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JP5996421B2 - 障害物検出装置及びそれを用いた車両 - Google Patents

障害物検出装置及びそれを用いた車両 Download PDF

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JP5996421B2 JP2012282684A JP2012282684A JP5996421B2 JP 5996421 B2 JP5996421 B2 JP 5996421B2 JP 2012282684 A JP2012282684 A JP 2012282684A JP 2012282684 A JP2012282684 A JP 2012282684A JP 5996421 B2 JP5996421 B2 JP 5996421B2
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Description

本発明は、画像センサにより走路上の障害物を検出する障害物検出装置及びそれを備えた車両に関する。
従来、ゴルフ場内の走路を走行するゴルフカートには自動走行機能を有しているものがある。自動走行は電磁誘導線から発生する磁界を検出することで行われる。また、ゴルフカートの前面に超音波センサを設けて、ゴルフカート前方の障害物を検出する障害物検出装置を備えるものもある。超音波センサにより障害物が検出されると、ゴルフカートは減速または停止の制御が実施される。
(1)特許文献1の技術
特許文献1に記載のゴルフカートには自動走行装置が搭載されている。これにより、走路上に設けられた誘導線に従って走路を自動走行することができる。超音波センサにより障害物までの距離を計測し、その距離に応じて障害物の有無を判定する。
特開2003−5832号公報
従来のゴルフカートは、図16に示すように、車両前方の距離Lの範囲内に障害物が存在するか否かで、走行速度の制御をしている。この距離Lは、走路外の障害物が含まれない範囲に設定されている。しかしながら、ゴルフカートの走行速度を上げると、制動距離が長くなるので、より前方の障害物を検出しなければならない。
そこで、走行速度を上げる場合、図17に示すように、車両前方の距離Lの範囲内に障害物が存在するか否かの判定結果を基に、走行速度の制御をする。しかしながら、障害物の判定距離を長くすることで走路外にある障害物を検出してしまうことがある。走路外の障害物の検出によりゴルフカートが減速または停止され、走行速度を上げたにもかかわらずゴルフカートの走行効率が悪くなる問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、障害物が走路内に存在するか否かを判定することができる障害物検出装置及びそれを用いた車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る障害物検出装置は、走路の地面領域と走路外の地面領域との間で画像情報の特性が異なる場合において、前方の画像を撮影する画像センサと、前記画像内の障害物を検出する障害物検出部と、前記画像内の前記障害物の地面領域を設定する障害物地面領域設定部と、前記画像内の前記障害物の地面領域と前記走路の地面領域との前記特性の類似度を算出する類似度算出部とを備える。
本発明によれば、画像センサが前方の画像を撮影する。障害物検出部は、撮影された画像内の障害物を検出する。障害物地面領域設定部は、撮影された画像内において、検出された障害物の地面領域を設定する。類似度判定部は画像内の前記障害物の地面領域と走路の地面領域との類似度を算出する。算出された類似度の値が大きければ、障害物地面領域と走路地面領域とが類似しているので、障害物が走路上に存在すると判定することができる。また、算出された類似度の値が小さければ、障害物地面領域と走路地面領域とが類似していないので、障害物が走路上に存在しないと判定することができる。このように、検出された障害物が走路内に存在するのか、または、走路外に存在するのかを判定することができる。
また、前方の物体との距離情報を検出する距離情報検出部を備え、前記障害物検出部は前記距離情報を基に前記画像内の障害物を検出することが好ましい。距離情報を用いて障害物を検出するので、障害物の検出精度を向上させることができる。
