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JP5829216B2 - 微生物農薬組成物 - Google Patents

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JP5829216B2 JP2012542933A JP2012542933A JP5829216B2 JP 5829216 B2 JP5829216 B2 JP 5829216B2 JP 2012542933 A JP2012542933 A JP 2012542933A JP 2012542933 A JP2012542933 A JP 2012542933A JP 5829216 B2 JP5829216 B2 JP 5829216B2
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Description

本発明は、バシルス(Bacillus)属に属する細菌の生芽胞を含有する微生物農薬組成物中の該芽胞を長期間安定して、生存した状態で保存し得る組成物、および該芽胞を長期間安定して、生存した状態で保存する方法に関するものである。
植物の病害虫防除は、効率よく農業生産を行う上で不可欠な作業であり、この目的のために合成農薬が使用され、大きな功績を挙げてきた。しかしながら、近年、合成農薬の多投与による抵抗性害虫の発生や環境破壊の問題が取り上げられるようになり、いかに環境負荷を低減させ効率よく、継続的に農業生産を行っていくかが農業分野での重要な課題となっている。
その解決策の1つとして、微生物の機能を利用した微生物農薬が提案されており、その単独使用やこれと合成農薬を組み合わせて使用することにより、環境負荷の低減効果や、合成農薬では大きな問題となっている抵抗性病害虫の出現頻度の抑制効果が認められている。
現在、微生物農薬としての利用が期待される微生物としては、植物が本来保持している抵抗性を賦活化して病害を防除する非病原性フザリウム(Fusarium)、病原性に抗生作用を示すトリコデルマ(Trichoderma)、害虫の病原菌である糸状菌、雑草に感染する細菌などが提案されている。
このように、農薬としての可能性を有する種々の微生物が提案されているが、微生物農薬を開発する上では、有効成分である微生物をいかに生菌のまま安定に製剤化できるかが鍵であり、保存期間中の微生物の死滅などが大きな障壁となっている。したがって、微生物を長期間安定に生存した状態で保存するための方法の開発が重要な課題となっている。
ところで、一般的な微生物保存法としては、凍結乾燥法、流動パラフィン重層法、斜面培地法などが知られている。しかし、これらは、いずれも小規模量の微生物を取り扱う場合には有効であるが、大量の微生物を取扱い、かつ高い生存菌数が要求される微生物農薬の保存法としては不適当である。
一方、微生物農薬あるいは微生物資材の製剤としては、これまで非病原性フザリウム属微生物をゼオライト系基材に吸着させ、自然乾燥した製剤(特許文献1)、バシルス属細菌の胞子画分を利用した植物病害防除剤(特許文献2)、植物病害に対して防除効果を有する微生物にアンモニア吸着能を有する吸着剤を混合した組成物(特許文献3、特許文献4)、バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)の内生胞子と化学的殺カビ剤成分からなる組成物(特許文献5)などが知られている。
しかしながら、前記のフザリウムの生菌体をゼオライト系基材に吸着させた製剤は、室温で保存すると生存菌数が急速に減少する傾向があるし、バシルス属細菌の胞子画分を利用する植物病害防除剤の場合、その保存性がどのようになるかは全く知られていない。しかも、微生物資材の場合は、培養基として使用した基材をそのまま投入しているため、栄養成分が存在し、保存中に病原菌の生育を助長するという問題がある。一方、前記のアンモニア吸着能を有する吸着剤を混合した組成物では、製剤工程中に加水を含む農薬製剤では加水による吸着剤の吸着能の失活のために適用できず、さらに数年にわたる長期保存では必ずしも十分な保存安定性が得られない問題があった。また、バシルス・サチリスの内生胞子と化学的殺カビ剤の混合組成物は、混合する化学的殺カビ剤成分によって生芽胞が減少してしまうという問題があった。
特開昭63−227507号公報 特開平8−175919号公報 特開2000−264808号公報 特開2000−264807号公報 特表平6−511258号公報
本発明は、バシルス(Bacillus)属に属する細菌の生芽胞および化学農薬剤を含有する微生物農薬組成物(混合農薬組成物)中の該芽胞を長期間安定して、生存した状態で保存し得る組成物、および該芽胞を長期間安定して、生存した状態で保存する方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、微生物農薬組成物について種々研究を重ねた結果、バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞と金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上を配合してなる微生物農薬組成物中の該芽胞の保存性が良好であることを見出し、かかる知見に基づいて発明を完成させたものである。
すなわち、本発明の実施形態は次のとおりである。
(1)バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞と金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上を配合してなる微生物農薬組成物
(2)バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上で被覆してなる(1)に記載の微生物農薬組成物。
(3)バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体の平均粒径が0.05〜5mmであり、金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の体積中位径が0.01〜250μmである(2)に記載の微生物農薬組成物。
(4)バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体の平均粒径と当該内核表面を被覆する金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の体積中位径の比(微粒体平均粒径/金属酸化物、あるいは金属水酸化物の体積中位径)が、5〜750である(3)に記載の微生物農薬組成物。
(5)金属酸化物が亜鉛、アルミニウム、鉄、チタン、マグネシウムの酸化物から選択される少なくとも1種以上、金属水酸化物がアルミニウム、鉄、マグネシウム、銅の水酸化物から選択される少なくとも1種以上、金属酸化物ケイ酸塩、あるいは金属水酸化物のケイ酸塩が酸化アルミニウムケイ酸塩である(1)〜(4)のいずれか1つに記載の微生物農薬組成物。
(6)更に、界面活性剤を配合してなる(1)〜(5)のいずれか1つに記載の微生物農薬組成物。
(7)界面活性剤を内核に配合してなり、かつ金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上とともに内核表面にも被覆してなる(6)に記載の微生物農薬組成物。
(8)界面活性剤を内核のみに配合してなる(6)に記載の微生物農薬組成物。
(9)界面活性剤を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上とともに内核表面に被覆のみしてなる(内核には界面活性剤は含まれない)(6)に記載の微生物農薬組成物。
(10)界面活性剤がアニオン性界面活性剤である(6)〜(9)のいずれか1つに記載の微生物農薬組成物。
(11)界面活性剤がリグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、及びジアルキルスルホサクシネート塩の中から選択される少なくとも1種以上である(10)に記載の微生物農薬組成物。
(12)組成物全質量における水分含量が2.5質量%未満(好ましくは、1.5質量%未満)であることを特徴とする、(1)〜(11)のいずれか1つに記載の微生物農薬組成物。
(13)バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上で被覆することを特徴とする、微生物農薬組成物中の該芽胞を長期間安定し、生存した状態で保存する方法。
本発明によれば、バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスに属する細菌の生芽胞および金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上を含有する微生物農薬組成物中の該芽胞を長期間安定して、生存した状態で保存することができる。
本発明の微生物農薬組成物は、バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)、あるいはバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の芽胞(内生胞子)を有効成分とする。また、これらの芽胞を混合したものを用いても良い。
本発明に用いるバシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスに属する細菌としては、特に制限されないが、好ましくは植物病原菌と拮抗するものが挙げられ、その中でもより好ましくはバシルス・エスピー(Bacillus sp.)D747が挙げられる。
このバシルス・エスピーD747株は、静岡県菊川市の空気中から単離された菌株であって、現在、独立行政法人 産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(〒305−8566 日本国茨城県つくば市東1−1−1 つくばセンター 中央第6)に、2000年(平成12年)11月28日に寄託された後、2002年(平成14年)11月8日付けで国際寄託に移管されており、その受託番号はFERM BP−8234である。
このバシルス・エスピーD747株の菌学的性質を以下に示す。なお、菌学的性質の試験はBergey's Manual of Systematic Bacteriology、volume 1(1984)に基づいて行った。
(A)形態学的性質
形態:桿菌
大きさ:幅1.0〜1.2μm、長さ3〜5μm
運動性:+
鞭毛の着生状態:周鞭毛
内生胞子:+
胞子の位置:中央
胞子の膨張:−
(B)培養的性質
コロニーの色:白色〜薄い茶色
肉汁寒天平板培養:白色〜クリーム色のコロニーを形成し、表面はしわ状
(C)生理学的性質
グラム染色性:+
硝酸塩の還元:+
MR試験:−
VP試験:+
インドールの生成:−
澱粉の加水分解:+
クエン酸の資化性:+
無機窒素源:+
オキシダーゼ:−
カタラーゼ:+
生育pH
6.8、肉エキス培地:+
5.7、肉エキス培地:+
生育温度
30℃:+
50℃:−
生育NaCl濃度
2%:+
5%:+
7%:+
好気的生育:+
嫌気的生育:−
O−Fテスト:O
卵黄反応:−
グルコースからの酸生成:+
マンニトールからの酸生成:−
L−アラビノースからの酸生成:−
D−キシロースからの酸生成:−
グルコースからのガス生成:−
β−ガラクトシダーゼ:−
NaCl及びKCl要求性:−
本発明の微生物農薬組成物は、上記のように植物の好ましくない病害を防除できるバシルス・エスピーD747を単体で使用することもできるが、D747株の変異体も、単体でもしくはD747株とともに使用することができる。変異体は、上記D747株の菌学的特性を有し、植物病害防除作用を有するものであり、自然突然変異株、紫外線や化学変異剤を用いての突然変異株、また細胞融合株および遺伝子組み換え株も利用が可能である。
本発明に用いる生芽胞は、上記バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスに属する細菌の培養物から得られる。バシルス属に属する細菌の培養は、例えば往復式振とう培養、ジャーファーメンター培養、培養タンク等の液体培養や固体培養等、バシルス属に属する細菌の通常の培養方法に準じて行うことができる。例えば肉エキス培地など一般的な培地の他、グルコース、ペプトン、イーストエキスを含む培地などが挙げられる。また液体培地以外に寒天入りの斜面培地および平板培地等の固体培地を用いてもよい。培養によってバシルス属に属する細菌を増殖させて、所望の菌体量を得ることができる。
