JP6021717B2 - 作業管理支援装置及び作業管理システム - Google Patents
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Description
特許文献1では、作業者の位置および作業者の動きに関する動きデータを取得する行動記録データ取得部と、行動記録データ取得部によって取得された前記作業者の位置に応じて、作業者が作業を行っている圃場候補を選択する圃場候補選択部と、行動記録データ取得部によって取得された作業者の動きデータから特徴量を抽出する特徴量抽出部と、特徴量抽出部によって抽出された特徴量を用いて、前記作業者が行った作業種別を特定する作業種別特定部と、作業種別特定部によって特定された作業種別に基づいて、圃場候補選択部によって選択された前記圃場候補のなかから前記作業者が作業を行った圃場を特定する圃場特定部と、作業種別特定部によって特定された作業種別と、圃場特定部によって特定された圃場とを対応付けて作業記録として記録する作業記録部とを備えている。
本発明の作業管理支援装置は、測位衛星からの信号に基づいて検出した作業を行う作業者の作業者位置と前記作業者位置を検出した検出時刻とを取得する情報取得部と、指定時刻を入力する時刻入力部と、前記指定時刻と前記検出時刻とに基づいて指定時刻に対応する作業者位置を求める演算処理部と、前記演算処理部で求めた作業者位置を表示する表示部とを備え、前記表示部には、前記時刻入力部へ入力する指定時刻を指定する指定表示具であって、当該表示部内を移動することにより第1指定時刻を指定する第1指定具と、当該表示部内を移動することにより第2指定時刻を指定する第2指定具とが表示されており、 前記演算処理部は、第1指定具で指定された第1指定時刻と、前記第2指定具で指定された第2指定時刻との間の指定時間帯の作業者位置を、前記第1指定時刻及び第2指定時刻が指定される毎に求め、前記表示部は、前記演算処理部によって指定時間帯の作業者位置が求められる毎に、当該作業者位置を、作業場を含むマップ上に表示することを特徴とする。
また、作業管理支援装置では、前記演算処理部は、当該演算処理部によって求めた作業者位置が前記作業場に跨がっているか否かを判断する判断部と、前記作業者位置が前記作業場を跨がっていると判断した場合に跨がった時刻を求める交差時刻算出部を備えていることを特徴とする。
また、作業管理システムは、作業を行う作業者が所持し且つ測位衛星からの信号に基づいて前記作業者の作業者位置を検出すると共に、作業者位置を検出したときの検出時刻を取得する携帯端末と、前記携帯端末が検出した作業者位置及び検出時刻を取得する作業管理支援装置とを備え、前記作業管理支援装置は、入力された指定時刻及び前記検出時刻に基づいて、指定時刻に対応する作業者位置を求める演算処理部と、前記演算処理部で求めた作業者位置を表示する表示部とを備え、前記表示部には、前記時刻入力部へ入力する指定時刻を指定する指定表示具であって、当該表示部内を移動することにより第1指定時刻を指定する第1指定具と、当該表示部内を移動することにより第2指定時刻を指定する第2指定具とが表示されており、前記演算処理部は、第1指定具で指定された第1指定時刻と、前記第2指定具で指定された第2指定時刻との間の指定時間帯の作業者位置を、前記第1指定時刻及び第2指定時刻が指定される毎に求め、前記表示部は、前記演算処理部によって指定時間帯の作業者位置が求められる毎に、当該作業者位置を、作業場を含むマップ上に表示することを特徴とする。
また、作業者位置をマップ(作業場マップ)上に表示することにより、作業者位置と作業場との関係を簡単に把握することができる。
また、作業者位置を検出した検出時間帯と、作業者位置との関係を簡単に把握することができる。
また、例えば、作業者が作業場に出入りした時刻(作業者が作業場を跨がった時刻)を簡単に把握することができる。
[第1実施形態]
本発明の作業管理システムは、作業場において作業を行った作業者や作業機の作業を管理することができるシステムである。この作業管理システムは、例えば、農作物等を栽培する圃場(作業場)で農作業を行った作業者、或いは、圃場で農作業を行った農業機械(作業機)の様々な管理を行うものである。以下、説明の便宜上、作業場を圃場、作業を農作業、作業機を農業機械とし、作業管理システムについて説明する。
データ収集装置3は、農業機械2が稼働したときの稼働情報を収集するもので、例えば
