JP5674360B2 - Chopstick aids and elastic members - Google Patents
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Description
本発明は、幼児や外国人等の箸の使い方が不慣れな人が、箸の正しい使い方を習得するために用いる箸補助具及び弾性部材に関するものである。 The present invention relates to a chopstick assisting tool and an elastic member used by a person who is unfamiliar with how to use chopsticks, such as infants and foreigners, to learn how to use chopsticks correctly.
従来から、箸の使い方を習得するための箸補助具としては、様々なものが知られている。例えば特許文献1においては、図12に示すように2本の箸1a、1bをアダプタ2を用いて連結している。更に、このアダプタ2内には、ばね機構の役割を果たす合成ゴム等から成るアダプタばね3が内蔵され、このアダプタばね3の弾発力により箸1a、1bの先端同士を開離させ、箸の使い方を習得する箸用補助具が知られている。
Conventionally, various chopstick assisting tools for learning how to use chopsticks are known. For example, in Patent Document 1, two
しかし、アダプタばね3はアダプタ2から取り外し不能であるので、この箸用補助具により操作を習得した後に、箸用補助具を用いずに、一挙に箸1a、1bを使うに至るには習得の過程に飛躍があり、習得の段階が適切であるとは云い難い。
However, since the adapter spring 3 cannot be removed from the
本発明の目的は、上述の課題を解消し、箸の使用の習熟に好適な箸補助具を提供することにある。 An object of the present invention is to solve the above-described problems and provide a chopstick assisting tool suitable for learning to use chopsticks.
また、本発明の目的は、箸補助具として箸の使用の習熟を補助する箸補助具に好適に用いる弾性部材を提供することにある。 Moreover, the objective of this invention is providing the elastic member used suitably for the chopstick assistance tool which assists the mastery of use of a chopstick as a chopstick assistance tool.
上述の目的を達成するための本発明に係る箸補助具は、第1の箸と第2の箸の後部同士を可動に連結する連結部材と、半円弧状の弾発部及び単一の挿入孔を有し、前記第1、第2の箸同士を弾性的に開離させるための弾性部材とから成る箸補助具であって、前記弾性部材は、前記挿入孔に前記第1又は第2の箸を挿通させて、前記第1又は第2の箸の中間部に単体で着脱自在に取り付け可能とし、前記弾発部の先端は前記第2又は第1の箸の内側に当接するように取り付けたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, a chopstick assisting device according to the present invention includes a connecting member that movably connects the rear portions of the first chopstick and the second chopstick, a semi-arc-shaped elastic portion, and a single insertion. A chopstick assisting tool having a hole and an elastic member for elastically separating the first and second chopsticks from each other, wherein the elastic member is inserted into the first or second insertion hole. The chopsticks are inserted into the middle part of the first or second chopsticks so that they can be detachably attached as a single unit, and the tip of the projecting part is in contact with the inside of the second or first chopsticks. It is attached .
また、本発明に係る弾性部材は、第1の箸と第2の箸の後部同士を可動に連結する連結部材を備える箸補助具に取り付ける弾性部材であって、半円弧状の弾発部及び単一の挿入孔を有し、前記挿入孔に前記第1又は第2の箸を挿通させて、前記第1又は第2の箸の中間部に単体で着脱自在に取り付け可能とし、前記弾発部の先端は前記第2又は第1の箸の内側に当接するように取り付け、前記第1、第2の箸同士を弾性的に開離させることを特徴とする。 The elastic member according to the present invention is an elastic member that is attached to a chopstick assisting device including a connecting member that movably connects the rear portions of the first chopstick and the second chopstick, and includes a semi-arc-shaped elastic portion and has a single insertion hole, said insertion hole inserted through so the first or second chopsticks, and removably attachable alone in the middle portion of the first or second chopstick, the resilient The tip of the part is attached so as to contact the inside of the second or first chopsticks, and the first and second chopsticks are elastically separated from each other.
本発明に係る箸補助具及び弾性部材によれば、弾性部材を着脱自在に箸補助具に取り付けることにより、箸の使用の習熟度に応じた箸補助具の構成とすることができ、箸の正しい使い方を短期間で習得することが可能となる。 According to the chopstick assisting device and the elastic member according to the present invention, the elastic member is detachably attached to the chopstick assisting device, whereby the chopstick assisting device can be configured according to the chopstick use proficiency. It is possible to learn the correct usage in a short time.
