Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5848116B2 - 光源装置 - Google Patents

光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5848116B2
JP5848116B2 JP2011280858A JP2011280858A JP5848116B2 JP 5848116 B2 JP5848116 B2 JP 5848116B2 JP 2011280858 A JP2011280858 A JP 2011280858A JP 2011280858 A JP2011280858 A JP 2011280858A JP 5848116 B2 JP5848116 B2 JP 5848116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
incident
light guide
light source
excitation light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011280858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013128686A (ja
Inventor
永治 大橋
永治 大橋
達矢 吉弘
達矢 吉弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2011280858A priority Critical patent/JP5848116B2/ja
Publication of JP2013128686A publication Critical patent/JP2013128686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5848116B2 publication Critical patent/JP5848116B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、被観察部に照射される照射光を発する光源を備えた光源装置に関するものであり、特に、入射された光を側面反射を繰り返しながら導光して出射するライトガイドに照射光を入射する光源装置に関するものである。
従来、体腔内の組織を観察する内視鏡システムが広く知られており、白色光の照射によって体腔内の被観察部を撮像して通常画像を得、この通常画像をモニタ画面上に表示する電子式内視鏡システムが広く実用化されている。
このような内視鏡システムの1つとして、たとえば、脂肪下の血管走行および血流、リンパ管、リンパ流、胆管走行、胆汁流など通常画像上には現れないものを観察するため、予め被観察部にICG(インドシアニングリーン)を投入し、被観察部に近赤外光の励起光を照射することによってICGの蛍光画像を取得する内視鏡システムが提案されている。また、被観察部に励起光を照射することによって被観察部から発せられた自家蛍光を検出して蛍光画像を取得する内視鏡システムも提案されている。
そして、このような蛍光画像を取得する内視鏡システムにおいては、励起光を出射する光源としてレーザ光源や発光ダイオードなどを用いられ、このような光源から発せられた励起光を光ファイバなどのライトガイドによって導光することによって被観察部に励起光が照射される。
特開2002−175702号公報
ここで、上述したような蛍光画像を撮像する内視鏡システムにおいて、光源から発せられた励起光を、たとえばライトガイドの光軸方向と励起光の光軸方向とが一致するような通常の方法でライトガイドに入射すると、中心部分の照度が大きく、周囲部分に照度が小さいような照度分布が得られ、被観察部に均一な照度分布の励起光を照射することができない。上述した薬剤蛍光や自家蛍光の強度は非常に微弱なものであるため、励起光の照度分布が不均一であり励起光が十分に照射されない箇所があると蛍光画像上にムラを生じて適切な蛍光画像を取得することができない。
特許文献1には、ランプ光源から発せられた光をドーナツ型の遮光板によって減光することによって光量分布を平均化することが提案されているが、この方法では遮光板による減光率が大きく、光源から発せられた光の利用効率が小さくなる問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑み、被観察部に十分かつ均一な照度分布の光を照射することができる光源装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、被観察部に照射される照射光を発するとともに、入射された光を側面反射を繰り返しながら導光して出射するライトガイドの光軸に対して、照射光の光軸が傾いて入射されるよう配置された光源と、光源とライトガイドの照射光の入射端面との間に設けられ、照射光が入射されるとともに、ライトガイドの光軸中心に向かって照射光の透過率が減少するよう構成された傾斜フィルタとを備えたものである。
また、上記本発明の光源装置においては、傾斜フィルタとして、照射光の透過率がライトガイドの光軸中心に向かって単調減少する透過率分布を有するものを用いることができる。
また、傾斜フィルタとして、照射光の透過率がライトガイドの光軸中心に向かって線形に減少する透過率分布を有するものを用いることができる。
また、照射光のビーム断面形状を楕円にする光学系を設けることができる。
また、ライトガイドの出射端面から出射された光を拡散する拡散部を設けることができる。
また、ライトガイドとして単芯の光ファイバを用いることができる。
また、光源として半導体光源を用いることができる。
また、半導体光源としてレーザ光源を用いることができる。
本発明の光源装置によれば、入射された光の側面反射を繰り返しながら導光して出射するライトガイドの光軸に対して、照射光の光軸が傾いて入射されるよう光源を配置し、その光源とライトガイドの照射光の入射端面との間に、ライトガイドの光軸中心に向かって照射光の透過率が減少するよう構成された傾斜フィルタを設けるようにしたので、十分かつ均一な照度分布の光をライトガイドから出射させることができる。
すなわち、上述したライトガイドに入射された照射光はライトガイド内で平均化され、入射された照射光の角度成分を持つ同心円状の照度分布の照射光がライトガイドから出射されることになるが、このとき低角度成分で平均化される照射光よりも高角度成分で平均化される照射光の方が広い方位角にわたり平均化されるため、たとえばレーザ光源や発光ダイオードから出射されるような中心に多くの照度が分布するような照射光を、本発明のようにライトガイドの光軸に対して斜め方向から入射すると高角度成分が増加するためある程度均一化された照度分布を得ることができる。そして、このときさらにライトガイドの光軸中心に向かって照射光の透過率が減少するような傾斜フィルタを設け、この傾斜フィルタを透過した照射光をライトガイドへ比較的小さな入射角で入射させることによって、斜め方向からのライトガイドへの照射光の入射による照度の減少を抑制することができ、十分かつ均一な照度分布の照射光をライトガイドから出射させることができる。
そして、このライトガイドから出射された照射光を被観察部に照射することによって被観察部に対して十分かつ均一な照度分布の照射光を照射することができる。
また、ライトガイドの入射端面に対して高角度で入射する照射光については、ライトガイドの照射光の入射面の形状が楕円となるため見込みサイズが減少することになる。具体的には、ライトガイドの照射光の入射面の面積をΩ、入射角をθとすると、ライトガイドの入射端面における見込みサイズはΩcosθで表される。この見込みサイズが減少すると入射する照射光の光量も減少することになる。
そこで、ライトガイドへ入射される照射光のビーム断面形状を楕円にする光学系を設けるようにした場合には、ライトガイドの入射端面における見込みサイズ内に照射光の光量を集中させることができるので、上述した光量の減少を回避することができる。
また、ライトガイドの出射端面から出射された照射光を拡散する拡散部を設けるようにした場合には、さらに照度分布が均一化された光を得ることができる。また、このような拡散部を用いることによって、ライトガイドの受光角よりも広い範囲の均一な照射光を得ることができる。なお、この拡散部における平均化を見込んでライトガイドの入射される照射光の角度分布を設定するようにしてもよい。
本発明の光源装置の一実施形態を用いた硬性鏡システムの概略構成図 体腔挿入部の概略構成図 撮像ユニットの概略構成図 図1に示す硬性鏡システムにおけるプロセッサと光源装置の内部構成を示す図 励起光のライトガイドへの入射角に対する傾斜フィルタの励起光の透過率分布の一例を示す図 ライトガイドに入射される励起光の入射角度分布の計算値の一例を示す図 傾斜フィルタを用いた場合における励起光の出射光分布の計算値と、傾斜フィルタを用いない場合における励起光の出射光分布の計算値との一例を示す図 傾斜フィルタを用いることなく、ライトガイドの光軸に対して水平方向について35°の入射角で励起光を入射した場合における入射光の角度分布の計算値の一例を示す図 傾斜フィルタを用いることなく、ライトガイドの光軸に対して水平方向について35°の入射角で励起光を入射した場合におけるライトガイドから出射される出射光の照度分布の計算値の一例を示す図 本発明の光源装置のその他の実施形態を示す図
以下、図面を参照して本発明の光源装置の一実施形態を用いた硬性鏡システムについて詳細に説明する。本実施形態の硬性鏡システムは、その光源装置の構成に特徴を有するものであるが、まずは硬性鏡システム全体の構成について説明する。図1は、本実施形態の硬性鏡システム1の概略構成を示す外観図である。
本実施形態の硬性鏡システム1は、図1に示すように、白色の通常光および励起光を出射する光源装置2と、光源装置2から出射された通常光および励起光を導光して被観察部に照射するとともに、通常光の照射により被観察部から反射された反射光に基づく通常像および励起光の照射により被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像を撮像する硬性鏡撮像装置10と、硬性鏡撮像装置10によって撮像された画像信号に所定の処理を施すプロセッサ3と、プロセッサ3において生成された表示制御信号に基づいて被観察部の通常画像および蛍光画像を表示するモニタ4とを備えている。
硬性鏡撮像装置10は、図1に示すように、体腔内に挿入される体腔挿入部30と、体腔挿入部30によって導光された被観察部の通常像および蛍光像を撮像する撮像ユニット20とを備えている。
また、硬性鏡撮像装置10は、図2に示すように、体腔挿入部30と撮像ユニット20とが着脱可能に接続されている。そして、体腔挿入部30は、接続部材30a、挿入部材30b、ケーブル接続部30c、照射窓30dおよび撮像窓30eを備えている。
接続部材30aは、体腔挿入部30(挿入部材30b)の撮像ユニット20側の一端部30Xに設けられており、たとえば撮像ユニット20に形成された開口20aに嵌め合わされることにより、撮像ユニット20と体腔挿入部30とが着脱可能に接続される。
挿入部材30bは、体腔内の撮影を行う際に体腔内に挿入されるものであって、硬質な材料から形成され、たとえば、直径略5mmの円柱形状を有している。体腔挿入部30の内部には、撮像窓30eから入射された被観察部の通常像および蛍光像を結像し、体腔挿入部30の撮像ユニット20側の一端部30Xまで導光してその一端部30Xから出射させるリレーレンズ30f(図4参照)が設けられている。このリレーレンズ30fから出射された通常像および蛍光像が撮像ユニット20に入射される。
挿入部材30bの側面には、図2に示すように、ケーブル接続部30cが設けられており、このケーブル接続部30cに対してライトガイドLGがコネクタCによって機械的に接続される。これにより、光源装置2と挿入部材30bとがライトガイドLGを介して光学的に接続されることになる。
なお、ライトガイドLGの先端にはコネクタ71(図4参照)が設けられており、ライトガイドLGはこのコネクタ71を介して光源装置2に着脱可能に接続されるものである。ライトガイドLGは、たとえばバンドル化されたマルチモード光ファイバから構成されるものである。
そして、体腔挿入部30の内部には、ケーブル接続部30cに接続されたライトガイドLGから発せられた通常光および励起光を導光するバンドル化されたマルチモード光ファイバ30g(図4参照)が設けられており、このマルチモード光ファイバ30gは、入射された通常光および励起光を挿入部材30bの先端部30Yまで導光して被観察部に向けて照射するものである。挿入部材30b内に設けられたマルチモード光ファイバ30gは、その先端が研磨されて照射窓30dが形成されている。
図3は、撮像ユニット20の概略構成を示す図である。撮像ユニット20は、体腔挿入部30内のリレーレンズ30fにより結像された被観察部の蛍光像L4を撮像して被観察部の蛍光画像信号を生成する第1の撮像系と、体腔挿入部30内のリレーレンズ30fにより結像された被観察部の通常像L3を撮像して通常画像信号を生成する第2の撮像系とを備えている。これらの撮像系は、通常像L3を反射するとともに、蛍光像L4を透過する分光特性を有するダイクロイックプリズム21によって、互いに直交する2つの光軸に分けられている。
第1の撮像系は、被観察部において反射し、ダイクロイックプリズム21を透過した励起光の波長以下の光をカットするとともに、後述する蛍光波長域照明光を透過する励起光カットフィルタ22と、体腔挿入部30から出射され、ダイクロイックプリズム21および励起光カットフィルタ22を透過した蛍光像L4を結像する第1結像光学系23と、第1結像光学系23により結像された蛍光像L4を撮像する高感度撮像素子24とを備えている。
高感度撮像素子24は、蛍光像L4の波長帯域の光を高感度に検出し、蛍光画像信号に変換して出力するものである。高感度撮像素子24としては、たとえばモノクロの撮像素子を用いることができる。
第2の撮像系は、体腔挿入部30から出射され、ダイクロイックプリズム21を反射した通常像L3を結像する第2結像光学系25と、第2結像光学系25により結像された通常像L3を撮像する撮像素子26を備えている。
撮像素子26は、通常像の波長帯域の光を検出し、通常画像信号に変換して出力するものである。撮像素子26の撮像面には、3原色の赤(R)、緑(G)および青(B)、またはシアン(C)、マゼンダ(M)およびイエロー(Y)のカラーフィルタがベイヤー配列またはハニカム配列で設けられている。
また、撮像ユニット20は、撮像制御ユニット27を備えている。撮像制御ユニット27は、高感度撮像素子24から出力された蛍光画像信号と撮像素子26から出力された通常画像信号とに対し、CDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理を施し、ケーブル5(図1参照)を介してプロセッサ3に出力するものである。
プロセッサ3は、図4に示すように、通常画像入力コントローラ41、蛍光画像入力コントローラ42、画像処理部43、メモリ44、ビデオ出力部45、操作部46、TG(タイミングジェネレータ)47およびCPU48を備えている。
通常画像入力コントローラ41および蛍光画像入力コントローラ42は、所定容量のラインバッファを備えており、通常画像入力コントローラ41は、撮像ユニット20の撮像制御ユニット27から出力された1フレーム毎の通常画像信号を一時的に記憶するものであり、蛍光画像入力コントローラ42は、蛍光画像信号を一時的に記憶するものである。そして、通常画像入力コントローラ41に記憶された通常画像信号および蛍光画像入力コントローラ42に記憶された蛍光画像信号はバスを介してメモリ44に格納される。
画像処理部43は、メモリ44から読み出された1フレーム毎の通常画像信号および蛍光画像信号が入力され、これらの画像信号に所定の画像処理を施し、バスに出力するものである。
ビデオ出力部45は、画像処理部43から出力された通常画像信号および蛍光画像信号がバスを介して入力され、所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ4に出力するものである。
操作部46は、種々の操作指示や制御パラメータなどの操作者による入力を受け付けるものである。後で詳述するが、特に、本実施形態においては励起光または通常光の出射角の変更を受け付けるものである。
TG47は、撮像ユニット20の高感度撮像素子24、撮像素子26および後述する光源装置2のLDドライバ53を駆動するための駆動パルス信号を出力するものである。CPU48は装置全体を制御するものである。
プロセッサ3と撮像ユニット20とは、図1および図4に示すように、ケーブル5を介して接続されるものである。ケーブル5は、撮像ユニット20で撮像された通常画像信号や蛍光画像信号を伝搬する信号配線やプロセッサ3から出力された制御信号を伝達する制御配線などを備えたものである。ケーブル5の先端にはコネクタ5aとコネクタ5bとが設けられており、ケーブル5はコネクタ5aを介してプロセッサ3に着脱可能に接続され、コネクタ5bを介して撮像ユニット20に着脱可能に接続されるものである。
光源装置2は、図4に示すように、約400nm〜700nmの広帯域の波長からなる通常光(白色光)L1を出射する可視光ランプ50と、可視光ランプ50から出射された通常光L1を略平行光にして出射する非球面レンズ51と、750nm〜790nmの近赤外光である励起光を出射する近赤外レーザ光源52と、近赤外レーザ光源52を駆動するLDドライバ53と、近赤外レーザ光源52から出射された励起光L2を集光して、後述するライトガイド60の光軸に対して励起光L2の光軸が傾くように入射させる集光レンズ54と、集光レンズ54とライトガイド60との間に設置され、ライトガイド60の光軸中心に向かって励起光L2の透過率が減少するよう構成された傾斜フィルタ55と、傾斜フィルタ55を透過した励起光L2が入射端面60aから入射され、その入射された励起光L2を導光して出射端面60bから出射する1本のライトガイド60と、ライトガイド60から出射された励起光L2を拡散する拡散部61と、拡散部61から出射された励起光L2を透過するとともに、非球面レンズ51から出射された通常光L1を後述する集光レンズ63に向けて反射するダイクロイックミラー62と、ダイクロイックミラー62を透過した励起光L2とダイクロイックミラー62によって反射された通常光L1とを集光してライトガイドLGの光入射端面70に入射させる集光レンズ63とを備えている。
可視光ランプ50としては、たとえばキセノンランプが用いられる。なお、本実施形態においては、通常光L1(可視光)として白色光を用いるようにしたが、これに限らず、可視波長を有する光であればその他の光を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、励起光としての近赤外光を出射する光源として近赤外レーザ光源を用いるようにしたが、これに限らず、近赤外発光ダイオードを用いるようにしてもよい。
本実施形態のライトガイド60は単芯の光ファイバであり、具体的には、たとえばコア径が200μm、NAが0.36の光ファイバを用いることができる。ただし、ライトガイドとしては、光ファイバに限らず、光ファイバと同様に入射された光の側面反射を繰り返しながら導光して出射するライトパイプなども用いることができる。また、ライトガイドの受光角は必要な照明範囲に応じて選択することができ、NAが0.36の光ファイバに限らず、NAが0.48、0.22または0.12の光ファイバも用いることができる。
ここで、本実施形態においては、近赤外レーザ光源52から出射されて集光レンズ54によって集光された励起光L2の光軸が、ライトガイド60の光軸に対して水平方向について18°の角度となるように近赤外レーザ光源52および集光レンズ54が配置されるものとする。なお、ここでは上述した水平方向の入射角をθx、垂直方向の入射角θyとし、光軸方向と一致する方向の角度を0°とする。すわなち、励起光L2の光軸が、θx=18°となるように近赤外レーザ光源52および集光レンズ54が配置されるものとする。また、図4においては、ライトガイド60の光軸に対する励起光の入射角θx=18°を明確に示すために、上記水平方向を垂直方向として表しているものとする。
そして、本実施形態においては、焦点距離6mmの集光レンズ54を使用して2倍の倍率で励起光L2をライトガイド60の入射端面60aに集光する。集光レンズ54は、図4に示すように、ライトガイド60の入射端面60aからθx=18°の方向にd1=18mmの位置に配置され、近赤外レーザ光源52は、集光レンズ54からθx=18°の方向にd2=9mmの位置に配置される。
また、本実施形態においては、図4に示すように、集光レンズ54の光軸と励起光L2
の光軸とを一致させるようにしたが、これに限らず、集光レンズ54の光軸と励起光L2の光軸とをずらすことによってライトガイド60の光軸に対して励起光L2の光軸を傾けて入射させるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、1つの集光レンズ54によって励起光L2を結像させているが、すなわち1つの正のパワーを持つ光学素子でライトガイド60に励起光L2を入射させているが、コリメートレンズなどの1つの正のパワーを持つ光学素子によって平行光にした後、集光レンズなどの1つの正のパワーを持つ光学素子によってライトガイド60に励起光L2を入射させるようにしてもよい。また、集光レンズなどの光学素子を用いずに、近赤外レーザ光源52から出射された励起光L2を傾斜フィルタ55を介してライトガイド60に直接入射させるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、励起光L2をライトガイド60の入射端面60aに入射させる光学素子として、正のパワーをもつ集光レンズ54を用いるようにしたが、このような集光レンズとしては、たとえば球面レンズ、非球面レンズ、フレネルレンズを用いることができる。また、その他の光学素子として、回折格子、凹面鏡、放物面鏡も用いることができ、集光レンズやこれらの光学素子を組み合わせて用いるようにしてもよい。これらの光学素子と近赤外レーザ光源52とのアライメントによってライトガイド60への励起光L2の入射角度を設定することができる。
傾斜フィルタ55は、上述したようにライトガイド60の光軸中心に向かって励起光L2の透過率が減少するよう構成されたものであり、低角度でライトガイド60に入射する励起光L2の入射光量よりも高角度でライトガイド60に入射する励起光L2の入射光量を増加させるために設けられるものである。傾斜フィルタ55は、励起光L2の透過率が、ライトガイド60の光軸に近づくにつれ低くなり、ライトガイド60からの出射光の照度分布が均一となるようにライトガイド60の径方向に向け透過率が変化するように構成されたものである。
傾斜フィルタ55の透過率勾配は、ガラスなどの基材にコーティングする金属膜の厚さを連続的に変えるか、もしくは基材上に配置される粒子の濃度を連続的に変えるなど、公知の傾斜フィルタの作製方法を利用して形成することができる。
傾斜フィルタ55は、ライトガイド60の入射端面60aからd3=10mmの位置に配置され、入射される励起光L2の光量分布を、励起光L2のライトガイド60への入射角θxに応じて調整する。図5は、本実施形態おける傾斜フィルタ55が有する励起光L2の入射角θxに対する励起光L2の透過率分布の一例を示すものである。すなわち、本実施形態においては、ライトガイド60に対してθx=−10°より小さな入射角で入射される励起光L2に対しては透過率が0であり、θx=20°より大きな角度で入射される励起光L2に対しては透過率が1であり、θx=−10°〜20°の角度で入射される励起光L2に対しては線形に増加する(ライトガイド60の光軸中心に向かって線形に減少する)透過率となるような透過率分布を有する傾斜フィルタ55を用いる。なお、本実施形態においては、θx=−10°〜20°の角度で入射される励起光L2に対して線形に増加する透過率を有する透過率分布としたが、必ずしも線形である必要はなく、透過率が単調増加(ライトガイド60の光軸中心に向かって単調減少)するものを用いるようにすればよく、たとえば2次関数的に増加する透過率を有する透過率分布の傾斜フィルタを用いるようにしてもよい。
ここで、傾斜フィルタ55とライトガイド60の入射端面60aとの距離をd3、傾斜フィルタ55上の点とライトガイド60の光軸との距離をxとする。このとき、θxの入射角の励起光L2が傾斜フィルタ55上を通る位置xは、x=d3tanθxと表すことができる。そして、上述したように傾斜フィルタ55は、ライトガイド60の入射端面60aからd3=10mmの位置に配置されているため、θx=−10°の入射角に対応する傾斜フィルタ55上の位置はx=10×tan(−10°)≒−1.76mmとなり、θx=+20°の入射角に対応する傾斜フィルタ上の位置はx=10×tan(+20°)≒3.63mmとなるので、これらの位置xにおける励起光L2の透過率が図5に示す透過率となるように傾斜フィルタ55の位置が調整される。なお、傾斜フィルタ55の透過率はθyに依存しないものとする。
また、本実施形態においては、ライトガイド60の入射端面60aと集光レンズ54との間に傾斜フィルタ55を配置するようにしたが、励起光L2に対して上記と同様の入射角依存性が得られる限り、その他の場所に配置するようにしてもよい。たとえば近赤外レーザ光源52と集光レンズ54との間に配置してもよいし、また、近赤外レーザ光源52と集光レンズ54との間にコリメートレンズを設ける場合には、コリメートレンズと集光レンズ54との間に配置するようにしてもよい。
図6は、上記のような構成によってライトガイド60に入射される励起光L2の入射角度分布の計算値を示すものである。図5における点線の円はライトガイド60の受入角であり、この受入角内に入射された励起光L2がライトガイド60内を伝播することになる。そして、このとき励起光L2の角度分布は、ライトガイド60内を伝播するうちに方位角方向に平均化され、光軸について対称な照度分布で出射される。図7は、本実施形態のように傾斜フィルタを用いた場合における励起光L2の出射光分布の計算値と、傾斜フィルタを用いない場合における励起光L2の出射光分布の計算値とを示すものである。図7に示すように、傾斜フィルタ55を用いた場合には、±20°の照射範囲内で高い均一性を得ることができる。なお、図7における斜線部分は、ライトガイド60の許容NAの限界により伝播しない。
また、本実施形態においては、励起光L2が入射されるライトガイド60を1本だけ設けるようにしたが、これに限らず、上述したように傾斜フィルタ55を透過した励起光L2が入射されるライトガイド60を複数本設けるようにしてもよい。たとえば、光ファイバを複数本束ねたバンドル光ファイバを用いるようにしてもよい。
拡散部61は、ライトガイド60の出射端面60bから出射された励起光L2を拡散して略均一な照度分布を有するような励起光L2を出射するものである。拡散部61としては、たとえば、磨りガラスやマイクロレンズアレイ、微小凹凸構造、微粒子分散膜、その他拡散作用のある光学素子として公知のものを利用することができる。
ダイクロイックミラー62は、上述したように通常光L1を反射するとともに、励起光L2を透過するものであり、集光レンズ63の光軸方向に対して45°の傾きをもって配置されている。
集光レンズ63は、上述したように非球面レンズ51によって略平行光とされた通常光L1が入射され、この通常光L1をライトガイドLGの光入射端面70に集光して入射させるものであるとともに、拡散部61から出射された励起光L2が入射され、この励起光L2をライトガイドLGの光入射端面70に集光して入射させるものである。
なお、本実施形態においては、励起光として近赤外光を用いるようにしたが、これに限らず、広帯域の波長からなる通常光よりも狭帯域のその他の波長を用いることができる。そして、励起光は、上記波長域の光に限定されず、蛍光色素の種類もしくは自家蛍光させる生体組織の種類などによって適宜決定されるものである。
次に、本実施形態の硬性鏡システムの作用について説明する。
まず、光源装置2に接続されたライトガイドLGのコネクタCが体腔挿入部30の挿入部材30bのケーブル接続部30cに接続されるとともに、プロセッサ3に接続されたケーブル5のコネクタ5bが撮像ユニット20に接続される。
次に、光源装置2の電源がオンされた後、使用者により体腔挿入部30が体腔内に挿入され、体腔挿入部30の先端が被観察部の近傍に設置される。
そして、光源装置2の可視光ランプ50から通常光L1が出射され、その通常光L1は非球面レンズ51によって略平行光にされたあとダイクロイックミラー62によって直角方向に反射されて集光レンズ63に入射され、集光レンズ63によって集光されてライトガイドLGの光入射端面70に入射される。
一方、光源装置2の近赤外レーザ光源52から励起光L2が出射され、その励起光L2は集光レンズ54に入射される。
そして、集光レンズ59に入射された励起光L2は、傾斜フィルタ55に入射され、傾斜フィルタ55において入射角度に応じた光量分布に調整される。そして、傾斜フィルタ55を透過した励起光L2は、ライトガイド60の光軸に対して励起光L2の光軸が傾くようにして入射される。そして、ライトガイド60に入射された励起光L2はライトガイド60によって平均化されて導光されたあとライトガイド60の出射端面60bから出射され、その励起光L2は拡散部61によって拡散されてダイクロイックミラー62を透過したあと集光レンズ63に入射される。そして、集光レンズ63に入射された励起光L2は、集光レンズ63によって集光されてライトガイドLGの光入射端面70に入射される。
次いで、上述したようにしてライトガイドLGの光入射端面70に入射された通常光L1と励起光L2とはライトガイドLGによって導光されて体腔挿入部30内のマルチモード光ファイバ30gの光入射端面から入射され、マルチモード光ファイバ30gによって導光された通常光L1および励起光L2が体腔挿入部30の先端から被観察部に向けて照射される。
そして、上述したような通常光L1の照射によって被観察部から反射された反射光に基づく通常像が撮像されるとともに、励起光L2の照射によって被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像が撮像される。なお、被観察部には、予めICGが投与されており、このICGから発せられる蛍光を撮像するものとする。
具体的には、通常像の撮像の際には、通常光L1の照射によって被観察部から反射された反射光に基づく通常像L3が挿入部材30bの先端部30Yから入射し、挿入部材30b内のリレーレンズ30fにより導光されて撮像ユニット20に向けて出射される。
撮像ユニット20に入射された通常像L3は、ダイクロイックプリズム21により撮像素子26に向けて直角方向に反射され、第2結像光学系25により撮像素子26の撮像面上に結像され、撮像素子26によって所定のフレームレートで順次撮像される。
撮像素子26から順次出力された通常画像信号は、撮像制御ユニット27においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル5を介してプロセッサ3に順次出力される。
そして、プロセッサ3に入力された通常画像信号は、通常画像入力コントローラ41において一時的に記憶された後、メモリ44に格納される。そして、メモリ44から読み出された1フレーム毎の通常画像信号は、画像処理部43において階調補正処理およびシャープネス補正処理が施された後、ビデオ出力部45に順次出力される。
そして、ビデオ出力部45は、入力された通常画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、1フレーム毎の表示制御信号をモニタ4に順次出力する。そして、モニタ4は、入力された表示制御信号に基づいて通常画像を表示する。
一方、蛍光像の撮像の際には、励起光L2の照射によって被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像L4が挿入部材30bの先端部30Yから入射し、挿入部材30b内のリレーレンズ30fにより導光されて撮像ユニット20に向けて出射される。
撮像ユニット20に入射された蛍光像L4は、ダイクロイックプリズム21および励起光カットフィルタ22を通過した後、第1結像光学系23により高感度撮像素子24の撮像面上に結像され、高感度撮像素子24によって所定のフレームレートで撮像される。
高感度撮像素子24から順次出力された蛍光画像信号は、撮像制御ユニット27においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル5を介してプロセッサ3に順次出力される。
そして、プロセッサ3に入力された蛍光画像信号は、蛍光画像入力コントローラ42において一時的に記憶された後、メモリ44に格納される。そして、メモリ44から読み出された1フレーム毎の蛍光画像信号は、画像処理部43において所定の画像処理が施された後、ビデオ出力部45に順次出力される。
そして、ビデオ出力部45は、入力された蛍光画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、1フレーム毎の表示制御信号をモニタ4に順次出力する。そして、モニタ4は、入力された表示制御信号に基づいて蛍光画像を表示する。
上記実施形態の硬性鏡システムによれば、入射された光の側面反射を繰り返しながら導光して出射するライトガイド60の光軸に対して、励起光L2の光軸が傾いて入射されるよう近赤外レーザ光源51を配置するようにしたので、ライトガイド60内において高角度成分で平均化される励起光を増加させることができ、これによりある程度均一化された照度分布の励起光を得ることができる。そして、このときさらにライトガイド60の光軸中心に向かって励起光L2の透過率が減少するような傾斜フィルタ55を設け、この傾斜フィルタ55を透過した励起光L2をライトガイド60へ比較的小さな入射角で入射させるようにしたので、斜め方向からのライトガイド60への励起光L2の入射による照度の減少を抑制することができ、十分かつ均一な照度分布の励起光L2をライトガイド60から出射させることができる。
そして、このライトガイド60の出射端面60bから出射された励起光L2を被観察部に照射することによって被観察部に対して十分な強度かつ均一な照度分布の光を照射することができる。
ここで、上述した実施形態に対する比較例として、上記実施形態のように傾斜フィルタを用いることなく、ライトガイド60の光軸に対して水平方向について35°の入射角で励起光L2を入射した場合の入射光の角度分布の計算値を図8に、ライトガイド60から出射される出射光の照度分布の計算値を図9に示す。図8における点線の円もライトガイド60の受入角を示したものである。この場合、上記実施形態よりも高角度で入射することによって図9に示すように平坦な照度分布が得ることができるが、斜め方向からのライトガイド60への励起光L2の入射による照度の減少によって、上記実施形態のように傾斜フィルタを用いた場合と比較すると約70%の照度しか得ることができない。
また、上記実施形態の硬性鏡システムの光源装置2においては、ライトガイド60の光軸に対して斜め方向から励起光L2を入射するようにしたが、このようにライトガイド60の光軸に対して斜め方向から励起光を入射端面60aに入射させた場合、入射端面60aに対する励起光の入射方向が垂直ではなく、垂直方向から傾いた方向となるため励起光の入射面の形状は楕円となって見込みサイズが減少し、光量の損失を招くことになる。
そこで、たとえば、ライトガイド60の光軸に対して斜め方向から入射される励起光L2のビーム断面形状と、励起光の入射面の形状とが同じになるように、励起光L2のビーム断面形状を楕円とする光学系を設けるようにしてもよい。
このような光学系を用いる構成としては、たとえば、図10に示すように、近赤外レーザ光源52から射出された励起光L2を焦点距離d4=9mmのコリメートレンズ56によりコリメートした後、アナモルフィックプリズムペア57によりビーム断面形状を楕円にし、これを焦点距離d1=18mmの集光レンズ54に入射させる構成を採用することができる。なお、ライトガイド60の材料、ライトガイド60への入射角度、傾斜フィルタ55の配置および透過率分布などについては上記実施形態と同様である。また、ライトガイド60の入射端面60aと傾斜フィルタ55との距離d3も、上記実施形態と同様にd3=10mmである。このような構成においても、上記実施形態と同様に、ライトガイド60に入射された励起光L2はライトガイド60内で平均化され、均一な照度分布の出射光を得ることができる。そして、ライトガイド60に入射される励起光L2の光軸がライトガイド60の光軸に対してθx=18°傾いているため、ライトガイド60の入射端面60aの見込みサイズは本来のサイズの95%となるが、上記光学系によって励起光L2のビーム断面形状を楕円にすることによって、上述した入射端面60aの見込みサイズの減少による光量の損失を低減することができる。
上記光学系としては、たとえば図10に示すようなアナモルフィックプリズムを用いることができる。ただし、これに限らずその他の公知な光学系を用いることができ、たとえばウェッジプレートやシリンドリカルレンズなども用いることができる。
このようにして励起光のビーム断面形状を楕円にする光学系を設けることによって、上述した光量の損失を防止することができる。
また、上記実施形態の硬性鏡システムにおいては、励起光L2が入射されるライトガイド60を光源装置内に設けるようにしたが、たとえば体腔挿入部30に接続されるライトガイドLGとして単芯の光ファイバなどを用いる場合には、光源装置内にライトガイド60を設ける必要はなく、集光レンズ54によって集光された励起光L2を傾斜フィルタ55を介してライトガイドLGに直接入射させるようにすればよい。
また、上記実施形態の硬性鏡システムにおいては、第1の撮像系により蛍光画像を撮像するようにしたが、これに限らず、被観察部への特殊光の照射による被観察部の吸光特性に基づく画像を撮像するようにしてもよい。
また、上記実施形態は、本発明の光源装置を硬性鏡システムに適用したものであるが、これに限らず、たとえば、軟性内視鏡システムに適用してもよい。
1 硬性鏡システム
2 光源装置
3 プロセッサ
4 モニタ
5 ケーブル
10 硬性鏡撮像装置
20 撮像ユニット
24 高感度撮像素子
26 撮像素子
30 体腔挿入部
30f リレーレンズ
30g マルチモード光ファイバ
50 可視光ランプ
51 非球面レンズ
52 近赤外レーザ光源
54 集光レンズ
55 傾斜フィルタ
59 集光レンズ
60 ライトガイド
60a 入射端面
60b 出射端面
61 拡散部
62 ダイクロイックミラー
63 集光レンズ

Claims (7)

  1. 被観察部に照射される照射光を発するとともに、入射された光を側面反射を繰り返しながら導光して出射するライトガイドの光軸に対して、前記照射光の光軸が傾いて入射されるよう配置された光源と、
    該光源と前記ライトガイドの前記照射光の入射端面との間に設けられ、前記照射光が入射されるとともに、前記照射光の透過率が前記ライトガイドの光軸中心に向かって単調減少する透過率分布を有する傾斜フィルタとを備えたことを特徴とする光源装置。
  2. 前記傾斜フィルタが、前記照射光の透過率が前記ライトガイドの光軸中心に向かって線形に減少する透過率分布を有するものであることを特徴とする請求項記載の光源装置。
  3. 前記照射光のビーム断面形状を楕円にする光学系を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の光源装置。
  4. 前記ライトガイドの出射端面から出射された光を拡散する拡散部を備えたことを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の光源装置。
  5. 前記ライトガイドが、単芯の光ファイバであることを特徴とする請求項1から記載の光源装置。
  6. 前記光源が、半導体光源であることを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の光源装置。
  7. 前記半導体光源が、レーザ光源であることを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の光源装置。
JP2011280858A 2011-12-22 2011-12-22 光源装置 Active JP5848116B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011280858A JP5848116B2 (ja) 2011-12-22 2011-12-22 光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011280858A JP5848116B2 (ja) 2011-12-22 2011-12-22 光源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013128686A JP2013128686A (ja) 2013-07-04
JP5848116B2 true JP5848116B2 (ja) 2016-01-27

Family

ID=48906783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011280858A Active JP5848116B2 (ja) 2011-12-22 2011-12-22 光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5848116B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6288617B2 (ja) * 2013-12-06 2018-03-07 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 照明装置、光学検査装置及び光学顕微鏡
JP2015227778A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 ソニー株式会社 画像取得装置及び画像取得方法
WO2016098171A1 (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 オリンパス株式会社 撮像装置およびカプセル型内視鏡
WO2024070980A1 (ja) * 2022-09-29 2024-04-04 ソニーグループ株式会社 光源装置および内視鏡システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62166307A (ja) * 1986-01-20 1987-07-22 Hoya Corp ライトガイド
JPS6426815A (en) * 1988-06-17 1989-01-30 Olympus Optical Co Image formation optical equipment
JP2629323B2 (ja) * 1988-12-02 1997-07-09 富士写真光機株式会社 照明装置
JP3717719B2 (ja) * 1999-08-23 2005-11-16 オリンパス株式会社 内視鏡光源装置
JP5133595B2 (ja) * 2007-05-15 2013-01-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 照明光検出用光学系並びにそれを備えた光学装置及び内視鏡装置
CN102884367B (zh) * 2010-06-10 2015-01-28 奥林巴斯医疗株式会社 光源装置及内窥镜系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013128686A (ja) 2013-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5930454B2 (ja) 光源装置
JP5506743B2 (ja) 硬性鏡装置
JP5133595B2 (ja) 照明光検出用光学系並びにそれを備えた光学装置及び内視鏡装置
US10368728B2 (en) Endoscope apparatus
JP5795490B2 (ja) 光源装置
US20110172492A1 (en) Medical apparatus and endoscope apparatus
JP2012245285A (ja) 光源装置
JP5563933B2 (ja) 内視鏡用ライトガイドおよびそれを備えた内視鏡
US20110257483A1 (en) Light source device and endoscope apparatus using the same
US20080269563A1 (en) Illumination light application structure and endoscope provided with the same
JP5662283B2 (ja) 光源装置
JP5848116B2 (ja) 光源装置
CN109310311B (zh) 内窥镜用光源装置、内窥镜以及内窥镜系统
JP2016137309A (ja) 光源装置
US6749562B2 (en) Video endoscope and system incorporating the same
JP4855755B2 (ja) 生体診断装置
JP2009072213A (ja) 内視鏡光源ユニットおよび内視鏡システム
CN110140071B (zh) 光源装置、光源控制方法及图像采集系统
US20120245420A1 (en) Endoscope apparatus
JP5684037B2 (ja) 光源装置
JP3505107B2 (ja) 蛍光内視鏡用励起光フィルタ
US9897757B2 (en) Fluorescence excitation illumination fiber
JP2011147595A (ja) 内視鏡用光照射装置
JP2012205624A (ja) 内視鏡装置
US20220142568A1 (en) Optical device and endoscope system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5848116

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250