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JP5864135B2 - 空気圧制御式の連結アセンブリ - Google Patents

空気圧制御式の連結アセンブリ Download PDF

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JP5864135B2
JP5864135B2 JP2011129439A JP2011129439A JP5864135B2 JP 5864135 B2 JP5864135 B2 JP 5864135B2 JP 2011129439 A JP2011129439 A JP 2011129439A JP 2011129439 A JP2011129439 A JP 2011129439A JP 5864135 B2 JP5864135 B2 JP 5864135B2
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Description

本件出願は2008年12月4日付で提出された米国特許出願第12/328,517号、2009年5月7日付で出版された米国特許公開広報US2009/0113738号の部分継続出願であり、前記米国特許公開広報US2009/0113738号は2006年2月7日付で提出された米国特許出願第11/349,508号の継続出願であり、該米国特許出願第11/349,508号は米国仮特許出願第60/651,561号の優先権を主張すると共に現在失効した米国特許第7,467,479号であり、これら全ての出願の内容は当該参照により本明細書の一部とする。
本発明はコンピューターのハードディスクの部品の試験に関し、詳細には、ヘッドスタックテスターにおいて、ハードディスクアセンブリの一部であるヘッドスタックを配置及び固定するシステムに関する。詳しくは、本発明は空気圧式連結要素または構成部品に関する方法及び装置に関する。
現代のコンピューターはヘッドスタック(または、複数に積み重なったヘッド)及びハードディスクのスタック(または、ハードディスクの積み重ね)の形式で作製されるハードディスク装置を有する。ヘッドスタックは、ハードディスクのパックと関連して動作するような様式で積み重ねられた1つまたは複数のリード及びライトヘッドを含むアセンブリである。これらの装置はこの分野で周知であり、多くのデータ格納の用途で使用されている(例えば、特許文献1参照)。ヘッドスタックはSAE Magnetics、Western Digital(Read-Rite)、Hitachi Global Storage Technologies(IBM)、Seagate等の多くの企業によって製造されている。ヘッドスタックは一般に、ヘッドスタックがシャフト上で自由に回転できるように軸受の手段によってシャフトに取り付けられる。(リードまたはライトの)データ格納動作中、磁気ヘッドはそれらがハードディスクに対して位置付けられるようにシャフト上で回転させられる。
磁気ヘッド及びディスクテスターはSN比及びトラック特性等の磁気ヘッド及びディスクの特性を試験するために使用される器械である。テスターはヘッドのディスクに対するこれらの動きを実際のハードディスク装置の動作中の速度と同じ速度でシミュレートする。各テスターは2つの構成要素、すなわち、一般にスピンスタンドと呼ばれる、ヘッドのディスクに対する動きを実施する機械的要素、及び、測定及び測定された信号の計算及び分析を実施する電子的要素から構成されている。スピンスタンドはまた、磁気ディスク上にサーボ情報を書き込むために使用される器械であるサーボライターの機械的要素であるとともに、ヘッドのディスク上の浮上高を測定するために使用される器械である浮上高テスターの構成要素でもある。
図1及び2にはヘッド及びディスクテスターの従来技術の例が図示されている。スピンスタンド100は壁部112a,112b,112cを支持する固定式ベースプレート110を含む。そして、壁部112a,112b,112cはシリンダ形のディスクパック領域に配置されたディスクパックDPを保持するためのスピンドル113を支持する。ディスクパックDPは直径Dを有し、ディスクパック軸DPAを中心にして同軸に配置された1つまたは複数の磁気ディスク114を含む。スピンドル113及びディスク114はスピンドルモーター115によって回転軸SAを中心にして回転させられる。
ベースプレート110は更に、第1及び第2のスライドモーター(図示せず)を支持する。第1スライドモーターはスライド116をレール117a,117bに沿ってY方向に動かす(図2参照)。スライド116上には2つの付加的なレール118a,118bが取り付けられている。第2スライドモーターは第2スライド119をレール118a,118bに沿ってX方向に動かす。第1及び第2のモーターはスライド119のヘッドスタックロケーター121上に取り付けられたヘッドスタック120をスピンドル113の中心に対して特定の位置に位置付けるために協働する。ヘッドスタック120は磁気ヘッド122を保持し、磁気ヘッド122をディスク114に対して位置付ける。
ヘッド及びディスクテスターのスピンスタンドの従来技術の他の例は本願の譲渡人であるガジック テクニカル エンタープライゼス(www.guzik.com)から入手可能なガジック V2002 XY-Positioninig Spinstand、及びガジック S-1701シリーズ Micro Positioning Spinstandを含む。また、磁気ヘッドを磁気ヘッドに位置付けるための従来技術は特許文献2等にも記載されている。
