JP5641666B2 - 伝票照合装置 - Google Patents
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Description
一般的に、このような伝票照合装置は、係員が伝票に記載された内容を入力する入力画面を表示し、係員による入力がなされた後にその内容についての照合結果を係員に確認させるための画面を表示している。例えば、払戻取引の場合は伝票に記載された口座番号と店番号、金額を入力させる。そして先ず入力された口座番号と店番号についての照合結果の確認画面を表示し、係員がその照合結果を確認したことを伝えるためのキーを押下すると、それまで確認画面に表示されていた内容を引き継ぎながら、次に入力された金額についての照合結果の確認画面を表示するようにして係員に照合結果を確認させている。
図1において、1は窓口端末であり、金融機関の店舗の窓口に設置されるものであり、現金の入出金を行う図示しない窓口現金入出金機と接続し、窓口係員の操作により顧客との取引を行う。
また、制御部2は顧客が記入した伝票のイメージデータからその記入事項の文字や数字を認識するための機能や、係員が入力した伝票の記入事項とイメージデータから認識した記入事項とを比較して照合するための機能を有し、これらは記憶部3に格納した伝票照合のためのプログラムにより実現される。
ここで、図2は画面設定情報を示すテーブルである。
記憶部3は、取引ナビゲーション画面と取引単画面とを格納しており、また上記の取引IDにその取引ナビゲーション画面または取引単画面を関連づけて記憶するための図2に示す画面設定情報を示すテーブルを格納している。
取引単画面は、伝票の記入事項を入力させ、その記入事項を入力させた画面のみを表示し、照合結果が確定してもその照合結果は表示しない画面であって、画面設定情報を示すテーブルでは出金取引や入金取引等の顧客の口座を用いる取引に関連付けられる。
6は照合部であり、上記制御部2と記憶部3に格納された伝票照合のためのプログラムとによって実現され、文字認識部5によって認識された文字や数字と係員により入力される伝票の記入事項とを比較して照合する機能を有する。
8は窓口表示部であり、LCDやCRT等の表示画面によって構成されて、窓口操作部7で入力された内容を表示する他、各種の取引画面を表示する。
10はスキャナであり、顧客が窓口で提出した伝票のイメージデータを読取って取得する機能を有する。
上述した構成において伝票照合装置は制御部2と窓口操作部7、窓口表示部8、スキャナ10からなる。
15はホストコンピュータであり、金融機関のセンタに設置されて顧客の氏名や住所、電話番号、口座番号、口座のある店舗の店番号、取引履歴、口座残高等の顧客情報を保有して管理する。
なお、本実施例では出金取引を行う場合で説明するものとし、先ず顧客は出金取引の伝票に店番号や口座番号、取引金額等の必要事項を記入して窓口にいる係員に渡すようにしている。
S1、窓口端末1の制御部2は、窓口表示部8に図5に示すように画面番号の入力欄を配した画面要求画面を表示して待機している。
ここで係員は顧客から受け取った伝票の取引名に合う画面番号を入力するようにしてもよく、また画面番号を入力する代わりにスキャナ10が伝票のイメージデータを取得し、文字認識部5がそのイメージデータから取引IDを認識するようにしてもよい。
S2、スキャナ10が伝票のイメージデータを取得すると、文字認識部5はそのイメージデータから顧客が記入した店番号、口座番号、取引金額を認識して記憶部3に記憶しておき、さらにイメージデータから取引IDを認識する。そして制御部2はその取引IDをもとに記憶部3に記憶しているテーブルを参照することによって出金取引に関連する画面、つまり取引単画面を読み出し、窓口表示部8に図6(a)に示すような店番号や口座番号、取引金額等の入力欄を配した画面を表示する。
そして、照合部6は記憶部3から店番号と口座番号、取引金額を読み出し、上記で認識した入力店番号、入力口座番号、入力取引金額と照合することによって、伝票のイメージデータから認識した店番号、口座番号、取引金額と係員によって入力された店番号、口座番号、取引金額が一致していることを確認する。
次に上記ステップS2でスキャナ10が取得したイメージデータの取引IDが新規口座開設のものである場合について説明する。
図7は新規口座開設を行う場合の取引ナビゲーション画面を示す説明図、図8は取引ナビゲーション画面における照合結果画面例であって、(a)は顧客の氏名確認画面、(b)は住所確認画面である。
制御部2は、認識した取引IDをもとに記憶部3の画面設定情報を示すテーブルを参照することによって新規口座開設の取引に関連づけられている取引ナビゲーション画面を読み出し、窓口表示部8に図7に示すように顧客の氏名や住所、電話番号等の項目の入力欄を配した取引ナビゲーション画面を表示する。
制御部2は、入力された氏名、住所、電話番号(入力氏名、入力住所、入力電話番号という。)を記憶部3に記憶する。
照合部6は、記憶部3から記入氏名と入力氏名を読み出し、その記入氏名と入力氏名とを照合することによって両者の一致を確認する。
係員が窓口操作部7によって確認キーを押下すると、照合部6は記憶部3から記入住所と入力住所とを読み出し、その記入住所と入力住所とを照合することによって両者の一致を確認する。そして制御部2は窓口表示部8に図8(b)に示すように確認された住所と確認キーを配した住所確認画面を表示する。
係員による確認キーの押下を認識した制御部2は、全ての項目についての確認が完了したとして、ホストコンピュータ15に確認した氏名、住所、電話番号を付した新規口座開設通知を送信し、ホストコンピュータ15との間で交信を行うことによって新規口座開設のための処理を通常通りに実行して取引を終了する。
以上説明したように、本実施例では、照合する項目が店番号と口座番号、取引金額等の数字で構成されている取引に対しては、照合結果を表示するための画面の切替えと係員による確認のためのキー操作を省くので、その画面を切替える分とキー操作を行わせる分だけ取引時間を短縮することができる。
2 制御部
3 記憶部
4 通信網
5 文字認識部
6 照合部
7 窓口操作部
8 窓口表示部
9 プリンタ
10 スキャナ
12 役席端末
15 ホストコンピュータ
Claims (1)
- 金融機関の窓口取引で顧客が記入した取引伝票のイメージデータをスキャナで取得すると共に、該イメージデータをもとに文字認識部で顧客による記入事項を認識して、該認識した記入事項と、キーにより入力される前記取引伝票の記入事項とを照合部によって照合する伝票照合装置において、
前記キー入力された取引伝票の記入事項ごとに前記照合部による照合結果を順に画面表示していく取引ナビゲーション画面と、前記キー入力された取引伝票の記入事項のみを単一の画面にまとめて表示し、照合結果は表示しない取引単画面とを、取引種別に関連づけて格納する記憶手段を有し、
前記スキャナによって取得した取引伝票のイメージデータから前記文字認識部で取引種別を認識し、該取引種別が、照合する項目が数字以外の文字種を含んで構成されている住所および氏名を含む新規口座開設取引の場合は、前記取引ナビゲーション画面を表示し、照合する項目が数字で構成されている取引の場合は、前記取引単画面を表示することを特
徴とする伝票照合装置。
Priority Applications (1)
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JP2006151021A JP5641666B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 伝票照合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006151021A JP5641666B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 伝票照合装置 |
Publications (2)
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JP5641666B2 true JP5641666B2 (ja) | 2014-12-17 |
Family
ID=38856002
Family Applications (1)
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