JP5809936B2 - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5809936B2 JP5809936B2 JP2011244528A JP2011244528A JP5809936B2 JP 5809936 B2 JP5809936 B2 JP 5809936B2 JP 2011244528 A JP2011244528 A JP 2011244528A JP 2011244528 A JP2011244528 A JP 2011244528A JP 5809936 B2 JP5809936 B2 JP 5809936B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- imaging optical
- image
- imaging
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Lenses (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
コンサートや発表会、運動会など全体を見渡せる画像と、主要被写体の拡大像を同時に撮像可能となる。
そして、望遠ズームレンズ系は、主要被写体に望遠ズームレンズ系の光軸が合わせられるように望遠ズームレンズ系中の一部のレンズと反射面がチルト移動する構成となっている。更に、広角レンズ系にもチルト移動する構成が開示されている。
また、2つの光学系の画角が常に異なり、広角なステレオ画像を得られないという問題がある。
また、2つの光学系のFナンバーが異なるため、露出差が生じてしまう。
また、反射面を少なくとも4面を必要とし、高コスト化してしまう。
また、撮像装置のグリップ部が撮像面の位置から遠くなるため、撮像装置の小型化が困難である。
また、一方の光学系のフォーカシング状態に基づいて、他方の光学系の方向(向き)を制御することができない。
また、主要被写体が近距離に位置する場合、2つの光学系の視差により望遠ズームレンズ系での主要被写体の追尾にズレが生じてしまう。
また、ズームレンズ系と広角レンズ系との画角を略等しくでき、複数の広角なステレオ画像を得られ、広画角な立体画像の撮像や表示ができる撮像装置を提供することを第2の目的とする。
また、複数の画像を同時に撮像したときのレンズ系同士のFナンバーが異なり露出差が生じてしまうことを低減できる撮像装置を提供することを第3の目的とする。
また、低いコストで、小型な撮像装置を提供することを第4の目的とする。
また、第1の撮像光学系の合焦状態に基づいて、第2の撮像光学系の向きを制御することができる撮像装置を提供することを第5の目的とする。
また、主要被写体が近距離に位置する場合でも、望遠ズームレンズ系での主要被写体の追尾にズレが生じない撮像装置を提供することを第6の目的とする。
第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
第1の撮像光学系による撮像画角と、第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第2の撮像光学系は、2つの反射部材と、2つの反射部材の間に配置された光軸方向に移動可能な複数のレンズ群を備え、最も物体側に配置された反射部材よりも物体側に、光軸方向に移動するレンズ群が無いズームレンズ系であることを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置を提供できる。
第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
第1の撮像光学系による撮像画角と、第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第1の撮像光学系は単焦点のレンズ系であり、
第2の撮像光学系は2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、
以下の条件式を満足することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置を提供できる。
0.9×f2w<f1<0.45×f2t (1)
ただし、
f2wは第2の撮像光学系の広角端での焦点距離、
f2tは第2の撮像光学系の望遠端での焦点距離、
f1は第1の撮像光学系の焦点距離、
であり、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系がそれぞれフォーカシング機能を持つ場合は最も遠距離に合焦した状態での値とする。
第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
第1の撮像光学系による撮像画角と、第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第1の撮像光学系は、明るさ絞りを有する単焦点のレンズ系であり、
第2の撮像光学系は、2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、
第1の像と、第2の像を同時撮像する際に、第1の撮像光学系が有する明るさ絞りは、第1の撮像光学系のFナンバーが以下の条件式を満足するように変更されることを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置を提供できる。
0.9<Fno1/Fno2<1.1 (2)
ただし、
Fno1は、同時撮像の際の第1の撮像光学系のFナンバー、
Fno2は、同時撮像の際の第2の撮像光学系のFナンバー、
である。
第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系によりそれぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
第1の撮像光学系による撮像画角と、第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第1の撮像光学系は、光路を反射する反射面を持たないレンズ系であり、
第2の撮像光学系は、2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、
第1の撮像光学系に対して第2の撮像光学系の配置される側とは反対側に設けられた把持部を有することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置を提供できる。
第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
第1の撮像光学系による撮像画角と、第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第1の撮像光学系は、フォーカシングの際に移動するフォーカシングレンズ群を有し、
さらに第2の撮像光学系はズームレンズ系であり、
第1の撮像光学系のフォーカシング合焦状態により得られる距離情報と第1の撮像光学系における被写体方向とに基づいて、第2の撮像光学系の撮像方向の向きを制御する制御部を有することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置を提供できる。
第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
