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JP5612817B2 - 複数車両の配送経路を求めるための方法、コンピュータ・システム及びコンピュータ・プログラム - Google Patents

複数車両の配送経路を求めるための方法、コンピュータ・システム及びコンピュータ・プログラム Download PDF

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JP5612817B2 JP2008283530A JP2008283530A JP5612817B2 JP 5612817 B2 JP5612817 B2 JP 5612817B2 JP 2008283530 A JP2008283530 A JP 2008283530A JP 2008283530 A JP2008283530 A JP 2008283530A JP 5612817 B2 JP5612817 B2 JP 5612817B2
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Description

本発明は、複数の地点に車両で物品を届けるための配送経路を求める方法、装置及びプログラムに関する。詳細には、車両数及び車両間の稼働率等のばらつきの観点から、局所探索法を行なうことによって、より少ない車両数の解を求める方法に関する。
配送経路問題については、種々の解法が提案されている。例えば、遺伝アルゴリズム法(特許文献1、4)、最近傍法(特許文献2)、クラスタリング法(特許文献3)などがある。
該配送経路問題では、車両数の低減が最も重要な目的であり、車両数が同じであるならば、走行距離(あるいは走行時間)が短縮されることが次に重要な目的である。この2つの目的は、多くの場合、同時には達成できないトレードオフの関係にある。例えば、図1に示すように配置された6つの配送地点に、物品を3個まで積載できる車両で、中央にある拠点から物品を1つずつ届ける場合、(B)の経路は車両数2であるので、(A)の経路より良いと言えるが、走行距離だけを見ると(A)の方が短く、より良い経路であることが分かる。
上の例について、すべての解を列挙して車両数と走行距離についてプロットしたのが図2である。△を記した解が(A)経路に対応し、○を記した解が(B)経路に対応する。前者は、所定の初期解から走行距離を短縮する方向に局所探索して得られた解であり、走行距離の点では最も優れた解である。ところが、車両数の点では、後者より劣る。
この問題に対処するために、局所探索で得られた解に対し所定の評価値を悪くする方向に解を更新することを許容する方法が知られている。その一つがタブー探索(非特許文献1)である。タブー探索は、評価値がより良い近傍の配送経路に遷移するときに、タブーリスト中の操作を行なわないことにより、探索を停滞させることなく最適解を探す方法である。しかし、車両数を低減する様に方向付けする手段は何も採られておらず、車両数に関しては、ランダムな方向へ探索される。たとえ車両数が低減された解が見つかったとしても、それは偶然に過ぎない。上記特許文献1、2、及び4においてもその点は同様である。また、上記クラスタリング法(特許文献3)は、配送地点がある程度地理的にまとまっている場合への適用に限定されてしまう。
特開2001−2334113号公報 特開2001−283136号公報 特開2003−26335号公報 特開2005−43974号公報 I. H. Osman, "Metastrategy simulated annealing and tabu search algorithms for the vehicle routing problem", Annals of Operations Research, Vol. 41, pp. 421−451, 1993.