培地の炭素源としては、上記バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスに属する細菌が同化しうるあらゆるものが利用可能である。例えばグルコース、ガラクトース、ラクトース、スクロース、マルトース、麦芽エキス、澱粉加水分解物などの糖の外に、バシルス属に属する細菌が利用し得る各種の合成または天然炭素源をあげることができる。培地の窒素源として、同様に、ペプトン、肉エキス、酵母エキスなどの有機窒素含有物をはじめ、該細菌が利用し得る各種の合成又は天然物も利用可能である。微生物培養の常法に従って、食塩、リン酸塩などの無機塩類、カルシウム、マグネシウム、鉄などの金属の塩類、ビタミン、アミノ酸などの微量栄養源も必要に応じて添加することができる。これらは、実際に使用する菌株の詳細な菌学的特性などを把握して適宜設計すればよい。
培養は、振盪培養、通気培養などの好気的条件下で行なうことができる。培養温度は20〜30℃、好ましくは25〜30℃、pHは5〜8、好ましくは6〜7、培養期間は1〜4日、好ましくは2〜3日が適当である。
上記のようにして得られたバシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスに属する細菌の培養物より生芽胞を分離する方法としては、膜分離、遠心分離、濾過分離等の方法を用いて行うことができる。得られた芽胞画分は、そのまま(ある程度の水分を含んだ状態で)本発明の微生物農薬組成物に用いることも可能であるが、静置通風乾燥、スプレードライ、流動層乾燥等の公知の乾燥法を用いて乾燥物となし、これを用いることが好ましい。
このようなバシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスに属する細菌の芽胞画分から、粒状乾燥物を得る場合には、農薬製剤の原料類をそれぞれ所要の割合で混合し、必要に応じて粉砕した後、所要の割合の芽胞画分を加え、押出造粒法、流動層造粒法、噴霧乾燥造粒法、転動造粒法、ドライコンパクションなどの一般的な造粒法を行うのが好ましいが、それ以外の方法によってもよい。この粒状乾燥物を内核として、当該内核表面を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上で被覆する場合は、粒状乾燥物表面に凹凸を有する粒状物が好ましく、流動層造粒による不定形の凝集粒状物が特に好ましい。
本発明の金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、又は金属水酸化物ケイ酸塩としては、特に限定されないが、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、ゲルマニウム、ルビジウム、ストロンチウム、モリブデン、ロジウム、銀、スズ、バリウム、タングステン、イリジウムの酸化物、あるいは水酸化物、またはこれらの酸化物、水酸化物のケイ酸塩が例示され、亜鉛、アルミニウム、鉄、チタン、マグネシウムの酸化物、あるいはアルミニウム、鉄、マグネシウム、銅の水酸化物、酸化アルミニウムのケイ酸塩が好適に用いられる。最も好適には、活性アルミナ、天然ゼオライト、合成ゼオライトが用いられる。これら酸化物、水酸化物は、試薬、工業用薬品として商品化されているものを用いることができる。
本発明の金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、又は金属水酸化物ケイ酸塩は、特に限定されるものではないが、農園芸用組成物として加工する場合は、粉体として用いると加工しやすい。特に体積中位径(所定の篩で篩別し、各粒度別の重量測定によって求めた粒度分布における個数が全体のそれの50%を占めるときの粒径)0.01〜250μmのものが加工しやすく、体積中位径0.1〜50μmのものがさらに加工しやすい。
本発明の微生物農薬組成物は、バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞と金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上を配合してなる微生物農薬組成物であるが、バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞の乾燥物の粉体(微粒体)、あるいは粒状物、あるいはこれらの混合物である粉粒体混合物と、金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の粉体、あるいは粒状物と必要に応じて配合できる農薬製剤の副原料類の混合物として得ることができる。
混合の方法としては、特に限定されないが、通常農薬製剤の製造において使用頻度の高いナウタミキサー、リボンミキサーなどを用いて混合することができ、衝撃式粉砕機などの粉砕機も流用できる。
本発明の微生物農薬組成物を構成するバシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞は、芽胞画分を乾燥した微粒体あるいは粒状物として用い、金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上は粉体として用いることが好ましい。さらにバシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上で被覆することが好ましい。内核表面の被覆には、金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の他に、必要応じて、農薬成分、界面活性剤、担体などの農薬製剤の補助剤を混合して用いることができる。
バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞を含有する微粒体あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上で被覆してなる本発明の微生物において、バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞を含有する微粒体あるいは粒状物の平均粒径は、0.05〜5mmであれば好ましく、0.1〜2.5mmであればさらに好ましい。粒状物の平均粒径は、所定の篩で篩分し、各粒度別の微粒体、あるいは粒状物の重量を測定することから、累積中位径(粒度分布における積算値50%での粒径)として容易に求めることができる。
また、当該内核表面を被覆する金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の体積中位径は、0.01〜250μmであれば好ましく、0.1〜50μmであればさらに好ましい。金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の他に必要に応じて、農薬成分、界面活性剤、担体などの農薬製剤の補助剤を混合して被覆する場合は、被覆する粉体プレミックス全体の体積中位径も0.01〜250μmであれば好ましく、0.1〜50μmであればさらに好ましい。
さらに、バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞を含有する微粒体の平均粒径と当該内核表面を被覆する金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の体積中位径の比(微粒体平均粒径/金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上の体積中位径)が、5〜750であれば好ましく、10〜500であれば更に好ましく、20〜200であれば最も好ましい。
本発明においてバシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞を含有する微粒体あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上で被覆する場合、バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞を含有する微粒体あるいは粒状物と金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上を混合すれば被覆できる。混合には特に限定されないが、通常農薬製剤の製造において使用頻度の高い混合機器を用いて混合することができ、緩やかな混合条件の設定が可能なナウタミキサー、リボンミキサーが好適に用いられる。
本発明の微生物農薬組成物には、さらに防除対象に応じた殺菌成分、殺虫成分、殺ダニ成分、殺線虫成分、除草成分、植物成長調整成分、薬害軽減成分等の農薬成分を配合することができる。これらの農薬成分は市販されているか、または農薬成分として知られた成分であり、これらの成分は日本植物防疫協会発行の農薬ハンドブック、日本植物防疫協会発行の農薬要覧、全国農業協同組合連合会発行のクミアイ農薬総覧及び同連合会発行のSHIBUYA INDEXなどで知られる。
農薬成分のうち殺菌成分の具体例として、例えばBAG−010(コード番号)、BAF−045(コード番号)、copper dioctanoate、DBEDC、SYP−Z−048(コード番号)、TPTA、TPTC、TPTH、アシベンゾラルSメチル(acibenzolar−S−methyl)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、アミスルブロム(amisulbrom)、アルジモルフ(aldimorph)、イソチアニル(isotianil)、イソピラザム(isopyrazam)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロジオン(iprodione)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、イプロベンホス(iprobenfos)、イマザリル(imazalil)、イミノクタジンアルベシル酸塩(iminoctadine−albesilate)、イミノクタジン酢酸塩(iminoctadine−triacetate)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、エクロメゾール(echlomezole)、エタボキサム(ethaboxam)、エディフェンホス(edifenphos)、エトキシキン(ethoxyquin)、エトリジアゾール(etridiazole)、エネストロブリン(enestroburin)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキサジニラゾール(oxazinylazole)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキシテトラサイクリン(oxytetracycline)、オキスポコナゾールフマル酸塩(oxpoconazole−fumarate)、オキソリニック酸(oxolinic acid)、オクチリノン(octhilinone)、オフラセ(ofurace)、オリサストロビン(orysastrobin)、オルソフェニルフェノール(o−phenylphenol)、カスガマイシン(kasugamycin)、カプタホール(captafol)、カルプロパミド(carpropamid)、カルベンダジム(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キノメチオネート(chinomethionat)、キャプタン(captan)、キントゼン(quintozene)、グアザチン(guazatine)、クレソキシムメチル(kresoxim−methyl)、クロロネブ(chloroneb)、クロロタロニル(chlorothalonil)、シアゾファミド(cyazofamid )、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジクロシメット(diclocymet)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、ジクロメジン(diclomezine)、ジクロラン(dicloran)、ジチアノン(dithianon)、ジニコナゾール(diniconazole)、ジネブ(zineb)、ジノカップ(dinocap)、ジフェニール(diphenyl)、ジフェニルアミン(diphenylamine)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、シフルフェナミド(cyflufenamid)、ジフルメトリム(diflumetorim)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、シメコナゾール(simeconazole)、ジメトモルフ(dimethomorph)、シモキサニル(cymoxanil)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)、ジラム(ziram)、シルチオファム(silthiofam)、ストレプトマイシン(streptomycin)、スピロキサミン(spiroxamine)、セダキサン(sedaxane)、ゾキサミド(zoxamide)、ダゾメット(dazomet)、チアジアジン(thiadiazin)、チアジニル(tiadinil)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チラム(thiram)、チオファネートメチル(thiophanate−methyl)、チフルザミド(thifluzamide)、テクナゼン(tecnazene)、テクロフタラム(tecloftalam)、テトラコナゾール(tetraconazole)、デバカルブ(debacarb)、テブコナゾール(tebuconazole)、テブフロキン(tebufloquin)、ドジン(dodine)、ドデモルフ(dodemorph)、トリアジメノール(triadimenol)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアゾキシド(triazoxide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリチコナゾール(triticonazole)、トリデモルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリホリン(triforine)、トリルフルアニド(tolylfluanid)、トルクロホスメチル(tolclofos−methyl)、トルニファニド(tolnifanide)、ナーバム(nabam)、ニトロタルイソプロピル(nitrothal−isopropyl)、ヌアリモール(nuarimol)、バリダマイシン(validamycin)、バリフェナレート(valifenalate)、ビキサフェン(bixafen)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ビテルタノール(bitertanol)、ヒドロキシイソキサゾール(hydroxyisoxazole)、ピペラリン(piperalin)、ヒメキサゾール(hymexazol)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ピラゾホス(pyrazophos)、ピリオフェノン(pyriofenone)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリベンカルブ(pyribencarb)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ファーバム(ferbam)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナジンオキシド(phenazine oxide)、フェナミドン(fenamidone)、フェナリモル(fenarimol)、フェノキサニル(fenoxanil)、フェリムゾン(ferimzone)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フォルペット(folpet)、フサライド(phthalide)、ブピリメート(bupirimate)、フベリダゾール(fuberidazole)、ブラストサイジンS(blasticidin−S)、フラメトピル(furametpyr)、フララキシル(furalaxyl)、フルアジナム(fluazinam)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、フルオピコリド(fluopicolide)、フルオピラム(fluopyram)、フルオルイミド(fluoroimide)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルチアニル(flutianil)、フルトラニル(flutolanil)、フルトリアホール(flutriafol)、フルモルフ(flumorph)、プロキナジド(proquinazid)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、ブロノポール(bronopol)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb−hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconazole)、プロピネブ(propineb)、プロベナゾール(probenazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベナラキシルM(benalaxyl−M)、ベノミル(benomyl)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ベンチアバリカルブイソプロピル(benthiavalicarb−isopropyl)、ペンチオピラド(penthiopyrad)、ペンフルフェン(penflufen)、ボスカリド(boscalid)、ホセチル(fosetyl−alminium)、ポリオキシン(polyoxin)、ポリカーバメート(polycarbamate)、マンカッパー(mancopper)、マンジプロパミド(mandipropamid)、マンゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ミルディオマイシン(mildiomycin)、メタスルホカルブ(methasulfocarb)、メタム(metam)、メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシルM(metalaxyl−M)、メトコナゾール(metconazole)、メトミノストロビン(metominostrobin)、メトラフェノン(metrafenone)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、硫酸オキシキノリン(oxyquinoline sulfate)、銀(silver)、ボルドー液(Bordeaux mixture)、塩基性塩化銅(copper oxychloride)、酸化第一銅(cuprous oxide)、水酸化第二銅(copper hydroxide)、硫酸銅(copper sulfate)、オキシキノリン銅(oxine−copper)、ノニルフェノールスルホン酸銅(copper (nonylphenyl)sulphonate)等の銅化合物、硫黄(sulfur)化合物、炭酸水素カリウム(potassium bicarbonate)、炭酸水素ナトリウム(sodium bicarbonate)、脂肪酸グリセリド、シイタケ菌糸体抽出物、微生物農薬のエルビニア(Erwinia)属細菌、シュードモナス(Pseudomonas)属細菌、ザントモナス(Xanthomonas)属細菌、バシルス属細菌、タラロマイセス(Talaromyces)属菌、トリコデルマ属菌、フザリウム属菌、グリオクラディウム(Gliocladium)属菌より選ばれるものが使用できる。
殺虫成分、殺ダニ成分、殺線虫成分の具体例としては、例えば1,3ジクロロプロペン(1,3−dichloropropene)、BPMC、BPPS、BRP、CL900167(コード番号)、cryolite、CVMP、CYAP、DCIP、D−D、DDVP、DEP、DMTP、DNOC、ECP、EPN、MEP、MIPC、MPP、NAC、N−メチルジチオカルバミン酸アンモニウム(NCS)、NI−30(コード番号)、NNI−0101、PAP、PHC、RU15525(コード番号)、thiazosulfen、XMC、ZXI−8901(コード番号)、アクリナトリン(acrinathrin)、アザメチホス(azamethiphos)、アジンホスエチル(azinphos−ethyl)、アジンホスメチル(azinphos−methyl)、アセキノシル(acequinocyl)、アセタミプリド(acetamiprid)、アセトプロール(acetoprol)、アセフェート(acephate)、アゾシクロチン(azocyclotin)、アバメクチン(abamectin)、アミトラズ(amitraz)、アラニカルブ(alanycarb)、アルジカルブ(aldicarb)、アルファ−シペルメトリン(alpha−cypermethrin)、アレスリン(allethrin)、イソカルボホス(isocarbophos)、イソキサチオン(isoxathion)、イソフェンホス(isofenphos−methyl)、イソプロカルブ(isoprocarb)、イミシアホス(imicyafos)、イミダクロプリド(imidacloprid)、イミプロトリン(imiprothrin)、インドキサカルブ(indoxacarb)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、エチオン(ethion)、エチプロール(ethiprole)、エチルチオメトン(disulfoton)、エトキサゾール(etoxazole)、エトフェンプロックス(etofenprox)、エトプロホス(ethoprophos)、エマメクチン(emamectin)、エンペントリン(empenthrin)、オキサミル(oxamyl)、オキシジメトンメチル(oxydemeton−methyl)、オメトエート(omethoate)、オレイン酸ナトリウム(sodium oleate)、カーバムナトリウム塩(metam−sodium)、カズサホス(cadusafos)、カデスリン(kadethrin)、カランジン(karanjin)、カルタップ(cartap)、カルバリル(carbaryl)、カルボスルファン(carbosulfan)、カルボフラン(carbofuran)、ガンマシハロトリン(gamma−cyhalothrin)、キシリルカルブ(xylylcarb)、キナルホス(quinalphos)、キノプレン(kinoprene)、キノメチオネート(chinomethionat)、クマホス(coumaphos)、クロチアニジン(clothianidin)、クロフェンテジン(clofentezine)、クロマフェノジド(chromafenozide)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、クロルデン(chlordane)、クロルピクリン(chloropicrin )、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos−methyl)、クロルフェナピル(chlorfenapyr)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロルメホス(chlormephos)、シアジピル(cyazypyr)、シアノホス(cyanophos)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、シアントラニリプロール(cyantraniliprole)、ジエノクロル(dienochlor)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、ジクロトホス(dicrotophos)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、ジコホル(dicofol)、ジシクラニル(dicyclanil)、ジノテフラン(dinotefuran)、ジノブトン(dinobuton)、シハロトリン(cyhalothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ジフロビダジン(diflovidazin)、シヘキサチン(cyhexatin)、シペルメトリン(cypermethrin)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジメトエート(dimethoate)、シラフルオフェン(silafluofen)、シロマジン(cyromazine)、スピノサド(spinosad)、スピネトラム(spinetoram)、スピロジクロフェン(spirodiclofen)、スピロテトラマト(spirotetramat)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スルコフロン(sulcofuron−sodium)、スルフルラミド(sulfluramid)、スルプロホス(sulprofos)、スルホキサフロル(sulfoxaflor)、スルホテップ(sulfotep)、ゼタシペルメトリン(zeta−cypermethrin)、ダイアジノン(diazinon)、タウフルバリネート(tau−fluvalinate)、チアクロプリド(thiacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チオジカルブ(thiodicarb)、チオシクラム(thiocyclam)、チオスルタップ(thiosultap)、チオファノックス(thiofanox)、チオメトン(thiometon)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、テトラジホン(tetradifon)、テトラメスリン(tetramethrin)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テブフェノジド(tebufenozide)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テフルトリン(tefluthrin)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、デメトンSメチル(demeton−S−methyl)、テメホス(temephos)、デリス(rotenone)、デルタメトリン(deltamethrin)、テルブホス(terbufos)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、トリアザメート(triazamate)、トリアゾホス(triazophos)、トリクロルホン(trichlorfon)、トリフルムロン(triflumuron)、トリメタカルブ(trimethacarb)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、ナレッド(naled)、ニコチン(nicotine)、ニテンピラム(nitenpyram)、ネマデクチン(nemadectin)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、ハイドロプレン(hydroprene)、バミドチオン(vamidothion)、パラチオン(parathion)、パラチオンメチル(parathion−methyl)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、ハロフェノジド(halofenozide)、ビオアレスリン(bioallethrin)、ビオレスメトリン(bioresmethrin)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ヒドラメチルノン(hydramethylnon)、ビフェナゼート(bifenazate)、ビフェントリン(bifenthrin)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピラクロホス(pyraclofos)、ピリダフェンチオン(pyridaphenthion)、ピリダベン(pyridaben)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazon)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミジフェン(pyrimidifen)、ピリミホスメチル(pirimiphos−methyl)、ピレトリン(pyrethrins)、ファムフル(famphur)、フィプロニル(fipronil)、フェナザキン(fenazaquin)、フェナミホス(fenamiphos)、フェニソブロモレート(phenisobromolate)、フェニトロチオン(fenitrothion)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノトリン(phenothrin)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェンチオン(fenthion)、フェントエート(phenthoate)、フェンバレレート(fenvalerate)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、ブトカルボキシム(butocarboxim)、ブトキシカルボキシム(butoxycarboxim)、ブプロフェジン(buprofezin)、フラチオカルブ(furathiocarb)、プラレトリン(prallethrin)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルバリネート(fluvalinate)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、フルフェネリム(flufenerim)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、フルベンジアミド(flubendiamide)、フルメトリン(flumethrin)、プロチオホス(prothiofos)、フロニカミド(flonicamid)、プロパホス(propaphos)、プロパルギット(propargite)、プロフェノホス(profenofos)、プロペタムホス(propetamphos)、プロポキスル(propoxur)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ベータ−シペルメトリン(beta−cypermethrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、ヘプテノホス(heptenophos)、ペルメトリン(permethrin)、ベンスルタップ(bensultap)、ベンゾエピン(endosulfan)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、ホキシム(phoxim)、ホサロン(phosalone)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホスファミドン(phosphamidon)、ホスメット(phosmet)、ホルメタネート(formetanate)、ホレート(phorate)、マシン油(petroleum oils)、マラチオン(malathion)、ミルベメクチン(milbemectin)、メカルバム(mecarbam)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メソミル(methomyl)、メタアルデヒド(metaldehyde)、メタフルミゾン(metaflumizon)、メタミドホス(methamidophos)、メタムカリウム(metham−potassium)、メタムアンモニウム(metham−ammonium)、メチオカルブ(methiocarb)、メチダチオン(methidathion)、メチルイソチオシアネート(methyl isothiocyanate)、メトキシクロル(methoxychlor)、 メトキシフェノジド
(methoxyfenozide)、メトトリン(methothrin)、メトフルトリン(metofluthrin)、メトプレン(methoprene)、メトルカルブ(metholcarb)、メビンホス(mevinphos)、モノクロトホス(monocrotophos)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、ルフェヌロン(lufenuron)、レスメトリン(resmethrin)、レピメクチン(lepmectin)、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル(propylene glycol monolaurate)、硫酸ニコチン(nicotine sulfate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、酸化エチレン(ethylene oxide)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、脂肪酸グリセリド、酒石酸モランテル、なたね油、デンプン、大豆レシチン、BT剤、バーティシリウム・レカニ、パスツーリア・ペネトランス、スタイナーネマ・カーポカプサエ、ペキロマイセス・フモソロセウスより選ばれるものが使用できる。ここでいうBT剤とは細菌のバシルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)を利用した農薬の総称であり、菌の産生する結晶タンパク、生菌胞子、その両方の混合物があるが、本発明ではそのいずれも用いることができる。
除草成分の具体例としては、例えば2,3,6−TBA、2,4−D(アミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、イソプロピルアミン、ナトリウム又はリチウム等との塩を含む)、2,4−DB、2,4−PA、ACN、AE−F−150944(コード番号)、CAT、DBN、DCBN、DCMU、DCPA、DNOC(アミン又はナトリウム等の塩を含む)、DPA、EPTC、IPC、MCPA、MCPA・イソプロピルアミン塩、MCPA・エチル、MCPA・ナトリウム、MCPP、MDBA、MDBA・イソプロピルアミン塩、MDBA・ナトリウム塩、PAC、SAP、S−メトラクロール(S−metolachlor)、SYP−298(コード番号)、SYP−300(コード番号)、TCA(ナトリウム、カルシウム又はアンモニア等との塩を含む)、TCTP、アイオキシニル(ioxynil,ioxynil−octanoate)、アクロニフェン(aclonifen)、アクロレイン(acrolein)、アザフェニジン(azafenidin)、アシフルオルフェン(acifluorfen−sodium)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、アシュラム(asulam)、アセトクロ−ル(acetochlor)、アトラジン(atrazine)、アニロホス(anilofos)、アミカルバゾン(amicarbazone)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミトロール(amitrole)、アミノピラリド(aminopyralid)、アミプロホスメチル(amiprofos−methyl)、アメトリン(ametryn)、アラクロール(alachlor)、アロキシジム(alloxydim)、イソウロン(isouron)、イソキサクロルトール(isoxachlortole)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、イソキサベン(isoxaben)、イソプロツロン(isoproturon)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone)、イマザキン(imazaquin)、イマザピク(imazapic)(アミン等との塩を含む)、イマザピル(imazapyr)(イソプロピルアミン等との塩を含む)、イマザメタベンズ(imazamethabenz−methyl)、イマザモックス(imazamox)(アミン塩等との塩を含む)、イマゼタピル(imazethapyr)(アミン塩等との塩を含む)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、インダジフラム(indaziflam)、インダノファン(indanofan)、エスプロカルブ(esprocarb)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron−methyl)、エタルフルラリン(