特開平11−326105号公報(第1図) 特開2000−353369号公報 米国特許出願第12/328,517号 米国特許公開広報US2009/0113738号 米国特許出願第11/349,508号 米国仮特許出願第60/651,561号 米国特許第7,467,479号
磁気記録の密度が増大すると、任意のディスク領域に対して付加的な情報トラックが圧縮される。トラックサイズの縮小はヘッドの位置付けに対する改善した精度の要求を増大させている。同様に、アクセス時間を短くするために、磁気ディスクの回転速度も増大している。更に、付加的な格納を与えるために、より多くのディスクがディスクスタックに加えられている。
ディスクが回転すると、ディスク及び磁気ヘッドの両方に対して振動が誘発されるこれらの振動はトラックの位置決め不良または位置ずれを起こす。場合によっては、デスクと磁気ヘッドの間の位置ずれは容認不可能なレベルに達してしまい、スピンスタンドの動作を信頼できないものにしてしまう。
したがって、ヘッドスタックをスピンスタンド上で配置及び固定するための、新規で改善された装置及び方法が望まれている。このような新規で改善された装置及び方法は従来方法の信頼性及び安定性を保ちながら、ヘッドスタックを試験のために、スピンスタンドに対して素早くかつ正確に配置及び固定することが望まれる。
従来、ヘッドスタックやスピンスタンドでは一般に連結要素を用いるが、様々な要素を全体に相互位置付けし且つ可逆的に連結する装置及び方法に対する要望が存在する。
本発明はヘッドスタックをスピンスタンド上に配置及び固定するためのヘッドスタックロケーターアセンブリであって、上述の従来技術の制限及び問題を改善する、新規で改善されたヘッドスタックロケーターアセンブリに関する。本発明の1つの実施例に従うと、新規で改善されたヘッドスタックロケーターアセンブリは固定されたロケーターに収容されるヘッドスタックロケーターを含む。固定されたロケーター(以降、固定ロケーターと呼ぶ)は恒久的にスピンスタンドに固定されており、ヘッドスタックロケーターはヘッドスタックに接続または連結する。ヘッドスタックロケーターをヘッドスタックの試験のために固定ロケーターに押し付けるために真空が使用される。試験完了後、ヘッドスタックロケーターはアセンブリに正の空気圧を印加することによって固定ロケーターから外される。
1つの形式において、固定ロケーターは固定ロケーターブッシング及びピン収容開口を含む。固定ロケーターブッシングは固定ロケーター軸を中心に配置され、固定ロケーター軸から横方向に伸延する。また、固定ロケーターブッシングは固定ロケーター軸に対して横方向に伸延する上面を有する。
ピン収容開口は固定ロケーターブッシングから固定ロケーター軸に沿って伸延する。ピン収容開口は固定ロケーターブッシングの上面から単調に減少する半径を有する、円形の断面を有する輪郭を持つ。ピン収容開口は固定ロケーターブッシングの上面に隣接した領域からポートまで伸延する。ポートは真空印加及び正圧印加を受けるよう構成される。
ヘッドスタックロケーターはヘッドスタックロケーター軸に沿って伸延し、ヘッドスタックロケーターブッシング及び位置決めピンを含む。ヘッドスタックロケーターブッシングは上面及び下面を有し、ヘッドスタックロケーター軸を中心に配置され、ヘッドスタックロケーター軸に対して横方向に伸延する。ヘッドスタックロケーターブッシングの下面はヘッドスタックロケーター軸に対して横方向に伸延する。ヘッドスタックロケーターブッシングは、それの上面に、ヘッドスタック軸を有するヘッドスタックを収容するための連結アセンブリを有し、それによってヘッドスタック軸はヘッドスタックロケーター軸と同軸になる。
位置決めピンはヘッドスタックロケーターブッシングの下面からヘッドスタックロケーター軸に沿って伸延する。位置決めピンは下面から単調に減少する半径を有する、円形の断面を有する外側の輪郭を持つ。位置決めピンの輪郭はピン収容開口の輪郭に対して実質的に相補的である。
ヘッドスタック取付けアセンブリは更に、スリーブ軸に沿って伸延するスリーブを含む。スリーブは固定ロケーターブッシングの周囲の面から伸延する。代替的な実施例において、スリーブはヘッドスタックロケーターブッシングの周囲の面から伸延する。これらの実施例において、スリーブ軸は固定ロケーター軸及びヘッドスタックロケーター軸の対応する1つと同軸であり、固定ロケーターブッシング及びヘッドスタックロケーターブッシングのもう一方は、ピンがピン収容開口内に配置されたときに固定ロケーター軸、ヘッドスタックロケーター軸及びスリーブ軸が同軸となった状態で、スリーブ内に配置可能となる。
本発明の好ましい形式において、ヘッドスタック取付けアセンブリは更に、固定ロケーターブッシングの周囲の面及びヘッドスタックロケーターブッシングの周囲の面の1つに配置されたシールを含む。このシールはスリーブ内で、固定ロケーターブッシングの上面とヘッドスタックロケーターブッシングとの間の領域を気密的に分離する。このシールはまた、ポートに正圧が適用されたときに、この領域をヘッドスタック取付けアセンブリの外部の領域に連結する。
使用中、位置決めピンがピン収容開口内に配置され、ポートに真空が印加されると、当該領域の静圧は、印加された真空及びアセンブリ外部の周囲圧力に応答して、ヘッドスタックロケーターブッシングを固定ロケーターブッシングの方向にバイアスし(または、押し付け)、かくしてヘッドスタックロケーターを固定ロケーターに連結する。
この様式でヘッドスタックロケーターが固定ロケーターに連結されているとき、ヘッドスタックロケーターを固定ロケーターから外すために正圧が印加されてもよい。それにより、上記領域の静圧は、前記正圧及びアセンブリ外部の周囲圧力に応答してヘッドスタックロケーターブッシングを固定ロケーターブッシングから外す方向にバイアスし(または、引き離し)、かくしてヘッドスタックロケーターを固定ロケーターから切り離す。
