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JP5900048B2 - 制御装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

制御装置、画像形成装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置においては、トナーやインク等の色材(記録材)の使用量が多過ぎると、画像品質などが低下することが知られている。例えば電子写真方式の画像形成装置においては、トナーの使用量が多過ぎると、定着不良や転写不良(色むら)が発生し易くなる。
上述した問題は、1つの画素を描画するために使用する色材の総量を所定の総量規制値以下に抑えること(総量規制)で解決されることが知られている。例えば特許文献1には、規制対象領域に含まれる各画素の各色の濃度値の和、印刷条件、周辺領域に含まれる各画素値の各色の濃度値の和などに基づいて総量規制値を決定するという技術が開示されている。
ここで、画像が形成された用紙の表面において触覚的な効果を実現させたい場合もあるが、上述の総量規制が行われると、トナーが付着された用紙の厚み(高さ)はほぼ均一になるので、用紙の表面において触覚的な効果を実現させることは困難になるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像品質の低下を抑制しつつ触覚的な効果を実現可能な制御装置、画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の色の濃度値を画素ごとに規定した画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段を制御する制御装置であって、前記画像データのうちの特定の領域を示す特定領域に含まれる複数の前記画素の各々の、前記複数の色のうちの何れかを示す特定色の濃度値を、共通の代表値に設定する設定手段と、前記特定領域内の前記画素における前記特定色以外の各色の濃度値の和が、トナーの総量の総量規制値を示す基準値から前記代表値を差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、複数の色の濃度値を画素ごとに規定した画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段を制御する制御装置とを備えた画像形成装置であって、前記制御装置は、前記画像データのうちの特定の領域を示す特定領域に含まれる複数の前記画素の各々の、前記複数の色のうちの何れかを示す特定色の濃度値を、共通の代表値に設定する設定手段と、前記特定領域内の前記画素における前記特定色以外の各色の濃度値の和が、トナー総量の総量規制値を示す基準値から前記代表値を差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、複数の色の濃度値を画素ごとに規定した画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段を制御する制御装置が有するコンピュータに、前記画像データのうちの特定の領域を示す特定領域に含まれる複数の前記画素の各々の、前記複数の色のうちの何れかを示す特定色の濃度値を、共通の代表値に設定する設定ステップと、前記特定領域内の前記画素における前記特定色以外の各色の濃度値の和が、トナー総量の総量規制値を示す基準値から前記代表値を差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定する決定ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、画像品質の低下を抑制しつつ触覚的な効果を実現可能な制御装置、画像形成装置およびプログラムを提供できる。
図1は、画像形成装置の概略構成例を示すブロック図である。 図2は、制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係るトナー総量規制部の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、入力画面の一例を示す模式図である。 図5は、特定領域の一例を示す図である。 図6は、規制処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、第2実施形態に係るトナー総量規制部の機能構成の一例を示すフローチャートである。 図8は、第1記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 図9は、パターン画像の一例を示す図である。 図10は、タイル処理を説明するための図である。 図11は、タイル処理を説明するための図である。 図12は、タイル処理により得られた、規制処理が行われる前のクリアトナー版の画像データの一例を示す図である。 図13は、規制処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、第3実施形態に係るトナー総量規制部の機能構成の一例を示す図である。 図15は、第4実施形態に係るトナー総量規制部の機能構成の一例を示す図である。 図16は、入力画面の一例を示す模式図である。 図17は、規制処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、DFEのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる制御装置、画像形成装置およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
<A:第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の概略構成例を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置100は、制御装置(DFE:Digital Front End)10と、インタフェースコントローラ(MIC:Mechanism I/F Contoroller)20と、プリンタ機30とが接続されて構成される。
DFE10は、MIC20を介してプリンタ機30と通信を行い、プリンタ機30での画像の形成を制御する。また、DFE10には、PC(Personal Computer)40が接続される。PC40は、予めインストールされたアプリケーションにより、PDLなどの言語で記述された画像情報を作成し、その作成した画像情報をDFE10に送信する。DFE10は、PDLなどの言語で記述された画像情報を、プリンタ機30が印刷可能な形式で描画された画像データに変換し、その画像データを、MIC20を介してプリンタ機30へ送信する。
