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JP6008688B2 - 太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法 - Google Patents

太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法に関する。
近年、環境汚染、地球温暖化、化石燃料の枯渇といった問題から、石油代替エネルギーとして太陽電池が注目されている。現在、太陽電池の主流は、銅・インジウム・ガリウム・セレンを含み、セレン化水素(HSe)ガスを使用して形成し得るカルコパイライト型の光吸収層を使用した化合物太陽電池である。この化合物太陽電池の製造装置には、所定の濃度に調整したセレン化水素の混合ガスを供給する必要があった。
そこで、ベースガスと100%セレン化水素とを太陽電池の製造装置近辺で混合させてセレン化水素混合ガスを調製し、これを連続的に供給可能なセレン化水素供給装置が用いられている。ところが、100%セレン化水素が流通する配管、バルブ、流量制御装置には、セレン化水素の分解によるセレン結晶が析出してしまうという問題があった。特に、流量制御装置に析出することにより流量制御精度が低下するため、目的とするセレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度の設定値(濃度設定値)と実際に調整されたセレン化水素混合ガスのセレン化水素濃度(濃度実測値)との間の誤差が大きくなってしまうという問題があった(これをドリフト現象という)。
上記課題を解決するため、例えば特許文献1には、図3に示すようなセレン化水素混合ガスを連続的に供給することが可能なセレン化水素混合ガスの供給装置200が開示されている。供給装置200には、図示略のベースガス供給源と接続されたベースガス供給経路L101と、図示略の原料ガス供給源と接続された原料ガス供給経路L102と、が設けられており、それぞれの経路内を濃度100%のベースガス(不活性ガス)及びセレン化水素ガスが流通可能とされている。また、ベースガス供給経路L101及び原料ガス供給経路L102には、流量制御が可能なマスフローコントローラ105,109がそれぞれ設けられている。そして、ベースガス供給経路L101及び原料ガス供給経路L102の下流側には、所定の濃度に調整されたセレン化水素混合ガスを貯留するバッファタンク102が設けられている。
また、供給装置200を用いたセレン化水素混合ガスの供給方法は、図4に示すようなフローに従って実施される。この供給方法では、図4のステップS3,S3C,S1−1に示すように、バッファタンク102へ供給する不活性ガスの流量がセレン化水素濃度計114で検出されたセレン化水素混合ガスにおけるセレン化水素濃度と、セレン化水素濃度の設定値との誤差に応じて制御される。これにより、濃度設定値のセレン化水素混合ガスが安定して得られるようになっている。
特開2011−57455号公報
ところが、供給装置のバッファタンクにおけるセレン化水素混合ガスの貯留量は、太陽電池製造装置への供給量に比べて小さい場合がある。この場合、従来の供給方法及び供給装置のように不活性ガスと100%セレン化水素ガスの一方または両方の流量を制御しても、その制御した流量での不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの供給開始直後では、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの流量が安定せず、バッファタンク内のセレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との誤差が生じやすくなることが判明した。また、バッファタンクの容積が小さいと、バッファタンク内のセレン化水素混合ガスの圧力が短時間周期でバッファタンクの上限圧力または下限圧力に達するため、バッファタンクから太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給開始または供給停止の切り替えが頻繁に行われ、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との誤差が増大する問題があった。
上記のようにドリフト現象を抑えても生じるセレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との誤差を低減するためには、バッファタンクのセレン化水素混合ガス貯留量を大きくすることが考えられる。バッファタンクのセレン化水素混合ガス貯留量を増加させるための方法として、バッファタンク自体の容量増加、あるいは圧力許容範囲の拡大が挙げられる。