ethalfluralin)、エチジムロン(ethidimuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エトキシフェン(ethoxyfen−ethyl)、エトフメセート(ethofumesate)、エトベンザニド(etobenzanid)、エンドタール二ナトリウム(endothal−disodium)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、オリザリン(oryzalin)、オルトスルファムロン(orthosulfamuron)、オルベンカルブ(orbencarb)、カフェンストロール(cafenstrole)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl)、カルブチレート(karbutilate)、カルベタミド(carbetamide)、キザロホップPエチル(quizalofop−P−ethyl)、キザロホップPテフリル(quizalofop−P−tefuryl)、キザロホップエチル(quizalofop−ethyl)、キノクラミン(quinoclamine)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)、クミルロン(cumyluron)、グリホサート(glyphosate)(ナトリウム、カリウム、アミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン又はトリメシウム等との塩を含む)、グルホシネート(glufosinate)(アミン又はナトリウム等との塩を含む)、クレトジム(clethodim)、クロジナホップ(clodinafop−propargyl)、クロピラリド(clopyralid)、クロマゾン(clomazone)、クロメトキシフェン(chlomethoxyfen)、クロメプロップ(clomeprop)、クロランスラムメチル(cloransulam−methyl)、クロランベン(chloramben)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロンエチル(chlorimuron−ethyl)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルタルジメチル(chlorthal−dimethyl)、クロルチアミド(chlorthiamid)、クロルフタリム(chlorphthalim)、クロルフルレノール(chlorflurenol)(低級アルキルエステルを含む)、クロルプロファム(chlorpropham)、クロルブロムロン(chlorbromuron)、クロロクスロン(chloroxuron)、クロロトルロン(chlorotoluron)、サフルフェナシル(saflufenacil)、シアナジン(cyanazine)、ジウロン(diuron)、ジカンバ(dicamba)(アミン、ジエチルアミン、イソプロピルアミン、ジグルコールアミン、ナトリウム又はリチウム等との塩を含む)、シクロエート(cycloate)、シクロキシジム(cycloxydim)、ジクロスラム(diclosulam)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、ジクロベニル(dichlobenil)、ジクロホップメチル(diclofop−methyl)、ジクロルプロップ−P(dichlorprop−P)、ジクワット(diquat(−dibromide))、ジチオピル(dithiopyr)、シデュロン(siduron)、ジニトラミン(dinitramine)、シニドンエチル(cinidon−ethyl)、シノスルフロン(cinosulfuron)、ジノテルブ(dinoterb)、シハロホップブチル(cyhalofop−butyl)、ジフェナミド(diphenamid)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)、シマジン(simazine)、ジメタクロール(dimethachlor)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、シメトリン(simetryn)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメフロン(dimefuron)、シンメチリン(cinmethylin)、スルコトリオン(sulcotrione)、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron−methyl)、セトキシジム(sethoxydim)、ターバシル(terbacil)、ダイムロン(daimuron)、ダラポン(dalapon)、チアゾピル(thiazopyr)、チエンカルバゾン(thiencarbazone)、チオカルバジル(tiocarbazil)、チオベンカルブ(thiobencarb)、チジアジミン(thidiazimin)、チジアズロン(thidiazuron)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron−methyl)、デシルアルコール(n−decanol)、デスメディファム(desmedipham)、デスメトリン(desmetryne)、テトラピオン(tetrapion)、テニルクロール(thenylchlor)、テブタム(tebutam)、テブチウロン(tebuthiuron)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、テルブチラジン(terbuthylazine)、テルブトリン(terbutryn)、テルブメトン(terbumeton)、テンボトリオン(tembotrione)、トプラメゾン(topramezone)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、トリアジフラム(triaziflam)、トリアスルフロン(triasulfuron)、トリアレート(tri−allate)、トリエタジン(trietazine)、トリクロピル(triclopyr(−butotyl))、トリトスルフロン(tritosulfuron)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron−methyl)、トリフルラリン(trifluralin)、トリフロキシスルフロンナトリウム塩(trifloxysulfuron−sodium)、トリベヌロンメチル(tribenuron−methyl)、ナプタラム(naptalam)(ナトリウム等との塩を含む)、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、ネブロン(neburon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、バーナレート(vernolate)、パラコート(paraquat dichloride)、ハロキシホップ(haloxyfop−methyl)、ハロキシホップPメチル(haloxyfop−P−methyl)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron−methyl)、ビアラホス(bilanafos−sodium)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ビシクロピロン(bicyclopyrone)、ビスピリバックナトリウム塩(bispyribac−sodium)、ピノキサデン(pinoxaden)、ビフェノックス(bifenox)、ピペロホス(piperophos)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron−ethyl)、ピラゾレート(pyrazolynate)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen−ethyl)、ピリダフォル(pyridafol)、ピリチオバックナトリウム塩(pyrithiobac−sodium)、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methyl)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、ピロクススラム(pyroxsulam)、フェニュロン(fenuron)、フェノキサスルホン(fenoxasulfone)、フェノキサプロップPエチル(fenoxaprop−P−ethyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop−ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フェンチアプロップエチル(fenthiaprop−ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フェンメディファム(phenmedipham)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブチレート(butylate)、ブトロキシジム(butroxydim)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フラムプロップメチル(flamprop−methyl)、 フラムプロップMメチ
ル(flamprop−M−methyl)、フラムプロップエチル(flamprop−ethyl)、フラムプロップイソプロピル(flamprop−isopropyl)、フラムプロップMイソプロピル(flamprop−M−isopropyl)、プリミスルフロン(primisulfuron−methyl)、フルアジホップ(fluazifop−butyl)、フルアジホップP(fluazifop−P−butyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルオメツロン(fluometuron)、フルオログリコフェン(fluoroglycofen−ethyl)、フルカルバゾンナトリウム塩(flucarbazone−sodium)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、フルチアセットメチル(fluthiacet−methyl)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron−methyl−sodium)、フルフェナセット(flufenacet)、フルフェンピルエチル(flufenpyr−ethyl)、フルプロパネートナトリウム塩(flupropanate−sodium)、フルポキサム(flupoxam)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl)、フルメツラム(flumetsulam)、フルリドン(fluridone)、フルルタモン(flurtamone)、フルロキシピル(fluroxypyr)、フルロクロリドン(flurochloridone)、プレチラクロール(pretilachlor)、プロジアミン(prodiamine)、プロスルフロン(prosulfuron)、プロスルホカルブ(prosulfocarb)、プロパキザホップ(propaquizafop)、プロパクロール(propachlor)、プロパジン系(propazine)、プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、プロピソクロール(propisochlor)、プロピリスルフロン(propyrisulfuron)、プロファム(propham)、プロフルアゾール(profluazol)、プロポキシカルバゾンナトリウム塩(propoxycarbazone−sodium)、プロホキシジム(profoxydim)、ブロマシル(bromacil)、プロメトリン(prometryn)、プロメトン(prometon)、ブロモキシニル(bromoxyni)(酪酸、オクタン酸又はヘプタン酸等とのエステル体を含む)、ブロモブチド(bromobutide)、フロラスラム(florasulam)、ヘキサジノン(hexazinone)、ベスロジン(benefin)、ペトキサミド(pethoxamid)、ベナゾリン(benazolin)、ペノキススラム(penoxsulam)、ベフルブタミド(beflubutamid)、ペブレート(pebulate)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンスリド(bensulide)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron−methyl)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンタゾン(bentazone)(ナトリウム等との塩を含む)、ペンタノクロール(pentanochlor)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、ペンディメタリン(pendimethalin)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ホサミンアンモニウム(fosamine−ammonium)、ホメサフェン(fomesafen)、メコプロップ(mecoprop−potassium)、メコプロップPカリウム塩(mecoprop−P−potassium)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron−methyl)、メソトリオン(mesotrione)、メタザクロール(metazachlor)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、メタゾスルフロン(metazosulfuron)、メタミトロン(metamitron)、メタミホップ(metamifop)、メチルダイムロン(methyldymron)、メトキスロン(metoxuron)、メトスラム(metosulam)、メトスルフロンメチル(metsulfuron−methyl)、メトブロムロン(metobromuron)、メトベンズロン(metobenzuron)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、メピコート・クロリド(mepiquat−chloride)、メフェナセット(mefenacet)、モノリニュロン(monolinuron)、モリネート(molinate)、ヨードスルフロンメチルナトリウム塩(iodosulfulon−methyl−sodium)、ラクトフェン(lactofen)、リニュロン(linuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、レナシル(lenacil)、ザントモナス・キャンペストリス、ドレクスレラ・モノセラスより選ばれるものが使用できる。
植物成長調整成分の具体例としては、例えば1−ナフチルアセトアミド(α−naphthalene acetamide)、1−メチルシクロプロペン(1−methylcyclopropene)、2,6‐ジイソプロピルナフタレン(2,6−diisopropylnaphthalene)、4−CPA、アビグリシン(aviglycine)、アブシジン酸(abscisic acid)、アンシミドール(ancymidol)、イナベンフィド(inabenfide)、インドール酢酸(indole acetic acid)、インドール酪酸(indole butyric acid)、ウニコナゾールP(uniconazole−P)、エチクロゼート(ethychlozate)、エテホン(ethephon)、オキシン硫酸塩(oxine−sulfate)、カルボネ(carvone)、ギ酸カルシウム(calcium formate)、クロキシホナック(cloxyfonac−sodium)、クロキシホナックカリウム塩(cloxyfonac−potassium)、クロプロップ(cloprop)、クロルメコート(chlormequat)、コリン(choline)、サイトカイニン(cytokinins)、シアナミド(cyanamide)、シクラニリド(cyclanilide)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジケグラック(dikegulac)、ジベレリン(gibberellin)、ジメチピン(dimethipin)、シントフェン(sintofen)、ダミノジット(daminodide)、デシルアルコール(n−decyl alcohol)、トリアコンタノール(1−triacontanol)、トリネキサパックエチル(trinexapac−ethyl)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラフィン(paraffin)、ブトルアリン(butralin)、フルメトラリン(flumetralin)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルレノール(flurenol)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、プロヘキサジオンカルシウム塩(prohexadione−calcium)、ベンジルアミノプリン((6−)benzylaminopurine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、メピコートクロリド(mepiquat−chloride)、メフルイジド(mefluidide)、ワックス、MCPA・チオエチル、MCPB、4−CPA、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、過酸化カルシウム、クロレラ抽出物、混合生薬抽出物より選ばれるものが使用できる。
薬害軽減成分の具体例としては、例えばベノキサコル(benoxacor)、フリラゾール(furilazole)、ジクロルミド(dichlormid)、ジシクロノン(dicyclonone)、DKA−24(N1,N2−ジアリル−N2−ジクロロアセチルグリシンアミド)、AD−67(4−ジクロロアセチル−1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン)、PPG−1292(2,2−ジクロロ−N−(1,3−ジオキサン−2−イルメチル)−N−(2−プロペニル)アセトアミド)、R−29148(3−ジクロロアセチル−2,2,5−トリメチル−1,3−オキサゾリジン)、クロキントセット−メキシル(cloquintcet−mexyl)、ナフタル酸無水物(1,8−Naphthalic Anhydride)、メフェンピル−ジエチル(mefenpyr−diethyl)、メフェンピル(mefenpyr)、メフェンピルエチル(mefenpyr−ethyl)、フェンクロラゾール−エチル(fenchlorazole O ethyl)、MG−191(2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキサン)、シオメトリニル(cyometrinil)、フルラゾール(flurazole)、フルキソフェニム(fluxofenim)、イソキサジフェン(isoxadifen)、イソキサジフェン−エチル(isoxadifen−ethyl)、MCPA、ダイムロン(daimuron)、2,4−D、MON4660(コード番号)、オキサベトリニル(oxabetrinil)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、TI‐35(コード番号)より選ばれるものが使用できる。
なお、本発明において、例えば酸化銅、水酸化第二銅などの銅の酸化物、あるいは水酸化物を用いる場合は、当該成分が殺菌成分として作用する。つまり、微生物農薬と併用する化学物質が殺菌作用、殺虫作用、殺ダニ作用、殺線虫作用、除草作用、植物成長調整作用などを有する場合は、本発明の必須構成成分である金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上が農薬活性成分としても作用する。
バシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞と金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上を配合してなる本発明の微生物農薬組成物には、通常の微生物製剤の製造方法に従って、必要に応じて界面活性剤、その他の補助剤を加えることができる。具体的な製剤例としては、粒剤、粉剤、水和剤、顆粒水和剤等の剤型があげられる。
好ましい担体の例としては、タルク、ベントナイト、クレー、炭酸カルシウム、セピオライト、カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキュライト、消石灰、珪砂、硫酸アンモニウム、尿素、軽石などの固体担体があげられる。
界面活性剤としては、例えばポリエチレングリコール高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル、ソルビタンモノアルキレートなどのノニオン性界面活性剤、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩及びその縮合物、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、アルキルアリール硫酸エステル塩、ジアルキルスルホサクシネート塩、アルキルアリールリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテルリン酸塩、ポリカルボン酸型高分子活性剤などのアニオン性界面活性剤、さらにはシリコーン系、フッ素系、セッケン類界面活性剤などを挙げることができる。これらの界面活性剤の中で、アニオン性界面活性剤が好適に用いられ、特にリグニンスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、及びジアルキルスルホサクシネート系界面活性剤がさらに好適に用いられる。
本発明の微生物農薬組成物に界面活性剤を配合する場合、微生物農薬組成物全体に界面活性剤を配合することができるが、本発明の微生物農薬組成物がバシルス・サチリス、あるいはバシルス・アミロリケファシエンスの生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面を金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上で被覆してなる場合、界面活性剤は、内核のみに配合することもできるし、また、金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上とともに被覆する(被覆にのみ配合する)こともできる。界面活性剤を内核に配合し、さらに金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上とともに内核表面にも被覆できる。
その他補助剤としては、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、アラビアゴム、キサンタンガム等、保護剤としてはスキムミルク、pH緩衝剤等があげられる。
このようにして得られた本発明の微生物農薬組成物は、組成物全質量における水分含量が2.5質量%未満であれば好ましく、1.5質量%未満であれば更に好ましい。従って本発明の微生物農薬組成物は、低湿度条件での製造が有利である。本発明の微生物農薬組成物の水分活性(Aw)は、0.75未満であれば好ましく、0.5未満であればさらに好ましい。水分活性は、組成物試料を容器内に密閉し、密閉容器内の平衡相対湿度を測定することにより容易に求めることができ、平衡相対湿度より次式で算出される。
水分活性(Aw)=平衡相対湿度/100
本発明を以下の実施例によって具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。以下の説明において「部」は重量部を示す。
(製造例1:湿菌体の製造)
静岡県内の空気中より分離されたバシルス・エスピーD747株(FERM BP−8234)を平板培地上で培養し、分離したコロニーをフラスコに植菌し、20mlのブイヨン培地(肉エキス1%、ペプトン1%、塩化ナトリウム0.5%)で、27℃、120rpm、1日間振盪培養後、得られた培養液をグルコース1%、可溶性澱粉2%、ポリペプトン0.5%、乾燥酵母1%、脱脂大豆1%、KHPO0.2%、塩化ナトリウム0.2%、炭酸カルシウム0.3%を含む、pH6.0の培地20Lに植菌し、27℃、120rpm、3日間振盪培養した後、遠心集菌(10,000×g、15分間)し、滅菌水中に懸濁し、培地成分を洗浄した。この操作を2回行い、湿重量約1kgの湿菌体(芽胞画分)を得た。この芽胞画分はバシルス・エスピーD747の芽胞を乾燥重量で50重量%含有するものである。