プリンタ機30には、CMYKの各トナーが少なくとも搭載されており、各トナーに対して感光体、帯電器、現像器及び感光体クリーナーを含む作像ユニット、露光器及び定着機が各々搭載されている。プリンタ機30は、MIC20を介してDFE10から送信された画像データに応じて、露光器から光ビームを照射して各色(C、M、Y、K)のトナー像を感光体上に形成する。そして、プリンタ機30は、感光体上に形成された各色のトナー像を重ね合わせながら紙などの記録媒体に転写する。記録媒体は、紙に限られるものではなく、合成紙、ビニール等であってもよい。記録媒体に転写されたトナー像は、定着装置により熱と圧力で定着される。これにより、記録媒体に画像が形成されて所望の印刷物50が得られる。このようなプリンタ機30の構成については周知であるため、ここでは、その詳細な説明を省略する。
次に、DFE10の構成について説明する。DFE10は、ハードウェア構成として、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)と、各種データや各種プログラムを記憶するROMやRAMなどの主記憶部と、各種データや各種プログラムを記憶するHDDなどの補助記憶部とを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
図2は、DFE10が有する機能の一例を示すブロック図である。図2に示すように、DFE10が有する機能には、レンダリングエンジン11、CMM(Color Management Module)12、TRC(Tone Reproduction Curve)13、トナー総量規制部14、ハーフトーンエンジン15、各種情報の表示や各種指示の受け付けを行うUI(User Interface)部16が含まれる。これらの機能は、DFE10のCPUが主記憶部や補助記憶部に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現されるものである。なお、これに限らず、これらの機能を個別の回路(ハードウェア)で実現することもできる。
レンダリングエンジン11には、PC40から送信された画像情報が入力される。レンダリングエンジン11は、入力された画像情報を言語解釈して、例えばRGBの色空間などで表される画像データを生成し、その生成した画像データをCMM13へ供給する。CMM13は、例えばRGBの色空間で表された画像データを、CMYK色空間で表される画像データに変換してTRC13へ出力する。
TRC13には、CMM13から入力されたCMYKの画像データに対してキャリブレーションを行う。そして、キャリブレーションにより生成された1D_LUTのガンマカーブでガンマ補正を行い、ガンマ補正後の画像データを、トナー総量規制部14へ出力する。CMYK版の画像データは、画素ごとに8ビット(「0」〜「255」)の範囲の濃度値で表され、ページ単位で構成される。
トナー総量規制部14は、入力されたCMYK版の画像データに対して、トナー総量の規制を行う。そして、トナー総量が規制されたCMYK版の画像データをハーフトーンエンジン15へ出力する。ハーフトーンエンジン15は、トナー総量規制部14から供給されたCMYK版の画像データを、プリンタ機30に出力するためのCMYKの各2ビット(画素の深さ2ビットは一例で、特に限定はしない)の画像データのデータ形式に変換するハーフトーン処理を行い、ハーフトーン処理後のCMYK各2ビットの画像データを、MIC20を介してプリンタ機30へ出力する。なお、画像データの各画素の濃度値を表現するためのビット数は任意であり、2ビットに限定されるものではない。
図3は、トナー総量規制部14の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、トナー総量規制部14は、規制部60と、代表値算出部68とを有し、規制部60および代表値算出部68の各々には、CMYK版の画像データと、CMYKのうちの何れかの色を指定する色指定情報と、画像データのうちの所定の領域を指定する領域情報とが入力される。本実施形態では、UI部16には、図4に示すように、色の指定および領域の指定を、ユーザに対して促すための画面が表示される。例えばユーザが、C、M、Y、Kの各々に対応するボタン(例えばUI部16に表示されるボタン)のうちの何れかを選択することで、UI部16からトナー総量規制部14に対して、ユーザによって指定された色を示す色指定情報が出力される。また、例えばユーザが、UI部16に表示される画像データの任意の2つの座標を選択することで、当該2つの座標を頂点とする矩形の領域が指定され、UI部16からトナー総量規制部14に対して、ユーザによって指定された領域を示す領域情報が出力される。なお、これは一例であり、色指定情報および領域情報の入力方法は任意である。また、ここでは、UI部16がDFE10に設けられている場合を説明するが、UI部16は、例えばPC40に設けられていてもよい。すなわち、DFE10は、色指定情報および領域情報を、PC40から受け付けてもよい。
規制部60は、画像データの1画素当たりに用いられるトナーの総量を、総量規制値内に規制するための規制処理を行う。ここでは、1画素におけるCMYKの濃度値の和の上限値として、上記総量規制値を示す基準値が予め設定される。図3に示すように、規制部60は、設定部62と、算出部64と、決定部66とを有する。設定部62は、規制処理が行われる前の各色版の画像データのうちの特定領域に含まれる複数の画素の各々の特定色の濃度値を、共通の(同一の)代表値RVに設定する。本実施形態では、色指定情報で指定された色が「特定色」となり、領域情報で指定される領域が「特定領域」となる。算出部64は、代表値RVを用いて、特定領域に含まれる画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和を算出する。決定部66は、特定領域に含まれる画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和と代表値RVと基準値とを用いて、当該画素における各色の濃度値を決定する。
代表値算出部68は、色指定情報により指定された色版(特定色版)の画像データをページ単位で取得するたびに、当該特定色版の画像データの特定領域に含まれる複数の画素の各々の、代表値RVに設定される前における濃度値に基づいて、代表値RVを算出する。例えば、図5に示す領域Zが、領域情報により指定され、CMYKのうちのK(ブラック)が、色指定情報により指定された場合を想定する。図5に示すように、領域Zは、横方向の幅w、縦方向の幅hの矩形状の領域である。この場合、代表値算出部68は、K版の画像データの領域Zに含まれる各画素の濃度値の和ΣDを、領域Zの面積値S(=w×h)で割ることにより、代表値RVを求め、その求めた代表値RVを規制部60へ出力する。なお、これに限らず、代表値RVの算出方法は任意であり、例えば特定色版の画像データの特定領域に含まれる各画素の濃度値の分散を、代表値RVとして採用することもできる。要するに、代表値RVは、特色版の画像データの特定領域に含まれる各画素の濃度値に基づいて算出される。
次に、規制部60が実行する規制処理について説明する。図6は、本実施形態における規制処理の一例を示すフローチャートである。規制部60は、規制処理が行われる前のCMYK版の画像データと、色指定情報と、領域情報と、代表値算出部68からの代表値RVを受け取っていることを前提とする。図6に示すように、まず、設定部62は、規制処理が行われる前の特定色版の画像データの特定領域内の各画素の濃度値を、当該画素の濃度値に関わらず、同一の代表値RVに設定する(ステップS1)。ここでは、設定部62は、K版の画像データの領域Z内の各画素の濃度値を、同一の代表値RVに設定するという具合である。次に、算出部64は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和を算出する(S2)。ここでは、算出部64は、CMYK版の画像データの領域Z内の画素ごとに、当該画素のCMYKの濃度値の和を算出するという具合である。
