JP6035947B2 - 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された技術では、画像を、矩形の投写対象物(例えば、スクリーン)へ向け投写パネルを介して投写する画像投写手段と、ユーザーによる前記画像の位置調整に基づく位置調整情報を生成する位置調整情報生成手段と、前記位置調整情報に基づき、前記投写対象物における前記画像の4隅の位置を補正するための位置補正情報を生成する補正情報生成手段と、前記位置補正情報に基づき、前記画像を投写するための画像情報を補正する補正手段と、を含み、前記補正情報生成手段は、ユーザーによる前記画像の位置調整によって前記画像の4隅と前記投写対象物の4隅が一致した状態における前記位置調整情報に基づき、前記投写対象物の縦横比を演算し、当該縦横比に基づき、前記画像が所定のアスペクト比となるように前記位置補正情報を生成する画像処理システムなどが開示されている(特許文献1の請求項1など参照。)。
このため、入力映像のアスペクト比とは異なるアスペクト比で投写映像が投写されてしまい、映像の印象が変化してしまうことがあるといった問題があった。
逆に、プロジェクターの固定のアスペクト比(パネルのアスペクト比)の方がスクリーンのアスペクト比と入力映像のアスペクト比よりも縦長である場合にも、同様に、投写映像の上下左右に大きな隙間ができてしまい、投写映像が小さくなってしまう。
この例では、スクリーンのアスペクト比および入力映像のアスペクト比が4:3(横×縦)であり、プロジェクターのアスペクト比が16:9(横×縦)である。
図6(A)には、スクリーン枠501と、映像の補正形状502と、投写映像503の例を示してある。スクリーン枠501に対して投写映像503の上下左右に隙間ができている。
この例では、スクリーンのアスペクト比および入力映像のアスペクト比が16:9(横×縦)であり、プロジェクターのアスペクト比が4:3(横×縦)である。
図6(B)には、スクリーン枠511と、映像の補正形状512と、投写映像513の例を示してある。スクリーン枠511に対して投写映像513の上下左右に隙間ができている。
なお、本願明細書では、「画像」という語と「映像」という語を使用し、「映像」は「画像」の一例であり主に動画像を表す。そして、例えば、動画像(映像)の処理と、当該動画像(当該映像)を構成する静止画像(動画像の画像フレーム)の処理とは、置換が可能であれば、置き換えられてもよい。
以下の実施形態では、「映像」を入力して投写するプロジェクターを例として説明するが、例えば、静止画像を入力して投写するプロジェクターに適用することも可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係る画像処理システムは、プロジェクター1と、投写対象物の一例であるスクリーン2を備える。プロジェクター1側のスクリーン2の面が映像の投写面となる。
プロジェクター1は、映像入力部11と、歪み補正部12と、パターン記憶部13と、投写部14と、縦横比判定部15と、撮影部16と、画像解析部17と、補正値算出部18を備える。
本実施形態では、補正値算出部18と、歪み補正部12を含んで、補正部21が構成される。
映像入力部11は、外部の装置から投写対象となる映像が入力され、入力された映像(入力映像)を歪み補正部12および縦横比判定部15に出力する。映像入力部11は、例えば、アナログの映像信号が入力されてそれをデジタルの映像信号へ変換して出力するA/D(Analog to Digital)コンバーターを用いて構成される。
ここで、映像入力部11へ映像を入力する元となる外部の装置としては、様々なものが用いられてもよく、例えば、映像を撮影して出力する撮影装置(カメラ)、映像を再生して出力する映像再生装置あるいはパーソナルコンピュータ(PC)、映像を記憶しており出力する映像記憶装置(記憶媒体)などを用いることができる。
ここで、歪み補正部12が入力映像に対して行う補正の処理の内容は、例えば、補正値算出部18から入力される補正値をパラメーターとして用いる点以外については、あらかじめ定められている。この補正の処理としては、例えば、幾何学的な計算を使用する公知の様々な技術などを用いることができ、具体例として、入力映像の位置(例えば、矩形の4隅の座標の位置)に対して、補正値算出部18から入力される補正値に基づく変換値または変換式を使用して、映像の補正形状の位置(例えば、矩形の4隅の座標の位置)を算出する処理を用いることができる。
また、この変換式としては、入力映像の位置を映像の補正形状の位置へ変換する式を用いることができ、本実施形態では、補正値算出部18から入力される補正値をパラメーターとして決定される。
なお、このような変換値または変換式は、変換対象となる映像の全体について共通であってもよく、または、変換対象となる映像の部分などに応じて異なってもよい。
ここで、測定パターンの映像としては、様々な映像が用いられてもよく、一例として、全体が真白である映像を用いることができ、他の一例として、真っ白な中に白以外の所定の部分があるような映像を用いることができる。
また、投写部14は、パターン記憶部13から読み出される測定パターンの映像を投写対象として切り替えて投写する場合に、パネルの全面に測定パターンの映像を写す。これにより、投写される測定パターンの映像が、パネルの像と一致する。
ここで、本実施形態では、撮影部16は、例えば、スクリーン2の投写面および投写部14によりスクリーン2の投写面に対して投写される測定パターンの映像を撮影する。
なお、このようなズーム機能の調整は、例えば、装置(この例では、プロジェクター1)により自動的に行われてもよく、または、ユーザーにより手動で行われてもよい。
また、ズーム機能は、例えば、投写部14に備えられ、または、歪み補正部12などに備えられてもよい。
また、さらに好ましい形態として、補正値算出部18は、スクリーン枠の中に納まり可能な範囲で最大となる補正形状を生成する補正値を算出し、具体的には、例えば、入力映像のアスペクト比と同じアスペクト比を有する補正形状であって、縦方向の長さまたは横方向の長さの一方がスクリーン枠の該当する長さ(縦方向の長さまたは横方向の長さの一方)と同じで、且つ、縦方向の長さまたは横方向の長さの他方がスクリーン枠の該当する長さ(縦方向の長さまたは横方向の長さの他方)以下となる補正形状を生成する補正値を算出する。
一例として、まず、映像入力部11に入力された入力映像のアスペクト比を縦横比判定部15により判定し、次いで、補正値算出部18は、判定されたアスペクト比を補正形状の目標となるアスペクト比として、それ以降の処理として公知の技術(補正形状の目標となるアスペクト比に基づいて、歪み補正の補正値を算出する任意の技術)と同様な処理を実行して、補正値を算出する。
このような記憶部を備えることにより、補正値算出部18により算出した補正値を、歪み補正部12により複数回繰り返して使用することが可能となる。
なお、この例で示す処理の手順は一例であり、同様な結果を得ることができれば、他の処理の順序の手順が用いられてもよい。
また、投写部14が、パターン記憶部13に記憶された測定パターンの映像を投写する(ステップS2)。
撮影部16が、投写された測定パターンとスクリーン2の投写面を撮影する(ステップS3)。
補正値算出部18が、縦横比判定部15により判定されたアスペクト比と、画像解析部17により検出された測定パターンおよびスクリーン枠に基づいて、歪み補正のための補正値(歪み補正値)を算出する(ステップS6)。
投写部14は、歪み補正部12から入力される補正後の映像を投写対象とするように切り替えて、当該補正後の映像を投写する(ステップS7)。これにより、補正後の入力映像がスクリーン2の投写面に写される。
これらの例では、スクリーン2のアスペクト比が4:3(横×縦)と16:10(横×縦)の中間にある場合を示し、入力映像のアスペクト比に応じて補正形状が決定される。
また、これらの例では、パネル(その像)101とスクリーン枠(パネル101の像に対応した面における像)102の相対的な位置関係は同じであり、映像の補正形状(パネル101の像およびスクリーン枠102の像に対応した面における像)111〜114が入力映像のアスペクト比に応じて異なる。
図3(A)には、パネル(その像)101と、スクリーン枠(パネル101の像に対応した面における像)102と、歪み補正の補正値により実現する映像の補正形状(パネル101の像およびスクリーン枠102の像に対応した面における像)111を示してある。これにより、パネル101を基準とした座標上における、当該パネル101の面の中に納まったスクリーン枠102の位置(座標)と、当該スクリーン枠102の中に納まった補正形状111の位置(座標)の関係が示される。
この例では、スクリーン枠102に対して、補正形状111の縦方向(上辺と下辺)が一致しており、補正形状111の横方向(左辺と右辺)はより小さく(狭く)なっている。
図3(B)には、パネル(その像)101と、スクリーン枠(パネル101の像に対応した面における像)102と、歪み補正の補正値により実現する映像の補正形状(パネル101の像およびスクリーン枠102の像に対応した面における像)112を示してある。これにより、パネル101を基準とした座標上における、当該パネル101の面の中に納まったスクリーン枠102の位置(座標)と、当該スクリーン枠102の中に納まった補正形状112の位置(座標)の関係が示される。
この例では、スクリーン枠102に対して、補正形状112の縦方向(上辺と下辺)が一致しており、補正形状112の横方向(左辺と右辺)はより小さく(狭く)なっている。
図3(C)には、パネル(その像)101と、スクリーン枠(パネル101の像に対応した面における像)102と、歪み補正の補正値により実現する映像の補正形状(パネル101の像およびスクリーン枠102の像に対応した面における像)113を示してある。これにより、パネル101を基準とした座標上における、当該パネル101の面の中に納まったスクリーン枠102の位置(座標)と、当該スクリーン枠102の中に納まった補正形状113の位置(座標)の関係が示される。
この例では、スクリーン枠102に対して、補正形状113の横方向(左辺と右辺)が一致しており、補正形状113の縦方向(上辺と下辺)はより小さく(狭く)なっている。
図3(D)には、パネル(その像)101と、スクリーン枠(パネル101の像に対応した面における像)102と、歪み補正の補正値により実現する映像の補正形状(パネル101の像およびスクリーン枠102の像に対応した面における像)114を示してある。これにより、パネル101を基準とした座標上における、当該パネル101の面の中に納まったスクリーン枠102の位置(座標)と、当該スクリーン枠102の中に納まった補正形状114の位置(座標)の関係が示される。
この例では、スクリーン枠102に対して、補正形状114の横方向(左辺と右辺)が一致しており、補正形状114の縦方向(上辺と下辺)はより小さく(狭く)なっている。
したがって、本実施形態に係るプロジェクター1によると、入力映像のアスペクト比を保ったまま、映像を投写することができる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1によると、さらに、入力映像のアスペクト比を保ったまま、スクリーン2に収まる最大の大きさで映像を投写するための補正形状を生成することで、入力映像のアスペクト比を保ったまま、スクリーン2に収まる最大の大きさで映像を投写することができる。
このように、本実施形態に係るプロジェクター1によると、効果的な画像の補正形状を実現することができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
本実施形態では、主に、第1実施形態とは異なる点について説明し、第1実施形態の場合と同様な構成部については同一の符号を付して示す。
プロジェクター51は、映像入力部11と、歪み補正部12と、パターン記憶部13と、投写部14と、縦横比判定部15と、撮影部16と、画像解析部17と、補正値算出部61と、補正値記憶部/選択部62を備える。
本実施形態では、補正値算出部61と、補正値記憶部/選択部62と、歪み補正部12を含んで、補正部71が構成される。
本実施形態では、第1実施形態とは異なる点として、補正値算出部61と補正値記憶部/選択部62の動作について説明する。
なお、映像入力部11と、歪み補正部12と、パターン記憶部13と、投写部14と、縦横比判定部15と、撮影部16と、画像解析部17により行われる動作は、第1実施形態の場合と同様であるが、本実施形態では、画像解析部17はその検出結果の情報(測定パターンやスクリーン枠の情報)を補正値算出部61に出力し、縦横比判定部15はその判定結果の情報(入力映像のアスペクト比の情報)を補正値記憶部/選択部62に出力する。
なお、補正値算出部61は、(実際の入力映像のアスペクト比ではなく)前記した複数種類のアスペクト比のそれぞれについて補正値を算出する点を除いては、例えば、補正値を算出する方法などについては、第1実施形態の場合と同様である。
また、前記した複数種類のアスペクト比があらかじめ定められる場合には、その情報が補正値算出部61などの記憶部(例えば、メモリ)に記憶されて補正値算出部61により使用される。
また、前記した複数種類のアスペクト比のそれぞれとしては、様々な値が用いられてもよく、例えば、入力映像のアスペクト比として使用されることが予定されている値または予想される値などを用いることができる。
一例として、前記した複数種類のアスペクト比として、5:4(横×縦)、4:3(横×縦)、16:10(横×縦)、16:9(横×縦)などを用いることができる。
