JP5722723B2 - 作業車の油圧装置 - Google Patents
作業車の油圧装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5722723B2 JP5722723B2 JP2011167557A JP2011167557A JP5722723B2 JP 5722723 B2 JP5722723 B2 JP 5722723B2 JP 2011167557 A JP2011167557 A JP 2011167557A JP 2011167557 A JP2011167557 A JP 2011167557A JP 5722723 B2 JP5722723 B2 JP 5722723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- operation lever
- base end
- lock
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
また、操作レバーの基端部に対してロック部材が直接的に係合されることにより、ロック部材の操作がロック操作であるかロック解除操作であるかが容易に認識できる。
さらに、操作レバーの基端部に対してロック部材が直接的に係合されることで操作レバーがロックされるので、操作レバーとロック部材との間に介在する部材が少なくなり、操作レバーのロック機構は簡素なものとなる。
この結果、操作レバーを中立位置において移動不能に確実にロックでき、操作性が向上するとともに、操作レバーのロック機構の簡素化を図ることができる。
また、ロック部材を操作レバーの基部に向けて付勢するとともに、ロック部材の位置が保持されるよう当該ロック部材をその軸芯回りの向きに付勢する付勢部材を備えると、ロック部材を操作レバーのロック位置に移動させ易く、かつ、保持位置にも移動させ易くなる。その結果、ロック部材の操作性が向上する。また、1つの付勢部材でロック部材のロック位置への付勢及び保持位置への付勢を兼用することができるので、部品点数を少なくすることができる。
図1に示すように、フロントローダRを装着したキャビン式トラクタは、前輪1及び後輪2を備えた四輪駆動型の走行機体3に、運転座席4、前輪操向用のステアリングハンドル5、運転ステップ6等を備えたキャビンCを搭載して構成されている。
図2に示すように、立設されたフレーム19に平面視コの字形の支持枠40が取付けられている。支持枠40の前側上部に前後方向のボス部41が支持されており、ボス部41に対して平面形状がコの字形の第1操作金具43の支軸42が前後向きの支点X周りに回動可能に支承されている。第1操作金具43には、左右向きの支点Y周りに回動可能な第2操作金具44が枢支されており、第2操作金具44の上面に操作レバー26の端部が固着されている。第1操作金具43及び第2操作金具44は、操作レバー26と一体的に構成されて第2操作金具44の上方に位置するHを操作支点として操作レバー26と一体に動作する。したがって、操作レバー26の基端部26Aは、操作支点Hと第1操作金具43及び第2操作金具44を含む部分によって構成される。
また、操作レバー26のグリップ26Bを中立位置Nから前方あるいは後方(第1方向K)に移動させると、第2操作金具44が左右向きの軸心Y周りに回動されてロッド46bが上下動し、ブームシリンダ34用のバルブ24が操作される。
支持枠40には、操作レバー26を中立位置Nに機械的に固定保持するためのロック部材50が配備されている。支持枠40の下部にはベース部材51が取付けられ、このベース部材51にボス部52が立設されている。ロック部材50は、ボス部52に対して上下スライド及び回動可能に挿通される丸棒状のロック軸53と、ロック軸53の上部の外周面に連結固定されたレバー部54とを有する。ロック軸53の端部53aは、第2操作金具44から下方に向けて延設される筒状部であるボス部44aの開口に挿脱可能に構成されている。ロック軸53は全体が丸棒状に形成されているが、ボス部44aの開口に挿入される端部53aのみを棒状部として構成してもよい。支持枠40の前面側には、レバー部54が移動操作可能な上下方向の切り欠き部40aが形成されている。
操作レバー26を中立位置Nから前方あるいは後方(第1方向K)に移動させることにより、第2操作金具44が左右向きの軸心Y周りに回動されてロッド46bが上下動すると、ベルクランク47bが支点P周りに回動し、リンク部材48bを左右方向に動作させる。このリンク部材48bの動作によりリンク部材49bが屈曲部の支点S周りに回動されて、他方のバルブ24のスプール24aが操作される。
(1)上記の実施形態では、操作レバー26の基端部26Aの側に筒状部(ボス部)44aを備え、ロック部材50の側に筒状部(ボス部)44aの開口に挿脱される棒状部(ロック軸53の端部)53aを備える例を示したが、反対に、操作レバー26の基端部26Aの側に棒状部を備え、ロック部材50の側に筒状部を備えてもよい。また、操作レバー26の基端部26Aとロック部材50との係合は、図7に示すように、棒状部(ロック軸53の端部)53aと孔部(第2操作金具44の下面の孔部)44bとで構成してもよい。操作レバー26の基端部26Aとロック部材50との係合は、各種の係合凸部と係合凹部により構成することもできる。ただ、係合部を筒状部(孔部)と棒状部とで構成すると、筒状部の開口に棒状部を抜き差しするだけで両者の係合及び離脱操作が行えるので、操作レバー26のロック及びロック解除を容易に行うことができる。
23,24 バルブ
26 操作レバー
26A 基端部
40 支持枠
43 第1操作金具
44 第2操作金具
44a ボス部(筒状部)
50 ロック部材
53 ロック軸
53a 端部(棒状部)
54 レバー部
55 レバー当接部(当接部)
56 引張りスプリング(付勢部材)
H 操作支点
K 第1方向
L 第2方向
N 中立位置
Claims (2)
- 2個の油圧機器に対する2個のバルブを単一の操作レバーに連係し、前記操作レバーを第1方向と当該第1方向に交差する第2方向に操作して前記バルブを各別に操作するように構成した作業車の油圧装置において、
前記操作レバーが中立位置のときに、前記操作レバーの操作に伴って前記操作レバーの基端部が移動操作される2方向に直交する直交方向から前記操作レバーの前記基端部に係合可能に構成されていると共に、前記直交方向回りに回動可能なロック部材と、