そこで、本発明は配送経路問題における最も重要な目的である、車両数が低減された解を求める方法を提供する。
即ち、本発明は、下記の方法である。
記憶手段を備えるコンピュータにより、複数の車両が、或る拠点から複数の配送地点に物品を届ける配送計画を作成する方法であって、
所与の現在の解Sの近傍解からなる解集合(N(S))について、所与の終了条件に達するまで、局所探索を反復して、前記Sを更新して、最適解Sbestを求めるステップを含み、
該局所探索において、車両数が最も少ない解を探索するステップ、次いで、車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数の解について、下記式(1)で定義される、車両ごとの評価値B(t)(t∈N(S))の、下記式(2)で定義される車両間のばらつきの少なさを示す指標β(t)が最も小さい解を探索するステップを含む、ことを特徴とする方法。
(t)=Σi∈Ck(t)/M (1)

β(t) = 1−Σk∈σ(t)(t)/|σ(t)| (2)

ここで、
:各配送地点iの所与の特徴量
M:1つの車両が訪問する配送地点の特徴量の上限値もしくは特徴量の全車両に亘る総和
σ(t):解tで使用される車両の集合
|σ(t)|:解tで使用される車両の合計数
(t):車両k∈σ(t)が訪問する配送地点の集合
m:1より大きい数値
上記本発明は、配送経路問題に、車両数が少なくなるように荷物等を割り当てる等の方向付けした点を特徴とする。これにより、巡回セールスマン問題に積載容量や稼動時間枠を制約として課した上記各従来の方法における問題、即ち、経路としては短くても、各車両の積荷が少なくなる結果、車両数が増えてしまうという問題を解決する。
図3は、本発明を実装することができるコンピュータ・ハードウェアの例を示すブロック図である。該コンピュータ・システム(301)は、CPU(302)とメイン・メモリ(303)と含み、これらはバス(304)に接続されている。CPU(302)は好ましくは、32ビットまたは64ビットのアーキテクチャに基づくものであり、例えば、インテル社のXeon(商標)シリーズ、Core(商標)シリーズ、Atom(商標)シリーズ、Pentium(商標)シリーズ、Celeron(商標)シリーズ、AMD社のPhenom(商標)シリーズ、Athlon(商標)シリーズ、Turion(商標)シリーズ及びSempron(商標)などを使用することができる。バス(304)には、ディスプレイ・コントローラ(305)を介して、LCDモニタなどのディスプレイ(306)が接続される。ディスプレイ(306)は、そのコンピュータ・システム(301)上で動作中のソフトウェアについての情報を、適当なグラフィック・インターフェースで表示するために使用される。バス(304)にはまた、IDE又はSATAコントローラ(307)を介して、ハードディスク又はシリコン・ディスク(308)と、CD−ROM、DVD又はBlu−rayドライブ(309)が接続されている。CD−ROM、DVD又はBDドライブ(309)は、必要に応じて、CD−ROM、DVD−ROM又はBDからプログラムをハードディスク又はシリコン・ディスク(308)に導入するために使用される。バス(304)には更に、キーボード・マウスコントローラ(110)を介して、或いはUSBコントローラ(図示せず)を介して、キーボード(311)及びマウス(312)が接続されている。
以下、図4に示す本発明の方法を示すフローチャートを参照して、本発明の方法を説明する。先ず、所与の初期解を現在の解S及び最適解Sbestとして設定し、及び、局所探索の反復回数を表すτを1に設定する(401)。
該初期最適解Sbestは、公知の方法で得られた解であってよい。例えば、図5に示すように、あらかじめ記憶された配送地点のデータを用いて、配送地点ごとに、他の総ての地点への距離を、短い順で地点を並べたリスト(以下「近傍リスト」という)を準備しておき、ある地点から最も近い未訪問の地点を探索することによって初期の最適解を生成することができる(最近傍法)。ここで、各地点間の距離は、デジタル道路ネットワーク上の最短路計算などで求めておき、地点対地点の表の形式で保持する。また、地点間の距離をユークリッド距離で表し、該近傍リストの代わりにk−d木というデータ構造を用い、同じく最近傍法などで初期最適解を求めてもよい。その他の初期最適解生成法としては、挿入法やセービング法などがある(例えば、M.M.Solomon,”Algorithms for the vehicle routing and scheduling problems with time windows constraints”, Operations Research,Vol.35, No.2, pp254−265,1987 )。後述する実験では、車両をある台数分(25台)用意しておき、いずれかの車両が訪問できる未訪問の地点のうち、現在位置に最も近い地点を、次々に訪問する方法(並列最近傍法)を用いて、初期最適解を求めた。
