」を通知する(S125)。
投影要求管理手段32は、割込判断手段33の判断結果「割り込みNG」に基づき、ネットワーク通信手段31に「投影エラー」として終了したことを通知する(S126)。ネットワーク通信手段31は、タブレットPC11−2に、「投影エラー」として終了したことを通知する(S127)。
上述したように、コンテンツの種類ごとに設定されたユーザの利用形態に応じて、コンテンツ投影中における他のコンテンツの割り込みを許可するか判断することが可能となる。
<利用状況に対応した割込処理>
図15は、利用状況に対応した割込処理シーケンスの一例を示す図である。図15の例では、ユーザにより割り込み許可を設定しているコンテンツ投影中に、他のコンテンツ投影開始要求があった場合に、ユーザに対して問い合わせを行い、その問い合わせ結果に応じて、他のコンテンツの投影を開始するか判断する。
なお、図15のS130〜S144の処理は、図13のS80〜S94の処理と同様の処理であるため、ここでの具体的な説明は省略する。割込判断手段33は、S144の処理でユーザ設定テーブル38を参照して、例えば「動画」の「現在値」が割り込み「OK」であると判断すると、投影手段34に対して投影中である動画のコンテンツを一次停止するよう要求する(S145)。次に、割込判断手段33は、投影手段34に対して割り込みの問い合わせメッセージを表示するよう要求する(S146)。
ここで、投影手段34により表示された問い合わせメッセージに応じてユーザから割り込み許可(「割り込みOK」)が得られた場合と、ユーザから割り込み禁止(「割り込みNG」)指示が得られた場合とに分けて説明する。
割込判断手段33は、ユーザ入力手段35を介してユーザから「割り込みOK」が得られると(S150)、投影要求管理手段32に対して「割り込みOK」を通知する(S151)。投影要求管理手段32は、割込判断手段33から得られた「割り込みOK」に基づき、実行中の投影を中止するため、投影手段34に対して投影終了を要求する(S152)。以下、図15のS153〜S160の処理は、図9のS66〜S73の処理と同様の処理であるため、ここでの説明は省略する。
また、割込判断手段33は、ユーザ入力手段35を介してユーザから「割り込みNG」が得られると(S170)、投影要求管理手段32に対して「割り込みNG」を通知する(S171)。割込判断手段33は、投影手段34に対して一次停止した動画のコンテンツを再開するよう要求する(S172)。
投影要求管理手段32は、ネットワーク通信手段31に、他のコンテンツ投影開始要求が「投影エラー」として終了したことを通知する(S173)。ネットワーク通信手段31は、他のコンテンツ投影開始要求を行ったタブレットPC11−2に、「投影エラー」として終了したことを通知する(S174)。
<問い合わせメッセージの画面例>
図16は、問い合わせメッセージの画面の一例を示す図である。上述した図15のS146の処理で、投影手段34は、割込判断手段33により割り込みの問い合わせメッセージを表示するように要求されると、図16に示すように、一次停止した動画に重ねるように問い合わせメッセージ50を投影させる。
図16に示す問い合わせメッセージ50には、例えば「割り込み投影を要求されています。許可しますか?」等のメッセージが表示される。ここで、例えばユーザによりプロジェクタ10の操作手段10aの左右キーで「はい(=割り込みを許可する)」、「いいえ(=割り込みを許可しない)」が選択され、決定キーが押下されることで「はい」又は「いいえ」の指示が入力される。
上述したように、ユーザにより他のコンテンツの割り込み許可を設定しているコンテンツ投影中であっても、他のコンテンツ投影開始要求があった場合に、ユーザに対して割り込みの問い合わせを行うことが可能となる。これにより、ユーザ設定が固定ではなく、プロジェクタ10の利用状況に応じて、ユーザ自身が割り込み許可又は禁止を最終決定することが可能となり、投影中における他のコンテンツの割り込むタイミングを制御することが可能となる。
また、問い合わせメッセージ50を投影していたコンテンツの画面に投影することで、画面を見ているユーザ(例えば、会議参加者全員)が合意して割り込み許可又は禁止を決定することが可能となる。更に、問い合わせメッセージ50においてユーザが割り込み禁止を選択する場合、その選択を行うまでに再生された動画を見逃す可能性があるが、実行中の投影を一次停止して問い合わせを行うことにより、動画の見逃しを防止することが可能となる。
<ユーザの再確認設定に対応した割込処理>
図17は、ユーザの再確認設定に対応した割込処理シーケンスの一例を示す図である。図18は、ユーザの再確認設定テーブルの一例を示す図である。図17及び図18の例では、上述した問い合わせメッセージを表示するかについて、予めユーザ設定テーブル38に設定しておく。これにより、他のコンテンツの割り込みを禁止したい場合に、毎回問い合わせメッセージを表示することを防止することが可能となる。
なお、図17のS180〜S194の処理は、図15のS130〜S144と同様の処理のため、ここでの具体的な説明は省略する。割込判断手段33は、S194の処理でユーザ設定テーブル38を参照して、例えば「UPnP投影割り込み」に対する「再確認」の項目における「現在値」を取得する(S195)。
ここで、「再確認」の項目の「現在値」が「OFF」になっていた場合と、「ON」になっていた場合とに分けて説明する。割込判断手段33は、S195の処理で取得した「再確認」の項目の「現在値」が「OFF」の場合には、ユーザに上述した問い合わせを行わず、ユーザ設定テーブル38の「動画」又は「静止画」の「現在値」に応じて投影中の動画に対して割り込みを行うか判断する。
図17の例では、投影中のコンテンツが「動画」であり、ユーザ設定テーブル38の「動画」の「現在値」が「割り込みOK」となっているため、割込判断手段33は、投影要求管理手段32に対して「割り込みOK」を通知する(S200)。以下、図17のS201〜209の処理は、図15に示すS152〜S160の処理と同様の処理であるため、ここでの説明は省略する。