また、前記画像センサを平行ステレオの位置関係で複数個備え、各画像センサの画像を基に視差画像を作成する視差画像作成部を備えることが好ましい。画像センサを平行ステレオの位置関係で複数個備え、さらに、各画像センサの画像を基に視差画像を作成する視差画像作成部を備えるので、車両前方の画像情報および画像情報と関係づけられた距離情報を精度よく取得することができる。
また、前記障害物の地面領域の実空間上における面積と同じ面積を有する走路の地面領域を前記画像内に設定する走路地面領域設定部を備えることが好ましい。障害物の地面領域と走路の地面領域とが実空間上で同じ面積であるので、それぞれの濃度値を基に適切に類似度を算出することができる。
また、前記走路地面領域設定部は、前記障害物の地面領域の実空間上における面積を算出する面積算出部と、算出された面積と実空間上において同じ大きさの走路の地面領域を前記画像内に設定する地面領域設定部ととを備えることが好ましい。この構成によれば、走路の地面領域を実空間上で障害物の地面領域と同じ面積を有するように適切に設定することができる。
また、障害物の地面領域の濃度値と走路の地面領域の濃度値とをそれぞれ諧調を低減して量子化したヒストグラムに対して正規化する正規化部を備えることが好ましい。障害物地面領域の濃度値と、走路地面領域の濃度値とをそれぞれ諧調を低減して量子化したヒストグラムを作成する。これらのヒストグラムに対して正規化するので、類似度算出の演算量の低減により類似度の算出時間を低減し、さらに、類似度の精度を向上することができる。
また、前記類似度と予め定められた閾値と比較することで、障害物が走路上に存在するか否かを判定する比較部を備えることが好ましい。類似度と予め定められた閾値と比較することで、障害物が走路上に存在するか否かを容易に判定することができる。
また、本発明に係る車両は、上記障害物検出装置を備える車両である。上記障害物検出装置を備えるので、検出された障害物が走路上に存在するのかしないのかを精度良く判定することができる。走路外にある障害物を検出した場合でも、障害物が走路外にあることを適切に認識することができるので、走路外にある障害物のために車両を減速または停止するのを防止することができる。これにより、車両の走行効率を向上させることができる。
また、前記障害物までの距離と第1距離とを比較することで車両の減速制御を実施するか否かを判定し、前記障害物までの距離と前記第1距離よりも長い第2距離とを比較することで障害物の地面領域と車両の地面領域との類似度を算出するか否かの判定をする障害物距離判定部を備えることが好ましい。
検出された障害物までの距離に対して2段階の距離基準で車両の車速制御を実施する。障害物までの距離と第1段階の第1距離とを比較して車両の減速制御を実施するか否かを判定する。これにより、障害物と車両との距離が近い場合は車両の減速制御を実施することができ、車両と障害物との衝突を回避することができる。
また、障害物までの距離と第1段階よりも長い第2段階の第2距離とを比較して障害物の地面領域と車両の地面領域との類似度を算出するか否かの判定をする。これにより、障害物と車両との距離がある程度離れている場合は、障害物地面領域と走路地面領域との類似度を算出し、障害物が走路上に有るか否かを判定した上で、車両の車速制御を実施することができる。
本発明によれば、障害物が走路内に存在するのか走路外に存在するのかを判定することができる障害物検出装置及びそれを用いた車両を提供することができる。
実施例1に係る車両の前面図である。 実施例に係る車両の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る障害物検出装置の構成を示すブロック図である。 障害物領域設定を示す説明図である。 障害物地面領域および走路地面領域を示す説明図である。 実施例1に係る障害物判定の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係る車両の前面図である。 実施例2に係る障害物検出装置の構成を示すブロック図である。 実施例2に係る障害物検出を示す説明図である。 実施例2に係る障害物検出装置の一部構成を示すブロック図である。 障害物地面領域および走路地面領域を示す説明図である。 障害物地面領域の濃度ヒストグラムを示す説明図である。 走路地面領域の濃度ヒストグラムを示す説明図である。 障害物地面領域の濃度ヒストグラムを示す説明図である。 実施例2に係る障害物検出の流れを示すフローチャートである。 従来例に係る障害物検出領域を示す説明図である。 従来例に係る障害物検出領域を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例1を説明する。本発明における車両の実施形態として、自動走行するゴルフカートを挙げる。車両は4輪車に限られず、3輪車でもよいし、モノレール型でもよい。また、車両はゴルフカートに限られず、工場や果樹園で走行する無人搬送車も含まれる。なお、以下の説明で、前後および左右とは車両1の前進する方向を基準としている。
1.車両の概略構成
図1および図2を参照する。図1は、実施例に係る車両1の前面図であり、図2は車両1の構成を示す機能ブロック図である。車両1はゴルフ場内を自動または手動走行するゴルフカートである。車両1は、走路に埋め込まれた誘導線から発せられる電磁波に誘導されて自動走行することができる。車両1の前面中央部に画像センサ3が設けられている。画像センサ3の一例として可視光カメラが挙げられる。
また、車両1には、車両1が走行する走路上の障害物を検出する障害物検出装置5と、車両1が誘導線に沿って自動走行するのを制御する自動走行制御部7と、障害物検出装置5が障害物を検出すると運転者および周囲に警告を発生する警告出力部8と、障害物の検出により減速または停止の制御をする車速制御部9と、車輪を駆動し、車速制御部9により回転数が制御される駆動モータ11とが設けられている。本実施例において、車両1はモータで駆動されるがこれに限らず、エンジンにより駆動されてもよい。
2.障害物検出装置の構成
次に図3を参照して車両1に備えられた障害物検出装置5の構成を説明する。図3は、障害物検出装置の構成を示すブロック図である。
障害物検出装置5は、車両1の前方の画像を撮影する画像センサ3と、画像センサ3により撮影された画像を基に障害物を検出する障害物検出部15と、検出された障害物の地面領域を設定する障害物地面領域設定部17と、障害物の地面領域と走路の地面領域とのテキスチャの類似度から障害物が走路上に存在するか否かを判定する障害物判定部23とを備える。障害物検出部15、障害物地面領域設定部17、障害物判定部23はマイクロプロセッサまたはFPGA(Field Programmable Gate Array;再構成可能なゲートアレイ)で構成される。次にそれぞれの構成部について順に説明する。
障害物検出部15は、画像センサ3から送られる画像に対して、例えばテンプレートマッチングにより障害物を検出する。テンプレートの一例として、人および車両の形状のものが挙げられる。また、テンプレートマッチングの他にも、HOG(Histograms of Oriented Gradients)特徴を用いて人や車両などの物体を障害物として検出してもよい。
障害物地面領域設定部17は、検出された障害物の地面領域を設定する。障害物地面領域設定部17は、検出された障害物の画像上の領域を設定する障害物領域設定部19と、設定された障害物領域の下方画素領域を障害物地面領域として設定する地面領域設定部21とを有する。
図4を参照して説明する。図4は障害物領域設定を示す説明図である。障害物領域設定部19は、検出された障害物Bs1の画像DP1上のuv座標の最大値と最小値を抽出することで、障害物を外接矩形で囲む障害物領域Ba1を設定する。
地面領域設定部21は、設定された障害物領域Ba1の直下の下方画素領域を障害物地面領域Bg1として設定する。障害物地面領域Bg1のu軸方向の幅は、障害物領域Ba1の幅と同じ大きさで設定する。障害物地面領域Bg1のv軸方向の高さは、予め決められた大きさで設定する。設定された障害物地面領域Bg1の各画素の濃度値のデータが障害物判定部23へ出力される。
障害物判定部23は、障害物地面領域Bg1と走路地面領域Cg1との類似度Sを基に、障害物が走路上に存在するか否かの判定をする。障害物判定部23は、画像内の障害物地面領域Bg1と走路地面領域Cg1との類似度Sを算出する類似度算出部25と、算出された類似度Sを閾値Tと比較する比較部27とを有する。
類似度算出部19は、予め定められた走路地面領域Cg1の画素の濃度ヒストグラムと障害物地面領域Bg1の画素の濃度ヒストグラムとの類似度Sを算出する。走路地面領域Cg1は画像Dp1において、u軸方向において中央部に位置し、v軸方向において下部に位置する。すなわち、車両1(画像センサ3)に直近の中央手前を撮影した部分を走路地面領域Cg1と定めている。走路地面領域Cg1は走路Rd上を撮影している。障害物地面領域Bg1と走路地面領域Cg1との類似度Sを算出することで、障害物地面領域Bg1と走路Rdとの類似度を算出することになる。
類似度Sは、例えば、下式に示されるバタチャリア(Bhattacharyya)係数を用いることで算出することができる。通常、濃度値は0〜255の256段階の値を取りうる。この場合、qの値は0〜255の値を取り、Nの値は256である。
Figure 0005996421
比較部27は、算出された類似度Sを予め定められた閾値Tと比較する。類似度Sが閾値Tよりも大きければ、障害物Bs1は走路Rd上に存在すると判定する。類似度Sが閾値T以下であれば、障害物Bs1は走路Rd上に存在しないと判定する。障害物Bs1は走路Rd上に存在すると判定された場合、判定信号が警告出力部8および車速制御部9へ送られる。障害物Bs1は走路Rd上に存在しないと判定された場合、判定信号は出力されない。
次に、実施例1における障害物検出の動作を図6を用いて説明する。図6は障害物検出の処理手順を示すフローチャートである。
車両1の前面に設けられた画像センサ3により画像を撮影する(ステップS01)。次に、障害物検出部15は、撮影された画像Dp1内の障害物Bs1を検出する(ステップS02)。障害物領域設定部19は、検出された障害物Bs1を囲む外接矩形の領域を障害物領域Ba1として設定する(ステップS03)。地面領域設定部21は、障害物領域Ba1の下方の予め決められた大きさの領域を障害物地面領域Bg1として設定する(ステップS04)。画像DP1内の中央下部の予め決められた領域を走路地面領域Cg1として、この走路地面領域Cg1の画素の濃度値と障害物地面領域Ba1の画素の濃度値とのそれぞれのヒストグラムの類似度Sを算出する(ステップS05)。算出された類似度Sにより、検出された障害物Bs1が車両1の走路上に有るか否かの障害物判定をする(ステップS06)。類似度Sが閾値Tよりも大きければ障害物Bs1は走路Rd上にあると判定され、類似度Sが閾値T以下であれば障害物Bs1は走路Rd上に無いと判定する。
なお、障害物Bs1が走路Rd上に存在するとの判定に応じて、スピーカ等で構成される警告出力部8から操縦者および周囲に対して警報を発する。また、障害物Bs1が走路Rd上に存在するとの判定に応じて、車速制御部9が減速の制御およびブレーキ制動を実施し、駆動モータ11および車輪の回転が制動され、車両1が減速または停止する。
このように、実施例1によれば、検出された障害物Bs1の地面領域Bg1の濃度値と、走路地面領域Cg1すなわち走路Rd領域の濃度値との類似度Sを算出する。この類似度Sを基に検出した障害物Bs1が走路Rd上に存在するか否かを判別するので、走路上に存在する障害物を精度良く判別することができる。また、障害物が走路上に存在すると判別された場合だけ、車両1の減速制御が実施されるので、車両1の走行効率を上げることができる。
次に、図7および図8を参照して実施例2に係る障害物検出装置について説明する。図7は実施例2における車両の前面図である。図8は実施例2における障害物検出装置の構成を示すブロック図である。実施例2において、実施例1に示した符号と同一の符号で示した部分は、実施例1と同様の構成であるのでここでの説明は省略する。また、以下に記載した以外の車両および障害物検出装置の構成は実施例1と同様である。
実施例2の特徴は、検出された障害物が走路上に存在するか否かの判定精度をより向上させた点である。実施例1では画像情報を基に障害物が走路上に存在するか否かの判定をしていたが、実施例2では画像情報にさらに距離情報を加えて障害物が走路上に存在するか否かの判定をする。
実施例2における障害物検出装置6は、ステレオカメラ4と、メモリ10と、視差画像作成部12と、距離画像演算部13と、障害物検出部14と、障害物距離判定部16と、障害物地面領域設定部18と、走路地面領域設定部26と、障害物判定部24とを有する。視差画像作成部12、距離画像演算部13、障害物検出部14、障害物距離判定部16、障害物地面領域設定部18、走路地面領域設定部26、および、障害物判定部24は、マイクロプロセッサまたはFPGAで構成される。
ステレオカメラ4は、車両1の前面中央部に設けられた2個の画像センサ4a、4bで構成される。ステレオカメラ4は、左画像センサ4aおよび右画像センサ4bで構成される。左画像センサ4aおよび右画像センサ4bのいずれかを基準カメラとする。なお、ステレオカメラ3は2台の画像センサに限られず、3台以上の画像センサを用いてもよい。
ステレオカメラ4の画像センサ4a、4bは予め定められた幾何条件の下で設置されている。本実施例では、画像センサ4a、4bは水平方向に一定距離を保たれて設置されている。すなわち、画像センサ4a、4bは平行ステレオである。画像センサ4a、4bは、CCDやCMOSなど一般的な可視光センサである。各画像センサ4a、4bは、それぞれ撮像された画像の行の位置が一致するように、すなわち、エピポーラ線が一致するように、予めカメラキャリブレーションが実施されている。なお、左画像センサ4aで撮影された画像を左画像とし、右画像センサ4bで撮影された画像を右画像とする。
メモリ10は、ステレオカメラ4の各画像センサが撮影した画像を一旦、保管する画像バッファである。保管された、画像センサ4a、4bの各画像は順に視差画像作成部12へ出力される。
視差画像作成部12は、入力される左画像および右画像からステレオマッチングにより視差画像を作成する。ステレオマッチングの方法は、例えば、SADを用いる方法またはハミング距離を用いる方法が挙げられる。
距離画像演算部13は、視差画像を基に、各画素が表示する物体までの実空間上の距離を演算する。視差画像から距離を演算する方法は、従来から利用されている平行ステレオ法を用いる。すなわち、2台の撮像センサ4a、4b間の距離、および、2台の撮像センサ4a、4bの焦点距離と視差画像を用いることで、基準画像である左画像の各画素に距離情報が付された距離画像を演算することができる。
障害物検出部14は、実空間上の予め定められた空間内に点が検出されれば、そこになにかしらの障害物が存在すると判定する。図9を参照して説明する。図9は、障害物検出を示す説明図である。車両1の進行方向の実空間XYZにおいて、予め定められた検出範囲の空間Sp内で、車両1からほぼ同じ距離にある点群PGを検出する。これらの点群PGを障害物として検出し、基準画像内の対応する障害物のuv座標の最大値と最小値とを抽出することで、障害物を外接矩形で囲む障害物領域Ba2を設定する。また、点群PGまでの距離Lを距離画像から検出する。
障害物距離判定部16は、検出された障害物までの距離Lと予め定められた閾値とを比較して、障害物までの距離Lに応じて車両1の車速制御を実施するか否かを判定する。障害物までの距離Lが第1の閾値Lより小さければ、車両1を減速する判定を行い、車速制御部9へ減速の指示をする。閾値Lは、カーブにおいても走路脇の樹木および構造物と車両1との距離が最低でも確保されている距離が好ましい。すなわち、走路上に障害物が存在しない場合、車両1から距離Lの範囲内には、障害物が検出されない距離である。
また、自動走行時の車速は、制動距離が距離Lに対して十分余裕を持つように設定される。なお、車両1がGPSを備えることにより、自車両の位置を認識できる場合は、車両1が走行するコースごとに第1の閾値Lを用意してもよい。
また第1の閾値Lに加えて、障害物距離判定部16は検出された障害物までの距離Lと第2の閾値Lとも比較する。第2の閾値Lは第1の閾値Lよりも大きい。障害物までの距離Lが第1の閾値L以上で第2の閾値Lよりも小さい場合、障害物地面領域と走路地面領域とのテキスチャの類似度を判定する処理が実施される。障害物までの距離Lが第2の閾値L以上の場合、車両1と障害物との距離が遠いので、車両1の車速制御は実施されない。
走路地面領域設定部18は、障害物距離判定部16より障害物地面領域設定の指示が入力されると、実施例1と同様に、検出された障害物の地面領域を設定する。図11を参照する。図11は、障害物地面領域および走路地面領域を示す説明図である。障害物領域設定部20は、検出された点群PGに対応する画像Dp2上の障害物Bs2のuv座標の最大値と最小値を抽出することで、障害物Bs2を外接矩形で囲む障害物領域Ba2を設定する。また、検出範囲の空間Sp内で樹木が検出された場合も同様に、検出された点群に対応する画像Dp2上の障害物Bs3のuv座標の最大値と最小値を抽出することで、障害物Bs3を外接矩形で囲む障害物領域Ba3を設定する。
地面領域設定部22は、設定された障害物領域Ba2およびBa3の直下の下方画素領域を障害物地面領域Bg2およびBg3として設定する。障害物地面領域Bg2、Bg3のu軸方向の幅は、それぞれ、障害物領域Ba2、Ba3の幅と同じ大きさで設定する。障害物地面領域Bg2、Bg3のv軸方向の高さは、予め決められた大きさで設定する。予め決められた大きさとして、例えば、実空間上で50cm程度に対応する大きさである。すなわち、障害物地面領域Bg2、Bg3は、障害物領域Ba2、Ba3の下方に実空間上で50cm程度の大きさの領域を画像Dp2に投影した画素領域である。なお、図9には、障害物地面領域Bg2および走路地面領域Cg2の実空間上において対応する領域が示されている。
走路地面領域設定部26は、実空間上で障害物地面領域と同じ面積の領域を、画像上に走路地面領域として設定する。走路地面領域設定部26は、面積算出部28と地面領域設定部29とを備える。
面積算出部28は、距離画像を基に、画像Dp2上に設定された障害物地面領域Bg2およびBg3の実空間上の面積を算出する。
地面領域設定部29は、面積算出部28が算出した面積と同じ大きさの領域を、画像Dp2においてu軸方向において中央部に位置し、v軸方向において下部に位置する走路地面領域Cg2を設定する。すなわち、走路地面領域Cg2の実空間における地面上での面積が、障害物地面領域Bg2の実空間における地面上での面積とほぼ同じになるように、走路地面領域Cg2を撮影画像Dp2上に設定する。撮影画像Dp2内においては、車両1から遠方の物体は車両1の近辺の物体よりも小さく写るので、走路地面領域Cg2は、障害物地面領域Bg2よりも大きくなる。また同様に、障害物地面領域Bg3の実空間における地面上での面積とほぼ同じ面積の車両前方の走路地面領域Cg3(図示省略)を撮影画像Dp2上に設定する。設定された各障害物地面領域の各画素の濃度値のデータが障害物判定部23へ出力される。
障害物判定部24は、正規化部30と、走路地面領域と障害物地面領域とのテキスチャの類似度を算出する類似度算出部31と、比較部27とを有する。
正規化部30は、障害物地面領域Bg2、Bg3および走路地面領域Cg2、Cg3の濃度値のヒストグラムを正規化する。このヒストグラムは量子化されたものを用いる。すなわち、障害物地面領域Bg2、Bg3の濃度値と走路地面領域Cg2、Cg3の濃度値とをそれぞれ諧調を低減して量子化したヒストグラムに対して正規化する。通常、濃度値は0〜255の256段階の値を取りうるのを、例えば、8段階に量子化する。これにより、類似度の算出のデータ量を抑制することができるので、高速に類似度の判定をすることができる。また、走路地面領域Cg2、Cg3に含まれる画素数と、障害物地面領域Bg2、Bg3に含まれる画素数とは異なるが、正規化することにより、量子化されたヒストグラムの総和を1になるようにすることで、2つの領域を均等に扱うことができ、類似度の精度を向上させることができる。図12は、障害物地面領域Bg2の濃度ヒストグラムを示す説明図であり、図13は、走路地面領域Cg2の濃度ヒストグラムを示す説明図である。車両1および障害物Bs2も共に、例えば舗装された走路上にあるので、どちらのヒストグラムも類似している。図14は、障害物地面領域Bg3の濃度ヒストグラムを示す説明図である。障害物Bs3は、走路外の例えば芝生上にあるので、障害物地面領域Bg3の濃度ヒストグラムは、走路上の走路地面領域Cg2の濃度ヒストグラムとは異なる傾向を持つ。
類似度算出部31は、正規化された障害物地面領域Bg2の濃度値のヒストグラムと正規化された走路地面領域Cg2の濃度値のヒストグラムとの類似度S’を算出することで、障害物地面領域Bg2と走路Rdとの類似度S’を算出する。類似度S’の算出には、実施例1と同様にバタチャリア(Bhattacharyya)係数を用いる。実施例2において、数式1におけるqの値は0〜7の値を取り、Nの値は濃度値の量子化数である8である。また、正規化された障害物地面領域Bg3の濃度値のヒストグラムと正規化された走路地面領域Cg3の濃度値のヒストグラムとの類似度S’’も算出される。
比較部27は、算出された類似度S’を予め定められた閾値Tと比較する。類似度S’が閾値Tよりも大きければ、障害物Bs2は走路Rd上に存在すると判定する。類似度S’が閾値T以下であれば、障害物Bs2は走路Rd上に存在しないと判定する。障害物Bs2が走路Rd上に存在すると判定された場合、判定信号が警告出力部8および車速制御部9へ送られる。障害物Bs2は走路Rd上に存在しないと判定された場合、判定信号は出力されない。
地面テキスチャの類似度S’が予め定められた閾値Tよりも大きければ、検出された障害物Bs2は走路Rd上にあると判断されるので、減速制御を実施する。地面テキスチャの類似度S’が予め定められた閾値T以下であれば、検出された障害物Bs2は走路Rd上に無いと判断されるので、減速制御は実施されない。図11の場合、障害物地面領域Bg2と走路地面領域Cg2との類似度S’は閾値Tよりも大きいと判定され、障害物Bs2は走路Rd上に存在すると判定される。また、障害物地面領域Bg3と走路地面領域Cg3との類似度S’’は閾値T以下であると判定され、障害物Bs3は走路Rd上に存在しないと判定される。
次に、実施例2における障害物検出の動作を図15を用いて説明する。図15は障害物検出の処理手順を示すフローチャートである。
車両1の前面に設けられたステレオカメラ4により車両前方の複数の画像を撮影する(ステップS11)。次に、撮影された左画像および右画像を基にステレオマッチングを行い視差画像を作成する(ステップS12)。作成された視差画像を基に、基準カメラの画像Dp2の各画素に実空間における距離情報を付した距離画像を演算する(ステップS13)。予め定められた検出空間Spの範囲内の距離が一定な点群PGを障害物として検出する(ステップS14)。検出された障害物までの距離Lと第1閾値Lとを比較する(ステップS15)。
距離Lが第1閾値L未満であれば(ステップS15のYes)、車両1と障害物との距離が接近しているので、車速制御部9が減速の制御を実施する(ステップS16)。距離Lが第1閾値L以上であれば(ステップS15のNo)、さらに、検出された障害物までの距離Lと第2閾値Lとを比較する(ステップS21)。
障害物までの距離Lが第2閾値L以上であれば(ステップS21のNo)、車両1と障害物とが十分に離れているので、車両1の車速制御は行わず、再びステップS11の処理に戻る。
障害物までの距離Lが第2閾値L未満であれば(ステップS21のYes)、障害物が走路上に存在するか否かを判定するステップに進む。基準画像Dp2において検出された点群PGと対応する障害物Bs2を囲む外接矩形の領域を障害物領域Ba2として設定する(ステップS22)。障害物領域Ba2の下方の予め決められた大きさの領域を障害物地面領域Bg2として設定する(ステップS23)。設定された障害物地面領域Bg2の実空間(XYZ空間)上の面積を算出する(ステップS24)。算出された障害物地面領域Bg2の実空間上の面積と同じ面積の領域を、画像Dp2(uv平面)上のu軸方向の中央部かつv軸方向の下部に走路地面領域Cg2を設定する(ステップS25)。
次に、障害物地面領域Bg2の画素の濃度値のヒストグラムと走路地面領域Cg2の画素の濃度値のヒストグラムとを正規化する(ステップS26)。正規化されたそれぞれのヒストグラムの類似度S’を算出する(ステップS27)。算出された類似度S’を予め定められた閾値Tと比較する(ステップS28)。類似度S’が閾値Tよりも大きい場合(ステップS28のYes)、障害物地面領域Bg2と走路地面領域Cg2とのそれぞれのテキスチャが類似しているので、障害物が走路上に存在すると判定される。そこで、車速制御部9が減速の制御およびブレーキ制動を実施する(ステップS16)。これにより、駆動モータ11および車輪の回転が制動され、車両1が減速または停止する。また、障害物Bs2が走路Rd上に存在するとの判定に応じて、スピーカ等で構成される警告出力部8から操縦者および周囲に対して警報を発する。
類似度S’が閾値T以下の場合(ステップS28のNo)、障害物地面領域Bg2と走路地面領域Cg2とのそれぞれのテキスチャが類似していないので、障害物が走路上に存在しないと判定される。そこで、車両1の車速制御は行わず、再びステップS11の処理に戻る。また、障害物が複数個検出された場合、すなわち、障害物Bs2の他にも、障害物Bs3が検出された場合でも、それぞれの障害物に対して、上記ステップに従って各障害物が走路Rd上に存在するか否かが判別される。
このように、実施例2によれば、検出された障害物Bs2の地面領域Bg2の濃度値の量子化したヒストグラムと、走路地面領域Cg2の濃度値の量子化したヒストグラムとを正規化するので、類似度算出のデータ量を抑制することができ、類似度S’の算出を高速にすることができる。さらに、画素数の異なる2つの領域を均等に扱うことができるので、類似度の精度を向上することができる。また、障害物地面領域Bg2と走路地面領域Cg2の実空間上の面積が等しいので、濃度値のヒストグラムの傾向を偏りなく検出することができ、類似度S’の精度を向上することができる。
さらに、類似度S’を基に、検出した障害物Bs2が走路Rd上に存在するか否かを判別することができるので、走路上に存在する障害物を精度良く判別することができる。また、障害物Bs2が走路Rd上に存在すると判別された場合だけ、車両1の減速制御が実施されるので、車両1の走行効率を上げることができる。
本発明は、上記実施例のものに限らず、次のように変形実施することができる。
(1)上記実施例2において、ステレオカメラ4を採用して視差画像を作成し、ステレオマッチングを実施することで距離情報を取得していた。これに限られず、距離情報を、例えば、レーダースキャナにより取得してもよい。この場合、単眼の画像センサにより取得された画像とレーダースキャナにより取得された距離情報とを予め対応づけされている必要がある。
(2)上記実施例において、障害物検出装置5または6は車両に備えられていたがこれに限られない。他にも、例えば、自律走行するロボット用のビジョンシステムや視覚障害者の支援システムなどに採用してもよい。
1 … 車両
3 … 画像センサ
4a … 左画像センサ
4b … 右画像センサ
5、6 … 障害物検出装置
12 … 視差画像作成部
13 … 距離画像演算部
14、15 … 障害物検出部
16 … 障害物距離判定部
17、18 … 障害物地面領域設定部
25、31 … 類似度算出部
26 … 走路地面領域設定部
27 … 比較部
28 … 面積算出部
29 … 地面領域設定部
30 … 正規化部

Claims (9)

  1. 走路の地面領域と走路外の地面領域との間で画像情報の特性が異なる場合において、
    前方の画像を撮影する画像センサと、
    前記画像内の障害物を検出する障害物検出部と、
    前記画像内の前記障害物の地面領域を設定する障害物地面領域設定部と、
    前記画像内の前記障害物の地面領域と前記走路の地面領域との前記特性の類似度を算出する類似度算出部と
    を備える障害物検出装置。
  2. 請求項1に記載の障害物検出装置において、
    前方の物体との距離情報を検出する距離情報検出部を備え、
    前記障害物検出部は前記距離情報を基に前記画像内の障害物を検出する
    障害物検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の障害物検出装置において、
    前記画像センサを平行ステレオの位置関係で複数個備え、
    各画像センサの画像を基に視差画像を作成する視差画像作成部を備える
    障害物検出装置。
  4. 請求項2または3に記載の障害物検出装置において、
    前記障害物の地面領域の実空間上における面積と同じ面積を有する走路の地面領域を前記画像内に設定する走路地面領域設定部
    を備える障害物検出装置。
  5. 請求項4に記載の障害物検出装置において、前記走路地面領域設定部は、
    前記障害物の地面領域の実空間上における面積を算出する面積算出部と、
    算出された面積と実空間上において同じ大きさの走路の地面領域を前記画像内に設定する地面領域設定部と
    を備える障害物検出装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の障害物検出装置において、
    障害物の地面領域の濃度値と走路の地面領域の濃度値とをそれぞれ諧調を低減して量子化したヒストグラムに対して正規化する正規化部
    を備える障害物検出装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の障害物検出装置において、
    前記類似度と予め定められた閾値と比較することで、障害物が走路上に存在するか否かを判定する比較部
    を備える障害物検出装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の障害物検出装置を備えた車両。
  9. 請求項8に記載の車両において、
    前記障害物までの距離と第1距離とを比較することで車両の減速制御を実施するか否かを判定し、前記障害物までの距離と前記第1距離よりも長い第2距離とを比較することで障害物の地面領域と車両の地面領域との類似度を算出するか否かの判定をする障害物距離判定部
    を備える車両。
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