補正値記憶部/選択部62の記憶部(補正値記憶部)は、前記した複数種類のアスペクト比のそれぞれについて、補正値算出部61により算出された補正値をアスペクト比と対応付けて記憶する。補正値記憶部/選択部62の記憶部は、例えば、RAM(Random Access Memory)を用いて構成される。
なお、この例で示す処理の手順は一例であり、同様な結果を得ることができれば、他の処理の順序の手順が用いられてもよい。
撮影部16が、投写された測定パターンとスクリーン2の投写面を撮影する(ステップS12)。
補正値算出部61が、画像解析部17により検出された測定パターンおよびスクリーン枠に基づいて、複数のアスペクト比のそれぞれに応じて、歪み補正のための補正値(歪み補正値)を算出する(ステップS15)。これら複数のアスペクト比のそれぞれに応じた補正値は、補正値記憶部/選択部62の記憶部に記憶される。
補正値記憶部/選択部62の選択部は、縦横比判定部15により判定された入力映像のアスペクト比に対応した補正値を、補正値記憶部/選択部62の記憶部に記憶された補正値の中から選択して読み出し、読み出した補正値を歪み補正部12に出力する。歪み補正部12は、補正値記憶部/選択部62から入力された補正値を歪み補正の補正値として用いて、入力映像に対して歪み補正を行う。そして、投写部14は、歪み補正部12から入力される補正後の映像を投写する(ステップS17)。これにより、補正後の入力映像がスクリーン2の投写面に写される。
したがって、本実施形態に係るプロジェクター51によると、例えば、入力映像のアスペクト比を保ったまま、または、入力映像のアスペクト比に近いアスペクト比で、映像を投写することができる。
また、本実施形態に係るプロジェクター51によると、さらに、例えば、入力映像のアスペクト比を保ったまま、または、入力映像のアスペクト比に近いアスペクト比で、スクリーン2に収まる最大の大きさで映像を投写するための補正形状を生成することで、入力映像のアスペクト比を保ったまま、または、入力映像のアスペクト比に近いアスペクト比で、スクリーン2に収まる最大の大きさで映像を投写することができる。
このように、本実施形態に係るプロジェクター51によると、効果的な画像の補正形状を実現することができる。
なお、本実施形態に係るプロジェクター51では、例えば、あらかじめ記憶された複数の補正値のうちに、入力映像のアスペクト比に適した補正値がないと判定した場合には、この場合に使用すべきあらかじめ定められた補正値(例えば、あらかじめ定められた固定のアスペクト比に対応した補正値)を用いる構成とすることが可能である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (6)
- 画像が入力される画像入力部と、
前記画像入力部に入力される画像のアスペクト比を判定する縦横比判定部と、
前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に応じたアスペクト比を有する画像と
なるように前記画像入力部に入力される画像に補正を行う補正部と、
前記補正部により補正が行われた画像を投写する投写部と、
あらかじめ定められたパターンを記憶するパターン記憶部と、
前記投写部により投写された前記パターン記憶部に記憶された前記パターンの画像と投写対象物の画像を撮影する撮影部と、
前記撮影部により撮影された画像に基づいて前記パターンの画像に対応する投写パネルの画像と前記投写対象物の画像との相対的な位置関係を検出する画像解析部と、を備え、
前記補正部は、
前記画像解析部による検出結果に基づいて、複数の異なるアスペクト比のそれぞれについてそのアスペクト比を有する画像となるように前記画像入力部に入力される画像に歪み補正を行うための補正値を算出する補正値算出部と、
前記補正値算出部により算出された前記複数の異なるアスペクト比のそれぞれについての前記補正値を記憶する補正値記憶部と、
前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に応じて、前記補正値記憶部に記憶される複数の補正値のうちから補正値を選択する補正値選択部と、
前記補正値選択部により選択された補正値を用いて前記画像入力部に入力された画像に歪み補正を行う歪み補正部と、を含む、
