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JP5892933B2 - ガスミスト吸入器 - Google Patents

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Description

本発明は、酸素、炭酸ガス、又は酸素と炭酸ガスの混合ガスと薬剤等の液体を粉砕溶解させたガスミストを生体に経口吸入させるためのガスミスト吸入器に関する。
従来から、炭酸ガス(二酸化炭素:CO)は、水に溶けやすい(水溶性)だけでなく油にも溶けやすい(脂溶性)という性質を双方併せ持つおかげで、水と油の混じったような生体の皮膚及び粘膜に触れるだけでその皮下に浸透し、浸透部位の血管を拡張させて血液循環を改善する作用があることが知られている。そしてこの血行促進作用により、血圧降下、代謝の改善、疼痛物質や老廃物の排除促進等、様々な生理的効果を発揮する。また、抗炎症、抗菌作用も有している。このため、近年、炭酸ガスは医療目的のほか、健康増進、美容促進といった点からも広く注目を集めている。
生体の組織中で炭酸ガスは、赤血球内のヘモグロビンに結合して運ばれた酸素を放出させる働きがある。炭酸ガス濃度の高いところでは、赤血球はより多くの酸素を放出する。このように、赤血球による細胞への酸素の供給は、主に炭酸ガスがコントロールしている。つまり、炭酸ガスなしでは、ヘモグロビンは酸素が結合したままの状態となり、細胞は酸素を受け取ることができなくなってしまう。このように、炭酸ガスは、細胞の活動の結果出てくる老廃物のように思われがちだが、実は体の中で非常に重要な役割を果たしている。
また、昨今、高濃度酸素が新陳代謝の活性、血行促進、疲労回復、血圧の安定等に効果があることが広く知られるようになった。このほかに酸素は、酸化作用による殺菌、滅菌効果をも有している。
ところで、喘息やアレルギー性鼻炎等、呼吸器系疾患の症状の緩和には、従来から吸入器や点鼻スプレーを用いた薬剤や蒸気等の経口、経鼻吸入が行われている。
また、近年ではインフルエンザウィルスに対する粘膜免疫を形成するための経鼻ワクチン(スプレー式点鼻ワクチン)が開発され、その高い効果が注目を集めている。この経鼻ワクチンは、一般に皮下に注射するワクチンよりインフルエンザの発症を防止する効果が高く、また、注射型と異なり様々なウィルス株に対して有効に働くという利点がある。さらに、インフルエンザの予防や治療においても、吸入投与される抗ウィルス剤が開発されている。
しかしながら、上記のような薬剤に炭酸ガス又は酸素を効率よく溶解させ、薬剤に加えてガスの生理作用を生体に効果的に及ぼすことができる吸入器は、これまでになかった。
そこで本発明は、上記状況に鑑み、炭酸ガス又は酸素の生理作用を利用した簡便かつ効果の優れたガスミスト吸入器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、酸素、炭酸ガス、又は酸素と炭酸ガスの混合ガス(以下、「ガス」という)を供給するガス供給手段と、前記ガス供給手段と接続されると共に、液体を貯留する液体貯留部と、前記液体貯留部の内部を上下で遮閉して液体を貯留している下方部分の圧力が上方部分の圧力よりも高くなるように維持する遮蔽板と、前記ガスを加圧供給するノズルと、前記ノズル先端に前記液体を送液する吸液管と、前記ノズルの先端に対向して配置されるバッフルと、前記ノズルの先端開口と前記吸液管の先端部と前記バッフルとを覆うように延出する上下方向に配置された管状孔であるガス導入部と、外気を取り込むための通気孔と、を有し、前記液体と前記ガスとを前記バッフルに衝突させてミスト(以下、「ガスミスト」という)を生成するガスミスト生成手段と、前記ガスミスト生成手段接続され前記ガスミストを生体に吸入させるための吸入口を有する吸入部材と、を備え、前記ガスミスト生成手段がさらに、前記ノズルとは別途に、前記ガス導入部の上方から前記ノズルに向けて前記ガス供給手段からの前記ガスを供給するガス導入手段を設けて、前記吸入部材へのガスミストの供給圧を上げるようにしたことを特徴とするガスミスト吸入器を提供する。
なお、本願においては、液体を粉砕し微細な液滴にして気体(酸素、炭酸ガス、又は酸素と炭酸ガスの混合ガス)と接触混合させることを、粉砕溶解という。
ここで、前記ガスミスト生成手段は、外気を取り込むための通気孔をさらに有するのが好適である。あるいは、前記吸入部材が、外気を取り込むための開口をさらに有するようにしても良い。
また、前記ガス供給手段は、カートリッジ式ガスボンベであるのが好適である。さらに、前記ガス供給手段は、ガス供給時間設定部、ガス供給圧調整部、ガス混合比設定部の何れか一つ又は複数を備えるのが好適である。
