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JP5526287B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
近年、位相差を検出するための位相差画素を含む撮像素子を搭載したデジタルカメラが製品化されている。この撮像素子によれば、位相差画素を用いた位相差検出方式により、オートフォーカスを高速に行うことができる。
例えば、特許文献1は、多数の画素が配置される受光面において、所定個の画素行おきに、位相差画素を含む画素行を設けた撮像素子を開示している。
位相差画素を含む画素行を所定個おきに有する撮像素子において動画撮影を行う際、撮像素子から出力される撮像画像信号に位相差画素から読み出された信号が含まれていると、その信号の補正が困難となる。そのため、動画撮影時には、位相差画素を含む画素行からは信号を読み出さない間引き駆動を行うのが有効と考えられる。
しかし、位相差画素を含む画素行の配置パターンによっては、この間引き駆動によって得られる信号の被写体空間における位置(空間位置)の間隔が不均一になり、ジャギーが発生する可能性がある。
図13は、位相差画素を有する固体撮像素子の一部分を拡大した図である。この固体撮像素子300は、行方向Xとこれに直交する列方向Yに正方格子状に配列された複数の画素100を備える。
各画素100は、光電変換素子とその上方に設けられるカラーフィルタとを含む。全ての画素100に含まれるカラーフィルタの配列はベイヤ配列となっている。
図13において、“R”を付した画素は、赤色光を検出する画素である。また、“G”を付した画素は、緑色光を検出する画素である。また、“B”を付した画素は、青色光を検出する画素である。以下では、Rを付した画素100をR画素100とも言う。また、Gを付した画素100をG画素100とも言う。また、Bを付した画素100をB画素100とも言う。
固体撮像素子300では、G画素100の一部が、位相差を検出するための画素である位相差画素となっている。図13において、位相差画素となる画素100には網掛けと共に符号100aが付されている。位相差画素100aは、光電変換素子の光学開口が右側に偏心している画素と、光電変換素子の光学開口が左側に偏心している画素との2種類の画素を含む。
図13の例では、位相差画素100aを含む画素行が3つの画素行おきに配置されている。
固体撮像素子300において、位相差画素100aから信号を読みだすことなく、カラー画像データを生成するのに必要な信号(R(赤色)信号、G(緑色)信号、B(青色)信号)を得る方法としては、次の2つが考えられる。
1つは、図13に示されるように、位相差画素100aを含む画素行とその上に隣接するG画素100とR画素100からなるGR画素行については信号を読み出さず、それ以外の画素行についてのみ信号を読みだす方法である。
もう1つは、図14に示されるように、位相差画素100aを含む画素行とその下に隣接するGR画素行については信号を読み出さず、それ以外の画素行についてのみ信号を読みだす方法である。
しかし、これら2つの方法は、いずれも、画素100から読み出した信号の空間位置が列方向Yにおいて不均一に並ぶため、ジャギーが発生する可能性がある。
なお、固体撮像素子300において、位相差画素100aを含む画素行を除く、GR画素行と、B画素100とG画素100からなるBG画素行とを、列方向に交互に、かつ、所定画素行おきに読み出す駆動を採用することができれば、固体撮像素子300から読み出した信号の空間位置が列方向において等間隔で並ぶことになる。
しかし、固体撮像素子300は、位相差画素100aを含む画素行を3つの画素行おきに有するため、このような駆動は採用することができない。このような駆動を採用できない固体撮像素子としては、固体撮像素子300の他に、固体撮像素子300において位相差画素100aを含む画素行が7つの画素行おきに配置されているものや、固体撮像素子300において位相差画素100aを含む画素行が15個の画素行おきに配置されているもの等がある。
つまり、位相差画素を含む画素行が(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに配置されている固体撮像素子に対しては、従来知られている間引き駆動方法では、読み出した信号の空間位置の配列が不均一になり、ジャギーを抑制することができない。
特許文献1は、ジャギーを抑制するための間引き駆動の具体的方法について開示しているものではない。
日本国特開2010−152161号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、位相差画素の信号を間引いて画像を生成する場合にジャギーを発生させることない撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、二次元状に配列された複数の画素を含む固体撮像素子を有する撮像装置であって、前記固体撮像素子は、赤色光を検出する赤色画素、緑色光を検出する緑色画素、及び青色光を検出する青色画素がベイヤ状に配列された画素群を含むものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群は、前記緑色画素と前記赤色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるGR画素行と、前記青色画素と前記緑色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行が、前記行方向に直交する列方向に交互に並べられているものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群に含まれる前記GR画素行又は前記BG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む位相差画素行を複数個含むものであり、前記位相差画素行は、前記ベイヤ状に配列された画素群において(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに配置されるものであり、前記列方向に等間隔で並ぶ、前記位相差画素行と同一種類の複数の画素行の各々に対し、第一の制御又は第二の制御を行う制御部を備え、前記第一の制御が行われる画素行と前記第二の制御が行われる画素行とは前記列方向に交互に並び、前記第一の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素からは信号を読み出さず、前記制御対象となる前記画素行に隣接する2つの画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記第二の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記列方向に等間隔で並ぶ同一種類の複数の画素行は、前記固体撮像素子に含まれる全ての前記位相差画素行と、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の中間にある画素行とを少なくとも含み、前記制御部は、少なくとも前記位相差画素行に対しては前記第一の制御を行うものである。
本発明の撮像方法は、二次元状に配列された複数の画素を含む固体撮像素子を用いた撮像方法であって、前記固体撮像素子は、赤色光を検出する赤色画素、緑色光を検出する緑色画素、及び青色光を検出する青色画素がベイヤ状に配列された画素群を含むものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群は、前記緑色画素と前記赤色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるGR画素行と、前記青色画素と前記緑色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行が、前記行方向に直交する列方向に交互に並べられているものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群に含まれる前記GR画素行又は前記BG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む位相差画素行を複数個含むものであり、前記位相差画素行は、前記ベイヤ状に配列された画素群において(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに配置されるものであり、前記列方向に等間隔で並ぶ、前記位相差画素行と同一種類の複数の画素行の各々に対し、第一の制御又は第二の制御を行う制御ステップを備え、前記第一の制御が行われる画素行と前記第二の制御が行われる画素行とは前記列方向に交互に並び、前記第一の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素からは信号を読み出さず、前記制御対象となる前記画素行に隣接する2つの画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記第二の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記列方向に等間隔で並ぶ同一種類の複数の画素行は、前記固体撮像素子に含まれる全ての前記位相差画素行と、前記列方向に隣接する前記位相差画素行同士の中間にある画素行とを少なくとも含み、前記制御ステップでは、少なくとも前記位相差画素行に対しては前記第一の制御を行うものである。
本発明によれば、位相差画素の信号を間引いて画像を生成する場合にジャギーを発生させることない撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図 図1に示される固体撮像素子5の概略構成を示す平面模式図 図1に示されるデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図 図2に示される固体撮像素子5の変形例を示す図 図4に示される固体撮像素子を搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図 図4に示される固体撮像素子を搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容の別例を説明するための図 図2に示される固体撮像素子5の変形例を示す図 図7に示される固体撮像素子を搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図 図7に示される固体撮像素子5bの変形例を示す図 図9に示される固体撮像素子を搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図 図9に示される固体撮像素子を搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容の別例を説明するための図 図7に示される固体撮像素子5bの変形例を示す図 位相差画素を有する固体撮像素子の一例を示す図 図13に示される固体撮像素子の間引き駆動の方法を説明するための図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図である。撮像装置としては、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置、電子内視鏡及びカメラ付携帯電話機等に搭載される撮像モジュール、等がある。以下では、デジタルカメラを例にして説明する。
図1に示されるデジタルカメラの撮像系は、撮影レンズ1と、MOS型の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ3と、光学ローパスフィルタ4とを備える。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12及び受光部13を制御する。また、システム制御部11は、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1の位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行ったりする。また、システム制御部11は、絞り駆動部9を介し絞り2の開口量を制御して露光量調整を行う。
また、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を制御して固体撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体像を撮像画像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7とを備える。アナログ信号処理部6とA/D変換回路7はシステム制御部11によって制御される。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等を行って画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部23が接続される表示制御部22とを備える。
メモリ制御部15、デジタル信号処理部17、圧縮伸張処理部18、外部メモリ制御部20、及び表示制御部22は、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
図2は、図1に示される固体撮像素子5の概略構成を示す平面模式図である。
固体撮像素子5は、行方向Xとこれに直交する列方向Yに二次元状(図2の例では正方格子状)に配列された複数の画素51を備える。
各画素51は、フォトダイオード等の光電変換部とその上方に設けられるカラーフィルタとを含む。全ての画素51に含まれるカラーフィルタの全体としての配列はベイヤ配列となっている。
図2において、“R”を付した画素51は、赤色光を検出する画素である。また、“G”を付した画素51は、緑色光を検出する画素である。また、“B”を付した画素51は、青色光を検出する画素である。以下では、“R”を付した画素51をR画素51とも言う。また、“G”を付した画素51をG画素51とも言う。また、“B”を付した画素51をB画素51とも言う。
固体撮像素子5は、G画素51とR画素51が行方向Xに交互に並べられた画素行であるGR画素行と、B画素51とG画素51が行方向Xに交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行を含む。この2種類の画素行は、列方向Yに交互に並べられている。
固体撮像素子5に含まれる全てのBG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む画素行(以下、位相差画素行という)を複数個含む。
図2において、位相差画素となるG画素51には網掛けと共に符号51aが付されている。位相差画素51aは、光電変換部の光学開口が右側に偏心している画素と、光電変換部の光学開口が左側に偏心している画素との2種類の画素を含む。位相差画素51aは、光電変換部の光学開口が上側に偏心している画素と、光電変換部の光学開口が下側に偏心している画素との2種類の画素を含むものであってもよい。位相差画素の構成は周知のものを用いることができる。
固体撮像素子5は、位相差画素行を(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに有するものであればよい。図2の例では、n=1としているため、位相差画素行が3個の画素行おきに配置されている。
固体撮像素子5の各位相差画素行には、所定の規則にしたがって複数個の位相差画素51aが配置されている。
図1に示されるデジタルカメラは、静止画撮影と動画撮影が可能である。静止画撮影時には、システム制御部11が、固体撮像素子5に含まれる各位相差画素行の画素から信号を読み出す制御を行う。そして、システム制御部11は、各位相差画素行から読み出した信号のうち、位相差画素51aから読み出した信号を用いて、位相差検出方式により、オートフォーカス制御を行う。
一方、動画撮影時には、システム制御部11が、列方向Yに等間隔で並ぶ、位相差画素行と同一種類の複数の画素行(図2の例ではBG画素行)毎に第一の制御と第二の制御のいずれかを行う。システム制御部11は、この複数の画素行が、第一の制御が行われる画素行と第二の制御が行われる画素行とが列方向Yに交互に並んだものとなるように、複数の画素行毎に第一の制御又は第二の制御を行う。
第一の制御は、制御対象となる画素行の各画素51からは信号を読み出さず、制御対象となる画素行に対して列方向Yに隣接する2つの画素行の各画素51から信号を読み出す制御である。
第二の制御は、制御対象となる画素行の各画素51から信号を読み出す制御である。
なお、第一の制御と第二の制御を行う対象とする複数の画素行は、固体撮像素子5に含まれる画素行のうち、全ての位相差画素行と、列方向Yに隣り合う位相差画素行同士の中間にあるGB画素行とを少なくとも含むように設定される。システム制御部11は、少なくとも各位相差画素行に対しては第一の制御を行う。
以下、動画撮影時のシステム制御部11の動作について説明する。
図3は、図1に示されるデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図である。図3には、固体撮像素子5に含まれる画素51として、4つの画素51を含む画素行が15個分示されている。
図3の例では、固体撮像素子5に含まれる全ての画素行のうち、偶数行目にある画素行が第一の制御又は第二の制御を行う画素行となっている。そして、動画撮影時において、固体撮像素子5の1フレーム分の露光が終了すると、システム制御部11は、図3に示されるように、固体撮像素子5に含まれる各位相差画素行に対しては第一の制御を行い、固体撮像素子5に含まれる列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に対しては第二の制御を行う。
つまり、システム制御部11は、固体撮像素子5の各位相差画素行の上下に隣接するBG画素行の各画素51から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。また、システム制御部11は、固体撮像素子5の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間のBG画素行の各画素51から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
第一の制御及び第二の制御によって読み出された信号は、アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7にて処理された後、メインメモリ16に記憶される。
続いて、デジタル信号処理部17が、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51(図3において、破線で結んだ2つの画素51)から読み出された信号同士を加算する。
加算によって得られる信号の空間位置は、加算対象となった2つの信号の出力元の2つの画素51の重心位置と一致する。
デジタル信号処理部17による信号の加算処理が終了すると、メインメモリ16に記憶される撮像画像信号の空間配列は、被写体空間において、固体撮像素子5の各位相差画素行に含まれるB画素51の位置にG信号が配置され、固体撮像素子5の各位相差画素行に含まれるG画素51の位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、固体撮像素子5の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるB画素51,G画素51の位置にそれぞれB信号,G信号が配置されたものとなる。
なお、図3において、“R”の文字が記載された円がR信号を示し、“G”の文字が記載された円がG信号を示し、“B”の文字が記載された円がB信号を示している。
したがって、撮像画像信号の空間配列は、G信号とR信号を行方向Xに交互に並べた信号行と、B信号とG信号を行方向Xに交互に並べた信号行とを、列方向Yに向かって交互にかつ等間隔で並べたものになる。デジタル信号処理部17が、この撮像画像信号を処理して画像データを生成することで、ジャギーのない画像データを得ることができる。
以上のように、システム制御部11は、第一の制御が行われる画素行と第二の制御が行われる画素行とが列方向Yに交互に並んだものとなるように第一の制御と第二の制御を行う。この結果、後段のデジタル信号処理部17が行う加算処理によって、G信号とR信号を含む信号行と、B信号とG信号を含む信号行とを、列方向Yに等間隔で交互に並べた空間配列の撮像画像信号を生成することが可能となる。したがって、ジャギーのない画像データを得ることができる。
また、上記空間配列の撮像画像信号には、位相差画素行から読み出された信号が含まれない。このため、位相差画素からの信号を補正する必要がない。したがって、処理負担を増加させることなく、動画撮影を行うことができる。
なお、位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51から読み出された信号の加算処理は、アナログ信号処理部6が行ってもよい。例えば、2本のラインメモリと加算器を用いることで、位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51から読み出された信号をアナログ的に加算することができる。
また、固体撮像素子5としてはCCD型のものを用いてもよい。固体撮像素子5としてCCD型のものを用いた場合は、位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51から読み出した信号(信号電荷)を、電荷転送路上で混合する駆動を、撮像素子駆動部10がシステム制御部11の制御により行う。
このような駆動により、当該2つの画素51の各々から読み出した信号を加算した信号を、固体撮像素子5内において生成することができる。この場合は、システム制御部11が、位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51から読み出された信号を加算する信号加算部として機能する。
なお、デジタル信号処理部17による加算処理後に得られる撮像画像信号において、第一の制御によって読み出され、加算処理後に得られた信号と、第二の制御によって読み出された信号との間には2倍の感度差が生じる。このため、この感度差を補正することが画質向上の上で好ましい。例えば、デジタル信号処理部17が、第二の制御によって読み出された信号を一律のゲインで増幅する処理を行う。これにより、信号間の感度差をなくすことが可能である。
図4は、図2に示される固体撮像素子5の変形例を示す図である。図4に示される固体撮像素子5aは、位相差画素行が7つの画素行おきに配置されている点(上記nの値が2である点)を除いては、図2に示される固体撮像素子5と同じ構成である。
以下、固体撮像素子5aを搭載するデジタルカメラの動画撮影時の動作について説明する。
図5は、固体撮像素子5aを搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図である。図5には、固体撮像素子5aに含まれる画素51として、4つの画素51を含む画素行が15個分示されている。
図5の例では、固体撮像素子5aに含まれる全ての画素行のうち、各位相差画素行と、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行とが、第一の制御又は第二の制御が行われる画素行となっている。そして、動画撮影時において、固体撮像素子5aの1フレーム分の露光が終了すると、システム制御部11は、図5に示されるように、固体撮像素子5aの各位相差画素行に対しては第一の制御を行い、固体撮像素子5aの列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に対しては第二の制御を行う。
つまり、システム制御部11は、固体撮像素子5aの各位相差画素行の上下に隣接する2つのGR画素行から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。また、システム制御部11は、固体撮像素子5aの列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
第一の制御及び第二の制御によって読み出された信号は、アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7にて処理された後、メインメモリ16に記憶される。
続いて、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、固体撮像素子5aの位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51(図5において、破線で結んだ2つの画素51)から読み出された信号同士を加算する。加算によって得られる信号の空間位置は、加算対象となった2つの信号の出力元の2つの画素51の重心位置と一致する。
デジタル信号処理部17による信号の加算処理が終了すると、メインメモリ16に記憶される撮像画像信号の空間配列は、被写体空間において、固体撮像素子5aの各位相差画素行に含まれるB画素51の位置にG信号が配置され、固体撮像素子5aの各位相差画素行に含まれるG画素51の位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、固体撮像素子5aの列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるB画素51,G画素51の位置にそれぞれB信号,G信号が配置されたものとなる。
なお、図5において、“R”の文字が記載された円がR信号を示し、“G”の文字が記載された円がG信号を示し、“B”の文字が記載された円がB信号を示している。
したがって、撮像画像信号の空間配列は、G信号とR信号を含む信号行と、B信号とG信号を含む信号行とを、列方向Yに等間隔で交互に並べたものになる。デジタル信号処理部17が、この撮像画像信号を用いて画像データを生成することで、ジャギーの発生を防止することができる。
図5に示されるように第一の制御と第二の制御を行う画素行を決めることで、G信号とR信号を含む信号行と、B信号とG信号を含む信号行とを、列方向Yに等間隔で交互に並べた空間配列の撮像画像信号を、後段のデジタル信号処理部17によって生成することが可能となる。この撮像画像信号は、撮像画像信号を構成する信号行の本数が、図3の場合と比較して半分になる。したがって、動画のフレームレートの向上が可能となる。
なお、動画フレームレートが向上するという効果は、位相差画素行を(2n+1−1)個(nは2以上の自然数)の画素行おきに有する固体撮像素子であれば得ることができる。
位相差画素行を(2n+1−1)個(nは2以上の自然数)の画素行おきに有する固体撮像素子を用いる場合、第一の制御又は第二の制御を行う対象とする複数の画素行は、目標とするフレームレートに応じて適宜設定すればよい。ただし、この複数の画素行には、少なくとも、各位相差画素行と、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にある画素行とを含ませる必要がある。
例えば、n=3の場合、システム制御部11は、各位相差画素行に対しては第一の制御を行い、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に対しては第二の制御を行う。
この第一の制御及び第二の制御によって読み出され、デジタル信号処理部16によって加算処理された後に得られる撮像画像信号は、図5に示される撮像画像信号の半分の解像度になる。このため、更なるフレームレートの向上が可能になる。
また、n=2の場合は、第一の制御を行う画素行と第二の制御を行う画素行とを、図6に示されるように決めてもよい。
図6の例では、固体撮像素子5aに含まれる全ての画素行のうち、各位相差画素行と、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の間にある3つのBG画素行とが、第一の制御又は第二の制御が行われる画素行となっている。そして、動画撮影時において、固体撮像素子5aの1フレーム分の露光が終了すると、システム制御部11は、図6に示されるように、固体撮像素子5aに含まれる全ての画素行のうち、各位相差画素行と、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行とに対しては第一の制御を行い、その他のBG画素行に対しては第二の制御を行う。
