JP6044106B2 - Information processing apparatus and program - Google Patents
Information processing apparatus and program Download PDFInfo
- Publication number
- JP6044106B2 JP6044106B2 JP2012099939A JP2012099939A JP6044106B2 JP 6044106 B2 JP6044106 B2 JP 6044106B2 JP 2012099939 A JP2012099939 A JP 2012099939A JP 2012099939 A JP2012099939 A JP 2012099939A JP 6044106 B2 JP6044106 B2 JP 6044106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- information
- information processing
- phase synchronization
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。 The present invention relates to an information processing apparatus and a program.
特許文献1には、PLL発振回路であって、入力される制御電圧に応じて周波数信号を発振する電圧制御発振器と、外部基準信号と前記電圧制御発振器からの発振出力信号を入力し、両信号の位相を比較し、位相差を検出して当該位相差に応じた位相差信号を出力すると共に、前記両信号が同期するロック状態又は同期しないアンロック状態を示すロック検出信号を出力するPLL−ICと、前記PLL−ICからの位相差信号における高周波成分のノイズを除去するループフィルタと、前記PLL−ICからのロック検出信号を入力し、ロック状態においてアンロック状態にするためのアンロックアラームテスト用データを前記PLL−ICに設定し、前記PLL−ICからのロック検出信号によりアンロック状態を判定すると、外部にアンロックアラーム出力信号を出力し、アンロック状態が第1の期間継続しているか否かを判定し、アンロック状態が前記第1の期間継続していれば、再同期を行わせるためのデータを前記PLL−ICに設定するリトライを実行する演算処理装置とを有することを特徴とするPLL発振回路が開示されている。
本発明は、再構成可能な論理回路で実現された位相同期回路の同期状態が維持または回復される情報処理装置及びプログラムを提供することにある。 An object of the present invention is to provide an information processing apparatus and a program that maintain or recover the synchronization state of a phase synchronization circuit realized by a reconfigurable logic circuit.
請求項1に記載の発明は、情報を取得する取得手段と、再構成可能な論理回路上に再構成され、クロック信号を用いて情報に対して特定の処理を行う情報処理回路と、再構成可能な論理回路上に再構成され、前記情報処理回路に前記クロック信号を供給する位相同期回路と、前記位相同期回路の同期状態または非同期状態を検出する同期検出手段と、前記取得手段で前記特定の処理を要する情報が取得された場合に、前記情報処理回路で処理を行う前に、前記位相同期回路の再設定を行い、当該再設定後に前記同期検出手段で同期状態が検出されると再設定を終了するように制御する制御手段と、を有する情報処理装置である。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、前記位相同期回路の再設定後の所定期間内に前記同期検出手段で同期状態が検出されない場合には、前記位相同期回路の再設定を繰り返し行う、請求項1に記載の情報処理装置である。 According to a second aspect of the present invention , when the synchronization detection unit does not detect a synchronization state within a predetermined period after the phase synchronization circuit is reset, the phase synchronization circuit is repeatedly reset. It is an information processing apparatus described in.
請求項3に記載の発明は、前記制御手段が、前記位相同期回路の再構成終了後で且つ再構成終了から予め定めた期間が経過した後に、前記位相同期回路を再設定するように制御する請求項1または請求項2に記載の情報処理装置である。
According to a third aspect of the present invention, the control means controls the phase synchronization circuit to be reset after completion of the reconfiguration of the phase synchronization circuit and after a predetermined period has elapsed since the completion of the reconfiguration. An information processing apparatus according to
請求項4に記載の発明は、前記情報処理回路が、画像情報に対して画像処理を行う請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の情報処理装置である。
The invention according to claim 4 is the information processing apparatus according to any one of
請求項5に記載の発明は、前記画像情報が、光学的に読み取られた画像情報である請求項4に記載の情報処理装置。 The invention according to claim 5 is the information processing apparatus according to claim 4, wherein the image information is optically read image information.