本発明を図1〜図11に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 The present invention will be described in detail based on the embodiment shown in FIGS.
図1の実施例1の構成図に示すように、箸補助具は第1の箸11a、第2の箸11b、連結部材12、ホルダ13、弾性部材14の部品を組立てることにより構成され、図2の分解図に示すように各部品ごとに分解可能とされている。
As shown in the block diagram of the first embodiment in FIG. 1, the chopstick assisting tool is constructed by assembling parts of a
図3(a)は連結部材12の正面図、図3(b)は図3(a)のX−X線に沿った断面図を示している。合成樹脂材から成る連結部材12は、2枚の略円板状の板状部材12a、12bを隔壁12cにより接合して、板状部材12a、12bにより挟まれた2つの空間A、Bが設けられている。
3A is a front view of the connecting
隔壁12cは連結部材12の中心を通ることなく空間A側に、片寄って設けられており、空間Aの外側に側壁12dが設けられて、空間Aは断面略角筒状の第1の箸挿入部12eとされ、断面四角形の箸11aが挿入自在とされている。なお、側壁12dにはスリット12fが設けられており、第1の箸挿入部12e内に挿入する箸11aの太さに対応して、その幅が拡開するようになっている。一方、空間B内における板状部材12a、12bの内側で空間Aから十分に離れた上方の偏心した位置に、一対の軸部12g、12hが対向して設けられている。
The
図4(a)はホルダ13の平面図、図4(b)は正面図を示している。合成樹脂材から成るホルダ13は第2の箸挿入部13a及び支点部13bから成り、第2の箸挿入部13aは上端を閉止し、箸11bの上端部が挿入自在の角筒体から成り、外側面には第1の箸挿入部12eと同様に、箸11bの太さに対応してその幅が拡開するスリット13cが設けられている。第2の箸挿入部13aの外径は連結部材12の厚み方向の外径とほぼ等しくされ、支点部13bとの境界部には、連結部材12の外形に沿った突当部13dが設けられ、第2の箸挿入部13aが必要以上に回動しないようにされている。
4A is a plan view of the
また、連結部材12の空間B内に入り込む支点部13bは挿入された箸11bに沿うように形成され、支点部13bの両面には、連結部材12に設けられた軸部12g、12hと係合し、支点部13bを回動自在に連結するための受部13e、13fが形成されている。そして、受部13e、13fによる回転中心は、正しい箸の使い方と同様に、箸11bの後端部の近傍となる。
Further, the
図5(a)は弾性部材14の平面図、図5(b)は正面図を示している。この弾性部材14は2本の箸11a、11b同士を開離させるために、弾性を有する合成ゴム又は合成樹脂材から成り、箸11aの中間部に着脱自在に挿着するための挿入孔14aを有すると共に、挿入孔14aに隣接して、その内側に半円弧状の形状を有する弾発部14b、外側に使用者が薬指を添えるための指掛部14cが一体に形成されている。また、挿入孔14aの上端には、弾性部材14を連結部材12側に移動した場合に、連結部材12に当接するための連結部材12の外径に沿った突当部14dが形成されている。
5A is a plan view of the
そして、図1に示す組立状態とするには、ホルダ13の支点部13bを連結部材12に回動自在に取り付けた状態において、連結部材12の第1の箸挿入部12e内の上方から箸11aを箸先を先端として挿入する。この際に、箸11aは箸先から徐々に太くなっているため、挿入するにつれて側壁12dのスリット12fが拡開して、その弾発力により箸11aは所定の位置で固定される。次に、箸11bの後端部をホルダ13の第2の箸挿入部13aの奥まで挿入すると、スリット13cによる弾発力により箸11bは固定される。
Then, in the assembled state shown in FIG. 1, the
続いて、弾性部材14を箸11aの箸先から指掛部14cを外側として、また弾発部14bの半円弧状の凸部が上となるように挿入孔14aに挿通し、弾発部14bを連結部材12の空間B内に挿入し、弾発部14bの先端が箸11bの内側に当接するように取り付ける。この場合に、弾発部14bは連結部材12の板状部材12a、12bにより挟まれているため、その先端が箸11bから外れることはなく、常に箸11bに対して付勢力を作用する。更に、この弾性部材14は弾性体から成るため、多少位置をずらしても箸11aと密着するため、指掛部14cを使用者の手の大きさ等に合わせて適宜な位置となるように調整できる。
Subsequently, the
箸の使い方が最も未熟な人に適用する第1のステップにおいては、図1に示すように全ての部材を用いて組み立てた状態において使用する。2本の箸11a、11bを閉じようとすると、箸11bは連結部材12に対して軸部12g、12h、受部13e、13fを中心として回動する。この回動中心は第1の箸挿入部13a寄りに偏心しているため、通常の2本の箸の使い方に近い状態で作動する。
In the first step applied to a person who is least skilled in using chopsticks, the chopsticks are used in an assembled state as shown in FIG. When the two