解tの表現形式は任意であってよい。例えば図6において、中央部の□で示す拠点から地点1、2、5に配送する経路と、4、6、3、7を配送する経路の解は、便宜的に拠点の番号を0として、(0,1,2,5,0,4,6,3,7) と表現してよい。通常は、目的関数を効率的に計算するための情報を含むデータ構造として表現される。例えば、地点1、2、5への配送量が10, 10, 20だった場合、経路上のその地点までの総配送量を計算しておき、地点1には10、地点2には20、地点5には40を関係付けておくことで、配送経路の最後の地点5に関係付けられた総配送量を確かめるだけで、その車両の積載量を知ることができる。
図4に戻ると、図示していないが、前記Sの近傍解からなる解集合N(S)を予め保存しておき、もしくは、所与の方法により求める。近傍解を生成するためには、任意の手法を用いてよく、例えば図7に示すように、或る経路中の2本の辺を切って新たな2本でつなぎなおす方法(2−Opt法)、配送地を他の経路に入れるパスシフト法(Path shift法)、経路中の配送地を交換するパス交換法(Path swap法)等を用いることができる。
好ましくは、近傍解を作成するに先立ち、O(1)フィージビリティー・チェックを行う。これは、近傍解の数は地点数の2乗オーダー以上あり、すべての近傍解について局所探索を行なおうとすると時間がかかるからである。上記O(1)はオーダーワンと読み、配送地点数によらず定数時間で実行できることを意味する。該O(1)フィージビリティー・チェックは、経路中の削除する辺をまず決め、その辺の長さをヒントに走行距離が短縮されうる地点を限定した上で近傍解を生成する。例えば、2−opt法で交換される2本の辺の内、少なくとも一方は短くならないと交換後の走行距離が短縮されないので、図8(1)のように、まず地点Aに着目し削除する辺をABと決めれば、交換相手の辺は地点Aを中心に、辺ABを半径にした円の内側にある地点だけを調べれば見つかるはずである。各地点を中心にしてある半径以内の地点を求めるためには、上記近傍リストを用いると便利である。図8(1)では、地点D及びEが候補になる。また、パスシフト法についても、図8(2)のように半径DEの円の内側だけを見ることで探索候補の近傍解を限定することができる。BD>DEかつBE>DEのケースについては、AB+BC−ACを半径にして地点AあるいはCを中心にして探索して、近傍解を生成する(詳しくは、N.Park, H.Okano and H.Imai, ”A path−exchange−type local search algorithm for vehcle routing and its efficient search strategy” Journal of Operations Research Society of Japan, Vol.43, No.1,pp.197−208, 2000を参照されたい)。
該解集合について、局所探索を行う(405)。本発明は、該局所探索において、車両数の比較を第1に行った後に、下記式(1)で定義される、車両ごとの評価値B(t)の、下記式(2)で定義される車両間のばらつきの少なさを示す指標β(t)が小さい解を探索し、車両数を減少する方向付けを行なうことを特徴とする。
(t)=Σi∈Ck(t)/M (1)

β(t) = 1−Σk∈σ(t)(t)/|σ(t)| (2)
上記式(1)において、pは各配送地点iの所与の特徴量であり、これを1つの車両が訪問する配送地点の特徴量の上限値もしくは特徴量の全車両に亘る総和(M)で除することによって、車両の稼動状態、例えば積載率、を表す評価値B(t)を得る。該特徴量p及びMの第1の例は、pが下記式(3)で表される稼働時間の近似値であり、Mが車両の稼動時間の上限値である。
=nni + ti (3)

式(3)において、nniは、配送地点iに最も近い配送地点への距離と、2番目に近い配送地点への距離の平均値であり、tiは配送地点iでの作業時間(荷物の積み下ろし等)である。第2の例は、pが配送地点iへの配送量であり、Mが車両の積載量の上限値、即ち、積載容量である。第3の例は、pが配送地点iに割り当てられた定数であり、Mがその上限値もしくは総和である。前記定数が1の場合、Mは総地点数とする。第4の例は、pが配送地点iに割り当てられた乱数であり、Mが全車両に亘る乱数の総和である。好ましくは、pは上記稼働時間の近似値である。
式(2)で求められるβ(t)は、評価値B(t)の車両間のばらつきの少なさを表す指標である。該β(t)がより小さくなる方向、即ち、ばらつきが大きくなる方向、に局所探索することによって、車両数を減少することができる。式(2)において、B(t)のべき数mは、1より大きい数値であり、1.5〜3が好ましく、より好ましくは1.5〜2である。B(t)を解tにおいて使用される車両の合計数|σ(t)|で除して正規化する。