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、クロック信号を用いて情報に対して特定の処理を行う情報処理回路と、前記情報処理回路に前記クロック信号を供給する位相同期回路と、を再構成可能な論理回路上に再構成する手順と、前記特定の処理を要する情報が取得された場合に、前記情報処理回路で処理を行う前に、前記位相同期回路を再設定する手順と、前記位相同期回路の再設定後に同期状態が検出されると再設定を終了する手順と、を実行させるためのプログラムである。 According to a sixth aspect of the present invention, an information processing circuit that performs specific processing on information using a clock signal and a phase synchronization circuit that supplies the clock signal to the information processing circuit are reconfigured in a computer. A procedure for reconfiguring on a possible logic circuit, a procedure for resetting the phase-locked loop before performing processing in the information processing circuit when information requiring the specific processing is acquired, and the phase And a procedure for ending resetting when a synchronization state is detected after resetting the synchronization circuit .
請求項1、請求項6に記載の発明によれば、再構成可能な論理回路で実現された位相同期回路の同期状態が維持または回復される。 According to the first and sixth aspects of the invention, the synchronization state of the phase synchronization circuit realized by the reconfigurable logic circuit is maintained or recovered.
請求項2に記載の発明によれば、本構成を備えない場合と比較して、位相同期回路の同期状態が確実に実現される。 According to the second aspect of the present invention, the synchronization state of the phase synchronization circuit is reliably realized as compared with the case where this configuration is not provided.
請求項3に記載の発明によれば、本構成を備えない場合と比較して、位相同期回路の再構成時にも位相同期回路の同期状態が確実に実現される。 According to the third aspect of the present invention, the synchronization state of the phase synchronization circuit is reliably realized even when the phase synchronization circuit is reconfigured, as compared with the case where this configuration is not provided.
請求項4に記載の発明によれば、画像情報に対して画像処理を行う場合に、再構成可能な論理回路で実現された位相同期回路の同期状態が維持または回復される。 According to the fourth aspect of the present invention, when image processing is performed on image information, the synchronization state of the phase synchronization circuit realized by a reconfigurable logic circuit is maintained or recovered.
請求項5に記載の発明によれば、光学的に読み取られた画像情報に対して画像処理を行う場合に、再構成可能な論理回路で実現された位相同期回路の同期状態が維持または回復される。 According to the fifth aspect of the present invention, when image processing is performed on optically read image information, the synchronization state of the phase synchronization circuit realized by a reconfigurable logic circuit is maintained or restored. The
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。 Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<情報処理装置の構成>
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の全体構成について説明する。
(情報処理装置の概略構成)
まず、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の概略的な構成について説明する。図1は本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る情報処理装置は、制御部10、情報取得部24、拡張処理部26、情報出力部28、及び記憶部30を備えている。制御部10は、装置全体の制御及び各種演算を行うコンピュータとして構成されている。
<Configuration of information processing apparatus>
The overall configuration of the information processing apparatus according to the embodiment of the present invention will be described.