また、可動の箸11bの第2の箸挿入部13aよりも先端側が、板状部材12a、12bに挟まれて動きが規制されるため、箸11bは固定の箸11aに対して平行に回動し、箸11a、11bの箸先がずれ難くなり、食物が摘み易くなる。
Further, since the tip side of the
箸11bは弾性部材14の弾発部14bにより、2本の箸11a、11bの先端同士が離れる方向に付勢されている。従って、箸11a、11bを開く場合には付勢力がこの操作を助長するので容易に開くことができる。そして、図6に示すように2本の箸11a、11bを閉じる場合には、弾性部材14の弾発部14bを押し潰すようにして、生ずる付勢力に抗して箸11bを閉じればよい。
The
図7は図1の状態の箸補助具を使用者が使用する第1のステップにおける斜視図を示している。この箸補助具は指掛部14cを有する弾性部材14を取り付けているため、指掛部14cに薬指を添えれば、自然と正しい箸の持ち方を覚えることができ、箸11a、11bをどの位置において支持すればよいかが分からないということがない。
FIG. 7 is a perspective view in a first step in which the user uses the chopstick assisting tool in the state of FIG. Since this chopsticks auxiliary tool has an
外国人が日本食を食する場合のように一時的に箸が使えればよい場合には、この第1のステップで使用すればよいが、箸の使い方を習得するためには、次の第2のステップを経る必要がある。即ち、第1のステップにおいて、箸11a、11bを持つ位置、箸11a、11bの動かし方をイメージできたとしても、箸補助具のない普通の箸を使用して、2本の箸の箸先を合わせて閉じる操作と、2本の箸を開く操作を繰り返すことは困難である。
If you need to use chopsticks temporarily, such as when a foreigner eats Japanese food, you can use it in this first step. To learn how to use chopsticks, It is necessary to go through the steps. That is, in the first step, even if the position where the
そこで、第1のステップにおいて或る程度、箸先で食物を摘めるようになった場合に、図8に示すように弾性部材14を取り外し、第2のステップに移行する。この第2のステップにおいて、箸11a、11bは連結部材12、ホルダ13により連結され、連結部材12の2枚の板状部材12a、12bにより、箸先を合わせて閉じる操作は補助される。しかし、弾性部材14の付勢力がないことから、2本の箸11a、11bを開くことは自らの指の操作によって行わなければならない。
Therefore, when the food can be picked with the chopstick tip to some extent in the first step, the
そして、この第2のステップにおいて、2本の箸11a、11bを開く感覚を習得し、或る程度、箸先で食物を摘めるようになると、箸11a、11bから更に連結部材12及びホルダ13を取り外し、箸11a、11bのみの第3のステップに移行し、通常の箸のようにして使用する。
In this second step, when the user learns to open the two
このように本実施例の弾性部材14は、箸1aに対して着脱自在に取り付けることができる。これにより、箸の使い方の習熟度に応じて、箸補助具を図7に示す第1のステップ、図8に示す第2のステップ、箸11a、11bのみとした第3のステップに示す構成に変化させることができる。
Thus, the
図9は実施例2の箸補助具の構成図を示し、実施例1と同一の部材には同一の符号を付している。本実施例2における箸11a、11bは後端部において連結部材21により連結され、箸先を開閉自在としている。連結部材21は合成樹脂から成り、箸11a、11bの後端部を挿入するための第1、第2の箸挿入部21a、21bが可撓性のヒンジ21cにより可動に連結されている。また、第1、第2の箸挿入部21a、21bは箸11a、11bを弾性的に保持するために、側面にスリット21d、21eがそれぞれ設けられている。
FIG. 9 is a configuration diagram of the chopstick assisting device of the second embodiment, and the same members as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals. The
連結部材21はヒンジ21cを用いて箸11a、11bの後部同士を連結しているが、箸11a、11bを開離するための付勢力はない。そこで、本実施例2の箸補助具においては、実施例1と同様の箸11aの中間部を弾性部材14の挿入孔14aに挿通することにより、箸11aに弾性部材14を取り付ける。
The connecting
これにより実施例1と同様に、箸11bは弾性部材14の弾発部14bにより開離する方向に付勢され、この付勢力が開離操作を助長するので箸11a、11bを容易に開くことができる。