該β(t)は、上記第2の例、即ち特徴量pがiへの配送量、Mが積載容量の場合、所謂ビンパッキング問題に局所探索を適用する際に、解空間を平滑にするために使用されるものと同様のものである。ビンパッキング問題は、使用するビンの数を最小化するようなビンへのアイテムの詰め方を求める問題である。しかし、この問題の目的関数はビンの数であり、ビンの充填率など別の要素が考慮されないため解空間が平坦で、局所探索がうまく働かない。そのために提案されたのが、ばらつきの指標である(詳細はT.Osogami and H. Okano “Local search algorithms for the bin packing problem and their relationships to various construction heuristics”, Journal of Heuristics, Vol. 9, pp.29−49, 2003を参照されたい)。この指標は、空に近いビンと満杯に近いビンがある時、空に近いビンから満載に近いビンにアイテムを移動することにより値が減少する。図9は、容量1のビンが2つあり、大きさ0.25のアイテムが4つある場合の、3通りの詰め方を示したものである。図9(1)の詰め方は、他の2つの詰め方と比べばらつきが少なく、望ましくない。図9(2)の詰め方はばらつきが大きく、あと1つのアイテムを移動すれば右の詰め方に以降できる状態である。図9(3)はビンが1つ空になっており、最も望ましい。本発明はこの指標を、配送経路問題に適する方法で初めて適用することによって、車両数の低減を達成する。
再び図4を参照すると、係数aが「0」に設定される(402)。該係数は、上記β(t)を局所探索における目的関数に含めるか否かを表し、0の場合には目的関数に含まれず、1の場合には目的関数に含まれる。このように、車両数及び稼働時間もしくは走行距離を短くする方向の探索(第1局所探索)によって現在解Sが更新されなかったときには、車両間での積載量等のばらつきを大きくする方向の探索(第2局所探索)を行なうことによって、車両数の低減を達成する。図4記載の態様では、第1局所探索を先ず行い、次に、第2局所探索を行っているが、逆の順序であってもよい。
係数aの設定は、上記反復回数τの愚奇を判断することによって行われる(403)。第1回目(τ=0)の第1局所探索該(a=0)では、目的関数にβ(t)は含まれない。第1局所探索が終了し現在解Sが更新されなかったときには、τが一つ増加されて(412)、奇数と判断される結果(403)、係数aが「1」とされ(404)、β(t)が目的関数に組み込まれて、第2局所探索が行なわれる(405)。
第1(a=0)及び第2局所探索(a=1)は、下記式(4)で表される目的関数を用いて行われる。

f(t,a) = (|σ(t)|,aβ(t),Σk∈σ(t)dk(t)) (4)

ここで括弧は左から右の順に(lexicographic order)評価されることを表し、dk(t)は問題設定、即ち、求めるべき解が最短距離であるか最短時間であるか、に応じて解tにおける車両kの走行距離あるいは稼動時間を表す。例えば、(A,B)と(C,D)という2つの目的関数値がある時、コンピュータにおけるこれらの比較は次のように行われる:
if (A>C) then assert (A,B) > (C,D)
else if (A<C) then assert (A,B) < (C,D)
else if (B>D) then assert (A,B) > (C,D)
else if (B<D) then assert (A,B) < (C,D)
else assert (A,B) = (C,D)
式(4)において、a=1の場合(第2局所探索)において、βよりも上位で総車両数|σ|を比較する。これは、車両数が減少してもβが増大する、つまり大小関係に矛盾が生じる場合がある事が見出されたからである。
a=0のとき(第1局所探索)は、車両数が最も少ない解を探索し、車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数の解のうち車両の走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が最も小さい解を探索する(405)。図4において「arg min」(405)は、最小の値を得る引数を意味する。なお、最も小さい解が複数あった場合には、そのうちの任意のものを選んでよい。得られた解Sを最初に設定した最適解Sbestと、上記と同様に比較し、局所探索で得られた解Sの目的関数値がより小さい場合には、SをSbestとして保存し、最適解を更新する(407)。
次いで、所定の終了条件を満たしているか否かが判断され(408)、満たしていればSbestを出力して終了する(409)。終了条件としては、反復回数の上限、計算時間の上限、最適解が更新されなかった直近の反復回数の上限などを用いる。終了条件が満たされていない場合には、第1局所探索で得られた解Sと現在の解Sについて、上記と同様に比較する(410)。前記解Sの車両数が現在解Sの車両数より小さいか、車両数が同じであっても車両の走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が小さい場合には(410でYes)、Sを現在解Sとして保存して現在解を更新し、該新たな現在解Sの近傍解が読み出されもしくは作成され(図示していない)て、再度第1局所探索が行なわれる。そうでない場合には、局所探索の反復回数τを1つ増加し(412)、第2局所探索に入る。
第2局所探索では、τが偶数になることによって(403でYes)、係数aが1となり(404)、β(t)が目的関数に組み込まれ、現在の解Sの近傍について、先ず車両数が最も少ない解を探索し、車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数解のうち前記指標β(t)が最も小さい解を探索し、β(t)が最も小さい解が複数ある場合には、β(t)が同じである解のうち車両の走行距離もしくは稼動時間の和を比較して、走行距離もしくは稼動時間の和が最も小さい解を探索する。得られた解Sについて、最適解Sbestと第1局所探索で用いた目的関数により比較する。即ち、解SがSbestより車両数が少ないか、車両数が同じであっても走行距離等が小さいかを比較し、そうである場合には、該SをSbestと置く(407)。次いで、所定の終了条件に達しているか否かが判断され(408)、達している場合にはSbestを出力して終了する(409)。達していない場合には、得られた解Sを現在の解Sと、第2局所探索で用いた目的関数を用いて比較する。即ち、車両数がより小さい場合、車両数は同じであるが指標β(t)がより小さい場合、又は車両数及びβ(t)が同じであるが走行距離もしくは稼動時間の和がSより小さい場合には、Sにより現在解Sが更新される(411)。次いで、新たな現在解の近傍解集合を読み出し、もしくは作成し(図示していない)第2局所探索を繰り返す(405)。現在解Sが更新されなかったときにはτを一つ増加して、aを0とし(402)、第1局所探索を行なう。このようにして、所定の終了条件に達するまで、第1局所探索と第2局所探索が交互に繰り返されて、車両数が最も少ない最適解Sbestを得る。
実施例1
ランダムに生成した時間枠のない入力データに本発明の方法を適用した。配送地点は矩形領域内にランダム一様分布で100点配置し、矩形領域の中央に拠点を配置した。各配送地点に配送する荷物はランダムに1〜10個の中から設定し、最大稼動時間は、積載容量が十分大きいトラック3台で100点を訪問できる程度とした。初期最適解は、車両を25台用意しておき、いずれかの車両が訪問できる未訪問の地点のうち、現在位置に最も近い地点を、次々に訪問する方法(並列最近傍法)を用いて求めた。
結果を図10に示す。車両の積載容量を、荷物の総量をW、本実施例の場合、荷物の平均値5個×100=500個、として、W/5からWまで変化させた場合に(横軸)、各手法が反復10回で得た最適な車両数の平均(縦軸)を示している。同図において、LSは第1局所探索(a=0)のみ行った場合、TSは後述するタブー探索、BP(load)は車両の評価値を積載率としたもの、BP(util)は車両の評価値を稼動率の近似値としたもの、BP(rand)は配送地点の特徴量を乱数としたもの、BP(const)は配送地点の特徴量を定数(本実施例では100)としたものである。BP(util^3)は車両の評価値を稼動率の近似値とし、m=3としたものである。なお、その他の設定ではm=2とした。各車両の積載容量が(W/5)×3の場合の各手法の結果は、LS=4.2, TS=4.0, BP(load)=3.4, BP(util)=3.3, BP(rand)=3.4, BP(const)=3.5, BP(util^3)=3.4 であった。
上記結果から以下のことが分った。目的関数にβ(t)項を入れた第2局所探索を行うと、最大積載量の制約の強弱(横軸)によらず、局所探索やタブー探索と比べて少ない車両数の解を得ることができる。この点は、配送地点の特徴量として定数や乱数を用いても同様である。特徴量の中でも、稼動率の近似値を用いると、より少ない車両数の経路を求めることができる。
比較するタブー探索は、非特許文献1記載の方法を参考にした方法を用いた。図11にそのフローを示す。同図において、b(s,t)は解sから近傍解t∈N(s)を生成するために着目した地点(base)を表す。一度探索したbaseをタブーリストに蓄えておき、タブーリストに入れられているbaseを近傍解の探索候補から外す様にした。また、タブーリストの大きさの上限値θは、地点数の10分の1とし、連続して10回の反復で、現在解Sが更新されなければ、タブーリストを初期化するようにした。同図、ステップ1103の近傍探索において、タブーリストに入っているbaseを避ける判断をする。ステップ1104及び1105でタブーリストを更新する。ステップ1108において、探索で得られた近傍解Sbが現在解Sより良くない場合でも、現在解が連続して更新されない反復回数が10回以内の間は(ステップ1111)、「山登り」の動きを許して局所探索を続行した。