、農業機械の負荷情報(速度、エンジン回転数)、施肥量、収穫量などの農作業に関する稼働情報を、農作業データとして収集する。なお、農作業データとして収集する内容(項目)は、予めデータ収集装置3等に設定されている。
具体的には、携帯端末4は、衛星測位システム(Global Positioning System,Galileo、GLONASSなど)によって自己の位置(自己位置)を検出する位置検出装置40を備えている。この位置検出装置40は、測位衛星(例えば、GPS衛星)6から送信された信号(GPS衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、受信した信号に基づいて自己位置(例えば、緯度、経度)を検出する。また、位置検出装置40は、GPS衛星6から送信された送信時刻等に基づいて自己位置を検出した時の検出時刻も求める。このようなことから、携帯端末4では、作業者が農作業を行うときに携帯端末4を所持することにより、作業者の位置(作業者位置という)と、作業者位置を検出したときの検出時刻を取得することができる。
このようなことから、携帯端末4は、データ収集装置3との無線通信によって農作業データを取得することができると共に、取得した農作業データ、農作業時の作業者の作業者位置、作業者位置を検出した検出時刻などを、移動体通信網の無線通信によって外部に送信することができる。なお、携帯端末4とデータ収集装置3との無線通信の通信距離は近距離であって、例えば、0〜20mの範囲に設定されている(通信距離の最大値が20m)。
まとめると、このような作業管理システム1では、農作業を行った時の作業機側情報(農作業データ、作業機特定情報など)をデータ収集装置3で収集する。また、作業管理システム1では、農作業を行った携帯側情報(作業者位置、検出時刻、作業者特定情報)を携帯端末4側で取得することができ、これら作業機側情報や携帯側情報を、携帯端末4から外部へ送信することができる。
サーバ5は、作業機側情報として携帯端末4から送信された農作業データを整理することにより、例えば、農作業終了後の作業日報の作成、作業計画の作成、農作業の分析、経営計画等を作成することができる。特に、サーバ5では、農作業終了後の作業者位置の分
析等を行うことができる。
図10に示すように、トラクタ2は、前後に車輪が取り付けられた走行車両(走行車体)10に、エンジン11、変速装置12等を搭載して構成されている。エンジン11の後方には、独立搭載型のキャビン13が設けられており、キャビン13内には運転席14が設けられている。また、走行車両10の後部には、3点リンク機構15が昇降可能に設けられると共に、エンジン11からの動力を伝達するPTO軸が設けられている。3点リンク機構15には、肥料散布装置、耕耘装置、農薬散布装置、播種散布装置、収穫装置などの作業装置16が着脱自在となっている。なお、図10は、肥料散布装置を3点リンク機構15に取り付けた例を示している。
送信する。なお、通信装置31は、データ検出時間も農作業データとして携帯端末4に送信する。
そして、データ収集装置3から認証情報を含むビーコンを送信している状況下にて、携帯端末4が接続対象となるデータ収集装置3の通信エリア内に入り、当該携帯端末4がデータ収集装置3から発信されるビーコンを受信すると、携帯端末4の通信装置41は、認証情報をデータ収集装置3に送信する。データ収集装置3は、携帯端末4から送信された認証情報を受信すると、当該データ収集装置3に記憶されている認証情報を用いて携帯端末4との認証を行う。認証が成立し、データ収集装置3と携帯端末4との接続が確立すると、データ収集装置3の通信装置31は、作業機側情報を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、作業側情報を受信すると第2記憶部43に、受信した作業機側情報を記憶する。
以上のように、データ収集装置3と携帯端末4との通信を行ったり、自己位置を検出することにより、第2記憶部43には、データ収集装置3から送信された作業機側情報(農作業データ、作業機特定情報等)が記憶されると共に、携帯側情報(自己位置、作業者特定情報等)が記憶される。
以下、作業管理支援装置(サーバ5)について詳しく説明する。
図1に示すように、サーバ5は、演算処理部53と、表示部54とを備えている。
演算処理部53は、CPU等により構成されていてサーバ5において様々な演算処理を行うものである。表示部54は、液晶、タッチパネル等から構成されていて、第3記憶部52に記憶された様々な情報(作業機側情報、携帯側情報、作業場マップ)やインターフェース等を介して入力された情報等を表示する。