次に、決定部66は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和と、代表値RVと、基準値とを用いて、当該画素の各色の濃度値を決定する(ステップS3)。より具体的には、決定部66は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の特定色以外の各色の濃度値の和が、基準値から代表値RVを差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定し、代表値RVに設定される前における当該画素の特定色の濃度値が「0」の場合は、当該画素の特定色の濃度値を0に決定する一方、代表値RVに設定される前における当該画素の特定色の濃度値が0より大きい場合は、当該画素の特定色の濃度値を代表値RVに決定する。以下、領域Zに含まれる1つの画素に着目して説明する。ここでは、規制処理前の当該画素のCの濃度値をα1、Mの濃度値をβ1、Yの濃度値をγ1とする。したがって、ステップS3で算出された当該画素のCMYKの濃度値の和は、α1+β1+γ1+RVとなる。
まず、決定部66は、上述のステップS3で算出した当該画素のCMYKの濃度値の和が基準値を超えるか否かを判定する。当該画素の総和が基準値以下の場合、決定部66は、K以外の色の濃度値を、規制処理前の濃度値に決定する。つまり、Cの濃度値はα1、Mの濃度値はβ1、Yの濃度値はγ1に決定される。また、決定部66は、代表値RVに設定される前における当該画素のKの濃度値が「0」の場合は、当該画素のKの濃度値を0に決定する一方、代表値RVに設定される前における当該画素のKの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のKの濃度値を代表値RVに決定する。
一方、上述のステップS3で算出した当該画素のCMYKの濃度値の和が基準値を超える場合、決定部66は、当該画素のCMYの濃度値の和が、基準値から代表値RVを差し引いた値に収まるように、CMYの濃度値を決定する。より具体的には、当該画素のCの濃度値は、以下の式(1)により決定される。
α2=α1×(Limit−RV)/(α1+β1+γ1) ・・・(1)
上記式(1)において、α2は、決定部66により決定されたCの濃度値、Limitは基準値を示す。
また、当該画素のMの濃度値は、以下の式(2)により決定される。
β2=β1×(Limit−RV)/(α1+β1+γ1) ・・・(2)
上記式(2)において、β2は、決定部66により決定されたMの濃度値を示す。
さらに、当該画素のYの濃度値は、以下の式(3)により決定される。
γ2=γ1×(Limit−RV)/(α1+β1+γ1) ・・・(3)
上記式(3)において、γ2は、決定部66により決定されたYの濃度値を示す。
また、決定部66は、代表値RVに設定される前における当該画素のKの濃度値が「0」の場合は、当該画素のKの濃度値を0に決定する一方、代表値RVに設定される前における当該画素のKの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のKの濃度値を代表値RVに決定する。
以上のようにして、領域Zに含まれる画素ごとに、当該画素のCMYKの濃度値の和が基準値内に収まるように、CMYKの濃度値が決定され、トナー総量が規制されたCMYK版の画像データが生成される。
以上に説明したように、本実施形態では、画像データの特定領域内の画素における特定色以外の各色の濃度値の和が、基準値から代表値RVを差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定するとともに、代表値RVに設定される前における当該画素の特定色の濃度値が0の場合は、当該画素の特定色の濃度値を0に決定する一方、代表値RVに設定される前における当該画素の特定色の濃度値が0より大きい場合は、当該画素の特定色の濃度値を代表値RVに決定するので、画像品質の劣化を抑制しつつ、記録媒体の表面において特定色の触覚的な効果を実現できるという有利な効果を奏する。
また、特定領域に含まれる複数の画素の各々の特定色の濃度値の平均を代表値RVとして採用することにより、特定色の濃度値が高い画素に対して総量規制が行われても、当該画素における特定色以外の色の濃度値のとり得る範囲を十分に確保できる。すなわち、当該画素における特定色以外の色の濃度値が極端に低くなることを防止できるので、結果として、画像品質を向上させることができる。
<B:第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、CMYK版の画像データに加えて、特色版の画像データがトナー総量規制部14に入力される点で第1実施形態と相違する。以下では、第1実施形態と相違する部分を中心に説明する。第1実施形態と共通する部分については、同一の符号を付して適宜に説明を省略する。
特色版とは、CMYKやRGBなどの基本的なカラーの他に、白、金、銀といった特殊なトナーやインクを付着させるための画像データであり、このような特殊なトナーやインクを搭載したプリンタ向けのデータである。特色版は色再現性を向上させるためにCMYKの基本カラーにRを追加することや、RGBの基本カラーにYを追加することもある。通常、無色のクリアトナーも特色の1つとして取り扱われる。第2実施形態においては、この特色版の画像データを、表面効果に応じたクリアトナーを付着させる制御を行うための光沢制御版として用いる。ここでの表面効果は、画像が形成された記録媒体の表面上に触覚的な効果を実現させるものであり、テクスチャやマットなどが挙げられる。
この光沢制御版は、RGB版やCMYK版と同様に画素毎に8ビットで「0」〜「255」の範囲の濃度値で表され、この濃度値に、表面効果の種類が対応付けられる(濃度値は0〜100%で表してもよい)。また、同一の表面効果を与えたい範囲の濃度値は、実際に付着するクリアトナーの濃度と関係なく共通の値に設定されるため、領域を示すデータがなくとも必要に応じて画像データから容易に領域が特定できる。即ち、光沢制御版によって、表面効果の種類と、表面効果を与える領域とが表される(領域を表すデータを別途付与しても良い)。光沢制御版を構成する各画素は、色版の画像データの各画素に対応し、ページ単位で構成される。
なお、光沢制御版のどの領域(言い換えれば記録媒体のどの領域)に表面効果を与えるのか、また、その領域にどの種類の表面効果を与えるのかについては、画像処理アプリケーションを介してユーザにより指定される。画像処理アプリケーションを実行するPC40では、ユーザにより指定された領域を構成する画素について、ユーザが指定した表面効果に対応する光沢制御値としての濃度値がセットされることにより、光沢制御版が生成される。濃度値と表面効果の種類との対応関係については後述する。本実施形態では、表面効果を与える領域が上述の「特定領域」となり、クリアトナーが上述の「特定色」となる。
