JP5987787B2 - シールド電線製造装置及びシールド電線製造方法 - Google Patents
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Description
第6の態様は、第1の態様に係るシールド電線製造装置であって、前記コア線規制部は、前記コア線をその周囲4方向から押えて移動規制する2組の対のローラを備えるものである。
図1はシールド電線10を示す概略図である。シールド電線10は、コア線18の外周を筒状の編組線11で覆った配線材である。編組線11は、複数の線材である素線12を、空心の筒状(ここでは円筒状)に編んで形成されている。素線12としては、銅線又は銅合金線等を撚り合わせて形成された線材が用いられる。コア線18は、芯線周りに樹脂等による絶縁被覆を施したものであり、編組線11に外周を覆われた状態で、電磁的にシールドされる。シールド線10は、例えば、自動車等における電力供給線として用いられる。なお、シールド電線10は、通常、図1に示すように編組線11の外周を絶縁被覆部13によって覆われた形態で用いられるが、ここではコア線18の外周を編組線11によって覆ったものとして説明する。
次に、シールド電線製造装置20の動作について説明する。
以上のように構成されたシールド電線製造装置20及びシールド電線製造方法によると、編組ダイス38の手前に、コア線18を供給経路に直交する3方向から移動規制可能なコア線規制部70が配設されているため、編組ダイス38の位置でコア線18の振れが規制される。これにより、コア線18が編組線11を押圧して編組線11が編組ダイス38に当接してしまうことを抑制し、コア線18を覆う編組線11の乱れを抑制することができる。
図5は、第1の変形例に係るコア線規制部170を示す図である。コア線規制部170は、円筒状に形成され、装置台22上に立設されている。より具体的には、コア線規制部170は、上記実施形態にかかるコア線規制部70と同様に、中心軸が編組ダイス38の中心軸及び走行路33A、33Bの中心軸と一致する位置に設けられている。また、コア線規制部170のコア線挿通孔部172は、コア線18の外径の1.0〜1.1倍の孔径に設定されているとよい。コア線規制部170の出口部分の内径がその手前部分の内径よりも小さくなるように設定されていてもよい。また、コア線規制部170の先端部の位置は、編組ダイス38から20cm以内(好ましくは10cm以内、より好ましくは素線12を供給する最小限の隙間をあけた位置)に設定されているとよい。
11 編組線
12 素線
18 コア線
20 シールド電線製造装置
30 編組機構部
38 編組ダイス
50 コア線供給部
70 コア線規制部
72 コア線挿通孔部
Claims (7)
- 複数の素線を編んでコア線の外周を覆う筒状の編組線を形成するシールド電線製造装置であって、
前記コア線を供給経路上に供給可能なコア線供給部と、
前記複数の素線を前記コア線の外周を覆う筒状の網形態に編んで前記編組線を形成可能な編組機構部と、
前記編組線を挿通可能で前記コア線の前記供給経路の周りを囲う環状内周面が形成された編組ダイスと、
前記編組ダイスの手前に配設され、前記コア線を少なくとも前記供給経路に直交する3方向から移動規制可能なコア線規制部(内側を通る絶縁芯線を所定外径と所定外径精度に成形するものを除く)と、
を備える、シールド電線製造装置。 - 請求項1記載のシールド電線製造装置であって、
前記コア線規制部には、前記コア線を挿通可能なコア線挿通孔部が形成されている、シールド電線製造装置。 - 請求項2記載のシールド電線製造装置であって、
前記コア線挿通孔部の最小孔径は、前記コア線の外径の1.0〜1.1倍に設定されている、シールド電線製造装置。 - 請求項2又は請求項3に記載のシールド電線製造装置であって、
前記コア線挿通孔部の最小孔径部分のうち最も前記編組ダイスに近い部分が前記編組ダイスから10cm以下の位置に設定されている、シールド電線製造装置。 - 請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載のシールド電線製造装置であって、
前記コア線挿通孔部のうち少なくとも前記編組ダイスとは反対側の端部を含む部分は、前記編組ダイス側に向けて徐々に孔径が小さくなるテーパ状に形成されている、シールド電線製造装置。 - 請求項1記載のシールド電線製造装置であって、
前記コア線規制部は、前記コア線をその周囲4方向から押えて移動規制する2組の対のローラを備える、シールド電線製造装置。 - コア線の外周を筒状の編組線で覆ったシールド電線を製造するシールド電線製造方法であって、
請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のシールド電線製造装置において実行される工程として、
(a)前記コア線を供給経路上に供給する工程と、
(b)前記複数の素線を前記コア線の外周を覆う筒状の網形態に編んで前記編組線を形成する工程と、
(c)前記コア線の前記供給経路の周りを囲う環状内周面が形成された編組ダイスに前記編組線を挿通する工程と、
(d)前記編組ダイスの手前で、前記コア線を少なくとも前記供給経路に直交する3方向から移動規制する工程と、
を備える、シールド電線製造方法。
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