(Schematic configuration of information processing device)
First, a schematic configuration of the information processing apparatus according to the embodiment of the present invention will be described. FIG. 1 is a block diagram showing an example of the configuration of the information processing apparatus according to the embodiment of the present invention. As illustrated in FIG. 1, the information processing apparatus according to the present embodiment includes a
即ち、制御部10は、CPU(中央処理装置; Central Processing Unit)12、各種プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)14、プログラムの実行時にワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)16、各種情報を記憶する不揮発性メモリ18、及び入出力インターフェース(I/O)20を備えている。CPU12、ROM14、RAM16、不揮発性メモリ18、及びI/O20Eの各々は、バス22を介して互いに接続されている。
That is, the
情報取得部24、拡張処理部26、情報出力部28、及び記憶部30の各部は、制御部10のI/O20に接続されている。制御部10は、各部と情報の授受を行って、情報取得部24、拡張処理部26、情報出力部28、及び記憶部30の各部を制御する。
Each unit of the
情報取得部24は、外部から情報を取得するためのインターフェースである。情報取得部24を、有線又は無線の通信回線を介して外部装置と通信を行う通信部として構成してもよい。情報取得部24は、例えば、通信回線に接続されたコンピュータ等の外部装置から、各種情報を通信により取得する。また、処理対象となる情報が画像情報である場合には、情報取得部24は、イメージセンサ等の画像読み取り装置から画像情報を取得してもよい。画像読み取り装置は、用紙上に形成された画像を光学的に読み取って、ディジタルの画像情報を生成する。
The
拡張処理部26は、制御部10からの指示に応じて、情報に対し特定の演算処理を実行する演算処理部である。即ち、制御部10は、装置全体の制御及び各種演算処理を自ら実行する一方、拡張処理部26に特定の演算処理(以下では、「拡張処理」という。)を実行させる。処理対象となる情報が画像情報である場合には、拡張処理部26は画像情報に対して少なくとも1つの画像処理を行う。光学的に読み取った画像情報に対する画像処理としては、シェーディング補正処理、色変換処理等が挙げられる。
The
情報出力部28は、外部に情報を出力するためのインターフェースである。情報出力部28を、有線又は無線の通信回線を介して外部装置と通信を行う通信部として構成してもよい。情報出力部28は、例えば、通信回線に接続されたコンピュータ等の外部装置に、各種情報を通信により出力する。また、処理対象となる情報が画像情報である場合には、情報出力部28は、画像処理後の画像情報を画像形成装置等に出力してもよい。画像形成装置は、画像処理後の画像情報に基づいて用紙上に画像を形成する。
The
記憶部30は、ハードディスク等の記憶装置を備えている。記憶部30には、各種データ、制御プログラム等が記憶される。本実施の形態では、後述する「起動処理」、「拡張処理」及び「PLLリセット処理」の制御プログラムが、記憶部30に予め記憶されている場合について説明する。予め記憶された制御プログラムは、CPU12により読み出されて実行される。
The
なお、情報取得部24は、マウス、キーボード等の情報入力装置、タッチパネル等の操作表示部を有していてもよい。また、情報出力部28は、ディスプレイ等の情報表示装置、タッチパネル等の操作表示部を有していてもよい。情報処理装置は、情報取得部24及び情報出力部28として機能する操作表示部を有していてもよい。例えば、タッチパネルは、スタートボタン、テンキー等の各種ボタン、設定画面等の各種画面を表示するように制御されると共に、ユーザの操作を受け付けて設定情報や指示情報等の各種情報を取得する。
The
また、制御部10には、各種ドライブが接続されていてもよい。各種ドライブは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な可搬性の記録媒体からデータを読み込んだり、記録媒体に対してデータを書き込んだりする装置である。各種ドライブを備える場合には、可搬性の記録媒体に制御プログラムを記録しておいて、これを対応するドライブで読み込んで実行してもよい。
Various drives may be connected to the
(拡張処理部の構成)
ここで、図1に示す拡張処理部26の構成について説明する。図2は拡張処理部26の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、拡張処理部26は、プログラマブル論理回路32、プログラマブル論理回路32を制御する回路制御部34、及びプログラマブル論理回路32を再構成する回路情報等を記憶した情報記憶部36を備えている。プログラマブル論理回路32は回路制御部34に接続され、回路制御部34は情報記憶部36に接続されている。プログラマブル論理回路32は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)、プログラマブル・ロジック・デバイス (Programmable Logic Device:PLD)等の再構成可能な論理回路である。
(Configuration of extended processing part)