割込判断手段33は、S195の処理で取得した「再確認」の項目の「現在値」が「ON」の場合には、図15のS146の処理と同様に、投影手段34に対して割り込みの問い合わせメッセージを表示するよう要求する。割込判断手段33は、ユーザからの問い合わせ結果で他のコンテンツの割り込みを最終的に判断し、図15のS150〜S174の処理にしたがうと良い。
図18に示すユーザの再確認設定テーブルでは、「UPnP投影割り込み」の項目における「再確認」の項目に対応する「現在値」が「ON」と設定されている。したがって、割込判断手段33は、図15のS146の処理と同様に、投影手段34に対して割り込みの問い合わせメッセージを表示するよう要求し、ユーザの問い合わせ結果に応じて割り込みを判断する。
上述した実施形態によれば、コンテンツをスクリーン上に投影して表示する表示要求の他、PCやタブレット端末等の情報機器のディスプレイ上でコンテンツを表示する表示要求等に対して適切な割り込み制御を実現することが可能となる。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。なお、上述した実施形態で説明した表示装置と、コンテンツサーバとが接続されたシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステムが構成されても良い。
以上、開示の技術の好ましい実施形態について詳述したが、開示の技術に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された開示の技術の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 表示システム
10 プロジェクタ(表示装置の一例)
11 タブレットPC
12 ノートPC
13 コンテンツサーバ
31 ネットワーク通信手段
32 投影要求管理手段(情報取得手段の一例)
33 割込判断手段(判断手段の一例)
34 投影手段(表示手段の一例)
35 ユーザ入力手段
36 記憶手段
37 割込判断テーブル
38 ユーザ設定テーブル
41 入力装置
42 表示装置
43 RAM
44 ROM
45 HDD
46 CPU
47 インタフェース装置
48 ドライブ装置
特許第4966577号公報

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続される外部装置から受信したコンテンツを表示する表示装置であって、
    前記ネットワークを介して受信した前記コンテンツに関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記コンテンツのうち、第1のコンテンツを表示中に、第2のコンテンツを受信した場合に、前記情報取得手段により得られた前記第1のコンテンツに関する情報を用いて、前記第2のコンテンツによる割込を許可するか、禁止するかを判断する判断手段と、
    を有し、
    前記判断手段は、
    前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができるコンテンツである場合、前記指定に応じて、前記第2のコンテンツの割込を許可するか、禁止するかを判断し、
    前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができないコンテンツである場合、前記第1のコンテンツの種類と、前記コンテンツの種類に対して予め設定された設定値とに応じて、前記第2のコンテンツの割込を許可するか、禁止するかを判断することを特徴とする表示装置。
  2. 前記情報取得手段は、
    前記コンテンツに関する情報として、前記コンテンツの種類を取得し、
    前記判断手段は、
    前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができないコンテンツである場合、
    前記情報取得手段により得られた前記第1のコンテンツの種類が動画であれば、前記第2のコンテンツの表示を禁止し、前記コンテンツの種類が静止画であれば、前記第2のコンテンツの表示を許可することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記判断手段は、
    前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができないコンテンツである場合、
    前記コンテンツの種類に対して設定されたユーザの設定値に応じて、前記第2のコンテンツの表示を許可することを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  4. コンテンツを表示する表示装置と、前記コンテンツを保持するコンテンツサーバとがネットワークを介して接続された表示システムであって、
    前記表示装置は、
    前記ネットワークを介して受信した前記コンテンツに関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記コンテンツのうち、第1のコンテンツを表示中に、第2のコンテンツを受信した場合に、前記情報取得手段により得られた前記第1のコンテンツに関する情報に基づき、前記第2のコンテンツによる割込を許可するか、禁止するかを判断する判断手段と、
    を有し、
    前記判断手段は、
    前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができるコンテンツである場合、前記指定に応じて、前記第2のコンテンツの割込を許可するか、禁止するかを判断し、
    前記第1のコンテンツが、他のコンテンツによる割込の許可又は禁止を指定することができないコンテンツである場合、前記第1のコンテンツの種類と、前記コンテンツの種類に対して予め設定された設定値とに応じて、前記第2のコンテンツの割込を許可するか、禁止するかを判断することを特徴とする表示システム。
  5. コンピュータを、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の表示装置が有する各手段として機能させるための表示プログラム。
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