しかしながら、バッファタンク自体の容量増加は、フットプリント増大及びコスト増大を招いてしまう。また、100%セレン化水素ガスは液化高圧ガスであるため、バッファタンクの上限圧力には一定の制限がある。そして、太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給には一定以上の圧力が必要であるため、バッファタンクの下限圧力にも一定の制限がある。従って、バッファタンクの圧力許容範囲については、一定量の拡大しか見込めない。また、バッファタンクの圧力許容範囲の拡大は、不活性ガスと100%セレン化水素ガスのそれぞれのガスの流量を制御するマスフローコントローラの出口圧力の変化を増大させ、流量制御の誤差を生じさせる。さらに、太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給圧力変動により、太陽電池製造装置側のセレン化水素混合ガスの流量制御に悪影響を与えてしまう問題がある。
また、ドリフト現象を抑えても生じるセレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との誤差を低減する方法として、バッファタンクから太陽電池製造装置に供給するセレン化水素混合ガスの流量を測定する流量測定器を設置し、流量測定器からの流量信号に応じて不活性ガスと100%セレン化水素ガスとの混合流量を調整する方法が挙げられる。しかしながら、その方法では流量測定器を追加しなければならず、セレン化水素混合ガスの供給装置の構成が煩雑になる。また、セレン化水素混合ガスの充填パターンが太陽電池製造装置のセレン化水素混合ガスの消費パターンと一致するため、マスフローコントローラもこの充填パターンに同期して不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの供給開始と供給停止とを繰り返し、バッファタンク内のセレン化水素濃度が安定しなくなる問題がある。
そこで本発明は、低容量のバッファタンクであっても、ドリフト現象を抑えつつ、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの供給開始と供給停止の頻度を低減させ、さらに流量制御後の不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの供給開始直後におけるセレン化水素混合ガスのセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との誤差を低減し、安定したセレン化水素濃度のセレン化水素混合ガスを供給可能な太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、ベースガス供給流路から供給される不活性ガスと、原料ガス供給流路から供給される100%セレン化水素ガスと、を混合して所定の濃度に調整されたセレン化水素混合ガスをバッファタンクに貯留し、前記バッファタンクより前記セレン化水素混合ガスを供給する太陽電池用セレン化水素ガスの供給方法であって、前記不活性ガスと前記100%セレン化水素ガスとを混合した後の混合ガスの濃度を測定し、測定した濃度に応じて前記不活性ガス及び前記100%セレン化水素ガスの一方または両方の流量を制御するとともに、前記混合ガスが貯留された前記バッファタンク内の圧力を測定し、測定した圧力に応じて前記不活性ガス及び前記100%セレン化水素ガスの流量を制御することを特徴とする太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法が提供される。
また、請求項2に係る発明によれば、前記不活性ガス及び前記100%セレン化水素ガスの流量をマスフローコントローラで制御することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法が提供される。
本発明によれば、不活性ガスと100%セレン化水素ガスとを混合した後の混合ガスのセレン化水素濃度に応じて100%セレン化水素ガスと不活性ガスの一方または両方の流量を制御することにより、ドリフト現象を抑えることができる。さらに、混合ガスが貯留されたバッファタンク内の圧力を測定し、測定した圧力に応じて100%セレン化水素ガス及び不活性ガスの流量を制御することにより、測定した圧力に応じて流量制御しない場合に比べて100%セレン化水素ガスと不活性ガスの供給開始、供給停止の頻度を低下させるとともに、供給開始直後における各ガスの大きな流量変動を緩和することができる。従って、ドリフト現象を抑えつつ、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの供給開始直後におけるセレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との誤差を低減でき、安定した濃度のセレン化水素混合ガスを供給することができる。