Here, the configuration of the
回路制御部34は、制御部10のCPU12からの再構成の指示に応じて、情報記憶部36に記憶された回路情報を読み出し、回路情報に基づいてプログラマブル論理回路32を再構成する。情報記憶部36は、プログラマブル論理回路32上に再構成された回路で処理される処理対象の情報や処理後の情報を記憶してもよい。なお、本実施の形態では、再構成に使用する回路情報を情報記憶部36に記憶する例について説明するが、制御部10のROM14や記憶部30に回路情報を記憶しておいて、再構成時に回路制御部34に転送するようにしてもよい。また、本実施の形態では、回路制御部34は、プログラマブル論理回路32の再構成が終了すると、再構成の終了を報知する報知信号をCPU12に出力する。
The
<プログラマブル論理回路>
次に、プログラマブル論理回路32について説明する。図3(A)はプログラマブル論理回路32の構造の一例を示す平面図である。図3(B)はプログラマブル論理回路32の内部構造の一例を示すブロック図である。
<Programmable logic circuit>
Next, the
図3(A)及び図3(B)に示すように、プログラマブル論理回路32は、回路情報を格納するための再構成メモリ44、論理セル38や配線領域40からなる回路46、及び入出力端子42とで構成されている。再構成メモリ44は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等の書き換え可能なメモリ素子で構成されている。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
一方、回路情報はアドレスと情報との対で構成される。再構成メモリ44にアドレスが付与されており、付与されたアドレスに対応するメモリ素子にアドレスと対になった情報が格納される。再構成メモリ44に格納された情報に従って、論理セル38内の回路構成や、論理セル38と入出力端子42とを相互に接続する配線領域40の接続状態が再構成される。これにより、プログラマブル論理回路32上に回路46が再構成される。
On the other hand, circuit information is composed of a pair of address and information. An address is assigned to the
再構成された回路46には、入出力端子42を介して処理対象の情報が入力される。再構成された回路46で処理された情報は、処理結果として入出力端子42を介して出力される。また、本実施の形態では、回路制御部34は、入出力端子42から処理結果が出力されると、拡張処理の終了を報知する報知信号をCPU12に出力する。
Information to be processed is input to the reconfigured
<再構成された回路>
次に、再構成された回路46について説明する。図4は再構成された回路46の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態では、再構成された回路46は、複数の処理部を有する情報処理回路48、及び位相同期回路50を含んで構成されている。図4に示す例では、情報処理回路48は、第1処理部481から第N処理部48NまでのN個の処理部を有している。なお、各処理部を区別する必要が無い場合には、単に「処理部」と総称する。
<Reconfigured circuit>
Next, the reconfigured
位相同期回路50は、基準信号と位相同期させた出力信号(クロック信号)を生成するPLL(Phase Locked Loop)回路である。位相同期回路50は、情報処理回路48の複数の処理部の各々にクロック信号を供給する。情報処理回路48の複数の処理部をクロック信号に応じて動作させることで、情報処理回路48により一連の情報処理が順次実行される。
The
例えば、処理対象の情報が、第1処理部481に入力されると、第1処理部481で処理される。第1処理部481で処理された情報が、次の第2処理部482に出力される。同様に、前の処理部で処理された情報が、次の処理部で処理される。第(N−1)処理部48N−1で処理された情報が、最後の第N処理部48Nに入力されると、第N処理部48Nで処理されて一連の情報処理が終了する。
For example, information to be processed, is input to the
位相同期回路50は、同期状態(ロック状態)の間はクロック信号を出力するが、ノイズや静電気等の外乱により非同期状態(デットロック状態)になるとクロック信号の出力を停止する。上記の通り、情報処理回路48はクロック信号に応じて情報処理を実行しているので、位相同期回路50からのクロック信号の出力が停止すると、情報処理回路48が機能不全に陥ってしまう。
The
(位相同期回路)
ここで、上記の位相同期回路50について説明する。図5は位相同期回路50の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、位相同期回路50は、位相比較部52、ループフィルタ54、電圧制御発振器56、及び基準信号生成部58を含んで構成されている。
(Phase synchronization circuit)
Here, the
基準信号生成部58は、基準信号を生成して、位相比較部52に出力する。位相比較部52は、基準信号とフィードバックされた出力信号(フィードバック信号)とを比較し、両信号の位相差を検出して、位相差信号をループフィルタ54に出力する。ループフィルタ54は、位相差信号を平滑化して、直流信号である制御電圧を電圧制御発振器56に出力する。電圧制御発振器56は、制御電圧に応じた周波数で発振して、基準信号と位相同期した出力信号を出力する。
The reference signal generation unit 58 generates a reference signal and outputs it to the
また、本実施の形態では、位相比較部52は、基準信号とフィードバック信号との位相差に基づいて同期検出信号を出力すると共に、設定信号またはリセット信号に応じて基準信号及びフィードバック信号の位相比較周波数を設定する。これらの機能については、図6を参照して更に詳しく説明する。図6は位相比較部52の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、位相比較部52は、分周器60、設定部62、分周器64、位相比較器66、及び同期検出部68を含んで構成されている。
In the present embodiment, the
設定部62は、設定信号またはリセット信号に応じて、分周器60及び分周器64の各々に位相比較周波数を設定する。情報処理装置の起動時には、初期設定を指示する設定信号が設定部62に入力される。また、位相同期回路50の再設定時には、再設定を指示するリセット信号が設定部62に入力される。分周器60は、基準信号を設定された位相比較周波数になるように分周して、分周した基準信号を位相比較器66に出力する。分周器64は、フィードバック信号を設定された位相比較周波数になるように分周して、分周したフィードバック信号を位相比較器66に出力する。
The setting
例えば、基準信号の周波数が19.2MHzであり、出力信号の周波数が40MHzである場合に、分周器60の設定を300分周とし、分周器64の設定を625分周とすることで、分周器60で分周された基準信号の位相比較周波数が64kHz(=19.2MHz/300)に設定されると共に、分周器64で分周されたフィードバック信号の位相比較周波数が64kHz(=40MHz/625)に設定される。位相同期回路50は、設定直後は一時的に非同期状態となるが、位相同期回路50のフィードバック機能により、設定時間以内に同期状態を回復する。
For example, when the frequency of the reference signal is 19.2 MHz and the frequency of the output signal is 40 MHz, the setting of the
位相比較器66は、上記した位相差信号をループフィルタ54に出力すると共に、基準信号とフィードバック信号とを比較した比較結果(例えば、位相差)を同期検出部68に出力する。同期検出部68は、比較結果に基づいて、位相同期回路50の同期状態または非同期状態を示す同期検出信号を生成し、同期検出信号を制御部10のCPU12に出力する。例えば、両信号の位相差が予め定めた閾値以下の場合には、同期状態(ロック状態)を示す同期検出信号を出力し、両信号の位相差が予め定めた閾値を超える場合には、非同期状態(デットロック状態)を示す同期検出信号を出力する。
The
<情報処理装置の動作>
次に、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作について説明する。以下では、情報処理装置の「起動処理」、「拡張処理」及び「PLLリセット処理」について説明する。各処理を実行するための制御プログラムは、上記の通り、記憶部30等の記憶装置に予め記憶されており、制御部10のCPU12により読み出されて実行される。
<Operation of information processing apparatus>
Next, the operation of the information processing apparatus according to the embodiment of the present invention will be described. Hereinafter, the “start-up process”, “extended process”, and “PLL reset process” of the information processing apparatus will be described. As described above, the control program for executing each process is stored in advance in a storage device such as the
(起動処理)
まず、情報処理装置を起動する場合に実行される「起動処理」について説明する。図7は「起動処理」の手順を示すフローチャートである。起動処理は、電源スイッチがオンになる等、情報処理装置に対する電源の供給が開始された場合に開始される。まず、ステップ100で、拡張処理部26にプログラマブル論理回路32の再構成を指示する。回路制御部34は、CPU12からの再構成の指示に応じて、プログラマブル論理回路32上に情報処理回路48及び位相同期回路50を再構成する。
(Start process)
First, the “start-up process” executed when starting up the information processing apparatus will be described. FIG. 7 is a flowchart showing the procedure of “start-up process”. The activation process is started when the supply of power to the information processing apparatus is started, such as when the power switch is turned on. First, in
次に、ステップ102で、再構成が終了したか否かを判定する。再構成が終了するまで判定を繰り返し行う。回路制御部34は、プログラマブル論理回路32の再構成が終了すると、再構成の終了を報知する報知信号をCPU12に出力する。従って、再構成の終了を報知する報知信号が取得されると、ステップ102から次のステップ104に進む。
Next, in step 102, it is determined whether or not reconstruction has been completed. The determination is repeated until the reconfiguration is completed. When the reconfiguration of the
次に、ステップ104で、位相同期回路50が同期状態か否かを判定する。位相同期回路50は、同期状態または非同期状態を示す同期検出信号をCPU12に出力する。従って、位相同期回路50から取得した同期検出信号に基づいて、位相同期回路50が同期状態か否かが判定される。同期検出信号が非同期状態を示す場合には、ステップ106に進む。一方、同期検出信号が同期状態を示す場合には、ルーチンを終了する。
Next, in
次に、ステップ106で、設定時間が経過したか否かを判定する。情報処理装置の起動時には、位相同期回路50の設定部62に設定信号が入力されて、位相同期回路50が初期設定される。位相同期回路50は、設定直後は一時的に非同期状態となるが、再構成の終了から設定時間以内に同期状態を回復する。設定時間が経過するまでは、ステップ104に戻って、位相同期回路50が同期状態か否かを判定する。
Next, in
位相同期回路50が同期状態にならずに設定時間が経過した場合には、再設定が必要であるため、ステップ106からステップ108に進む。次に、ステップ108で、位相同期回路50を再設定する「PLLリセット処理」を実行して、ルーチンを終了する。なお、「PLLリセット処理」については後述する。
If the set time has passed without the
(拡張処理)
次に、情報処理装置で実行される「拡張処理」について説明する。図8は「拡張処理」の手順を示すフローチャートである。拡張処理は、情報取得部24で、処理対象の情報が取得された場合に開始される。制御部10は、装置全体の制御及び各種演算処理を自ら実行する一方、拡張処理部26に特定の演算処理(拡張処理)を実行させる。従って、まず、ステップ200で、単位処理が拡張処理か否かを判定する。
(Extended processing)
Next, “extended processing” executed by the information processing apparatus will be described. FIG. 8 is a flowchart showing the procedure of “expansion processing”. The expansion process is started when the
拡張処理に該当する場合には、ステップ202に進む。一方、拡張処理に該当しない場合には、拡張処理のルーチンを終了する。即ち、拡張処理に該当しない場合には、拡張処理部26ではなく、制御部10のCPU12で演算処理を実行する。
If it corresponds to the expansion process, the process proceeds to step 202. On the other hand, if it does not correspond to the expansion process, the expansion process routine is terminated. That is, when the processing does not correspond to the expansion processing, the arithmetic processing is executed not by the
次に、ステップ202で、位相同期回路50を再設定する「PLLリセット処理」を実行する。なお、「PLLリセット処理」については後述する。次に、ステップ204で、拡張処理部26に処理対象の情報を転送して、拡張処理部26に拡張処理の実行を指示する。即ち、拡張処理部26で拡張処理を実行する度に、拡張処理の実行前に位相同期回路50を再設定する。
Next, in step 202, “PLL reset processing” for resetting the
次に、ステップ206で、拡張処理が終了したか否かを判定する。拡張処理が終了するまで判定を繰り返し行う。回路制御部34は、拡張処理の終了を報知する報知信号をCPU12に出力する。従って、拡張処理の終了を報知する報知信号が取得されると、ステップ206から次のステップ208に進む。
Next, in step 206, it is determined whether or not the expansion process has been completed. The determination is repeated until the extension process is completed. The
続くステップ208で、次の単位処理があるか否かを判定する。次の単位処理がある場合には、ステップ200に戻り、ステップ200からステップ208までの処理を繰り返し行う。次の単位処理が無い場合には、ルーチンを終了する。
In
(PLLリセット処理)
次に、情報処理装置で実行される「PLLリセット処理」について説明する。図9は「PLLリセット処理」の手順を示すフローチャートである。まず、ステップ300で、位相同期回路50に、位相同期回路50を再設定するリセット信号を入力する。位相同期回路50の設定部62にリセット信号が入力されると、位相同期回路50が再設定される。
(PLL reset processing)
Next, the “PLL reset process” executed by the information processing apparatus will be described. FIG. 9 is a flowchart showing the procedure of “PLL reset processing”. First, in step 300, a reset signal for resetting the
次に、ステップ302で、位相同期回路50が同期状態か否かを判定する。位相同期回路50は、同期状態または非同期状態を示す同期検出信号をCPU12に出力する。従って、位相同期回路50から取得した同期検出信号に基づいて、位相同期回路50が同期状態か否かが判定される。同期検出信号が非同期状態を示す場合には、ステップ304に進む。一方、同期検出信号が同期状態を示す場合には、ルーチンを終了する。
