JP6145614B2 - 端末装置、メッセージ表示システム、端末装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的の1つは、メッセージの閲覧に興味を与えて、長く続けさせることへの動機付けを可能にする技術を提供することにある。
本説明において、「メッセージ」とは、本文である文字情報をいうときもあるが、これに限られず、静止画像や、動画像、音声であっても良いし、これらを含んでも良い。したがって、「メッセージの閲覧」には、動画像や音声などの再生も含まれる。「算出」には、演算や、計算、数値変換などのほかに、テーブルなどの記憶部から読み出すことも含まれる。「相手利用者から発信されたメッセージ」とは、相手利用者の操作に基づいて当該相手利用者が操作する端末装置から発信(投稿、送信)されたメッセージであることをいう。
また、「相手利用者についての利用者情報」とは、広義には、相手利用者の性別や、年齢、趣味、住所、連絡先、名前(実名、仮名)などのように利用者に関する情報であり、狭義には、次に説明するような差出人情報である。
なお、記述的情報については、画像情報と同様に親密度に関連付けられた濃淡または明るさで表示させると、メッセージを送信した相手利用者が特定できなくなるので、一定の表示態様で表示させても良い。
また、本発明において、前記算出部(234)は、所定の条件を充足した場合に、当該条件を充足した相手利用者の親密度を下げるようにしても良い。
なお、上記プログラムは記録媒体に記録させても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
上記プログラムには、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶される上記プログラムのコードは、端末装置(20)で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでも良い。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置(20)で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、上記プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置(20)で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていても良い。
携帯電話機のような端末装置にアプリケーションプログラム(チャットアプリ)を利用者が実行させることにより、予め登録された相手と1対1のチャットや、複数の相手とグループを構成してグループ同士でのグループチャットが可能になる。
このようなチャットでは、端末装置の利用者(端末利用者)が当該端末装置を操作してチャットの相手となるグループを選択するとともに、メッセージを送信(投稿)する操作をすると、当該メッセージが管理サーバを経由して、当該グループを構成するメンバーの端末装置に送信される。一方、当該メッセージは、端末利用者の端末装置でも当該グループに関連付けられて記憶される。また、端末利用者が参加するグループのいずれかのメンバーの端末装置からメッセージが送信されると、当該メッセージは、管理サーバを経由して端末利用者の端末装置に受信されるとともに、当該グループに関連付けられて記憶される。したがって、端末利用者の端末装置では、自己が参加しているグループで交わされたメッセージがグループに関連付けられてメッセージ履歴として記憶される。そして、端末利用者の端末装置において、あるグループが選択されると、当該グループに関連付けられたメッセージが、当該メッセージ履歴を用いて送信日時(投稿日時)の順で表示される。
これにより、メンバー同士において1つのタイムラインを共有した擬似的なチャットが行われることになる。ここで、メッセージの表示時にあっては、発言者(送信者)が誰であるのかを特定できるように、当該送信者の名前(仮名、ニックネーム、スクリーンネームなど)およびプロフィール画像(写真像やイラスト像など)がメッセージに関連付けられて表示される。
そこで、本実施形態に係る端末装置では、次のようにして、ネット知人などであってもチャットが長く続けることへの動機付けができるような構成とした。
この図に示されるように、チャット時に端末装置では、メッセージの本文が、当該メッセージの発言者の名前およびプロフィール画像と、当該メッセージの投稿時間と関連付けられて表示される。
本実施形態では、このメッセージの表示において、親密度という概念を導入する。ここで、親密度とは、端末利用者からみて、チャット相手(相手利用者)への親密性の大きさを示す値である。親密度の高低についての詳細には後述するが、例えば端末利用者が相手利用者にメッセージを送信などすれば、当該相手利用者への親密度が高くなり、逆に、端末利用者が相手利用者にメッセージを送信しなければ、当該相手利用者への親密度が低くなるように構成されている。
図2は、本発明の実施形態に係る端末装置を含むシステムの全体的な構成を示す図である。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、20−4、…が、移動通信網Nb、ゲートウェイ15およびインターネットNaを介して管理サーバ10に接続された構成となっている。端末装置20−1、20−2、20−3、…については、一般的に説明するために、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
管理サーバ10は、図2においては1台で構築されているが、2台以上に分散させるとともに外部からみたときに仮想的に1台であるかのようにみえる構成としても良い。一方で、管理サーバ10の一部の機能を他のサービスを提供しているサーバで構築しても良い。また、管理サーバ10が中継サーバを介して端末装置20と接続するように構成しても良い。
なお、端末装置20を用いてチャットするには、当該端末装置20チャットアプリをインストールするだけでは足りず、後述するように管理サーバ10からアカウントを取得することが必要である。
ここで、特定可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
この図においては、システム1のうち、管理サーバ10と、複数台のうち、ある1台について着目した端末装置20とで構築される機能ブロックを示している。
この図に示されるように、端末装置20の側では、表示部205、操作検出部231、管理部233、送信部236および表示制御部241のほか、データベース218において端末利用者情報記憶部TB21、グループ記憶部TB22、相手利用者情報記憶部TB23、メッセージ記憶部TB24の4つの記憶部が構築される。なお、これらの4つの記憶部の詳細については後述する。表示部205は、表示パネル210の表示領域に設けられて、各種の内容を表示する。
管理部233は、親密度を算出する算出部234を内包しており、管理サーバ10にメッセージなどを送信する場合に各種情報を添付して送信部236に供給するほか、管理サーバ10から各種情報を受信したり、4つの記憶部を管理したり、表示部205での表示に必要な情報を表示制御部241に供給したりする。
送信部236は、管理部233から供給されたメッセージを、添付された各種情報とともに管理サーバ10に送信する。
なお、後述する受信処理や定期処理が実行される場合、上記チャットアプリが実行されていなくても、算出部234を含む管理部233、グループ記憶部TB22、相手利用者情報記憶部TB23およびメッセージ記憶部TB24が構築される。
受付部121は、端末装置20から各種情報が添付されたメッセージ等を受け付ける。
また、管理サーバ10における利用者/グループ記憶部TB11では、利用者全員とすべてのグループとについて情報が登録されたものであり、後述する端末装置20において、グループ記憶部TB22では、当該端末装置20とチャット可能なグループについての情報が利用者/グループ記憶部TB11から転送されて登録され、相手利用者情報記憶部TB23では、当該グループを構成する相手利用者の情報が利用者/グループ記憶部TB11から転送されて登録されたものである。
また、図2におけるインターネットNaや、ゲートウェイ15、移動通信網Nb、また、図3におけるI/F105、図4における通信ユニット204などについては、情報やメッセージ等の伝送経路に過ぎないので、図5において図示を省略している。
本実施形態では、端末利用者が自己の端末装置20を用いてチャット相手にメッセージの送信を指示すると、当該メッセージに、当該端末利用者を示す情報(差出人情報)などの様々な情報が添付されて当該チャット相手の端末装置20に、管理サーバ10を経由して送信される。端末利用者情報記憶部TB21は、端末装置20の端末利用者の差出人情報を記憶したものである。
この図に示されるように、端末利用者情報記憶部TB21は、端末利用者の利用者IDに対して、利用者の差出人情報が対応付けられて記憶されている。ここで、利用者IDは、利用者を一意に識別するための情報であり、上述したように、管理サーバ10によって生成されたものが登録される。
差出人情報には、記述的情報である利用者の名前情報と、画像情報である利用者のプロフィール画像情報とがある。このうち、名前情報には、チャットにおいて相手利用者が端末利用者を識別できるような名前が登録され、当該端末利用者の実名に限られずニックネームなども用いられる。プロフィール画像情報には、当該利用者の写真像や、イラスト像などが登録され、利用者によって選択または編集されたものが用いられる。なお、プロフィール画像情報については、実体的な画像情報そのものではなく、当該画像情報のリンク先(参照先)であっても良い。いずれにしても、利用者ID等から、プロフィール画像情報を取得できる手段が講じられていれば良い。
なお、図6では、利用者IDが「aa11」である端末利用者の端末装置20に登録された端末利用者情報記憶部TB21の例である。
グループ記憶部TB22は、チャットにおける相手をグループ単位で、端末装置20の側で管理するためのものである。
この図に示されるように、グループ記憶部TB22では、当該端末装置20とチャット可能なグループを一意に識別するグループID毎に、名称(名前)情報と、グループを構成するメンバーの利用者IDとが関連付けられて記憶される。
このうち、名称情報には、グループを構成するメンバーが端末装置20の利用者である本人(端末利用者)を含んで3名以上であれば、グループの名称が登録され、メンバーが端末利用者を含んで2名であれば相手利用者の名前が登録される。ただし、2名である場合に相手利用者の名前を事後的にグループの名称に変更できるようにしても良い。また、2名である場合にメンバーが追加されて3名以上となるとき、入力されたグループの名称に登録内容が変更される。なお、3名以上であってもグループに参加した利用者の名前を繋げた名称で登録され、事後的にグループの名称に変更できるようにしても良い。
