JP5699097B2 - Cooking container detection device - Google Patents
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Description
本発明は、ガスコンロの五徳上に載置された鍋などの調理容器の有無を検知する調理容器検知装置に関する。 The present invention relates to a cooking container detection device that detects the presence or absence of a cooking container such as a pan placed on the virtues of a gas stove.
ガスコンロの五徳上に載置された鍋などの調理容器の有無を検知する装置(調理容器検知装置)としては、種々の方式によるものが提案されている。例えば特許文献1では、五徳のほぼ中央の位置からロッドを突出させて、五徳上に調理容器が置かれるとロッドが押し下げられ、ロッドの動きに連動して移動するように設けられたリードスイッチが一定距離以上移動してONになったことを検出することによって、調理容器が置かれたことを検知する。また、特許文献2では、ロッドの下方にマイクロスイッチを設けておき、調理容器によって押し下げられたロッドの下端でマイクロスイッチが押されてONになったことを検出することによって、調理容器が置かれたことを検知する。更に、特許文献3では、五徳に重量センサーを設けておき、調理容器が置かれたことによる重量増加を検出することによって、調理容器の有無を検知する。
As a device (cooking vessel detection device) for detecting the presence or absence of a cooking vessel such as a pan placed on the gas stove of a gas stove, devices using various methods have been proposed. For example, in
しかし、上記の何れの方式による調理容器検知装置においても、五徳上の調理容器の有無を検知するに過ぎず、調理容器の種類に関しては何らの情報も得ることができないという問題があった。 However, any of the above-described cooking container detection devices merely detects the presence or absence of a cooking container in terms of virtues, and has a problem that no information can be obtained regarding the type of cooking container.
この発明は、従来の技術が有する上述した課題に対応してなされたものであり、五徳上の調理容器の有無だけでなく、調理容器の種類に関する情報も得ることが可能な調理容器検知装置の提供を目的とする。 The present invention has been made in response to the above-mentioned problems of the prior art, and is a cooking container detection device capable of obtaining not only the presence or absence of cooking containers on the virtues but also information on the types of cooking containers. For the purpose of provision.
上述した課題を解決するために、本発明の調理容器検知装置は次の構成を採用した。すなわち、
ガスコンロの五徳上に置かれた調理容器の有無を検知する調理容器検知装置において、
前記五徳上に置かれた前記調理容器の底部で押し込まれ、且つ上方に付勢されたロッドと、
前記ロッドに一端が連結されて、該ロッドが移動することによって回転するレバー部材と、
前記レバー部材の回転角度を検出する検出部と、
前記検出した回転角度を所定の閾値角度と比較することによって、前記調理容器の種類に関する情報である調理容器情報を取得する調理容器情報取得部と、
を備え、
前記調理容器情報取得部は、前記検出した回転角度を、前記五徳上に前記調理容器が置かれていない場合の初期角度、または該初期角度よりも大きな所定の上限側閾値角度の少なくとも一方と比較することによって、異常の有無に関する情報も取得する
ことを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the cooking container detection device of the present invention employs the following configuration. That is,
In a cooking container detection device that detects the presence or absence of a cooking container placed on the virtues of a gas stove,
A rod pushed in at the bottom of the cooking vessel placed on the virtues and biased upward;
One end of the rod is connected to the rod, and the lever member rotates as the rod moves .
A detection unit for detecting a rotation angle of the lever member ;
A cooking container information acquisition unit that acquires cooking container information that is information related to the type of cooking container by comparing the detected rotation angle with a predetermined threshold angle ;
With
The cooking container information acquisition unit compares the detected rotation angle with at least one of an initial angle when the cooking container is not placed on the virtues or a predetermined upper threshold angle greater than the initial angle. By doing so, information on the presence or absence of abnormalities is also acquired.
かかる本発明の調理容器検知装置においては、五徳上に置かれた調理容器の底部で押し込まれたロッドの移動量を、レバー部材の回転角度に変換して、変換された回転角度を検出する。そして検出した回転角度を所定の閾値角度と比較することによって、五徳上に置かれた調理容器の種類に関する情報(調理容器情報)を取得する。このとき、検出した回転角度を、初期角度(五徳上に調理容器が置かれていない場合の回転角度)、または初期角度よりも大きな所定の上限側閾値角度の少なくとも一方と比較することによって、異常の有無に関する情報も取得する。 In the cooking container detection device of the present invention, the amount of movement of the rod pushed in at the bottom of the cooking container placed on the virtues is converted into the rotation angle of the lever member, and the converted rotation angle is detected. And the information (cooking container information) regarding the kind of cooking container placed on Gotoku is acquired by comparing the detected rotation angle with a predetermined threshold angle . At this time , by comparing the detected rotation angle with at least one of an initial angle ( rotation angle when the cooking container is not placed on the virtues) or a predetermined upper limit threshold angle larger than the initial angle , Also obtain information about the presence or absence of.
ロッドの移動量は、五徳上に置かれた調理容器の底部の形状や、調理容器の大きさに依存する。従って、ロッドの移動量を、レバー部材を用いて回転角度に変換して、その回転角度を所定の閾値角度と比較してやれば、調理容器の底部の形状や調理容器の大きさなどの情報を得ることができる。このため、レバー部材の回転角度を検出することで、五徳上の調理容器の有無だけでなく、調理容器の種類に関する情報も取得可能となる。加えて、検出した回転角度が初期角度を下回っている場合、あるいは上限側閾値角度を超えている場合には、異常が発生した旨を示す情報も得ることが可能となる。 The amount of movement of the rod depends on the shape of the bottom of the cooking container placed on Gotoku and the size of the cooking container. Therefore, the amount of movement of the rod, is converted to the rotation angle by using a lever member, if Shiteyare comparing the rotational angle with a predetermined threshold angle, obtain information such as the size of the shape and the cooking vessel at the bottom of the cooking vessel be able to. For this reason, by detecting the rotation angle of the lever member, it is possible to acquire not only the presence / absence of a cooking container in terms of virtues but also information regarding the type of cooking container. In addition, when the detected rotation angle is less than the initial angle or exceeds the upper threshold angle , information indicating that an abnormality has occurred can be obtained.
図1は、本実施例の調理容器検知装置100を搭載したガスコンロ1の構造を示す断面図である。ガスコンロ1は、コンロ本体(図示せず)の上面を覆って設けられ且つバーナー用開口4が形成された天板2と、バーナー用開口4に臨んで設けられて燃料ガスを燃焼させることによって調理容器を加熱するコンロバーナー10と、鍋などの調理容器が置かれる五徳20と、五徳20上に置かれた調理容器の有無を検知するための調理容器検知装置100などを備えている。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the structure of a
