JP6004889B2 - ストライカ用ブラケット - Google Patents
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Description
該ブラケットは、板金によって形成されており、
かつ、上記ボディに取り付けられる第1板金本体部と、該第1板金本体部から屈曲する第2板金本体部と、該第2板金本体部の一部が上記第1板金本体部におけるストライカ取付部位に重ねられた折返部と、該折返部に設けられ、上記ストライカの取付部を取り付けるための複数のナットと、上記折返部と上記第1板金本体部とを連結する連結部とを有しており、
該連結部における、上記第1板金本体部との連結部位には、玉縁状に膨らむ折返基部が形成されており、
上記連結部における、該連結部が上記第1板金本体部に連結される方向、及び該連結部を構成する板金の厚み方向の両方向に直交する方向の幅は、上記折返部よりも縮小していることを特徴とするストライカ用ブラケットにある(請求項1)。
また、折返部は、第2板金本体部から折り返すことにより簡単に形成することができる。
上記ストライカ用ブラケットにおいて、上記折返基部は、上記ナットの外形よりも縮小して形成することができる。
また、上記折返部は、上記第2板金本体部の一部を切り開いて上記第1板金本体部に重ねられている。
これにより、板金を大きくすることなく折返部を容易に形成することができる。
この場合には、ナットを溶接等によって板金に設ける必要がなく、板金に加工を行うプレス工程において、ピアスナットを板金に設けることができる。
この場合には、ブラケットに対してストライカを安定して取り付けることができる。
この場合にも、ブラケットに対してストライカを安定して取り付けることができる。
この場合には、ストライカを取り付けたブラケットの強度を高くすることができる。
本例のストライカ用ブラケット1(以下、単にブラケット1という。)は、図1、図2に示すごとく、自動車のボディ3に対して開閉するドア4の施錠部位のストライカ2が取り付けられるものである。
ブラケット1は、プレス加工によって板金を折り曲げて形成されている。ブラケット1は、ボディ3に取り付けられる板金本体部11と、板金本体部11におけるストライカ取付部位111に折り重ねて形成された折返部12と、折返部12に設けられ、ストライカ2の取付部20を取り付けるための複数のナット13とを有している。折返部12は、この折返部12よりも幅が縮小して、玉縁状に膨らんで形成された折返基部121を有している。図1において、自動車の前側を矢印Fによって示す。
図3に示すごとく、本例のブラケット1は、自動車のバックドア4の施錠部位に設けられるものである。自動車のボディ3における後方部には、バックドア4が開閉される開口部31が形成されている。バックドア4は、上方部分が開口部31の周辺に支持されて、上方へ回動して開くよう構成されている。ストライカ2及びブラケット1は、開口部31の下方部分に設けられている。
ストライカ2は、ベースプレート21に設けられた円環状の係合部として形成されている。ベースプレート21には、ナット13と対向する位置に、ボルト22を挿通させる挿通穴211が形成されている。ストライカ2は、ブラケット1における2つのナット13に、ベースプレート21における挿通穴211に挿通したボルト22を螺合することにより、ブラケット1に取り付けられる。
本例の折返部12は、プレス加工によって、ブラケット1の後方側部分16における板金本体部11の一部を切り開き、この切り開いた一部を、ブラケット1の上方側部分15における板金本体部11に折り重ねることによって形成されている。折返部12は、ナット13の平面外形よりも大きな外形で形成されており、折返部12の中心部分にナット13が設けられている。
図1に示すごとく、ブラケット1の後方側部分16は、ボディパネル32の表面から浮かした状態で下端部をボディパネル32に固定して、ボディパネル32との間に袋状部分321を形成している。これにより、ボディパネル32に取り付けた際のブラケット1の剛性を向上させ、折返部12を切り開いて形成した際に板金本体部11に残される切り開き穴161(図4参照)によってブラケット1の強度が低下することを補っている。
また、折返部12における端部には、板金本体部11から離れる方向にフランジ123が起立されている。このフランジ123は、折返基部121が設けられた後方側以外の前方側及び左右両側において、斜めに起立して設けられている。
例えば、図6に示すごとく、折返部12には、ナット13を一方側面から2つ設け、折返基部121は、折返部12における2箇所に設け、この2箇所で板金本体部11に繋がるよう形成することができる。この場合、ブラケット1において、折返部12及びナット13は、上下方向に並べて設けることができる。この場合にも、ストライカ2の取付部20は、板金本体部11を間に挟んで、折返部12における2つのナット13にそれぞれボルト22を螺合させて取り付けられる。
また、折返部12は、板金本体部11から折り返すことにより簡単に形成することができる。
11 板金本体部
111 ストライカ取付部位
12 折返部
121 折返基部
13 ナット(ピアスナット)
2 ストライカ
20 取付部
21 ベースプレート
3 自動車のボディ
31 開口部
4 ドア
41 フック
Claims (5)
- 自動車のボディに対して開閉するドアの施錠部位に設けられるストライカが取り付けられるブラケットであって、
該ブラケットは、板金によって形成されており、
かつ、上記ボディに取り付けられる第1板金本体部と、該第1板金本体部から屈曲する第2板金本体部と、該第2板金本体部の一部が上記第1板金本体部におけるストライカ取付部位に重ねられた折返部と、該折返部に設けられ、上記ストライカの取付部を取り付けるための複数のナットと、上記折返部と上記第1板金本体部とを連結する連結部とを有しており、
該連結部における、上記第1板金本体部との連結部位には、玉縁状に膨らむ折返基部が形成されており、
上記連結部における、該連結部が上記第1板金本体部に連結される方向、及び該連結部を構成する板金の厚み方向の両方向に直交する方向の幅は、上記折返部よりも縮小していることを特徴とするストライカ用ブラケット。 - 請求項1に記載のストライカ用ブラケットにおいて、上記ナットは、上記折返部に形成された貫通穴にかしめ固定されたピアスナットであることを特徴とするストライカ用ブラケット。
- 請求項1又は2に記載のストライカ用ブラケットにおいて、上記折返部は、上記ナットが一方側面からそれぞれ1つずつ設けられた状態で、2つが別々に横に並んで形成されており、
上記ストライカの取付部は、上記第1板金本体部を間に挟んで、上記2つの折返部における上記ナットにそれぞれボルトを螺合させて取り付けられるよう構成されていることを特徴とするストライカ用ブラケット。 - 請求項1又は2に記載のストライカ用ブラケットにおいて、上記折返部には、上記ナットが一方側面から2つ設けられており、
上記折返基部は、上記折返部における2箇所で上記第1板金本体部に繋がるよう形成されており、
上記ストライカの取付部は、上記第1板金本体部を間に挟んで、上記折返部における上記2つのナットにそれぞれボルトを螺合させて取り付けられるよう構成されていることを特徴とするストライカ用ブラケット。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のストライカ用ブラケットにおいて、上記折返部における端部には、上記第1板金本体部から離れる方向にフランジが起立されていることを特徴とするストライカ用ブラケット。
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