グループ記憶部TB22は、端末装置20からみたときのグループメンバーを記憶するものであるから、各グループのメンバーには端末利用者が必ず含まれる。図の例では、利用者IDが「aa11」である者が端末利用者である。
また、端末利用者からみた相手利用者は、複数のグループにまたがってメンバーとして登録されても良い。
グループ記憶部TB22では、グループを構成するメンバーの利用者IDが登録されている。このグループ記憶部TB22に対し、利用者IDに対応する相手利用者のそれぞれついての情報を記録するのが、相手利用者情報記憶部TB23である。
この図に示されるように、相手利用者情報記憶部TB23では、利用者ID毎に、当該利用者IDで特定される相手利用者の差出人情報と、端末利用者からみた当該相手利用者の親密度とが記憶される。本実施形態において、親密度は、例えば「0」から「999」までの範囲であって、単位をポイント(pt)としている。なお、図の例において親密度は、整数値で図示しているが、次に説明するように実際には小数を伴う値である。
詳細には、本実施形態において、
第1のアップ条件(※1)として、端末利用者が相手利用者にメッセージを投稿(送信)したときとし、
第2のアップ条件(※2)として、端末利用者が相手利用者にメッセージを投稿(送信)してから所定時間(例えば3分)以内に、当該相手利用者が当該メッセージの受信を確認(既読)したときとし、
第3のアップ条件(※3)として、端末利用者が相手利用者にメッセージを投稿(送信)してから所定時間(例えば5分)以内に、当該相手利用者が端末利用者に向けてメッセージを返信したときとする。
そして、第1のアップ条件(※1)を充足したとき、当該相手利用者の親密度に1ポイントが加算され、第2のアップ条件(※2)を充足したとき、当該相手利用者の親密度に2ポイントが加算され、第3のアップ条件(※3)を充足したとき、当該相手利用者の親密度に3ポイントが加算される内容となっている。
一方、ダウン条件(※4)として、
端末利用者が相手利用者に最後にメッセージを投稿(送信)してから、次のメッセージを送信するまでに所定期間(例えば72時間)経過したときとする。
そして、ダウン条件(※4)を充足したとき、当該相手利用者の親密度が10ポイント減算される内容となっている。
端末利用者を含めてn人(nは3以上の整数)で構成されるグループチャットにおいて第1のアップ条件(※1)を満たす場合には、加算するポイントは、チャット相手の人数分(n−1)で割った値とする。例えば、1対1のチャットにおいて端末利用者が相手利用者にメッセージを送信したときに、当該相手利用者の親密度は1ポイント加算されるが、メンバー数が端末利用者を含めた5人のグループチャットにおいて端末利用者がメッセージを送信したときに、4名のメンバーの親密度はそれぞれ0.25ポイント加算される内容となる。
また、グループチャットにおける第2のアップ条件(※2)と第3のアップ条件(※3)については、グループメンバーのうち、条件を充足したメンバーの親密度に、1対1チャットで加算するポイントを人数分(n−1)で割った値が加算される。
グループチャットにおけるダウン条件(※4)についても、グループメンバーのうち、条件を充足したメンバーの親密度が、10ポイントを人数分(n−1)で割った値だけ減算される。
なお、プロフィール画像がビットマップ形式で構成されるとともに、構成ピクセルのRGB成分のそれぞれが「0」(濃)〜「255」(淡)の階調で指定される場合に、プロフィール画像に対する濃度を20%にする処理とは、最高値の「255」から、構成ピクセルのRGB成分にそれぞれ係数として0.2を乗じた値を引いた階調で表示させる処理をいう。したがって、この場合、親密度に応じた態様で表示されるプロフィール画像は、親密度が高くなるにつれて、淡い状態から、オリジナルのプロフィール画像情報が有する濃度へと徐々に変化することになる。
ここでは、説明を簡略化するために、親密度を第1段階から第5段階までの5つに区分しているが、それ以下であっても良いし、それ以上であっても良い。
また、最初の第1段階では、濃度を0%にしても良い。なお、濃度を0%にするということは白表示することであり、情報量がゼロであるので、専用の画像を表示するようにしても良い。
本実施形態において、端末装置20では、相手利用者から送信されたメッセージ等が、管理サーバ10を経由して逐一受信される。このときに受信されたメッセージ等の格納先がメッセージ記憶部TB24である。なお、受信したメッセージ等には、本体である文字情報のほかに、様々な付帯情報が添付されている。
この図に示されるように、メッセージ記憶部TB24では、メッセージを一意に識別するために管理サーバ10によって付与される投稿ID毎に、当該メッセージを投稿した利用者を示す投稿者IDと、チャット相手のグループのグループIDと、当該メッセージが送信された日時を例えば年月日時分秒で示す投稿日時情報と、本体であるメッセージの文字情報と、既読フラグとが互いに関連付けられて記憶されている。このうち、投稿者IDには、投稿者の利用者IDが用いられる。
一方、端末利用者の端末装置20から管理サーバ10に送信されるメッセージには、付帯情報のうち、投稿IDが含まれない状態で添付される。ただし、管理サーバ10が、チャット相手の端末装置20に転送する際に、当該管理サーバ10の管理部123は、当該メッセージを識別する投稿IDを付与して付帯情報に含ませる。
また、端末利用者がメッセージを送信する操作をしたとき、当該メッセージは、投稿IDを含まない付帯情報とともに、管理サーバ10を経由しないで、直接、自己の端末装置20におけるメッセージ記憶部TB24に格納される場合がある。ただし、この場合でも、管理サーバ10が、メッセージの受信通知とともに投稿IDを返信するので、当該端末装置20では、返信された投稿IDが当該メッセージに関連付けられてメッセージ記憶部TB24に格納される。
本実施形態では、後述するチャット相手一覧画面においてチャット相手となるグループが選択されると、チャット投稿・表示画面が表示されて、当該グループで送信されたメッセージが表示される。このため、メッセージの既読とは、チャット相手一覧画面において当該相手利用者を含むグループが選択されたことと同義である。詳細には、メッセージの既読とは、相手利用者(の端末装置20)によって送信されたメッセージが付帯情報とともにメッセージ記憶部TB24にグループに関連付けられて格納された後に、チャット相手一覧画面において当該相手利用者を含むグループが選択されたこと、または、当該格納時に当該グループが選択されていることと同義である。
このため、詳細については後述するが、チャット相手からのメッセージが端末装置20で受信されると、当該メッセージは、メッセージ記憶部TB24に、既読フラグとして「0」がセットされた状態で格納される。その後、当該チャット相手を含むグループが選択されると、当該メッセージの既読フラグが「1」に変更される。または、チャット相手からのメッセージが端末装置20で受信された時点で、当該チャット相手を含むグループが選択されていれば、当該メッセージは、既読フラグに「1」がセットされた状態でメッセージ記憶部TB24に格納される。
次に、システム1の動作について説明する。
まず、端末装置20において、チャットするために端末利用者が所定の操作をしたとき、例えばメインメニュー画面(図示省略)において当該チャットに対応したアイコンなどをタップ操作したとき、上記チャットアプリが起動される。チャットアプリが起動されると、管理部233は、チャット相手一覧画面の表示に必要な情報を各記憶部から取得して、表示制御部241に供給する。
詳細には、管理部233は、端末利用者の名前情報を端末利用者情報記憶部TB21から取得する一方、チャットが可能なグループについての情報をグループ記憶部TB22から取得し、そのグループの構成メンバーについての名前情報、プロフィール画像情報および親密度を、相手利用者情報記憶部TB23から取得する。このとき、管理部233における算出部234は、端末利用者を含んで3名以上のグループの親密度については、当該端末利用者を除いたメンバーの親密度の平均値で算出する。また、管理部233は、メッセージ記憶部TB24にアクセスし、既読フラグが「0」であるものについて、グループ毎に集計する。これらの情報を表示制御部241に供給する。
表示制御部241は、供給された情報に基づいて、チャットが可能な相手一覧画面を作成して、表示部205に表示させる。これにより、表示部205においては、チャット相手一覧画面が表示される(ステップSb11)。
このチャット相手一覧画面において、表示制御部241は、端末利用者とチャット可能な相手を、親密度の高い順に図において上から一覧させる。ここでいう親密度は、チャット相手が端末利用者を含んで3名以上のグループであれば、当該端末利用者を除いたメンバーの親密度の平均値であって、算出部234によって算出されたものが用いられる。また、2名のグループであれば、相手利用者の親密度であり、相手利用者情報記憶部TB23に記憶されたものがそのまま用いられる。
表示制御部241は、チャット相手一覧画面において相手利用者の名前の表示部分近傍に、当該相手利用者に対応付けられているプロフィール画像を、親密度に応じた濃度で表示させる。このチャット相手一覧画面では、チャット可能な相手が親密度の高い順で表示されるので、表示されるプロフィール画像の濃度は上から下に向かって低下することになる。
さらに、表示制御部241は、チャット相手一覧画面において、図の上側右隅にボタン252を表示させる。このボタン252は、チャットアプリの終了を指示するソフトウェアボタンである。
なお、この例では、チャットが可能な相手を1対1チャットとグループチャットと混在させて親密度の高い順に一覧表示させているが、例えば2画面に分け、一方の画面で1対1チャットが可能な相手を親密度の順に一覧表示させ、他方の画面でグループチャットが可能なグループを親密度の平均値の順に一覧表示させても良い。このとき2画面についてはフリックなどによって切り替え可能とする構成が好ましい。また、グループチャットが可能なグループを一覧表示させるときに、親密度に基づいた順番ではなく、グループの名称に基づいた昇順(例えばアルファベット表記としたときのA、B、C、…順)や降順(例えばアルファベット表記としたときのZ、Y、X、…順)などの順番で一覧させても良い。
適切な操作がなされたとき(ステップSb12の判別結果が「Yes」になったとき)、操作検出部231は、まず、当該操作がボタン252の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb13)。
このような処理の例としては、ボタン251への操作や、チャット相手一覧画面のフリックである。このうち、ボタン251への操作である場合、操作検出部231は、当該操作の検出を管理部233に通知し、管理部233は、当該ボタン251に対応するグループの構成メンバーについての情報を取得する。
詳細には、管理部233は、第1に、端末利用者情報記憶部TB21にアクセスしてこの端末装置20を操作する端末利用者の情報(利用者ID、差出人情報)を取得し、第2に、グループ記憶部TB22にアクセスして当該グループのメンバーの利用者IDを取得し、第3に、相手利用者情報記憶部TB23にアクセスして、当該利用者IDに対応する差出人情報および親密度を取得し、第4に、取得した情報を表示制御部241に転送する。
この4名のうち、利用者IDが「aa11」である利用者は、端末利用者情報記憶部TB21から取得した端末利用者であるから、上から1番目に表示されている。残る3名については、図8を参照しても判るように、親密度の高い順に利用者IDが「aa16」、「aa33」、「aa12」である。このため、当該グループを構成するメンバーについては、この順番で、名前と、親密度に応じた濃度のプロフィール画像とが表示される。
ステップSb28の後、処理手順がステップSb11におけるチャット相手一覧画面の表示に戻る。
この受信処理は、管理サーバ10からチャットに関する情報を受信したことを契機として実行される。詳細には、受信処理は、チャットアプリが実行されていなくても、また、チャットアプリが実行されていても、当該チャットアプリとは独立かつ並行して実行される。
このうち、第1については、親密度の第3のアップ条件(※3)を充足しているか否かを判別するために用いられる。なお、相手利用者の端末装置から送信されたメッセージは、管理サーバ10を経由して、端末利用者の端末装置で受信されるが、管理サーバ10からのメッセージには、メッセージ本体である文字情報のほかに、付帯情報として、投稿IDと、投稿者IDと、グループIDと、投稿日時情報、投稿者の差出人情報(名前情報およびプロフィール画像情報)とが添付されている。
第2については、親密度の第2のアップ条件(※2)を充足しているか否かを判別するために用いられる。
第3については、自己の端末装置20でメッセージの送信を指示したときに、当該メッセージが投稿IDを除いた付帯情報とともにメッセージ記憶部TB24に格納されるので、このときに不足している投稿IDを補うために用いられる。
なお、第4について当該変更後のメンバーに関する情報は、すでにグループ記憶部TB22、相手利用者情報記憶部TB23で説明した通りである。
所定時間以内であれば(ステップSb103の判別結果が「Yes」であれば)、第3のアップ条件(※3)を充足したことになるので、管理部233は、1対1チャットのグループであれば、当該投稿者(利用者)IDの親密度に3ポイントを加算する(ステップSb104)。なお、1対1チャットのグループでなければ、3ポイントを当該グループにおけるチャット相手の人数分(n−1)で割った値だけ、各メンバーの親密度のそれぞれに加算する。
一方、所定時間以内でなければ(ステップSb103の判別結果が「No」であれば)、または、ステップSb104の処理後、管理部233は、管理サーバ10から受信したメッセージを、当該付帯情報とともにグループIDに関連付けてメッセージ記憶部TB24に格納する(ステップSb105)。
一方、チャットアプリが実行されていない場合、または、チャットアプリが実行されている場合でも当該グループIDのグループが選択されていないとき、管理部233は、受信したメッセージの既読フラグとして「0」をセットする。
既読通知であれば(ステップSb106の判別結果が「Yes」であれば)、管理部233は、第1に、メッセージ記憶部TB24にアクセスして、既読通知を返信した端末装置の相手利用者に対して端末利用者が最後にメッセージを送信した投稿日時情報を取得し、第2に、取得した投稿日時情報から既読通知を受信するまでの時間が所定時間(例えば3分)以内であったか否かを判別する(ステップSb107)。すなわち、管理部233は、端末利用者が相手利用者にメッセージを送信してから、当該相手利用者が当該メッセージを閲覧するまでの時間が所定時間以内であったか否かが判別される。
所定時間以内であれば(ステップSb107の判別結果が「Yes」であれば)、第2のアップ条件(※2)を充足したことになるので、管理部233は、1対1チャットのグループであれば、当該利用者IDの親密度に2ポイントを加算する(ステップSb108)。なお、1対1チャットのグループでなければ、2ポイントを当該グループにおけるチャット相手の人数分(n−1)で割った値だけ、各メンバーの親密度のそれぞれに加算する。
また、受信した情報が投稿IDでなければ(ステップSb109の判別結果が「No」であれば)、当該情報は、グループ変更後のメンバーに関する情報である。このため、管理部233は、当該変更後の構成メンバーに関する情報をグループ記憶部TB22に、当該メンバーに関する差出人情報を相手利用者情報記憶部TB23に、それぞれ反映させる(ステップSb111)。
メッセージ記憶部TB24では、相手利用者の端末装置20から送信されるとともに管理サーバ10を経由したメッセージが、この受信処理によってグループに関連付けられて逐一格納される一方で、端末利用者が自己の端末装置20で送信の操作をしたメッセージが、管理サーバ10を経由しないで直接グループに関連付けられて格納されるので、一種のメッセージ履歴が形成されることになる。
そして、このようなメッセージ履歴を用いて表示されるのが、チャット投稿・表示画面である。
このときに読み出したメッセージのなかに、既読フラグが「0」であるものが含まれていたとき、管理部233は、当該既読フラグを「1」に変更するともに、当該メッセージを端末利用者が閲覧したことを示す既読通知を、投稿者IDに係る相手利用者の端末装置に送信する。
詳細には、表示制御部241は、転送されたメッセージを、付帯情報の投稿日時情報で示される時間の順にソートして、例えば新しいものほど、表示部205の上側になるように配列させて表示させる。このため、図の例において、メッセージ表示(1)、(2)、(3)、(4)、(5)のうち、メッセージ表示(1)が最新であって、下に向かうほど古くなる。
一方、メッセージの本文は、当該プロフィール画像から発せられたように吹き出しで囲まれて表現されている。このときのプロフィール画像は、利用者の親密度に応じた濃度で表示される。
このようにして、当該端末装置20の端末利用者と他のメンバーとが時系列で、あたかもチャットしているかのような場が共有されることになる。
表示部205におけるメッセージ表示のうち、自己によるメッセージ表示については、他のメンバーによるメッセージ表示と区別できる態様で表示するようにしても良い。例えば、プロフィール画像を省略したり、メッセージの吹き出しの形状を他と異ならせたり、メッセージ本文の表示色やフォントなどを異ならせたりしても良い。
このため、何らかの適切な操作がなされるまで、処理手順がステップSb23→Sb24→(Sb23)という経路で循環するので、チャット投稿・表示画面が継続するとともに、循環経路の途中で、受信されたメッセージが受信処理によってメッセージ記憶部TB24に記憶されると、そのメッセージが選択しているグループに関連付けられていれば、表示部205に追加表示されることになる。
ボタン255への操作であったとき(ステップSb25の判別結果が「Yes」であったとき)、操作検出部231は、当該操作時点においてメッセージ入力部214に入力されたメッセージの内容を管理部233に供給する。
管理部233は、当該指示がなされたときの時刻情報をRTC206から取得して、当該メッセージの投稿日時情報とする。なお、メッセージの投稿日時情報として、管理サーバ10が当該メッセージを受信したタイミングで管理サーバ10のRTC106から取得した時刻情報を用いても良い。
また、管理部233は、端末利用者情報記憶部TB21から自己の差出人情報(利用者の名前情報およびプロフィール画像情報)を取得する。
そして、管理部233は、メッセージ入力部214に入力されたメッセージ(本文)に、端末利用者の利用者IDと、投稿日時情報と、先のステップSb21で選択されたチャット相手のグループIDと、差出人情報とを付帯情報として添付して、メッセージ記憶部TB24に格納する。なお、この時点では、まだ、投稿IDが付与されていない。
一方、管理部233は、操作検出部231から供給されたメッセージを付帯情報とともに送信部236に供給し、送信部236は、メッセージおよび付帯情報を管理サーバ10に送信する(ステップSb26)。
この後、処理手順はステップSb23に戻る。
そして、転送部125は、受け付けられたメッセージを、管理部123によって特定された転送先の端末装置20に転送する。
これにより、転送先の端末装置20では、当該メッセージ等が受信処理(図11参照)によってメッセージ記憶部TB24においてグループIDに関連付けられて格納される(ステップSb105)。したがって、転送先の端末装置20では、当該チャットアプリが実行されて、同じグループが選択されていれば、チャット投稿・表示画面の表示(ステップSb23)においてそのメッセージが表示部205において追加表示されることになる。
このようにして、グループのメンバー同士においては、送信されたメッセージが共有されることになる。
なお、管理サーバ10は、付与した投稿IDをメッセージの受信通知とともに当該メッセージを送信した端末利用者の端末装置20に返信する。これにより、当該端末装置20では、管理サーバ10から返信された投稿IDがメッセージ記憶部TB24において先のメッセージに関連付けられて格納される(ステップSb110)。
ボタン255への操作であったとき(ステップSb30の判別結果が「Yes」であったとき)、処理手順がステップSb11におけるチャット相手一覧画面の表示に戻る。
次に、定期処理について説明する。この定期処理は、チャットアプリがインストールされた端末装置20において、定期的に(例えば1時間毎に)起動される。すなわち、この定期処理は、チャットアプリが実行されていなくても、また、チャットアプリが実行されていても、当該チャットアプリとは独立かつ並行して実行される。
なお、この定期処理の目的は、ダウン条件(※4)を充足するか否かを判別するとともに、充足するものがあれば、該当する親密度を減算させるためである。このため、定期処理の実行周期は、ダウン条件(※4)の所定期間よりも短い間隔に設定される。
まず、管理部233は、メッセージ記憶部TB24にアクセスして、グループ毎に、端末利用者が最後にメッセージを送信した投稿日時情報を取得する(ステップSb201)。次に、管理部233は、取得した投稿日時情報から、RTC206で取得した現在の時刻情報に至るまでの時間が、所定期間(例えば72時間)以上経過したものが存在するか否かを判別する(ステップSb202)。
存在するものがあるとき(ステップSb202の判別結果が「Yes」であるとき)、管理部233は、1対1チャットのグループであれば、グループメンバーのうち、端末利用者以外のメンバーの親密度を10ポイントだけ減算する(ステップSb203)。なお、1対1チャットのグループでなければ、10ポイントを当該グループにおけるチャット相手の人数分(n−1)で割った値だけ、各メンバーの親密度のそれぞれを減算する。ステップSb202の判別結果が「No」であるとき、または、ステップSb203の後、この定期的は終了する。ただし終了した時点から、設定された時間が経過した時点で再度起動される。
一方で、チャットをしないでいると、ダウン条件(※4)が充足されるので、チャット相手の親密度が低下する。このため、一時的にコミュニケーションが活発になって親密度が高くなっても、チャットしないで放置していると、親密度が低下する。したがって、現時点においてコミュニケーションが活発である相手利用者が誰であるのかを、端末利用者からみて明確にすることができる。
特に、チャット相手一覧画面では、親密度の高い順に、チャットが可能な相手が一覧されるので、現時点においてコミュニケーションが活発である相手利用者が誰であるのかが一目瞭然である。
一方で、親密度が低い相手も判る。このため、どの相手に対しても親密度を高めるという目的があるならば、どの相手とコミュニケーションをとるべきか、という選択の一助にもなる。その意味において、チャット相手一覧画面では、親密度の低い順に、チャットが可能な相手が一覧されるようにしても良いし、高い順で表示するのか、低い順で表示するのかを切り替え可能としても良い。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。なお、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一または複数を適宜に組み合わせることもできる。
実施形態では、プロフィール画像を親密度に応じた濃度で表示させたが、これに限られない。例えば、プロフィール画像情報に、親密度が高くなるにつれてオリジナルに近くなるようなモザイク処理を施しても良い。
ここでいうモザイク処理とは、例えばオリジナルのプロフィール画像情報を、m×mのピクセルを1単位として分割するとともに、各単位を平均化して元のm×mピクセルに適用する処理である。このときのmをモザイクタイルの1辺としている。
また、親密度を段階で区切ることなく、親密度を関数の引数とする処理を、オリジナルのプロフィール画像に施して、表示部205に表示させても良い。
いずれもしても、親密度が高くなるにつれて、オリジナルのプロフィール画像に近くなる態様で表示させる処理であれば良い。
上述したように利用者は、自己のプロフィール画像として選択または編集したものを用いる。このとき、プロフィール画像として、写真像ではなく、人物であることは判るが外観のみをパターンで示すようなデフォルト画像が選択される場合がある。このようなデフォルト画像をプロフィール画像として選択されている場合、実施形態のようにプロフィール画像を親密度に応じた表示態様で表示させても良いし、親密度とは無関係に一定の表示態様でデフォルト画像をプロフィール画像として表示させても良い。そして、利用者がデフォルト画像を写真像に変更したときに、親密度に応じた表示態様で表示させるようにしても良い。
実施形態では、親密度に応じた表示態様でプロフィール画像を表示部205に表示させたが、親密度に応じた表示態様で表示させる対象は、プロフィール画像に限られない。例えば、利用者についての情報が、複数の項目、例えば性別や、年齢(年代、年齢区分)、職業、出身地、趣味などの項目にわたって登録されている場合、親密度に応じて、これらの項目が所定の順番で、または、ランダムに公開される構成としても良い。
各実施形態において、管理部233は、算出部234を内包するブロックとして表現したが、特に区別しなくても良いし、分離したブロックとして考えても良い。
メッセージについては、文字のみとしたが、音声信号や、静止画像、動画像としても良いし、これらを適宜組み合わせたものであっても良い。メッセージに、音声信号や、動画像を含ませる場合、これらを再生することが閲覧となる。
端末装置20がタッチパネル220を有する構成として説明したが、ハードウェアのキーやスイッチなどの操作子を有し、これらの操作子を介して各種の入力操作を行う構成としても良い。
実施形態では、管理サーバ10がデータベース118を内包して管理する構成としていたが、管理サーバ10以外のサーバで管理する構成、すなわちクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。同様に、実施形態では、端末装置20がデータベース218を内包して管理する構成としていたが、管理サーバ10や他のサーバによってクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。
Claims (8)
- 一又は複数の相手利用者から送信されたメッセージを表示部に表示させて、端末利用者に閲覧可能に提供するメッセージ表示装置であって、
前記相手利用者から送信された前記メッセージの回数に少なくとも基づく親密度を、前記相手利用者ごとに算出する算出部と、
前記相手利用者についての利用者情報を、前記端末利用者からみた当該相手利用者への親密度が高くなるにつれて明らかになる表示態様で、前記表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記端末利用者と、前記一又は複数の相手利用者とで構成されたグループが構成され、 前記表示制御部は、
一のグループに参加している相手利用者から送信されたメッセージを前記表示部に表示させ、
前記算出部は、
複数のグループに参加している利用者については、前記複数のグループのそれぞれでの前記メッセージの回数を合算した回数に少なくとも基づく親密度を算出する
ことを特徴とするメッセージ表示装置。 - 前記利用者情報は、前記相手利用者についての差出人情報であり、
前記表示制御部は、前記メッセージを、当該メッセージを送信した相手利用者の差出人情報に関連付けて前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示装置。 - 前記差出人情報には、画像情報と記述的情報とを含み、
前記表示制御部は、
前記親密度と関連付けられた濃淡または明るさで前記画像情報が示す画像を、前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項2に記載のメッセージ表示装置。 - 前記表示制御部は、
前記相手利用者を、親密度順の順に前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のメッセージ表示装置。 - 前記算出部は、
所定の条件を充足した場合に、当該条件を充足した相手利用者の親密度を下げる
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のメッセージ表示装置。 - メッセージ表示装置と、前記メッセージ表示装置と通信可能な管理サーバとを含み、
一又は複数の相手利用者から送信されたメッセージを前記メッセージ表示装置の表示部に表示させて、端末利用者に閲覧可能に提供するメッセージ表示システムであって、
前記メッセージ表示装置は、
前記相手利用者から送信された前記メッセージの回数に少なくとも基づく親密度を、前記相手利用者ごとに算出する算出部と、
前記相手利用者についての利用者情報を、前記端末利用者からみた当該相手利用者への親密度が高くなるにつれて明らかになる表示態様で、前記表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記管理サーバは、
前記端末利用者の操作によってメッセージ表示装置から送信されたメッセージを受け付ける受付部と、
受け付けられたメッセージを前記相手利用者によって操作されるメッセージ表示装置に転送する転送部と、
を備え、
前記端末利用者と、前記一又は複数の相手利用者とで構成されたグループが構成され、
前記表示制御部は、
一のグループに参加している相手利用者から送信されたメッセージを前記表示部に表示させ、
前記算出部は、
複数のグループに参加している利用者については、前記複数のグループのそれぞれでの前記メッセージの回数を合算した回数に少なくとも基づく親密度を算出する
ことを特徴とするメッセージ表示システム。 - 一又は複数の相手利用者から送信されたメッセージを表示部に表示させて、端末利用者に閲覧可能に提供するメッセージ表示装置の制御方法であって、
前記相手利用者から送信された前記メッセージの回数に少なくとも基づく親密度を、前記相手利用者ごとに算出する算出ステップと、
前記相手利用者についての利用者情報を、前記端末利用者からみた当該相手利用者への親密度が高くなるにつれて明らかになる表示態様で、前記表示部に表示させる表示ステップと、を備え、
前記端末利用者と、前記一又は複数の相手利用者とで構成されたグループが構成され、 前記表示ステップは、
一のグループに参加している相手利用者から送信されたメッセージを前記表示部に表示させ、
前記算出ステップは、
複数のグループに参加している利用者については、前記複数のグループのそれぞれでの前記メッセージの回数を合算した回数に少なくとも基づく親密度を算出する
ことを特徴とするメッセージ表示装置の制御方法。 - 一又は複数の相手利用者から送信されたメッセージを表示部に表示させて、端末利用者に閲覧可能に提供するコンピュータを、
前記相手利用者から送信された前記メッセージの回数に少なくとも基づく親密度を、前記相手利用者ごとに算出する算出部、および、
前記相手利用者についての利用者情報を、前記端末利用者からみた当該相手利用者への親密度が高くなるにつれて明らかになる表示態様で、前記表示部に表示させる表示制御部、
として機能させ、
前記端末利用者と、前記一又は複数の相手利用者とで構成されたグループが構成され、
前記表示制御部は、
一のグループに参加している相手利用者から送信されたメッセージを前記表示部に表示させ、
前記算出部は、
複数のグループに参加している利用者については、前記複数のグループのそれぞれでの前記メッセージの回数を合算した回数に少なくとも基づく親密度を算出する
ことを特徴とするプログラム。
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