実施例2
次に、時間枠付きのテストインスタンスとして広く利用されているSolomonのインスタンス(詳細はM.M.Solomon, “Algorithms for the vehicle routing and scheduling problems with time windows constraints”, Operations Research, Vol. 35, No. 2, pp.254−265, 1987を参照されたい)を用いて本発明の方法を上記タブー探索と比較した。地点数はいずれも100点である。Solomonのインスタンスには6つのクラス(ランダムな点配置、クラスタ化された点配置など)がある。各クラスの1つの問題について、実施例1と同様に車両数25台の初期解から出発し、ThinkPad X32 (Intel Pentium M 1.8GHz CPU)で100秒まで実行して得られた解および収束の様子を下表1及び図12〜17に示す。
Figure 0005612817
*1:http://w.cba.neu.edu/~msolomon/heuristi.htmを参照されたい。

R201及びRC201は、車両の積載容量が十分大きいため、最大稼動時間の制約が利いて経路長が制限されるインスタンスである。R201は地点の配置がランダムで、RC201は地点がランダムな配置とクラスタ化された配置の混合になっている。これら2つのインスタンスについて、本発明の方法とTSの差が顕著であり、本発明の方法における第2局所探索の効果が大きいことが分かった。
R101、RC101はR201、RC201と比べて最大稼動時間が長い。R101も同様に最大稼動時間の制約が利いて経路長が制限される。RC101は最大稼働時間と積載容量の両方の制約が強く、いずれかの制約が利くことで経路長が制限される。R101は地点の配置がランダムで、RC101は地点がランダムな配置とクラスタ化された配置の混合になっている。これらのインスタンスについても、本発明の方法がTSよりも少ない車両数の解を見つけた。
C101、C201はそれぞれ、クラスタ化された地点配置であり、C101は最大稼動時間が長いインスタンス、C201は短いインスタンスである。最大稼働時間と積載容量の両方の制約が強く、いずれかの制約が利くことで経路長が制限される。C101ではいずれの方法でも最適解が得られたが、C201では本発明の方法がTSよりも少ない車両数の解を見つけた。
本発明の方法は、様々なタイプの配送経路問題において、車両数がより低減された解を見出すのに有効である。
配送経路と車両数の関係の一例を示す説明図である。 図1に示す例に於ける解を、車両数と走行距離についてプロットしたグラフである。 本発明を実装することができるコンピュータ・ハードウェアの例を示すブロック図である。 本発明の方法を示すフローチャートである。 近傍リストの構造の例を示す説明図である。 配送経路の解を例示する説明図である。 近傍解の生成方法を示す説明図である。 O(1)フィージビリティー・チェックの方法を示す説明図である。 ビンパッキング問題における異なる解におけるβ(t)を示す説明図である。 実施例1の結果を示すグラフである。 実施例1及び2で用いたタブーサーチのフローチャートである。 実施例2において、インスタンスC101についての結果を示すグラフである。 実施例2において、インスタンスC201についての結果を示すグラフである。 実施例2において、インスタンスR101についての結果を示すグラフである。 実施例2において、インスタンスR201についての結果を示すグラフである。 実施例2において、インスタンスRC101についての結果を示すグラフである。 実施例2において、インスタンスRC201についての結果を示すグラフである。
符号の説明
301 コンピュータ・システム
302 CPU
303 メイン・メモリ
304 バス
305 ディスプレイ・コントローラ
306 ディスプレイ
311 キーボード

Claims (11)

  1. 記憶手段を備えるコンピュータにより、複数車両の配送経路を求めるための方法であって、
    所与の現在の解Sの近傍解からなる解集合(N(S))を作成し、前記解集合(N(S))について、所与の終了条件に達するまで、局所探索を反復して、前記現在の解Sを更新して、最適解Sbestを求めるステップを含み、
    該局所探索において、車両数が最も少ない解を探索するステップ、次いで、車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数の解について、下記式(1)で定義される、車両ごとの評価値B(t)(t∈N(S))の、下記式(2)で定義される車両間のばらつきの少なさを示す指標β(t)が最も小さい解を探索するステップと、
    β(t)が最も小さい解が複数ある場合には該複数の解について、走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が最も小さい解を探索するステップとを含み、