Thus, as in the first embodiment, the
この実施例2の箸補助具においても、実施例1と同様の使用方法により箸の使い方を習得することができる。 Also in the chopstick assisting tool of the second embodiment, it is possible to learn how to use chopsticks by using the same method as in the first embodiment.
なお、この場合に、弾性部材14の弾発部14bの先端は箸11bから外れ易いので、図10に示す変形例のように、弾発部14bの先端を箸11bと係合するためのコ字形状の凹部14eとすることが好適である。
In this case, since the tip of the
上述の弾性部材14においては、箸11aを挿通する挿入孔14aは1つであるが、第2の変形例における弾性部材14では、図11に示すように弾発部14bの先端に箸11bを挿通する挿入孔14fが設けられている。
In the
これにより、箸11aは挿入孔14aに、箸11bは挿入孔14fに挿入することにより、箸11a、11bが弾性部材14により確実に弾性的に連結され、箸11a、11b同士を開離する付勢力が生じ、箸11a、11bから弾性部材14の弾発部14bが外れることはない。
As a result, the
なお、上述の実施例1〜3において、弾性部材14には指掛部14cを設けたが、この指掛部14cは必ずしも不可欠なものではない。
In the first to third embodiments, the
11a、11b 箸
12、21 連結部材
12a、12b 板状部材
12e、13a、21a、21b 箸挿入部
13 ホルダ
14 弾性部材
14a、14f 挿入孔
14b 弾発部
14c 指掛部
14d 突当部
14e 凹部
11a,
Claims (4)
前記弾性部材は、前記挿入孔に前記第1又は第2の箸を挿通させて、前記第1又は第2の箸の中間部に単体で着脱自在に取り付け可能とし、前記弾発部の先端は前記第2又は第1の箸の内側に当接するように取り付けたことを特徴とする箸補助具。 It has a connecting member for movably connecting the rear portions of the first chopstick and the second chopstick, a semi-arc-shaped elastic portion and a single insertion hole, and the first and second chopsticks are elastically connected to each other. A chopsticks auxiliary tool composed of an elastic member for separating
The elastic member allows the first or second chopstick to be inserted into the insertion hole, and can be detachably attached to the middle portion of the first or second chopstick, and the tip of the elastic portion is A chopstick assisting tool attached so as to contact the inside of the second or first chopstick .
半円弧状の弾発部及び単一の挿入孔を有し、前記挿入孔に前記第1又は第2の箸を挿通させて、前記第1又は第2の箸の中間部に単体で着脱自在に取り付け可能とし、前記弾発部の先端は前記第2又は第1の箸の内側に当接するように取り付け、前記第1、第2の箸同士を弾性的に開離させることを特徴とする弾性部材。 An elastic member attached to a chopstick assisting tool comprising a connecting member for movably connecting the rear portions of the first chopstick and the second chopstick
It has a semicircular arc-shaped projecting portion and a single insertion hole, and the first or second chopstick is inserted into the insertion hole, and can be detachably attached to the middle portion of the first or second chopstick. The tip of the elastic portion is attached so as to be in contact with the inside of the second or first chopstick, and the first and second chopsticks are elastically separated from each other. Elastic member.
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