演算処理部53は、第3記憶部52や表示部54における処理を行うもので、時刻入力部55を備えている。時刻入力部55は、サーバ5に接続された入力インターフェースに
よって入力された時刻を、指定時刻とするものである。
例えば、サーバ5に接続された、キーボード、マウスなどの入力インターフェースによって、「10時30分」という時刻が入力(指定)されると、時刻入力部55は、「10時30分」を指定時刻として保持する。或いは、入力インターフェースによって、「6時00分〜9時00分」という時刻が入力されると、時刻入力部55は、「6時00分」を第1指定時刻時刻とし、「9時00分」を第2指定時刻とする。このように、指定時刻が2つ以上あるとき、時刻入力部55は、第1指定時刻時刻から第2指定時刻までの時間帯(指定時間帯)に入る全ての時刻を指定時刻として保持する。上述した例では、第1指定時刻が「6時00分」であり、第2指定時刻が「9時00分」であるため、「6時00分〜9時00分」までの全ての時刻が指定時刻となる。なお、入力インターフェースは、タッチパネルであってもその他のものであってもよい。
具体的には、演算処理部53は、指定時刻が指定されると、指定時刻と一致する検出時刻を、第3記憶部52の携帯側情報から抽出する。演算処理部53は、例えば、6時00分〜9時00分までの指定時刻(指定時間帯)が指定されると、図2(b)に示すように、第3記憶部52に記憶された検出時刻(5時05分〜20時15分)のうち、指定時刻に一致する「6時00分〜9時00分」までの検出時刻を抽出する。
表示部54は、演算処理部53によって求められた指定時刻に対応する作業者位置を表示する位置表示部56を備えている。この位置表示部56は、矩形状の表示フレーム等で構成され、この表示フレームに少なくとも作業者位置を表示する。以降、位置表示部56(表示フレーム)を表示する画面のことを「振り返り画面」という。
第1作業者位置Q1と第2作業者位置Q2とを表示する場合は、まず、演算処理部53は、指定時刻の第1作業者位置Q1を抽出するだけでなく、第3記憶部52に記憶されている第2作業者位置Q2も第3記憶部52から抽出する。そして、図4に示すように、表示部54は、作業場マップMを表示すると共に、実線で示される第1作業者位置Q1と、点線で示される第2作業者位置Q2の両方を表示する。第1作業者位置Q1と第2作業者位置Q2とが識別できるように、表示部54は、第1作業者位置Q1を示す色と、第2作業者位置Q2を示す色とを異なる色にしてもよい。
また、指定時刻の作業者位置を表示する場合、表示部54に、作業者位置Qと作業場マップMとを重ねて表示するようにしているため、指定時刻に作業者がどの作業場(圃場)に居たかを把握することができる。さらに、指定時刻以外での作業者位置も、指定時刻の作業者位置とは区別できるように表示部54に表示しているため、作業者の指定時刻以外での動きと、指定時刻での動きを対比しながら把握することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、作業管理支援装置であるサーバ5の表示部54に作業者位置と作業場マップMを表示するのに加え、作業場の境界と作業者位置とが交差する場所(交差場所)の交差時刻を表示するようにしたものである。第1実施形態と異なる点について説明する。
判断部57は、指定時刻の作業者位置が、作業場マップMの作業場に跨がっているか否かを判断するものである。
具体的には、図6(a)に示すように、判断部57は、指定時刻内の各作業位置を結ぶことにより求めた作業者軌跡を示す軌跡線Q3と、作業場マップMにおいて作業場の外観(境界)を示す境界線Fとに基づいて、作業位置が作業場マップMに跨がっているか居ないかを判断する。作業軌跡の軌跡線Q3と作業場の境界線Fとが交差している場合は、判断部57は、作業者位置が作業場マップMの作業場に跨がっていると判断する。一方、図6(b)に示すように、作業者軌跡の軌跡線Q3と作業場の境界線Fとが交差していない場合、作業者位置が作業場マップMの作業場に跨がっていないと判断する。
また、図6(d)に示すように、作業場の輪郭線Fの両端側に、作業者位置P2と作業者位置P3があり、作業者位置P2と作業者位置P3とを結ぶ作業者軌跡が輪郭線Fと交差している場合、交差時刻算出部58は、例えば、交差時刻算出部58は、検出時刻T2と検出時刻T3との間の中間の時刻を交差時刻とする。
このように、作業者位置と作業場マップMを表示するのに加え、作業場(圃場)の境界と作業者位置とが交差する交差時刻を表示すれば、作業者が圃場に出入りした時刻を交差時刻から把握することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、作業管理支援装置であるサーバ5の位置表示部56に表示された作業者位置を見ながら指定時刻における作業者位置の抽出を行うことができるようにしたものである。第1実施形態及び第2実施形態と異なる点について説明する。
時間経過表示部60は、表示部54(振り返り画面S)に表示する時間の流れ(時間経過)を認識し易くするためのものであって、位置表示部(表示フレーム)56の周囲に表
示されている。
作業者表示部61は、作業者に関する様々な情報を表示するものである。作業者表示部61は、時間経過表示部60の下側に設けられたもので、作業者名を表示する作業者名表示部65と、作業者の作業等に関する情報(作業関連情報)を時間経過と共に表示する作業者時間表示部66とを備えている。作業者名表示部65は、時間経過表示部60(表示フレーム56)の下側であって時間軸60cよりも左側に設けられ、作業者時間表示部66は、時間経過表示部60(表示フレーム56)の直下に設けられている。
具体的には、作業者時間表示部66に検出時間を表示するに際し、まず、演算処理部53は、表示作業者の作業者位置及び検出時刻が第3記憶部52に記憶されているか否かを判断する。ここで、表示作業者の作業者位置及び検出時刻が第3記憶部52に記憶されている場合、演算処理部53は、当該表示作業者の検出時刻を第3記憶部52から抽出し、検出時刻を用いて、作業者位置を検出している検出時間帯を求める。
例えば、「緯度34.558765、経度135.469700〜緯度34.558700、経度135.469700」の作業者位置は、一定の間隔(1秒毎)で検出されているため、演算処理部は、この作業位置(緯度34.558765、経度135.469700〜緯度34.558700、経度135.469700)を抽出する。そして、演算処理部53は、抽出した区間において、初めの作業者位置に対応する検出時刻(開始検出時刻06時00分)と、終わりの作業者位置に対応する検出時刻(終了検出時刻09時00分)とを抽出する。演算処理部53は、開始検出時刻と終了検出時刻との間の時間帯(06時00分〜09時00分)を検出時間帯とする。
具体的には、作業者表示部65は、時間軸60cにおいて、開始検出時刻の「06時00分」と同じ時刻を示す位置の直下に、検出時間帯の初めを示す表示バー69の先端を表示する。また、作業者表示部65は、時間軸60cにおいて、終了検出時刻の「09時00分」と同じ時刻を示す位置の直下に、検出時間帯の終わりを示す表示バー69の後端を表示する。
するもので、作業者名表示部65に一人の作業者名が表示されている場合は、その作業者名に対応する作業者の作業者位置Qを表示する。また、作業者名表示部65に、複数の作業者名が表示されている場合は、位置表示部56は、入力インターフェース等で指定された作業者の作業者位置Qを表示する。
[第4実施形態]
第4実施形態では、表示部54(振り返り画面S)に、指定時刻を指定する指定表示具63を表示し、指定表示具63で指定した指定時刻を時刻入力部55による指定時刻とする。上述した実施形態と異なる点について説明する。
これによれば、作業者が作業者時間表示部66に表示された検出時間帯の表示バー69や位置表示部56に表示された作業者位置Qを同時に見ながら、第1指定具63aや第2指定具63bの移動による指定時刻を指定し、所定時間帯における作業者位置の切り出し(振り返り)を行うことができる。例えば、図8に示すように、6時00分〜9時00分の検出時間帯であって表示バー69が表示されている区間のうち、第1指定具63aの位置を7時00分の位置に合わせれば、7時00分〜9時00分までの作業者位置Qの切り出し(振り返り)を行うことができる。
[第5実施形態]
第5実施形態では、作業管理支援装置5を作業者が所持する携帯端末で構成したものである。図9に示すように、携帯端末5は、自己位置を検出する位置検出装置40と、デー
タ収集装置3との通信を行う通信装置41と、情報取得部71と、第3記憶部72と、演算処理部73と、表示部74、時刻入力部75、位置表示部76とを備えている。位置検出装置40及び通信装置41は、上述した実施形態と同様の動作を行うため説明を省略する。
携帯端末5によれば、演算処理部73及び表示部74などを動作させることにより、作業者位置を切り出したり、表示部74に作業者位置や作業場マップM等の振り返り画面Sを表示することができる。
作業管理支援装置5を、作業者の住宅又は作業者が所属している会社等に設置した設置型コンピュータで構成してもよい。設置型コンピュータの場合は、上述した携帯端末5、或いは、サーバ5を設置型コンピュータに読み替えればよい。
2 農業機械
3 データ収集装置
4 携帯端末
5 作業管理支援装置
6 測位衛星
8 制御装置
10 走行車両
11 エンジン
12 変速装置
13 キャビン
14 運転席
15 3点リンク機構
16 作業装置
31 通信装置
33 第1記憶部
34 計時部
40 位置検出装置
41 通信装置
43 第2記憶部
51 情報取得部
52 第3記憶部
53 演算処理部
54 表示部
55 時刻入力部
56 位置表示部
57 判断部
58 交差時刻算出部
60 時間経過表示部
60a 目盛線
60b 時刻表示体
61 作業者表示部
62 変更部
63 指定表示具
63a 第1指定具
63b 第2指定具
64 指定部
65 作業者名表示部
66 作業者時間表示部
69 表示バー
71 情報取得部
72 第3記憶部
73 演算処理部
74 表示部
75 時刻入力部
76 位置表示部
Claims (5)
- 測位衛星からの信号に基づいて検出した作業を行う作業者の作業者位置と前記作業者位置を検出した検出時刻とを取得する情報取得部と、指定時刻を入力する時刻入力部と、前記指定時刻と前記検出時刻とに基づいて指定時刻に対応する作業者位置を求める演算処理部と、前記演算処理部で求めた作業者位置を表示する表示部とを備え、
前記表示部には、前記時刻入力部へ入力する指定時刻を指定する指定表示具であって、当該表示部内を移動することにより第1指定時刻を指定する第1指定具と、当該表示部内を移動することにより第2指定時刻を指定する第2指定具とが表示されており、
前記演算処理部は、第1指定具で指定された第1指定時刻と、前記第2指定具で指定された第2指定時刻との間の指定時間帯の作業者位置を、前記第1指定時刻及び第2指定時刻が指定される毎に求め、
前記表示部は、前記演算処理部によって指定時間帯の作業者位置が求められる毎に、当該作業者位置を、作業場を含むマップ上に表示することを特徴とする作業管理支援装置。 - 前記表示部は、前記作業者位置を表示する位置表示部と、時間経過を表示する時間経過表示部と、前記作業者位置を検出した検出時刻により得られる検出時間帯を前記時間経過表示部に示された時間経過に対応して表示する作業者表示部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。
- 前記第1指定具及び前記第2指定具は、前記時間経過表示部に沿って移動可能であり、
前記第1指定具が前記時間経過表示部に対して指し示す時刻が第1指定時刻であり、前記第2指定具が前記時間経過表示部に対して指し示す時刻が第2指定時刻であることを特徴とする請求項2に記載の作業管理支援装置。 - 前記演算処理部は、当該演算処理部によって求めた作業者位置が前記作業場に跨がっているか否かを判断する判断部と、前記作業者位置が前記作業場を跨がっていると判断した場合に跨がった時刻を求める交差時刻算出部を備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の作業管理支援装置。
- 作業を行う作業者が所持し且つ測位衛星からの信号に基づいて前記作業者の作業者位置を検出すると共に、作業者位置を検出したときの検出時刻を取得する携帯端末と、
前記携帯端末が検出した作業者位置及び検出時刻を取得する作業管理支援装置とを備え、
前記作業管理支援装置は、入力された指定時刻及び前記検出時刻に基づいて、指定時刻に対応する作業者位置を求める演算処理部と、前記演算処理部で求めた作業者位置を表示する表示部とを備え、
前記表示部には、前記時刻入力部へ入力する指定時刻を指定する指定表示具であって、当該表示部内を移動することにより第1指定時刻を指定する第1指定具と、当該表示部内を移動することにより第2指定時刻を指定する第2指定具とが表示されており、
前記演算処理部は、第1指定具で指定された第1指定時刻と、前記第2指定具で指定された第2指定時刻との間の指定時間帯の作業者位置を、前記第1指定時刻及び第2指定時刻が指定される毎に求め、
前記表示部は、前記演算処理部によって指定時間帯の作業者位置が求められる毎に、当該作業者位置を、作業場を含むマップ上に表示することを特徴とする作業管理システム。
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