また、前記ガスミスト生成手段は、複数の前記吸入部材にガスミストを供給するようにしても良い。
次に、前記液体は、水、イオン水、オゾン水、生理食塩水、精製水、又は滅菌精製水の何れか一つ又は複数の組み合わせであるのが最適である。そして、前記液体は、メンソール、ビタミンE、ビタミンC誘導体、レチノール、麻酔薬、シクロデキストリン、光触媒、光触媒とアパタイトの複合体、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、シードオイル、プロポリス、エタノール、グルコン酸クロルヘキシジン、両性界面活性剤、塩化ベンザルコニウム、酢酸アルキルジアミノエテルグリシン、次亜塩素酸ナトリウム、過酢酸、セスキ炭酸ナトリウム、シリカ、ポピドンヨード、炭酸水素ナトリウム、高濃度炭酸泉剤、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、抗インフルエンザウィルス剤、インフルエンザワクチン、ステロイド剤、抗ガン剤、血圧降下剤、化粧剤、増毛剤、発毛剤、又は育毛剤のうち、何れか一つ又は複数をさらに含有するのが好ましい。
なお、前記ガスミスト生成手段から前記吸入部材内に供給される前記ミストの粒径は、10μm以下であるのが好ましい。
また、前記ガスミスト生成手段が、前記吸入部材内へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、このガスミスト供給管が、管内に付着する液滴を除去するためのフィルターを備えるようにするのが良い。さらにこのガスミスト供給管の全部又は一部は、ジャバラ状の管から構成されるのが好適である。また、このガスミスト供給管には、逆止弁を設けるのが良い。
前記ガスミスト生成手段は、予め滅菌処理されているのが好適である。
本発明のガスミスト吸入器によれば、吸入器の通常の効果に加えて、ガスミストの生理作用により、薬液を上気道及び下気道に浸透させるだけでなく、患部の血流を盛んにし、炎症などを早く鎮める、免疫力を上昇させる等、炭酸ガス又は酸素の相乗効果も得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るガスミスト吸入器の全体概略図である。 本発明のガスミスト吸入器に係るガスミスト生成器の構造を示す断面模式図である。 図2に示すガスミスト生成器における生成器本体の一部破断斜視図である。 図2に示すガスミスト生成器における生成器本体の断面模式図である。 図2に示すガスミスト生成器における中間部材の斜視図である。 図2に示すガスミスト生成器における中間部材の上面図及び断面図である。 本発明のガスミスト吸入器に係る吸入部材の他の例を示す模式図である。 本発明のガスミスト生成器と吸入部材とを接続するガスミスト供給管の例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るガスミスト吸入器の全体概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るガスミスト吸入器の全体概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るガスミスト吸入器の全体概略図である。
図1に示すように、本実施形態のガスミスト吸入器10Aは、酸素、炭酸ガス、又は酸素と炭酸ガスの混合ガス(以下、単に「ガス」という)を供給するガス供給手段としてのガスボンベ110と、ガスミスト生成手段としてのガスミスト生成器120と、吸入部材としての吸入マスク140とを有する。
ガスミスト生成器120にガスを供給するガスボンベ110は、本実施形態では携帯性に着目して小型のカートリッジ式のものを用いる。この小型のガスボンベ110は、図1のようにガスミスト生成器120のガスボンベ接続部126に装着され、予め選択したガスをガスミスト生成器120に所定圧で供給する。
ガスミスト生成器120は、内部に液体を貯留して、ガスボンベ110から供給されるガスの高速流により、この液体とガスを粉砕溶解したガスミストを生成し、これを吸入マスク140に供給する。図2はガスミスト生成器120の構造を示す断面模式図である。図2に示すように、ガスミスト生成器120は、生成器本体121と、中間部材128と、蓋部材133とから構成されている。なお、このガスミスト生成器120は、予め滅菌処理されているのが好適である。
