JP5838939B2 - 端子付き電線 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態1を、図1〜図6を参照しつつ説明する。本実施形態の端子付き電線1は、図1に示すように、電線10と、この電線10の端部から露出する芯線11に圧着された端子20とを備える。なお、以下の説明では、端子付き電線1において電線10の軸方向に沿う方向を前後方向とし、機器等に取り付けられる側を前側、電線10が接続される側を後側として説明する。
(電線10)
電線10は、複数の金属製の素線13を撚り合わせてなる芯線11と、芯線11の外周を覆う合成樹脂製の絶縁被覆12とを備える。芯線11は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金等、必要に応じて任意の金属を用いることができる。本実施形態においては、素線13として、アルミニウム又はアルミニウム合金製の複数の金属素線が用いられている。電線10の端部においては、絶縁被覆12の剥離除去により芯線11が露出している。
端子20は、いわゆるLA端子であって、端子本体21と、この端子本体21とは別体に形成された圧着部材28とを備えている。端子本体21および圧着部材28は、金属製の板材を所定形状に打ち抜き加工すると共に、それぞれ所定形状にプレス加工することによって形成される。板材としては、例えば、銅製、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金等の金属材料が利用される。なお、前記板材には、必要に応じて、スズ、ニッケル等によるメッキ処理が施されていてもよい。
端子付き電線1を組み立てるためには、まず、電線10の端部において露出した芯線11に、圧着部材28を巻き付ける。このとき、圧着部材28において厚肉部29が形成された側が後側(芯線11の端末側とは逆側)となるようにする。
次に、本発明の実施形態2を、図7〜図10を参照しつつ説明する。本実施形態の端子付き電線40は、圧着部材41の構造が実施形態1と異なる。なお、圧着部材41の構造以外は実施形態1と同様であるから、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、芯線11は複数の素線13を撚り合せてなる撚り線としたが、これに限られず、金属棒材からなる単芯線でもよい。
10…電線
11…芯線
13…素線
20…端子
22…ワイヤーバレル部
28、41…圧着部材
29、43…厚肉部
30、44…薄肉部
32、45…第1低圧縮部
33、46…高圧縮部
34、47…第2低圧縮部
42…突部
Claims (5)
- 芯線を備える電線と、
前記電線の端部において露出する前記芯線の端部に外側から巻き付けられるように圧着されるものであって、前記芯線の端末寄りの領域が薄肉部とされ、この薄肉部よりも前記芯線の端末側とは逆側の領域に、前記薄肉部よりも厚みの大きい厚肉部が形成された圧着部材と、
前記芯線及び前記圧着部材に外側から圧着されるワイヤーバレル部を備えた端子と、を備え、
前記芯線において、前記圧着部材における前記厚肉部と前記ワイヤーバレル部とで圧着された部分が高圧縮部とされ、前記ワイヤーバレル部のみによって、または前記圧着部材における前記薄肉部と前記ワイヤーバレル部とで圧着された部分が前記高圧縮部よりも低圧縮とされた低圧縮部とされたものである、端子付き電線。 - 前記厚肉部が、前記ワイヤーバレル部において前記芯線の端末とは逆側の端縁よりも前記芯線の端末寄りの位置に配されるものである、請求項1に記載の端子付き電線。
- 前記芯線が複数の金属製の素線を含むものであって、
前記低圧縮部において、下記式(1)により定義される圧縮率が50%よりも大きく設定され、
前記高圧縮部において、下記式(1)により定義される圧縮率が50%よりも小さく設定されている、請求項1または請求項2に記載の端子付き電線。
圧縮率={(圧縮後の導体の断面積)/(圧縮前の導体の断面積)}×100(%)…(1) - 前記厚肉部が、前記圧着部材において前記芯線の端末側とは逆側の端部を折り返しにより二重にすることにより形成されたものである、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の端子付き電線。
- 前記厚肉部が、前記圧着部材において前記芯線と対向する側の面に突出する突部を設けることにより形成されたものである、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の端子付き電線。
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