図7は、本実施形態におけるトナー総量規制部14の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、トナー総量規制部14は、規制部60と、第1記憶部70と、第2記憶部72と、第2決定部74とを有する。規制部60には、CMYK版の画像データが入力される一方、色指定情報および領域情報が入力されない点で上述の第1実施形態と相違するが、その他の機能は上述の第1実施形態と同様である。
第1記憶部70は、光沢制御版に含まれる画素の濃度値を示す入力濃度値と、表面効果の種類とを対応付けて記憶する。図8は、本実施形態の第1記憶部70のデータ構成の一例を示す図であり、入力濃度値と、表面効果の種類と、後述の代表値RV2とが対応付けられている。同図に示される入力濃度値と表面効果の種類との対応関係においては、入力濃度値の範囲毎に表面効果の各種類が対応付けられている。また、その濃度値の範囲の代表となる値から換算される濃度の割合(濃度率)に対して2%単位で表面効果の各種類が対応付けられている。
図8の例では、濃度率が24%となる入力濃度値の範囲(「59」〜「63」)に対応する表面効果の種類は「触感パターンタイプ3(荒)」に設定され、代表値RV2は「V1」に設定される。濃度率が22%となる入力濃度値の範囲(「54」〜「58」)に対応する表面効果の種類は「触感パターンタイプ2(中)」に設定され、代表値RV2は「V2」に設定される。濃度率が20%となる入力濃度値の範囲(「49」〜「53」)に対応する表面効果の種類は「触感パターンタイプ1(細)」に設定され、代表値RV2は「R3」に設定される。また、濃度率が16%となる入力濃度値の範囲(「39」〜「43」)に対応する表面効果の種類は「網点マットタイプ4に設定され、代表値RV2は「V4」に設定される。濃度率が14%となる入力濃度値の範囲(「34」〜「38」)に対応する表面効果の種類は「網点マットタイプ3」に設定され、代表値RV2は「V5」に設定される。濃度率が12%となる入力濃度値の範囲(「29」〜「33」)に対応する表面効果の種類は「網点マットタイプ2」に設定され、代表値RV2は「V6」に設定される。濃度率が10%となる入力濃度値の範囲(「23」〜「28」)に対応する表面効果の種類は「網点マットタイプ1」に設定され、代表値RV2は「V7」に設定される。なお、「0」の濃度値には、表面効果を与えないことが対応付けられている。
再び図7に戻って説明を続ける。第2記憶部72は、表面効果の種類と、マトリクス状に配列され、それぞれの濃度値が予め設定されている複数の画素で構成されるパターン画像の種類とを対応付けて記憶する。図9は、触感パターンタイプ3(荒)に対応するパターン画像の一例を示す図である。ここでは、バターン画像は、5行×8列のマトリクス状に配列された複数の画素で構成される。言い換えれば、パターン画像の幅uは、8画素分に相当する一方、高さvは、5画素分に相当する。また、パターン画像を構成する複数の画素の各々の濃度値は、「0」または「255」に設定される。図8の例では、白丸の画素は、濃度値が「0」に設定された画素を示し、黒丸の画素は、濃度値が「255」に設定された画素を示す。
また、入力濃度値に対応する代表値RV2は、当該入力濃度値に対応するパターン画像の各画素の濃度値に基づいて、予め設定される。図9の例では、パターン画像の各画素の濃度値の総和を、パターン画像の面積値で割った値が代表値RV2として設定される。図8の例では、パターン画像のうち濃度値が「255」に設定された画素数の総和が16画素、パターン画像を構成する全画素数が40画素なので、RV2=16/40×100=40%となる。なお、これに限らず、代表値RV2の算出方法は任意であり、例えばパターン画像の各画素の濃度値の分散を、代表値RV2として採用することもできる。要するに、代表値RV2は、パターン画像の各画素の濃度値に基づいて算出される。ここでは、図8に示すように、触感パターンタイプ3(荒)に対応するパターン画像の代表値RV2、言い換えれば、濃度率が24%となる入力濃度値の範囲に対応するパターン画像の代表値RV2は、「V1」となる。
再び図7に戻って説明を続ける。第2決定部74には、光沢制御版が入力される。第2決定部74は、1ページ分の光沢制御版を取得するたびに、光沢制御版の特定領域(表面効果を付与する領域)の入力濃度値に基づいて、特定領域に含まれる各画素の、代表値RV2に設定される前における濃度値を決定する。これにより、規制処理が行われる前の、クリアトナーを付着させるための2ビットのクリアトナー版の画像データが生成される。第2決定部74は、規制処理前のクリアトナー版の画像データを、特定領域の代表値RV2とともに規制部60へ出力する。なお、クリアトナー版の画像データを構成する各画素は、光沢制御版の各画素に対応し、ページ単位で構成される。
本実施形態では、第2決定部74は、入力濃度値に対応するパターン画像を用いて、クリアトナー版の特定領域に含まれる画素の、代表値RV2に設定される前における濃度値を決定する。より具体的には、以下のとおりである。
第2決定部74は、入力される光沢制御版の入力濃度値に対応する表面効果の種類を第1記憶部70から読み出し、その読み出した表面効果の種類に対応するパターン画像を第2記憶部72から読み出す。第2決定部74は、その読み出したパターン画像のサイズの仮想ブロックで、光沢制御版を分割する。そして、第2決定部74は、その分割した各領域にパターン画像を割り当てた場合における特定領域内の各画素の濃度値を求めて、クリアトナー版の特定領域内の画素の濃度値を決定する。
一例として、図10に示す光沢制御版が第2決定部74に入力された場合を想定する。図10の例では、領域Sが、触感パターンタイプ3(荒)を付与する領域として、ユーザにより指定される一方、領域S以外の領域は、表面効果を与えない領域とする。また、領域Sに含まれる各画素の入力濃度値は「60」(つまりは濃度率24%)であるとする。
第2決定部74は、光沢制御版の各画素の入力濃度値に対応する表面効果の種類を、第1記憶部70から読み出すことにより、光沢制御版のうち表面効果を付与する領域Sを特定することができる。この場合、領域Sに含まれる各画素の入力濃度値は「60」であるので、対応する表面効果の種類は、触感パターンタイプ3(荒)であることが特定されるとともに、対応する代表値RV2は「V1」であることが特定される(図8参照)。そして、第2決定部74は、触感パターンタイプ3(荒)に対応するパターン画像(ここでは図9のパターン画像)を第2記憶部72から読み出し、その読み出したパターン画像のサイズの仮想ブロックで、光沢制御版を分割する。図10の例では、光沢制御版は、17行×20列のマトリクス状に配列される複数の画素で構成される。言い換えれば、光沢制御版の横方向の幅wは20画素分であり、縦方向の幅hは17画素分である。図10の例では、分割の結果、光沢制御版の行方向(横方向)には、2.5個(=20÷8)の仮想ブロックが含まれ、列方向(縦方向)には、3.4個(=17÷5)の仮想ブロックが含まれることになる。以下では、光沢制御版の第x行(1≦x≦20)の第y列目(1≦y≦17)に位置する画素を画素(x,y)と表記する。
次に、第2決定部74は、分割した各領域にパターン画像を割り当てた場合における特定領域内の画素の濃度値を求める処理(「タイル処理」と呼ぶ)を実行する。これにより、規制処理が行われる前のクリアトナー版の画像データが生成される。このタイル処理は、図10の左上に位置する画素(1,1)から、一点鎖線の矢印で示す順番に従って、画素ごとに順次に行われる。ここでは、領域Sに含まれる画素(12,12)を例に挙げて、当該画素に対して実行されるタイル処理を説明する。なお、領域S以外の領域に含まれる画素については、光沢制御版の濃度値「0」が、そのままクリアトナー版の濃度値として決定される。
まず、第2決定部74は、画素(12,12)が属する仮想ブロック(説明の便宜上、「特定ブロック」と呼ぶ)内における当該画素の位置を特定する。行方向については、画素(12,12)は12行目に位置し、ひとつの仮想ブロックの行数(高さv)は5なので(図9参照)、12÷5の余りの数である「2」が、特定ブロック内における当該画素の行方向の位置であると特定される。同様に、列方向については、画素(12,12)は第12列目に位置し、ひとつの仮想ブロックの列数(幅u)は8なので(図9参照)、12÷8の余りの数である「4」が特定ブロック内における当該画素の列方向の位置であると特定される。したがって、この場合は、図11に示すように、画素(12,12)は、特定ブロック内の第2行の第4列目に位置すると特定される。そして、図9からも理解されるように、パターン画像を構成する複数の画素のうち、第2行の第4列目に位置する画素の濃度値は「255」なので、画素(12,12)の濃度値は「255」に決定されるという具合である。
図12は、以上のタイル処理が繰り返されることにより求められた領域S内の各画素の濃度値を示す図であり、白丸の画素は、濃度値が「0」に設定された画素を示し、黒丸の画素は、濃度値が「255」に設定された画素を示す。このようにして、光沢制御版は、規制処理が行われる前のクリアトナー版の画像データに変換される。そして、規制処理が行われる前のクリアトナー版の画像データは、特定領域(ここでは領域S)に対応する代表値RV2(ここではV1)とともに規制部60へ出力される。
次に、本実施形態における規制処理について説明する。図13は、規制部60が実行する規制処理の一例を示すフローチャートである。規制部60は、規制処理が行われる前のクリアトナー版の画像データと、代表値RV2とを第2決定部74から受け取っていることを前提とする。以下の説明では、規制部60に対して、図11に示すクリアトナー版の画像データと、濃度率24%の入力濃度値に対応する代表値RV2(=V1)とが供給された場合を想定する。
まず設定部62は、クリアトナー版の画像データの特定領域内の各画素の濃度値を代表値RV2に設定する(ステップS10)。ここでは、設定部62は、クリアトナー版の画像データの領域S内の各画素の濃度値を、「V1」に設定する。次に、算出部64は、各色版(クリアトナー版も含む)の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和を算出する(ステップS11)。
次に、決定部66は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和と、代表値RV2と、基準値とを用いて、当該画素の各色の濃度値を決定する(ステップS12)。より具体的には、決定部66は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素のクリアトナー以外のCMYKの濃度値の和が、基準値から代表値RV2を差し引いた値に収まるように、CMYKの各々の濃度値を決定し、代表値RV2に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が「0」の場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を0に決定する一方、代表値RV2に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を代表値RV2に決定する。以下、領域Sに含まれる1つの画素に着目して説明する。ここでは、規制処理前の当該画素のCの濃度値をα3、Mの濃度値をβ3、Yの濃度値をγ3、Kの濃度値をζ3とする。したがって、ステップ11で算出した総和は、α3+β3+γ3+ζ3+V1となる。
まず、決定部66は、上述のステップS11で算出した当該画素の各色の濃度値の和が基準値を超えるか否かを判定する。当該画素の和が基準値以下の場合、決定部66は、クリアトナー以外の色の濃度値を、ステップS12の直前における濃度値に決定する。つまり、Cの濃度値はα3、Mの濃度値はβ3、Yの濃度値はγ3、Kの濃度値はζ3に決定される。また、決定部66は、「V1」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が「0」の場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を0に決定する一方、「V1」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を「V1」に決定する。
一方、上述のステップS11で算出した当該画素の各色の濃度値の和が基準値を超える場合、決定部66は、クリアトナー以外のCMYKの濃度値の和が、基準値から代表値RV2を差し引いた値となるように、CMYKの各々の濃度値を決定する。より具体的には、当該画素のCの濃度値は、以下の式(4)により決定される。
α4=α3×(Limit−V1)/(α3+β3+γ3+ζ3) ・・・(4)
上記式(4)において、α4は、決定部66により決定されたCの濃度値を示す。
また、当該画素のMの濃度値は、以下の式(5)により決定される。
β4=β3×(Limit−V1)/(α3+β3+γ3+ζ3) ・・・(5)
上記式(5)において、β4は、決定部66により決定されたMの濃度値を示す。
また、当該画素のYの濃度値は、以下の式(6)により決定される。
γ4=γ3×(Limit−V1)/(α3+β3+γ3+ζ3) ・・・(6)
上記式(6)において、γ4は、決定部66により決定されたYの濃度値を示す。
さらに、当該画素のKの濃度値は、以下の式(7)により決定される。
ζ4=ζ3×(Limit−V1)/(α3+β3+γ3+ζ3) ・・・(7)
上記式(7)において、ζ4は、決定部66により決定されたKの濃度値を示す。
また、決定部66は、「V1」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が「0」の場合は、当該画素のクリアトナー濃度値を0に決定する一方、「V1」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を「V1」に決定する。
以上のようにして、領域Sに含まれる画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和が基準値内に収まるように、各色の濃度値が決定され、トナー総量が規制された各色版の画像データが生成される。本実施形態では、画像データの特定領域内の画素におけるクリアトナー(特定色)以外のCMYKの濃度値の和が、基準値から代表値RV2を差し引いた値に収まるように、CMYKの各々の濃度値を決定するとともに、代表値RV2に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が0の場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を0に決定する一方、代表値RV2に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を代表値RV2に決定するので、画像品質の劣化を抑制しつつ、記録媒体の表面において特定色の触覚的な効果を実現できるという有利な効果を奏する。つまりは、第1実施形態と同様の効果が得られる。
<C:第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、第2記憶部72に記憶されるパターン画像は任意に変更可能である点で上述の第2実施形態と相違する。以下では、第2実施形態と相違する部分を中心に説明する。第2実施形態と共通する部分については、同一の符号を付して適宜に説明を省略する。
図14は、第3実施形態におけるトナー総量規制部14の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。図14に示すように、トナー総量規制部14は、規制部60、第1記憶部70、第2記憶部72、および、第2決定部74に加えて、パターン画像登録部76をさらに有する点で第2実施形態と相違する。
パターン画像登録部76は、PC40のアプリケーションを利用してユーザが作成したパターン画像を受け付けると、その受け付けたパターン画像に対応する入力濃度値の濃度率、表面効果の種類などを決定する。また、パターン画像登録部76は、受け付けたパターン画像の各画素の画素値に基づいて代表値RV2を決定する。そして、パターン画像登録部76は、決定した各情報を第1記憶部70に登録するとともに、決定した表面効果の種類と、受け付けたパターン画像とを第2記憶部72に登録するという具合である。
<D:第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、クリアトナー、および、有色(クリアトナー以外の色)のうちの何れを優先するかを示す優先情報に従って、特定色を決定し、その決定結果に応じた規制処理を行う点で上述の各実施形態と相違する。以下では、上述の各実施形態と相違する部分を中心に説明する。上述の各実施形態と共通する部分については、同一の符号を付して適宜に説明を省略する。
図15は、第4実施形態におけるトナー総量規制部14の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。図15に示すように、トナー総量規制部14は、規制部60と、代表値算出部68と、第1記憶部70と、第2記憶部72と、第2決定部74とを有する。規制部60には、クリアトナー、および、色指定情報で指定される色のうちの何れを優先するかを示す優先情報が入力される。本実施形態では、UI部16には、図16に示すように、色の指定および領域の指定を、ユーザに対して促すための画面に加えて、「クリアトナー」および「有色」の何れかの指定を、ユーザに対して促すための画面が表示される。例えばユーザが、「クリアトナー」を指定するためのボタン(例えばUI部16に表示されるボタン)を選択することで、UI部16からトナー総量規制部14に対して、クリアトナーを優先することを示す優先情報が出力される。この場合、第2実施形態と同様に、ユーザは、色および領域の指定は行う必要は無い。また、例えばユーザが、「有色」を指定するためのボタン(例えばUI部16に表示されるボタン)を選択することで、UI部16からトナー総量規制部14に、色情報で指定される色を優先することを示す優先情報が出力される。この場合、第1実施形態と同様に、ユーザは、色の指定および領域の指定を行う。そして、UI部16からトナー総量規制部14に対して、ユーザによって指定された色を示す色指定情報、および、ユーザによって指定された領域を示す領域情報が出力される。なお、これは一例であり、優先情報、色指定情報および領域情報の入力方法は任意である。また、図15に示すように、規制部60は、入力された優先情報に従って、特定色を決定する特定色決定部78を有する。特定色決定部78は、色指定情報で指定される色を優先することを示す優先情報が入力された場合は、その色指定情報で指定される色を特定色として決定し、クリアトナーを優先することを示す優先情報が入力された場合は、クリアトナーを特定色として決定する。
次に、図17を参照しながら、本実施形態における規制処理について説明する。図17は、規制部60が実行する規制処理の一例を示すフローチャートである。規制部60は、規制処理が行われる前のCMYK版の画像データと、色指定情報と、領域情報と、優先情報と、代表値算出部68からの代表値RVと、第2決定部74からの、規制処理が行われる前のクリアトナー版の画像データおよび代表値RV2とを受け取っていることを前提とする。
図17に示すように、まず特定色決定部78は、入力された優先情報に従って、特定色を決定する(ステップS20)。そして、クリアトナー以外の色、つまりは色指定情報で指定された色が特定色として決定された場合(ステップS21の結果:YES)、処理はステップS22に移行する。ステップS22では、設定部62は、規制処理が行われる前の特定色版の画像データの特定領域内の各画素の濃度値を、当該画素の濃度値に関わらず、同一の代表値RVに設定する。この内容は、図5のステップS1の内容と同じである。次に、算出部64は、各色版の画像データ(クリアトナー版の画像データも含む)の特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色(クリアトナーも含む)の濃度値の和を算出する(ステップS23)。
次に、決定部66は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和と、代表値RVと、基準値とを用いて、当該画素の各色の濃度値を決定する(ステップS24)。以下では、特定領域に含まれる1つの画素に着目して説明する。ここでは、特定色としてKが指定され、代表値RVは「Z1」、規制処理前の当該画素のCの濃度値はα5、Mの濃度値はβ5、Yの濃度値はγ5、クリアトナーの濃度値はTであるとする。したがって、ステップS3で算出された当該画素の各色(CMYK+クリアトナー)の濃度値の和は、α5+β5+γ5+T+Z1となる。
まず、決定部66は、上述のステップS23で算出した当該画素の各色の濃度値の和が基準値を超えるか否かを判定する。当該画素の各色の濃度値の和が基準値以下の場合、決定部66は、K以外の色の濃度値を、規制処理前の濃度値に決定する。つまり、Cの濃度値はα5、Mの濃度値はβ5、Yの濃度値はγ5、クリアトナーの濃度値はTに決定される。また、決定部66は、「Z1」に設定される前における当該画素のKの濃度値が「0」の場合は、当該画素のKの濃度値を0に決定する一方、「Z1」に設定される前における当該画素のKの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のKの濃度値を「Z1」に決定する。
