JP5751982B2 - 発電プラント及びその改造方法 - Google Patents
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Description
本発明を複合サイクル型発電プラントに適用した第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1において、本実施形態に係る複合サイクル型発電プラント10は、単一の回転軸12を共有するガスタービン14、コンプレッサ16及び発電機16を備えている。また、発電機16には発電出力を検出する出力検出器20が取り付けられている。給気aはコンプレッサ16に取り込まれ、圧縮されて燃焼器22に送られる。燃焼器22に燃料ガス供給管24が接続され、燃料ガス供給管24から燃料ガスfが供給される。燃焼器22で、給気aと燃料ガスfとを混合し、この混合ガスを着火して高温の燃焼ガスを生成し、ガスタービン14に導入する。
温度センサ36で回収冷却空気の温度を検出することで、タービン翼32の温度を検出することができる。このように、ガスタービンのうち、特に高温となるガスタービン入口部位14a及びタービン翼32に温度センサ26及び36を設け、これら高温部位の温度を検出している。
次に、本発明方法の一実施形態を図1を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に係る複合サイクル型発電プラント10を既設の複合サイクル型発電プラントから改造する例である。既設の複合サイクル型発電プラントは、ガスタービン14、排熱回収ボイラ44、蒸気タービン56及び発電機16、58等、主要設備以外に、バイパススタック42と排気通路38、排気分岐通路40及びダンパ装置46を予め備えている。
本発明装置の第2実施形態を図5及び図6により説明する。本実施形態の排気導入量制御装置100は、多数の帯状板102が上下方向に並列に配置されているものである。帯状板102の中心に円形断面の軸104が形成されている。軸104は、排熱回収ボイラ44のハウジングの上面及び底面に設けられた基部106及び108に回動可能に支持されている。基部108の内部に、一対の駆動バー110a及び110bが水平方向に配置されている。駆動バー110a、110bは互いに平行に配置され、各帯状板102の軸104に接続されている。
次に、本発明装置の第3実施形態を図7及び図8により説明する。本実施形態の流入熱量低減装置120は、排熱回収ボイラ44のハウジング内に、冷却水導入管122を配設したものである。冷却水導入管122には、多数のノズル124が装着されている。ノズル124の開口は排気eの流れ方向下流側に向けられている。冷却水導入管122には冷却水供給ポンプ126が介設されている。流入熱量低減装置120以外の構成は、第1実施形態と同一である。コントローラ50によって、冷却水供給ポンプ126の駆動装置128を制御し、コントローラ50によって、ノズル124から噴霧される冷却水量を制御する。
12,60、112a 回動軸
14 ガスタービン
14a 入口部位
16 コンプレッサ
18,58 発電機
20 出力センサ
22 燃焼器
24 燃料ガス供給管
26,36,74,76 温度センサ
28 分岐路
28a、28b 枝路
30 空気冷却器
32 タービン翼
34 回収管
38、44a 排気通路
40 排気分岐通路
42 バイパススタック
44 排熱回収ボイラ
44b 熱交換管群
46 ダンパ装置
48,66,70,128 駆動装置
50 コントローラ
52 復水器
56 蒸気タービン
62,100 排気導入量制御装置(排気熱量低減装置)
64、68 仕切板
71 負荷制御機構
72 圧力センサ
80 制御回路
82、84,86,88,90 フィードバック回路
92 ミニマムセレクタ
100 排気導入量制御装置
102 帯状板
104 軸
110a、110b 駆動バー
112 モータ
120 流入熱量低減装置
122 冷却水導入管
124 ノズル
a 給気
e 排気
f 燃料ガス
w 冷却水
Claims (6)
- ガスタービンと、該ガスタービンの排気と熱交換して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、該排熱回収ボイラで発生した蒸気で駆動される蒸気タービンと、ガスタービン及び蒸気タービンによって駆動される発電機とを備えた発電プラントにおいて、
前記排熱回収ボイラ内の入口側排気通路に設けられた流入熱量低減装置、該流入熱量低減装置の下流側排気通路に設けられた温度センサ、及び前記温度センサで検出された排気温度の上昇速度が閾値を超えないように、前記流入熱量低減装置を作動させる第1のコントローラからなる温度上昇抑制機構と、
ガスタービンの排気通路に設けられ、該排気通路の開度を可変とする開度可変装置、ガスタービン出力、ガスタービン排気の圧力及び温度の検出値、及びガスタービンの高温部位の温度検出値を入力し、これら入力値のうち最も閾値に近い入力値を選択するミニマムセレクタ、及び該ミニマムセレクタで選択された入力値が閾値を超えないように前記開度可変装置を動作させる第2のコントローラからなる負荷制御機構と、を備えていることを特徴とする発電プラント。 - 前記ガスタービンの排気通路に接続されたバイパススタックと、該排気通路から分岐して前記排熱回収ボイラに排気を送る排気分岐通路と、前記排気通路と排気分岐通路との分岐部に設けられ、前記バイパススタック又は排熱回収ボイラに送る排気の流量を調節するダンパー装置とを備え、
前記流入熱量低減装置は、排熱回収ボイラ内の入口側排気通路の開度を調節し、排熱回収ボイラ内に導入される排気熱量を調節可能にするものであることを特徴とする請求項1に記載の発電プラント。 - 前記流入熱量低減装置は、多数の帯状板が長手軸を中心に回動可能に並設されてなり、該帯状板を回動させて各帯状板間の隙間を調節し、前記入口側排気通路の開度を調節するものであることを特徴とする請求項2に記載の発電プラント。
- 前記流入熱量低減装置は、前記排熱回収ボイラの入口側排気通路に冷却水を噴射するノズルであり、前記第1のコントローラによって、前記温度センサで検出された排気温度の上昇速度に応じて冷却水噴射量が調節されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の発電プラント。
- 前記ガスタービンの高温部位が、燃焼ガスが流入するガスタービンの入口部位及びタービン翼であり、該タービン翼に穿設された冷却孔に導入された冷却空気の温度を検出することで、タービン翼の温度を検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の発電プラント。
- ガスタービンと、該ガスタービンの排気通路に接続されたバイパススタックと、該排気通路から分岐した排気分岐通路を介して送られた排気と熱交換して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、該排熱回収ボイラで発生した蒸気で駆動される蒸気タービンと、ガスタービン及び蒸気タービンで駆動される発電機と、前記排気通路と分岐排気通路との分岐部に設けられ、前記バイパススタック又は排熱回収ボイラに送る排気の流量を調節するダンパー装置とを備えた発電プラントの改造方法において、
前記排熱回収ボイラ内の入口側排気通路に流入熱量低減装置を設けるステップ、該流入熱量低減装置の下流側排気通路に温度センサを設けるステップ、及び前記温度センサで検出された排気温度の上昇速度が閾値を超えないように、前記流入熱量低減装置を作動させる第1のコントローラを設けるステップからなる温度上昇抑制機構設置工程と、
ガスタービンの排気通路に該排気通路の開度を可変とする開度可変装置を設けるステップ、ガスタービン出力、ガスタービン排気の圧力及び温度の検出値、及びガスタービンの高温部位の温度検出値を入力し、これら入力値のうち最も閾値に近い入力値を選択するミニマムセレクタを設けるステップ、及び該ミニマムセレクタで選択された入力値が閾値を超えないように前記開度可変装置を動作させる第2のコントローラを設けるステップからなる負荷制御機構設置工程と、からなることを特徴とする発電プラントの改造方法。
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