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JP6026059B1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

電子機器は、各構成面が導体で構成された密閉可能な筐体(2)と、動作中の発熱量が相対的に大きいコイル(21)と、動作中の発熱量がコイル(21)よりも相対的に小さくコイル(21)よりも耐熱温度の低い電解コンデンサ(23)と、を含み、筐体(2)の内部に収納された複数の発熱部品と、筐体(2)の内部に収納された内気ファン(31)と、を備える。電解コンデンサ(23)は、コイル(21)よりも上部に収納される。内気ファン(31)は、コイル(21)と電解コンデンサ(23)との間において、筐体(2)において対向する2つの側面のうち一方の右側面(2e)側から他方の側面(2f)側に向かって風を送ることにより、コイル(21)で発熱した熱を含む電解コンデンサ(23)とコイル(21)との間の空気を他方の左側面(2f)に吹き付ける。

Description

本発明は、密閉筐体内に発熱部品を有する電子機器に関する。
従来、電子機器においては、筐体内に収納された機器の正常動作および信頼性確保のため、発熱部品については、部品の温度を各発熱部品の許容温度以下に保持する必要がある。また、電子機器の種類によっては、電気的な回路接続の都合上、相対的に動作中の発熱量が大きく且つ耐熱温度の高い高発熱部品が密閉筐体内の下部に配置され、相対的に動作中の発熱量が高発熱部品よりも小さく且つ高発熱部品よりも耐熱温度の低い低耐熱性部品が、密閉筐体内の上部に配置される場合がある。
このような構成の電子機器として、特許文献1には、筐体内において、低耐熱性部品である電解コンデンサが上部に配置され、発熱部品である固体高分子型燃料電池が下部に配置された電子機器が示されている。そして、特許文献1では、このような構成において発熱部品の放熱から低耐熱性部品を保護するために、送風機の側面側に配置されたファンの回転により、固体高分子型燃料電池に向かう空気の流れが形成され、固体高分子型燃料電池から空気に熱が伝達されることが示されている。熱が伝達された空気は、筐体の空気出口から外部に排出され、一方、外部から筐体の空気入口を通じて、室温である空気が新たに筐体内に取り込まれる。
特開2005−79242号公報
しかしながら、電子機器においては、防水防塵のために密閉筐体構造が採用される場合がある。特許文献1においては、筐体が密閉されていないため、温度の高い筐体内の空気を外部に排出し、室温である空気を外部から新たに筐体内に取り込むことができる。しかし、密閉筐体構造を有する電子機器では、外部との空気の交換ができないため、筐体の内部から筐体の外部への排熱効果が低下して筐体の内部温度が上昇し、筐体内に収納された部品の温度も上昇する。そして、密閉筐体の内部の熱は、上部に集まる。このため、密閉筐体の内部における上部に集まった熱の影響により、低耐熱性部品の温度制約条件を満足できず、寿命等の性能に多大なる影響を与え、使用制限が必要になる。
そこで、低耐熱性部品に直接ファンの風を当てて直接部品を冷却する方法、またはファンで筐体内の内部の空気を循環させて均一化する方法が考えられる。しかし、筐体内部で空気が循環することにより筐体内部の空気温度を均一化できるが、高温化した空気による低耐熱性部品に対する対流冷却効果は小さい。また、冷却効果を得ることができても冷却対象部品の温度は筐体内部空気の平均温度以下にはならない。そして、低耐熱性部品に直接ファンの風を当てても低耐熱性部品の温度は筐体内部空気の平均温度以下にはならない。したがって、許容温度が低い低耐熱性部品においては許容温度以下に保持することができない場合がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、密閉筐体構造を有し、内部に収納された部品の温度上昇を抑制することが可能な電子機器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、各構成面が導体で構成された密閉可能な筐体と、動作中の発熱量が相対的に大きい高発熱部品と、動作中の発熱量が高発熱部品よりも相対的に小さく高発熱部品よりも耐熱温度の低い低耐熱性部品と、を含み、筐体の内部に収納された複数の発熱部品と、筐体の内部に収納された送風機と、を備え、低耐熱性部品が、高発熱部品よりも上部に収納され、送風機が、高発熱部品と低耐熱性部品との間において、筐体において対向する2つの側面のうち一方の側面側から他方の側面側に向かって、高発熱部品に当たらない状態で風を送ることにより、高発熱部品で発熱した熱を含む低耐熱性部品と高発熱部品との間の空気を風により他方の側面に吹き付けること、を特徴とする。
本発明にかかる電子機器は、密閉筐体構造を有し、内部に収納された部品の温度上昇を抑制することが可能である、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置を示す模式図 本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置の側面図 本発明の実施の形態1にかかる電力変換回路の構成を示す回路構成図 本発明の実施の形態1において左側面の表面で横方向に跳ね返った高温の空気の流れを示す模式図 本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置における電解コンデンサの温度の変化を模式的に示す特性図 本発明の実施の形態1にかかる誘導板が左側面に配置された状態を示す断面図 本発明の実施の形態1にかかる誘導板が左側面に配置された状態を示す断面図 本発明の実施の形態2にかかる電力変換装置を示す模式図 本発明の実施の形態3にかかる電力変換装置を示す模式図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電子機器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置1を示す模式図である。図1では、電力変換装置1を構成する電子部品が収納される筐体2の正面図を示しており、筐体2の正面部分を透視した場合に見える主要な部品の概観を示している。図2は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置1の側面図であり、筐体2を構成する側面部分を透視した場合に見える主要な部品の概観を示している
電力変換装置1は、電力変換装置1を構成する電子部品およびその他の部品を収納する筐体2を備える。筐体2は、分割された複数の筐体部品が接続されて構成される。筐体2は、板状形状を呈して前面側に配置される前面部2aと、内部空間を有する立方体形状を呈して背面側に配置される背面部2cと、前面部2aと背面部2cとの間に配置されて四角筒状を呈する本体部2bと、により構成される。筐体2の各構成面である前面部2a、本体部2bおよび背面部2cは、剛性が強く、風雨等の外部環境に耐候性を有する金属材料または樹脂材料で構成されている。その中でも、筐体2の内部の熱の筐体2の外部への排熱の観点から、熱伝導率が高い導体である金属材料が好ましい。筐体2の高さは、たとえば500mm程度とされるが、これに限定されず、より小さな筐体2、或いは、より大きな筐体2を適用してもよい。
前面部2aと本体部2bとの周縁部である互いの当接面には、図示しないシール溝が形成され、このシール溝に図示しないシール部品を嵌め込んだ状態で、前面部2aと本体部2bとの周縁部がネジ部品により固定される。これにより、前面部2aと本体部2bとが固定されるとともに、前面部2aと本体部2bとの間がシール部品によりシールされている。同様の構造により、本体部2bと背面部2cとが固定されるとともに、本体部2bと背面部2cとの間がシール部品によりシールされている。これにより、前面部2aと本体部2bと背面部2cとに囲まれ、密閉された収納部3が構成されている。一方、背面部2cの内部空間は、収納部内の熱を空気と熱交換する放熱部4とされている。放熱部4は、放熱部4内の空気を外部に排出するために密閉されていない。なお、図1においては、筐体部品間の接続構造は省略している。
また、ここでは詳細な説明を省略するが、本体部2bには作業用の扉が設けられている。この扉の周縁部および本体部2bにおける扉の取り付け部の周縁部にもシール溝が設けられ、シール部品を嵌め込んだ状態で周縁部をネジ部品により固定することで、収納部3を密閉している。
また、ここでは、3つに分割された筐体部品である前面部2aと本体部2bと背面部2cとにより筐体2が構成されているが、筐体2を構成する筐体部品の数はこれに限定されない。ただし、密閉された収納部3を構成する筐体部品間の固定部には、上述したようにシール溝が設けられてシール部品を嵌め込んだ状態で筐体部品同士が固定される。
電力変換装置1は、交流電源から供給される三相交流電圧を変換して外部の負荷が必要とする電圧を生成する電力変換回路11と、収納部3内の空気を循環させる送風機である内気ファン31と、を収納部3内に備える。また、電力変換装置1は、収納部3と放熱部4とを分ける背面部2c側の一壁面2dにおける収納部3の外部側の一外面に当接する放熱用のヒートシンクである外部側熱交換部33と、放熱部4内の空気を外部に排出する送風機である外気ファン32と、を放熱部4内に備える。
なお、電力変換装置1は、電子回路基板に搭載された中央演算処理装置(Central Processing Unit:CPU)を有するマイクロコンピュータにより構成されて電力変換装置1における各構成部の動作を制御する制御部、電力変換装置1における各種情報を表示する表示装置、各構成部間の接続配線、外部機器との接続用のコネクタおよびケーブル、操作盤等の他の構成部材も備えるが、ここでは説明および図示を省略している。
図3は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換回路11の構成を示す回路構成図である。電力変換回路11は、交流電源から供給された交流電圧を直流電圧に変換する整流回路12と、整流回路12によって変換された直流電圧を平滑する平滑回路13と、平滑後の直流電圧をスイッチング制御により三相交流電圧に変換して負荷へ供給するスイッチング回路14とを備えている。また、整流回路12と平滑回路13との間には、コイル21を用いたDCリアクトル15を備える。
整流回路12は、電力用半導体素子である整流用のダイオードを含む。スイッチング回路14は、直流電力をスイッチングして交流電力に変換するスイッチング半導体素子等の電力用半導体素子を含む。そして、これらの電力用半導体素子は、パッケージに納められたパワーモジュール22として構成される。平滑回路13は、電解コンデンサ23を用いて構成される。
制御部に用いられる電子回路基板、通電用の導体、コイル21などの発熱部品は、相対的に動作中の発熱量が大きく高温になるとともに、高耐熱性を有する高発熱部品である。一方、収納部3内に収納された部品のうち、電解コンデンサ23およびIC(Integrated
Circuit)などの発熱部品は、相対的に動作中の発熱量が高発熱部品よりも小さく且つ高発熱部品よりも耐熱温度の低い低耐熱性部品である。
平滑回路13を構成する電解コンデンサ23は、収納部3内において、収納部3と放熱部4とを分ける一壁面2dにおける上半分側の領域に取り付け板20を介して取り付けられている。DCリアクトル15を構成するコイル21は、収納部3内において、収納部3と放熱部4とを分ける一壁面2dにおける下半分側の領域に取り付け板20を介して取り付けられている。電解コンデンサ23とDCリアクトル15との間には、部材は配置されていない。スイッチング回路14を構成するパワーモジュール22は、収納部3内において、収納部3と放熱部4とを分ける一壁面2dにおける下半分側の領域であってコイル21の下部領域に取り付けられている。
外部側熱交換部33は、熱交換部を構成する複数の薄い外部フィン33bが、既定の間隔を開けて平板状のベース板33aの主面上に並列配置されて構成される。そして、外部側熱交換部33は、電力変換装置1の幅方向に外部フィン33bが並列する配置で、すなわち外部フィン33bが電力変換装置1の高さ方向において伸長する配置で一壁面2dにベース板33aを接触させて取り付けられる。これにより、隣り合う外部フィン33b間の隙間領域を通って空気が上下方向に流動可能とされる。外部側熱交換部33の構成材料には、アルミニウムまたは銅などの熱伝導性の高い金属材料が用いられる。
外部側熱交換部33は、収納部3と放熱部4とを分ける一壁面2dを介してパワーモジュール22と熱的に接続している。このため、外部側熱交換部33は、一壁面2dを伝導したパワーモジュール22の熱を、外部フィン33bから放熱部4内の内部空気に放熱してパワーモジュール22を冷却する。なお、ここでの熱的に接続しているとは、一壁面2dの面内において、外部側熱交換部33とパワーモジュール22とが対向して重複しており、且つ外部側熱交換部33がこの一壁面2dに直接接触しており、一壁面2dを介して直接パワーモジュール22から熱が伝熱される状態を意味する。したがって、一壁面2dの面内において、外部側熱交換部33とパワーモジュール22とが全く重複していない状態は含まない。
そして、外部側熱交換部33の放熱により温められて温度が上昇した放熱部4内の内部空気は、外気ファン32により吸い出されて放熱部4の上部から外部に排出される。
内気ファン31は、筐体2において前面部2aと背面部2cとの間に挟まれた対向する2つの側面である右側面2eおよび左側面2fのうち、一方の側面である右側面2e側から他方の面側である左側面2fに向かって、水平方向に送風する。すなわち、内気ファン31は、重力方向に対して垂直な方向に送風する。なお、右側面2eは、図1に示すように筐体2の正面から見た場合の右側の側面である。また、左側面2fは、図1に示すように筐体2の正面から見た場合の左側の側面である。内気ファン31は、水平面方向においてDCリアクトル15に対応する領域を包含できる幅の風を送風することが好ましい。ここでの幅は、取り付け板20の表面に垂直な方向の長さを意味する。内気ファン31は、1つのファンであってもよく、小さい複数のファンが横並びに配置されてもよい。
電力変換装置1の駆動時には、収納部3内に収納された各種の発熱部品からの発熱により、収納部3の内部温度、すなわち空気温度は上昇する。これにより、収納部3内に収納された各発熱部品の温度も上昇する。収納部3内に収納された発熱部品を正常動作させ、信頼性を確保するためには、各発熱部品の温度を各発熱部品の許容温度以下に保持する必要がある。特に、低耐熱性部品については、高発熱部品よりも耐熱性が低いため、より温度を低く保持する必要がある。そして、高発熱部品の動作時の温度よりも最高使用温度が低い低耐熱性部品については、特に注意が必要である。
上述したように、低耐熱性部品であり平滑回路13を構成する電解コンデンサ23は、収納部3内における上半分側の領域に配置されている。そして、高発熱部品であるDCリアクトル15を構成するコイル21、およびパワーモジュール22は、収納部3内における下半分側の領域に配置されている。電解コンデンサ23は、温度が上昇すると寿命が短くなるため、温度を低く保つ必要がある。
ここで、パワーモジュール22で発熱した熱は、一壁面2dおよび外部側熱交換部33を介して放熱部4内の内部空気に放熱される。このため、パワーモジュール22で発熱された熱が収納部3内の上部領域に溜まることを抑制することができる。
一方、コイル21は、外部側熱交換部33による冷却がされていない。このため、電力変換装置1の駆動時には、コイル21で発熱された熱を含んで温度が上昇した高温の空気が収納部3内の上部領域に上がっていき、低耐熱性部品である電解コンデンサ23の配置されている収納部3内における上半分側の領域の空気の温度を上昇させる。
電力変換装置1は、密閉筐体構造を有するため、収納部3の内部から収納部3の外部への排熱は、筐体2を介した熱放射が主体となる。筐体の内部が外部と連通している構造の筐体の場合と比べて、筐体2の内部から筐体2の外部への排熱効果が低下して筐体2の内部温度が上昇し、筐体2内に収納された部品の温度も上昇する。
そこで、電力変換装置1においては、高発熱部品であるコイル21と低耐熱性部品である電解コンデンサ23との間において、水平面方向においてコイル21に対応する領域を包含できる幅および流路で、内気ファン31が、筐体2において対向する一対の側面である右側面2e側から左側面2fに向かって風を送る。すなわち、内気ファン31は、水平面方向におけるDCリアクトル15の全領域の上部を風の流路として風を送る。本実施の形態1では、内気ファン31から送風された風の流路は、コイル21と電解コンデンサ23との間において、コイル21から既定の距離だけ上方に離間した位置とされ、また流路の方向は水平方向とされる。
これにより、コイル21で発熱された熱を含んで温度が上昇した高温の空気と、コイル21の周辺の空気とが混ざった、電解コンデンサ23とコイル21との間の高温の空気が左側面2fに直接吹き付けられる。すなわち、コイル21で発熱されてコイル21の上方に放熱された熱を含んだ、コイル21の上部の高温の空気は、内気ファン31から送風される風により左側面2fに直接吹き付けられる。そして、電力変換装置1の稼働中において、内気ファン31による送風が継続される。
左側面2fに吹き付けられた高温の空気に含まれる熱は、左側面2fに伝熱し、該左側面2fを介して電力変換装置1の外部の空気と熱交換をして筐体2の外部に排熱される。これにより、左側面2fに吹き付けられた高温の空気と電力変換装置1の外部の空気との間で、左側面2fを介した熱交換を効率良く行うことができる。すなわち、コイル21で発熱されてコイル21の上方に放熱された熱を含んだ高温の空気を左側面2fに強制的に吹き付けることにより、コイル21で発熱された熱を、電力変換装置1の外部に効率良く排熱することが可能である。また、左側面2fに吹き付けられた空気の大半は、後述するように循環しながら繰り返し左側面2fに向かって吹き付けられる。これにより、コイル21で発熱された熱を、電力変換装置1の外部に効率良く排熱することが可能である。
そして、コイル21で発熱した熱を含む高温の空気を、該高温の空気が筐体2内の上部に上昇する前に強制的に左側面2fに吹き付けることにより、低耐熱性部品である電解コンデンサ23を、高発熱部品であるコイル21で発熱した熱から分離することができ、コイル21の発熱の影響が電解コンデンサ23に及びにくくして、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇を抑制することができる。また、コイル21で発熱された熱を、左側面2fを介して電力変換装置1の外部に効率良く排熱できるため、コイル21の発熱に起因した筐体2内の全体の温度上昇を抑制することができる。
また、図1に矢印Aで示すように左側面2fに吹き付けられる高温の空気は、左側面2fの表面で跳ね返って、内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路の、上部領域、下部領域、または横の領域等の、内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路の周辺領域を右側面2e側に向かって流れる。すなわち、左側面2fの表面で上方向に跳ね返った高温の空気の一部は、図1に矢印Bで示すように、内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路の上部を右側面2e側に向かって流れる。また、左側面2fの表面で上方向に跳ね返った高温の空気の一部は、左側面2fに沿って上昇するが、上昇する際に左側面2fに熱が伝熱して左側面2fから放熱される。
また、左側面2fの表面で横方向に跳ね返った高温の空気の一部は、図4に矢印Dで示すように、内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路と前面部2aとの間を、右側面2e側に向かって流れる。図4は、本発明の実施の形態1において左側面2fの表面で横方向に跳ね返った高温の空気の流れを示す模式図である。
また、左側面2fの表面で下方向に跳ね返った高温の空気の一部は、図1に矢印Cで示すように内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路と底面部2bbとの間を、右側面2e側に向かって流れる。なお、取り付け板20と背面部2cとの間に空間がある構成の場合には、左側面2fの表面で横方向に跳ね返った高温の空気の一部は、取り付け板20と背面部2cとの間においても、右側面2e側に向かって流れる。
そして、内気ファン31の周辺まで到達した空気は、内気ファン31に吸い込まれて右側面2e側から他方の側面である左側面2fに向かって送風される。すなわち、左側面2fに吹き付けられた空気の大半は、右側面2e側に向かって流れ、内気ファン31により右側面2e側から左側面2fに向かって吹き付けられて循環する。このとき、内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路よりも下の領域の、コイル21で発熱された熱を含んで温度が上昇したコイル21の周辺の高温の空気も循環する。すなわち、内気ファン31による送風をコイル21の上部で行うことにより、コイル21の周辺の高温の空気を循環させて、左側面2fに吹き付けることができる。これにより、左側面2fに吹き付けられた高温の空気と電力変換装置1の外部の空気との間で、左側面2fを介した熱交換を効率良く行うことができる。したがって、コイル21で発熱されてコイル21の上方に放熱された熱だけでなく、コイル21で発熱されてコイル21の下方および横方向等の周辺に放熱された熱を、左側面2fを介して電力変換装置1の外部に効率良く排熱できる。
このように、コイル21の発熱により温められた高温の空気に対して、コイル21と電解コンデンサ23との間において側面から内気ファン31の風を吹きつけることで、該高温の空気が右側面2eと左側面2fとの間で循環し、主に筐体2の高さ方向において内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路と同じ高さの領域またはそれ以下の領域で循環する。これにより、内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路よりも上部の領域には、コイル21の発熱により温められた高温の空気が上昇しにくくなり、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇を抑制することができる。
図5は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置1における電解コンデンサ23の温度の変化を模式的に示す特性図である。図5においては、横軸は時間を示し、縦軸は電解コンデンサ23の温度を示している。また、図5においては、時間Tに電力変換装置1の駆動を開始している。
図5において、プロットaは、電力変換装置1が駆動した場合における電解コンデンサ23の温度の変化を示している。プロットbは、電力変換装置1が駆動した場合における電解コンデンサ23自体の発熱のみによる電解コンデンサ23の温度の変化を示している。プロットcは、上述した内気ファン31による冷却を実施せずに電力変換装置1を駆動させた場合における電解コンデンサ23の温度の変化を示している。