上述のステップS23で算出した当該画素の各色の濃度値の和が基準値を超える場合、決定部66は、K以外の色の濃度値の和が、基準値から代表値RVを差し引いた値に収まるように、K以外の色の各々の濃度値を決定する。より具体的には、当該画素のCの濃度値は、以下の式(8)により決定される。
α6=α5×(Limit−Z1)/(α5+β5+γ5+T) ・・・(8)
上記式(8)において、α6は、決定部66により決定されたCの濃度値、Limitは基準値を示す。
また、当該画素のMの濃度値は、以下の式(9)により決定される。
β6=β5×(Limit−Z1)/(α5+β5+γ5+T) ・・・(9)
上記式(9)において、β6は、決定部66により決定されたMの濃度値を示す。
また、当該画素のYの濃度値は、以下の式(10)により決定される。
γ6=γ5×(Limit−Z1)/(α5+β5+γ5+T) ・・・(10)
上記式(10)において、γ6は、決定部66により決定されたYの濃度値を示す。
さらに、当該画素のクリアトナーの濃度値は、以下の式(11)により決定される。
T2=T×(Limit−Z1)/(α5+β5+γ5+T) ・・・(11)
上記式(11)において、T2は、決定部66により決定されたクリアトナーの濃度値を示す。
また、決定部66は、「Z1」に設定される前における当該画素のKの濃度値が「0」の場合は、当該画素のKの濃度値を0に決定する一方、「Z1」に設定される前における当該画素のKの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のKの濃度値を「Z1」に決定する。
一方、上述のステップS20において、クリアトナーが特定色として指定された場合(ステップS21の結果:NO)、処理はステップS25に移行する。ステップS25では、設定部62は、クリアトナー版の画像データの特定領域内の各画素の濃度値を代表値RV2に設定する(ステップS25)。この内容は、図13のステップS10の内容と同じである。ここでは、代表値RV2は「Z2」に設定されるものとする。次に、算出部64は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和を算出する(ステップS26)。この内容は、図13のステップS11の内容と同じである。
次に、決定部66は、各色版の画像データの特定領域内の画素ごとに、当該画素の各色の濃度値の和と、代表値RV2と、基準値とを用いて、当該画素の各色の濃度値を決定する(ステップS27)。この内容は、図13のステップS12の内容と同様であるが、具体的には以下のとおりである。
まず、決定部66は、上述のステップS26で算出した当該画素の各色の濃度値の和が基準値を超えるか否かを判定する。当該画素の総和が基準値以下の場合、決定部66は、クリアトナー以外のCMYKの各々の濃度値を、規制処理前における値に決定する。ここでは、規制処理前のCの濃度値はα5、Mの濃度値はβ5、Yの濃度値はγ5、Kの濃度値はζ5であるとする。したがって、Cの濃度値はα5、Mの濃度値はβ5、Yの濃度値はγ5、Kの濃度値はζ5に決定される。また、決定部66は、「Z2」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が「0」の場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を0に決定する一方、「Z2」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を「Z2」に決定する。
一方、上述のステップS26で算出した当該画素の各色の濃度値の和が基準値を超える場合、決定部66は、クリアトナー以外のCMYKの各々の濃度値の和が、基準値から代表値RV2を差し引いた値となるように、CMYKの各々の濃度値を決定する。より具体的には、当該画素のCの濃度値は、以下の式(12)により決定される。
α7=α5×(Limit−Z2)/(α5+β5+γ5+ζ3) ・・・(12)
上記式(12)において、α7は、決定部66により決定されたCの濃度値を示す。
また、当該画素のMの濃度値は、以下の式(13)により決定される。
β7=β5×(Limit−Z2)/(α5+β5+γ5+ζ5) ・・・(13)
上記式(13)において、β7は、決定部66により決定されたMの濃度値を示す。
また、当該画素のYの濃度値は、以下の式(14)により決定される。
γ7=γ5×(Limit−Z2)/(α5+β5+γ5+ζ5) ・・・(14)
上記式(14)において、γ7は、決定部66により決定されたYの濃度値を示す。
さらに、当該画素のKの濃度値は、以下の式(15)により決定される。
ζ7=ζ5×(Limit−Z2)/(α5+β5+γ5+ζ5) ・・・(15)
上記式(15)において、ζ7は、決定部66により決定されたKの濃度値を示す。
また、決定部66は、「Z2」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が「0」の場合は、当該画素のクリアトナー濃度値を0に決定する一方、「Z2」に設定される前における当該画素のクリアトナーの濃度値が0より大きい場合は、当該画素のクリアトナーの濃度値を「Z2」に決定する。
以上のように、規制部60は、クリアトナー、および、有色(クリアトナー以外の色)のうちの何れを優先するかを示す優先情報に従って特定色を決定し、その決定結果に応じた規制処理を行う。
図18は、本実施形態のDFE10のハードウェア構成例を示すブロック図である。本実施形態のDFE10は、CPUなどの制御装置101と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの主記憶装置102と、HDD、CDドライブ装置などの補助記憶装置103と、ディスプレイ装置などの表示装置104と、キーボードやマウスなどの入力装置105を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態のDFE10で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のDFE10で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態のDFE10で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、本実施形態のDFE50で実行される制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態のDFE10で実行される制御プログラムは、上述した各部(レンダリングエンジン11、CMM12、TRC13、トナー総量規制部14(設定部62、算出部64、決定部66、代表値算出部68を含む)、ハーフトーンエンジン15、UI部16)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、レンダリングエンジン11、CMM12、TRC13、トナー総量規制部14、ハーフトーンエンジン15、UI部16が主記憶装置上に生成されるようになっている。なお、上述の実施形態では、DFE10(トナー総量規制部14)が本発明に係る規制処理を実行しているが、これに限らず、本発明に係る規制処理を実行する制御装置の種類は任意であり、例えばPC40やサーバ装置等で規制処理を実行することもできる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば上述した実施の形態の画像形成装置100においては、CMYKの複数の色のトナーを用いて画像を形成するようにしたが、1色のトナーを用いて画像を形成するようにしてもよい。
10 制御装置
11 レンダリングエンジン
12 CMM
13 TRC
14 トナー総量規制部
15 ハーフトーンエンジン
20 MIC
30 プリンタ機
50 印刷物
60 規制部
62 設定部
64 算出部
66 決定部
68 代表値算出部
70 第1記憶部
72 第2記憶部
74 第2決定部
76 パターン画像登録部
78 特定色決定部
100 画像形成装置
特開2005−311558号公報

Claims (12)

  1. 複数の色の濃度値を画素ごとに規定した画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段を制御する制御装置であって、
    前記画像データのうちの特定の領域を示す特定領域に含まれる複数の前記画素の各々の、前記複数の色のうちの何れかを示す特定色の濃度値を、共通の代表値に設定する設定手段と、
    前記特定領域内の前記画素における前記特定色以外の各色の濃度値の和が、トナーの総量の総量規制値を示す基準値から前記代表値を差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定する決定手段と、を備える、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記決定手段は、前記代表値に設定される前における当該画素の前記特定色の濃度値が0の場合は、当該画素の前記特定色の濃度値を0に決定する一方、前記代表値に設定される前における当該画素の前記特定色の濃度値が0より大きい場合は、当該画素の前記特定色の濃度値を前記代表値に決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記代表値に設定される前における前記画素の前記特定色の濃度値に基づいて、前記代表値を算出する代表値算出手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記代表値算出手段は、前記特定領域に含まれる前記複数の画素の各々の、前記代表値に設定される前における前記特定色の濃度値の和を、前記特定領域の面積値で除算することで、前記代表値を算出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記特定色は無色であり、
    前記画像データは、有色版の画像データと、無色のクリアトナー版の画像データとから構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記記録媒体に付与する視覚的または触覚的な効果である表面効果の種類と前記表面効果を付与する前記記録媒体における領域を特定するための光沢制御値が指定された光沢制御版の前記光沢制御値に基づいて、前記クリアトナー版の画像データの前記特定領域に含まれる前記画素の、前記代表値に設定される前の濃度値を決定する第2決定手段と、
    前記光沢制御版に含まれる画素の濃度値を示す入力濃度値と、画像が形成される前記記録媒体の表面に触覚的な効果を付与するための表面効果の種類とを対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    前記表面効果の種類と、マトリクス状に配列され、それぞれの濃度値が予め設定されている複数の画素で構成されるパターン画像の種類とを対応付けて記憶する第2記憶手段と、を備え、
    前記第2決定手段は、前記入力濃度値に対応する前記パターン画像を用いて、前記クリアトナー版の前記画像データの前記特定領域に含まれる前記画素の、前記代表値に設定される前の濃度値を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記第2決定手段は、前記入力濃度値に対応するパターン画像のサイズの仮想ブロックで、前記光沢制御版を分割し、その分割した領域ごとに前記パターン画像を割り当てた場合における前記特定領域内の前記画素の濃度値を求めて、前記クリアトナー版の前記特定領域内の前記画素の濃度値を決定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記代表値は、前記入力濃度値に対応するパターン画像に含まれる画素の濃度値に基づいて決定される、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記代表値は、前記入力濃度値に対応するパターン画像に含まれる複数の画素の各々の濃度値の和を、前記パターン画像の面積値で割った値である、
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. リアトナー、および、有色のトナーのうちの何れを優先するかを示す優先情報に従って、前記特定色を決定する特定色決定手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項6から請求項9のうちの何れか1つに記載の制御装置。
  11. 複数の色の濃度値を画素ごとに規定した画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段を制御する制御装置とを備えた画像形成装置であって、
    前記制御装置は、
    前記画像データのうちの特定の領域を示す特定領域に含まれる複数の前記画素の各々の、前記複数の色のうちの何れかを示す特定色の濃度値を、共通の代表値に設定する設定手段と、
    前記特定領域内の前記画素における前記特定色以外の各色の濃度値の和が、トナー総量の総量規制値を示す基準値から前記代表値を差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定する決定手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  12. 複数の色の濃度値を画素ごとに規定した画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段を制御する制御装置が有するコンピュータに、
    前記画像データのうちの特定の領域を示す特定領域に含まれる複数の前記画素の各々の、前記複数の色のうちの何れかを示す特定色の濃度値を、共通の代表値に設定する設定ステップと、
    前記特定領域内の前記画素における前記特定色以外の各色の濃度値の和が、トナー総量の総量規制値を示す基準値から前記代表値を差し引いた値に収まるように、当該各色の濃度値を決定する決定ステップと、を実行させるためのプログラム。
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