つまり、システム制御部11は、固体撮像素子5aに含まれる全ての画素行のうち、各位相差画素行の上下に隣接するGR画素行から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
また、システム制御部11は、固体撮像素子5aに含まれる全ての画素行のうち、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行の上下に隣接するBG画素行から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
また、システム制御部11は、固体撮像素子5に含まれる全ての画素行のうち、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行と、そのBG画素行の列方向Yにおいて隣にある位相差画素行との中間にあるBG画素行から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
第一の制御及び第二の制御によって読みだされた信号は、アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7にて処理された後、メインメモリ16に記憶される。
続いて、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、固体撮像素子5aの位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51(図6において、破線で結んだ2つの画素51)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった2つの信号の出力元の2つの画素51の重心位置と一致する。
また、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、固体撮像素子5aの列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素51(図6において、破線で結んだ2つの画素51)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった2つの信号の出力元の2つの画素51の重心位置と一致する。
デジタル信号処理部17による信号の加算処理が終了すると、メインメモリ16に記憶される撮像画像信号の空間配列は、固体撮像素子5aの各位相差画素行に含まれるB画素51の位置にG信号が配置され、固体撮像素子5aの各位相差画素行に含まれるG画素51の位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、固体撮像素子5aの列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるB画素51の位置にG信号が配置され、当該BG画素行に含まれるG画素51の位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、固体撮像素子5に含まれる画素行のうち、位相差画素行と、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行とを除くBG画素行、に含まれるB画素51,G画素51の位置にそれぞれB信号,G信号が配置されたものとなる。
なお、図6において、“R”の文字が記載された円がR信号を示し、“G”の文字が記載された円がG信号を示し、“B”の文字が記載された円がB信号を示している。
以上のように、n=2の場合には、システム制御部11が、制御対象とする複数の画素行において、位相差画素行だけでなく、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にある画素行に対しても第一の制御を実行し、残りの画素行に対しては第二の制御を実行する。これにより、図5の例と比較して、撮像画像信号を構成する信号行の本数を2倍に増やすことができる。したがって、解像度を向上させた動画撮影が可能となる。
なお、n≧3の場合も、位相差画素行だけでなく、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にある画素行に対しても第一の制御を実行すると共に、第一の制御を行う画素行と、第二の制御を行う画素行とが列方向Yに交互に並ぶように、第一の制御又は第二の制御を行う対象となる画素行を決める。このようにすることで、n=2の場合と同様に、動画解像度の向上を図ることができる。
また、図5,6に示される制御内容においても、第一の制御によって読み出される信号の加算は、アナログ信号処理部6によって行ったり、固体撮像素子5a内部で行ったりすることができる。
図7は、図2に示される固体撮像素子5の変形例を示す図である。図7に示される固体撮像素子5bは、行方向Xとこれに直交する列方向Yに二次元状(図7の例では正方格子状)に配列された複数の画素52からなる第一の画素群と、第一の画素群と同じ配列の複数の画素53からなる第二の画素群とを有する。
各画素52は、フォトダイオード等の光電変換部とその上方に設けられるカラーフィルタとを含む。全ての画素52に含まれるカラーフィルタの配列はベイヤ配列となっている。
各画素53は、フォトダイオード等の光電変換部とその上方に設けられるカラーフィルタとを含む。全ての画素53に含まれるカラーフィルタの配列はベイヤ配列となっている。
図7において、“R”を付した画素は、赤色光を検出する画素である。また、“G”を付した画素は、緑色光を検出する画素である。また、“B”を付した画素は、青色光を検出する画素である。以下では、“R”を付した画素52,53をR画素52,53とも言う。また、“G”を付した画素52,53をG画素52,53とも言う。また、“B”を付した画素52,53をB画素52,53とも言う。
固体撮像素子5bの第一の画素群は、G画素52とR画素52が行方向Xに交互に並べられた画素行であるGR画素行と、B画素52とG画素52が行方向Xに交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行を含む。この2種類の画素行は、列方向Yに交互に並べられている。
固体撮像素子5bの第一の画素群に含まれる全てのBG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む位相差画素行を複数個含む。図7において、位相差画素となるG画素52には網掛けがなされると共に符号52aが付されている。
固体撮像素子5bの第一の画素群は、位相差画素行を(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに有するものであればよい。図7の例では、n=1としているため、第一の画素群において位相差画素行が3個の画素行おきに配置されている。
固体撮像素子5bの第一の画素群に含まれる各位相差画素行には、所定の規則にしたがって複数個の位相差画素52aが配置されている。
第一の画素群の各画素52の隣には、各画素52に対して同一の方向(図7の例では左斜め下方向)に、当該各画素52と同色光を検出する第二の画素群の画素53が配置されている。そして、各画素52と、これに当該同一の方向で隣接する画素53とで画素のペアを構成している。また、固体撮像素子5bの第一の画素群に含まれる各画素行と、この各画素行に含まれる画素52とペアを構成する画素53を含む第二の画素群における画素行とで画素行のペアが構成されている。
固体撮像素子5bの第二の画素群において、第一の画素群の位相差画素52aとペアを構成する画素53は、位相差を検出する画素となっている。図7では、位相差を検出する画素53には網掛けがなされると共に符号53aが付されている。
位相差画素52aは、光電変換部の光学開口が右側に偏心している画素である。位相差画素53aは、光電変換部の光学開口が左側に偏心している画素である。この位相差画素52aと位相差画素53aにより、位相差情報を得ることができる。位相差画素52aは、光電変換部の光学開口が上側に偏心している画素であり、位相差画素53aは、光電変換部の光学開口が下側に偏心している画素であってもよい。位相差画素の構成は周知のものを用いることができる。
固体撮像素子5bを搭載するデジタルカメラでは、動画撮影時に、システム制御部11が、第一の画素群において列方向Yに等間隔で並ぶ、位相差画素行と同一種類の複数の画素行(図7の例ではBG画素行)毎に第一の制御と第二の制御のいずれかを行う。システム制御部11は、この複数の画素行が、第一の制御が行われる画素行と第二の制御が行われる画素行とが列方向Yに交互に並んだものとなるように、第一の画素群の複数の画素行毎に第一の制御又は第二の制御を行う。
また、システム制御部11は、第一の画素群において第一の制御を行う画素行とペアを構成する第二の画素群の画素行に対しては第一の制御を行う。また、システム制御部11は、第一の画素群において第二の制御を行う画素行とペアを構成する第二の画素群の画素行に対しては第二の制御を行う。
第一の制御は、制御対象となる画素行の各画素52(53)からは信号を読み出さず、制御対象となる画素行に対して列方向Yに隣接する2つの画素行の各画素52(53)から信号を読み出す制御である。
第二の制御は、制御対象となる画素行の各画素52(53)から信号を読み出す制御である。
なお、第一の画素群において第一の制御と第二の制御を行う対象となる複数の画素行は、固体撮像素子5bの第一の画素群に含まれる全ての位相差画素行と、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるGB画素行とを含むように設定される。システム制御部11は、少なくとも第一の画素群の各位相差画素行に対しては第一の制御を行う。