コンロバーナー10は、燃料ガスと空気とが混合される混合管11と、混合管11に連なる環状のバーナーボディ12と、バーナーボディ12の上に載置された環状のバーナーキャップ13などを備えている。バーナーキャップ13の外周部の下面側には複数の歯形が形成されている。また、バーナーボディ12は板金製の外筒12aと、同じく板金製の内筒12bとを有しており、外筒12aには、バーナーキャップ13の歯形が着座して複数の炎孔13fが形成される着座部12cと、着座部12cから外方に向けて斜め下方に張り出した煮こぼれカバー部12dとが形成されている。更にカバー部12dには、バーナー用開口4内に落下する煮こぼれ汁を受ける環状の汁受け皿14が、着脱自在に取り付けられている。また、天板2に開設されたバーナー用開口4と、汁受け皿14との間の隙間は、上方から五徳枠22で覆われており、五徳枠22には五徳20が取り付けられている。
The
コンロバーナー10のほぼ中心位置には、環状のバーナーキャップ13の内側の空間(キャップ内空間13h)と、環状のバーナーボディ12の内側の空間(ボディ内空間12h)とを上下方向に貫通するようにロッド30が設けられている。このロッド30は上下方向に移動可能な状態で、ブラケット17によってコンロバーナー10の支持板16に取り付けられている。また、ロッド30の上端には、五徳20上に置かれた調理容器の底部に接触してその温度を検出する感熱ヘッド32が取り付けられ、ロッド30の下端には、調理容器検知装置100が取り付けられて、調理容器検知装置100はコンロ本体(図示せず)の底部を構成するベース18の上に載置されている。詳細には後述するが、調理容器検知装置100は、ロッド30の移動量を荷重(いわゆる力)に変換する変換部110と、変換された荷重を検出する検出部120と、検出した荷重に基づいて調理容器の有無を検知する制御部130などを備えている。変換部110はロッド30の軸方向に伸縮可能となっており、内蔵するコイルバネによってロッド30を上方に付勢している。このため、図1に示すように五徳20上に調理容器が置かれてない場合には、ロッド30の上端に取り付けられた感熱ヘッド32が五徳20よりも上方に突出した状態となっている。
At substantially the center position of the
図2は、変換部110の断面を取ることによって調理容器検知装置100の内部構造を示した説明図である。尚、図2(a)は五徳20上に調理容器が置かれていない状態を示しており、図2(b)は調理容器が置かれた状態を示している。図示されるように変換部110は、上向きに開口した略円筒形の本体ケース114と、本体ケース114内に収容されたコイルバネ116と、下向きに開口する略円筒形に形成されて、本体ケース114を上方から覆って設けられた上蓋ケース112とを有している。コイルバネ116の内径はロッド30の外径よりも大きく形成されており、コイルバネ116の上端側からロッド30の下端を挿入すると、ロッド30の側面から突設されたバネ受け30sにコイルバネ116の上端が当接する。また、コイルバネ116の下端は、本体ケース114内の底面に当接している。そして、本体ケース114は、検出部120を介してベース18の上に載置されている。このためコイルバネ116は、ロッド30のバネ受け30sと本体ケース114との間で初期荷重F0が付与された状態となっている。
FIG. 2 is an explanatory diagram showing the internal structure of the cooking
五徳20上に調理容器が置かれると、調理容器の底部でロッド30が押し下げられる。その結果、図2(b)に示すようにロッド30の下端のコイルバネ116が圧縮されるので、検出部120に加わる荷重が荷重F1に増加する。ここで、初期荷重F0からの荷重の増加量は、調理容器の底部で押し下げられたことによるロッド30の移動量Sに比例する。従って、検出部120で荷重を検出すれば、ロッド30の移動量Sを検出することができる。後述するように本実施例の調理容器検知装置100では、この荷重(ロッド30の移動量Sが変換された物理量)に基づいて、五徳20上に置かれた調理容器の種類に関する情報(調理容器情報)を取得する。尚、検出部120としては、荷重を検出可能な種々の機器を用いることができる。例えば、圧電素子が組み込まれたいわゆるロードセルや、静電容量センサーや、歪みゲージなどを用いることができる。
When the cooking container is placed on the
図3は、五徳20上に置かれた調理容器によってロッド30が押し下げられる様子を例示した説明図である。尚、図3では、図示が煩雑となることを避けるために、調理容器や、調理容器によって押し下げられる感熱ヘッド32およびロッド30を太い実線で表し、その他の部分は細い実線で表している。図3(a)には、鍋底の形状が平らで標準的な大きさの調理容器(例えば、フライパンやシチュー用の鍋など。ほとんどの調理容器が含まれるので、以下では「普通鍋5a」と呼ぶ)が置かれた場合が示されている。普通鍋5aが置かれた場合は、ロッド30の上端に取り付けられた感熱ヘッド32が、五徳20の上面(調理容器が置かれる面)とほぼ面位置となるまで、ロッド30が押し下げられる。図中で斜線を付した矢印は、ロッド30の移動量S1を表している。
FIG. 3 is an explanatory view illustrating the manner in which the
これに対して、五徳20上に置かれた調理容器が中華鍋5bであった場合、中華鍋5bの鍋底は下方に湾曲しているので、感熱ヘッド32が五徳20の上面よりも下方まで押し下げられる。その結果、ロッド30の移動量Sが、移動量S2に増加し、検出部120で検出される荷重も大きくなる。図3(b)には、五徳20上に中華鍋5bが置かれた場合が示されている。
On the other hand, when the cooking container placed on
また、図3(c)には、鍋底の形状が平らであるが小さな調理容器(例えば、ミルクパンなど。以下では「小鍋5c」と呼ぶ)が置かれた場合が示されている。図1に示されるように五徳20の上面は、コンロバーナー10の中心に向かって内側が緩く傾斜している。このため、五徳20上に小鍋5cを置いた場合には、五徳20の上面の内側の傾斜した部分に置かれることになって、普通鍋5aを置いた場合よりも深い位置まで感熱ヘッド32が押し下げられる。従って、小鍋5cが置かれた時のロッド30の移動量S3は、中華鍋5bの場合の移動量S2よりは小さいが、普通鍋5aの場合の移動量S1よりは大きくなる。これに対応して、検出部120で検出される荷重も、中華鍋5bの場合よりは小さいが、普通鍋5aの場合よりは大きくなる。
FIG. 3C shows a case where a small cooking container (for example, a milk pan, etc., hereinafter referred to as “
本実施例の制御部130は、このようにロッド30の移動量Sに応じて検出された荷重から、以下のようにして、五徳20上の調理容器の有無だけでなく、調理容器の種類に関する情報(ここでは、普通鍋5a、中華鍋5b、小鍋5cの何れであるか)も取得する。尚、本実施例では制御部130が、本発明における「調理容器情報取得部」に対応する。
The
図4は、本実施例の制御部130が、調理容器の有無および調理容器の種類に関する情報を取得する方法を示した説明図である。先ず、制御部130には第1閾値荷重〜第4閾値荷重の4つの閾値荷重の値が予め記憶されている。ここで第1閾値荷重は、図3(a)に示したように普通鍋5aを置いた時に検出部120で得られる荷重よりも、小さな値に設定されている。また、第2閾値荷重は、図3(c)に示したように小鍋5cを置いた時に得られる荷重よりも小さいが、普通鍋5aを置いた時の荷重よりも大きな値に設定されている。更に、第3閾値荷重は、図3(b)に示したように中華鍋5bを置いた時に得られる荷重よりも小さいが、小鍋5cを置いた時の荷重よりも大きな値に設定されている。そして、第4閾値荷重は、中華鍋5bを置いた時の荷重よりも、かなり大きな値に設定されている。
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating a method in which the
制御部130は、検出部120で検出した荷重を受け取るとその値を第1閾値荷重と比較して、検出した荷重が第1閾値荷重よりも小さかった場合には、五徳20上に調理容器は置かれていないと判断する。これに対して第1閾値荷重以上であった場合は、感熱ヘッド32が押し下げられているのであって五徳20上に調理容器が置かれているものと判断する。そしてこの場合は、検出部120で検出した荷重が「第1閾値荷重以上、第2閾値荷重未満」、「第2閾値荷重以上、第3閾値荷重未満」、「第3閾値荷重以上、第4閾値荷重未満」の何れに分類されるかを判断して、その結果に基づいて、調理容器の種類に関する情報(調理容器情報)を取得する。例えば、「第1閾値荷重以上、第2閾値荷重未満」に分類されたのであれば、五徳20上に置かれた調理容器は普通鍋5aと判断できる。同様に「第2閾値荷重以上、第3閾値荷重未満」に分類されたのであれば小鍋5cと判断することができ、「第3閾値荷重以上、第4閾値荷重未満」であれば中華鍋5bと判断できる。また、検出部120で検出した荷重が何れにも分類されない場合は、第4閾値荷重以上の大きな値が検出されたことを示しているので、何らかの異常が発生したものと判断できる。
When the
このように本実施例の調理容器検知装置100では、単にロッド30が調理容器に押し下げられて移動したか否かを検出するのではなく、ロッド30の移動量をコイルバネ116の変形によって荷重に変換することにより、ロッド30の移動量を検出する。このため、五徳20上の調理容器の有無だけでなく、ロッド30の移動量に基づいて調理容器の種類に関する情報も得ることができる。その結果、例えば、五徳20上に置かれた調理容器が中華鍋5bの場合には、大きな火力が必要となることが想定されるので、普通鍋5aの場合よりも大火力に設定可能とすることができる。あるいは小鍋5cの場合は、大火力にすると鍋底から炎がはみ出して熱効率が低下するので、これを避けるために、普通鍋5aの場合よりも火力の上限を低めに設定することもできる。
Thus, in the cooking
また、上述した本実施例の調理容器検知装置100では、ロッド30の移動量を、コイルバネ116の変形によって荷重に一旦変換してから検出している。このためロッド30の移動量に拘わらず、検出部120の位置は移動させる必要がない。その結果、調理容器検知装置100の構造を単純化することができる。更に、ロッド30の移動量を荷重に変換するためのコイルバネ116は、感熱ヘッド32を調理容器の底部に押し付ける付勢バネとしての機能も兼ねている。この点からも、調理容器検知装置100の構造を単純化することが可能となる。
Moreover, in the cooking
上述した本実施例の調理容器検知装置100では、コイルバネ116を用いてロッド30の移動量を荷重に変換するものとした。しかし、ロッド30の移動量を変換する物理量は荷重に限られるものではなく、移動量の増減と共に連続的に変化する物理量であれば、荷重以外の物理量に変換しても良い。
In the cooking
図5は、ロッド30の動きによって回動するレバー部材210を用いて、ロッド30の移動量をレバー部材210の回転角度に変換する変形例の調理容器検知装置200の構造を示す説明図である。尚、変形例では、上述した実施例と異なる点に焦点を当てて説明し、上述の実施例と同じ構成については同じ符番を付すことによって説明を省略する。
FIG. 5 is an explanatory view showing the structure of a cooking
図5に示されるように、変形例の調理容器検知装置200では、ロッド30の下方にレバー部材210が設けられている。レバー部材210の一端側には長穴210hが設けられており、この長穴210hでロッド30の下部と連結されている。また、レバー部材210の他端側は回転可能に軸支されている。更に、ロッド30の側面からはバネ受け30tが突設されており、ロッド30はコイルバネ34によって上方に付勢されている。このため、五徳20上に調理容器が置かれると、感熱ヘッド32が押し下げられてロッド30が移動し、ロッド30の移動量に応じてレバー部材210が回転する。
As shown in FIG. 5, in the cooking
図5は、五徳20上に調理容器が置かれていない状態を示している。また、図中の細い破線は、五徳20上に調理容器が置かれた場合のロッド30下端およびレバー部材210を表している。図から明らかなように、ロッド30の移動量が大きくなるに従って、レバー部材210の回転角度も大きくなる。
FIG. 5 shows a state where no cooking container is placed on the
そこで、レバー部材210の回転角度を角度センサー220によって検出する。角度センサー220は、コンロバーナー10を支える支持板16にブラケット19によって取り付けられている。また、角度センサー220で検出した回転角度は制御部130に入力される。このように変形例の調理容器検知装置200は、レバー部材210や、角度センサー220、制御部130を有している。尚、変形例においては、レバー部材210およびレバー部材210を軸支する構造が、本発明における「変換部」に対応し、角度センサー220が本発明における「検出部」に対応する。
Therefore, the rotation angle of the
こうすれば、制御部130は、ロッド30の移動量に応じた回転角度を検出することができる。このため、図4を用いて説明した方法と同様にして、予め設定した閾値角度と検出した回転角度とを比較することにより、五徳20上の調理容器の有無のみならず、調理容器の種類に関する情報も取得することができる。また、回転角度が何れの閾値角度よりも大きい場合には、異常が発生したものと判断することができる。
In this way, the
このように変形例の調理容器検知装置200においても、五徳20上の調理容器の有無だけでなく、調理容器の種類に関する情報も取得することができる。また、ロッド30の移動量をそのまま検出するのではなく、レバー部材210によって回転角度に一旦変換してから検出する。このため、ロッド30の移動量に拘わらず、角度センサー220は同じ位置で回転角度を検出することができるので、調理容器検知装置200の構造を単純化することができる。
Thus, also in the cooking
尚、上述した変形例では、角度センサー220を用いて回転角度を検出したが、角度センサー220の替わりに、回転角度に応じてONになる接点が切り換わるスイッチ(ロータリースイッチ)を用いても良い。この場合、制御部130は、何れかのスイッチがONになっていれば五徳20上に調理容器が置かれたものと判断する。更にその場合は、何れのスイッチがONになっているのかに基づいて、調理容器の種類に関する情報を取得することができる。
In the above-described modification, the rotation angle is detected using the
以上、本実施例および変形例の調理容器検知装置100,200について説明したが、本発明は上記の実施例および変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
The cooking
例えば、前述した本実施例および変形例では、検出した荷重あるいは回転角度が、予め設定した閾値荷重あるいは閾値角度よりも大きい場合には、異常が発生したものと判断した。これに加えて、検出した荷重あるいは回転角度が、初期荷重あるいは初期角度(五徳20上に調理容器が置かれていない場合の回転角度)よりも小さい場合にも、異常発生と判断してもよい。 For example, in the above-described embodiment and modification, it is determined that an abnormality has occurred when the detected load or rotation angle is greater than a preset threshold load or threshold angle. In addition to this, when the detected load or rotation angle is smaller than the initial load or initial angle (rotation angle when the cooking container is not placed on Gotoku 20), it may be determined that an abnormality has occurred. .
1…ガスコンロ、 2…天板、 4…バーナー用開口、
5a…普通鍋、 5b…中華鍋、 5c…小鍋、
10…コンロバーナー、 11…混合管、 12…バーナーボディ、
12a…外筒、 12b…内筒、 12c…着座部、
12d…カバー部、 12h…ボディ内空間、 13…バーナーキャップ、
13f…炎孔、 13h…キャップ内空間、 14…汁受け皿、
16…支持板、 17…ブラケット、 18…ベース、
19…ブラケット、 20…五徳、 22…五徳枠、
30…ロッド、 30s…バネ受け、 30t…バネ受け、
32…感熱ヘッド、 34…コイルバネ、 100…調理容器検知装置、
110…変換部、 112…上蓋ケース、 114…本体ケース、
116…コイルバネ、 120…検出部、 130…制御部、
200…調理容器検知装置、 210…レバー部材、 220…角度センサー
1 ... gas stove, 2 ... top plate, 4 ... opening for burner,
5a ... Ordinary pan, 5b ... Wok, 5c ... Small pan,
10 ... Stove burner, 11 ... Mixing tube, 12 ... Burner body,
12a ... outer cylinder, 12b ... inner cylinder, 12c ... seating part,
12d ... cover part, 12h ... space in the body, 13 ... burner cap,
13f ... Flame hole, 13h ... Space inside the cap, 14 ... Juice tray,
16 ... support plate, 17 ... bracket, 18 ... base,
19 ... Bracket, 20 ... Gotoku, 22 ... Gotoku frame,
30 ... Rod, 30s ... Spring receiver, 30t ... Spring receiver,
32 ... Thermal head, 34 ... Coil spring, 100 ... Cooking container detection device,
110: Conversion unit, 112 ... Upper lid case, 114 ... Main body case,
116 ... Coil spring, 120 ... Detection unit, 130 ... Control unit,
200 ... Cooking container detection device, 210 ... Lever member, 220 ... Angle sensor
Claims (1)
前記五徳上に置かれた前記調理容器の底部で押し込まれ、且つ上方に付勢されたロッドと、
前記ロッドに一端が連結されて、該ロッドが移動することによって回転するレバー部材と、
前記レバー部材の回転角度を検出する検出部と、
前記検出した回転角度を所定の閾値角度と比較することによって、前記調理容器の種類に関する情報である調理容器情報を取得する調理容器情報取得部と、
を備え、
前記調理容器情報取得部は、前記検出した回転角度を、前記五徳上に前記調理容器が置かれていない場合の初期角度、または該初期角度よりも大きな所定の上限側閾値角度の少なくとも一方と比較することによって、異常の有無に関する情報も取得する
ことを特徴とする調理容器検知装置。 In a cooking container detection device that detects the presence or absence of a cooking container placed on the virtues of a gas stove,
A rod pushed in at the bottom of the cooking vessel placed on the virtues and biased upward;
One end of the rod is connected to the rod, and the lever member rotates as the rod moves .
A detection unit for detecting a rotation angle of the lever member ;
A cooking container information acquisition unit that acquires cooking container information that is information related to the type of cooking container by comparing the detected rotation angle with a predetermined threshold angle ;
With
The cooking container information acquisition unit compares the detected rotation angle with at least one of an initial angle when the cooking container is not placed on the virtues or a predetermined upper threshold angle greater than the initial angle. By doing so, the information about the presence or absence of abnormality is also acquired. The cooking container detection apparatus characterized by the above-mentioned.
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