ことを特徴とする画像表示装置。 - 前記補正部は、前記投写対象物の枠に対して補正後の画像の縦または横の少なくとも一方が最大となるように、前記補正を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記補正値選択部は、前記補正値記憶部に記憶される複数の補正値のうちから、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比と同じアスペクト比に対応した補正値、または、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比との差があらかじめ定められた範囲内であるアスペクト比に対応した補正値を選択し、また、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に応じて選択する補正値が存在しない場合には、あらかじめ定められた補正値を選択する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記補正値選択部は、前記複数の異なるアスペクト比のうちで、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比との差があらかじめ定められた範囲内であるアスペクト比であり、且つそのようなアスペクト比が2種類以上あるときには、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に最も近いアスペクト比に対応した補正値を選択する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 縦横比判定部が、画像入力部に入力される画像のアスペクト比を判定するステップと、
補正部が、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に応じたアスペクト比を有する画像となるように前記画像入力部に入力される画像に補正を行うステップと、
投写部が、前記補正部により補正が行われた画像を投写するステップと、
撮影部が、前記投写部により投写されたあらかじめ定められたパターンの画像と投写対象物の画像を撮影するステップと、
画像解析部が、前記撮影部により撮影された画像に基づいて前記パターンの画像に対応する投写パネルの画像と前記投写対象物の画像との相対的な位置関係を検出するステップと、を有し、
前記補正部が前記画像入力部に入力される画像に前記補正を行うステップは、
補正値算出部が、前記画像解析部による検出結果に基づいて、複数の異なるアスペクト比のそれぞれについてそのアスペクト比を有する画像となるように前記画像入力部に入力される画像に歪み補正を行うための補正値を算出するステップと、
補正値記憶部が、前記補正値算出部により算出された前記複数の異なるアスペクト比のそれぞれについての前記補正値を記憶するステップと、
補正値選択部が、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に応じて、前記補正値記憶部に記憶される複数の補正値のうちから補正値を選択するステップと、
歪み補正部が、前記補正値選択部により選択された補正値を用いて前記画像入力部に入力された画像に歪み補正を行うステップと、を含む、
ことを特徴とする画像表示方法。 - 縦横比判定部が、画像入力部に入力される画像のアスペクト比を判定する手順と、
補正部が、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に応じたアスペクト比を有する画像となるように前記画像入力部に入力される画像に補正を行う手順と、
投写部が、前記補正部により補正が行われた画像を投写する手順と、
撮影部が、前記投写部により投写されたあらかじめ定められたパターンの画像と投写対象物の画像を撮影する手順と、
画像解析部が、前記撮影部により撮影された画像に基づいて前記パターンの画像に対応する投写パネルの画像と前記投写対象物の画像との相対的な位置関係を検出する手順と、
をコンピューターに実行させるための画像表示プログラムであって、
前記補正部が前記画像入力部に入力される画像に前記補正を行う手順は、
補正値算出部が、前記画像解析部による検出結果に基づいて、複数の異なるアスペクト比のそれぞれについてそのアスペクト比を有する画像となるように前記画像入力部に入力される画像に歪み補正を行うための補正値を算出する手順と、
補正値記憶部が、前記補正値算出部により算出された前記複数の異なるアスペクト比のそれぞれについての前記補正値を記憶する手順と、
補正値選択部が、前記縦横比判定部により判定されたアスペクト比に応じて、前記補正値記憶部に記憶される複数の補正値のうちから補正値を選択する手順と、
歪み補正部が、前記補正値選択部により選択された補正値を用いて前記画像入力部に入力された画像に歪み補正を行う手順と、を含む、
画像表示プログラム。
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