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JP6029487B2 - ハンドル装置 - Google Patents

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JP6029487B2 JP2013033329A JP2013033329A JP6029487B2 JP 6029487 B2 JP6029487 B2 JP 6029487B2 JP 2013033329 A JP2013033329 A JP 2013033329A JP 2013033329 A JP2013033329 A JP 2013033329A JP 6029487 B2 JP6029487 B2 JP 6029487B2
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Description

本発明は、荷室に配設されるボードに取り付けるためのハンドル装置に関する。
車両の後部に設けられた荷室には、荷室の下に設けたスペアタイヤや小物入れの収容庫のふたとして、および荷室の床として平板状のボードが設置される。このボードには、ユーザがボードを持ち上げる際に把持するハンドル装置が設けられる。
特許文献1には自動車のトランクルームの床に凹設されたスペアタイヤの収納部に被せるトノーカバーの取っ手が開示される。この取っ手は箱状の凹所と、凹所の開口を覆うようにリンク板とを備える。このリンク板には窪みが露出するように設けられ、ユーザはリンク板の窪みに指先を差し込んで取っ手を掴む。
特許文献2には、カーゴフロアボックスの蓋体に設けられる取っ手が開示される。この取っ手は、カバー部材および取っ手部材を有し、蓋体の貫通孔の縁にカバー部材と取っ手部材を挟み込むように嵌合させて蓋体に取り付けられる。この取っ手部材の表面に形成された凹球面状部に、ユーザの手先を入れて取っ手を掴む。
特開2001−146861号公報 特開2002−178411号公報
特許文献1および特許文献2に開示される取っ手は、ユーザの指先を入れるための孔部がそのまま開かれており、その孔部へ小さな異物が入り込む可能性がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが指先を入れるための孔部を大きく開くことを抑え、操作性を向上するハンドル装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、車両の荷室に配設されるボードに取り付けるためのハンドル装置であって、底部および開口部を有する凹み形状に形成され、ボードに固定される基部と、基部に回動可能に連結される蓋部であって、基部に係止されて開口部を閉じる閉状態と、係止解除されて開口部を開いた開状態とを取り得る蓋部と、閉状態において蓋部を付勢する付勢部と、を備える。蓋部は、ユーザが指を入れるための貫通孔部と、貫通孔部の縁または蓋部の裏面に形成される係合部と、を有する。基部は、底部側から立設する支持部と、支持部に連設して所定方向に張り出し、閉状態において貫通孔部を塞ぐ操作部と、支持部または操作部に形成され、係合部に係止して蓋部を閉状態に保持する係止部と、を有する。閉状態において操作部が押されると支持部が操作部の張り出し側へ撓み、操作部および係止部が係合部から離れる方向へ移動するように設けられる。
この態様によると、ユーザが指を入れる貫通孔部が操作部により塞がれているため、基部の凹みに物が落ち込むことを抑えることができる。また表面が平らであるため、指先を掛ける箇所を開く必要があるが、ユーザは操作部を移動させて係合部と係止部の係止を解除するだけで、付勢部の付勢により蓋部を容易に開状態にでき、操作性を向上できる。これにより、蓋部の貫通孔部にユーザの指先を容易に掛けることができる。また、部品点数の増加を抑えつつも閉状態において貫通孔部を塞ぐことができる。
本発明によれば、ハンドル装置を、ユーザが指先を入れるための孔部が大きく開かれることを抑えることができ、かつ操作性を向上できる。
実施形態のハンドル装置の使用態様を説明するための図である。 実施形態に係るハンドル装置の斜視図である。 図3(a)は、ハンドル装置の側面図であり、図3(b)は、裏側から見たハンドル装置の斜視図である。 実施形態のハンドル装置の動作について説明するための図である。 変形例のハンドル装置の断面図である。
図1は、実施形態のハンドル装置20の使用態様を説明するための図である。車両1の後部にはトランクリッド14により開閉されるトランクルーム16が設けられる。トランクルーム16は荷物を置く荷室として用いられる。平板状のボード10はトランクルーム16に配設され、トランクルーム16を上下に仕切る。トランクルーム16の下室18には例えばスペアタイヤが載置される。
下室18の荷物を出し入れする場合に、ユーザによってボード10が持ち上げられる。ハンドル装置20はボード10に固定され、ボード10により下室18を開閉する際の取っ手として用いられる。ハンドル装置20にはフックが形成される。後部座席裏側で下室18の上方の車体には凹部12が設けられ、ハンドル装置20のフックを引っ掛けることが可能である。これによりボード10を持ち上げた状態で静止させて、下室18の荷物を出し入れできる。
図2は、実施形態に係るハンドル装置20の斜視図である。図2(a)は蓋部24が閉状態のハンドル装置20を示し、図2(b)は蓋部24が開状態のハンドル装置20を示す。また、図3(a)は、ハンドル装置20の側面図であり、図3(b)は、裏側から見たハンドル装置20の斜視図である。ここで各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。
ハンドル装置20は、凹み形状に形成される基部22と、基部22に蓋をするための蓋部24と、蓋部24を基部22に対して回動可能に連結するヒンジ部26とを備える。ヒンジ部26は、基部22および蓋部24と一体成形されたインテグラルヒンジである。ヒンジ部26は、薄肉に形成され、閉状態において蓋部24を開方向に付勢する付勢手段としても機能する。
基部22は、本体部36、開口部31、フランジ部38、操作部30、係止部32、支持部34、張り出し部40、抜き孔42、規制部44、撓み爪46、弾性支持部47およびストッパ部48を有する。基部22の本体部36は、方形の凹み形状に形成されて開口部31を有する。開口部31は空間をいう。
フランジ部38は、開口部31の縁に周状に形成される。操作部30、係止部32、支持部34および張り出し部40は、本体部36の内部に収容され、図2(a)に示すように蓋部24の閉状態で操作部30が露出する。
図3(b)に示す本体部36の底部に形成された抜き孔42は、操作部30および支持部34を形成するための型抜き孔である。支持部34は、本体部36の底部側から立設し、操作部30および係止部32を支持する。支持部34は壁状に形成されて弾性を有し、操作部30の移動に応じて撓む。
操作部30は、開口部31側の支持部34の端部に連設し、支持部34の端部から開口部31の領域に張り出すように延在する。操作部30は、支持部34の端部からヒンジ部26方向に張り出す。操作部30は、支持部34に対して直交するよう屈曲して形成される。
図2(a)に示すように操作部30は、蓋部24の閉状態において蓋部24の貫通孔部50を塞ぐ。操作部30に塞がれた貫通孔部50には所定の空隙が残る。つまり操作部30が貫通孔部50を塞ぐは、完全に貫通孔部50を密閉した状態に限定されるものではなく所定の空隙を残した状態も含む。これによりハンドル装置20の表面をほぼ一様な平面にできるため、ボード10を床として使用する場合に小さい物がハンドル装置20に落ちることを防ぐことができる。また平面化することで意匠面も向上する。係止部32は、操作部30の縁に突出するように形成され、蓋部24の係止孔52を係止して閉状態に保持する。係止部32は、操作部30のうち蓋部24の先端部58側の側縁に形成される。係止孔52は、貫通孔部50の縁に形成される係合部として機能する。
張り出し部40は、本体部36の内側の底面および側面から張り出すように形成され、詳細は後述するが、蓋部24の位置ズレおよび操作部30の過剰な移動を制限する。
図3(a)に示すように、ボード10の取付孔10aへ固定するため、本体部36の外側に規制部44、撓み爪46、弾性支持部47およびストッパ部48が設けられる。撓み爪46および弾性支持部47は、開口部31を挟んで対向する。ハンドル装置20を取付孔10aに取り付ける場合には、弾性支持部47側から取付孔10aの縁を挟ませ、次に撓み爪46を係合孔10bに挿入し、規制部44を撓み爪46に嵌合させて取り付けを終える。このようにハンドル装置20は、特段の治具を用いなくともボード10へ容易に取り付けられる。
撓み爪46は、一対の弾性爪であり、フランジ部38の裏面から立設するよう形成される。撓み爪46はボード10に形成された係合孔10bに係合する。一対の撓み爪46は係合孔10bに挿入する際に互いに接近するよう撓んで、先端の爪部が係合孔10bの裏側まで出ると弾性力により拡開して孔縁に係合する。規制部44は、先端に凸部を有して、屈曲するよう形成され、本体部36の裏面に連結する。規制部44は、一対の撓み爪46の間に嵌って一対の撓み爪46の接近方向の撓みを規制する。一対の撓み爪46の対向面には凹部が形成され、規制部44の先端の凸部が凹部と嵌合する。これにより、一対の撓み爪46が係合孔10bから抜けることを抑えることができる。
弾性支持部47は本体部36の側面から突出するように形成され、撓み可能であるが撓み爪46より低い弾性を有する。フランジ部38と弾性支持部47により取付孔10aの縁を挟持する。弾性支持部47を撓み可能に形成することで、ボード10の厚さの変化に対応できる。ストッパ部48は、弾性支持部47の外側に所定の隙間を有して対向配置される。ストッパ部48は弾性を有しておらず、強固に形成される。ストッパ部48は、フランジ部38から離れる方向の弾性支持部47の過剰な撓みを制限する。これにより、蓋部24を用いてボード10を持ち上げる際に弾性支持部47へ負荷がかかっても、撓みを制限して高い負荷に耐えることができる。
弾性支持部47と撓み爪46は開口部31を挟んで対向配置され、基部22と蓋部24との連結側(ヒンジ部26側)に弾性支持部47が設けられる。弾性支持部47およびストッパ部48は、撓み爪46および規制部44より高い負荷に耐えることができる。つまり、ユーザは蓋部24を把持してボード10を持ち上げた場合に、高い負荷が付与される弾性支持部47の強度を高めることで、ハンドル装置20の耐久性を向上させている。
蓋部24は、貫通孔部50、係止孔52、フック部54および突部56を有する。貫通孔部50は、ユーザが指を入れるために、蓋部24の中央に形成される。貫通孔部50に複数の指を挿入して蓋部24を把持できるように貫通孔部50は長孔状に形成される。貫通孔部50の長手方向はヒンジ部26の軸方向と平行である。
貫通孔部50の縁には凹状に形成された係止孔52および裏面に突出して形成された突部56が設けられる。突部56は貫通孔部50の強度を向上させるリブとしても機能する。係止孔52は基部22の係止部32に係止される。
フック部54は、蓋部24の裏面から突き出るように鉤状に形成される。図1に示すようにフック部54は、ボード10を持ち上げた状態で車体側の凹部12に係止する。図2(a)に示すようにフック部54は閉状態において基部22に収容される。そのため、トランクルーム16内ではフック部54はスペース上の無駄にならない一方で、ユーザに認識され難い。そこで、フック部54は、少なくとも蓋部24の縁にまで延在するよう形成される。これによりユーザが蓋部24を開いた際に、蓋部24の縁にあるフック部54を目視しやすくなる。
図4は、ハンドル装置20の動作について説明するための図である。図4(a)は、図2(a)のハンドル装置20の線分A−Aの断面図であって蓋部24が係止された状態を示し、図4(b)は、蓋部24の係止が解除された状態を示す。
ここで、ハンドル装置20を車両1のボード10に取り付けた場合に、ヒンジ部26側が車両1の後方(図中右側)に位置し、蓋部24の先端部58側が車両1の前方(図中左側)に位置する。図4(a)に示すように、係止部32が係止孔52に引っ掛かる幅とほぼ同等の空隙33が操作部30と貫通孔部50の間に形成されている。平面方向には所定の空隙33だけ操作部30は移動可能である。
図1に示すようにユーザは車両1の後方から、すなわちヒンジ部26側上方から操作部30を押し、支持部34を操作部30の張り出し側へ撓ませて操作部30をユーザの手前側かつ沈み込むように移動させる。図4(b)に示すように、操作部30とともに係止部32が一体に移動して、係止孔52から離れて係止が解除される。閉状態においてヒンジ部26は蓋部24を開方向に付勢しているため、蓋部24は自動的に開く。
このように、ユーザは操作部30を押すだけで容易に蓋部24を開くことができる。また、ヒンジ部26が蓋部24を付勢した状態を係止しているため、閉状態における蓋部24のガタツキを抑えることができる。操作部30の端部に支持部34を設けることで、ユーザが操作部30の中央部分を押して支持部34を撓ますことができる。また、操作部30の一端部側に支持部34を設け、操作部30の一端部側の縁に係止部32を設けることで、空隙33を短くしつつ係止部32の移動軌跡を十分に確保できる。また、支持部34は、操作部においてヒンジ部26から遠方側の一端部を支持することで、支持部34をヒンジ部26側へ撓ますことができる。
ユーザは蓋部24を閉じるように押せば貫通孔部50の縁に係止部32のテーパ上面32aに当たって支持部34が撓み、係止孔52を係止部32に容易に係止させることができる。
ヒンジ部26はインテグラルヒンジであるため、閉状態においてヒンジ部26が撓んで蓋部24が位置ズレする可能性がある。係止を解除させる際に操作部30とともに蓋部24の係止孔52が移動すると係止部32と係止孔52が離れず、スムーズに係止解除できない可能性がある。貫通孔部50の縁に形成した突部56はヒンジ部26側に張り出したズレ制限部40aに当接する。つまり、蓋部24のヒンジ部26側の移動、すなわち操作部30の係止を解除する方向の移動が制限される。これにより、操作部30を移動させる際に蓋部24もともに位置ズレして係止解除できなくなることを抑えることができる。なお閉状態において突部56およびズレ制限部40aは当接してもよく、空隙33より小さい微少隙間を有してもよい。
操作部30が押されて落ち込んだ際、操作部30の端部30aは落ち込み制限部40bに当接して落ち込みが制限される。これにより支持部34の過剰な変形を抑え、操作部30が落ち込み過ぎて元の位置に戻らなくなることを抑えることができる。図4(b)に示すように一対の撓み爪46の間に規制部44を嵌合させ、一対の撓み爪46の接近が規制されている。これにより、撓み爪46が係合孔10bから抜けづらくすることができる。
フック部54は、ヒンジ部26と貫通孔部50を挟んで対向する位置に設けられる。すなわちフック部54は蓋部24の貫通孔部50より先端側に形成される。またフック部54は蓋部24の中央から両端まで延在する。これにより図1に示すようにユーザが指を挿入した際に、ユーザの指がフック部54に当接し、ユーザにフック部54を認識させることができる。
図5は、変形例のハンドル装置120の断面図である。図5は図4(a)のハンドル装置20と同様の位置の断面である。変形例のハンドル装置120は、図4(a)に示すハンドル装置20と比べて、操作部130に対する支持部134の位置が異なる。ハンドル装置20では操作部30の一端を支持部34が支持するが、変形例のハンドル装置120では、操作部130の中途にて支持部134が支持する。つまり、ハンドル装置20では、操作部30および支持部34の断面がL字状であったが、変形例のハンドル装置120では操作部130および支持部134の断面は、偏りはあるものの略T字状である。
支持部134は、操作部130の重心から偏った位置、操作部130の重心(中央)より先端部58側(ヒンジ部26から遠方側)に結合され、支持する。操作部130は、主に支持部134の端部からヒンジ部26方向に張り出す。これにより、ユーザが操作部130の中央を押した場合に支持部134をヒンジ部26側に撓ませて操作部130を移動させることができる。
本発明は上述の各実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
実施形態では操作部30の縁に係止部32を形成する態様を示したが、これに限られない。係止部32は支持部34の側面に形成されてもよい。その場合、係止孔52の位置を変更して蓋部24の裏面に形成する。例えばリブ状の突部56を高く立設させて、閉状態における係止孔52の位置を係止部32に合わせる。
実施形態では、操作部30と貫通孔部50の間に所定の空隙33が露出する態様を示したが、これに限られない。例えば、貫通孔部50の上縁部が所定の空隙33に覆い被さるように張り出すことで、所定の空隙33が露出することを抑えることができる。操作部30の所定の空隙33側の上端をテーパ状に形成することで、貫通孔部50の張り出した上縁部が、操作部30の移動を妨げないようにできる。
1 車両、 10 ボード、 10b 係合孔、 10a 取付孔、 12 凹部、 14 トランクリッド、 16 トランクルーム、 18 下室、 20 ハンドル装置、 22 基部、 24 蓋部、 26 ヒンジ部、 30 操作部、 31 開口部、 32 係止部、 34 支持部、 36 本体部、 38 フランジ部、 40 張り出し部、 40a ズレ制限部、 40b 落ち込み制限部、 42 抜き孔、 44 規制部、 46 撓み爪、 47 弾性支持部、 48 ストッパ部、 50 貫通孔部、 52 係止孔、 54 フック部、 56 突部、 58 先端部。

Claims (8)

  1. 車両の荷室に配設されるボードに取り付けるためのハンドル装置であって、
    底部および開口部を有する凹み形状に形成され、前記ボードに固定される基部と、
    前記基部に回動可能に連結される蓋部であって、前記基部に係止されて前記開口部を閉じる閉状態と、係止解除されて前記開口部を開いた開状態とを取り得る蓋部と、
    前記閉状態において前記蓋部を付勢する付勢部と、を備え、
    前記蓋部は、
    ユーザが指を入れるための貫通孔部と、
    前記貫通孔部の縁または前記蓋部の裏面に形成される係合部と、を有し、
    前記基部は、
    前記底部側から立設する支持部と、
    前記支持部に連設して所定方向に張り出し、前記閉状態において前記貫通孔部を塞ぐ操作部と、
    前記支持部または前記操作部に形成され、前記係合部に係止して前記蓋部を前記閉状態に保持する係止部と、を有し、
    前記閉状態において前記操作部が押されると前記支持部が前記操作部の張り出し側へ撓み、前記操作部および前記係止部が前記係合部から離れる方向へ移動するように設けられることを特徴とするハンドル装置。
  2. 前記付勢部は、前記基部および前記蓋部とともに一体成形されたヒンジを含み、
    前記基部は、前記係止部の係止を解除する際に前記蓋部に当接して、前記操作部とともに前記蓋部が移動することを制限する制限部を有することを特徴とする請求項1に記載のハンドル装置。
  3. 前記支持部は、前記操作部において前記ヒンジから遠方側を支持し、
    前記係止部は、前記ヒンジの遠方側に位置する前記操作部の縁に形成されることを特徴とする請求項2に記載のハンドル装置。
  4. 前記基部は、前記ボードに形成された係合孔に挿入される一対の撓み爪と、一対の前記撓み爪の間に嵌って一対の前記撓み爪の接近方向の撓みを規制する規制部と、を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のハンドル装置。
  5. 前記基部は、
    前記開口部の縁に形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部と対向して撓み可能に形成され、前記ボードに形成された取付孔の縁を前記フランジ部と挟持する弾性支持部と、
    前記弾性支持部に所定の隙間を有して対向配置され、前記フランジ部から離れる方向の前記弾性支持部の撓みを制限するストッパ部と、を有し、
    前記弾性支持部と前記撓み爪は前記開口部を挟んで対向配置され、前記基部と前記蓋部との連結側に前記弾性支持部が設けられることを特徴とする請求項4に記載のハンドル装置。
  6. 前記蓋部は、前記ボードを持ち上げた状態で車体側に係止するフック部を有し、
    前記フック部は、前記閉状態において前記基部に収容されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のハンドル装置。
  7. 前記フック部は、少なくとも前記蓋部の縁に延在することを特徴とする請求項6に記載のハンドル装置。
  8. 前記フック部は、前記貫通孔部より前記蓋部の先端側に設けられることを特徴とする請求項6または7に記載のハンドル装置。
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