前記ロック部材が前記直交方向回りで回動して当接することにより、前記ロック部材を前記操作レバーの前記基端部に係合されたロック状態と前記操作レバーの前記基端部との係合が解除されたロック解除状態とに維持する当接部と、
前記ロック部材を前記操作レバーの前記基端部に向けて付勢するとともに、前記ロック部材が前記当接部に当接するよう当該ロック部材を前記直交方向回りの向きに付勢する付勢部材と、を備える作業車の油圧装置。 - 前記操作レバーの前記基端部及び前記ロック部材の一方に筒状部を設け、他方に前記筒状部に形成される開口に挿入可能な棒状部を設けた請求項1記載の作業車の油圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011167557A JP5722723B2 (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 作業車の油圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011167557A JP5722723B2 (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 作業車の油圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013029003A JP2013029003A (ja) | 2013-02-07 |
JP5722723B2 true JP5722723B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=47786265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011167557A Active JP5722723B2 (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 作業車の油圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5722723B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106193172B (zh) * | 2016-07-29 | 2018-05-15 | 青岛雷沃工程机械有限公司 | 一种单杆操纵机构 |
KR102690581B1 (ko) * | 2016-12-27 | 2024-08-01 | 엘에스엠트론 주식회사 | 트랙터 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62144215A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-27 | Nippon Cable Syst Inc | 操作装置 |
JPH0624443Y2 (ja) * | 1988-04-26 | 1994-06-29 | 株式会社クボタ | 作業車の操作レバー固定構造 |
JPH0716184Y2 (ja) * | 1989-04-13 | 1995-04-12 | 株式会社クボタ | 作業車の操作レバー取付構造 |
JPH0748854A (ja) * | 1993-08-10 | 1995-02-21 | Kubota Corp | 油圧制御レバーのロック装置 |
-
2011
- 2011-07-29 JP JP2011167557A patent/JP5722723B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013029003A (ja) | 2013-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008025161A (ja) | 作業車 | |
JP4688569B2 (ja) | トラクタ装着型バックホー | |
JP6552399B2 (ja) | 作業車及びフロントローダ | |
JP5722723B2 (ja) | 作業車の油圧装置 | |
JP5044493B2 (ja) | 作業車の作業部操作装置 | |
JP5388687B2 (ja) | 作業機 | |
JP4805774B2 (ja) | 作業機 | |
JP2007092284A (ja) | 作業車 | |
JP6523935B2 (ja) | フロントローダ及び作業車 | |
JP7424923B2 (ja) | 作業車 | |
JP5072107B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6566837B2 (ja) | 作業車及びスタンド付きフロントローダ | |
JP5400549B2 (ja) | 作業車の油圧装置 | |
JP4679404B2 (ja) | 作業車 | |
JP4616705B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP6570481B2 (ja) | バックホウ装置及びトラクタバックホウ | |
JP2006341767A (ja) | 作業車両 | |
JP2012206585A (ja) | 車両 | |
JP4948341B2 (ja) | 作業機操作レバー | |
JP5313833B2 (ja) | 作業車の油圧装置 | |
JP5275018B2 (ja) | 作業機 | |
JP6475137B2 (ja) | 操作装置 | |
JP2527408Y2 (ja) | 作業者の操作連係構造 | |
JP5901562B2 (ja) | 作業車 | |
JP2023105629A (ja) | フロントローダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150326 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5722723 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |