JP5876369B2 - パーキングブレーキ - Google Patents
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Description
[1]ラチェットの歯(50)を設けたベース(40)に操作レバー(10)を枢軸(P)により起倒自在に取り付け、該操作レバー(10)を前記ラチェットの歯(50)に対して引き起こすことにより、前記操作レバー(10)に連結されたブレーキケーブルを引っ張ってブレーキを制動させ、前記操作レバー(10)に設けたラチェット爪(300)と前記ラチェットの歯(50)との係合により、前記ブレーキの制動状態を維持するパーキングブレーキ(1)において、
前記操作レバー(10)は、前記ラチェット爪(300)を有するとともに前記ブレーキケーブルが連結され、前記枢軸(P)により前記ベース(40)に起倒自在に取り付けられた出力ユニット(30)と、起倒操作するときに前記出力ユニット(30)が前記枢軸(P)を回動中心として同一方向に連動および不連動の状態に選択可能に連結する連結手段を有するレバーユニット(20)と、から成り、
前記レバーユニット(20)は、前記出力ユニット(30)に起倒自在に枢支されるとともに前記ベース(40)に設けたガイド長穴(43)に挿通した連結ピン(24)を有し、該レバーユニット(20)を前記出力ユニット(30)と連動する状態で前記枢軸(P)を回動中心として前記制動状態まで引き起こす過程で、前記連結ピン(24)は前記ガイド長穴(43)内を下方に移動し、前記制動状態で前記連結手段による前記出力ユニット(30)との連動を解除したときに、前記連結ピン(24)が前記出力ユニット(30)に対する起倒の回動中心になり、前記レバーユニット(20)は、前記制動状態を解除して前記操作レバー(10)を収納したときのイニシャル位置よりも低い位置に収納可能となることを特徴とするパーキングブレーキ(1)。
前記スライド長穴(22)は、両端のうち一端側に前記収納ピン(23)が位置するときは、前記操作レバー(10)を倒す際に前記出力ユニット(30)に前記収納ピン(23)が当接し、他端側に前記収納ピン(23)が位置するときは、前記出力ユニット(30)に前記収納ピン(23)が当接しないように形成されたことを特徴とする項[1]に記載のパーキングブレーキ(1)。
前記付勢手段は、前記収納ピン(23)が前記スライド長穴(22)の前記一端側に位置する方向に前記スライダー(36)を付勢することを特徴とする項[2]に記載のパーキングブレーキ(1)。
前記枢軸(P)は、前記所定部位から少なくとも一方の端部側に延長された延長部(100)を有し、
前記延長部(100)の延長端部(102)を保持するための保持ベース(60)を備え、
前記延長端部(102)または前記延長端部(102)と前記所定部位との間に、ブレーキケーブルを巻き取るためのケーブルドラム(71)を備えたケーブルドラム取付け部材(70)が固設されたことを特徴とする項[1]から[4]のいずれか一項に記載のパーキングブレーキ(2)。
項[1]に係るパーキングブレーキ(1)によれば、ブレーキを制動させるために操作レバー(10)を引き起こすときは、レバーユニット(20)と出力ユニット(30)とが連結手段によって連結されており、両者は連動する。このため、操作者がレバーユニット(20)を掴んで引き起こすと、出力ユニット(30)がレバーユニット(20)と一体となって枢軸(P)を回動の中心として引き起こされる。
図1から図16までは、本発明の第1の実施の形態を示している。
図1は、第1の実施の形態に係るパーキングブレーキ1の構成を右側面側から見た側面透視図であり、ブレーキが制動しておらず、操作レバーが倒されてイニシャル位置にある状態を示している。図2は、本発明の第1の実施の形態に係るパーキングブレーキ1を示す分解斜視図であり、図3は、本発明の第1の実施の形態に係るパーキングブレーキ1を示す背面図である。図4〜図15までは、第1の実施の形態に係るパーキングブレーキ1の制動および制動解除の操作におけるパーキングブレーキ1の構成要素の動きの変化を示した側面図である。また、図16は、本発明の第1の実施の形態に係るパーキングブレーキ1の外観を示す側面図である。
図1および図4〜図15までは、本実施の形態に係るパーキングブレーキ1の制動および制動解除の操作におけるパーキングブレーキ1の構成要素の動きの変化を示しており、図1は、パーキングブレーキ1が非制動状態にあって、操作レバー10が倒されたイニシャル位置にある状態を示している。レバーユニット20のストッパ26は、出力ユニット30のストッパ受部42の上端部に当接している。このとき操作レバー10は、非制動状態における最も低い位置まで倒されている。
図9は、レバーユニット20と出力ユニット30との連結が非連動になった状態を示している。
図10に示すように、レバーユニット20は、図9に示した状態よりも低い位置まで倒されている。このときのレバーユニット20は、連結ピン24を回動の中心として回動する。
図11に示すように、レバーユニット20のストッパ26は、ベース40のストッパ受部42に当接しており、レバーユニット20はこれ以上には下方に向けて倒すことができない。ストッパ26がストッパ受部42に当接している位置は、図1に示したようにブレーキが非制動状態で操作レバー10が収納されているときの位置よりも低い位置である。
図11に示したブレーキの制動状態からレバーユニット20を引き起こして行くと、スプリング202によってスライダー36が付勢されているので、収納ピン23は、出力ユニット30の側縁37に当接した状態で出力ユニット30の被当接部32へ向かう。この過程では、レバーユニット20は連結ピン24を中心にして回動する。
ラチェット爪300は、ラチェットの歯50の最も高い位置で係合している。出力ユニット30は、レバーユニット20とともに最も引き起こされた状態にある。このとき、ブレーキケーブルは最も引き出されており、ブレーキの制動力は最大になっている。
図17は、第2の実施の形態に係るパーキングブレーキ2を示す平面図であり、図18は、第2の実施の形態に係るパーキングブレーキ2を示す背面断面図である。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
P…枢軸
1…パーキングブレーキ
2…パーキングブレーキ
10…操作レバー
20…レバーユニット
20a…スライド開孔
21…当接部
22…スライド長穴
22a…上縁部
22b…下縁部
23…収納ピン
24…連結ピン
25…下延部
26…ストッパ
30…出力ユニット
31…被当接ピン
32…被当接部
32a…傾斜部
33…開孔
34…リリースボタン
35…リリースロッド
36…スライダー
36a…操作部
37…側縁
40…ベース
41…組付け部分
42…ストッパ受部
43…ガイド長穴
50…ラチェットの歯
60…保持ベース
70…ケーブルドラム取付け部材
71…ケーブルドラム
100…延長部
101…端部
102…延長端部
201…スプリング
202…スプリング
300…ラチェット爪
301…ピン
302…スプリング
320…ケーブルドラム
410…取付け孔
Claims (5)
- ラチェットの歯を設けたベースに操作レバーを枢軸により起倒自在に取り付け、該操作レバーを前記ラチェットの歯に対して引き起こすことにより、前記操作レバーに連結されたブレーキケーブルを引っ張ってブレーキを制動させ、前記操作レバーに設けたラチェット爪と前記ラチェットの歯との係合により、前記ブレーキの制動状態を維持するパーキングブレーキにおいて、
前記操作レバーは、前記ラチェット爪を有するとともに前記ブレーキケーブルが連結され、前記枢軸により前記ベースに起倒自在に取り付けられた出力ユニットと、起倒操作するときに前記出力ユニットが前記枢軸を回動中心として同一方向に連動および不連動の状態に選択可能に連結する連結手段を有するレバーユニットと、から成り、
前記レバーユニットは、前記出力ユニットに起倒自在に枢支されるとともに前記ベースに設けたガイド長穴に挿通した連結ピンを有し、該レバーユニットを前記出力ユニットと連動する状態で前記枢軸を回動中心として前記制動状態まで引き起こす過程で、前記連結ピンは前記ガイド長穴内を下方に移動し、前記制動状態で前記連結手段による前記出力ユニットとの連動を解除したときに、前記連結ピンが前記出力ユニットに対する起倒の回動中心になり、前記レバーユニットは、前記制動状態を解除して前記操作レバーを収納したときのイニシャル位置よりも低い位置に収納可能となることを特徴とするパーキングブレーキ。 - 前記連結手段は、前記操作レバーを引き起こすときに前記出力ユニットに当接する当接部と、前記レバーユニットに設けたスライド長穴と、該スライド長穴に移動可能に挿通した収納ピンと、を有し、
前記スライド長穴は、両端のうち一端側に前記収納ピンが位置するときは、前記操作レバーを倒す際に前記出力ユニットに前記収納ピンが当接し、他端側に前記収納ピンが位置するときは、前記出力ユニットに前記収納ピンが当接しないように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ。 - 前記レバーユニットは、前記収納ピンを取り付けた変位可能なスライダーと、該スライダーを付勢する付勢手段と、を備え、
前記付勢手段は、前記収納ピンが前記スライド長穴の前記一端側に位置する方向に前記スライダーを付勢することを特徴とする請求項2に記載のパーキングブレーキ。 - 前記ガイド長穴の位置および長さは、前記制動状態のときに、前記レバーユニットを倒して収納した際の該レバーユニットの最高位置が前記出力ユニットの最高位置よりも低くなるように設定されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のパーキングブレーキ。
- 前記操作レバーの出力ユニットは、前記枢軸の所定部位に固設され、
前記枢軸は、前記所定部位から少なくとも一方の端部側に延長された延長部を有し、
前記延長部の延長端部を保持するための保持ベースを備え、
前記延長端部または前記延長端部と前記所定部位との間に、ブレーキケーブルを巻き取るためのケーブルドラムを備えたケーブルドラム取付け部材が固設されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のパーキングブレーキ。
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