JP5690535B2 - ダイボンダ及び半導体製造方法 - Google Patents
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Description
ダイボンディング工程では、基板のボンディング面に正確にダイをボンディングする必要がある。しかしながら、基板面はボンディングし易くするために80℃〜250℃前後の高温に加熱されている。高温または輻射熱によって、構成部材の位置ずれ等が発生しダイを正確な位置にボンディングできない。
本発明は、基板または前記基板の近傍に設けられた基準マークと、前記基準マークと前記基板のボンディング位置に設けられた認識パターンとを撮像する第1の撮像手段と、前記基準マークと前記ボンディング位置に近接したダイとを撮像する第2の撮像手段と、前記第1及び前記第2の撮像手段によって得られた撮像データに基づいて前記ボンディング位置に近接した前記ダイの位置を補正する補正手段とを具備するボンディング位置補正装置と、を有することを第1の特徴とする。
また、本発明は、前記基準マークは前記ボンディング位置以外に設けられた前記基板上のパターンであることを第4の特徴とする。
さらに、本発明は、前記第2の撮像は前記ボンディング位置の辺に対して所定の角度を持って斜め上方から行うことを第5の特徴とする。
また、本発明は、前記補正は前記ダイまたはコレットの前記撮像データに基づいて行うことを特徴とする
図1は、本発明の一実施形態であるダイボンダ10を上から見た概念図である。ダイボンダ10は大別してウェハ供給部1と、基板供給・搬送部5と、ダイボンディング部3と、これ等を制御する制御部4とを有する。
基板供給・搬送部5はスタックローダ51と、フレームフィーダ52と、アンローダ53とを有する。スタックローダ51は、ダイを接着する基板(例えば、リードフレーム)をフレームフィーダ52に供給する。フレームフィーダ52は、基板をフレームフィーダ52上の2箇所の処理位置を介してアンローダ53に搬送する。アンローダ53は、搬送された基板を保管する。
ボンディングヘッド41は、先端にダイDを吸着保持しているコレット41cと、コレット41cを昇降(Z方向に移動)させ、コレット41cを固定台43に対してY方向に移動させる2次元移動機構41mとを有する。
X1=(Xp11+Xp21)/2 (1)
Y1=(Yp11+Yp21)/2 (2)
次に、ボンディングヘッド41の移動量を求める(ステップ4)。式(1)、式(2)の位置座標は、処理位置カメラ22から見た位置座標である。ボンディングヘッド41と処理位置カメラ22との間にはオフセットがあるから、ボンディングヘッド41から見た位置座標に変える必要がある。そこで、そのオフセット量を(Xh,Yh)とすると、ボンディングヘッド41から見た中心位置45cの位置座標((Xhi,Yhi)は、式(3)、式(4)となる。
Xhi=X1+Xh (3)
Yhi=Y1+Yh (4)
次に、式(3)、式(4)で示す位置にボディングヘッド41を移動させ、処理位置45bに向ってダイDを保持したコレット41cを降下させる(ステップ5)。ボディングヘッド41の移動時間とダイDの降下時間は非常に短い。それ故に、その間にリードフレーム45の熱膨張による形状変化や、オフセット量の変化は殆どない。従って、オフセット量の初期値からの変動または時系列変動がなければ、前記ダイDの降下によって、目標値とする処理位置45bにダイDをボンディングできる。
X2=(Xd1+Xd2)/2 (5)
Y2=(Yd1+Yd2)/2 (6)
次に、式(1)及び式(2)で求めた第1中心座標と、式(5)及び式(6)で求めた第2中心座標から式(7)及び式(8)で示すボンディング位置のずれ量(補正量)(ΔX,ΔY)を求める(ステップ9)。
ΔX=X2−X1 (7)
ΔY=Y2−Y1 (8)
このずれ量は、ボンディングヘッド41から見た場合のずれ量であるから、原因としては次の2点が挙げられる。第1は、前述したように輻射熱によるボンディングヘッド41と処理位置カメラ22間のオフセット量のずれ量である。第2は、ボンディングヘッド41と位置補正カメラ23、24間の輻射熱によるオフセット量のずれ量である。しかしながら、第2の原因においては、同一画像で基準マークを原点として位置座標を求めているので、例えオフセット量のずれが発生したとしても、自ずと補正されている。従って、原因は第1の点である。
また、本ダイボンダを用いることにより、信頼性の高い半導体製造方法を提供できる。
図7に示すように、図7(a)に示す認識パターン45p1、45p2に対応するコレットの41cのコーナ位置41c1、41c2の位置座標は、画像処理によりそれぞれ(Xc21,Yc21)、(Xc22,Yc22)となる。第2中心座標(X2’,Y2’)は図5(b)、図5(c)から式(9)、式(10)となる。
X2'=(Xc21+Xc22)/2 (9)
Y2'=(Yc21+Yc22)/2 (10)
この結果、式(7)、式(8)と同様に、補正量(ΔX,ΔY’)を求め、実施例1と同様にダイの位置を補正し、リードフレーム(基板)45にボンディングすることができる。
以上説明では、位置補正カメラを処理位置45bに対し45度をもって配置したが、その他の角度でもよい。
さらに、実施例2によれば、位置補正カメラを1台で済み、システムが簡略化できる。
4:制御部 5:基板供給・搬送部
10:ダイボンダ 20:ボンディング位置補正装置
21:基準マーク形成光源(光源) 22:処理位置カメラ
23、24、25:位置補正撮像カメラ(位置補正カメラ)
31:プリフォーム部 32:ボンディングヘッド部
41:ボンディングヘッド 41c:コレット
42:位置検出カメラ 43:固定台
44:ボンディングステージ(ステージ) 45:リードフレーム
45b:ボンディング位置(処理位置) 45c:処理位置の中心位置
45p1、45p2:認識パターン
45s:処理位置と基準マークとを含む処理位置周辺領域
47:移動機構 D:ダイ
KM:基準マーク
θ:位置補正撮像カメラのリードフレーム面からの成す角。
Claims (12)
- 基板または前記基板の近傍に設けられた基準マークと、
前記基準マークと前記基板のボンディング位置に設けられた認識パターンとを撮像する第1の撮像手段と、前記基準マークと前記ボンディング位置に近接したダイとを撮像する第2の撮像手段と、前記第1及び前記第2の撮像手段によって得られた撮像データに基づいて前記ボンディング位置に近接した前記ダイの位置を補正する補正手段とを具備するボンディング位置補正装置と、
を有することを特徴とするダイボンダ。 - 前記ボンディング位置補正装置は、前記基準マークをスポット状に形成する光源を有することを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
- 前記基準マークは、前記ボンディング位置以外に設けられた前記基板上のパターンであることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
- 前記第2の撮像手段は、前記ボンディング位置の辺に対して所定の角度を持って斜め上方から前記撮像をすることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
- 前記所定の角度は、45度であることを特徴とする請求項4に記載のダイボンダ。
- 前記第2の撮像手段は、前記ボンディング位置に隣接する2辺にそれぞれ垂直であって、斜め上方から前記撮像をすることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
- 前記認識パターンは、前記ボンディング位置のコーナ或いは中心位置に設けられたパターンであることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
- 基板または前記基板近傍に設けられた基準マークと前記基板のボンディング位置に設けられた認識パターンとを撮像する第1の撮像ステップと、
ダイを前記ボンディング位置に近接させる近接ステップと、
前記基準マークと前記ボンディング位置に近接した前記ダイを撮像する第2の撮像ステップと、
前記第1及び前記第2の撮像ステップによって得られた撮像データに基づいて前記ボンディング位置に近接した前記ダイの位置を補正する補正ステップと、
前記補正する量に基づいて前記基板に前記ダイをボンディングするステップと、
を有することを特徴とする半導体製造方法。 - 前記基板上に光を照射し、スポット状の前記基準マークを形成するステップを有することを特徴とする請求項8に記載の半導体製造方法。
- 前記基準マークは、前記ボンディング位置以外に設けられた前記基板上のパターンであることを特徴とする請求項8に記載の半導体製造方法。
- 前記第2の撮像ステップは、前記ボンディング位置の辺に対して所定の角度を持って斜め上方から前記撮像をすることを特徴とする請求項8に記載の半導体製造方法。
- 前記補正ステップは、前記ダイまたはコレットの前記撮像データに基づいて行うことを特徴とする請求項8に記載の半導体製造方法。
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