本発明の好ましい形式において、シールは固定ロケーターブッシングの周囲の面の溝に配置されたUカップワイパーシールである。代替的な実施例において、シールはヘッドスタックロケーターブッシングの周囲の面の溝に配置されたUカップワイパーシールである。
本発明の1形式において、チャネル(または、導管)はポートから固定ロケーターブッシングを通り、固定ロケーターブッシングの上面に隣接する領域まで伸延する。この形式において、位置決めピンの遠位端を形成する材料はピン収容開口を形成する材料に比べて弾力的とし、かくして長期間の使用による位置決めピン及びピン収容開口の磨耗が最小になるようにされてもよい。
本発明のもう1つの形式において、チャネル(または、導管)は位置決めピン内で位置決めピンの遠位端から、ヘッドスタックロケーター軸に沿って、固定ロケーターブッシングの上面に隣接する領域で位置決めピンの横方向のポートまで伸延する。
本発明の新規且つ改善されたヘッドスタック取付けアセンブリは、試験用のヘッドスタックをスピンスタンドに素早くかつ正確に配置及び固定する。
本発明は各要素を相互に可逆的に連結及び脱連結したい多くの用途において一般に有益である。上述したヘッドスタック及びスピンスタンドはそれらの用途例に過ぎない。
本発明は第1要素を第2要素に釈放自在に組み付けるためのアセンブリとしても説明され得る。当該アセンブリには、第1要素上に配置した第1要素表面と、第2要素上に配置した第2要素表面と、ポートとが含まれる。
当該一般構成において、第1要素が、前記第1要素表面に直交するシリンダ軸を中心として配置したシリンダ状部分を画定する。前記シリンダ状部分はシリンダ軸を横断するシリンダ端部表面に向けて伸延する。前記シリンダ状部分は、シリンダ軸を中心として配置され且つシリンダ端面から伸延するシリンダ側面を有する。
第2要素はピストンを含み、当該ピストンは第2要素表面に直交するピストン軸を中心に配置される。ピストンは、ピストン軸を横断するピストン端面に向けて伸延するピストン側面にして、ピストン軸を中心に配置され且つピストン端面から伸延するピストン側面を有する。
(i)第1要素表面が第2要素表面に対して相補的とされるか、または(ii)シリンダ端面がピストン端面に対して相補的とされる。前記アセンブリは、前記ポートから伸延される流体通路にして、(a)ピストンからピストン端面まで、及び、(b)シリンダ状部分からシリンダ端面まで、の何れかの流体通路を含む。弾性のシールがピストン側壁及びシリンダ側壁の何れかから伸延される。
ピストンは、そのピストン軸と同中心のまたはピストン軸に関してオフセットした状態下に、また、ピストン端面がシリンダ端面と対向する状態下に、また、ピストン側面とシリンダ側面との間にシールが延在する状態下において、シリンダ状部分内に位置決めし得る寸法とされる。前記シールはピストン端面とシリンダ端面との間部分の空気圧シールを構成し、かくして当該部分は外部の各位置から空気圧的に隔絶される。
第1要素表面と第2要素表面とは、第1要素及び第2要素上に夫々配置される寸法とされ、シリンダ状部分内にピストンを少なくとも部分的に配置すると、第1要素表面の少なくとも一部分が第2要素表面の少なくとも一部分に対向する。
本発明の更に他の態様には3つのパッドが含まれ、各パッドは、(i)第1要素表面及びシリンダー端面の一方及び、(ii)第2要素表面及びピストン端面の一方、における対向部分から伸延される。
本発明の1態様において、各パッドは高さが等しい。他の態様において、少なくとも2つのパッドの高さが相違する。他の態様において、少なくとも1つのパッドの高さが調節自在とされる。
ある態様において、第1要素表面及び第2要素表面の少なくとも一方が平坦であり、他の態様では第1要素表面及び第2要素表面は共に平坦である。
本発明の1態様において、本発明のアセンブリが整合アセンブリを含み、該整合アセンブリが、シリンダ軸と平行な第1整合軸に沿って前記第1要素表面及びシリンダ端面の一方から伸延する第1構成部品と、ピストン軸と平行な第2整合軸に沿って第2要素表面及びピストン端面の一方から伸延する第2構成部品とを有する。
本構成においてピストンが、ピストン軸がシリンダ軸と実質的に同軸状態下に、また、ピストン軸及びシリンダ軸に関して所定の角度方向を有する状態下において、少なくとも部分的にシリンダ状部分内に入ると、第1整合軸及び第2整合軸は実質的に同軸となる。また、第1構成部品及び第2構成部品は、前記第1整合軸と第2整合軸とが実質的に同軸となる場合にインターフェースとなるよう形状付けされる。
本発明の1態様において、ピストン軸とシリンダ軸とが同軸である場合、第1要素表面は第2要素表面と平行であり、第1要素表面はシリンダ端面を含み、第2要素表面はピストン端面を含む。
本発明の他の態様において、ピストン軸とシリンダ軸とが同軸である場合、第1要素表面は第2要素表面と平行であり、第1要素表面は、シリンダ状部分の、シリンダ端面とは反対側の端部から外側に伸延され、第2要素表面はピストン端面とは反対側のピストン端部から外側に伸延される。
本発明はその1態様において3つのパッドを含み、各パッドは、(i)第1要素表面及びシリンダ端面の一方及び、(ii)第2要素表面及びピストン端面の一方、における対向部分から伸延され、周囲圧力に関する負圧と、周囲圧力に関する正圧とをポートに選択的に印加するコントローラを更に含む。当該形態において第1要素及び第2要素を、第1要素表面が第2要素表面に対向する状態に位置決めし、ピストンをシリンダ状部分内に少なくとも部分的に配置してポートに負圧を印加すると、印加される負圧に応答して第1要素表面及び第2要素表面が相互に引き寄せられ、前記3つのパッドの各々が第1要素表面及び第2要素表面の一方と干渉状態下に係合して前記各表面間を分離状態に維持し、第1要素と第2要素とは連結される。当該形態において第1要素及び第2要素を、第1要素表面が第2要素表面に対向する状態下に位置決めし、ピストンをシリンダ状部分内に少なくとも部分的に配置し、3つのパッドが各表面を分離状態に維持する状態下にポートに正圧を印加すると、第1要素表面と第2要素表面とが、印加される正圧に応答して相互に離間され、かくして第1要素及び第2要素が脱連結される。
図1は従来技術のスピンスタンドの概略図的な正面図である。 図2は図1のスピンスタンドの概略的な上面図である。 図3は固定ロケーターに収容されたヘッドスタックを含む、ヘッドスタックをスピンスタンド上に配置及び固定するために本発明に従って構成されたアセンブリの例として実施例の、部分的な断面図を含む側面図である。 図4は図3のヘッドスタックロケーターの側面図である。 図5は図3のヘッドスタックロケーターの分解側面図である。 図6は図3の固定ロケーターの、部分的な断面図を含む側面図である。 図7は図3の固定ロケーターの、部分的な断面図を含む分解側面図である。 図8は図3のヘッドスタックロケーターのブッシングの側面図である。 図9は図3のヘッドスタックロケーターのブッシングの上面図である。 図10は図3の固定ロケーターのブッシングの側面図である。 図11は図3の固定ロケーターのブッシングの上面図である。 図12はスピンスタンドのスライドに固定された固定ロケーター、及び固定ロケーターに収容される前のヘッドスタックロケーターを示している、図3のアセンブリの側面図である。 図13は固定ロケーターに収容され、固定ロケーターへの真空の印加を介して固定ロケーターに固定されたヘッドスタックロケーターを示している、図3のアセンブリの、部分的な断面図を含む分解側面図である。 図14は固定ロケーターに収容され、固定ロケーターへの加圧の印加を介して固定ロケーターから切り離されたヘッドスタックロケーターを示している、図3のアセンブリの、部分的な断面図を含む分解側面図である。 図15は固定ロケーターに収容され、真空の印加を介して固定ロケーターに固定されたヘッドスタックロケーターを示している、ヘッドスタックがヘッドスタックロケーターに固定された状態で示されている図3のアセンブリの、部分的な断面図を含む分解側面図である。 図16は固定ロケーターに収容されたヘッドスタックを含む、ヘッドスタックをスピンスタンド上に配置及び固定するために本発明に従って構成されたアセンブリの、もう1つの例として実施例の分解断面図である。 図17は図16のヘッドスタックロケーターの、組立てられた状態の断面図である。 図18は固定ロケーターに収容されたヘッドスタックを含む、ヘッドスタックをスピンスタンド上に配置及び固定するために本発明に従って構成されたアセンブリの、もう1つの例として実施例の、部分的な断面図を含む分解側面図である。 図19は図18のヘッドスタックロケーターの、部分的な断面図を含む、組立てられた状態の側面図である。 図20Aは、本発明の連結アセンブリの1実施例におけるアセンブリの第1要素及び第2要素の、アセンブリからオフセットされた上方位置からの斜視図である。 図20Bは、本発明の連結アセンブリの1実施例におけるアセンブリの第1要素及び第2要素の側面図である。 図20Cは本発明の連結アセンブリの1実施例におけるアセンブリの、第1要素及び第2要素のアセンブリからオフセットされた下方位置からの斜視図である。
図3及び図12−15を参照すると、ヘッドスタックをスピンスタンドに配置及び固定するために本発明に従って構成されたアセンブリ10の例としての実施例が示されている。アセンブリ10は固定ロケーター14に収容されたヘッドスタックロケーター12を含む。(例えば、図15に示されているように)固定ロケーター14がスピンスタンドのスライド119に恒久的に固定されているのに対し、ヘッドスタックロケーター12はヘッドスタック120に接続または連結する。そして、ヘッドスタックロケーター12をヘッドスタック120の試験のために固定ロケーター14に押し付けるために真空が使用される。試験終了後、ヘッドスタックロケーター12はアセンブリ10に正圧を印加することにより固定ロケーター14から脱連結される。
本発明の新規で且つ改善されたアセンブリ10は試験用ヘッドスタックをスピンスタンドに素早く且つ正確に配置及び固定する。
図3−5を参照すると、ヘッドスタックロケーター12の主要構成要素は、その中心の開口を通して位置決めピン20を収容するブッシング18を収容するピストンリング16を含む。位置決めピン20は一方の端部にヘッドスタック用の連結手段を含む。実施例において、この手段はねじ切り部分22を含む。ねじ切り部分22は、図15に示されているように、ヘッドスタックをヘッドスタックロケーター12に固定するためにピボット軸受121内にねじ込まれる。図3及び図12−15に示されているように、位置決めピン20のもう一方の端部はヘッドスタックロケーター12を(拘束することなく)固定ロケーター14内に容易に誘導し、且つ正確に配置するために使用される。ブッシング18は圧力ばめ等の、適当な様式でピストンリング16に固定される。ピストンリング16は、図3に示すようにヘッドスタックロケーター12と固定ロケーター14との間のシール/軸受表面として機能する。
ヘッドスタックロケーター12はまた、位置決めピン20とブッシング18との間のシールを与えるOリング24を含む。位置決めピン20は、ブッシング18を位置決めピン20の適所で挟持する2つの保持クリップ26によって然るべく保持される。位置決めピンをヘッドスタックブッシングに配置するOリング24及び保持クリップ26を使用することで位置決めピンが回転可能となる。この構成はヘッドスタックに損傷を与える恐れのある位置決めピンの過剰締め付けを防止する。代替実施例において、位置決めピンは押し嵌めや接着等により、ヘッドスタックブッシング18内での回転能力を有さない状態でブッシング18に固定することもできる。この代替実施例はOリングまたは保持クリップを使用しなくてもよい。
プラスチックボタン28配置決めピン20及び固定ロケーター14の連結面を保護するために位置決めピンの先端に糊付け(または、接着)される。位置決めピン20の一部は、位置決めピン20を連結することなく固定ロケーター14の穴に容易に誘導するために先端部付近で細くされる。
ヘッドスタックロケーター12のブッシング18は図8及び9にも図示されている。ヘッドスタックロケーター12のブッシング18は、図15に示すように、ヘッドスタック120を収容するためにブッシングの上面38に環状カップ36を含む。図9に最も良く示すように、ブッシング18はまた、それの底面32に等間隔に配置されたパッド30を有する。パッド30はヘッドスタックロケーター12の、固定ロケーター14のブッシング40の上面54に対する高さ及び平行性を画定する。パッド30は固定ロケーター14のブッシング40の上部の環状面に受容される。平坦な表面に代えて均等に配置したパッド30を使用することで、ヘッドスタックロケーター12の連結面の傷や不完全性による揺れの恐れが低下する。ある実施例ではヘッドスタックロケーター12は等間隔に配置されたパッド30を備える。代替的な実施例では、ヘッドスタックロケーター12のブッシング18に環状面を設け、固定ロケーター14にパッド30を設け得る。
図12〜15を参照して説明するに、固定ロケーター14は例えば、ボルト64等によりスピンスタンドのスライド119に固定される。図3、6、7に示すように、固定ロケーター14はブッシング40、ワイパーシール42、空気式バーブフィッテング44、及び空気式バーブフィッテング用のワッシャーシール46を含む。ブッシング40はヘッド部48及びネック部50を含む。バーブフィッテング44はブッシング40のネック50部内に螺入される。このフィッテングを曝気し、固定ロケーター14のブッシング40の中央に配置した内腔52に正圧が印加される。中央の内腔52はブッシング40の上面54まで伸延し、2つの機能:負及び正圧のブッシング40の上面54への伝達手段;及び、ヘッドスタックロケーター12の位置決めピン20を収容するソケットを与える。ブッシング40のヘッド部48及びネック部50はまた、上面54から中央の内腔52まで貫通する2つの横方向のポート56を画定する。ポート56は上面54全体の一様な真空/加圧を可能にする。
図16及び17に示す代替実施例300では、ブッシングのヘッド部48及びネック部50は上面54から中央の内腔52まで貫通する2つのポートを有さない。アセンブリ300はそれらに代わる、ピン先端から上方に伸延する中央のポート324を画定する位置決めピン320を有する。(ピン320はまた、ヘッドスタックへの取り付けのために、上端部にねじ切り部分322を含む。)ピン320はまた、中央のポート324まで貫通する2つの横方向のポート326を画定する。ポート324、326はバーブフィッテング44からブッシング18とブッシング40との間に配置された空間に正及び負の空気圧を伝達する。
ワイパーシール42は固定ロケーター14のブッシング40のヘッド部48の側壁の、円周状の溝58に収容される。ワイパーシール42はブッシング40の側壁とヘッドスタックロケーター12のピストンリング16の内面との間にシールを形成する。図示す例としての実施例において、ワイパーシールはUカップワイパーシール42を含む。図3、6、7及び図12〜14に示すように、Uカップワイパーシール42はY型の断面を有し、ベース部60及びベース部から伸延する2つのアーム62を含む。ヘッドスタックロケーター12が固定ロケーター上に受容されたとき、アーム62の一方は固定ロケーター14のブッシング40のヘッド部48の円周の溝58に対してバイアスされ(または、押し付けられ)、アーム62のもう一方はヘッドスタックロケーター12のピストンリング16に対してバイアスされる(または、押し付けられる)。
アーム62は、固定ロケーター14に真空が印加されたときに、ヘッドスタックロケーター12と固定ロケーター14との間を気密シールしてヘッドスタックロケーター12を固定ロケーター14に固定する形状構成とされる。アーム62はまた、固定ロケーター14への正圧印加時に、ヘッドスタックロケーター12と固定ロケーター14との間のシールを壊してヘッドスタックロケーター12を固定ロケーター14から外す形状構成とされる。シール42のアーム62が潰れるとシール42とピストンリング16との間の摩擦が低下する。この構成により、シール42の摩擦により発生する粒子数が減少する。代替的な実施例400では、図18〜19に示すように、シール42をヘッドスタックロケーター12に配置し、ピストンリング16を固定ロケーター14に配置し得る。
ヘッドスタックロケーター12はヘッドスタックとスピンスタンドテスト装置との間の素早く且つ正確なインターフェースとして機能する。固定ロケーター14はヘッドスタックロケーター12に対する正確な位置付け装置として機能する。負圧(真空)及び正圧はそれぞれ、ヘッドスタックロケーター12を固定ロケーター14に固定するために、及び固定ロケーターから解放させるために使用される。通常の操作において、ヘッドスタックロケーター12はヘッドスタックに取り付けられる。そして、ヘッドスタックロケーター12配置決めピン20を固定ロケーター14の中央の内腔内に誘導することにより固定ロケーター14内に挿入される。Uカップワイパーシール42は、周囲圧力下に位置付けピストンスリーブ16が容易にUカップ/ワイパーシール42にスライドするように設計される。固定ロケーター14に対する真空印加が開始され、ヘッドスタックロケーター12は当該真空印加により固定ロケーター14に固定される。固定ロケーター14への真空印加は図13に図示す。
真空印加を停止すると、ヘッドスタックロケーター12は固定ロケーター14から外すことが困難な状態となっている。ヘッドスタックロケーター12を外すためには、ヘッドスタックロケーター12が固定ロケーター14から持ち上げられ、オペレーターがヘッドスタックロケーター12を容易に取り外すことが可能となるように、固定ロケーター14を介して正圧が印加される。この空気流は、ヘッドスタックロケーター12が完全に外れることなく、固定ロケーター14から安全に外されるように制御される。固定ロケーター14への正圧の印加は図14に図示す。
概略すると、図3及び図12〜図15のアセンブリ10は第1要素12を第2要素14に釈放自在に連結するアセンブリである。アセンブリ10は、第1要素12と、第2要素14と、ポート44とを含む。第1要素12は、シリンダ軸CAを中心として配置され該シリンダ軸CAを横断するシリンダ端面32に向けて伸延するシリンダ状部分Cを画定し、シリンダ軸CAを中心として配置されシリンダ端面32から伸延するシリンダ側面16を有する。
第2要素12は、ピストン軸PAを中心として配置されると共に、前記ピストン軸PAを横断するピストン端面54方向に伸延するピストン40を画定し、また、ピストン軸PAを中心として配置されピストン端面58に向けて伸延するピストン側面58を有する。
好ましくは、しかしこれに限定しないが、シリンダ端面32はピストン端面54に対して相補的とされる。第1要素14は、ポート44から伸延する流体通路56にして、(a)ピストン40からピストン端面54まで、及び、(b)シリンダ状部分Cからシリンダ端面32まで、の何れかの流体通路56を含む。
ピストン40は、ピストン側壁58及びシリンダ側壁16の一方から伸延する弾性シール42を含む。
ピストン40はピストン軸PAがシリンダ軸CAと同軸となる状態または当該に関してオフセットされる状態下に、またピストン端面54がシリンダ端面32と対向する状態下に、また弾性シール42がピストン側面54とシリンダ端面32との間を伸延する状態下においてシリンダ状部分C内で位置決めされるよう寸法付けされ、かくして、ピストン端面54とシリンダ端面32との間部分を当該間部分の外側から空気圧的に隔絶する空気圧シールを形成する。
第1要素14及び第2要素12は、ピストン40をシリンダ状部分C内に少なくとも部分的に配置した場合にピストン端面54の少なくとも一部分がシリンダ端面32の少なくとも一部と対向するよう寸法付けされる。
他の実施例ではアセンブリ10は3つのパッド30を更に含み、各パッドは(i)シリンダ端面32及び(ii)ピストン端面54、の何れかにおける対向部分から伸延される。
図20A、図20B、図20Cには、本発明の一般的な連結用アセンブリ10Aの他の実施例が例示され、アセンブリの第1要素14A及び第2要素12Aが、図20Aではの上方からの斜視図として、図20Bでは側面図として、図20Cでは下からの斜視図として夫々示される。図20A、図20B、図20Cでは、図3、図12〜図15のそれらに相当する各要素には記号Aが付記される。
図20A、図20B、図20Cでは第1要素14Aは端部を開放した内側シリンダ状部分Cを含み、当該シリンダ状部分Cは図3及び図12〜図15の各実施例の要素16及び18により画定されるシリンダ状部分に相当する。シリンダ状部分Cはシリンダ軸CAを中心として配置したシリンダ側壁16Aにより境界付けされる。図20A、図20B、図20Cではシリンダ状部分Cは第1要素表面800からシリンダ端面32Aに向けて伸延する。シリンダ端面32Aからシリンダ軸CAに沿って位置付け用ピン20Aが伸延する。
第2要素12Aは、図3及び図12〜図15の各実施例における要素40により画定されるそれに相当するピストン40Aを含む。ピストン40Aはピストン軸PAを中心として配置したピストン側壁58Aにより境界付けられる。図20A、図20B、図20Cではピストン40は、第2要素表面810からピストン端面54A方向に伸延する。位置決め用ピン20Aを受ける穿孔52Aがピストン端面54Aからピストン軸PAに沿って伸延する。シール42Aがピストン側壁58Aの周囲に配置される。ピストン端面54Aから第2要素12Aを貫いてポート44Aに流体通路56Aが伸延する。3つのパッド30Aが第2要素表面810から伸延する。図20Aではパッド30Aはその1つがピストン40Aで隠れて見えないため、2つのみが例示される。
図20A、図20B、図20Cの各実施例では、キー要素840が、シリンダ軸CAの方向でシリンダ端面32Aから外側に伸延する。当該キー要素は、シリンダ軸CAを横断する、例えば、例示した如き3つのセグメントを有する所定形状を有する。また、ピストン40Aは、ピストン軸PA方向においてピストン端面54Aから内側に伸延するキー部分860をも有する。当該キー部分は、キー要素840の形状に相補的な、例えば、ピストン軸PAを横断する例示した如き3つの空隙部を有する所定形状を有する。この構成上、ピストン40Aはピストン40Aがキー要素840とキー部分860とが整合するような角度方向となる場合にのみ、シリンダ状部分Cと締まり嵌めし得る。
使用上、アセンブリ10Aはアセンブリ10に関して先に説明したそれと類似態様下に動作する。第1要素14A及び第2要素12Aは接近状態に持ち来され、ピストン40Aがシリンダ状部分CA内に位置決めされる。次いでポート44A位置で負圧が導入される。負圧は流体通路56Aを介してピストン端面54Aとシリンダ端面32Aとの間の部分に連結され、かくして当該部分にはアセンブリ10Aの外側部分に関する差圧が生じ、ピストンがシリンダ状部分CA内に引き込まれる。弾性/たわみ性のシール42Aが、ピストン軸PAがシリンダ軸CAに関して角度上オフセットされる状態下における、第1要素14及び第2要素12の連結を許容する。
パッド30Aを含む各実施例において、第1要素は各パッドが、これら3つの各パッドと対向する要素部分と係合するまで、第2要素方向に引き寄せられる。3つ全てのパッドが要素の各対向部分と係合すると第1要素及び第2要素の連結状態が安定化される。
第1要素表面及び第2要素表面が平坦で、3つのパッド30Aの全てが同じ高さである場合、第1要素及び第2要素は、表面800及び810が平行で且つピストン軸PAとシリンダ軸CAとが同軸となる状態で連結する。キー要素840及びキー部分860を含む各実施例では、第2要素12A及び第1要素14Aが回転して整合し、キー要素840とキー部分860とが締まり嵌めすると各要素が連結され得、それ以外の場合は連結され得ない。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
10 ヘッドスタックロケーターアセンブリ
12 ヘッドスタックロケーター
14 固定ロケーター
16 ピストンリング
18 ヘッドスタックブッシング
20 位置決めピン
22 ねじ切り部分
24 Oリング
26 保持クリップ
28 プラスチックボタン
30 パッド
36 環状カップ
38 ブッシングの上面
40 ブッシング
42 Uカップワイパーシール
44 空気式バーブフィッテング
46 ワッシャーシール
48 ブッシングのヘッド部
50 ブッシングのネック部
52 中央の内腔
54 ブッシングの上面
56 ポート
58 円周状の溝
60 ベース部
62 アーム
64 ボルト
100 スピンスタンド
110 ベースプレート
112 壁部
113 スピンドル
114 磁気ディスク
115 スピンドルモーター
116 スライド
117 レール
118 レール
119 スライド
120 ヘッドスタック
121 ピボット軸受
122 磁気ヘッド
300 ヘッドスタックロケーターアセンブリ
320 位置決めピン
322 ねじ切り部分
324 中央のポート
326 ポート
400 ヘッドスタックロケーターアセンブリ
400 実施例
800 第1要素表面
810 第2要素表面
840 キー要素
860 キー部分

Claims (18)

  1. 第1要素第2要素釈放自在に連結るアセンブリであって:
    A.第1要素上に配置した第1要素表面と、
    B.第2要素上に配置した第2要素表面と、
    C.ポートと、
    を含み、
    前記第1要素が、前記第1要素表面に直交するシリンダ軸を中心として配置されたシリンダ状部分にして、前記シリンダ軸を横断するシリンダ端面方向に伸延するシリンダ状部分を画定すると共に、シリンダ軸を中心として配置され且つシリンダ端面から伸延するシリンダ側面を有し、
    前記第2要素が、前記第2要素表面に直交するピストン軸を中心として配置したピストンにして、前記ピストン軸を横断するピストン端面方向に伸延するピストンを含むと共に、ピストン軸を中心として配置され且つピストン端面から伸延するピストン側面を有し、 (i)前記第1要素表面が前記第2要素表面に対して相補的とされる、及び(ii)前記シリンダ端面が前記ピストン端面に対して相補的とされる、の少なくとも何れかとされ、
    D.前記ポートから伸延する流体通路にして、(a)ピストンからピストン端面まで、及び(b)シリンダ状部分からシリンダ端面まで、の何れかの流体通路
    E.ピストン側壁及びシリンダ側壁の一方から伸延する弾性シールと、
    を含み、
    前記ピストンが、前記ピストン軸がシリンダ軸と同軸の、またはシリンダ軸に関してオフセットされる状態下に、また、前記ピストン端面が前記シリンダ端面と対向する状態下に、また、前記ピストン側面とシリンダ側面との間を前記弾性シールが伸延する状態下において前記シリンダ状部分内に位置決めされる寸法形状とされ、かくして、前記ピストン端面とシリンダ端面との間部分に空気圧シールが形成され、前記ピストン端面とシリンダ端面との間部分が、該部分の外側部分から空気圧的に隔絶され、
    前記第1要素表面及び第2要素表面が、前記ピストンが前記シリンダ状部分内に少なくとも部分的に配置された場合に、前記第1要素表面の少なくとも一部が前記第2要素表面の少なくとも一部分と対向する状態下に各第1要素及び第2要素上に配置され且つ寸法付けされるアセンブリ。
  2. 3つのパッドにして、各パッドが、(i)第1要素表面及びシリンダ端面の何れか、及び、(ii)第2要素表面及びピストン端面の何れか、の何れかにおける対向部分から伸延する3つのパッドを更に含む請求項1のアセンブリ。
  3. 各パッドの高さが等しい請求項2のアセンブリ。
  4. 少なくとも2つのパッドの高さが異なる請求項2のアセンブリ。
  5. 第1要素表面及び第2要素表面の少なくとも一方が平坦である請求項1のアセンブリ。
  6. 第1要素表面及び第2要素表面の両方が平坦である請求項1のアセンブリ。
  7. 少なくとも1つのパッドの高さが調節自在である請求項2のアセンブリ。
  8. 整合アセンブリにして、
    i)第1要素表面及びシリンダ端面の一方からシリンダ軸と平行な第1整合軸に沿って伸延する第1構成部品と、
    ii)第2要素表面及びピストン端面の一方から前記ピストン軸と平行な第2整合軸に沿って伸延する第2構成部品とを有する整合アセンブリを更に含み、
    前記ピストンが、前記ピストン軸が前記シリンダ軸と実質的に同軸である状態下に、少なくとも部分的に前記シリンダ状部分内に配置されると共に、前記ピストン軸及びシリンダ軸に関して所定の角度方向を有し、前記第1整合軸及び第2整合軸が実質的に同軸であり、
    前記第1構成部品及び第2構成部品が、前記第1整合軸及び第2整合軸が実質的に同軸である場合にインターフェースとなる形状とされる請求項1のアセンブリ。
  9. 前記ピストン軸とシリンダ軸とが同軸である場合に前記第1要素表面が第2要素表面と平行になり、
    前記第1要素表面がシリンダ端面を含み、前記第2要素表面がピストン端面を含む請求項1のアセンブリ。
  10. 前記ピストン軸とシリンダ軸とが同軸である場合に前記第1要素表面が第2要素表面と平行であり、
    前記第1要素表面が、前記シリンダ状部分の、前記シリンダ端面とは反対側の端部から外側方向に伸延し、
    前記第2要素表面が、前記ピストンのピストン端面とは反対側の端部から外側に伸延する請求項1のアセンブリ。
  11. 周囲圧力に関する負圧と、周囲圧力に関する正圧と、をポートに選択的に印加するコントローラを更に含み、
    前記第1要素及び第2要素が、前記第1要素表面が第2要素表面と対向する状態下に、また前記ピストンが前記シリンダ状部分内に少なくとも部分的に配置される状態下に、また前記ポートに負圧が印加される状態下において位置決めされると、前記印加された負圧に応答して前記第1要素表面及び第2要素表面が相互方向に引き寄せられ、前記3つのパッドの各々が、前記第1要素表面及び第2要素表面の一方と干渉状態下に係合して第1及び第2要素表面を分離状態に維持し、かくして前記第1要素及び第2要素が連結され、
    前記第1要素及び第2要素が、前記第1要素表面が第2要素表面と対向する状態下に、また前記ピストンが前記シリンダ状部分内に少なくとも部分的に配置される状態下に、また、前記3つのパッドが前記第1要素表面及び第2要素表面を分離状態に維持する状態下において位置決めされると、前記ポートに印加された正圧に応答して前記第1要素表面及び第2要素表面が相互に引き離され、かくして前記第1要素及び第2要素が脱連結される請求項2のアセンブリ。
  12. 第1要素を第2要素に釈放自在に連結するアセンブリであって、
    A.第1要素と、
    B.第2要素と、
    C.ポートと、
    を含み、
    前記第1要素が、第1要素表面から伸延し且つ前記第1要素表面を横断するシリンダ軸を中心として配置されたシリンダ状部分にして、前記シリンダ軸を横断するシリンダ端面に向けて伸延するシリンダ状部分を画定すると共に、前記シリンダ軸を中心として配置され且つ前記シリンダ端面から伸延するシリンダ側面を有し、
    前記第2要素が、第2要素表面から伸延し且つ前記第2要素表面を横断するピストン軸を中心として配置されたピストンにして、前記ピストン軸を横断するピストン端面に向けて伸延するピストンを画定すると共に、前記ピストン軸を中心として配置され且つ前記ピストン端面から伸延するピストン側面を有するピストンと、
    を含み、
    前記シリンダ端面が前記ピストン端面に対して相補的とされ、
    D.前記ポートから伸延する流体通路にして、(a)ピストンからピストン端面まで、及び、(b)シリンダ状部分からシリンダ端面まで、の何れかの流体通路
    E.ピストン側壁及びシリンダ側壁の一方から伸延する弾性シールと、
    を含み、
    前記ピストンが、前記ピストン軸がシリンダ軸と同軸の、またはシリンダ軸に関してオフセットされる状態下に、また、前記ピストン端面が前記シリンダ端面と対向する状態下に、また、前記ピストン側面とシリンダ側面との間を前記弾性シールが伸延する状態下において前記シリンダ状部分内に位置決めされる寸法形状とされ、かくして、前記ピストン端面とシリンダ端面との間部分に空気圧シールが形成され、前記ピストン端面とシリンダ端面との間部分が、該部分の外側部分から空気圧的に隔絶され、
    前記第1要素及び第2要素が、前記ピストンが前記シリンダ状部分内に少なくとも部分的に配置された場合に、前記第1要素表面の少なくとも一部が前記第2要素表面の少なくとも一部分と対向する寸法形状とされるアセンブリ。
  13. 3つのパッドを更に含み、各パッドが、(i)シリンダ端面、及び(ii)ピストン端面、の何れかにおける対向部分から伸延する請求項12のアセンブリ。
  14. 前記各パッドの高さが同じである請求項13のアセンブリ。
  15. 少なくとも2つ前記パッドの高さが異なる請求項13のアセンブリ。
  16. 少なくとも1つの前記パッドの高さが調節自在である請求項13のアセンブリ。
  17. 整合アセンブリにして、
    i)シリンダ端面からシリンダ軸と平行な第1整合軸に沿って伸延する第1構成部品と、
    ii)ピストン端面から前記ピストン軸と平行な第2整合軸に沿って伸延する第2構成部品とを有する整合アセンブリを更に含み、
    前記ピストンが、前記ピストン軸が前記シリンダ軸と実質的に同軸である状態下に、少なくとも部分的に前記シリンダ状部分内に配置されると共に、前記ピストン軸及びシリンダ軸に関して所定の角度方向を有し、前記第1整合軸及び第2整合軸が実質的に同軸であり、
    前記第1構成部品及び第2構成部品が、前記第1整合軸及び第2整合軸が実質的に同軸である場合にインターフェースとなる形状とされる請求項12のアセンブリ。
  18. 前記ピストン軸とシリンダ軸とが同軸である場合に前記シリンダ端面が前記ピストン端面と平行となる請求項12のアセンブリ。
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