Next, in step 302, it is determined whether or not the
次に、ステップ304で、設定時間が経過したか否かを判定する。位相同期回路50は、再設定直後は一時的に非同期状態となるが、設定時間以内に同期状態を回復する。設定時間が経過するまでは、ステップ300に戻って、位相同期回路50が同期状態か否かを判定する。
Next, in step 304, it is determined whether or not the set time has elapsed. The
位相同期回路50が同期状態にならずに設定時間が経過した場合には、再設定が必要であるため、ステップ300に戻る。そして、位相同期回路50が同期状態になるまで、ステップ300からステップ304までの処理を繰り返し行い、位相同期回路50の同期状態を確実に実現する。
If the set time has passed without the
上記の「PLLリセット処理」により、位相同期回路50の同期状態が維持される。また、ノイズや静電気等の外乱により、情報処理装置の起動後に位相同期回路50が非同期状態(デットロック状態)になった場合にも、電源スイッチを切り替えずに、位相同期回路50の同期状態が回復される。従って、クロック信号の出力が停止して、情報処理回路48が機能不全に陥る事態が回避される。また、情報処理装置の起動時、即ち、位相同期回路の再構成時においても、位相同期回路50の同期状態が得られない場合には「PLLリセット処理」を実行することで、位相同期回路の同期状態が確実に実現される。
The synchronization state of the
また、上記実施の形態で説明した情報処理装置及びプログラムの構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。例えば、フローチャートの各ステップの順序を入れ替える等してもよい。 The configurations of the information processing apparatus and the program described in the above embodiment are merely examples, and it goes without saying that the configurations may be changed without departing from the gist of the present invention. For example, the order of the steps in the flowchart may be changed.
10 制御部
12 CPU
14 ROM
16 RAM
18 不揮発性メモリ
20 入出力インターフェース(I/O)
22 バス
24 情報取得部
26 拡張処理部
28 情報出力部
30 記憶部
32 プログラマブル論理回路
34 回路制御部
36 情報記憶部
38 論理セル
40 配線領域
42 入出力端子
44 再構成メモリ
46 再構成された回路
48 情報処理回路
481〜48N 処理部
50 位相同期回路
52 位相比較部
54 ループフィルタ
56 電圧制御発振器
58 基準信号生成部
60 分周器
62 設定部
64 分周器
66 位相比較器
68 同期検出部
10
14 ROM
16 RAM
18
22
Claims (6)
再構成可能な論理回路上に再構成され、クロック信号を用いて情報に対して特定の処理を行う情報処理回路と、
再構成可能な論理回路上に再構成され、前記情報処理回路に前記クロック信号を供給する位相同期回路と、
前記位相同期回路の同期状態または非同期状態を検出する同期検出手段と、
前記取得手段で前記特定の処理を要する情報が取得された場合に、前記情報処理回路で処理を行う前に、前記位相同期回路の再設定を行い、当該再設定後に前記同期検出手段で同期状態が検出されると再設定を終了するように制御する制御手段と、
を有する情報処理装置。 An acquisition means for acquiring information;
An information processing circuit that is reconfigured on a reconfigurable logic circuit and performs specific processing on information using a clock signal;
A phase synchronization circuit that is reconfigured on a reconfigurable logic circuit and supplies the clock signal to the information processing circuit;
Synchronization detecting means for detecting a synchronous state or an asynchronous state of the phase synchronization circuit;
When the information that requires the specific processing is acquired by the acquisition unit, the phase synchronization circuit is reset before the processing by the information processing circuit, and the synchronization detection unit performs synchronization after the resetting. Control means for controlling the resetting to be terminated when detected ,
An information processing apparatus.