(製造例2:乾燥芽胞の製造)
上記製造例1によって得られたバシルス・エスピーD747の芽胞画分1kgを蒸留水5Lに懸濁後、アルキルアリールスルホン酸塩1部、リグニンスルホン酸塩10部、硫酸アンモニウム65部、炭酸カルシウム15部を粉砕混合した粉体4.5kgを流動層造粒機中の温風60℃で流動させながら、芽胞画分希釈液を噴霧し、流動層造粒を行ない、乾燥芽胞の粉粒体混合物約5kgを得た。この乾燥芽胞はバシルス・エスピーD747の芽胞を1×1011cfu/g以上含むものであり、所望の粒度部分を篩別して供試する。
次に、本発明の微生物農薬組成物の代表的な製剤例を列挙して、製剤の構成や製造方法等を具体的に説明する。
(製剤例1)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径400μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、珪藻土26%、アルミノケイ酸塩(合成ゼオライトA−3;東ソー株式会社、体積中位径:16.5μm)10%、クレー1%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:12.7μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例2)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、硫酸アンモニウム26%、活性アルミナ(活性アルミナV−R−3;ユニオン昭和株式会社、体積中位径:12.7μm)5%、クレー6%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径14.8μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例3)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径100μm)を90%、活性アルミナ(活性アルミナV−R−3;体積中位径:12.7μm)10%を混合して水和剤とした。
(製剤例4)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径100μm)を90%、酸化マグネシウム10%(体積中位径:20.1μm)を混合して水和剤とした。
(製剤例5)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を90%、酸化マグネシウム10%(体積中位径:20.1μm)を混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面は酸化マグネシウムで被覆された状態となった。
(製剤例6)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、酸化マグネシウム(体積中位径:20.1μm)5%、硫酸アンモニウム33%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:13.9μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例7)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を35%と、水酸化第二銅(体積中位径:3.6μm)50%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、硫酸アンモニウム7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:6.5μm)とを混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例8)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径500μm)を35%と、水酸化第二銅(体積中位径:5.6μm)50%、ジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、硫酸アンモニウム7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:7.6μm)とを混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例9)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を35%と、水酸化マグネシウム(体積中位径:5.7μm)10%、ジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、硫酸アンモニウム40%、クレー7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:9.8μm)とを混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例10)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物を篩分して得た粉体部分(平均粒径100μm)を35%と、水酸化第二銅(体積中位径:5.6μm)50%、ジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、クレー7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:7.6μm)とを混合して水和剤とした。
(製剤例11)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径:125μm)を35%と、酸化マグネシウム(体積中位径:20.1μm)10%、ジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、硫酸アンモニウム40.0%、クレー7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:24.2μm)とを混合して水和剤とした。
(製剤例12)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、珪藻土26%、アルミノケイ酸塩(合成ゼオライトA−3;体積中位径:16.5μm)10%、クレー1%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:12.7μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例13)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径400μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、珪藻土26%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ13X;ユニオン昭和株式会社、体積中位径:8.7μm)10%、クレー1%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。粉粒体芽胞液の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例14)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ4A;ユニオン昭和株式会社、体積中位径:8.3μm)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例15)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ13X;体積中位径:8.7μm)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。
(製剤例16)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ3A;ユニオン昭和株式会社、体積中位径:13.0μm)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例17)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径125μm)を40%と、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ3A)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。
(製剤例18)
製造例2で得られたバシルスsp.D747菌株乾燥芽胞の粉粒体混合物を篩分して得た粉体部分(平均粒径125μm)を40%と、殺菌成分メパニピリム20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、アルミノケイ酸塩(合成ゼオライトA−3)10%、珪藻土26%、クレー1.0%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:12.7μm)と混合して水和剤とした。
(製剤例19)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径125μm)を40%と、殺菌成分メパニピリム20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ13X)10%、珪藻土26%、クレー1.0%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。
(製剤例20)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径125μm)を40%と、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、活性アルミナ(活性アルミナV−R−3)5%、硫酸アンモニウム33%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:14.0μm)と混合して水和剤とした。
(製剤例21)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径400μm)を40%、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ13X)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例22)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径125μm)を40%と、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ13X)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。
(製剤例23)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径125μm)を40%と、殺菌成分メパニピリム20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、活性アルミナ(活性アルミナV−R−3)5%、硫酸アンモニウム26%、クレー6.0%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:14.8μm)と混合して水和剤とした。
(製剤例24)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径250μm)を40%、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(合成ゼオライトA−3)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:12.7μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例25)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径250μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、硫酸アンモニウム26%、活性アルミナ(活性アルミナV−R−3)5%、クレー6%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径14.8μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例26)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径:250μm)を35%と、水酸化第二銅(体積中位径:5.6μm)50%、ジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、硫酸アンモニウム7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:7.6μm)とを混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例27)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径:400μm)を35%と、水酸化第二銅(体積中位径:5.6μm)50%、ジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、硫酸アンモニウム7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:7.6μm)とを混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例28)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径250μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、硫酸アンモニウム26%、アルミノケイ酸塩(合成ゼオライトA−3)10%、クレー1%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径12.7μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例29)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径400μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、硫酸アンモニウム26%、活性アルミナ(活性アルミナV−R−3)5%、クレー6%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径14.8μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例30)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径400μm)を40%、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ3A)10%、硫酸アンモニウム28%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:10.0μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(製剤例31)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体部分(平均粒径100μm)を35%と、水酸化第二銅(体積中位径:5.6μm)50%、ジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1.0%、リグニンスルホン酸ナトリウム塩6.5%、硫酸アンモニウム7.5%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:7.6μm)とを混合して水和剤とした。
(比較製剤例1)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、珪藻土36%、クレー1%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:13.7μm)と混合して水和剤とした。粉粒体芽胞液の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(比較製剤例2)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体混合物(平均粒径100μm)を40%、殺菌成分メパニピリムを20%、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩1.5%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1.5%、硫酸アンモニウム36%、クレー1%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:16.0μm)と混合して水和剤とした。
(比較製剤例3)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)をそのまま水和剤とした。
(比較製剤例4)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径400μm)をそのまま水和剤とした。
(比較製剤例5)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体混合物(平均粒径100μm)をそのまま水和剤とした。
(比較製剤例6)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉粒体混合物(平均粒径600μm)を40%と、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、珪藻土38%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:11.9μm)と混合して水和剤とした。粉粒体混合物の表面はプレミックスで被覆された状態となった。
(比較製剤例7)
製造例2で得られたバシルス・エスピーD747株乾燥芽胞を篩分して得られた粉体混合物(平均粒径100μm)を40%と、殺菌成分ポリオキシン20%、アルキルアリールスルホン酸塩2%、硫酸アンモニウム38%を均一に混合粉砕したプレミックス(体積中位径:13.8μm)と混合して水和剤とした。
(試験例1)
製剤例、比較製剤例で試作した試料の水分をカールフィッシャー法で測定した。
(試験例2)
製剤例、比較製剤例で試作した試料の水分活性を500mlの密封容器内に試料10gを入れて密封し、20℃における密封容器内の平衡相対湿度を測定することにより求めた。水分活性は平衡相対湿度より次式で算出される。
水分活性(Aw)=平衡相対湿度/100
(試験例3)
製剤例、比較製剤例で試作した試料の密封包装袋を54℃に14日放置した。また空調の無い倉庫(室温)に3年間放置した。初期生菌数と各放置後生菌数から生菌数減少率を算出し、表1に表した。生菌数は、普通寒天培地を用い、希釈平板法にて生菌数を測定した。培地は27℃で48時間培養を行い、コロニーを形成させ、コロニー形成数から生菌数を推定した。これをコロニー形成ユニット(cfu)とし、製剤1g当りの生菌数とした。
Figure 0005829216
上記試験における本発明(製剤例)と比較例の対比から明らかなように、金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される1種以上を併用した場合には生存率は大きな影響を受けることなく、本発明に係わる微生物農薬組成物は優れた保存性を示す。
本発明を要約すれば次のとおりである。
すなわち本発明は、バシルス(Bacillus)属に属する細菌の生芽胞および化学農薬剤を含有する微生物農薬組成物中の該芽胞を長期間安定して、生存した状態で保存し得る組成物、および該芽胞を長期間安定して、生存した状態で保存する方法を提供することを目的とする。
そして、バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞と金属酸化物、金属水酸化物、金属酸化物ケイ酸塩、金属水酸化物ケイ酸塩から選択される少なくとも1種以上を配合することで、該芽胞が長期間安定保存される固形微生物農薬組成物を提供する。

Claims (11)

  1. バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面をアルミノケイ酸塩、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化第二銅、水酸化マグネシウムから選択される1種以上で被覆してなり、20℃における水分活性が0.5未満である微生物農薬組成物。
  2. バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物の平均粒径が0.05〜5mmであり、アルミノケイ酸塩、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化第二銅、水酸化マグネシウムから選択される1種以上の体積中位径が0.01〜250μmである請求項1に記載の微生物農薬組成物。
  3. バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物の平均粒径と当該内核表面を被覆するアルミノケイ酸塩、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化第二銅、水酸化マグネシウムから選択される1種以上の体積中位径の比(微粒体、あるいは粒状物の平均粒径/アルミノケイ酸塩、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化第二銅、水酸化マグネシウムから選択される1種以上の体積中位径)が、5〜750である請求項2に記載の微生物農薬組成物。
  4. 更に、界面活性剤を配合してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の微生物農薬組成物。
  5. 界面活性剤を内核に配合してなり、かつアルミノケイ酸塩、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化第二銅、水酸化マグネシウムから選択される少なくとも1種以上とともに内核表面にも被覆してなる請求項4に記載の微生物農薬組成物。
  6. 界面活性剤を内核のみに配合してなる請求項4に記載の微生物農薬組成物。
  7. 界面活性剤をアルミノケイ酸塩、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化第二銅、水酸化マグネシウムから選択される少なくとも1種以上とともに内核表面に被覆のみしてなる請求項4に記載の微生物農薬組成物。
  8. 界面活性剤がアニオン性界面活性剤である請求項4〜7のいずれか1項に記載の微生物農薬組成物。
  9. 界面活性剤がリグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、及びジアルキルスルホサクシネート塩の中から選択される少なくとも1種以上である請求項8に記載の微生物農薬組成物。
  10. 組成物全質量における水分含量が2.5質量%未満であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の微生物農薬組成物。
  11. バシルス・サチリス(Bacillus subtilis)及び/又はバシルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の生芽胞を含有する微粒体、あるいは粒状物を内核とし、当該内核の表面をアルミノケイ酸塩、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化第二銅、水酸化マグネシウムから選択される少なくとも1種以上で被覆し、20℃における水分活性が0.5未満とすることを特徴とする、微生物農薬組成物中の該芽胞を長期間安定し、生存した状態で保存する方法。
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