生成器本体121の詳細を図3及び図4に示す。図3は生成器本体121の一部破断斜視図、図4は断面模式図である。これらの図に示すように、生成器本体121は、液体を貯留する液体貯留部122と、ガスボンベ110から供給されるガスを先端開口123Aから吐出するノズル123と、液体貯留部121に貯留された液体をノズル123の先端まで吸い上げる吸液管124Aを構成する吸液管形成部材124と、ノズル123の先端開口123Aと対向する位置に設けられるバッフル125と、ガスボンベ110と接続されるガスボンベ接続部126とを備えている。さらに、生成器本体121には通気孔127が形成されており、ここから生成器本体121内に外気が吸引される。
液体貯留部122は、図3及び図4に示すように生成器本体121の底部と側壁の一部、及び遮蔽板122Aにより仕切られて形成されている。この遮蔽板122Aは、液体貯留部122内の圧力を遮蔽板122Aから上部の圧力よりも高く維持することによって、液体を吸液管124A上方に押し上げる作用を有する。このため、遮蔽板122Aは生成器本体121の内壁の所定位置に固定的に配置されても良いが、液体貯留部122の液面レベルに応じて上下に移動可能な構成にしても良い。また、ノズル123の先端開口123Aから吐出するガス圧の大きさ次第では、遮蔽板122Aは無くても良い。
生成器本体121(液体貯留部122)の底側中央には、ノズル123が設けられている。このノズル123は、液体貯留部122の底及びガスボンベ接続部126を貫通しており、生成器本体121の上部に向かって絞られる略円錐筒状に形成されている。ノズル123の基端にはガスボンベ110が接続され、その先端開口123Aからはガスを吐出することが可能である。
吸液管124Aは、ノズル123の外周面と、ノズル123より一回り大きい略円錐筒状の吸液管形成部材124の内周面との間に形成される。即ち、図4に示すように、ノズル123に吸液管形成部材124を被せるように配置することにより、ノズル123の外周面と吸液管形成部材124の内周面との間に吸液管124Aが形成される。このとき、図示は省略したが吸液管形成部材124の基端には微小な爪状突起部が設けられているため、吸液管形成部材124の基端と液体貯留部122の底面には隙間が形成されており、この隙間から液体貯留部122に貯留された液体が吸液管124Aによって吸い上げられる。また、吸液管形成部材124の先端部124Bは、ノズル123の先端開口123Aの近傍で開口しており、ノズル123から吐出されるガス流に、吸液管124Aが吸い上げた液体が突き当たるように構成されている。
バッフル125は、ノズル123の先端開口123A及び吸液管形成部材124の先端部124Bに対向する位置に配置される部材であり、ここでは吸液管形成部材124に固定的に支持されている。バッフル125はこのほか、遮蔽板122A、生成器本体121の内側に固定支持される構成としても良い。なお、吸液管形成部材124は、上下方向略中央部で遮蔽板122Aと連結されている。また、遮蔽板122Aもその外周で生成器本体121内側と連結している。このように生成器本体121は、全体が一体に形成されるのが好ましい。
ガスボンベ接続部126は、好適にはワンタッチでガスボンベ110を装着し使用できる接続部である。図示は省略するが、ガスボンベ接続部126は内部にレギュレータを備えており、ガスボンベ110から供給されるガスの流量を調節可能にする。また、ガスボンベ110から供給されるガス流は、ガスボンベ接続部126内で二つに分岐され(図2の分岐部138)、一方はノズル123に、他方は後述するガス供給部129に供給される。なお、ここではガスボンベ接続部126に、ダイヤルスイッチ126A、残量ゲージ126Bが設けられた例を示している。ダイヤルスイッチ126Aは、回すことでガス供給のオン・オフ、及び供給量調節が可能である。残量ゲージ126Bには、ガスボンベ110のガス残量が表示される。
液体貯留部122には、予め製造段階において所定の液体が貯留されているのが好適である(使い捨てタイプの場合)。即ち、本ガスミスト吸入器10を実際に使用する際には既にガスミスト生成器120に液体が貯留された状態であるのが好ましい。このように使い捨てにすることで、衛生的かつ簡便にガスミストの吸入を行うことができる。あるいは、液体貯留部122に液体を注入、補充するための液体注入口等を設け、ここから液体を注入、補充する構成であっても良い。
ここで、液体貯留部122に貯留する液体は、水、イオン水、オゾン水、生理食塩水、精製水、滅菌精製水を用いるのが好適である。さらに、これらの液体に使用者の疾患、症状等に有効な薬剤を含有させても良い。薬剤とは、例えば、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、抗インフルエンザウィルス剤、インフルエンザワクチン、ステロイド剤、抗ガン剤、血圧降下剤、化粧剤、増毛剤、発毛剤、育毛剤等が挙げられる。さらに、清涼作用のあるメンソールや、血行を促進させるビタミンE、皮膚組織に吸収されやすく美肌効果の高いビタミンC誘導体、皮膚の角化作用を正常にし粘膜を保護するレチノール、粘膜への刺激を和らげるための麻酔薬、臭気を除去するためのシクロデキストリン、殺菌、消炎効果のある光触媒、又は光触媒とアパタイトの複合体、保水力に優れ肌の保湿効果を有するヒアルロン酸、細胞を活性化し免疫力を向上させるコエンザイムQ10、抗酸化物質や多量の栄養素を含むシードオイル、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛・麻酔作用、免疫作用等を有するプロポリス等を単独あるいは複数組み合わせて混合して、ガスの生理作用との相乗効果を生じさせることも可能である。あるいは、エタノール、グルコン酸クロルヘキシジン、両性界面活性剤、塩化ベンザルコニウム、酢酸アルキルジアミノエテルグリシン、次亜塩素酸ナトリウム、過酢酸、セスキ炭酸ナトリウム、シリカ、ポピドンヨード、炭酸水素ナトリウムを添加しても良い。さらに、炭酸塩と有機酸を主成分とする高濃度炭酸泉剤(有効成分の一例としては、硫酸塩、炭酸塩、有機酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム)を添加しても良い。
中間部材128は、生成器本体121と蓋部材133の中間部に位置し、生成器本体121で生成されたガスミストを収集して吸入マスク141へ排出すると共に、生成器本体121内にガスを供給することで吸入マスク140へのガスミストの供給圧を上げるための部材である。中間部材128の詳細を図5及び図6に示す。図5は中間部材128の斜視図、図6(a)は中間部材128の上面図、図6(b)は図6(a)のA−A線断面図である。
これらの図に示すように、中間部材128は、ガスをガスミスト生成器120内に供給するためのガス供給部129と、ガスを生成器本体121内に導入すると共に、ガスミストを排出する気流を作るガス導入部131と、ガスミストを収集して吸入マスク140へ排出するためのガスミスト収集部132とを備えた、独楽のような形状の部材である。
ガス供給部129は、ガス導入部131に対して略垂直に接続する、水平方向に設けられた管状孔であり、ガスボンベ接続部126で分岐されたガスがここから中間部材128を介して生成器本体121内へ供給される。また、ガス導入部131は、図2に示すようにガスミストの生成部(ノズル先端開口123Aと吸液管先端部124B、及びバッフル125)付近を覆うように延出する上下方向に配置された管状孔であり、ガスをガスミストの生成部に導くことによりガスミストを効率的に生成器本体121内から排出させる。このように、ノズル123とは別途にガスミスト生成器120内にガスを導入するガス導入手段は、ガス供給部129とガス導入部131から構成されている。
一方、ガスミスト収集部132は、ガス供給部129及びガス導入部131とは交わらない位置に上下方向に一つ又は複数(ここでは、例として四つ)設けられた管状孔であり、ガス導入部131からガスミストの生成部へガスが導入されることにより生まれるガスミストの気流を、中間部材128の上部に配置される蓋部材133のガスミスト導出部134へと導く。
中間部材128の上部には、蓋部材133が配置される。この蓋部材133には、ガスミスト導出部134が設けられており、このガスミスト導出部134はガスミスト排出口135に接続されている。ガスミスト生成器120で生成されたガスミストは、ガスミスト導出部134からガスミスト排出口135を経て吸入マスク140に供給される。
吸入マスク140は、生成されたガスミストを使用者が吸入しやすいよう、使用者の呼吸器(ここでは鼻と口)を覆う形状を有する吸入部材である。この吸入マスク140は、接続部141によりガスミスト排出口135と接続され、使用者は吸入口142からガスミストを吸入する。なお図示は省略したが、吸入マスク140には、外気を取り込み高濃度酸素や炭酸ガスの長時間吸引による弊害を防ぐため、開口を設けておいても良い。
次に、上記第1の実施形態のガスミスト吸入器10Aを用いてガスミストの吸入を行う手順の一例について説明する。
まず、液体貯留部122に既に液体が貯留された状態で(まだ貯留されていない場合は、貯留を終えた状態にして)ガスボンベ110を、ガスミスト生成器120のガスボンベ接続部126にセットする。そして、ガスボンベ接続部126のダイヤルスイッチ126AをONにすると、ガスがノズル123及びガス供給部129へ供給され始める。なお、ダイヤルスイッチ126Aではガスの流量を調整することができる。