以下、固体撮像素子5bを搭載するデジタルカメラにおける動画撮影時のシステム制御部11の動作について説明する。
図8は、固体撮像素子5bを搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図である。図8には、固体撮像素子5bに含まれる画素行として、2つの画素52を含む第一の画素群の画素行と、2つの画素53を含む第二の画素群の画素行とがそれぞれ12個分示されている。
図8の例では、固体撮像素子5bに含まれる第一の画素群の全ての画素行のうち、偶数行目にある画素行が第一の制御又は第二の制御が行われる画素行となっている。そして、動画撮影時において、固体撮像素子5bの1フレーム分の露光が終了すると、システム制御部11は、図8に示されるように、第一の画素群における各位相差画素行及びこの各位相差画素行とペアを構成する第二の画素群の位相差画素行に対しては第一の制御を行う。また、システム制御部11は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行と、このBG画素行とペアを構成する第二の画素群のBG画素行に対しては第二の制御を行う。
つまり、システム制御部11は、第一の画素群の各位相差画素行の上下に隣接するGR画素行の各画素52と、この各画素52とペアを構成する第二の画素群の画素53とから信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。また、システム制御部11は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間のBG画素行の各画素52と、この各画素52とペアを構成する第二の画素群の画素53から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
第一の制御及び第二の制御によって読み出された信号は、アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7にて処理された後、メインメモリ16に記憶される。
続いて、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、第一の画素群の位相差画素行の各画素52に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素52と、この2つの同色画素52の各々とペアを構成する第二の画素群の画素53との4つの画素(図8において、破線で結んだ4つの画素)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった4つの信号の出力元である2つの画素52及び2つの画素53の重心位置と一致する。
また、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第二の制御によって読み出された信号のうち、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行の各画素52と、この各画素52とペアを構成する第二の画素群の画素53との2つの画素(図8において、一点鎖線で結んだ2つの画素)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった2つの信号の出力元の画素52及び画素53の重心位置と一致する。
デジタル信号処理部17による信号の加算処理が終了すると、メインメモリ16に記憶される撮像画像信号の空間配列は、被写体空間において、第一の画素群の各位相差画素行に含まれるB画素52とこのB画素52とペアを構成するB画素53との重心位置にG信号が配置され、第一の画素群の各位相差画素行に含まれるG画素52とこのG画素52とペアを構成するG画素53との重心位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるB画素52と、このB画素52とペアを構成するB画素53と、の重心位置にB信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるG画素52と、このG画素52とペアを構成するG画素53と、の重心位置にG信号が配置されたものとなる。
なお、図8において、“R”の文字が記載された円がR信号を示し、“G”の文字が記載された円がG信号を示し、“B”の文字が記載された円がB信号を示している。
したがって、撮像画像信号の空間配列は、G信号とR信号を行方向Xに交互に並べた信号行と、B信号とG信号を行方向Xに交互に並べた信号行とを、列方向Yに向かって交互にかつ等間隔で並べたものになる。デジタル信号処理部17が、この撮像画像信号を処理して画像データを生成することで、ジャギーのない画像データを得ることができる。
撮像画像信号において、第一の制御によって読み出され、加算処理後に得られた信号と、第二の制御によって読み出され、加算処理後に得られた信号との間には2倍の感度差が生じる。このため、この感度差を補正することが画質向上の上で好ましい。例えば、デジタル信号処理部17が、第二の制御によって読み出され、加算処理後に得られた信号を一律のゲインで増幅する処理を行う。これにより、信号間の感度差をなくすことが可能である。
図9は、図7に示される固体撮像素子5bの変形例を示す図である。図9に示される固体撮像素子5cは、位相差画素行が7つの画素行おきに配置されている点(上記nの値が2である点)を除いては、図7に示される固体撮像素子5bと同じ構成である。
以下、固体撮像素子5cを搭載するデジタルカメラの動画撮影時の動作について説明する。
図10は、固体撮像素子5cを搭載するデジタルカメラにおけるシステム制御部11が行う動画撮影時の制御内容を説明するための図である。図10には、固体撮像素子5cに含まれる画素行として、2つの画素52を含む第一の画素群の画素行と、2つの画素53を含む第二の画素群の画素行とがそれぞれ12個分示されている。
図10の例では、固体撮像素子5cに含まれる第一の画素群の全ての画素行のうち、各位相差画素行と、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行とが、第一の制御又は第二の制御が行われる画素行となっている。そして、動画撮影時において、固体撮像素子5cの1フレーム分の露光が終了すると、システム制御部11は、図10に示されるように、第一の画素群の各位相差画素行及びこの各位相差画素行とペアを構成する第二の画素群の位相差画素行に対しては第一の制御を行う。また、システム制御部11は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行と、このBG画素行とペアを構成する第二の画素群のBG画素行に対しては第二の制御を行う。
つまり、システム制御部11は、第一の画素群の各位相差画素行の上下に隣接するGR画素行の各画素52と、この各画素52とペアを構成する第二の画素群の画素53とから信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
また、システム制御部11は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行の各画素52と、この各画素52とペアを構成する第二の画素群の画素53から信号を読み出すように、撮像素子駆動部10を制御する。
第一の制御及び第二の制御によって読み出された信号は、アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7にて処理された後、メインメモリ16に記憶される。
続いて、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、第一の画素群の位相差画素行の各画素51に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素52と、この2つの同色画素52の各々とペアを構成する第二の画素群の画素53との4つの画素(図10において、破線で結んだ4つの画素)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった4つの信号の出力元である2つの画素52及び2つの画素53の重心位置と一致する。
また、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第二の制御によって読み出された信号のうち、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行の各画素52と、この各画素52とペアを構成する第二の画素群の画素53との2つの画素(図10において、一点鎖線で結んだ2つの画素)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった2つの信号の出力元の画素52及び画素53の重心位置と一致する。
デジタル信号処理部17による信号の加算処理が終了すると、メインメモリ16に記憶される撮像画像信号の空間配列は、被写体空間において、第一の画素群の各位相差画素行に含まれるB画素52とこのB画素52とペアを構成するB画素53との重心位置にG信号が配置され、第一の画素群の各位相差画素行に含まれるG画素52とこのG画素52とペアを構成するG画素53との重心位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるB画素52と、このB画素52とペアを構成するB画素53と、の重心位置にB信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるG画素52と、このG画素52とペアを構成するG画素53と、の重心位置にG信号が配置されたものとなる。