本発明の一実施形態である太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給装置を示す模式図である。 本発明の一実施形態である太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法を示すフローチャートである。 従来の太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給装置を示す模式図である。 従来の太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用した一実施形態である太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法について、これに用いる太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給装置とともに、図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。また、本明細書中で用いる単位については、濃度は体積濃度、圧力はゲージ圧力、流量は体積流量を表している。さらに、本明細書中に示す体積は、基準状態(0℃、1atm(大気圧))での体積である。
先ず、本実施形態の太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給装置(以下、単に「供給装置」という)の構成について、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、供給装置100は、太陽電池製造装置(図示略)の生産状況に応じて、所定の濃度に調製したセレン化水素混合ガスを供給する装置である。具体的には、供給装置100は、ベースガスを供給するためのベースガス供給流路L1と、原料ガスを供給するための原料ガス供給流路L2と、混合されたベースガスと原料ガスとのセレン化水素混合ガスを貯留するためのバッファタンク2と、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度を測定するためのセレン化水素濃度計14と、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力を測定する圧力計12と、圧力計12で測定された圧力に応じてベースガス及び原料ガスの混合流量補正係数Aを算出するPID演算手段15と、セレン化水素濃度計14及びPID演算手段15からの情報を受け取ってベースガス及び原料ガスの流量補正値を算出する演算手段16と、を備えて概略構成されている。
ベースガス供給流路L1は、一端が図示略のベースガス供給源に接続されており、他端が混合器17に接続されている。ベースガスは、希釈用途の不活性ガスであれば特に限定されるものではない。このような不活性ガスとしては、例えば、窒素(N)ガス、アルゴン(Ar)ガス等が挙げられる。
ベースガス供給流路L1には、上流側から下流側に向かって、開閉バルブ3、圧力調整器4、マスフローコントローラ5、自動弁6が順次設けられている。なお、必要に応じて、圧力調整器4の上流側及び下流側に、図示略の圧力計が設けられていてもよい。この圧力計の設置により、圧力調整器4の前後の圧力を視認することができる。
圧力調整器4は、ベースガス供給源から供給される不活性ガスの圧力を所望の圧力へと減圧するために設けられている。本実施形態の供給装置100では、圧力調整器4がベースガス供給流路L1に1つだけ設けられているが、1つに限定されるものではなく、圧力調整器4が2以上設けられていてもよい。
なお、マスフローコントローラ5の直前の圧力は、太陽電池製造装置への供給圧力に応じて適宜設定することができる。例えば、マスフローコントローラ5の直前の圧力としては、0.5〜0.7MPaの範囲とすることができる。
マスフローコントローラ5は、不活性ガスの質量流量を計測して流量制御を行う流量制御機器であり、高精度な流量計測及び制御をするために設けられている。また、後に説明するように、マスフローコントローラ5は、配線E4を介して演算手段16に接続されている。これにより、演算手段16からの流量制御信号がマスフローコントローラ5に伝達され、演算手段16からの流量制御信号のベースガス流量補正値と等しくなるになるようにベースガスの流量が制御される。
マスフローコントローラ5に搭載される質量流量センサは、特に限定されるものではなく、例えば、熱式質量流量センサや差圧式質量流量センサ等の一般的なものを用いることができる。
自動弁6は、マスフローコントローラ5で流量制御された不活性ガスを混合器17に供給するか否かを制御するために設けられている。自動弁6が開状態であるときは、流量制御された不活性ガスが自動弁6の下流側に排出され、混合器17に供給される。一方、自動弁6が閉状態であるときは、自動弁6の下流側への不活性ガスの供給が停止され、混合器17に不活性ガスが供給されない。自動弁6の開閉状態は、後に説明する圧力計12で計測されるバッファタンク2の圧力(圧力実測値)によって切り替えられる。自動弁6は、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力実測値が下限圧力より高いときに、閉状態になり、それ以外のときには開状態となる。