図5に示すように、プロットaとプロットbとを比較すると、内気ファン31による冷却を実施した場合の電解コンデンサ23の温度は、電解コンデンサ23自体の発熱のみによる電解コンデンサ23の上昇温度よりは高くなる。これは、他の発熱部品の発熱による筐体2内の空気の温度の上昇による影響である。一方、プロットaとプロットcとを比較すると、内気ファン31による冷却を実施した場合の電解コンデンサ23の温度は、内気ファン31による冷却を実施しない場合よりも低くなる。これは、上述したように、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇の抑制効果、およびコイル21の発熱に起因した筐体2内の全体の内部温度の低減効果によるものである。
また、内気ファン31と左側面2fとの間、すなわち内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路上に、風を遮る部品を配置しないことで、内気ファン31からの送風により押し流されるコイル21の発熱により温められた高温の空気を効率良く左側面2fに当てることができる。これにより、コイル21で発熱した熱を含む高温の空気の、左側面2fを介した外気との熱交換量が多くなり、コイル21の発熱に起因した筐体2内の全体の温度上昇を抑制することができる。
なお、内気ファン31と左側面2fとの間、すなわち内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路上に、部品を配置する場合には、たとえば配線などの、風を遮る面積が少ない部品とすることが好ましい。
また、上記の構成によりコイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇を抑制することができるため、電解コンデンサ23が正常動作する許容温度以下に保持できる範囲で、コイル21と電解コンデンサ23との距離を短くすることが可能であり、電力変換装置1の小型化が可能である。
また、図6および図7に示すように、左側面2fにおいてコイル21の発熱により温められた高温の空気が吹きつけられる部分に、空気を誘導する板状の誘導板41を設けてもよい。図6および図7は、本発明の実施の形態1にかかる誘導板41が左側面2fに配置された状態を示す断面図である。
図6に矢印Aで示すように左側面2fに吹き付けられる空気の上端よりも高い位置に下面を有する誘導板41を水平方向に設けることにより、左側面2fに吹き付けられる空気Aを誘導板41の下方向に誘導して、循環させることができる。これにより、コイル21の発熱により温められた高温の空気が上昇しにくくなり、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇をより抑制することができる。
また、図7に示すように、下面が左側面2fの表面から斜め方向に向かって延在する傾斜面とされ、該下面に左側面2fに吹き付けられる空気Aが当たる配置で誘導板41を設けてもよい。この場合には、左側面2fに吹き付けられる空気Aを誘導板41の下方向により誘導し易くなる。これにより、コイル21の発熱により温められた高温の空気が上昇しにくくなり、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇をより抑制することができる。
なお、上記においては、内気ファン31が水平面方向においてコイル21に対応する領域を包含できる幅の流路で風を送風する場合について説明した。しかしながら、内気ファン31がコイル21の全幅を包含できる幅の風を送風しない場合、すなわち、水平面方向においてコイル21の一部に対応する領域上を内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路とする風を送風する場合においても、上記よりも効果は少なくなるが、上述したように電解コンデンサ23の温度上昇を抑制することが可能である。
また、上記においては、コイル21が筐体2の底面部2bbから離間している場合について説明したが、コイル21は筐体2の底面部2bb上に直接載置されていても構わない。この場合は、左側面2fに吹き付けられた空気は、主に筐体2の高さ方向において内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路以下の領域で循環する。
上述したように、本実施の形態1においては、コイル21で発熱された熱を含んで温度が上昇した高温の空気に対して、右側面2e側から左側面2fに向かって内気ファン31の風を吹き付けることで、筐体2内の上部に上昇する前に該高温の空気を左側面2fに強制的に吹き付ける。これにより、コイル21で発熱された熱を、電力変換装置1の外部に効率良く排熱することが可能である。
