JP5981357B2 - 耐熱鋼および蒸気タービン構成部品 - Google Patents
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%、W:1〜3%、N:0.01〜0.03%、Nb:0.15%以下、B:0.005〜0.015%、Re:0.005〜0.1%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、JIS Z 2271に記載された方法に準じて、625℃、20kgf/mm 2 の条件で測定されるクリープ破断時間が10540.6時間以上である。
Cは、焼入性を確保し、マルテンサイト変態を促進させるとともに、合金中のFe、Cr、MoなどとM23C6型の炭化物を形成したり、Nb、V、NなどとMX型炭窒化物を形成して、析出強化により高温クリープ強度を高めるために不可欠な元素である。Cは、耐力の向上にも寄与するとともに、δフェライトやBN生成の抑制にも不可欠な元素である。これらの効果を発揮させるために、Cを0.05%以上含有することが必要である。一方、Cの含有率が0.13%を超えると、炭化物や炭窒化物の凝集や粗大化が起こりやすくなり高温クリープ破断強度が低下する。そのため、Cの含有率を0.05〜0.13%とした。同様の理由により、Cの含有率を0.08〜0.12%とすることが好ましい。
Siは、溶鋼の脱酸剤として有効な元素である。Si含有率が0.10%を超えると、鋼塊内部の偏析が増加し、焼戻し脆化感受性が極めて高くなる。そして、切欠靭性が損なわれ、高温で長時間保持することにより、析出物形態の変化が助長され、靭性が経時劣化する。一方、Siは、極微量を含有することにより、逆に偏析が低下するため、これらの効果を発揮させるために、Siを0.01%以上含有することが必要である。そのため、Siの含有率を0.01〜0.10%とした。同様の理由により、Siの含有率を0.03〜0.10%とすることが好ましい。
Mnは、溶解時の脱酸剤や脱硫剤として有効であり、また焼入性を高めて強度を向上させるのにも有効な元素である。また、Mnは、δフェライトの生成を抑制するため、これらの効果を発揮させるために、Mnを0.45%を超えて含有させることが必要である。一方、Mnの含有率が1.00%を超えると、MnはSと結びついてMnSの非金属介在物を形成して、靭性を低下させるとともに、靭性の経時劣化を助長し、また高温クリープ破断強度を低下させる。そのため、Mnの含有率を0.45%を超えて1.00%以下とした。同様の理由により、Mnの含有率を0.50〜0.90%とすることが好ましい。
Niの含有率が0.8%を超えると、炭化物やラーべス相の凝集や粗大化が助長され、高温クリープ破断強度を低下させたり、焼戻脆性を助長させる。そのため、Niの含有率を0.8%以下とした。一方、Niはδフェライトの生成を抑制し、靭性の向上に有用な元素であるため、0.01%以上含有することが好ましい。同様の理由により、Niの含有率を0.01〜0.4%とすることが好ましい。
Crは、耐酸化性および高温耐食性を高め、また、M23C6型炭化物による析出強化により高温クリープ破断強度を高めるために必要不可欠の元素である。これらの効果を発揮させるために、Crを9%以上含有することが必要である。一方、Crの含有量が高くなるにつれて、室温における引張強度や、高応力側の短時間クリープ破断強度は強くなるが、その反面、低応力側の長時間クリープ破断強度は低くなる傾向にある。これは、低応力側の長時間クリープ破断寿命の屈曲現象の一因とも考えられている。Cr含有量が多くなると、長時間域でMX型炭窒化物の消失が加速すること、M23C6型炭化物の凝集粗大化が加速することにより、マルテンサイト組織の下部組織(微細組織)の顕著な変化が生じ、下部組織のサブグレイン化が著しく進むことがその原因である。これらの傾向は、Cr含有量が11.5%を超えると急速に強まる。そのため、Crの含有率を9〜11.5%とした。同様の理由により、Crの含有率を9〜11%とすることが好ましい。
Moは、合金中に固溶してマトリックスを固溶強化させるとともに、微細炭化物や微細なラーベス相を生成して高温クリープ破断強度を向上させる。また、Moは、焼戻脆化の抑制にも有効な元素である。これらの効果を発揮させるために、Moを0.05%以上含有することが必要である。一方、Moの含有量が0.50%を超えると、δフェライトを生成して、靱性を著しく低下させる。そのため、Moの含有率を0.05〜0.50%とした。同様の理由により、Mo含有率を0.05〜0.40%とすることが好ましい。