クロック信号を用いて情報に対して特定の処理を行う情報処理回路と、前記情報処理回路に前記クロック信号を供給する位相同期回路と、を再構成可能な論理回路上に再構成する手順と、
前記特定の処理を要する情報が取得された場合に、前記情報処理回路で処理を行う前に、前記位相同期回路を再設定する手順と、
前記位相同期回路の再設定後に同期状態が検出されると再設定を終了する手順と、
を実行させるためのプログラム。 On the computer,
Reconfiguring an information processing circuit that performs specific processing on information using a clock signal and a phase synchronization circuit that supplies the clock signal to the information processing circuit on a reconfigurable logic circuit;
A procedure for re-setting the phase synchronization circuit before performing processing in the information processing circuit when information that requires the specific processing is acquired;
A procedure for ending resetting when a synchronization state is detected after resetting the phase synchronization circuit;
A program for running
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012099939A JP6044106B2 (en) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | Information processing apparatus and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012099939A JP6044106B2 (en) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | Information processing apparatus and program |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013228848A JP2013228848A (en) | 2013-11-07 |
JP6044106B2 true JP6044106B2 (en) | 2016-12-14 |
Family
ID=49676426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012099939A Active JP6044106B2 (en) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | Information processing apparatus and program |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6044106B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7475379B2 (en) | 2022-01-31 | 2024-04-26 | キヤノン株式会社 | Image capture device, image capture device control method and program |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3220023B2 (en) * | 1996-09-18 | 2001-10-22 | 日本電気株式会社 | Liquid crystal display |
US6771105B2 (en) * | 2001-09-18 | 2004-08-03 | Altera Corporation | Voltage controlled oscillator programmable delay cells |
JP2006157720A (en) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Toshiba Corp | Digital camera apparatus |
JP4932517B2 (en) * | 2007-02-08 | 2012-05-16 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | Image display device and frequency adjustment method thereof |
JP5006417B2 (en) * | 2010-01-28 | 2012-08-22 | 日本電波工業株式会社 | PLL oscillator circuit |
-
2012
- 2012-04-25 JP JP2012099939A patent/JP6044106B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013228848A (en) | 2013-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7529961B2 (en) | Semiconductor device with clock failure detection circuitry | |
JP4750564B2 (en) | Reset signal generation circuit | |
KR101107446B1 (en) | Information processing system and method for starting/recovering the system | |
JP6139386B2 (en) | Programmable controller | |
KR20060050121A (en) | Microcomputer | |
JP6044106B2 (en) | Information processing apparatus and program | |
CN113190879A (en) | Information processing apparatus and startup method thereof | |
KR20150071661A (en) | Information processing apparatus, control method for information processing apparatus, and storage medium | |
US20060059381A1 (en) | System and method for configuring a microcontroller clock system | |
JPH088738A (en) | Pll circuit device | |
JP4675714B2 (en) | Reconfigurable integrated circuit device that automatically builds an initialization circuit | |
TWI503697B (en) | Portable computer and operating method thereof | |
CN110197069B (en) | Method and device for realizing A2 Trojan horse detection by being compatible with fault scanning test | |
KR20000040430A (en) | Apparatus and method for updating program | |
JP2015113742A (en) | Abnormality determination device of microcomputer for vehicle | |
CN110232278B (en) | Frequency-reducing time-sharing A2 Trojan horse detection method and device based on composite ring oscillator | |
CN108228279B (en) | BIOS operation method and electronic equipment | |
JP5743092B2 (en) | Information processing system | |
JP7268554B2 (en) | Control device and control method | |
JP2013213715A (en) | Semiconductor device and test method for the same | |
KR102719760B1 (en) | System and method for hardware initialization | |
KR20140044989A (en) | Electronic apparatus, method for executing of application and computer-readable recording medium | |
JP2013005468A (en) | Protection relay device | |
JP2008072573A (en) | Output controller | |
JP2007243783A (en) | Phase locked loop |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160601 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6044106 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |