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JP5991244B2 - 媒体の搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP5991244B2
JP5991244B2 JP2013058219A JP2013058219A JP5991244B2 JP 5991244 B2 JP5991244 B2 JP 5991244B2 JP 2013058219 A JP2013058219 A JP 2013058219A JP 2013058219 A JP2013058219 A JP 2013058219A JP 5991244 B2 JP5991244 B2 JP 5991244B2
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本発明は、媒体の搬送装置及び画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置に関し、以下の特許文献1〜3に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2009−53408号公報には、感光体(31)の下流側に用紙搬送部(8)が配置された構成が記載されている。特許文献1の用紙搬送部(8)では、搬送ベルト(B)に形成された穴から吸引ファン(86)で空気を吸引することで、搬送ベルト(B)の上面に用紙(P)を密着している。特許文献1に記載の用紙搬送部(8)では、搬送ベルト(B)に穴の開いていない領域を設け、穴の開いている位置を、用紙(P)の先端位置に対応させることで、吸引力の低下を防止している。
特許文献2としての特開2009−280320号公報には、用紙を搬送する第2搬送ベルト(23)において、用紙の搬送方向に沿って、複数の吸引孔(29)が並んで形成され、吸引孔(29)から空気が吸引されて、第2搬送ベルト(23)に用紙が吸着される構成が記載されている。特許文献2に記載の構成では、各吸引孔(29)には、それぞれに、空気の流れを制御する弁(37)が配置されている。そして、用紙の位置に応じて、弁(37)が個々に開閉される構成が記載されている。
特許文献3としての特開2009−280322号公報には、用紙を搬送する第2搬送ベルト(23)において、用紙の搬送方向に沿って、複数の吸引孔(29)が並んで形成されている。特許文献3に記載の構成では、第2搬送ベルト(23)の内側に、用紙の搬送方向に沿って、吸引孔(29)の3列分に対応する覆蓋部材(33)が4つ並んで配置されている。特許文献3に記載の構成では、4つの覆蓋部材(33)に誘引送風機(37)が接続されて、各覆蓋部材(33)の内部の気体を吸引している。
特開2009−53408号公報(「0041」〜「0048」、「0055」〜「0065」、図5) 特開2009−280320号公報(「0035」〜「0044」、「0050」、「0059」〜「0077」、図1〜図6) 特開2009−280322号公報(「0022」〜「0026」、図2〜図4)
本発明は、媒体の吸引力を確保しつつ、吸引部材を減らすことを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の媒体の搬送装置は、
表面に媒体を保持して回転し、媒体を搬送可能な無端状の第1の帯状体と、
前記第1の帯状体に対して媒体の搬送方向の下流側に配置され、表面に媒体を保持して回転し、媒体を搬送可能な無端状の第2の帯状体と、
前記各帯状体に形成された開口と、
前記第1の帯状体の開口に接続されて気体が通過可能な第1の流路と、
前記第2の帯状体の開口に接続されて気体が通過可能な第2の流路と、
前記第1の流路と前記第2の流路とが合流する合流路と、
前記第1の流路、前記第2の流路および前記合流路の合流部に配置され、前記第1の流路と前記合流路とを接続する第1の位置と、前記第2の流路と前記合流路とを接続する第2の位置と、の間で移動可能な弁体と、
前記合流路に配置され、前記合流路に接続された流路の前記開口を通じて気体を吸引して、前記帯状体の表面に媒体を吸着させる吸引部材と、
前記第1の帯状体および前記第2の帯状体により搬送される媒体の位置に基づいて、媒体が前記第1の帯状体に搬入される場合には前記第1の位置に前記弁体を移動させると共に、前記媒体が前記第1の帯状体から前記第2の帯状体に移行する場合には前記弁体を前記第2の位置に移動させる弁体の制御手段と、
前記第1の位置と前記第2の位置との間に設定され、前記第1の流路および前記第2の流路の両方と前記合流路とが接続される中間位置、にも移動可能な前記弁体と、
媒体の種類を判別する種類の判別手段と、
媒体の種類が予め設定された吸着性の高い種類の場合に、前記第1の位置および第2の位置に替えて前記中間位置に前記弁体を移動させる前記弁体の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の媒体の搬送装置において、
前記弁体は、円筒壁を有し、且つ、前記第1の位置と前記第2の位置との間で回転移動可能に支持され、
前記円筒壁には、前記円筒壁を貫通する接続口が形成され、
前記接続口は、前記第1の位置において前記合流路と前記第1の流路とを接続するとともに、前記第2の位置において前記合流路と前記第2の流路とを接続し、
前記円筒壁の軸方向の端部が開放されて、前記合流路に接続された
ことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項3に記載の発明の画像形成装置は、
媒体に画像を記録する記録部と、
前記記録部で画像が記録された媒体を搬送する請求項1または2に記載の媒体の搬送装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1ないし3に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、媒体の吸引力を確保しつつ、吸引部材を減らすことができる。
また、請求項1ないし3に記載の発明によれば、中間位置に移動させない場合に比べて、異音や振動を低減できる。
請求項2に記載の発明によれば、弁体を回転させて、吸引が行われる帯状体を切り替えることができ、帯状体の数が増えても弁体の数を増やす必要性が低くなる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置の要部の説明図である。 図3は図2の矢印III方向から見た図であり、図3Aは弁が第1の位置に移動した状態の説明図、図3Bは弁が第2の位置に移動した状態の説明図、図3Cは弁が第3の位置に移動した状態の説明図、図3Dは弁が第4の位置に移動した状態の説明図、図3Eは図3Aの要部拡大図である。 図4は実施例1の媒体の搬送装置を後方から見た説明図である。 図5は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図である。 図6は実施例1の吸引制御処理のフローチャートの説明図である。 図7は実施例2の画像形成装置の制御部の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。 図8は実施例1の図3に対応する実施例2の搬送装置の要部説明図であり、図8Aは弁が第1の中間位置に移動した状態の説明図、図8Bは弁が第2の中間位置に移動した状態の説明図、図8Cは弁が第3の中間位置に移動した状態の説明図である。 図9は実施例2の吸引制御処理のフローチャートの説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(実施例1のプリンタUの全体構成の説明)
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置の要部の説明図である。
図1、図2において、実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUは、プリンタの本体U1と、プリンタの本体U1に媒体を供給する供給装置の一例としてのフィーダーユニットU2と、画像が記録された媒体が排出される排出装置の一例としての排出ユニットU3と、本体U1と排出ユニットU3との間を接続する接続部の一例としてのインターフェースモジュールU4と、利用者が操作を行う操作部UIと、を有する。
(実施例1のマーキングの構成の説明)
図1、図2において、前記プリンタの本体U1は、プリンタUの制御を行う制御部Cや、プリンタUの外部に図示しない専用のケーブルを介して接続された情報の送信装置の一例としてのプリント画像サーバCOMから送信された画像情報を受信する図示しない通信部、媒体に画像を記録する画像記録部の一例としてのマーキング部U1a等を有する。前記プリント画像サーバCOMには、ケーブルまたはLAN:Local Area Network等の回線を通じて接続され、プリンタUで印刷される画像の情報が送信される画像の送信装置の一例としてのパーソナルコンピュータPCが接続されている。
前記マーキング部U1aは、像保持体の一例としてY:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒の各色用の感光体Py,Pm,Pc,Pkと、写真画像等を印刷する場合に画像に光沢を出すための感光体Poと、を有する。感光体Py〜Poは、表面が感光性の誘電体で構成されている。
図1、図2において、黒色の感光体Pkの周囲には、感光体Pkの回転方向に沿って、帯電器CCk、潜像の形成装置の一例としての露光機ROSk、現像器Gk、一次転写器の一例としての一次転写ロールT1k、像保持体用の清掃器の一例としての感光体クリーナCLkが配置されている。
他の感光体Py,Pm,Pc,Poの周囲にも同様に、帯電器CCy,CCm,CCc,CCo、露光機ROSy,ROSm,ROSc,ROSo、現像器Gy,Gm,Gc,Go、一次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1o、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLoが配置されている。
マーキング部U1aの上部には、収容容器の一例として、現像器Gy〜Goに補給される現像剤が収容されたトナーカートリッジKy,Km,Kc,Kk,Koが着脱可能に支持されている。
各感光体Py〜Poの下方には、中間転写体の一例であって、像保持体の一例としての中間転写ベルトBが配置されており、中間転写ベルトBは、感光体Py〜Poと一次転写ロールT1y〜T1oとの間に挟まれる。中間転写ベルトBの裏面は、駆動部材の一例としてのドライブロールRdと、張力付与部材の一例としてのテンションロールRtと、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRwと、従動部材の一例としての複数のアイドラロールRfと、二次転写用の対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、可動部材の一例としての複数のリトラクトロールR1と、前記一次転写ロールT1y〜T1oにより支持されている。
中間転写ベルトBの表面には、ドライブロールRdの近傍に、中間転写体の清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBが配置されている。
バックアップロールT2aには、中間転写ベルトBを挟んで、二次転写部材の一例としての二次転写ロールT2bが対向して配置されている。また、バックアップロールT2aには、バックアップロールT2aに現像剤の帯電極性とは逆極性の電圧を印加するために、接触部材の一例としてのコンタクトロールT2cが接触している。実施例1の2次転写ロールT2bには、右下方に配置された駆動部材の一例としての駆動ロールT2dとの間に、搬送部材の一例としての搬送ベルトT2eが張架されている。
前記バックアップロールT2a、二次転写ロールT2b、コンタクトロールT2cにより、実施例1の2次転写器T2が構成されており、一次転写ロールT1y〜T1o、中間転写ベルトB、2次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1,B,T2が構成されている。
2次転写器T2の下方には、媒体の一例としての記録シートSが収容される収容部の一例として給紙トレイTR1,TR2が設けられている。各給紙トレイTR1,TR2の右斜め上方には、取出部材の一例としてのピックアップロールRpと、捌き部材の一例としての捌きロールRsとが配置されている。捌きロールRsから、記録シートSが搬送される搬送路SHが延びており、搬送路SHに沿って、記録シートSを下流側に搬送する搬送部材の一例としての搬送ロールRaが複数配置されている。
2つの給紙トレイTR1,TR2からの搬送路SHが合流した位置に対して記録シートSの搬送方向の下流側には、不要部の除去装置の一例として、記録シートSを予め設定された圧力で挟んで下流側に搬送して、記録シートSの縁の不要部の除去、いわゆる、バリ取りを行うバリ取り装置Btが配置されている。
バリ取り装置Btの下流側には、通過する記録シートSの厚みを計測して、記録シートSが複数枚重なっている状態、いわゆる重送を検知するための検知装置Jkが配置されている。重送の検知装置Jkの下流側には、姿勢の補正装置の一例として、記録シートSの搬送方向に対する傾斜、いわゆるスキューを補正する補正ロールRcが配置されている。補正ロールRcの下流側には、二次転写器T2への記録シートSの搬送時期を調整する調整部材の一例としてのレジストレーションロールRrが配置されている。
なお、フィーダーユニットU2にも、給紙トレイTR1,TR2やピックアップロールRp、捌きロールRs、搬送ロールRaと同様に構成された給紙トレイTR3,TR4等が設けられており、給紙トレイTR3,TR4からの搬送路SHは、プリンタUの本体U1の搬送路SHに、重送の検知装置Jkの上流側で合流する。
搬送ベルトT2eに対して、記録シートSの搬送方向の下流側には、媒体の搬送装置の一例としての搬送ベルトHBが複数配置されている。
搬送ベルトHBに対して、記録シートSの搬送方向の下流側には、定着装置Fが配置されている。
定着装置Fの下流側には、記録シートSを冷却する冷却装置Coが配置されている。
冷却装置Coの下流側には、記録シートSに圧力を加えて、記録シートSの湾曲、いわゆるカールを補正するデカーラーHdが配置されている。
デカーラーHdの下流側には、記録シートSに記録された画像を読み取る画像読取装置Scが配置されている。
画像読取装置Scの下流側には、インターフェースモジュールU4に向けて延びる搬送路SHから分岐する搬送路の一例としての反転路SH2が形成されており、反転路SH2の分岐部には、搬送方向の切替部材の一例としての第1のゲートGT1が配置されている。
反転路SH2には、正逆回転可能な搬送部材の一例としてのスイッチバックロールRbが複数配置されている。スイッチバックロールRbの上流側には、反転路SH2の上流部から分岐して、搬送路SHの反転路SH2との分岐部よりも下流側に合流する搬送路の一例としての接続路SH3が形成されている。反転路SH2と接続路SH3との分岐部には、搬送方向の切替部材の一例としての第2のゲートGT2が配置されている。
前記反転路SH2の下流側には、冷却装置Coの下方に、記録シートSの搬送方向を反転、いわゆる、スイッチバックさせるための折り返し路SH4が配置されている。折り返し路SH4には、正逆回転可能な搬送部材の一例としてのスイッチバックロールRbが配置されている。また、折り返し路SH4の入口には、搬送方向の切替部材の一例としての第3のゲートGT3が配置されている。
なお、折り返し路SH4の下流側の搬送路SHは、各給紙トレイTR1,TR2の搬送路SHに合流している。
インターフェースモジュールU4には、排出ユニットU3に向けて延びる搬送路SHが形成されている。
排出ユニットU3には、排出される記録シートSが積載される積載容器の一例としてのスタッカトレイTRhが配置されており、搬送路SHから分岐してスタッカトレイTRhに延びる排出路SH5が設けられている。なお、実施例1の搬送路SHは、排出ユニットU3の右方に、図示しない追加の排出ユニットや後処理装置が追加して装着された場合に、追加された装置に対して記録シートSが搬送可能に構成されている。
(マーキングの動作)
前記プリンタUでは、パーソナルコンピュータPCから送信された画像情報を、プリント画像サーバCOMを介して受信すると、画像形成動作であるジョブが開始される。ジョブが開始されると、感光体Py〜Poや中間転写ベルトB等が回転する。
感光体Py〜Poは、図示しない駆動源により回転駆動される。
帯電器CCy〜CCoは、予め設定された電圧が印加されて、感光体Py〜Poの表面を帯電させる。
露光機ROSy〜ROSoは、制御部Cからの制御信号に応じて、潜像を書き込む光の一例としてのレーザー光Ly,Lm,Lc,Lk,Loを出力して、感光体Py〜Poの帯電された表面に静電潜像を書き込む。
現像器Gy〜Goは、感光体Py〜Poの表面の静電潜像を可視像に現像する。
トナーカートリッジKy〜Koは、現像器Gy〜Goにおける現像に伴って消費された現像剤の補給を行う。
一次転写ロールT1y〜T1oは、現像剤の帯電極性とは逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体Py〜Poの表面の可視像を中間転写ベルトBの表面に転写する。
感光体クリーナCLy〜CLoは、一次転写後に感光体Py〜Poの表面に残留した現像剤を除去して清掃する。
中間転写ベルトBは、感光体Py〜Poに対向する一次転写領域を通過する際に、O,Y,M,C,Kの順に、画像が転写されて積層され、2次転写器T2に対向する2次転写領域Q4を通過する。なお、単色画像の場合は、1色のみの画像が転写されて2次転写領域Q4に送られる。
ピックアップロールRpは、受信した画像情報の大きさや記録シートSの指定と、収容された記録シートSの大きさや種類等に応じて、記録シートSの供給が行われる給紙トレイTR1〜TR4から記録シートSを送り出す。
捌きロールRsは、ピックアップロールRpから送り出された記録シートSを1枚ずつ分離して捌く。
バリ取り装置Btは、通過する記録シートSに予め設定された圧力を印加してバリを除去する。
重送の検知装置Jkは、通過する記録シートSの厚さを検知することで、記録シートSの重送を検知する。
補正ロールRcは、通過する記録シートSを、図示しない壁面に接触させてスキューを補正する。
レジストレーションロールRrは、中間転写ベルトBの表面の画像が2次転写領域Q4に送られる時期に合わせて、記録シートSを送り出す。
2次転写器T2は、コンタクトロールT2cを介してバックアップロールT2aに予め設定された現像剤の帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加され、記録シートSに中間転写ベルトBの画像を記録シートSに転写する。
ベルトクリーナCLBは、2次転写領域Q4で画像が転写された後の中間転写ベルトBの表面に残留した現像剤を除去して清掃する。
搬送ベルトT2e,HBは、2次転写器T2で画像が転写された記録シートSを表面に保持して下流側に搬送する。
定着装置Fは、加熱部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧部材の一例としての加圧ロールFpとを有し、加熱ロールFhの内部には、熱源の一例としてのヒータが収容されている。定着装置Fは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとが接触する領域を通過する記録シートSを加圧しながら加熱して、記録シートSの表面の未定着画像を定着する。
冷却装置Coは、定着装置Fで加熱された記録シートSを冷却する。
デカーラーHdは、冷却装置Coを通過した記録シートSに圧力を加えて、記録シートSの湾曲、いわゆるカールを除去する。
画像読取装置Scは、デカーラーHdを通過した記録シートSの表面の画像を読み取る。
デカーラーHdを通過した記録シートSは、両面印刷が行われる場合には、第1のゲートGT1が作動して、反転路SH2に搬送され、折り返し路SH4でスイッチバックされて、搬送路SHを通じて、レジストレーションロールRrに再送され、2面目の印刷が行われる。
排出トレイTRhに排出される記録シートSは、搬送路SHを搬送され、スタッカトレイTRhに排出される。このとき、記録シートSの表裏が反転された状態でスタッカトレイTRhに排出される場合、搬送路SHから反転路SH2に一旦搬入され、記録シートSの搬送方向の後端が第2のゲートGT2を通過後、第2のゲートGT2が切り替わってスイッチバックロールRbが逆回転をして、接続路SH3を搬送されてスタッカトレイTRhに搬送される。
スタッカトレイTRhは、記録シートSが積載され、記録シートSの積載量に応じて、最上面が予め設定された高さとなるように、積載板TRh1が自動的に昇降する。
(搬送ベルトHBの説明)
図3は図2の矢印III方向から見た図であり、図3Aは弁が第1の位置に移動した状態の説明図、図3Bは弁が第2の位置に移動した状態の説明図、図3Cは弁が第3の位置に移動した状態の説明図、図3Dは弁が第4の位置に移動した状態の説明図、図3Eは図3Aの要部拡大図である。
図4は実施例1の媒体の搬送装置を後方から見た説明図である。
図2〜図4において、実施例1の媒体の搬送装置の一例としての搬送ベルトHBは、第1の搬送部材の一例としての第1の搬送ベルト1を有する。第1の搬送ベルト1は、第1の帯状体の一例としての第1のベルト本体2を有する。第1のベルト本体2は、無端状のベルトにより構成されている。第1のベルト本体2には、開口の一例としての吸引孔3が複数形成されている。吸引孔3は、第1のベルト本体2を厚み方向に貫通して形成されている。
前記第1のベルト本体2の内面側の左右両端部には、支持部材の一例としての駆動ローラ4および従動ローラ5が配置されている。第1のベルト本体2は、各ローラ4,5により張架されている。また、駆動ローラ4は、図示しない駆動源から駆動が伝達された場合に、第1のベルト本体2を回転させる。第1のベルト本体2の回転方向は、第1のベルト本体2の上面がシートSの搬送方向の下流側に向かう回転方向に、設定されている。
第1のベルト本体2の内側の中央部には、吸引部の一例としての第1の吸引ボックス7が配置されている。第1の吸引ボックス7は、中空の箱状に形成されている。第1の吸引ボックス7の上面には、図示しない複数の開口が形成されている。
第1の吸引ボックス7の後部には、流路部の一例としての第1のダクト8が連結されている。第1のダクト8は、中空円筒状の配管により構成されている。第1のダクト8は、第1の吸引ボックス7から後方に延びている。
なお、第1の吸引ボックス7および第1のダクト8により、実施例1の第1の流路7+8が構成されている。
第1のダクト8は、切替部の一例としてのバルブ9に接続されている。
シートSの搬送方向に対して、第1の搬送ベルト1の下流側には、第2の搬送部材の一例としての第2の搬送ベルト11が配置されている。第2の搬送ベルト11は、第1の搬送ベルト1と同様に構成されている。したがって、第2の搬送ベルト11は、第2の帯状体の一例としての第2のベルト本体12、吸引孔13、駆動ローラ14、従動ローラ15、第2の吸引ボックス17、第2のダクト18、第2の流路17+18を有する。
シートSの搬送方向に対して、第2の搬送ベルト11の下流側には、第3の搬送部材の一例としての第3の搬送ベルト21が配置されている。また、シートSの搬送方向に対して、第3の搬送ベルト21の下流側には、第4の搬送部材の一例としての第4の搬送ベルト31が配置されている。第3の搬送ベルト21および第4の搬送ベルト31も、第1の搬送ベルト1と同様に構成されている。したがって、第3の搬送ベルト21は、第3の帯状体の一例としての第3のベルト本体22、吸引孔23、駆動ローラ24,従動ローラ25、第3の吸引ボックス27、第3のダクト28、第3の流路27+28を有する。また、第4の搬送ベルト31は、第4の帯状体の一例としての第4のベルト本体32、吸引孔33、駆動ローラ34,従動ローラ35、第4の吸引ボックス37、第4のダクト38、第4の流路37+38を有する。
媒体の搬送方向に対して、搬送ベルトT2eと第1の搬送ベルト1との間には、媒体の検出部材の一例としての第1のシートセンサSN1が配置されている。第1のシートセンサSN1は、第1のシートセンサSN1の位置を通過するシートSを検出する。
また、第1の搬送ベルト1と第2の搬送ベルト11との間にも、媒体の検出部材の一例としての第2のシートセンサSN2が配置されている。同様に、第2の搬送ベルト11と第3の搬送ベルト21との間や、第3の搬送ベルト21と第4の搬送ベルト31との間にも、媒体の検出部材の一例としての第3のシートセンサSN3および第4のシートセンサSN4が配置されている。
図3において、実施例1のバルブ9は、上下方向に延びる弁箱41を有する。実施例1の弁箱41は、上下方向に延びる円筒状に形成されている。弁箱41の外周には、連結部の一例としてのダクト接続部42,43,44,45が径方向に突出して形成されている。ダクト接続部42〜45には、各ダクト8,18,28,38が接続される。弁箱41の内周面には、ダクト接続部42〜45どうしの間の部分に対応する位置に、弁座部47が支持されている。
弁座部47の内側には、弁体の一例としてのインナー弁48が回転可能に支持されている。インナー弁48は、上下方向に延びる円筒状に形成されている。インナー弁48の円筒壁には、円筒壁を貫通する接続口48aが形成されている。前記接続口48aは、ダクト接続部42〜45に対応する大きさに形成されている。図3Eにおいて、接続口48aは、円筒壁の周方向の長さL1が、ダクト接続部42〜45どうしの間の長さL2よりも長く形成されている。また、インナー弁48は、下端部が下方に開放されている。
図4において、実施例1の弁箱41の下端には、合流路の一例としての排気ダクト51の上流端が接続されている。実施例1の排気ダクト51は、後方に向けて延びている。また、排気ダクト51には、吸引部材の一例としてのファン52に接続されている。ファン52は、作動時に、排気ダクト47を通じて気体を吸引して排気する。
図4において、インナー弁48の上端には、上方に延びる回転軸56が支持されている。回転軸56の上端には、駆動の伝達部材の一例としての歯車57が支持されている。歯車57には、図示しない駆動の伝達部材の一例としてのギア列を介して、駆動源の一例としてのバルブ用のモータ58が接続されている。
したがって、バルブ用のモータ58の回転に伴って、インナー弁48が回転する。よって、インナー弁48は、第1のダクト8に接続口48aが対向して第1のダクト8と排気ダクト51とが接続される第1の位置と、第2のダクト18に接続口48aが対向して第2のダクト18と排気ダクト51とが接続される第2の位置と、第3のダクト28に接続口48aが対向して第3のダクト28と排気ダクト51とが接続される第3の位置と、第4のダクト38に接続口48aが対向して第4のダクト38と排気ダクト51とが接続される第4の位置と、の間を移動可能に構成されている。
なお、実施例1の弁座部47は、低摩擦部材の一例としてのフッ素樹脂により構成されており、インナー弁48の回転時の摩擦抵抗が低減されている。
(実施例1の制御部の説明)
図5は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図5において、プリンタの本体U1の制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(プリンタの本体U1の制御部Cに接続された信号出力要素)
前記プリンタ本体U1の制御部Cは、操作部UIや各シートセンサSN1〜SN4等の信号出力要素からの出力信号が入力されている。
操作部UIは、電源の投入部の一例としての電源ボタンUI1や、表示部の一例としての表示パネルUI2、数字入力部UI3、矢印入力部UI4等を備えている。
各シートセンサSN1〜SN4は、各シートセンサSN1〜SN4の位置を通過するシートSを検知する。
(プリンタ本体U1の制御部Cに接続された被制御要素)
プリンタ本体U1の制御部Cは、主駆動源の駆動回路D1や、電源回路E、バルブの駆動回路D2、ファンの駆動回路D3、その他の図示しない制御要素に接続されている。制御部Cは、各回路D1〜D3,E等へ、それらの制御信号を出力している。
D1:主駆動源の駆動回路
主駆動源の駆動回路D1は、主駆動源の一例としてのメインモータM1を介して感光体Py〜Poや中間転写ベルトB等を回転駆動する。
D2:バルブの駆動回路
弁体の駆動回路の一例としてのバルブの駆動回路D2は、バルブ用のモータ58を介して、バルブ9のインナー弁48を回転させる。
D3:ファンの駆動回路
吸引部材の駆動回路の一例としてのファンの駆動回路D3は、ファン52を駆動させる。
E:電源回路
前記電源回路Eは、現像用の電源回路Ea、帯電用の電源回路Eb、転写用の電源回路Ec、定着用の電源回路Ed等を有している。
Ea:現像用の電源回路
現像用の電源回路Eaは、現像器Gy〜Goの現像ロールに現像電圧を印加する。
Eb:帯電用の電源回路
帯電用の電源回路Ebは、帯電器CCy〜CCoそれぞれに感光体Py〜Po表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。
Ec:転写用の電源回路
転写用の電源回路Ecは、一次転写ロールT1y〜T1oや2次転写ロールT2bに転写電圧を印加する。
Ed:定着用の電源回路
定着用の電源回路Edは、定着装置Fの加熱ロールFhにヒータ加熱用の電力を供給する。
(プリンタ本体U1の制御部Cの機能)
プリンタ本体U1の制御部Cは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、制御部Cは次の機能を有している。
C1:画像形成の制御手段
画像形成の制御手段C1は、パーソナルコンピュータPCから入力された画像情報に応じて、プリンタUの各部材の駆動や各電圧の印加時期等を制御して、画像形成動作であるジョブを実行する。
C2:駆動源の制御手段
駆動源の制御手段C2は、駆動源の駆動回路D1を介してメインモータM1の駆動を制御し、感光体Py〜Po等の駆動を制御する。
C3:電源回路の制御手段
電源回路の制御手段C3は、各電源回路Ea〜Edを制御して、各部材へ印加される電圧や、各部材へ供給される電力を制御する。
C4:ファン制御手段
吸引部材の制御手段の一例としてのファン制御手段C4は、ファンの駆動回路D3を介してファン52の駆動と停止を制御する。実施例1のファン制御手段C4は、ジョブが開始された場合に、ファン52の駆動を開始する。そして、ファン制御手段C4は、ジョブが終了すると、ファン52の駆動を停止する。
C5:シート前端の検出手段
媒体移動の検出手段の一例としてのシート前端の検出手段C5は、各シートセンサSN1〜SN4の検出結果に基づいて、シートSの移動を検出する。実施例1のシート前端の検出手段C5は、シートセンサSN1〜SN4のいずれかの検出結果が、シート無しからシート有りに変化した場合に、シートSの前端が、検出結果が変わったシートセンサの位置を通過したものと判別する。
C6:弁体の制御手段
弁体の制御手段C6は、シートSの位置に基づいて、インナー弁48の位置を制御する。実施例1の弁体の制御手段C6は、第1のシートセンサSN1の位置をシートSの前端が通過した場合、すなわち、搬送ベルトT2eから第1の搬送ベルト1にシートSが移行する場合には、インナー弁48を第1の位置に移動させる。また、実施例1の弁体の制御手段C6は、第2のシートセンサSN2の位置をシートSの前端が通過した場合、すなわち、第1の搬送ベルト1から第2の搬送ベルト11にシートSが移行する場合には、インナー弁48を第2の位置に移動させる。さらに、実施例1の弁体の制御手段C6は、第3のシートセンサSN3の位置をシートSの前端が通過した場合、すなわち、第2の搬送ベルト11から第3の搬送ベルト21にシートSが移行する場合には、インナー弁48を第3の位置に移動させる。また、実施例1の弁体の制御手段C6は、第4のシートセンサSN4の位置をシートSの前端が通過した場合、すなわち、第3の搬送ベルト21から第4の搬送ベルト31にシートSが移行する場合には、インナー弁48を第4の位置に移動させる。
(実施例1の流れ図の説明)
次に、実施例1のプリンタUにおける制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
(吸引制御処理のフローチャートの説明)
図6は実施例1の吸引制御処理のフローチャートの説明図である。
図6のフローチャートの各ステップSTの処理は、前記プリンタUの制御部Cに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理はプリンタUの他の各種処理と並行して実行される。
図6に示すフローチャートはプリンタUの電源投入により開始される。
図6のST1において、画像形成動作、いわゆる、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に進む。ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST3に進む。
(1)ファン52の駆動を開始する。
(2)インナー弁48を第1の位置へ移動させる。
ST3において、第2のシートセンサSN2がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST4に進み、ノー(N)の場合はST3を繰り返す。
ST4において、インナー弁48を第2の位置に移動させる。そして、ST5に進む。
ST5において、第3のシートセンサSN3がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST6に進み、ノー(N)の場合はST5を繰り返す。
ST6において、インナー弁48を第3の位置に移動させる。そして、ST7に進む。
ST7において、第4のシートセンサSN4がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST8に進み、ノー(N)の場合はST7を繰り返す。
ST8において、インナー弁48を第4の位置に移動させる。そして、ST9に進む。
ST9において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST10に進み、イエス(Y)の場合はST12に進む。
ST10において、第1のシートセンサSN1がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST11に進み、ノー(N)の場合はST10を繰り返す。
ST11において、インナー弁48を第1の位置に移動させる。そして、ST3に戻る。
ST12において、ファン52を停止させる。そして、ST1に戻る。
(実施例1の搬送装置の機能)
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、シートSが2次転写領域Q4を通過後、搬送ベルトT2eから第1の搬送ベルト1に搬送される。このとき、インナー弁48は、第1の位置に移動している。したがって、排気ダクト51は、第1の流路7+8に接続される。よって、ファン52の駆動に伴って、第1の搬送ベルト1の吸引孔3から気体が吸引される。したがって、第1の搬送ベルト1にシートSの前端が到達すると、シートSが第1の搬送ベルト1の表面に吸着される。シートSは吸着された状態で第1の搬送ベルト1で下流側に搬送される。
そして、シートSが、第1の搬送ベルト1から第2の搬送ベルト11に移行する場合、第2の搬送ベルト11に移行する前に、シートSは、第2のシートセンサSN2で検知される。したがって、インナー弁48は、第1の位置から第2の位置に移動する。したがって、第1の搬送ベルト1の吸引孔3からの吸引が停止されると共に、第2の搬送ベルト11の吸引孔13から気体が吸引される。よって、第2の搬送ベルト11にシートSの前端が到達すると、第2の搬送ベルト11の表面にシートSの前端部分は吸着される。
同様にして、シートSが下流側の搬送ベルト21,31に移行する際には、インナー弁48が回転して、シートSの前端が、下流側の搬送ベルト21,31に吸着される。
ここで、従来の構成では、各搬送ベルト毎に吸引ファンが設けられていた。しかし、特許文献1に記載の技術のように、搬送ベルトに対して個別に吸引ファンを設ける構成では、搬送ベルトの数が増えると吸引ファンの数も増えてしまう。したがって、製造費用や消費電力が増大する問題がある。特許文献2に記載の技術のように、各吸引孔に対して個々に弁を設ける構成でも、搬送ベルトや吸引孔の数が増大すると、弁の数が増大する問題がある。特許文献3に記載の技術のように、覆蓋部材毎に誘引送風機を設ける構成でも、搬送ベルトの数が増えると、覆蓋部材の数や誘引送風機の数が増える問題がある。
また、特許文献1,3に記載の技術において、単に、搬送ベルトを1つの吸引ファンで吸引しようとすると、各搬送ベルトにおけるシートSの吸引力、いわゆる、静圧が低下してしまう。したがって、シートSが搬送ベルトに差し掛かった場合に、シートSの搬送ベルトへの吸着が不十分となる恐れがある。シートSの搬送ベルトへの吸着が不十分になると、シートSの位置がずれてしまう恐れがある。特に、下流側の搬送ベルトで吸引力が不足すると、下流側の搬送ベルトに受け渡される際に、シートSの搬送方向の前端がバタついて、シートSが引っ掛かり、紙詰まりが発生する恐れがある。これは、シートSの搬送速度が高速になるほど、問題になりやすくなる。
これらに対して、実施例1の搬送ベルトHBでは、シートSの前端が到達する搬送ベルト1,11,21,31から吸引が行われるようにインナー弁48が切り替えられる。したがって、1つのファン52と1つのインナー弁48で、複数の搬送ベルト1,11,21,31の吸引が可能である。したがって、搬送ベルトの数が増えても、ファンや弁の数を増やす必要性が低くなり、従来の構成に比べて、部材を少なくすることが可能である。
また、実施例1の搬送ベルトHBでは、ファン52で吸引が行われる搬送ベルト1,11,21,31は、いずれか1つに設定されている。したがって、1つのファンで複数の搬送ベルトの吸引を行う構成に比べて、吸引力、静圧が低下することが低減される。よって、シートSの吸引力の確保が可能になっている。したがって、シートSの吸着不良の発生や紙詰まりの発生が低減され、シートSの搬送速度の高速化にも対応可能である。
図7は実施例2の画像形成装置の制御部の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例2は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図7において、実施例2のプリンタUの制御部Cでは、実施例1の制御部Cに対して、シートの種類の記憶手段C11と、シートの種類の判別手段C12とが追加され、実施例1の弁体の制御手段C6に替えて弁体の制御手段C6′を有する。
C11:シートの種類の記憶手段
媒体の種類の記憶手段の一例としてのシートの種類の記憶手段C11は、各給紙トレイTR1,TR2に収容されたシートSの種類を記憶する。実施例1のシートの種類の記憶手段C11は、一例として、普通紙や再生紙、薄紙、厚紙、OHPシート、コート紙等のシートSの種類を記憶する。
C12:シートの種類の判別手段
媒体の種類の判別手段の一例としてのシートの種類の判別手段C12は、シートの種類の記憶手段C11に記憶された情報に基づいて、給紙されたシートSの種類が、予め設定された吸着性の高い種類であるか否かを判別する。実施例1のシートの種類の判別手段C12は、給紙されたシートSの種類が、一例として、OHPシートまたはコート紙の場合に、吸着性の高い種類(高吸着紙)であると判別する。
C6′:弁体の制御手段
弁体の制御手段C6′は、シートSの位置に基づいて、インナー弁48の位置を制御する。実施例2の弁体の制御手段C6′は、シートSの種類が吸着性の高い種類ではない場合は、実施例1の弁体の制御手段C6と同様に、各シートセンサSN1〜SN4の判別結果に基づいて、インナー弁48を第1の位置から第4の位置の間で移動させる。
図8は実施例1の図3に対応する実施例2の搬送装置の要部説明図であり、図8Aは弁が第1の中間位置に移動した状態の説明図、図8Bは弁が第2の中間位置に移動した状態の説明図、図8Cは弁が第3の中間位置に移動した状態の説明図である。
また、実施例2の弁体の制御手段C6′は、シートSの種類が吸着性の高い種類である場合において、第1のシートセンサSN1の位置をシートSの前端が通過した場合、すなわち、搬送ベルトT2eから第1の搬送ベルト1にシートSが移行する場合には、図8Aに示すように、インナー弁48を第1の位置と第2の位置との中間の位置である第1の中間位置に移動させる。図8Aに示すように、第1の中間位置では、接続口48aと第1のダクト接続部42とが通じている面積、いわゆる開口面積が、第1の位置に比べて小さくなると共に、接続口48aは第2のダクト接続部43とも接続される。
同様にして、実施例2の弁体の制御手段C6′は、シートSの種類が吸着性の高い種類である場合に、各シートセンサSN2、SN3の位置をシートSの前端が通過した場合には、インナー弁48を、図8Bに示す第2の中間位置、図8Cに示す第3の中間位置にそれぞれ移動させる。なお、実施例2の弁体の制御手段C6′は、シートSの種類が吸着性の高い種類である場合に、各シートセンサSN4の位置をシートSの前端が通過した場合には、インナー弁48は、図8Cに示す第3の中間位置に保持する。
(実施例2の流れ図の説明)
次に、実施例2のプリンタUにおける制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
なお、実施例2のフローチャートの説明をする際に、実施例1と同一の処理については、同一のST番号を付し、適宜説明を省略する。
(吸引制御処理のフローチャートの説明)
図9は実施例2の吸引制御処理のフローチャートの説明図である。
図9のフローチャートの各ステップSTの処理は、前記プリンタUの制御部Cに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理はプリンタUの他の各種処理と並行して実行される。
図9に示すフローチャートはプリンタUの電源投入により開始される。
図9のST1において、画像形成動作、いわゆる、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST21に進み、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST21において、ファン52の駆動を開始する。そして、ST22に進む。
ST22において、シートの種類は、吸着性の高い種類、すなわち、高吸着紙であるか否かを判別する。ノー(N)の場合はST23に進み、イエス(Y)の場合はST24に進む。
ST23において、インナー弁48を第1の位置へ移動させる。そして、実施例1と同様に、ST3〜ST12を実行する。
ST24において、インナー弁48を第1の中間位置へ移動させる。そして、ST25に進む。
ST25において、第2のシートセンサSN2がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST26に進み、ノー(N)の場合はST25を繰り返す。
ST26において、インナー弁48を第2の中間位置に移動させる。そして、ST27に進む。
ST27において、第3のシートセンサSN3がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST28に進み、ノー(N)の場合はST27を繰り返す。
ST28において、インナー弁48を第3の中間位置に移動させる。そして、ST29に進む。
ST29において、第4のシートセンサSN4がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST30に進み、ノー(N)の場合はST29を繰り返す。
ST30において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST31に進み、イエス(Y)の場合はST12に進む。
ST31において、第1のシートセンサSN1がシートSの前端を検知したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST24に戻り、ノー(N)の場合はST31を繰り返す。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2のプリンタUでは、OHPシートやコート紙のような媒体は、普通紙等に比べて、搬送ベルト1,11,21,31に吸着された場合に、密着しやすい。すなわち、普通紙等では、搬送ベルト1,11,21,31に吸着された場合でも、紙の表面に微小な凹凸があり、微小な凹凸を介して、紙の面方向に沿って、微量ではあるが空気が漏れる。また、紙の厚さ方向においても、紙を構成する繊維状のパルプの隙間等を介して、空気が漏れる。これに対して、表面がコート層でコートされたコート紙やOHPシートは、表面の平滑度が、普通紙等に比べて高い。したがって、微小な凹凸が少なく、空気が漏れにくい。また、プラスチック製のOHPシートや、コート層でコーティングされたコート紙では、厚さ方向に空気が抜けにくい。よって、OHPシートやコート紙は、普通紙等に比べて、搬送ベルト1,11,21,31に密着しやすい。
OHPシート等が搬送ベルト1,11,21,31に密着すると、シートSに押される形でベルト本体2,12,22,32が吸引ボックス7,17,27,37に密着してしまう。したがって、回転するベルト本体2,12,22,32と、固定の吸引ボックス7,17,27,37との間の摩擦が大きくなる。よって、異音や騒音、振動が発生したり、ベルト本体2,12,22,32の回転負荷が大きくなってモータの負荷が増大したり等の問題が発生する恐れがある。
したがって、このような問題に対応するために、吸着性の高い媒体が使用される場合には、ファン52の吸引力を低減させる構成を採用することが考えられる。しかしながら、この構成を採用しようとすると、ファンの駆動源として、PWM:Pulse Width Modulation制御が可能な比較的高価なパルスモータを使用する必要があり、費用が増大する問題がある。
これに対して、実施例2のプリンタUでは、吸着性の高い種類のシートSが使用される場合、インナー弁48を各中間位置に移動させる。第1の中間位置では、ファン52は、第1のダクト8を介して吸引すると共に、第2のダクト18を介した吸引も行う。したがって、第1の搬送ベルト1にシートSが吸着されて、密着して吸引力が過大になろうとしても、第2のダクト18側から空気が吸引される。よって、第1の中間位置では、いわば、普通紙等の場合の空気の漏れ分を、第2のダクト18側からの空気の吸引で補う形となっている。よって、実施例2のプリンタUでは、中間位置に移動しない場合に比べて、異音や振動、モータ負荷の増大等の発生が抑制される。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としてのプリンタUを例示したが、これに限定されず、例えば、複写機、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、プリンタUとして、5色の現像剤が使用される構成を例示したが、これに限定されず、例えば、単色の画像形成装置や、4色以下または6色以上の多色の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、例示した具体的な数値やパラメータに関しては、設計や仕様等に応じて任意に変更可能である。
(H04)前記実施例において、インナー弁48は、第1の位置〜第4の位置の間や、第1の中間位置〜第3の中間位置の間を、段階的に移動させる構成を例示したがこれに限定されない。すなわち、シートセンサSN1〜SN4がシートSの前端を検知した場合に、インナー弁48を移動させる構成に限定されない。例えば、シートSの搬送速度に合わせて、第1の位置から第4の位置に向けて連続的に回転する構成とすることも可能である。
(H05)前記実施例2において、吸着性の高いシートSが使用される場合には、中間位置の間で移動する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、シートセンサSN1〜SN4が前端を検出した場合には、インナー弁48を第1〜第4の位置に移動させて、シートSの前端を吸着させると共に、予め設定された時間が経過して、吸引孔3,13,23,33がある程度塞がれるまでシートSが搬送された段階で、第1〜第3の中間位置に移動させる構成とすることも可能である。
(H06)前記実施例2において、シートSが第1〜第3の搬送ベルト1,11,21のどこで搬送されているかに対応して、第1〜第3の中間位置に移動させる構成を例示したが、これに限定されない。例えば、第1の中間位置では、第2の搬送ベルト11からの吸引も可能であるため、第1の搬送ベルト1から第2の搬送ベルト11に移行しても、第1の中間位置に保持し、第2の搬送ベルト11から第3の搬送ベルト21に移行する際に、第1の中間位置から第3の中間位置にインナー弁48を移動させる構成とすることも可能である。また、第4のシートセンサSN4に対応させて第4の中間位置を設定することも可能である。さらに、例えば、第1のダクト8に対する開口面積が大きな中間位置と、第1のダクト8に対する開口面積が小さな中間位置と、を採用して、シートSの種類を細分化したり、シートSの大きさに対応させて、開口面積の大きさを調整することも可能である。
(H07)前記実施例において、搬送ベルト1,11,21,31を4つ有する構成を例示したがこれに限定されない。したがって、画像形成装置Uの大きさや転写領域から定着領域までの距離、設計や仕様等に応じて、搬送ベルトの数は、2つや3つ、5つ以上とすることが可能である。
(H08)前記実施例において、4つの搬送ベルト1,11,21,31に対して、1つのファン52と1つのバルブ9を配置する構成を例示したがこれに限定されない。例えば、
第3の搬送ベルト31でシートSを搬送中に、次のシートSが第1の搬送ベルト1に搬入されるような構成の場合、第1の搬送ベルト1および第2の搬送ベルト11に接続されたファンおよびバルブと、第3の搬送ベルト21および第4の搬送ベルト31に接続されたファンおよびバルブと、を有する構成として、対応することが可能である。この場合4つの搬送ベルトに対して、2組のファン及びバルブを配置する構成となる。この場合でも、個別にファンやバルブを設置する構成に比べれば、ファンやバルブの数を少なくすることが可能であり、費用を抑制することが可能である。なお、搬送ベルトの数が増えた場合には、ファンとバルブを3組以上配置することも可能である。
(H09)前記実施例において、搬送ベルト1,11,21,31として、2次転写領域Q4から定着装置Fまでの間に配置された搬送ベルトを例示したが、これに限定されない。媒体を表面に吸着して搬送する搬送ベルトであれば、任意の位置に設置された搬送ベルトに適用可能である。
2…第1の帯状体、
3,13…開口、
7+8…第1の流路、
12…第2の帯状体、
17+18…第2の流路、
48…弁体、
51…合流路、
52…吸引部材、
C6,C6′…弁体の制御手段、
C12…種類の判別手段、
HB…媒体の搬送装置、
S…媒体、
U…画像形成装置、
U1a…記録部。

Claims (3)

  1. 表面に媒体を保持して回転し、媒体を搬送可能な無端状の第1の帯状体と、
    前記第1の帯状体に対して媒体の搬送方向の下流側に配置され、表面に媒体を保持して回転し、媒体を搬送可能な無端状の第2の帯状体と、
    前記各帯状体に形成された開口と、
    前記第1の帯状体の開口に接続されて気体が通過可能な第1の流路と、
    前記第2の帯状体の開口に接続されて気体が通過可能な第2の流路と、
    前記第1の流路と前記第2の流路とが合流する合流路と、
    前記第1の流路、前記第2の流路および前記合流路の合流部に配置され、前記第1の流路と前記合流路とを接続する第1の位置と、前記第2の流路と前記合流路とを接続する第2の位置と、の間で移動可能な弁体と、
    前記合流路に配置され、前記合流路に接続された流路の前記開口を通じて気体を吸引して、前記帯状体の表面に媒体を吸着させる吸引部材と、
    前記第1の帯状体および前記第2の帯状体により搬送される媒体の位置に基づいて、媒体が前記第1の帯状体に搬入される場合には前記第1の位置に前記弁体を移動させると共に、前記媒体が前記第1の帯状体から前記第2の帯状体に移行する場合には前記弁体を前記第2の位置に移動させる弁体の制御手段と、
    前記第1の位置と前記第2の位置との間に設定され、前記第1の流路および前記第2の流路の両方と前記合流路とが接続される中間位置、にも移動可能な前記弁体と、
    媒体の種類を判別する種類の判別手段と、
    媒体の種類が予め設定された吸着性の高い種類の場合に、前記第1の位置および第2の位置に替えて前記中間位置に前記弁体を移動させる前記弁体の制御手段と、
    を備えたことを特徴とする媒体の搬送装置。
  2. 前記弁体は、円筒壁を有し、且つ、前記第1の位置と前記第2の位置との間で回転移動可能に支持され、
    前記円筒壁には、前記円筒壁を貫通する接続口が形成され、
    前記接続口は、前記第1の位置において前記合流路と前記第1の流路とを接続するとともに、前記第2の位置において前記合流路と前記第2の流路とを接続し、
    前記円筒壁の軸方向の端部が開放されて、前記合流路に接続された
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体の搬送装置。
  3. 媒体に画像を記録する記録部と、
    前記記録部で画像が記録された媒体を搬送する請求項1または2に記載の媒体の搬送装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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