Vは、微細な炭化物や炭窒化物を形成して、高温クリープ破断強度を向上させるのに有効な元素である。この効果を発揮させるために、Vを0.15%以上含有することが必要である。一方、Vの含有率が0.30%を超えると、炭化物の過度の析出が生じ、高温クリープ破断強度の低下を招く。そのため、Vの含有率を0.15〜0.30%とした。同様の理由により、Vの含有率を0.17〜0.27%とすることが好ましい。
Coは、δフェライトの生成を抑制し、固溶強化により高温引張強度や高温クリープ破断強度を向上させる。これは、Coの添加によってAc1変態点がほとんど変化しないためである。これらの効果を発揮させるために、Coを0.5%以上含有することが必要である。一方、Coは、Wの固溶限を減少させることにより、ラーベス相やμ相の凝集粗大化を促進し、長時間クリープ強度の低下を引き起こす原因となる。そのため、長時間クリープ強度の低下を抑制する観点から、Co含有率を1.5%以下とした。同様の理由により、Coの含有率を0.5〜1%とすることが好ましい。
Wは、M23C6型炭化物の凝集・粗大化を抑制する。また、Wは、合金中に固溶してマトリックスを固溶強化させ、ラス境界等にラーベス相を分散析出させ、高温引張強度や高温クリープ破断強度の向上に有効な元素である。これらの効果を発揮させるために、Wを1%以上含有することが必要である。一方、Wの含有率が3%を超えると、δフェライトや粗大なラーベス(Laves)相が生成しやすくなり、延性や靭性が低下するとともに、高温クリープ破断強度も低下する。そのため、Wの含有率を1〜3%とした。同様の理由により、Wの含有率を1.7〜2.5%とすることが好ましい。
NはC、Nb、Vなどと結びついて炭窒化物を形成し、高温クリープ破断強度を向上させる。Nの含有率が0.01%未満では、十分な引張強度や高温クリープ破断強度を得ることができない。一方、Nは、Bとの結びつきが強く、Nの含有率が0.03%を超えると、BNの窒化物が生成されることにより、健全な鋼塊の製造が困難になり、熱間加工性が低下し、延性や靭性が低下する。また、BN相の析出により高温クリープ破断強度に有効な固溶Bの含有量が減少するので、高温クリープ破断強度が低下する。そのため、Nの含有率を0.01〜0.03%とした。同様の理由により、Nの含有率を0.012〜0.025%とすることが好ましい。
Nbは、室温での引張強度の向上に有効であるとともに、微細炭化物や炭窒化物を形成し、高温クリープ破断強度を向上させる。また、Nbは、微細なNbCを生成して結晶粒の微細化を促進し、靭性を向上させる。Nbの一部は、V炭窒化物と複合したMX型炭窒化物を析出して、高温クリープ破断強度を向上させる効果もある。これらの効果を発揮させるために、Nbを0.01%以上含有することが好ましい。一方、Nbの含有率が0.15%を超えると、粗大な炭化物や炭窒化物が析出し、延性や靭性を低下させる。そのため、Nbの含有率を0.15%以下とした。同様の理由により、Nbの含有率を0.01〜0.1%とすることが好ましい。
Bは、微量の添加で焼入性が増大し、靭性が向上する。また、Bは、オーステナイト結晶粒界およびその下部組織のマルテンサイトパケット、マルテンサイトブロック、マルテンサイトラス内の炭化物、炭窒化物およびラーベス相の凝集や粗大化を高温下で長時間にわたって抑制する効果を有している。さらに、Bは、WやNbなどと複合添加することによって、高温クリープ破断強度を向上させるのに有効な元素である。これらの効果を発揮させるために、Bを0.005%以上含有させることが必要である。一方、Bの含有率が0.015%を超えると、BとNが結合してBN相が析出し、熱間加工性が損なわれたり、高温クリープ破断延性や靭性が大きく低下する。また、BN相の析出により、高温クリープ破断強度に有効な固溶Bの含有量が減少するため、高温クリープ破断強度が低下する。そのため、Bの含有率を0.005〜0.015%とした。同様の理由により、Bの含有率を0.007〜0.012%とすることが好ましい。
Reは、合金中に固溶してマトリックスを固溶強化させるとともに、マトリックス中のWの固溶量を向上させるのに有効な元素である。また、Reは、高温でのWの拡散を抑制し、ラーベス(Laves)相の析出や凝集粗大化を遅延させることにより、高温クリープ特性を高いままで長時間維持することに寄与することに寄与する元素である。これらの効果を発揮させるために、Reを0.005%以上含有させることが好ましい。また、Reの含有量を0.1%未満とすることで、これらの効果を顕著に発現することができる。そのため、Reの含有率を0.1%未満とした。同様の理由により、Reの含有率を0.01〜0.05%とすることが好ましい。
P、Sは、実施の形態の耐熱鋼においては、不可避的不純物に分類されるものである。これらの不可避的不純物は、可能な限りその残存含有率を0%に近づけることが好ましい。
焼入加熱によって、材料中に生成していた炭化物や炭窒化物のほとんどを、一旦マトリックス中に固溶させ、その後の焼戻処理によって炭化物や炭窒化物を微細均一にマトリックス中に析出させることによって、高温クリープ破断強度を向上させるとともに、クリープ破断延性や靭性を向上させることができる。
また、鍛造素材が所定の肉厚を有する構造体からなるものであれば、鍛造素材の中心部とは、その肉厚の中心部としてもよい。
焼戻処理によって、上記した焼入処理によって生じた残留オーステナイト組織を分解し、焼戻マルテンサイト組織とし、炭化物や炭窒化物をマトリックス中に均一に分散析出させるとともに転位組織を適正レベルに回復させる。これによって、必要とする、高温クリープ破断強度、破断延性および靭性が得られる。
表1は、材料特性評価に用いた各試料(試料1〜試料48)の化学組成成分を示す。なお、試料1〜試料40は、本発明に係る実施の形態の耐熱鋼の実施例であり、試料41〜試料48は、本発明に係る実施の形態の耐熱鋼の化学組成範囲にない耐熱鋼であり、比較例である。
各試料を構成する原材料を、真空誘導溶解炉(VIM)で溶解し、脱ガスを行い、金型内に注湯した。そして、金型内で凝固させて、20kgの鋼塊を作製した。
上記した試料1〜試料48を用いて、625℃、20kgf/mm2の条件でクリープ破断試験を実施した。試験片は、上記した各鋼塊から作製した。
焼入温度および焼戻温度が、クリープ破断寿命に及ぼす影響について調べた。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.05〜0.13%、Si:0.01〜0.10%、Mn:0.45%を超えて1.00%以下、Ni:0.8%以下、Cr:9〜11.5%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.15〜0.30%、Co:0.5〜1.5%、W:1〜3%、N:0.01〜0.03%、Nb:0.15%以下、B:0.005〜0.015%、Re:0.005〜0.1%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、
JIS Z 2271に記載された方法に準じて、625℃、20kgf/mm 2 の条件で測定されるクリープ破断寿命が10540.6時間以上である耐熱鋼。 - 質量%で、C:0.05〜0.13%、Si:0.01〜0.10%、Mn:0.45%を超えて1.00%以下、Ni:0.8%以下、Cr:9〜11.5%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.15〜0.30%、Co:0.5〜1.5%、W:1〜3%、N:0.01〜0.03%、Nb:0.15%以下、B:0.005〜0.015%、Re:0.005〜0.1%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる耐熱鋼の製造方法であって、
1040〜1120℃の温度範囲で焼入処理を行う工程と、
前記焼入処理後、540〜600℃の温度範囲で第一段焼戻処理を行う工程と、
前記第一段焼戻処理後、650〜730℃の温度範囲で第二段焼戻処理行う工程と、
を有する耐熱鋼の製造方法。 - 前記焼入処理における冷却速度を100℃/時以上とした請求項2に記載の耐熱鋼の製造方法。
- 少なくとも所定部位が請求項1に記載の耐熱鋼からなる蒸気タービン構成部品。
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