ガスがノズル123に供給されると、ノズル123は図4に示すように先端に向かって狭窄されているため、ガスは流速を増して吐出される。液体はこのときの気流により発生する負圧で吸液管124Aを吸い上げられ、吸液管124Aの先端部124Bでガスに吹き上げられてバッフル125に衝突し、ミストが生成される。この衝突によって生成されるミストの粒径は微細であることが望ましく、具体的には10μm以下であるのが最適である。このように微細に粉砕されたミストは、マイナスイオンの効果を発揮することができる。
ガスはさらにガス供給部129及びガス導入部131からも生成器本体121内に供給されて、生成されたガスミストの排出圧を高くする。ガスミストはガスミスト排出口135から吸入マスク140へ排出される。吸入マスク140に排出されたガスミストは、吸入口142から吸入することができる。
なお、上記では吸入部材として、鼻と口を覆うタイプの吸入マスク140を使用する例を示したが、これ以外にも様々なタイプの吸入部材を用いることができる。図7に他の吸入部材の例を示す。
図7(a)は、口からのみ吸入を行う場合に用いるマウスピース型の口用マスク140Aである。接続部141Aでガスミスト排出口135と接続され、使用者は吸入口142Aからガスミストを口で吸入する。この口用マスク140Aは特に、のどの症状を処置、治療するために好適である。
図7(b)は、鼻からのみ吸入を行う場合に用いるノーズピース型の鼻用マスク140Bである。接続部141Bでガスミスト排出口135と接続され、使用者は吸入口142Bからガスミストを鼻で吸入する。この鼻用マスク140Bは特に、アレルギー性鼻炎等の鼻の症状を処置、治療するために好適である。
なお、上記ではガスミスト排出口135と吸入マスク140の接続部141が直接接続される例を示したが、図8のようにガスミスト排出口135と吸入マスク140との間をガスミスト供給管136で接続するようにしても良い。この際、ガスミスト供給管136の内部には、図示しないがガスミストの逆流を防止するための逆止弁を設けるようにする。また、ガスミスト供給管136には、図示しないが管内に付着する余分な液滴を取り除くための液滴除去フィルターを設けるようにしても良い。
さらに、ガスミスト供給管136は、その全部又は一部を図8に示すような管径の太い柔軟なジャバラ状の管136Aで構成すれば、自在に曲がり、伸縮させることもできるため、使用者の動きを制限することもない。また、ガスミスト供給管136を流れるガスミストが次第に液化してもジャバラの凹凸部にその液体を取り除くことが可能となる。
〔第2の実施形態〕
上記第1の実施形態では、ガス供給手段として小型のカートリッジ式ガスボンベ110を用いる例を示したが、本実施形態では、据置型のガス供給装置を用いる例について示す。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るガスミスト吸入器の全体概略図である。なお、図1乃至図8に示す実施形態と同一の部分については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態のガスミスト吸入器10Bは、ガス供給装置(ガス供給手段)150と、ガスミスト生成器(ガスミスト生成手段)120と、吸入マスク(吸入部材)140とを有する。
ガス供給装置150は、ガス(酸素、炭酸ガス、又は酸素と炭酸ガスの混合ガス)を所定圧でガスミスト生成器120に供給するための据置型の装置である。その内部にはガスボンベ(図示せず)を内蔵している。また、コンプレッサを内蔵していても良い。もしくは、外部のガスボンベ等に接続されていても良い。
ガス供給装置150は、例えば図9に示すように、電源スイッチ151、酸素供給ON/OFFスイッチ152、炭酸ガス供給ON/OFFスイッチ153、ガス混合比設定部154、OFFタイマー(ガス供給時間設定部)155、ガス供給圧調整部156とを備えている。即ち本実施形態では、ガスボンベ接続部にダイヤルスイッチや残量ゲージ等を設けず(ガスボンベ接続部126A)、ガス供給装置150で種々の調整を行うように構成している。また、ガス供給装置150とガスミスト生成器120とは、ガス供給管157で接続されている。
ガス混合被設定部154は、炭酸ガスと酸素の混合比を任意に設定できるように構成されている。これにより、例えば喘息や疲労回復の目的で使用する場合には酸素の混合比を多めに設定したり、呼吸器の血流を促進する目的で使用する場合には炭酸ガスの混合比を多めに設定したりと、使用者の目的に自由に対応することが可能となる。また、OFFタイマー155は、ガスの供給時間を設定するためのもので、設定した時間が経過すると自動的にガスの供給を停止させる。また、ガス供給圧調整部156では、ガスの供給圧を任意に設定することができる。これにより、ガスの供給時間や供給圧の設定が可能なため、その使用目的の範囲を広範にすることができる。
なお、ここでは第1の実施形態同様に、ガス供給装置150から供給されるガスをガスボンベ接続部126Aで二つに分岐する例を図示しているが、これに代えてガス供給装置150からノズル123とガス供給部129に別々に直接ガスを供給する構成としても良い。その場合、ノズル123とガス供給部129とで同じガスを供給しても良いし、異なるガスを供給するようにしても良い。
〔第3の実施形態〕
上記第2の実施形態では、一つのガスミスト生成器120に対して一つの吸入部材を接続する例を示したが、本実施形態では、複数の吸入部材を接続する構成について説明する。
図10は、本発明の第3の実施形態に係るガスミスト吸入器の全体概略図である。なお、図1乃至図9に示す実施形態と同一の部分については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態のガスミスト吸入器10Cは、ガス供給装置(ガス供給手段)150と、ガスミスト生成器(ガスミスト生成手段)120と、複数の吸入部材(例として吸入マスク)160とを有する。
本実施形態では、ガスミスト生成器120と複数(ここでは三つ)の吸入部材160A、160B、160Cの間に、複数(ここでは三つ)に分岐するガスミスト供給管137を設ける。これにより、一つのガス供給装置150及びガスミスト生成器120に対して、複数の吸入部材160A、160B、160Cを接続することが可能となる。このとき、ガス供給装置150では、複数の吸入部材160A、160B、160Cの各々で、ガスミストの吸入を最適に行えるよう、ガス供給圧調整部156によりガスの供給圧を調整する。
なお、ここでは複数に分岐したガスミスト供給管137を用いる例を図示しているが、ガスミスト排出口135に複数の排出口を設けて各々にガスミスト供給管を接続するようにしても良いし、別途複数に分岐する管を通常のガスミスト供給管の途中に設けることによってガスミストを複数の吸入部材に供給するようにしても良い。
上記のように、本発明のガスミスト吸入器によれば、吸入器の通常の効果に加えて、ガスミストの生理作用により、薬液を上気道及び下気道に浸透させるだけでなく、患部の血流を盛んにし、炎症などを早く鎮める、免疫力を上昇させる等の効果を発揮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、ガスミストを生体に経口吸入させるためのガスミスト吸入器に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
10A、10B、10C ガスミスト吸入器
110 ガスボンベ
120 ガスミスト生成器
121 生成器本体
122 液体貯留部
122A 遮蔽板
123 ノズル
123A ノズル先端開口
124 吸液管形成部材
124A 吸液管
124B 吸液管先端部
125 バッフル
126 ガスボンベ接続部
126A ダイヤルスイッチ
126B 残量ゲージ
127 通気孔
128 中間部材
129 ガス供給部
131 ガス導入部
132 ガスミスト収集部
133 蓋部材
134 ガスミスト導出部
135 ガスミスト排出口
136 ガスミスト供給管
136A ジャバラ状の管
137 ガスミスト供給管
140 吸入マスク
140A 口用マスク
140B 鼻用マスク
141、141A、141B 接続部
142、142A、142B 吸入口
150 ガス供給装置
151 電源スイッチ
152 酸素供給ON/OFFスイッチ
153 炭酸ガス供給ON/OFFスイッチ
154 ガス混合比設定部
155 OFFタイマー
156 ガス供給圧調整部
157 ガス供給管
160 複数の吸入部材
160A、160B、160C 吸入部材

Claims (12)

  1. 酸素、炭酸ガス、又は酸素と炭酸ガスの混合ガス(以下、「ガス」という)を供給するガス供給手段と、
    前記ガス供給手段と接続されると共に、液体を貯留する液体貯留部と、前記液体貯留部の内部を上下で遮閉して液体を貯留している下方部分の圧力が上方部分の圧力よりも高くなるように維持する遮蔽板と、前記ガスを加圧供給するノズルと、前記ノズル先端に前記液体を送液する吸液管と、前記ノズルの先端に対向して配置されるバッフルと、前記ノズルの先端開口と前記吸液管の先端部と前記バッフルとを覆うように延出する上下方向に配置された管状孔であるガス導入部と、外気を取り込むための通気孔と、を有し、前記液体と前記ガスとを前記バッフルに衝突させてミスト(以下、「ガスミスト」という)を生成するガスミスト生成手段と、
    前記ガスミスト生成手段接続され前記ガスミストを生体に吸入させるための吸入口を有する吸入部材と、を備え、
    前記ガスミスト生成手段がさらに、前記ノズルとは別途に、前記ガス導入部の上方から前記ノズルに向けて前記ガス供給手段からの前記ガスを供給するガス導入手段を設けて、前記吸入部材へのガスミストの供給圧を上げるようにしたことを特徴とするガスミスト吸入器。
  2. 前記吸入部材が、外気を取り込むための開口をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のガスミスト吸入器。
  3. 前記ガス供給手段が、カートリッジ式ガスボンベであることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスミスト吸入器。
  4. 前記ガス供給手段が、ガス供給時間設定部、ガス供給圧調整部、ガス混合比設定部の何れか一つ又は複数を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載のガスミスト吸入器。
  5. 前記ガスミスト生成手段が、複数の前記吸入部材にガスミストを供給することを特徴とする請求項1乃至4の何れかの項に記載のガスミスト吸入器。
  6. 前記液体は、水、イオン水、オゾン水、生理食塩水、精製水、又は滅菌精製水の何れか一つ又は複数の組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト吸入器。
  7. 前記液体は、メンソール、ビタミンE、ビタミンC誘導体、レチノール、麻酔薬、シクロデキストリン、光触媒、光触媒とアパタイトの複合体、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、シードオイル、プロポリス、エタノール、グルコン酸クロルヘキシジン、両性界面活性剤、塩化ベンザルコニウム、酢酸アルキルジアミノエテルグリシン、次亜塩素酸ナトリウム、過酢酸、セスキ炭酸ナトリウム、シリカ、ポピドンヨード、炭酸水素ナトリウム、高濃度炭酸泉剤、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、抗インフルエンザウィルス剤、インフルエンザワクチン、ステロイド剤、抗ガン剤、血圧降下剤、化粧剤、増毛剤、発毛剤、又は育毛剤のうち、何れか一つ又は複数をさらに含有することを特徴とする請求項6に記載のガスミスト吸入器。
  8. 前記ガスミスト生成手段から前記吸入部材内に供給される前記ミストの粒径が、10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト吸入器。
  9. 前記ガスミスト生成手段が、前記吸入部材へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、
    該ガスミスト供給管が、管内に付着する液滴を除去するためのフィルターを備えることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト吸入器。
  10. 前記ガスミスト生成手段が、前記吸入部材へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、
    該ガスミスト供給管の全部又は一部がジャバラ状の管から構成されることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト吸入器。
  11. 前記ガスミスト生成手段が、前記吸入部材へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、
    該ガスミスト供給管に、逆止弁を設けることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト吸入器。
  12. 前記ガスミスト生成手段が、予め滅菌処理されていることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト吸入器。
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