なお、マスフローコントローラ5と自動弁6との間のベースガス供給流路L1には、逆止弁19が設けられている。逆止弁19は、マスフローコントローラ5で流量制御された不活性ガスを上流側から下流側のみに流すとともに、下流側から上流側への不活性ガスの逆流を防止する。これにより、ベースガス供給流路L1内のベースガス流量の変動を防ぐことができる。
原料ガス供給流路L2は、一端が図示略の原料ガス供給源に接続されており、他端が混合器17に接続されている。原料ガスは、濃度100%のセレン化水素(HSe)ガス(以降では、単に「100%セレン化水素ガス」と記載する)である。
原料ガス供給流路L2には、上流側から下流側に向かって、自動弁7、圧力調整器8、マスフローコントローラ9、逆止弁20、自動弁10が順次設けられている。ベースガス供給流路L1と同様、必要に応じて、圧力調整器4の上流側及び下流側に、図示略の圧力計が設けられていてもよい。圧力計の設置により、圧力調整器8の前後の圧力を視認することができる。
自動弁7、圧力調整器8、マスフローコントローラ9、逆止弁20、自動弁10に関する説明は、ベースガス供給流路L1の開閉バルブ3、圧力調整器4、マスフローコントローラ5、自動弁6の説明における不活性ガスを100%セレン化水素ガスに置き換えたものと同一であるため、省略する。
混合器17は、ベースガス供給流路L1と原料ガス供給流路L2が合流する位置に設けられている。混合器17は、ベースガス供給流路L1を通って供給される不活性ガスと原料ガス供給流路L2を通って供給される100%セレン化水素ガスとを混合し、所定の濃度に調整されたセレン化水素混合ガスを下流側に供給できるものであれば、特に限定されない。例えば、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度は、5〜20vol%とすることができる。混合器17により、原料ガス供給流路L2への不活性ガスの流入及びベースガス供給流路L1への100%セレン化水素ガスの流入が防止される。
混合器17とバッファタンク2の図示しない供給口とは、流路L3により接続されている。なお、流路L3に図示略の開閉バルブが設けられていてもよい。
流路L3には、流路L5が分岐して設けられている。流路L5は、一端が流路L3に接続されており、他端が図示略の排気ダクトに接続されている。流路L5には、セレン化水素濃度計14が設けられている。セレン化水素濃度計14の上流側及び下流側には、図示略の開閉バルブが設けられていてもよい。この構成により、バッファタンク2に供給される前のセレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度Q[%]をセレン化水素濃度計14により測定することができる。
セレン化水素濃度計14には、配線E1によって演算手段16が接続されており、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度Q[%]の測定結果(濃度実測値)をセレン化水素濃度計14から演算手段16へと送信可能とされている。演算手段16については、後に詳しく説明する。
流路L3の末端に接続されたバッファタンク2は、混合器17によって所定の濃度に調整されたセレン化水素混合ガスを貯留するための貯留槽である。バッファタンク2の容積は、特に限定されるものではなく、太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給量に応じて適宜選択することができる。太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給量は、例えば100L/minより多く、500L/min以下とすることができる。
なお、本実施形態の供給装置100では、後に詳しく説明するようにバッファタンク2の貯留量が太陽電子製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給量に比べて小さい場合であっても、安定してセレン化水素混合ガスのセレン化水素濃度が設定値になるように不活性ガス及び100%セレン化水素ガスが流量制御される。バッファタンク2におけるセレン化水素混合ガスの貯留量が太陽電子製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給量に比べて小さい場合を具体的に言い換えると、1分間のバッファタンク2から太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給量[L/min]がバッファタンク2の容量[L]より大きい場合である。
これにより、バッファタンク2のセレン化水素混合ガスの貯留量は、太陽電子製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給量に比べて小さくてもよく、例えば100L/minより多く、500L/min以下とすることができる。
バッファタンク2の上限圧力及び下限圧力は、特に限定されるものではなく、バッファタンク2の貯留量及び太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給量に応じて適宜選択することができる。例えば、バッファタンク2のセレン化水素混合ガスの貯留圧力としては、0.1〜0.5MPaの範囲とすることができる。
バッファタンク2の図示しない排出口には、流路L4の一端が接続されており、流路L4の他端が太陽電池製造装置に接続されている。これにより、バッファタンク2から太陽電池製造装置へとセレン化水素混合ガスを供給可能となっている。流路L4には、開閉バルブ11が設けられている。開閉バルブ11は通常開いているが、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力がバッファタンク2の下限圧力より低く、または、上限圧力より高くなったときに閉じられる。開閉バルブ11が閉じられると、バッファタンク2から太陽電池製造装置へのセレン化水素混合ガスの供給が停止する。
また、バッファタンク2には、流路L6の一端が接続されており、流路L6の他端が圧力計12に接続されている。圧力計12により、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力を計測することができる。また、流路L5には、開閉バルブ13が設けられている。開閉バルブ13は通常開いているが、圧力計12によりバッファタンク2の圧力異常等が検出された際には閉じられる。
圧力計12には、配線E2によってPID演算手段15が接続されており、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力実測値を圧力計12からPID演算手段15へと送信可能とされている。また、PID演算手段15の上流側及び下流側には、図示略の開閉バルブがそれぞれ設けられていてもよい。
PID演算手段15は、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの流量を制御するために必要な混合流量補正係数A[単位なし]を算出するために設けられている。混合流量補正係数Aは、圧力計12により計測されたバッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力実測値と、予め設定されたバッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力(圧力設定値)との偏差に応じて、算出される。PID演算手段15は、混合流量補正係数Aを算出可能なものであれば、特に限定されるものではない。このようなPID演算手段15としては、一般的なコンピュータ等を用いることができる。
PID演算手段15には、配線E3によって演算手段16が接続されており、PID演算手段15で算出された混合流量補正係数AをPID演算手段15から演算手段16へと送信可能とされている。
演算手段16は、ベースガス流量補正係数B[単位なし]と原料ガス流量補正係数B[単位なし]を算出するとともに、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの流量補正値を算出してマスフローコントローラ5及び9に伝達するために設けられている。なお、ベースガス流量補正係数B及び原料ガス流量補正係数Bは、セレン化水素濃度計14から受信したセレン化水素混合ガス中の濃度実測値と、予め設定されたセレン化水素濃度(濃度設定値)との偏差に応じて、算出されるものである。
演算手段16は、ベースガス及び原料ガスの流量補正値を算出可能なものであれば、特に限定されるものではない。このような演算手段16としては、一般的なコンピュータ等を用いることができる。
次に、供給装置100を用いた本実施形態の太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法(以下、単に「供給方法」という)について説明する。なお、以下の供給方法の説明ではドリフト現象を抑えるために、不活性ガス、100%セレン化水素ガスのうち、不活性ガスのみの流量制御を行うこと(即ち、B=1)とする。
以下、図2を参照しながら、本実施形態の供給方法について詳細に説明する。
先ず、太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給準備を行う。具体的には、図1に示す供給装置100において、開閉バルブ3,11,13及び自動弁7を開閉操作しながら、流路L1〜L6内のパージを行う。上記パージを完了した後、全ての開閉バルブ3,11,13及び自動弁7を開状態にして供給準備を完了する。
(第1ステップ)
次に、図2中のステップS0,S1−1及びステップS1−2に示すように、不活性ガスの流量と100%セレン化水素ガスの流量とを、太陽電池製造装置に供給するセレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度の設定値から決定された流量(即ち、流量初期値V,V[L/min])にそれぞれ制御する。このようにして、ベースガス供給流路L1から不活性ガスを、原料ガス供給流路L2から100%セレン化水素ガスを、それぞれ混合器17へと供給する。
具体的には、不活性ガスは、ベースガス供給源からベースガス供給流路L1に供給される。このベースガス供給流路L1において、圧力調整器4により所定の圧力へと減圧された後、マスフローコントローラ5内へ導入される。マスフローコントローラ5には、演算手段16からの流量制御信号に応じた流量値が設定されており、マスフローコントローラ5により不活性ガスの流量が制御される。この流量制御信号に応じた流量値は、供給装置100の稼動開始時(第1〜第6ステップの繰り返しの1回目)にはベースガス流量初期値Vとし、その後、演算手段16からの流量制御信号を受けてベースガス流量補正値とする。そして、自動弁6が開状態の場合に、マスフローコントローラ5を介して所定の流量(流量初期値V、またはベースガス流量補正値)の不活性ガスが混合器17へと供給される。
100%セレン化水素ガスは、原料ガス供給源から原料ガス供給流路L2に供給される。この原料ガス供給流路L2において、圧力調整器8により所定の圧力へと減圧された後、マスフローコントローラ9内へ導入される。マスフローコントローラ9には、演算手段16からの流量制御信号に応じた流量値が設定されており、マスフローコントローラ9により100%セレン化水素ガスの流量が制御される。この流量制御信号に応じた流量値は、供給装置100の稼動開始時(第1〜第6ステップの繰り返しの1回目)には原料ガス流量初期値Vとし、その後、演算手段16からの流量制御信号を受けて原料ガス流量補正値とする。そして、自動弁10が開状態の場合に、マスフローコントローラ9を介して所定の流量(流量初期値V、またはベースガス流量補正値)の不活性ガスが混合器へと供給される。
(第2ステップ)
次に、図2中のステップS2に示すように、所定の流量で供給された不活性ガス及び100%セレン化水素ガスを混合器17によって混合し、所定の濃度のセレン化水素混合ガスを調製する。
ここで、セレン化水素混合ガスの濃度は、特に限定されるものではなく、太陽電池製造装置の要求に応じて適宜選択することができる。具体的には、例えば、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度を、5〜20vol%とすることができる。
(第3ステップ)
次に、図2中のステップS3に示すように、混合器17で調製されたセレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度を測定する。具体的には、図1に示すように、経路L3から分岐された経路L5にセレン化水素混合ガスの一部を採取し、経路L5に設けられたセレン化水素濃度計14により測定する。
続いて、図2中のステップS3Cに示すように、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との誤差に基づいて、ベースガス流量補正係数Bを算出する。具体的には、先ず、ステップS3においてセレン化水素濃度計14により得られたセレン化水素の濃度実測値を、配線E1を介して演算手段16に伝達する。その後、演算手段16において、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度が濃度設定値となるようなベースガス流量補正係数Bを算出する。
(第4ステップ)
次に、図2中のステップS4に示すように、セレン化水素濃度を測定したセレン化水素混合ガスをバッファタンク2に貯留する。
(第5ステップ)
次に、図2中のステップS5に示すように、バッファタンク2に供給されたセレン化水素混合ガスの圧力を測定する。具体的には、図1に示すように、経路L6に設けられた圧力計12により測定する。
続いて、図2中のステップS6に示すように、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力実測値と圧力設定値との誤差に基づいて、混合流量補正係数Aを算出する。
具体的には、先ず、PID演算手段15により、ステップS5において圧力計12により得られたバッファタンク2内の圧力実測値を、配線E2を介して受信し、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力実測値と圧力設定値との偏差に応じて混合流量補正係数Aを算出する。算出した混合流量補正係数Aは、配線E3を介してPID演算手段15から演算手段16に伝達する。
上記説明した図2中のステップS0〜S6の実施によって、演算手段16においては、ベースガス流量補正係数Bが求められるとともに、PID演算手段15から混合流量補正係数Aが伝達された状態となっている。そこで、セレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との差が緩やかに縮まるように、演算手段16で、ベースガス流量補正係数Bと、各ガスについて予め設定された流量初期値V,V[L/min]と、セレン化水素濃度設定値Q[%]と、PID演算手段15から受信した混合流量補正係数Aを用いて、次式、
ベースガス流量補正値・・・V×B×((100−Q)/100)×A[L/min]、
原料ガス流量補正値・・・V×(Q/100)×A[L/min]
によりベースガス及び原料ガスの流量補正値を算出する。
次に、算出したベースガス及び原料ガスの流量補正値を、配線E4,E5のそれぞれを介してマスフローコントローラ5,9へ流量制御信号として送信する。そのようにして、マスフローコントローラ5の不活性ガスの流量をベースガス流量補正値に修正するとともに、マスフローコントローラ9の100%セレン化水素ガスの流量を原料ガス流量補正値に修正する。
これにより、セレン化水素濃度設定値のセレン化水素混合ガスがバッファタンク2に供給されるようにベースガス流量補正係数Bに基づいて補正された不活性ガスの流量と、100%セレン化水素ガスの流量とが、混合流量補正係数Aによってさらに補正される。即ち、バッファタンク2へのセレン化水素混合ガス供給開始直後に発生する大きなセレン化水素濃度の変動が混合流量補正係数Aにより緩和される。ここで、セレン化水素混合ガス供給開始直後とは、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの一時的な供給停止後における供給再開直後、演算手段16による流量制御後の不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの供給開始直後等を示す。
次に、図2中のステップS7,8に示すように、セレン化水素混合ガスのバッファタンク2内における圧力がバッファタンク2の下限圧力以上かつ上限圧力以下の範囲内であることを圧力計12で確認し、セレン化水素混合ガスを太陽電池製造装置へ供給する。ただし、供給装置100内の各ガスの流量異常発生等の非常事態において、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力が上限圧力より高いことが圧力計12により検出された際には、図2中のステップS7,9に示すように供給装置100に設けられた開閉バルブ3及び自動弁7を適宜閉じて不活性ガス、100%セレン化水素ガスの供給を停止する。これにより、バッファタンク2の破損を防止することができる。また、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力が花弁圧力より低いことが圧力計12により検出された際には、図2中のステップS7,9に示すように供給装置100に設けられた開閉バルブ11を適宜閉じて、太陽電池製造装置にセレン化水素混合ガスを供給しないようにする。
このようにして、セレン化水素濃度が安定したセレン化水素混合ガスを太陽電池製造装置に連続的に供給する。
本実施形態の供給方法は、上記説明した第1〜第6ステップを1回以上繰り返す構成を備えている。この構成では、不活性ガスと100%セレン化水素ガスとを混合したセレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度を測定し、セレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との差からベースガス流量補正係数Bを算出した(第3ステップ)後に、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力を測定して、圧力実測値と圧力設定値との差により混合流量補正係数Aを算出し、マスフローコントローラ5,9に流量制御信号を伝達してバッファタンク2に供給する不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの流量制御(第5ステップ)を行うことを特徴とする。
上記構成により、バッファタンク2に供給されるセレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との比から決定されるベースガス及び原料ガスの流量補正係数B,Bに加えて、混合流量補正係数Aによって、マスフローコントローラ5から供給される不活性ガスの流量とマスフローコントローラ9から供給される100%セレン化水素ガスの流量制御を行うことができる。そのため、不活性ガスと100%セレン化水素ガスをベースガス及び原料ガスの流量補正係数B,Bにより補正された各ガスの流量補正値で供給し始めた直後に発生する大きな流量変動を混合流量補正係数Aによって緩和することができる。
その結果、供給装置100から供給されるセレン化水素混合ガス中のセレン化水素ガス濃度を濃度設定値と同程度に安定させ、かつ、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの流量を変更した直後に生じる大きな流量変動及びその流量変動によるセレン化水素混合ガス中のセレン化水素ガス濃度の変動を低減することができる。
従って、本実施形態の供給方法によれば、バッファタンク2のセレン化水素混合ガス貯留量を増加させなくても、ドリフト現象が抑えられ、かつ、流量制御後の供給開始直後のセレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度の変動が緩和される。結果として、供給装置100から長時間安定したセレン化水素濃度のセレン化水素混合ガスを供給することができる。
また、本実施形態の供給装置100では、バッファタンク2に接続された圧力計12と演算手段16とが、PID演算手段15を介して配線E2,E3で接続されていることを特徴としている。これにより、バッファタンク2に供給されるセレン化水素混合ガス中のセレン化水素の濃度実測値と濃度設定値との比から決定されるベースガス及び原料ガスの流量補正係数B,Bに加えて、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスの圧力実測値と圧力設定値との偏差に応じて決定される混合流量補正係数Aにより、マスフローコントローラ5から供給される不活性ガスの流量とマスフローコントローラ9から供給される100%セレン化水素ガスの流量の双方が制御される。そのため、不活性ガス及び100%セレン化水素ガスの流量は、バッファタンク2内のセレン化水素混合ガスのセレン化水素濃度が設定値になるように緩やかに調整される。従って、バッファタンク2のセレン化水素混合ガス貯留量を増加させなくても、ドリフト現象が抑えられ、かつ、供給開始直後のセレン化水素混合ガス中のセレン化水素濃度の変動が緩和される。結果として、低容量のバッファタンク2を備えた供給装置100であっても安定したセレン化水素濃度のセレン化水素混合ガスが供給される。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態の供給装置100では、ベースガス供給流路L1と原料ガス供給流路L2のそれぞれにおいて、マスフローコントローラ5,9のそれぞれを用いて不活性ガスと100%セレン化水素ガスの流量制御を行う構成としているが、マスフローコントローラ5,9に代えて、他の流量制御手段を用いて流量制御を行う構成としてもよい。
また、前述したようにドリフト現象を抑えるためには、ベースガスである不活性ガスの供給流量と原料ガスである100%セレン化水素ガスの供給流量のうち一方のみが制御されてもよく、不活性ガスの供給流量と100%セレン化水素ガスの供給流量の両方が制御されてもよい。従って、上記説明した第3ステップ(図1に示す流れにおいてはステップS3C)において、ベースガス及び原料ガスの流量補正係数B,Bの両方を算出(即ち、B≠1、かつ、B≠1)してもよい。
上記のようにベースガス及び原料ガスの流量補正係数B,Bの両方を算出した場合は、上述した第5ステップにおいて、ベースガス及び原料ガスの流量補正値を次式、
ベースガス流量補正値・・・V×B×((100−Q)/100)×A[L/min]、
原料ガス流量補正値・・・V×B×(Q/100)×A[L/min]
により算出する。
2,102…バッファタンク、3,11,13,103,111,113…開閉バルブ、4,8,104,108…圧力調整計、5,9,105,109…マスフローコントローラ、6,7,10,106,107,110…自動弁、12,112…圧力計、14,114…セレン化水素濃度計、15,115…PID演算手段、16…演算手段、17,117…混合器、L1,L101…ベースガス供給流路、L2,L102…原料ガス供給流路、L3,L4,L5,L6,L103,L104,L105,L106…流路、E1,E2,E3,E4,E5,E101,E102…配線、100,200…供給装置

Claims (2)

  1. ベースガス供給流路から供給される不活性ガスと、原料ガス供給流路から供給される100%セレン化水素ガスと、を混合して所定の濃度に調整されたセレン化水素混合ガスをバッファタンクに貯留し、前記バッファタンクより前記セレン化水素混合ガスを供給する太陽電池用セレン化水素ガスの供給方法であって、
    前記不活性ガスと前記100%セレン化水素ガスとを混合した後の混合ガスの濃度を測定し、測定した濃度に応じて前記不活性ガス及び前記100%セレン化水素ガスの一方または両方の流量を制御するとともに、
    前記混合ガスが貯留された前記バッファタンク内の圧力を測定し、測定した圧力に応じて前記不活性ガス及び前記100%セレン化水素ガスの流量を制御することを特徴とする太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法。
  2. 前記不活性ガス及び前記100%セレン化水素ガスの流量をマスフローコントローラで制御することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池用セレン化水素混合ガスの供給方法。

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