なお、図10において、“R”の文字が記載された円がR信号を示し、“G”の文字が記載された円がG信号を示し、“B”の文字が記載された円がB信号を示している。
したがって、撮像画像信号の空間配列は、G信号とR信号を行方向Xに交互に並べた信号行と、B信号とG信号を行方向Xに交互に並べた信号行とを、列方向Yに向かって交互にかつ等間隔で並べたものになる。デジタル信号処理部17が、この撮像画像信号を処理して画像データを生成することで、ジャギーのない画像データを得ることができる。
図10に示されるように第一の制御と第二の制御を行う画素行を決めることで、G信号とR信号を含む信号行と、B信号とG信号を含む信号行とを、列方向Yに等間隔で交互に並べた空間配列の撮像画像信号を、後段のデジタル信号処理部17によって生成することが可能となる。この撮像画像信号は、撮像画像信号を構成する信号行の本数が、図8の場合と比較して半分になる。したがって、動画のフレームレートの向上が可能となる。
なお、動画フレームレートが向上するという効果は、固体撮像素子5,5aと同様に、位相差画素行を(2n+1−1)個(nは2以上の自然数)の画素行おきに有する固体撮像素子であれば得ることができる。
また、n=2の場合は、第一の制御を行う画素行と第二の制御を行う画素行とを、図11に示されるように決めてもよい。
図11の例では、固体撮像素子5cに含まれる全ての画素行のうち、各位相差画素行と、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の間にある3つのBG画素行とが、第一の制御又は第二の制御が行われる画素行となっている。そして、動画撮影時において、固体撮像素子5cの1フレーム分の露光が終了すると、システム制御部11は、図11に示されるように、固体撮像素子5cに含まれる全てのBG画素行のうち、各位相差画素行と、列方向Yにおいて隣接する位相差画素行同士の中間にあるBG画素行とに対しては第一の制御を行い、その他のBG画素行に対しては第二の制御を行う。
第一の制御及び第二の制御によって読みだされた信号は、アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7にて処理された後、メインメモリ16に記憶される。
続いて、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、第一の画素群の位相差画素行の各画素52に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素52と、この2つの同色画素52の各々とペアを構成する第二の画素群の画素53との4つの画素(図11において、破線で結んだ4つの画素)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった4つの信号の出力元である2つの画素52及び2つの画素53の重心位置と一致する。
また、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第一の制御によって読み出された信号のうち、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行の各画素52に対して列方向Yに隣接する2つの同色画素52と、この2つの同色画素52の各々とペアを構成する画素53との4つの画素(図11において、破線で結んだ4つの画素)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった4つの信号の出力元である2つの画素52及び2つの画素53の重心位置と一致する。
また、デジタル信号処理部17は、メインメモリ16に記憶された第二の制御によって読み出された信号のうち、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行と、このBG画素行の列方向Yにおいて隣にある位相差画素行との間にあるBG画素行の各画素52と、この各画素52とペアを構成する第二の画素群の画素53との2つの画素(図11において、一点鎖線で結んだ2つの画素)から読み出された信号同士を加算する。加算して得られる信号の空間位置は、加算対象となった2つの信号の出力元の画素52及び画素53の重心位置と一致する。
デジタル信号処理部17による信号の加算処理が終了すると、メインメモリ16に記憶される撮像画像信号の空間配列は、被写体空間において、第一の画素群の各位相差画素行に含まれるB画素52と、このB画素52とペアを構成するB画素53との重心位置にG信号が配置され、第一の画素群の各位相差画素行に含まれるG画素52と、このG画素52とペアを構成するG画素53との重心位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行に含まれるB画素52と、このB画素52とペアを構成するB画素53と、の重心位置にG信号が配置され、当該BG画素行に含まれるG画素52とこのG画素52とペアを構成するG画素53との重心位置にR信号が配置されたものとなる。
また、この空間配列は、第一の画素群の列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にあるBG画素行と、このBG画素行の列方向Yにおいて隣にある位相差画素行との間にあるBG画素行に含まれるB画素52と、このB画素52とペアを構成するB画素53と、の重心位置にB信号が配置され、当該BG画素行に含まれるG画素52とこのG画素52とペアを構成するG画素53との重心位置にG信号が配置されたものとなる。
なお、図11において、“R”の文字が記載された円がR信号を示し、“G”の文字が記載された円がG信号を示し、“B”の文字が記載された円がB信号を示している。
以上のように、n=2のときには、システム制御部11が、制御対象とする第一の画素群の複数の画素行において、位相差画素行だけでなく、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にある画素行に対しても第一の制御を実行し、残りの画素行に対しては第二の制御を実行する。これにより、図10の例と比較して、撮像画像信号を構成する信号行の本数を2倍に増やすことができる。したがって、解像度を向上させた動画撮影が可能となる。
なお、n≧3の場合も、位相差画素行だけでなく、列方向Yにおいて隣り合う位相差画素行同士の中間にある画素行に対しても第一の制御を実行すると共に、第一の制御を行う画素行と、第二の制御を行う画素行とが列方向Yに交互に並ぶように、第一の制御又は第二の制御を行う対象となる画素行を決める。このようにすることで、n=2の場合と同様に、動画解像度の向上を図ることができる。
図12は、図7に示される固体撮像素子5bの変形例を示す図である。
図12に示される固体撮像素子5dは、第一の画素群と第二の画素群の各々に含まれる位相差画素行において、G画素だけでなく、B画素も位相差画素にしている点を除いては、固体撮像素子5bと同じ構成である。
このように、B画素の一部も位相差画素とすることで、青色の情報が多い被写体においても、AF精度を向上させることができる。
なお、固体撮像素子5dにおいて、B画素の代わりに、R画素の一部を位相差画素とすることでも、同様に、AF精度を向上させることができる。
固体撮像素子5b,5c,5dは、画素52が、この画素52とペアを構成する画素53に対して斜めの方向に隣接配置されるものとなっている。しかし、ペアを構成する画素52と画素53のずれ方向(上述した同一の方向)は、斜め方向に限らず、行方向Xや列方向Yであってもよい。
固体撮像素子5b,5c,5dをCCD型のものにする場合は、例えば16相駆動できるような構成とすることで、図8,10,11に示されるような制御が可能になる。
なお、固体撮像素子5,5a、又は、固体撮像素子5b,5c,5dの各画素群において、BG画素行の一部ではなく、GR画素行の一部を位相差画素行としてもよい。
GR画素行の一部を位相差画素行とする場合には、第一の制御及び第二の制御を行う対象画素行はGR画素行とする必要がある。ただし、第一の制御及び第二の制御を行う対象画素行をGR画素行にすると、偽色が目立ちやすくなる。このため、これまで説明してきたように、第一の制御及び第二の制御を行う対象画素行はBG画素行にすることが好ましい。
以上説明してきたように、本明細書には次の事項が開示されている。
開示された撮像装置は、二次元状に配列された複数の画素を含む固体撮像素子を有する撮像装置であって、前記固体撮像素子は、赤色光を検出する赤色画素、緑色光を検出する緑色画素、及び青色光を検出する青色画素がベイヤ状に配列された画素群を含むものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群は、前記緑色画素と前記赤色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるGR画素行と、前記青色画素と前記緑色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行が、前記行方向に直交する列方向に交互に並べられているものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群に含まれる前記GR画素行又は前記BG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む位相差画素行を複数個含むものであり、前記位相差画素行は、前記ベイヤ状に配列された画素群において(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに配置されるものであり、前記列方向に等間隔で並ぶ、前記位相差画素行と同一種類の複数の画素行の各々に対し、第一の制御又は第二の制御を行う制御部を備え、前記第一の制御が行われる画素行と前記第二の制御が行われる画素行とは前記列方向に交互に並び、前記第一の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素からは信号を読み出さず、前記制御対象となる前記画素行に隣接する2つの画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記第二の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記列方向に等間隔で並ぶ同一種類の複数の画素行は、前記固体撮像素子に含まれる全ての前記位相差画素行と、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の中間にある画素行とを少なくとも含み、前記制御部は、少なくとも前記位相差画素行に対しては前記第一の制御を行うものである。
開示された撮像装置は、前記第一の制御が行われた画素行の各画素に対して前記列方向に隣接する2つの同色画素から読み出された信号同士を加算した信号を生成する信号加算部を更に備えるものである。
開示された撮像装置は、前記第二の制御によって読み出された各信号と、前記第一の制御によって読み出され前記信号加算部によって生成された各信号との感度差を補正する感度差補正部を更に備えるものである。
開示された撮像装置は、n≧2の場合、前記制御部は、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行うものである。
開示された撮像装置は、前記固体撮像素子は、前記画素群を2つ含むものであり、前記2つの画素群の一方に含まれる各画素には、当該各画素に対して同一の方向に、当該各画素と同色光を検出する前記2つの画素群の他方に含まれる画素が隣接して配置されており、前記制御部は、前記2つの画素群の各々において前記複数の画素行の各々に対して前記第一の制御又は前記第二の制御を行い、前記2つの画素群の一方において前記第一の制御が行われた画素行の各画素に対して前記列方向に隣接する2つの同色画素と、当該2つの同色画素の各々に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との4つの画素から読み出された信号同士を加算し、前記2つの画素群の一方において前記第二の制御が行われた画素行の各画素と、当該各画素に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との2つの画素から読み出された信号同士を加算する信号加算部を更に備えるものである。
開示された撮像装置は、前記信号加算部が前記第一の制御によって前記4つの画素から読み出された信号を加算して生成した信号と、前記信号加算部が前記第二の制御によって前記2つの画素から読み出された信号を加算して生成した信号との感度差を補正する感度差補正部を更に備えるものである。
開示された撮像装置は、n≧2の場合、前記制御部は、前記2つの画素群の各々において、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行うものである。
開示された撮像装置は、前記画素群に含まれるBG画素行が前記位相差画素行を含むものである。
開示された撮像方法は、二次元状に配列された複数の画素を含む固体撮像素子を用いた撮像方法であって、前記固体撮像素子は、赤色光を検出する赤色画素、緑色光を検出する緑色画素、及び青色光を検出する青色画素がベイヤ状に配列された画素群を含むものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群は、前記緑色画素と前記赤色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるGR画素行と、前記青色画素と前記緑色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行が、前記行方向に直交する列方向に交互に並べられているものであり、前記ベイヤ状に配列された画素群に含まれる前記GR画素行又は前記BG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む位相差画素行を複数個含むものであり、前記位相差画素行は、前記ベイヤ状に配列された画素群において(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに配置されるものであり、前記列方向に等間隔で並ぶ、前記位相差画素行と同一種類の複数の画素行の各々に対し、第一の制御又は第二の制御を行う制御ステップを備え、前記第一の制御が行われる画素行と前記第二の制御が行われる画素行とは前記列方向に交互に並び、前記第一の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素からは信号を読み出さず、前記制御対象となる前記画素行に隣接する2つの画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記第二の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、前記列方向に等間隔で並ぶ同一種類の複数の画素行は、前記固体撮像素子に含まれる全ての前記位相差画素行と、前記列方向に隣接する前記位相差画素行同士の中間にある画素行とを少なくとも含み、前記制御ステップでは、少なくとも前記位相差画素行に対しては前記第一の制御を行うものである。
開示された撮像方法は、前記第一の制御が行われた画素行に隣接する2つの画素行において前記列方向に隣接する2つの同色画素から読み出された信号同士を加算した信号を生成する信号加算ステップを更に備えるものである。
開示された撮像方法は、前記第二の制御によって読み出された各信号と、前記第一の制御によって読み出され前記信号加算部によって生成された各信号との感度差を補正する感度差補正ステップを更に備えるものである。
開示された撮像方法は、n≧2の場合、前記制御ステップでは、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行うものである。
開示された撮像方法は、前記固体撮像素子は、前記画素群を2つ含むものであり、前記2つの画素群の一方に含まれる各画素には、当該各画素に対して同一の方向に、前記2つの画素群の他方に含まれる当該各画素と同色光を検出する画素が隣接して配置されており、前記制御ステップでは、前記2つの画素群の各々において前記複数の画素行の各々に対して前記第一の制御又は前記第二の制御を行い、前記2つの画素群の一方において前記第一の制御が行われた画素行の各画素に対して前記列方向に隣接する2つの同色画素と、当該2つの同色画素の各々に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との4つの画素から読み出された信号同士を加算し、前記2つの画素群の一方において前記第二の制御が行われた画素行の各画素と、当該各画素に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との2つの画素から読み出された信号同士を加算する信号加算ステップとを更に備えるものである。
開示された撮像方法は、前記第一の制御により前記4つの画素から読み出された信号を前記信号加算ステップにおいて加算して得られた信号と、前記第二の制御によって前記2つの画素から読み出された信号を前記信号加算ステップにおいて加算して得られた信号との感度差を補正する感度差補正ステップを更に備えるものである。
開示された撮像方法は、n≧2の場合、前記制御ステップでは、前記2つの画素群の各々において、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行うものである。
開示された撮像方法は、前記画素群に含まれるBG画素行が前記位相差画素行を含むものである。
本発明の撮像装置及び撮像方法は、位相差画素の信号を間引いて画像を生成する場合にジャギーの発生を防止することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2011年4月28日出願の日本特許出願(特願2011−102274)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
5 固体撮像素子
51 画素
11 システム制御部

Claims (16)

  1. 二次元状に配列された複数の画素を含む固体撮像素子を有する撮像装置であって、
    前記固体撮像素子は、赤色光を検出する赤色画素、緑色光を検出する緑色画素、及び青色光を検出する青色画素がベイヤ状に配列された画素群を含むものであり、
    前記ベイヤ状に配列された画素群は、前記緑色画素と前記赤色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるGR画素行と、前記青色画素と前記緑色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行が、前記行方向に直交する列方向に交互に並べられているものであり、
    前記ベイヤ状に配列された画素群に含まれる前記GR画素行又は前記BG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む位相差画素行を複数個含むものであり、
    前記位相差画素行は、前記ベイヤ状に配列された画素群において(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに配置されるものであり、
    前記列方向に等間隔で並ぶ、前記位相差画素行と同一種類の複数の画素行の各々に対し、第一の制御又は第二の制御を行う制御部を備え、
    前記第一の制御が行われる画素行と前記第二の制御が行われる画素行とは前記列方向に交互に並び、
    前記第一の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素からは信号を読み出さず、前記制御対象となる前記画素行に隣接する2つの画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、
    前記第二の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、
    前記列方向に等間隔で並ぶ同一種類の複数の画素行は、前記固体撮像素子に含まれる全ての前記位相差画素行と、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の中間にある画素行とを少なくとも含み、
    前記制御部は、少なくとも前記位相差画素行に対しては前記第一の制御を行う撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記第一の制御が行われた画素行の各画素に対して前記列方向に隣接する2つの同色画素から読み出された信号同士を加算した信号を生成する信号加算部を更に備える撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置であって、
    前記第二の制御によって読み出された各信号と、前記第一の制御によって読み出され前記信号加算部によって生成された各信号との感度差を補正する感度差補正部を更に備える撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    n≧2の場合、前記制御部は、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行う撮像装置。
  5. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記固体撮像素子は、前記画素群を2つ含むものであり、
    前記2つの画素群の一方に含まれる各画素には、当該各画素に対して同一の方向に、当該各画素と同色光を検出する前記2つの画素群の他方に含まれる画素が隣接して配置されており、
    前記制御部は、前記2つの画素群の各々において前記複数の画素行の各々に対して前記第一の制御又は前記第二の制御を行い、
    前記2つの画素群の一方において前記第一の制御が行われた画素行の各画素に対して前記列方向に隣接する2つの同色画素と、当該2つの同色画素の各々に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との4つの画素から読み出された信号同士を加算し、前記2つの画素群の一方において前記第二の制御が行われた画素行の各画素と、当該各画素に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との2つの画素から読み出された信号同士を加算する信号加算部を更に備える撮像装置。
  6. 請求項5記載の撮像装置であって、
    前記信号加算部が前記第一の制御によって前記4つの画素から読み出された信号を加算して生成した信号と、前記信号加算部が前記第二の制御によって前記2つの画素から読み出された信号を加算して生成した信号との感度差を補正する感度差補正部を更に備える撮像装置。
  7. 請求項5又は6記載の撮像装置であって、
    n≧2の場合、前記制御部は、前記2つの画素群の各々において、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行う撮像装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    前記画素群に含まれるBG画素行が前記位相差画素行を含む撮像装置。
  9. 二次元状に配列された複数の画素を含む固体撮像素子を用いた撮像方法であって、
    前記固体撮像素子は、赤色光を検出する赤色画素、緑色光を検出する緑色画素、及び青色光を検出する青色画素がベイヤ状に配列された画素群を含むものであり、
    前記ベイヤ状に配列された画素群は、前記緑色画素と前記赤色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるGR画素行と、前記青色画素と前記緑色画素が行方向に交互に並べられた画素行であるBG画素行との2種類の画素行が、前記行方向に直交する列方向に交互に並べられているものであり、
    前記ベイヤ状に配列された画素群に含まれる前記GR画素行又は前記BG画素行は、位相差を検出するための位相差画素を含む位相差画素行を複数個含むものであり、
    前記位相差画素行は、前記ベイヤ状に配列された画素群において(2n+1−1)個(nは自然数)の画素行おきに配置されるものであり、
    前記列方向に等間隔で並ぶ、前記位相差画素行と同一種類の複数の画素行の各々に対し、第一の制御又は第二の制御を行う制御ステップを備え、
    前記第一の制御が行われる画素行と前記第二の制御が行われる画素行とは前記列方向に交互に並び、
    前記第一の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素からは信号を読み出さず、前記制御対象となる前記画素行に隣接する2つの画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、
    前記第二の制御は、制御対象となる前記画素行の各画素から信号を読み出す制御であり、
    前記列方向に等間隔で並ぶ同一種類の複数の画素行は、前記固体撮像素子に含まれる全ての前記位相差画素行と、前記列方向に隣接する前記位相差画素行同士の中間にある画素行とを少なくとも含み、
    前記制御ステップでは、少なくとも前記位相差画素行に対しては前記第一の制御を行う撮像方法。
  10. 請求項9記載の撮像方法であって、
    前記第一の制御が行われた画素行に隣接する2つの画素行において前記列方向に隣接する2つの同色画素から読み出された信号同士を加算した信号を生成する信号加算ステップを更に備える撮像方法。
  11. 請求項10記載の撮像方法であって、
    前記第二の制御によって読み出された各信号と、前記第一の制御によって読み出され前記信号加算ステップによって生成された各信号との感度差を補正する感度差補正ステップを更に備える撮像方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項記載の撮像方法であって、
    n≧2の場合、前記制御ステップでは、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行う撮像方法。
  13. 請求項9記載の撮像方法であって、
    前記固体撮像素子は、前記画素群を2つ含むものであり、
    前記2つの画素群の一方に含まれる各画素には、当該各画素に対して同一の方向に、前記2つの画素群の他方に含まれる当該各画素と同色光を検出する画素が隣接して配置されており、
    前記制御ステップでは、前記2つの画素群の各々において前記複数の画素行の各々に対して前記第一の制御又は前記第二の制御を行い、
    前記2つの画素群の一方において前記第一の制御が行われた画素行の各画素に対して前記列方向に隣接する2つの同色画素と、当該2つの同色画素の各々に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との4つの画素から読み出された信号同士を加算し、前記2つの画素群の一方において前記第二の制御が行われた画素行の各画素と、当該各画素に対して前記同一の方向に隣接して配置される前記2つの画素群の他方に含まれる画素との2つの画素から読み出された信号同士を加算する信号加算ステップとを更に備える撮像方法。
  14. 請求項13記載の撮像方法であって、
    前記第一の制御により前記4つの画素から読み出された信号を前記信号加算ステップにおいて加算して得られた信号と、前記第二の制御によって前記2つの画素から読み出された信号を前記信号加算ステップにおいて加算して得られた信号との感度差を補正する感度差補正ステップを更に備える撮像方法。
  15. 請求項13又は14記載の撮像方法であって、
    n≧2の場合、前記制御ステップでは、前記2つの画素群の各々において、前記列方向において隣り合う前記位相差画素行同士の間にある画素行のうちの一部に対しても前記第一の制御を行う撮像方法。
  16. 請求項9〜15のいずれか1項記載の撮像方法であって、
    前記画素群に含まれるBG画素行が前記位相差画素行を含む撮像方法。
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