また、本実施の形態1においては、コイル21で発熱された熱を、左側面2fを介して電力変換装置1の外部に効率良く排熱できるため、コイル21の発熱に起因した筐体2内の全体の内部温度の上昇を抑制することができる。
また、本実施の形態1においては、内気ファン31からの送風により、左側面2fに強制的に吹き付けた高温の空気を、筐体2の高さ方向において内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路以下の領域で循環させることができる。すなわち、コイル21で発熱された熱を含んで温度が上昇した高温の空気が筐体2内の全体に広がらないように該高温の空気の移動をコイル21の周囲のみに限定することができ、低耐熱性部品である電解コンデンサ23を、高発熱部品であるコイル21で発熱した熱から分離することができる。これにより、コイル21の発熱の影響を電解コンデンサ23に及びにくくして、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇を抑制することができる。
したがって、本実施の形態1によれば、密閉構造を有する筐体2に収納された低耐熱性部品である電解コンデンサ23の温度上昇を許容温度以下に抑制することが可能である。これにより、電解コンデンサ23を正常動作させ、電解コンデンサ23の特性および信頼性を向上させることができる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかる電力変換装置51を示す模式図である。図8は、図1に対応する図であり、電力変換装置51を構成する電子部品が収納される筐体2の正面図を示しており、筐体2の正面部分を透視した場合に見える主要な部品の概観を示している。なお、実施の形態2にかかる電力変換装置51は、内気ファン31の取り付け位置が実施の形態1にかかる電力変換装置1よりも下方とされていること以外は、実施の形態1にかかる電力変換装置1と同じ構成を有する。
実施の形態2にかかる電力変換装置51においては、内気ファン31から送風される風の下端面の高さが、コイル21の上端部の高さと一致する高さ位置に内気ファン31が取り付けられている。すなわち、電力変換装置51においては、電力変換装置51の高さ方向において、内気ファン31から送風される風の流路の下端面と、コイル21の上端部とが同一水平面上に位置する。
そして、内気ファン31は、右側面2e側から左側面2fに向かって、水平方向に風を送る。すなわち、内気ファン31は、重力方向に対して垂直な方向に送風する。内気ファン31は、水平面方向においてDCリアクトル15に対応する領域を包含できる幅の風を送風することが好ましい。実施の形態2においても、内気ファン31は、1つのファンであってもよく、小さい複数のファンが横並びに配置されてもよい。
このように構成された実施の形態2にかかる電力変換装置51においても、実施の形態1にかかる電力変換装置1と同じ効果を得ることができる。
さらに、実施の形態2にかかる電力変換装置51においては、コイル21から該コイル21の上部に放熱された熱を含んで温度が上昇し高温の空気がコイル21の周辺の空気と混ざって温度が下がる前に、該高温の空気を内気ファン31の風により左側面2fの表面に吹き付けることができる。これにより、実施の形態1にかかる電力変換装置1の場合よりも、コイル21で発熱された熱を、左側面2fを介してより効率良く電力変換装置51の外部に排熱できるため、コイル21の発熱に起因した筐体2内の全体の内部温度の上昇をより抑制することができる。また、コイル21の発熱の影響を電解コンデンサ23により及びにくくして、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇をより抑制することができる。
また、本実施の形態2では、内気ファン31から送風される風を、コイル21自体には当てずに、コイル21の発熱により温められた高温の空気に対して、側面から内気ファン31の風を吹きつける。これにより、内気ファン31から送風される風を有効に活用して、コイル21の発熱により温められた高温の空気を効率的に左側面2fに吹き付けることができる。
内気ファン31から送風される風がコイル21に当たる場合には、すなわち、内気ファン31から送風される風の下端がコイル21の上端部よりも下にある場合には、コイル21の発熱により温められた高温の空気を左側面2fに吹き付ける風の風量が減少し、上述した効果が減少する。
上述したように本実施の形態2にかかる電力変換装置51によれば、コイル21で発熱された熱を、左側面2fを介してより効率良く電力変換装置1の外部に排熱して、コイル21の発熱に起因した筐体2内の全体の内部温度の上昇をより抑制することができる。また、本実施の形態2にかかる電力変換装置51によれば、コイル21の発熱の影響を電解コンデンサ23により及びにくくして、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇をより抑制することができる。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3にかかる電力変換装置52を示す模式図である。図9では、電力変換装置52を構成する電子部品が収納される筐体2の正面図を示しており、筐体2の正面部分を透視した場合に見える主要な部品の概観を示している。なお、実施の形態3にかかる電力変換装置52は、対向する2つの右側面2eおよび左側面2fの面方向に対して傾斜して内気ファン31が取り付けられていること以外は、実施の形態1にかかる電力変換装置1と同じ構成を有する。
実施の形態3にかかる電力変換装置52においては、内気ファン31から送風される風および左側面2fに吹き付けられる高温の空気の流路が筐体2の右側面2eから左側面2fに向かって下方向に下がる配置で内気ファン31が取り付けられている。したがって、内気ファン31から送風される風により左側面2fに吹き付けられるコイル21の上部の高温の空気は、図9の矢印で示すように斜め上方向から下向きに左側面2fの表面に吹き付けられる。この場合には、左側面2fに吹き付けられる空気を下方向により誘導し易くなる。これにより、コイル21の発熱により温められた高温の空気が上昇しにくくなり、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇をより抑制することができる。
上述したように本実施の形態3にかかる電力変換装置52によれば、コイル21の発熱により温められた高温の空気がより上昇しにくくなり、コイル21の発熱に起因した電解コンデンサ23の温度上昇をより抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 電力変換装置、2 筐体、2a 前面部、2b 本体部、2bb 底面部、2c 背面部、2d 一壁面、2e 右側面、2f 左側面、3 収納部、4 放熱部、11 電力変換回路、12 整流回路、13 平滑回路、14 スイッチング回路、15 DCリアクトル、20 取り付け板、21 コイル、22 パワーモジュール、23 電解コンデンサ、31 内気ファン、32 外気ファン、33 外部側熱交換部、33a ベース板、33b 外部フィン、41 誘導板、51,52 電力変換装置。

Claims (6)

  1. 各構成面が導体で構成された密閉可能な筐体と、
    動作中の発熱量が相対的に大きい高発熱部品と、動作中の発熱量が前記高発熱部品よりも相対的に小さく前記高発熱部品よりも耐熱温度の低い低耐熱性部品と、を含み、前記筐体の内部に収納された複数の発熱部品と、
    前記筐体の内部に収納された送風機と、
    を備え、
    前記低耐熱性部品が、前記高発熱部品よりも上部に収納され、
    前記送風機が、前記高発熱部品と前記低耐熱性部品との間において、前記筐体において対向する2つの側面のうち一方の側面側から他方の側面側に向かって、前記高発熱部品に当たらない状態で風を送ることにより、前記高発熱部品で発熱した熱を含む前記低耐熱性部品と前記高発熱部品との間の空気を前記風により前記他方の側面に吹き付けること、
    を特徴とする電子機器。
  2. 前記送風機は、前記風を水平方向に送ること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記風の下端面の高さは、前記高発熱部品の上端部の高さと一致していること、
    を特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記送風機は、前記一方の側面側から前記他方の側面側に向かって下がる向きで前記風を送ること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記他方の側面に吹き付けられた前記低耐熱性部品と前記高発熱部品との間の空気の一部が、前記一方の側面側に循環して前記送風機により前記一方の側面側から前記他方の側面に向かって吹き付けられること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の電子機器。
  6. 前記風を前記他方の側面側に送る流路に、前記風を遮る部材が配置されていないこと、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の電子機器。
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