JP5817343B2 - 電子時計 - Google Patents
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Description
このように3段階のレベル表示であるため、GPSの仕組みを十分に理解していない一般的な利用者でも、受信状態を容易に判断できるものであった。
そして、3個捕捉できている場合は、4個目を捕捉できる可能性が高いので、そのまま受信を継続することが好ましい。一方、1個も受信できていない場合は、受信を継続しても情報を取得できる可能性が低いので、即座に受信を中止して電力消費を抑えることが好ましい。このように、受信レベルが「0」で同じ場合でも、状況によって対応を異ならせることが望ましいため、より詳細な受信状態を把握できることが求められるようになった。
例えば、前記衛星信号から時刻情報を取得する測時モードでは、前記所定数は「1」とされ、信号強度の最も高い衛星信号を選択し、その信号強度から受信状態レベルを算出する。また、前記衛星信号から位置情報を取得する測位モードでは前記所定数は「4」とされ、信号強度の高い順に4つの衛星信号を選択し、それらの信号強度から平均値を求めることなどで受信状態レベルを算出する。
このため、本発明では、例えば、測時モードでは、信号強度が最も高い衛星信号の信号強度を受信状態レベルとして表示できるので、特許文献1のように閾値以上か未満かでレベル表示を「1」、「2」の2種類で表示する場合に比べて、より詳細な受信状態を表示できる。
同様に、測位モードにおいても、信号強度が高い4つの衛星信号の信号強度を平均することなどで受信状態レベルを表示できるので、衛星信号を1個も受信できない場合と、3個受信できた場合とで異なる受信状態レベルを表示できる。このため、電子時計のユーザーは、受信状態をより正確に把握することができる。
例えば、測位モードにおいて、信号強度が高い順に所定数として4つの衛星信号を選択する場合でその信号強度が「43、42、41、40」の場合、これらの信号強度の平均は(43+42+41+40)/4=41.5であり、四捨五入すれば「42」になる。一方、信号強度が高い順に、「45、45、45、0」の場合、つまり3個の衛星信号のみを受信している場合、これらの信号強度の平均は(45+45+45+0)/4=33.75≒34になる。また、信号強度が高い順に、「36、36、35、35」の場合、これらの信号強度の平均は(36+36+35+35)/4=35.5≒36になる。また、信号強度が高い順に、「0、0、0、0」の場合、つまり1個の衛星信号も受信できない場合、これらの信号強度の平均も0になる。
従って、4つの衛星信号の受信が必要な測位モードにおいて、信号強度が4つとも40以上と高い場合、受信状態レベルも40以上の高い値になり、その数値を表示することでユーザーも受信環境が良好であることを容易に把握できる。
一方、信号強度が40以上と高い衛星信号を3個しか受信できなかった場合、受信状態レベルは30〜35程度になる。従来の特許文献1では、この場合、衛星信号を1つも受信できなかった場合と同じレベル「0」を表示するため、ユーザーが受信状態をより正確に把握することができなった。
これに対し、本発明では、3個の衛星信号を受信している場合と、1つも受信できていない場合とで、受信状態レベルを明確に区別でき、ユーザーは受信状態を正確に把握できる。
一方、測時モードでは1つの位置情報衛星からの衛星信号を取得すればよいため、受信状態レベル表示部で選択する所定数も「1」に設定すればよい。
このように測時・測位の受信モードに応じて衛星信号を選択する所定数を変更すれば、各モードに適した受信状態レベルを表示できる。
以下、本発明の第一実施形態を、添付図面などを参照しながら詳細に説明する。
[電子時計の構造]
本発明の第一実施形態に係る電子時計であるGPS付き腕時計1は、図1に示すように、文字板11および指針12を備え、時刻を計時して表示する腕時計である。
文字板11の大部分は、光および1.5GHz帯のマイクロ波が透過し易い非金属の材料(例えば、プラスチックまたはガラス)で形成されている。
指針12は、文字板11の表面側に設けられている。また、指針12は、回転軸13を中心に回転移動する秒針121、分針122および時針123を含み、歯車を介してステップモーターで駆動される。
また、ボタン16が押されると、ボタンを押す毎に、受信モードを、測時モード、測位モード、自動受信無効モード(自動受信OFFモード)に順次切り替える切替処理が実行される。
この際、自動受信OFFモードに設定された場合には、図1に示すように、秒針121が「Off」の位置(50秒位置)に移動し、測時モードに設定された場合には、図6(A)に示すように、秒針121が「Time」の位置(5秒位置)に移動し、測位モードに設定された場合には、図6(B)に示すように、秒針121が「Fix」の位置(10秒位置)に移動する。このため、利用者は設定された受信モードを容易に確認できる。
なお、本実施形態では、ボタン15を押して受信する強制受信処理と、後述するソーラーセル22の発電レベル(開放電圧等)が所定値以上の場合に自動で受信する自動受信処理を実施可能にされている。
GPS受信回路30は、図示を略すが、主にRF(Radio Frequency:無線周波数)部
と、GPS信号処理部を含んで構成されている。RF部とGPS信号処理部は、1.5GHz帯の衛星信号から航法メッセージに含まれる軌道情報やGPS時刻などの衛星情報を取得する処理を行う。
従って、本実施形態では、GPSアンテナ23およびGPS受信回路30によって、GPS衛星から送信される衛星信号を受信する受信部が構成されている。
また、記憶部50は、図4に示すように、時刻データ記憶部500と、都市名−タイムゾーンデータ記憶部550とを備える。
これらの制御回路40および記憶部50の各構成は、後述する。
外部操作部70は、リューズ14、ボタン15およびボタン16を備える。ボタン16の入力操作に応じて、受信モードを測時モード、測位モード、自動受信OFFモードを切り替える信号を制御回路40の自動受信設定部43に入力する。また、ボタン15の入力操作に応じて、受信を開始する信号を制御回路40の受信制御部42に入力する。
発電量検出回路80は、ソーラーセル22の発電量(発電電圧)を検出し、その検出値を制御回路40の発電量検出制御部46に入力する。
記憶部50は、前記GPS受信回路30で得られた時刻データ(衛星時刻情報)が記憶される。
時刻データ記憶部500には、受信時刻データ510と、内部時刻データ520と、時計表示用時刻データ530と、タイムゾーンデータ540とが記憶される。
次に、制御回路40の各構成を説明する。
時刻情報生成部41は、図示しない水晶振動子、発振回路で生成される基準信号をカウントして受信時刻データ510および内部時刻データ520を更新するものである。
受信制御部42は、GPS受信回路30を制御してGPS信号の受信処理を行う。
なお、本実施形態では、自動受信OFFモード以外に設定されている場合、発電量検出制御部46で閾値以上の発電量を検出すると、設定されたモード(測時または測位)で自動的に受信処理が行われる。ただし、この自動受信処理の実行回数は、例えば1日に1回などに制限されている。受信処理によって電池電圧が低下してしまうことを防止するためである。
なお、自動受信処理は、予め設定された時刻に設定されたモードで受信処理するものでもよい。
測時情報修正手段452は、受信制御部42を介してGPS受信回路30を側時モードで制御して受信したGPS信号に含まれる時刻情報に基づいて受信時刻データ510を修正する。すなわち、この時刻情報で受信時刻データ510を修正する。同時に、受信時刻データ510を用いて内部時刻データ520も修正される。
受信状態レベル表示部48は、後述するように、受信状態レベル算出部47で算出した受信状態レベルを、秒針121を用いて表示する処理を行う。
次に、GPS付き腕時計1における制御回路40の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
(i)ボタン16によって、測時モードまたは測位モードが設定された状態で、ボタン15が数秒以上押されて強制受信処理の指示がユーザー操作によって行われた場合。
(ii)ボタン16によって、測時モードまたは測位モードが設定された状態で、発電量検出回路80で検出された発電量が閾値以上であった場合。
なお、上記以外にも、測時モードまたは測位モードが設定された状態で、予め設定された時刻になった場合に受信処理を開始してもよい。
次に、受信状態レベル算出部47は、受信モード設定部44で設定された受信モードが測位モードであるかを判定する(S3)。
そして、測位モードの場合(S3でYes)、受信状態レベル算出部47は信号強度の上位4つの衛星信号を選択する(S4)。一方、測時モードの場合(S3でNo)、受信状態レベル算出部47は信号強度の上位1つの衛星信号を選択する(S5)。なお、本実施形態において信号強度はSNR(S/N比)の値である。
受信モードが測時モードの場合、受信状態レベル算出部47は、上位1個の衛星信号を選択し(S5)、その信号強度をそのまま受信状態レベルとして算出する(S6)。このため、受信状態レベルは、ケース1では「43」、ケース2では「45」、ケース3では「45」となる。
さらに、受信状態レベルが30〜50の場合は、秒針位置を受信状態レベルの数値に10を加算した位置とする。例えば、受信状態レベル表示部48は、図6(D)に示すように、受信状態レベルが43の場合は秒針121を53秒位置に移動し、図6(E)に示すように、受信状態レベルが39の場合は秒針121を49秒位置に移動する。
ここで、S9のタイムアウト判定処理を設けているのは、時刻情報や位置情報を取得できずにタイムアウト時間以上経過した場合は、それ以上受信を継続しても情報を取得できる可能性が低いため、受信を終了して電力消費を抑えるためである。
このタイムアウト時間は、受信モードに応じて設定される。すなわち、測時モードに比べて測位モードのほうが、信号の受信処理やデコード処理に時間が掛かるため、設定時間も長く設定される。例えば、タイムアウト時間は、受信を開始してから受信終了までの時間として設定され、測時モードのタイムアウト時間は例えば20〜60秒の範囲で設定され、測位モードのタイムアウト時間は例えば60〜180秒の範囲で設定される。
この際、秒針121は40秒〜0秒の範囲で移動し、0秒に近づくほど信号強度が高く、情報を取得できる確率も高いことが分かる。
また、タイムアウト時間を超えてS9でYesと判定されると、内部時刻を修正することなく受信を終了する(S11)。
このような本実施形態によれば、次の効果が得られる。
受信状態レベル算出部47は、信号強度の強い順に、受信モードに応じて設定される所定数の衛星信号を選択し、その選択された衛星信号の信号強度を平均して受信状態レベルを算出している。
このように、受信状態レベルを算出するための衛星信号数(所定数)を、測時モードおよび測位モード毎に設定しているので、本実施形態によれば、測時モードや測位モードで必要な情報を取得するための受信状態を適切に表示できる。
例えば、表1に示す比較例では、8チャンネルのすべての信号強度の平均値を求めており、ケース1では「37」、ケース2では「38」、ケース3では「17」となる。この比較例の数値(単純平均)と、本実施形態による受信状態レベルとを比較すると、ケース1〜3のいずれの場合も、本実施形態のレベルが高い。そして、測時で1つ、測位で4つの衛星信号を受信すれば必要な情報が得られる点を考慮すれば、本実施形態による受信状態レベルのほうが、受信の確度にあったものを表示できる。
ところが、従来の特許文献1では、この3個の衛星信号を受信している場合も、レベル0と1個も受信できていない場合と同じレベルで表示していた。このため、実際には、あと少し受信を継続すれば測位情報を取得できたのにもかかわらず、その時点で受信を中断してしまうことが多く、結果的に無駄な受信処理となる確率が高かった。
これに対し、本実施形態では、信号強度が高い3個の衛星信号を受信している場合は、1個も衛星信号を受信できていない場合に比べて受信状態レベルが高くなり、受信の確度にあった受信状態レベルを算出できる。このため、ユーザーも受信を中断することがないため、4個目の衛星信号を受信できて測位情報を取得できる可能性が高まり、測位情報が得られないまま受信を中断することを防止できる。
その上、秒針121を用いて受信状態レベルを表示するため、受信状態レベルをリアルタイムにかつレスポンス良く表示できる。
次に、本発明の第二実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第二実施形態は、受信状態レベル算出部47における受信状態レベルの算出方法が前記第一実施形態と相違するだけである。このため、GPS付き腕時計1の構造や処理フローは前記第一実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略する。
なお、第二実施形態の処理は、1個以上の衛星信号を受信していることが条件である。このため、もともと所定数が1個である測時モードの場合、受信した衛星信号数が所定数に満たない状態は発生しない。従って、第二実施形態の処理は、測位モードの場合で、受信した衛星信号が1〜3個の場合に適用されることになる。表2に、第二実施形態における受信状態レベルの算出方法の具体例を示す。
すなわち、前記表2におけるケース2−1のように、所定数が4個の衛星信号を受信する測位モードでは、受信している信号数が3個の場合、不足分、つまり受信できていない衛星信号の信号強度を、表2の括弧内に記載したように、設定値「20」としている。このため、ケース2−1では、受信状態レベル算出部47は、(45+45+45+20)/4=38.75であり、四捨五入して「39」としている。
なお、仮定信号強度を、不足分の衛星信号数が増えると減少させているのは、実際に受信していない衛星信号を、そのまま受信を継続した場合に受信できる確度などを考慮したためである。すなわち、3個の衛星信号を受信しており、残りが1つの場合は、そのまま受信を継続した場合に衛星信号を受信できる確度も比較的高い。このため、仮定信号強度も「20」と受信できていない場合の信号強度「0」に比べて比較的高い値に設定した。
一方、不足している衛星信号の数が2個や3個と増加すると、これらの衛星信号を受信できる確度も低下する。このため、仮定信号強度も、不足衛星数が2個の場合は「16」、3個の場合は「12」と低下させている。
なお、第二実施形態では、仮定信号強度を不足衛星数の数に応じて変化させていたが、同じ値に設定してもよい。また、仮定信号強度の値は固定値に限らず、受信できている衛星信号の信号強度の値を基準に設定してもよい。例えば、3個の衛星信号を受信している場合で、それらの信号強度の平均値が「45」の場合に、その50%の値である「23」を仮定信号強度に設定してもよい。
さらに、表2に示すように、測位モードにおいて受信した衛星信号数が3個以下であると、前記第一実施形態では受信状態レベルも大幅に低下する。このため、ユーザーによっては、そのまま受信を継続することが難しい印象を与えてしまい、受信を中断する可能性もある。
これに対し、第二実施形態では、受信できない衛星信号の仮定信号強度を設定値20で補足しているので、第一実施形態の測位モードに比べて、受信状態レベル表示を高く表示できる。特に、3個や2個の衛星信号を受信している場合に、そのまま受信を継続することで測位情報が得られる確度にあった受信状態レベルを算出して表示できる。このため、受信状態レベル表示を見たユーザーも受信を継続する可能性が高くなり、測位情報が得られる確率も向上できる。
次に、本発明の第三実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第三実施形態は、所定数に不足している衛星信号の信号強度を、所定の設定値で補足する点は第二実施形態と同じであるが、この設定値を受信経過時間に伴い、変更(減少)させる点が相違する。従って、この相違点について説明する。
従って、受信状態レベル算出部47で算出される受信状態レベルも、他の3個の信号強度が変化しなければ、5秒毎に低下する。実際の測定試験においても、不足分の衛星信号を受信できない時間が長くなると、情報を取得できる確度も低くなるため、このような時間経過で受信状態レベルが変化するように設定すれば、測位モードでの受信の実態に近づけることができる。従って、ユーザーに対してより適切な受信状態レベルを表示できる。
次に、本発明の第四実施形態を図面に基づいて説明する。
第四実施形態は、受信状態レベル算出部47において受信状態レベルを算出する場合に、受信した衛星信号の信号強度が、第1閾値以上の場合には信号強度を所定割合増加させる補正を行い、第2閾値(第1閾値よりも小さい値)未満の場合には前記信号強度を所定割合減少させる補正を行い、これらの補正後の信号強度により受信状態レベルを算出する点が前記各実施形態と相違する。
なお、受信状態レベル算出部47は、受信した衛星信号の信号強度が第1閾値未満であり、かつ、第2閾値以上の場合には、信号強度を変更せずにそのまま用いて受信状態レベルを算出する。
そして、受信状態レベル算出部47は、これらの補正した値を用いて受信状態レベルを算出する。この算出例を表4に示す。
表4に示すように、第四実施形態によれば、第一実施形態に比べて、信号強度の高い場合つまり測位情報を取得できる可能性が高い場合(ケース4−1,4−2,4−3)には、受信状態レベルをより高く算出することができる。一方、信号強度が低い場合つまり測位情報を取得できる可能性が低い場合(ケース4−5)には、受信状態レベルをより低く算出する。
なお、ケース4−4は、実測値が35〜39の範囲で補正値と変わらないため、第1、4実施形態のいずれも同じ受信状態レベルを算出する。
なお、本発明は前記各実施形態の構成に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記第4実施形態では、第1,2閾値の2つの閾値を設定し、第1閾値以上または第2閾値未満の場合に信号強度を補正していたが、3つ以上の閾値を設定してもよい。3つ以上の閾値を設定した場合には、各閾値に応じて信号強度の補正割合を異ならせればよい。例えば、信号強度の第1〜4閾値をそれぞれ45、40、35、30に設定し、信号強度が第1閾値(45)以上の場合は、検出した信号強度を20%増加して補正し、第1閾値未満、第2閾値(40)以上の場合は、検出した信号強度を10%増加して補正し、第2閾値未満、第3閾値(35)以上の場合は、検出した信号強度をそのまま維持し、第3閾値未満、第4閾値(30)以上の場合は、検出した信号強度を10%減少して補正し、第4閾値未満の場合は、検出した信号強度を20%減少して補正すればよい。そして、これらの補正した信号強度を用いて受信状態レベルを算出すればよい。
同様に、測時モードにおける所定数は「1」に設定していたが、「2」以上に設定してもよい。
Claims (7)
- 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する受信部と、
前記衛星信号の信号強度から受信状態レベルを算出する受信状態レベル算出部と、
前記受信状態レベル算出部で算出された受信状態レベルを表示する受信状態レベル表示部と、を備え、
前記衛星信号を受信して時刻修正処理を行う測時モードと、前記衛星信号を受信して得られる位置情報により時刻の時差修正を行う測位モードと、を選択可能に構成され、
前記受信状態レベル算出部は、前記位置情報衛星から受信した衛星信号を、信号強度の強い順に所定数選択し、その選択された衛星信号の信号強度から受信状態レベルを算出し、
前記受信状態レベル算出部が選択する所定数は、前記各モードに応じて変更する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記受信状態レベル算出部は、前記所定数選択した衛星信号の信号強度の総和を、前記所定数で除算した値を受信状態レベルとして算出する
ことを特徴とする電子時計。 - 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する受信部と、
前記衛星信号の信号強度から受信状態レベルを算出する受信状態レベル算出部と、
前記受信状態レベル算出部で算出された受信状態レベルを表示する受信状態レベル表示部と、を備え、
前記受信状態レベル算出部は、前記位置情報衛星から受信した衛星信号を、信号強度の強い順に所定数選択し、その選択された衛星信号の信号強度から受信状態レベルを算出し、
前記受信状態レベル算出部は、受信している衛星信号の数が、1つ以上でかつ前記所定数未満の場合は、前記所定数に対して不足している数の衛星信号の信号強度を、予め設定された仮定信号強度に設定して受信状態レベルを算出する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項3に記載の電子時計において、
前記受信状態レベル算出部は、受信開始からの経過時間が長くなると、前記仮定信号強度を低下させて前記受信状態レベルを算出する
ことを特徴とする電子時計。 - 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する受信部と、
前記衛星信号の信号強度から受信状態レベルを算出する受信状態レベル算出部と、
前記受信状態レベル算出部で算出された受信状態レベルを表示する受信状態レベル表示部と、を備え、
前記受信状態レベル算出部は、前記位置情報衛星から受信した衛星信号を、信号強度の強い順に所定数選択し、その選択された衛星信号の信号強度から受信状態レベルを算出し、
前記受信状態レベル算出部は、
前記受信した衛星信号の信号強度が、第1閾値以上の場合には前記信号強度を所定割合増加させる補正を行い、
前記受信した衛星信号の信号強度が、前記第1閾値未満であり、かつ、前記第1閾値よりも小さい値である第2閾値以上の場合には、前記信号強度を変更せずにそのまま用い、
前記受信した衛星信号の信号強度が、前記第2閾値未満の場合には前記信号強度を所定割合減少させる補正を行い、
これらの補正後の信号強度により受信状態レベルを算出する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の電子時計において、
時刻を指示する指針を備え、
前記受信状態レベル表示部は、前記指針を用いて受信状態レベルを表示する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項6に記載の電子時計において、
秒を指示する秒針を備え、
前記受信状態レベル表示部は、前記秒針を用いて受信状態レベルを表示する
ことを特徴とする電子時計。
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