    (t)=Σi∈Ck(t)/M (1)
    β(t) = 1−Σk∈σ(t)(t)/|σ(t)| (2)
    ここで、
    :各配送地点iの所与の特徴量
    M:1つの車両が訪問する配送地点の特徴量の上限値もしくは特徴量の全車両に亘る総和
    σ(t):解tで使用される車両の集合
    |σ(t)|:解tで使用される車両の合計数
    (t):車両k∈σ(t)が訪問する配送地点の集合
    m:1より大きい数値であり、
    前記解集合(N(S))を作成するに先立ち、配送地点数によらず定数時間で実行できるフィージビリティー・チェックを行い、走行距離が短縮され得る地点を限定した上で近傍解を生成することを特徴とする、複数車両の配送経路を求めるための方法。
  2. 前記最適解Sbestを求めるステップが、下記1)〜9)のステップを所与の終了条件に達するまで反復するステップであり、
    1)前記解集合について、第1局所探索を行なうステップであって
    (i)車両数が最も少ない解を探索するステップ、
    (ii)車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数の解のうち車両の走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が最も小さい解を探索するステップ、
    からなる第1局所探索を行なうステップ、
    2)第1の局所探索で得られた解Sが前記最適解Sbestに比べて車両数が少ないか、車両数は同じであるが車両の走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が小さい場合には、前記解Sを最適解Sbestとして保存して該最適解Sbestを更新するステップ、
    3)前記終了条件に達しているか否かを判断し、該終了条件に達している場合にはSbestを出力するステップ、
    4)ステップ3)で終了条件に達していないと判断された場合には、第1の局所探索で得られた解Sが現在の解Sよりも車両数が少ないか、車両数が同じであっても走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が小さい場合には、解Sを現在の解Sとして保存して現在の解Sを更新し、次いで、前記ステップ1)に戻るステップ、
    5)前記ステップ4)で現在の解が更新されなかった場合には前記ステップ1)の現在の解Sの近傍解からなる解集合について、第2局所探索を行なうステップであって
    (a)車両数が最も少ない解を探索するステップ、
    (b)車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数の解のうち前記指標β(t)が最も小さい解を探索するステップ、
    (c)β(t)が最も小さい解が複数ある場合には、該複数の解のうち車両の走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が最も小さい解を探索するステップ、
    を含む第2局所探索を行なうステップ、
    6)第2局所探索で得られた解Sが、前記最適解Sbestよりも車両数が少ないか、車両数が同じであっても走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が小さい場合には、前記解Sを最適解Sbestとして保存し、該最適解Sbestを更新するステップ、
    7)前記終了条件に達しているか否かを判断し、該終了条件に達している場合にはSbestを出力するステップ、
    8)ステップ7)で終了条件に達していないと判断された場合には、第2の局所探索で得られた解Sが現在の解Sよりも車両数が少ないか、車両数が同じであっても前記指標β(t)が小さいか、又は車両数及び指標β(t)が同じであっても走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が小さい場合に、該Sを現在の解Sとして保存して現在の解Sを更新し、該更新された現在の解Sの近傍解からなる解集合について、再度第2局所探索を行うステップ、
    9)ステップ8)でSが更新されなかった場合に、上記ステップ1)に戻るステップ、
    であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記特徴量pが下記式(3)で定義される値であり、
    =nni + ti (3)
    (nni:配送地点iに最も近い配送地点への移動時間と、2番目に近い配送地点への移動時間の平均値
    i:配送地点iでの作業時間)であり、
    Mが車両の稼動時間の上限値である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記特徴量pが配送地点iへの配送量であり、Mが車両の積載量の上限値である、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記特徴量pが配送地点iに割り当てられた定数であり、Mがその総和もしくは上限値である、請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記定数が1であり、Mが地点数である、請求項記載の方法。
  7. 前記特徴量pが配送地点iに割り当てられた乱数であり、Mが乱数の全車両に亘る総和である、請求項1または2に記載の方法。
  8. 前記mが1.5〜3の数である、請求項1〜のいずれか1項記載の方法。
  9. 前記終了条件が計算時間である、請求項1〜のいずれか1項記載の方法。
  10. 複数車両の配送経路を求めるためのコンピュータ・システムであって、
    拠点、配送地点、車両及び物品の情報を記録する記憶手段と、
    現在の解Sを保存する現在解記憶手段と、
    最適解Sbestを保存する最適解記憶手段と、
    前記記憶手段から拠点、配送地点、車両及び物品の情報を読取り、初期の現在解S及び最適解Sbestを求めて、前記現在解記憶手段及び最適解記憶手段に書き込む初期値設定手段と、
    前記現在解Sの近傍解からなる解集合(N(S))を所与の方法により求める解集合計算手段と、
    前記解集合計算手段から各近傍解(t)を読み取り、第1局所探索を行なう手段であって、
    (i)現在解Sよりも車両数が最も少ない解を探索する手段と、
    (ii)車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数の解のうち車両の走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が最も小さい解を探索する手段と、
    を含む第1局所探索手段と、
    前記解集合について、第2局所探索を行なう手段であって、
    (a)車両数が最も少ない解を探索する手段と、
    (b)車両数が最も少ない解が複数ある場合には、該複数の解のうち、下記式(1)で定義される、車両ごとの評価値B(t)の、下記式(2)で定義される車両間のばらつきの少なさを示す指標β(t)を計算し及び該指標β(t)が最も小さい解を探索する探索手段と、
    (t)=Σi∈Ck(t)/M (1)
    β(t) = 1−Σk∈σ(t)(t)/|σ(t)| (2)
    ここで、
    σ(t):解tが使用する車両の集合
    |σ(t)|:解tで使用される車両の合計数
    (t):車両k∈σ(t)が訪問する配送地点の集合
    :各配送地点iの所与の特徴量
    M:1つの車両が訪問する配送地点の特徴量の上限値もしくは特徴量の全車両に亘る総和
    m:1より大きい数値
    (c)β(t)が小さい解が無い場合には、β(t)が同じ解のうち車両の走行距離もしくは稼動時間の和がより小さい解を探索する探索手段と、
    を含む第2局所探索手段と、
    前記第1もしくは第2探索手段から出力された解Sを前記Sbestと比較して、SがSbestよりも車両数が少ないか、車両数が同じであっても走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が小さい場合には、Sbestを更新すると同時に、前記最適解記憶手段に書き込む最適解更新手段と、
    解SとSbestの比較後に、局所探索終了条件に達しているか否かを判断し、該終了条件に達している場合には前記Sbestを出力する終了条件判断手段と、
    該終了条件に達していない場合には、前記第1もしくは第2探索手段から出力された解Sを現在の解Sと比較して、Sが前記第1探索手段の解である場合にはSよりも車両数が少ないか、車両数が同じであっても走行距離もしくは稼動時間の和が小さい場合に、Sが前記第2探索手段の解である場合には、Sよりも車両数が少ないか、車両数が同じであっても前記指標β(t)が小さいか、車両数及び指標β(t)が同じであっても走行距離もしくは稼動時間の全車両に亘る和が小さい場合に、Sを更新すると共に、前記現在解記憶手段に書き込む現在解更新手段と、
    現在の解Sが更新されなかった場合に、前記第1局所探索から前記第2局所探索へ、もしくは、前記第2局所探索から第1局所探索へと切り替えて、前記終了条件に達するまで交互に行なわせる局所探索制御手段と、
    を含み、
    前記解集合(N(S))を作成するに先立ち、配送地点数によらず定数時間で実行できるフィージビリティー・チェックを行い、走行距離が短縮され得る地点を限定した上で近傍解を生成する、複数車両の配送経路を求めるためのコンピュータ・システム。
  11. 請求項1〜のいずれか1項に記載の方法の各ステップをコンピュータ・システムに実行させる、複数車両の配送経路を求めるためのコンピュータ・プログラム。
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