JP5710991B2 - 移動通信システム及び基地局 - Google Patents
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Description
以下、第1実施形態について、(1.1)移動通信システムの概要、(1.2)各基地局の構成、(1.3)移動通信システムの動作、(1.4)第1実施形態の効果の順に説明する。
まず、第1実施形態に係る移動通信システムの概要について、(1.1.1)移動通信システムの概略構成、(1.1.2)報知信号の順に説明する。
図1(a)は、第1実施形態に係る移動通信システム1の概略構成図である。移動通信システム1は、3GPPで仕様が策定されているLTEに基づいて構成されており、無線アクセス方式として、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が適用され、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier−Frequency Division Multiple Access)が適用される。なお、図1(a)において破線で示す領域は、各基地局BSの通信エリアである。
図2は、報知信号を説明するためのフレーム構成図である。図2に示す無線フレームは時間方向に並んで設けられる。
次に、図3を用いて、各基地局BSの構成について、(1.2.1)概略構成、(1.2.2)送信部の構成、(1.2.3)制御部の構成の順に説明する。
図3(a)は、各基地局BSの概略構成を示すブロック図である。
図3(b)は、送信部150の構成を示すブロック図である。なお、図3(b)では、本発明との関連の低い機能ブロックの図示を省略している。
図3(c)は、制御部140の機能ブロック構成を示すブロック図である。なお、図3(c)では、本発明との関連の低い機能ブロックの図示を省略している。図3(c)に示す各機能ブロックは、ソフトウェアモジュールとして構成されてもよく、ハードウェアモジュールとして構成されてもよい。
Δt= {(R|BS-ID) MOD N} …(1)
ここで、BS−IDは、例えば基地局IDのLSB側9ビットである。
ΔtAntNum = Δt × AntN …(2)
ここで、AntNは、下記の式(3)で表すことができる:
AntN = (AntNum + FrmNum MOD N) …(3)
このように、フレーム番号に応じて更新されるアンテナ変数AntNを導入することで、アンテナAnt#1〜Ant#K毎の巡回遅延量の組み合わせ(遅延パターン)を、無線フレーム毎に異ならせることができる。
次に、図4を用いて、第1実施形態に係る移動通信システム1の動作を説明する。図4(a)に示すように、無線端末MS−Aが基地局BS−A,BS−B,BS−Cの通信エリア境界に位置しており、無線端末MS−Aと基地局BS−A,BS−B,BS−Cとの間の距離はほぼ等しいものと仮定する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、各基地局BSは、アンテナAnt#1〜Ant#K毎の巡回遅延量ΔtAntNumを周期的に変更する。これにより、無線端末MS−Aが受信する各報知信号の受信電力値をばらつかせることができるため、何れかの報知信号の受信SINRが所要品質を満たす確率を高めることができる。
以下、第2実施形態について、(2.1)各基地局の構成、(2.2)第2実施形態の効果の順に説明する。第2実施形態においては、第1実施形態との相違点を説明し、重複する説明は省略する。
第2実施形態では、各基地局BSは、図3(c)に示した構成に代えて、図5に示す構成によってアンテナAnt#1〜Ant#K毎の巡回遅延量ΔtAntNumを無線フレーム毎に決定する。
以上説明したように、第2実施形態によれば、各基地局BSは、隣接基地局数をシードとして乱数を発生させることによって、自局の巡回遅延量ΔtAntNumが隣接基地局の巡回遅延量ΔtAntNumと異なる確率を高めることができる。従って、無線端末MS−Aが接続処理に成功する確率をより一層高めることができる。
以下、第3実施形態について、(3.1)各基地局の構成、(3.2)第3実施形態の効果の順に説明する。第3実施形態においては、第1実施形態との相違点を説明し、重複する説明は省略する。
第3実施形態では、各基地局BSは、図3(c)に示した構成に代えて、図6に示す構成によってアンテナAnt#1〜Ant#K毎の巡回遅延量ΔtAntNumを無線フレーム毎に決定する。
以上説明したように、第3実施形態によれば、各基地局BSは、隣接基地局数が多いほど、自局の巡回遅延量ΔtAntNumの変更量を大きくする。これにより、無線端末MS−Aが各基地局BSから受信する報知信号の受信電力値のばらつきを大きくすることができる。従って、基地局BSが密集する都市部等においても、無線端末MS−Aが接続処理に成功する確率をより一層高めることができる。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
Claims (6)
- 複数の基地局を有する移動通信システムであって、
前記複数の基地局のそれぞれは、
複数の送信アンテナと、
前記複数の送信アンテナ毎に異なる巡回遅延を与える巡回遅延ダイバーシチにより、無線端末によって自局への接続処理に用いられる報知信号を無線フレーム毎に送信する送信部と、
前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量を変更するよう前記送信部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量を乱数に基づいてランダムに決定すると共に、
前記無線フレーム毎の前記乱数を所定の定数で除算した剰余の値を単位遅延量として算出し、
前記複数の送信アンテナ毎に、前記算出した単位遅延量と、送信アンテナ番号と無線フレーム番号とに応じて定められる値とを乗算した結果を、前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量として決定することを特徴とする移動通信システム。 - 複数の送信アンテナと、
前記複数の送信アンテナ毎に異なる巡回遅延を与える巡回遅延ダイバーシチにより、無線端末によって自局への接続処理に用いられる報知信号を無線フレーム毎に送信する送信部と、
前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量を変更するよう前記送信部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量を乱数に基づいてランダムに決定すると共に、
前記無線フレーム毎の前記乱数を所定の定数で除算した剰余の値を単位遅延量として算出し、
前記複数の送信アンテナ毎に、前記算出した単位遅延量と、送信アンテナ番号と無線フレーム番号とに応じて定められる値とを乗算した結果を、前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量として決定することを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量を周期的に変更し、当該周期は、前記報知信号を送信する周期と等しいことを特徴とする請求項2に記載の基地局。
- 前記乱数は、自局に固有の情報を乱数系列の種として発生させたものであることを特徴とする請求項2に記載の基地局。
- 前記乱数は、自局に隣接する基地局の数を乱数系列の種として発生させたものであることを特徴とする請求項2に記載の基地局。
- 前記制御部は、自局に隣接する基地局の数が多いほど、前記複数の送信アンテナ毎の巡回遅延量の変更量を大きくすることを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の基地局。
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