第1の撮像光学系による撮像画角と、第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第1の撮像光学系は、フォーカシングの際に移動するフォーカシングレンズ群を有し、
第2の撮像光学系は、2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、且つフォーカシングの際に移動するフォーカシングレンズ群を有し、
該第2の光学系のフォーカシング合焦状態から、第2の撮像光学系で第1の撮像光学系の撮影範囲内の任意の領域の物体距離情報を取得することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置を提供できる。
第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系により形成される、それぞれ第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
第1の撮像光学系による撮像画角と、第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第2の撮像光学系は2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、
第1の撮像光学系と第2の撮像光学系の視差による位相差に基づいて被写体の距離情報を取得する距離情報取得部を有することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置を提供できる。
以下の説明において、最初に、図面を適宜参照しながら、撮像装置の特徴を説明する。次に、実施例1、実施例2、実施例3の光学系の数値実施例について詳述する。
光学系は、第1の像OBaを形成する第1の撮像光学系LS1と、
第1の撮像光学系LS1による第1の像OBaよりも拡大された第2の像OBbを形成する第2の撮像光学系LS2と、を有している。
ここで、撮像素子Iの長辺方向の長さは、第1の撮像光学系LS1と、第2の撮像光学系LS2とで同じものを用いる。この構成は、以下の実施形態において共通である。
第2の撮像光学系LS2がズームレンズ系であることは、数値実施例1、数値実施例2、数値実施例3が対応している。
実施例2において、第2の撮像光学系LS2における2つの反射部材は、物体側から順に、入射面r3と射出面r4を有する直角プリズムと、入射面r24と射出面r25とを有する直角プリズムである。
実施例3において、第2の撮像光学系LS2における2つの反射部材は、物体側から順に、反射ミラーr1と、反射ミラーr17である。
第1の像を形成する第1の撮像光学系LS1と、
第1の撮像光学系LS1による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系LS2と、を有している。
第1の撮像光学系LS1と、第2の撮像光学系LS2により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子(撮像面)Iが設けられている。
ここで、第1の撮像光学系LS1は単焦点のレンズ系である。
0.9×f2w<f1<0.45×f2t (1)
ただし、
f2wは第2の撮像光学系の広角端での焦点距離、
f2tは第2の撮像光学系の望遠端での焦点距離、
f1は第1の撮像光学系の焦点距離、
であり、
第1の撮像光学系と、第2の撮像光学系がそれぞれフォーカシング機能を持つ場合は最も遠距離に合焦した状態での値とする。
条件式(1)の下限値を下回ると、ズームレンズ系である第2の撮像光学系の画角が広くなる。このため、第1の撮像光学系と第2の光学系との画角差が大きくなってしまう。
また、複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置が有している光学系は、
第1の像を形成する第1の撮像光学系LS1と、
第1の撮像光学系LS1による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系LS2と、
第1の撮像光学系LS1と、第2の撮像光学系LS2によりそれぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子(撮像面)Iと、を有している。
ここで、実施例1の単焦点の第1の撮像光学系LSの明るさ絞りSは、r5面である。また、実施例2の単焦点の第1の撮像光学系LSの明るさ絞りSは、r5面である。
実施例1、実施例2における2つの反射部材は、上述したとおりである。
0.9<Fno1/Fno2<1.1 (2)
ただし、
Fno1は、同時撮像の際の第1の撮像光学系LS1のFナンバー、
Fno2は、同時撮像の際の第2の撮像光学系LS2のFナンバー、
である。
条件式(2)の上限値を上回る場合、及び下限値を下回る場合、露出差が大きくなり、露出オーバー、アンダーが生じやすくなってしまう。
条件式(2)を満足することにより、露出差を低減できる。なお、2つの撮像光学系において、露出時間を調整することでも、露出差を調整することも可能である。
撮像素子603は、第1光学系601、第2光学系602によりそれぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子である。撮像された像は、表示部606に表示される。表示部606は、例えば、モニタである。
第1の像を形成する第1の撮像光学系LS1と、
第1の撮像光学系LS1による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系LS2と、
第1の撮像光学系LS1と、第2の撮像光学系LS2によりそれぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子(撮像面)Iと、を有している。
第1の撮像光学系LS1による撮像画角と、第2の撮像光学系LS2による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成されている。
第1の撮像光学系LS1は、光路を反射する反射面を持たないレンズ系である。
第2の撮像光学系LS2は、2つの反射部材と、光軸AX2方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系である。
第1の撮像光学系LS1に対して第2の撮像光学系LS2の配置される側とは反対側に設けられた把持部を有することが望ましい。
この光学系は、後述する実施例1、実施例2、実施例3のすべてに対応している。
そして、デジタルカメラ40には、第1の撮像光学系LS1に対して第2の撮像光学系LS2の配置される側とは反対側に設けられた把持部であるグリップ50が形成されている。
図11(a)において、デジタルカメラ40は、図面水平方向に並列している2つの撮像光学系LS1、LS2の入射窓を有する。2つの光学系LS1、LS2に共通して、透明保護枠部材11が設けられている。透明保護部材は、ガラス、透明樹脂などで形成できる。
次に、被写体を撮像、スキャンする手順について説明する。
撮像装置は、以下の構成を有している。
第1の像を形成する第1の撮像光学系LS1と、
第1の撮像光学系LS1による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系LS2と、
第1の撮像光学系LS1と、第2の撮像光学系LS2によりそれぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子(撮像面)Iと、を有している。
第1の撮像光学系LS1は、フォーカシングの際に移動するフォーカシングレンズ群を有している。
さらに第2の撮像光学系LS2はズームレンズ系である。
第1の撮像光学系LS1のフォーカシング合焦状態に基づいて、第2の撮像光学系LS2の向きを制御するミラー制御部110(608)を有する。
なお、ミラー制御部110は、反射ミラーに限られず、レンズなどの光学素子の向きを制御する。
例えば、図1、図3にそれぞれ示す実施例1、実施例3においては、第2の撮像光学系LS2中の最も物体側の反射ミラーr1は、被写体側の光軸方向の変更のため、偏心移動する偏心移動反射面である。
表示部606は、第1の撮像光学系LS1により撮像された像を表示する。
操作部(ユーザ操作部)607(図6参照)は、第1の撮像光学系LS1により合焦される主要被写体方向を決定する。
上述したミラー制御部(撮像方向制御部)110は、第1の撮像光学系LS1における被写体方向と距離情報取得部であるCPU605の距離情報に基づき、第2の撮像光学系LS2の撮像方向を上述の構成により制御する。
これにより、ユーザーは容易に操作を行うことができる。
ミラー制御部(撮像方向制御部)110は、第1の撮像光学系LS1における被写体方向と距離情報取得部であるCPU605の距離情報に基づき、第2の撮像光学系LS2の撮像方向を上述の構成により子供OB2へ制御する。
図8は、手順を示すフローチャートである。
ステップS701において、モニタ47は、第1光学系(第1の撮像光学系)LS1の撮影範囲を表示する。
ステップS702において、ユーザーは拡大撮影した領域を、タッチパネルを指でタッチすることで指定する。
ステップS703において、ミラー制御部608(図7)からの制御信号に基づいて、例えば図1に示す実施例の光学系の反射ミラーr1を、ステッピングモータSTを駆動して、チルト、シフトさせる。そして、第2の撮像光学系LS2の光軸AX2を被写体である子供OB2へ向ける。
ステップS705において、第2の撮像光学系LS2は、ユーザーが指定したポイントにおいて、フォーカシングを行う。
ステップS706において、第1の撮像光学系LS1のフォーカシング合焦状態と第2の撮像光学系LS2のフォーカシング合焦状態とで、それぞれ取得された被写体距離の差分が規定数値内であるか、否かが判断される。
ミラー制御部(偏心移動部)110は、CPU605(距離情報取得部)の距離情報に基づき、第2の撮像光学系LS2の撮像方向を制御するために偏心移動光学素子を移動させる。
なお、実施例2においては、上述したように、最も被写体側のレンズの代わりに、他のレンズを偏心制御する構成でもよい。
第1の像を形成する第1の撮像光学系LS1と、
第1の撮像光学系LS1による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系LS2とを有する。
第1の撮像光学系LS1と、第2の撮像光学系LS2によりそれぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子(撮像面)Iを有する。
第1の像を形成する第1の撮像光学系LS1と、
第1の撮像光学系LS1による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系LS2と、
第1の撮像光学系LS1と、第2の撮像光学系LS2により形成される、それぞれ第1の像、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子Iと、を有し、
第1の撮像光学系LS1による撮像画角と、第2の撮像光学系LS2による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
第2の撮像光学系は2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、
第1の撮像光学系LS1と第2の撮像光学系LS2の視差による位相差に基づいて被写体の距離情報を取得する距離情報取得部を有することを特徴とする。
図7におけるCPU605は、距離情報取得部の機能を兼用している。
ステップS801において、ユーザーが3Dモード設定ボタン701(図7)を操作して、3Dモードを設定した場合を考える。
また、記憶部704は、ステップS803において、第2の撮像光学系LS2が撮像した画面を記憶する。
これに対して、本実施形態の手順では、この追尾ズレを低減できる。
図10は、フォーカス状況、後述する画像処理(彩度の変更)を行う手順を示すフローチャートである。以下、図7の機能ブロック図と図10とを用いて説明する。
ステップS902において、記憶部704は、第1の撮像光学系LS1の撮影画面の情報を記憶、格納する。
彩度変更の詳細に関しては、後述する。
また、距離情報取得部であるCPU605で取得した被写体OB1、OB2などの距離情報と、アルゴリズム記憶部702に記憶された画像生成アルゴリズムに基づき、第1の像の第1画像と、第2の像の第2画像を用いて第3画像を生成する第3画像生成部703を有することが望ましい。
画像生成アルゴリズムは、画像内における近距離物体に関しては明度と彩度の処理を行う。また、遠距離物体と近距離物体とが混在する場合、遠距離物体と近距離物体の明度、彩度差が以下の条件式にしたがって拡大するように画像再構成を行う。
1<C’−C<6 (4)
ここで、
Vは、マンセル・カラー・システムを用いて表記した取得した画像の遠景(遠距離物体)と近景(近距離物体)の明度差、
Cは、マンセル・カラー・システムを用いて表記した取得した画像の遠景と近景の彩度差、
V’は、再構成した画像の明度差、
C’は、再構成した画像の彩度差、
である。
また、条件式(3)、(4)の下限値を下回ると、画像処理の効果が少なくなってしまう。
条件式(3)、(4)を満足することで、主要被写体の明度差、彩度差を適正に調整して、よりこれらを強調した画像を得ることができる。
遠距離の「山」に関しては、C’−C=4 かつ V’−V=0、
中距離の「民家」に関しては、C’−C=3 かつ V’−V=0、
近距離の「人物」に関しては、V’−V=2 かつ C’−C=0、
の処理を施すことが望ましい。これにより、画像処理を施さない場合に比較して、画像処理後は、「人物」が手前に浮き出て、臨場感のある画像を得ることができる。
画面内の最遠方物体が10m〜無限遠の範囲に存在する場合、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
0≦(V’−V)/(C’−C)<1 (5)
さらに、画面内の最遠方物体が、0m〜10mの範囲に存在する場合、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
0≦(C’−C)/(V’−V)<1 (6)
条件式(5)、(6)を満足することで、より知覚の上での遠近感が増し、臨場感のある画像を得ることができる。
第1の撮像光学系LS1がズームレンズ系であるのは、実施例3である。
これにより、ユーザーは撮影のバリエーションを任意に選択できる。
図1に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、絞りSと、シャッターSH1と、両凹負レンズと両凸正レンズとの接合レンズと、両凸正レンズとからなる。
図1に示すように、物体側から順に、反射面r1が設けられている。光路を90度折り曲げる。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとを有する。
そして、シャッターSH2と、絞りSと、が配置されている。
第2レンズ群G2は、両凸正レンズと、両凹負レンズと、両凸正レンズとを有する。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有する。
そして、反射面r17は、光路を90度折り曲げる。
なお、実施例2、3においては、上記実施例1と重複するため、シャッターの記載は省略している。
図2に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、絞りSと、両凹負レンズと両凸正レンズとの接合レンズと、両凸正レンズとからなる。
図2に示すように、物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、直角プリズムと、両凸正レンズを有する。
第2レンズ群G2は、両凹負レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと像側に平面を向けた平凹負レンズとの雪像レンズと、を有する。
第3レンズ群は、両凸正レンズと、両凸正レンズと両凹負レンズとの接合レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合レンズと、を有する。
直角プリズムに続いて、第4レンズ群は両凸正レンズを有する。
図3に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、絞りSと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズとの接合レンズと、を有している。
図3に示すように、物体側から順に、反射面r1が設けられている。これにより、光路を90度折り曲げる。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとを有する。
第2レンズ群G2は、両凸正レンズと、両凹負レンズと、両凸正レンズとを有する。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有する。
そして、反射面r17は、光路を90度折り曲げる。
+A4 y4 +A6 y6 +A8 y8 +A10y10+A12y12
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 、A10、A12はそれぞれ4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数である。また、非球面係数において、「E−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
第1の撮像光学系(直進単焦点系)
数値実施例1
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 17.0643 2.8000 1.80610 33.27
2 36.4654 0.1300 1.
3 16.3558 0.9500 1.69680 55.53
4 7.9657 5.5691 1.
5(絞り) ∞ 7.6963 1.
6 -10.5840 0.8300 1.75520 27.51
7 84.6657 3.3600 1.69680 55.53
8 -16.6108 0.1500 1.
9* 670.6095 4.2000 1.74250 49.30
10* -13.7699 33.8239 1.
像面(撮像面)∞
非球面データ
第9面
K=-999.0134
A2=0.0000E+00,A4=-1.7520E-05,A6=5.9396E-08,A8=-1.9307E-09,A10=1.1985E-12
第10面
K=-0.4098
A2=0.0000E+00,A4=3.1377E-06,A6=2.1734E-08,A8=-5.7979E-10,A10=-1.2876E-11
各種データ
焦点距離 25.382
Fno. 2.875
画角 24.303
全長 59.509
fb 33.824
数値実施例1
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 ∞ 22.0000 1. (折り曲げ面)
2 67.7164 1.8000 1.77250 49.60
3 12.9945 3.4844 1.
4* 15.0000 2.0000 1.52542 55.78
5* 9.9617 5.0891 1.
6 25.8592 2.4125 1.84666 23.78
7 58.6155 可変 1.
6(絞り) ∞ 0.5000 1.
9 13.1340 4.4192 1.51742 52.43
10 -39.7030 2.9320 1.
11 -18.8969 1.0000 1.80518 25.42
12 540.5722 7.8257 1.
13* 17.1957 3.4707 1.49700 81.61
14* -32.7020 可変 1.
15 1181.6535 1.2000 1.77250 49.60
16 41.9912 可変 1.
17 ∞ 18.7997 1. (折り曲げ面)
像面(撮像面)∞
非球面データ
第4面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-2.1136E-04,A6=8.1306E-07,A8=-2.2480E-09,A10=0.0000E+00
第5面
K=-0.8985
A2=0.0000E+00,A4=-2.5104E-04,A6=1.1309E-06,A8=-3.9604E-09,A10=0.0000E+00
第13面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-7.6968E-06,A6=4.5605E-07,A8=-1.1002E-09,A10=0.0000E+00
第14面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.0961E-04,A6=5.9330E-07,A8=-6.9715E-10,A10=0.0000E+00
ズームデータ
ズーム比 1.698
広角 望遠
焦点距離 24.240 41.159
Fno. 4.50 5.75
画角 25.591 15.343
全長 119.709 129.381
fb 18.800 18.799
d7 12.16146 1.49141
d14 2.82035 1.77404
d16 17.79443 39.18321
第2の撮像光学系(折り曲げ系)のFno. 4.5-5.75
第1の撮像光学系(直進系)と第2の撮像光学系(折り曲げ系)のFnoを揃えるためには直進系の絞り径を略以下のテーブルに従って制御を行えばよい。
直進系のFno. と絞り径
Fno 絞り径φ
2.875 8.315
4.50 5.341 ← Wide
5.75 4.185 ← Tele
条件式(1)の値
f1/f2w=1.05
f1/f2t=0.62
数値実施例2
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 14.1786 2.8000 1.80610 33.27
2 27.3797 0.1300 1.
3 12.4779 0.9500 1.78650 50.00
4 6.5043 4.2283 1.
5(絞り) ∞ 6.3661 1.
6 -15.5973 0.8300 1.76182 26.52
7 27.0852 3.3600 1.69680 55.53
8 -35.9998 0.1500 1.
9* 356.6655 4.2000 1.74250 49.30
10* -11.7828 33.8223 1.
像面(撮像面)∞
非球面データ
第9面
K=233.0929
A2=0.0000E+00,A4=-2.9412E-05,A6=-2.3456E-07,A8=7.1848E-09,A10=-8.4208E-11
第10面
K=-0.3428
A2=0.0000E+00,A4=2.0611E-06,A6=-2.4195E-07,A8=3.9420E-09,A10=-5.3603E-11
各種データ
焦点距離 25.501
Fno. 2.879
画角 24.198
全長 56.837
fb 33.822
数値実施例2
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 162.6448 2.0326 2.00069 25.46
2 29.9743 7.3462 1.
3 ∞ 23.7228 1.84666 23.78 (プリズム)
4 ∞ 0.5807 1.
5* 51.8917 8.1592 1.69253 53.03
6* -35.9631 可変 1.
7* -41.5227 2.0326 1.74156 49.21
8* 67.4860 1.9745 1.
9 -80.8114 5.1104 1.92286 20.88
10 -23.9754 0.0203 1.50648 46.20
11 -23.9754 1.4518 1.88300 40.76
12 ∞ 可変 1.
13(絞り) ∞ 可変 1.
14* 19.7707 8.9432 1.49650 81.53
15* -30.2316 0.5807 1.
16 40.6568 8.7690 1.49700 81.54
17 -40.6568 0.0203 1.56384 60.67
18 -40.6568 1.4518 1.58144 40.75
19 449.5976 1.7132 1.
20 89.0229 1.4518 1.90366 31.32
21 11.9224 0.0203 1.56384 60.67
22 11.9224 5.7492 1.48749 70.23
23 15.9584 可変 1.
24 ∞ 16.2000 1.77250 49.60 (プリズム)
25 ∞ 1.5078 1.
26* 40.6923 6.2138 1.53071 55.60
27* -116.0192 13.2743 1.
像面(撮像面)∞
非球面データ
第5面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=5.2094E-09,A6=-7.0776E-09,A8=4.3022E-11,A10=-1.8550E-13
第6面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=6.1465E-06,A6=-8.6496E-09,A8=4.7665E-11,A10=-1.7716E-13
第7面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-1.3944E-05,A6=1.0997E-07,A8=-4.0085E-10,A10=9.4142E-14
第8面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-2.4522E-05,A6=1.7454E-07,A8=-7.5388E-10,A10=4.7361E-16
第14面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-2.5033E-05,A6=1.2610E-08,A8=-2.4751E-10,A10=-4.3206E-14
第15面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.4591E-05,A6=9.5752E-09,A8=-1.7653E-10,A10=0.0000E+00
第26面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.1856E-05,A6=2.1827E-08,A8=-8.2181E-10,A10=5.8275E-13
第27面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.6738E-05,A6=-1.6355E-08,A8=-9.4204E-10,A10=1.1396E-12
ズームデータ
ズーム比 2.784
広角 中間 望遠
焦点距離 25.515 31.423 71.028
Fno. 5.009 5.278 6.019
画角 22.944 18.604 8.655
全長 160.322 160.335 160.366
fb 13.274 13.707 14.507
d6 10.24330 14.27439 22.98933
d12 15.51960 11.49091 2.75846
d13 19.87540 18.14356 2.75846
d23 3.41770 4.72720 19.36020
Fnoの制御:
第2の撮像光学系(折り曲げ系)のFno 5.009 〜5.278〜 6.019
第1の撮像光学系(直進系)と第2の撮像光学系(折り曲げ系)のFnoを揃えるためには直進系の絞り径を略以下のテーブルに従って制御を行えばよい。
直進系のFno と絞り径
Fno 絞り径φ
2.879 8.138
5.009 4.729 ←Wide
5.278 4.490 ←Std
6.019 3.942 ←Tele
条件式(1)の値
f1/f2w=0.999
f1/f2t=0.359
数値実施例3
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 39.6598 1.7513 1.80610 40.74
2* 4.8555 2.3351 1.
3 8.8835 2.4810 1.84666 23.78
4 18.8660 可変 1.
5(絞り) ∞ 0. 1.
6* 6.3558 2.6270 1.74330 49.33
7 72.9712 1.2405 1.84666 23.78
8 7.3891 4.0134 1.51633 64.14
9* -29.2264 可変 1.
像面(撮像面)∞
非球面データ
第2面
K=-3.2020
A2=0.0000E+00,A4=2.8760E-03,A6=-9.2890E-05,A8=3.2053E-06,A10=-5.1273E-08
第6面
K=-4.1320
A2=0.0000E+00,A4=1.8723E-03,A6=-6.0718E-05,A8=3.7797E-06,A10=-1.5249E-07
A12=-1.5632E-09,A14=0.0000E+00,A16=0.0000E+00,A18=0.0000E+00,A20=0.0000E+00
第9面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=1.5281E-03,A6=-1.2234E-05,A8=9.3606E-06,A10= -2.8400E-07
ズームデータ
ズーム比 1.943
広角 中間 望遠
焦点距離 8.637 11.968 16.779
Fno. 3.584 4.161 5.004
画角 33.610 25.167 18.368
全長 36.415 34.716 35.371
fb 12.627 15.364 19.317
d4 9.34030 4.90365 1.60535
d9 12.62659 15.36391 19.31735
数値実施例3
単位mm
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 ∞ 10.0000 1. (折り曲げ面)
2 33.8582 0.9000 1.77250 49.60
3 6.4972 1.7422 1.
4* 7.5000 1.0000 1.52542 55.78
5* 4.9808 2.5445 1.
6 12.9296 1.2063 1.84666 23.78
7 29.3078 可変 1.
8(絞り) ∞ 0.2500 1.
9 6.5670 2.2096 1.51742 52.43
10 -19.8515 1.4660 1.
11 -9.4484 0.5000 1.80518 25.42
12 270.2861 3.9128 1.
13* 8.5979 1.7354 1.49700 81.61
14* -16.3510 可変 1.
15 590.8268 0.6000 1.77250 49.60
16 20.9956 可変 1. (折り曲げ面)
17 ∞ 9.3999 1.
像面(撮像面)∞
非球面データ
第4面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-1.6909E-03,A6=2.6018E-05,A8=-2.8775E-07,A10=0.0000E+00
第5面
K=-0.8985
A2=0.0000E+00,A4=-2.0083E-03,A6=3.6188E-05,A8=-5.0693E-07,A10=0.0000E+00
第13面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=-6.1575E-05,A6=1.4594E-05,A8=-1.4083E-07,A10=0.0000E+00
第14面
K=0.
A2=0.0000E+00,A4=8.7690E-04,A6=1.8986E-05,A8=-8.9235E-08,A10=0.0000E+00
ズームデータ
ズーム比 2.383
広角 中間 望遠
焦点距離 8.637 12.120 20.580
Fno. 3.911 4.501 5.751
画角 33.611 25.591 15.343
全長 55.091 53.855 58.691
fb 9.400 9.400 9.400
d7 11.37968 6.08073 0.74571
d14 1.63792 1.41017 0.88702
d16 4.60655 8.89721 19.59161
図12〜図15は上述の各実施例のズームレンズを複数組み込んだ撮像装置の構成の概念図を示す。図12はデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図13は同背面図、図14はデジタルカメラ40の構成を示す模式的な横断面図である。
上述した実施例1、実施例2、実施例3では、第1の撮像光学系LS1は、反射面を有することなく直進系の光軸AX1を有している。
上述の各実施形態は、以下のように、光路剛性素子を用いて、第1の撮像光学系LS1の光路を折り曲げて、撮像素子へ結像させることもできる。
LS2 第2の撮像光学系
100 撮像装置
I 撮像素子
r1 反射面(反射部材)
AX1、AX2 光軸
601 第1光学系
602 第2光学系
603 撮像素子
604 フォーカスレンズ駆動制御部
605 CPU
606 表示部
607 ユーザー操作部
608 ミラー制御部
701 3Dモード操作ボタン
702 アルゴリズム操作部
703 第3画像生成部
704 記憶部
Claims (15)
- 第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
前記第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
前記第1の撮像光学系と、前記第2の撮像光学系により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
前記第1の撮像光学系による撮像画角と、前記第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
前記第1の撮像光学系は、フォーカシングの際に移動するフォーカシングレンズ群を有し、
さらに前記第2の撮像光学系はズームレンズ系であり、
前記第1の撮像光学系のフォーカシング合焦状態により得られる距離情報と前記第1の撮像光学系における被写体方向とに基づいて、前記第2の撮像光学系の撮像方向の向きを制御する制御部を有することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。 - 第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
前記第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
前記第1の撮像光学系と、前記第2の撮像光学系により、それぞれ形成される第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
前記第1の撮像光学系による撮像画角と、前記第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
前記第1の撮像光学系は、フォーカシングの際に移動するフォーカシングレンズ群を有し、
前記第2の撮像光学系は、2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、且つフォーカシングの際に移動するフォーカシングレンズ群を有し、
前記第2の光学系のフォーカシング合焦状態から、前記第2の撮像光学系で前記第1の撮像光学系の撮影範囲内の任意の領域の物体距離情報を取得することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。 - 第1の像を形成する第1の撮像光学系と、
前記第1の撮像光学系による第1の像よりも拡大された第2の像を形成する第2の撮像光学系と、
前記第1の撮像光学系と、前記第2の撮像光学系により形成される、それぞれ第1の像と、第2の像を受けて電気信号に変換する単一の撮像素子と、を有し、
前記第1の撮像光学系による撮像画角と、前記第2の撮像光学系による撮像画角とが互いに異なるように第1の像と、第2の像を同時撮像可能に構成され、
前記第2の撮像光学系は2つの反射部材と、光軸方向に移動可能な複数のレンズ群とを備えたズームレンズ系であり、
前記第1の撮像光学系と前記第2の撮像光学系の視差による位相差に基づいて被写体の距離情報を取得する距離情報取得部を有することを特徴とする複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。 - 前記第1の撮像光学系のフォーカシング状態に基づいて、被写体の距離情報を取得する距離情報取得部と、
前記第1の撮像光学系により撮像された像を表示する表示部と、
前記第1の撮像光学系により合焦される主要被写体方向を決定する操作部と、
前記第1の撮像光学系における被写体方向と前記距離情報取得部の距離情報に基づき、前記第2の撮像光学系の撮像方向を制御する撮像方向制御部と、
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。 - 前記操作部が前記表示部の表示側に配置されたタッチセンサーであることを特徴とする請求項4に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
- 前記第2の撮像光学系は、被写体側の光軸方向の変更のため、偏心移動する偏心移動光学素子を含み、
前記距離情報取得部の距離情報に基づき、前記第2の撮像光学系の撮像方向を制御するために前記偏心移動光学素子を移動させる偏心移動部を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。 - 画像生成アルゴリズムを記憶したアルゴリズム記憶部と、
前記距離情報取得部で取得した被写体の距離情報と、前記アルゴリズム記憶部に記憶された画像生成アルゴリズムに基づき、第1の像の第1画像と第2の像の第2画像を用いて第3画像を生成する画像生成部を有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。 - 前記画像生成アルゴリズムは、画像内における近距離物体に関しては明度と彩度の処理を行い、
遠距離物体と近距離物体とが混在する場合、前記遠距離物体と前記近距離物体の明度、
彩度差が以下の条件式にしたがって拡大するように画像再構成を行うことを特徴とする請求項7に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
0≦V’−V<4 (3)
1<C’−C<6 (4)
ここで、
Vは、マンセル・カラー・システムを用いて表記した取得した画像の遠景と近景の明度差、
Cは、マンセル・カラー・システムを用いて表記した取得した画像の遠景と近景の彩度差、
V’は、再構成した画像の明度差、
C’は、再構成した画像の彩度差、
とする。 - さらには以下の条件式を満足することを特徴とする請求項8に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
画面内の最遠方物体が10m〜無限遠の範囲に存在する場合、
0≦(V’−V)/(C’−C)<1 (5)
画面内の最遠方物体が、0m〜10mの範囲に存在する場合、
0≦(C’−C)/(V’−V)<1 (6) - 前記第1の撮像光学系が、反射面をもたず、且つ、前記第2の撮像光学系よりも変倍比が小さく、前記第2の撮像光学系よりもレンズ総数が少ないズームレンズ系であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
- 前記第1の撮像光学系が、反射面をもたず、且つ、前記第2の撮像光学系よりもレンズ総数が少ない単焦点のレンズ系であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
- 前記第1の撮像光学系による像と前記第2の撮像光学系による像をそれぞれ独立して撮像可能であり、
それぞれの画像を独立して記録可能であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。 - 前記第2の撮像光学系中の最も物体側の反射面は、被写体側の光軸方向の変更のため、偏心移動する偏心移動反射面であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
- 前記第1の撮像光学系と前記第2の撮像光学系に共通の入射窓を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
- 前記第1の撮像光学系の入射光軸と前記第2の撮像光学系の入射光軸の両光軸を囲んで形成された螺旋ネジ穴部を持つ枠部材を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の複数の画像を同時に撮像可能な撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011244528A JP5809936B2 (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011244528A JP5809936B2 (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013101213A JP2013101213A (ja) | 2013-05-23 |
JP5809936B2 true JP5809936B2 (ja) | 2015-11-11 |
Family
ID=48621886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011244528A Expired - Fee Related JP5809936B2 (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5809936B2 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3008890A4 (en) | 2013-06-13 | 2016-05-04 | Corephotonics Ltd | ZOOM OF A DIGITAL CAMERA WITH DUAL IRIS |
CN107748432A (zh) | 2013-07-04 | 2018-03-02 | 核心光电有限公司 | 小型长焦透镜套件 |
US9857568B2 (en) | 2013-07-04 | 2018-01-02 | Corephotonics Ltd. | Miniature telephoto lens assembly |
CN108989648B (zh) | 2013-08-01 | 2021-01-15 | 核心光电有限公司 | 具有自动聚焦的纤薄多孔径成像系统及其使用方法 |
JPWO2015022900A1 (ja) | 2013-08-12 | 2017-03-02 | 株式会社ニコン | 電子機器、電子機器の制御方法、及び制御プログラム |
US9392188B2 (en) | 2014-08-10 | 2016-07-12 | Corephotonics Ltd. | Zoom dual-aperture camera with folded lens |
CN112672024B (zh) | 2015-08-13 | 2022-08-02 | 核心光电有限公司 | 视频支持和切换/无切换动态控制的双孔径变焦摄影机 |
WO2017208090A1 (en) | 2016-05-30 | 2017-12-07 | Corephotonics Ltd. | Rotational ball-guided voice coil motor |
KR20240051317A (ko) | 2016-07-07 | 2024-04-19 | 코어포토닉스 리미티드 | 폴디드 옵틱용 선형 볼 가이드 보이스 코일 모터 |
CN113805406A (zh) | 2017-01-12 | 2021-12-17 | 核心光电有限公司 | 紧凑型折叠式摄影机及其组装方法 |
KR102212611B1 (ko) | 2017-02-23 | 2021-02-05 | 코어포토닉스 리미티드 | 폴디드 카메라 렌즈 설계 |
KR102449876B1 (ko) * | 2017-09-20 | 2022-09-30 | 삼성전자주식회사 | 옵티칼 렌즈 어셈블리 및 이를 포함한 전자 장치 |
KR102268862B1 (ko) | 2017-11-23 | 2021-06-24 | 코어포토닉스 리미티드 | 컴팩트 폴디드 카메라 구조 |
CN108227130B (zh) * | 2017-12-18 | 2020-08-25 | 瑞声光学解决方案私人有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN108227131B (zh) * | 2017-12-18 | 2020-08-25 | 瑞声光学解决方案私人有限公司 | 摄像光学镜头 |
WO2019150188A1 (en) | 2018-02-05 | 2019-08-08 | Corephotonics Ltd. | Reduced height penalty for folded camera |
KR20200135778A (ko) | 2018-04-23 | 2020-12-03 | 코어포토닉스 리미티드 | 연장된 2 자유도 회전 범위를 갖는 광학 경로 폴딩 요소 |
WO2020039302A1 (en) | 2018-08-22 | 2020-02-27 | Corephotonics Ltd. | Two-state zoom folded camera |
EP3738303A4 (en) * | 2019-01-03 | 2021-04-21 | Corephotonics Ltd. | MULTI-APERTURE CAMERAS WITH AT LEAST ONE TWO-STATE ZOOM CAMERA |
KR20240110028A (ko) * | 2019-02-25 | 2024-07-12 | 코어포토닉스 리미티드 | 적어도 하나의 2 상태 줌 카메라를 갖는 멀티-애퍼처 카메라 |
CN114578520A (zh) | 2019-08-21 | 2022-06-03 | 核心光电有限公司 | 镜头组件 |
US11656538B2 (en) | 2019-11-25 | 2023-05-23 | Corephotonics Ltd. | Folded zoom camera module with adaptive aperture |
US11949976B2 (en) | 2019-12-09 | 2024-04-02 | Corephotonics Ltd. | Systems and methods for obtaining a smart panoramic image |
KR102494753B1 (ko) | 2020-01-08 | 2023-01-31 | 코어포토닉스 리미티드 | 멀티-애퍼처 줌 디지털 카메라 및 그 사용 방법 |
CN114651275B (zh) | 2020-05-17 | 2023-10-27 | 核心光电有限公司 | 全视场参考图像的图像拼接 |
EP3966631B1 (en) | 2020-05-30 | 2023-01-25 | Corephotonics Ltd. | Systems and methods for obtaining a super macro image |
EP4045960A4 (en) | 2020-07-15 | 2022-12-14 | Corephotonics Ltd. | CORRECTING THE ABERRATION OF VIEWPOINTS IN A FOLDED SCANNING CAMERA |
US11637977B2 (en) | 2020-07-15 | 2023-04-25 | Corephotonics Ltd. | Image sensors and sensing methods to obtain time-of-flight and phase detection information |
KR102583656B1 (ko) | 2020-09-18 | 2023-09-27 | 코어포토닉스 리미티드 | 팝-아웃 줌 카메라 |
CN114868065A (zh) | 2020-12-01 | 2022-08-05 | 核心光电有限公司 | 具有连续自适应变焦系数的折叠摄像机 |
KR102486397B1 (ko) | 2021-03-22 | 2023-01-06 | 코어포토닉스 리미티드 | 연속적으로 적응하는 줌 팩터를 갖는 폴디드 카메라 |
KR102638173B1 (ko) | 2021-06-08 | 2024-02-19 | 코어포토닉스 리미티드 | 슈퍼-매크로 이미지의 초점면을 틸팅하기 위한 시스템 및 카메라 |
KR102685591B1 (ko) | 2021-09-23 | 2024-07-15 | 코어포토닉스 리미티드 | 큰 애퍼처 연속 줌 폴디드 텔레 카메라 |
KR102610118B1 (ko) | 2021-11-02 | 2023-12-04 | 코어포토닉스 리미티드 | 컴팩트형 더블 폴디드 텔레 카메라 |
CN114815173B (zh) * | 2022-07-01 | 2022-11-01 | 江西联创电子有限公司 | 激光雷达接收镜头 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2559442B2 (ja) * | 1988-01-22 | 1996-12-04 | 株式会社日立製作所 | 副画面付カメラ用光学系 |
JPH0294877A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Toshiba Corp | 立体カメラ装置 |
JP2003116029A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-18 | Minolta Co Ltd | 撮像装置及びこの撮像装置を用いた画像記録装置 |
JP2010141671A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2011221506A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-11-04 | Panasonic Corp | 撮像装置 |
-
2011
- 2011-11-08 JP JP2011244528A patent/JP5809936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013101213A (ja) | 2013-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5809936B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4942091B2 (ja) | 広角高変倍ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置 | |
JP5638889B2 (ja) | 撮像装置 | |
US7561343B2 (en) | Electronic image pickup apparatus using zoom lens system | |
JP4925281B2 (ja) | 電子撮像装置 | |
JP5062734B2 (ja) | 光路反射式ズームレンズを備えた撮像装置 | |
JP4931121B2 (ja) | 光路を反射する反射面を備えたズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 | |
JP5753000B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP2012208378A (ja) | ズームレンズおよびそれを用いた撮像装置 | |
JP2008102165A (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP2009098449A (ja) | ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 | |
JP2008203643A (ja) | 実像式変倍ファインダー光学系及び撮像装置 | |
JP5067937B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 | |
JP2008102166A (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP5231589B2 (ja) | 立体像撮影装置および電子機器 | |
JP2010141671A (ja) | 撮像装置 | |
JP4947992B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置 | |
JP2012042864A (ja) | 撮像装置 | |
US9151939B2 (en) | Zoom lens and image pickup apparatus equipped with same | |
JP2012042512A (ja) | 撮像装置 | |
JP5006101B2 (ja) | 広画角なズームレンズを備えた撮像装置 | |
JP2007316280A (ja) | ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置 | |
JP2007322788A (ja) | ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 | |
JP2013190596A (ja) | ズームレンズユニット及びそれを備えた撮像装置 | |
JP2007147851A (ja) | 3群ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140509 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150326 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20150423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150914 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5809936 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |