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JP5522983B2 - 通信装置、通信装置の制御方法 - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法に関する。
二つの装置の間で無線通信を行なう際にあらかじめ送信用及び受信用として、時間や周波数といった無線リソースを割り当てておくと無駄を生じる場合がある。よって、例えばIEEE802.11無線LAN(以下、無線LAN)では、キャリアを検出しない場合に早いもの勝ちで送信権を獲得するCSMA/CAという方法が用いられている。なお、CSMA/CA とは、Carrier Sense Multiple Access/ Collision Avoidanceの略称である。
また近年、NFC(Near Field Communication)、TransferJet(登録商標)などの非接触通信(近接無線通信)が登場している。これらの非接触通信は通信距離が非常に短く、通信を行う機器同士を数cm以内(例えばNFCなら10cm以内、TransferJetなら3cm以内)に近づけると無線リンクが接続され、遠ざけると無線リンクが切断されるよう制御される。なお、TransferJetでは機器同士が1対1でデータ通信を行うことを想定しており、現在ではユースケース等が記載されたホワイトペーパーが公開されている(非特許文献1)。非特許文献1には、ユーザが互いの機器を近接させることによりデータの共有が可能であることが開示されている。
「TransferJet(TM) Overview Whitepaper」TransferJet Consortium,2009年,http://www.transferjet.org/tj/transferjet_whitepaper.pdf
TransferJetを用いてデータ共有するために、例えば、ユーザが自機器において送信データの選択等の操作を行ってから相手機器に近づけることでデータ通信を行う、という方法が考えられる。TransferJetのような非接触通信では機器間の距離が少しでも通信範囲外に離れると無線リンクが切断してしまうため、無線リンクの接続を維持したまま送信データの選択等の操作を行うことは困難だからである。しかしながら、双方の機器で送信データの選択等が行われている状態で近接された場合に、どのようにデータ送受信の制御を行うかについて、非特許文献1には開示されていない。
このような場合のデータ通信制御の方法として、例えば無線LANと同様にCSMA/CA方式を適用し、早いもの勝ちでデータ送信を開始する、という方法も考えられる。しかしながら、この場合、送信権を先に獲得した一方の機器のデータ伝送が終了するまで、他方の機器からのデータ伝送が行えない、という状況が発生する可能性がある。例えば、相手機器が先にデータ送信を開始した結果、自機器からのデータ送信がすぐに開始されず、通信に不具合があるとユーザが勘違いして機器を動かしたり再度送信操作を行ったり、といった余計な操作を行ってしまうことが考えられる。また、相手機器からのデータ受信が完了した時点で受信完了を示すメッセージを表示する場合、受信完了メッセージを見たユーザが自機器からのデータ送信も完了したと勘違いして自機器を相手機器から離してしまう、といったことも考えられる。
本発明は、通信装置と相手装置の両方に送信データがある場合における好適なデータ通信制御を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係る通信装置は、第1のファイルを相手装置に複数回に分割して送信する送信手段と、
第2のファイルを前記相手装置から複数回に分割して受信する受信手段と、
前記第1のファイルと前記第2のファイルとを複数回に分割して送受信する場合、前記第1のファイルを複数回に分割して送信する際の1回に送信する第1のデータ量と前記第2のファイルを複数回に分割して受信する際の1回に受信する第2のデータ量とを、前記第1のファイルのサイズと前記第2のファイルのサイズとに基づいて判別する判別手段と、
前記第1のファイルのうち前記第1のデータ量が送信された場合、前記送信手段による送信から前記受信手段による受信に切替える、または、前記第2のファイルのうち前記第2のデータ量が受信された場合、前記受信手段による受信から前記送信手段による送信に切替える切替手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、通信装置と相手装置の両装置に送信データがある場合に、両装置のデータ量に応じた好適なデータ通信を行うことができる。
通信システム構成図 データ通信端末101のブロック図 実施形態1におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャート 実施形態1におけるファイル分割送受信の詳細な動作を示すフローチャート 実施形態1におけるデータ通信端末101間のメッセージシーケンス図 実施形態1における相手データ通信端末101Bの動作を示すフローチャート 実施形態2におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャート 実施形態2におけるファイル分割送受信の詳細な動作を示すフローチャート 実施形態2における相手データ通信端末101Bの動作を示すフローチャー 非接触通信102における送信データのタイミングチャート
(実施形態1)
図1は本実施形態における通信システムの構成図である。
101A、101Bはデータ通信端末(通信装置)である。以後、任意のデータ通信端末を示す場合は記号101を用いることとする。データ通信端末101A、101Bは非接触通信(近接無線通信)102によって互いにデータ通信することができる。非接触通信としては、NFC(Near Filed Communication)やTransferJet(登録商標)などを適用することが可能である。非接触通信では、データ通信端末間の距離が所定の範囲内になるように近接されることにより1対1で無線リンクが確立(接続)され、データ通信が可能となる。
図2は本実施形態におけるデータ通信端末101の機能ブロック図である。
201はデータ通信端末101の制御を行なうデータ通信端末制御部である。202は非接触通信102のリンク制御やデータ伝送の制御を行なう非接触通信制御部である。203はデータ等の記憶を行なうメモリである。
204は非接触通信102を介したデータの送受信の制御を行なうデータ送受信制御部である。205は自データ通信端末101が送るファイルのサイズと相手データ通信端末101から送られてくるファイルサイズを比較するファイルサイズ比較部である。
206は自データ通信端末101からの送信と相手データ通信端末101からの送信の切替を制御する送信切替制御部である。送信切替制御部206により送信と受信とを切替えることにより、後述する「データの分割送信(又は受信)」が実現される。なお、本実施形態において「データを分割して送信する」とは、送信対象のデータを複数回に分けて送信することを示す。具体的には、送信対象のファイル(データ)のうち、一部のデータを送信したら一旦送信を中断し、相手装置からの一部のデータの受信を行ってからデータの送信を再開する、という処理を繰り返す。例えば、送信対象のファイルを複数のデータフレームに分割して送信する場合に、2データフレームの送信→2データフレームの受信→2データフレームの送信→・・・と繰り返す場合は「分割データ送信(又は受信)」と呼ぶものとする。一方、送信対象のファイルを複数のデータフレームに分割して送信する場合であっても、分割した全データフレームを続けて相手装置へ送信し、途中で相手装置からのデータ受信を行うことがない場合は、「分割データ送信」とは呼ばないものとする。なお、この場合は「一括データ送信」と呼ぶものとする。「一括データ送信」は、上述のように複数のデータフレームを連続して最後まで送信する場合と、送信対象のファイルを複数のデータフレームに分割せずにまとめて送信する場合と、の両方を含むものとする。
207はデータ通信端末101のユーザインタフェースである。208は数字や文字を入力するためのテンキー、209は表示部211における移動を入力するカーソルキー、210はデータの送信を入力する送信キー、211は表示を行なう表示部である。
212はアプリケーションであり、213は受信アプリ、214は送信アプリである。
215は画像ファイルから表示部211に表示する為に復号化を行なう画像デコーダである。受信アプリ213は相手データ通信端末101Bから画像データの受信を行なうと順次画像デコーダ215に送り、画像を復号化して表示部211に表示する。
次に、本実施形態におけるデータ通信端末101の動作について説明する。
図3は本実施形態におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャートである。
図4は図3における『ファイル分割送受信S311』の詳細な動作を示すフローチャートである。ファイル分割送受信S311はデータ送受信制御部S204で行なわれる。
非接触通信102の機能を搭載するデータ通信端末101の使用者がファイルを他のデータ通信端末101に送信する場合には以下の操作を行なう。使用者はテンキー208もしくはカーソルキー209の操作によってファイルを指定し、送信キー210を押してからお互いの非接触通信102のアンテナ部が近づくようにして他のデータ通信端末へ近づける。
図3の処理が開始され(S301)、ファイルが指定され送信操作が行なわれると(S302)、データ通信端末101は送信アプリを起動する(S303)。
使用者がデータ通信端末101を他のデータ通信端末101に対して近づけると、接続要求と接続応答のメッセージの送受信を行なって非接触通信102のリンクが確立し、データの送受信が可能になる。
非接触通信102のリンクが確立すると(S304)、データ通信端末101は送信するファイルのサイズを含んだファイル送信要求を相手データ通信端末101に対して送信する(S305)。ここで、ファイル送信要求とは、相手データ通信端末101に対して送信するファイルがあることを示すメッセージである。各データ通信端末101は、相手から送信されたファイル送信要求を確認することで、相手が送信するデータの総データ量を判別することができる。
データ通信端末101は相手データ通信端末101からファイル送信要求、又はファイル送信応答が送信されるのを一定時間待機する(S306、S312)。相手データ通信端末101からファイル送信要求を受信しないでファイル送信応答を受信した場合(S306のNo、S312のYes)はファイルの一括送信を行なう(S313)。すなわち、ファイル送信要求を受信しない場合は相手データ通信端末101からはデータが送信されないということであるので、データ通信端末101はデータ送信の中断を行なわずにファイルが終了するまでデータ送信をし続ける。
相手データ通信端末101からファイル送信応答を受信する前に相手データ通信端末101が送信するファイルサイズが含まれたファイル送信要求を受信した場合(S306のYes)、データ通信端末101は受信アプリを起動する(S307)。そして、データ通信端末101はファイル送信応答を相手データ通信端末101に送信する(S308)。ファイル送信応答を送信した後、データ通信端末101は相手データ通信端末101からのファイル送信応答を待つ(S309)。
相手データ通信端末101からのファイル送信応答を受信すると、自データ通信端末101が送信するファイルサイズと相手データ通信端末101が送信するファイルサイズを比較しする。データ通信端末101は、比較結果に応じて、同時期に双方の送信が終わるように1回(1期間)の送信バイト数と受信バイト数を決定する(S310)。すなわち、分割して送信する時の双方の送信回数が同じになるように、送信から受信に切替えるまでの送信データ量、及び受信から送信に切替えるまでの受信データ量が決定される。例えば、自データ通信端末101が送信するファイルサイズが46Kbyteキロバイトで相手データ通信端末101が送信するファイルサイズが23Kbyteの場合は、1回の送信バイト数を46 byte、1回の受信バイト数を23byteにする。この例では双方の送信回数は1024回で同じになる。1回の送信バイト数と受信バイト数を決定すると、『ファイル分割送受信S311』が行われる。
『ファイル分割送受信S311』の詳細処理を図4のフローチャートに沿って説明する。『ファイル分割送受信S311』はデータ送受信制御部204で行なわれ、分割データの送信と分割データの受信とが切替えながら繰り返される。
図4の処理が開始され(S401)、分割データ送信では、データ通信端末101はS310の処理で決定した1期間の送信バイト数のデータ送信を行なう(S402、S403、S404)。分割データ送信中にファイル送信が終了した場合(S403のYes)、ファイル終了メッセージを送信し(S410)、分割データの送信を終了してS405に進む。
1期間の送信バイト数のデータ送信が終了すると(S404のYes)、データ通信端末101は相手データ通信端末101に対して送受信切替(送信開始)メッセージを送信する(S405)。なお、送受信切替(送信開始)メッセージにより、S310の処理で決定した1期間の受信バイト数を指定する。S310の処理で決定した1期間の受信バイト数は、相手データ通信端末101が1期間に送信するバイト数である。従って、相手データ通信端末101は送受信切替(送信開始)メッセージにより指定されたバイト数の送信を行なってからデータ送信の中断をする。
分割データ受信では、データ通信端末101はS310の処理で決定した1期間の受信バイト数のデータ受信を行なう(S406、S407、S408)。分割データ受信中にファイル受信が終了した場合(S407のYes)、すなわちデータ終了メッセージを相手データ通信端末101より受信した場合は分割送受信処理を終了する(S411)。
1期間の受信バイト数のデータ受信が終了すると(S408のYes)、データ通信端末101は相手データ通信端末101に対して送受信切替(送信停止)メッセージを送信する(S409)。但し、S405で送信した送受信切替(送信開始)メッセージにより相手データ通信端末101が送信を行なうバイト数を指定しているので、本メッセージは必ずしも必要ではない。
図6は上述した相手データ通信端末101の『ファイル分割送受信S311』の詳細な動作を示すフローチャートである。
なお、『ファイル分割送受信S311』の処理を行なうまでの動作は自データ通信端末101と同じである。但し、S310のファイルサイズを比較して1期間の送信バイト数・受信バイト数を決定する処理は自データ通信端末101で行なうので必ずしも必要でない。
相手データ通信端末101における『ファイル分割送受信S311』は自データ通信端末101と同様にデータ送受信制御部204で行われ、分割データの受信と分割データの送信とが切替えながら繰り返される。
図6の処理が開始された場合(S601)、分割データ受信では、相手データ通信端末101は、送受信切替(送信開始)メッセージを受信するまでデータ受信を行なう(S602、S603、S604)。分割データ受信中に受信ファイルが終了した場合(S603のYes)、すなわちデータ終了メッセージを受信した場合は分割データ受信を終了し、S605に進む。
送受信切替(送信開始)メッセージを受信すると(S604のYes)、相手データ通信端末101は、分割データ送信を開始する(S605)。分割データ送信では、相手データ通信端末101は送受信切替(送信開始)メッセージで指定されたバイト数のデータ送信を行なう(S605、S606、S607)。分割データ送信中に送信ファイルが終了した場合(S606のYes)、相手データ通信端末101はファイル終了メッセージを送信し(S608)、ファイル分割送受信を終了する(S609)。送受信切替(送信開始)メッセージで指定されたバイト数のデータ送信が完了すると(S607のYes)、相手データ通信端末101はS602に戻り、データの受信に切替える。なお、S409で自データ通信端末から送信される送受信切替(送信停止)メッセージを受信した場合にS602に戻るようにしてもよい。
図5は本発明の実施形態1におけるデータ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとの間のメッセージシーケンス図である。ここでは、データ通信端末101Aが上述の「自データ通信端末」の動作(図3、図4)を行い、データ通信端末101Bが「相手データ通信端末」の動作(図3、図6)を行うものとして説明する。
データ通信端末101Aにてファイルが指定され送信操作が行なわれると(T501A)、送信アプリが起動される。そして、アプリケーション212Aからデータ送受信制御部204Aにファイル送信要求(M501A)が通知され、データ送受信制御部204Aから非接触通信制御部202Aに接続開始メッセージが通知される(M502A)。
データ通信端末101Bにおいても同様にファイルが指定され送信操作が行われると(T501B)、送信アプリが起動される。そして、アプリケーション212Bからデータ送受信制御部204Bにファイル送信要求(M501B)が通知され、データ送受信制御部204Bから非接触通信制御部202Bに接続開始メッセージが通知される(M502B)。
使用者がデータ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとを近づけると(T502)、接続要求M503と接続応答M504のメッセージの送受信が行われ、非接触通信102のリンクが確立し、データの送受信が可能になる。なお、データ通信端末101A、101B夫々の非接触通信制御部202A、202Bは、データ送受信制御部204A、204Bから通知される接続開始メッセージを受けると、早いもの勝ちで接続要求(M503)を送信する。図5では、データ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aが先に接続要求(M503)を送信し、データ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bが接続応答(M504)を返信するものとして説明する。
接続要求(M503)を受信したデータ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bは、接続完了メッセージ(M505B)をデータ送受信制御部204Bに通知する。接続応答(M504)を受信したデータ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aも同様に、接続完了メッセージ(M505A)をデータ送受信制御部204Aに通知する。接続完了メッセージ(M505A、M505B)を受けたデータ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、送信ファイルのサイズを含んだファイル送信要求(M506)を送信する。また、データ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル送信要求(M506)を受信すると、ファイル送信応答(M507)を返信する。
図示はしていないが、データ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル送信要求(M506)を受信すると、受信アプリの起動指示メッセージをアプリケーション212A、212Bに送信する。該起動指示メッセージを受信したアプリケーション212A、212Bは受信アプリを起動する。
また、データ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル送信応答(M507)を受信すると、ファイル送信応答メッセージをアプリケーション212A、212Bに通知する(M508A、M508B)。
ファイル送信応答メッセージを受けたアプリケーション212A、212Bは、起動中の送信アプリを用いてファイルの送信をデータ送受信制御部204A、204Bに指示する(M509A、M509B)。なお、ファイル送信開始を指示する際に(M509A、M509B)、ファイルの送信が開始されたことを示すメッセージを表示部211に表示する等してユーザに報知するようにしてもよい。
そして、ファイルの送信指示を受けたデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイルの分割送受信を開始する。データ通信端末101Aのデータ送受信制御部204Aは、自データ通信端末101Aが送信するファイルサイズと相手データ通信端末101Bが送信するファイルサイズを比較し、同時期に双方の送信が終わるように1期間の送信バイト数と受信バイト数を決定する。言い換えると、各々が送信から受信へ切替えるまでに送信するデータのデータ量を決定する。
そして、データ通信端末101Aのデータ送受信制御部204Aは、決定されたデータ量のデータ送信を行い(M510)、該データ量のデータ送信が完了すると送受信切替(送信開始)メッセージを送信する(M512)。なお、送受信切替(送信開始)メッセージ(M512)には、データ通信端末101Bが1期間に送信するデータ量が指定される。
送受信切替(送信開始)メッセージ(M512)を受信したデータ通信端末101Bのデータ送受信制御部204Bは、指定されたデータ量のデータ送信を行う(M513)。データ通信端末101Aのデータ送受信制御部204Aは、データ通信端末101Bから指定したデータ量のデータ受信が完了すると、送受信切替(送信停止)メッセージを送信する(M515)。こうして、データ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとの間で、夫々のファイル送信が完了するまで交互にデータの送信が行われる(M516、M518)。
なお、データ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、データを受信するとファイル受信通知をアプリケーション212A、212Bに通知する(M514A、M511B)。ファイル受信通知(M514A、M511B)を受けた際にファイル受信中であることを示すメッセージを表示部211に表示するようにしてもよい。
データ通信端末101Aにて送信ファイルの送信が終了すると、アプリケーション212Aからファイル送信完了(M517A)がデータ送受信制御部204Aに通知され、データ送受信制御部204Aはファイル終了メッセージ(M517)を送信する。ファイル終了メッセージ(M517)を受信したデータ通信端末101Bのデータ送受信制御部204Bは、アプリケーション212Bへファイル受信完了(M517B)を通知する。データ通信端末101Bは、ファイル受信完了(M517B)を受信することにより、ファイルの受信が完了したことを認識する。
同様に、データ通信端末101Bにて送信ファイルの送信が終了すると、アプリケーション212Bからファイル送信完了(M519B)がデータ送受信制御部204Bに通知され、データ送受信制御部204Bはファイル終了メッセージ(M519)を送信する。ファイル終了メッセージ(M519)を受信したデータ通信端末101Aのデータ送受信制御部204Aは、アプリケーション212Aへファイル受信完了(M519A)を通知する。データ通信端末101Aは、ファイル受信完了(M517B)を受信することにより、ファイルの受信が完了したことを認識する。
データ通信端末101A、101Bは、相手からのファイル受信が完了すると、表示部211にて受信完了を示すメッセージを表示する。受信したファイルが画像ファイルであれば、該画像を表示部211に表示してもよい。
以上のように、実施形態1では、データ送信開始前に、互いに自端末が有する送信データのデータ量を通知する。そして、一方のデータ通信端末が夫々のデータ量を比較することにより、送受信を交互に切替える際の切替えタイミングを決定する。具体的には、双方のファイル送信がほぼ同時に終了するように、1回の送信データ量と受信データ量を決定し、決定されたデータ量に基づいて、送受信を切替えながら交互にデータ送信を行う。
以上の処理により、双方のデータ送信がほぼ同時に終了し、受信完了を示すメッセージもほぼ同時に表示されることとなる。従って、自端末からのデータ送信が未完了の時に受信完了メッセージが表示される、といった状況が発生する確率を低減できる。よって、自信完了メッセージを見たユーザがすぐに自端末を相手端末から離したとしても問題が生じる可能性は低くなり、ユーザの操作性を向上させることができる。
(実施形態2)
実施形態1では、双方のデータ送信がほぼ同時に終了するように、データ送受信を切替えるまでに双方が送信するデータのデータ量を決定する方法について説明した。実施形態2では、双方のデータ送信がほぼ同時に終了するように、データ送受信を切替えるまでの時間を決定する方法について説明する。
通信システム構成図、データ通信端末101の機能ブロック図は実施形態1で説明した図1、図2と同様であるため、ここでの説明を省略する。
図7は本発明の実施形態2におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャートである。なお、図3と同一の処理に関しては同一の符号が付されている。
図8は図7における『ファイル分割送受信S311』の詳細な動作を示すフローチャートである。ファイル分割送受信S311はデータ送受信制御部204で行なわれる。なお、図4と同一の処理に関しては同一の符号が付されている。
図7では、図3のS310の代わりにS701の処理を行う。S701では、自データ通信端末101と相手データ通信端末101のファイルサイズを比較して、送信タイマ、受信タイマの値を決定する(S701)。送信タイマ、受信タイマは夫々、後述のファイル分割送受信における、1分割の送信、受信における送信時間及び受信時間である。自データ通信端末101が送信するファイルサイズと相手データ通信端末101が送信するファイルサイズを比較して、同時期に双方の送信が終わるように送信タイマの値と受信タイマの値を決定する。すなわち、分割して送信する時の双方の送信回数が同じになるように送信時間、及び受信時間が決定される。例えば、自データ通信端末101Aが送信するファイルサイズが46Kbyteキロバイトで相手データ通信端末101Bが送信するファイルサイズが23Kbyteの場合は、送信タイマの値を46ミリ秒、タイマの値を23ミリ秒にする。送信タイマ、受信タイマの値が決定されると、『ファイル分割送受信S311』が行われる。
『ファイル分割送受信S311』の詳細処理を図8のフローチャートに沿って説明する。『ファイル分割送受信S311』はデータ送受信制御部204で行なわれ、分割データの送信と分割データの受信とが切替えながら繰り返される。
実施形態1では、分割して送信する時の双方の送信回数が同じになるように1期間の送信バイト数と受信バイト数を決定していたので、データ送信の終了とデータ受信の終了が同じ期間であった。しかしながら実施例2では時間で区切ってあるのでどちらかのファイル送信が先に終わる可能性がある。実施例2のファイル分割送受信ではファイル送信もしくはファイル受信のどちらかが先に終了することも考慮している。
図8の処理が開始され(S801)、分割データ送信では、データ通信端末101はS310の処理で決定した値の送信タイマを開始し(S803)、送信タイマがタイムアウトするまでデータ送信を行なう(S402、S403、S804)。分割データ送信を開始する時に既にファイル受信を完了している場合は(S802)、送信タイマを開始しない。すなわち分割データ受信処理を行なわずにファイルが終了するまでデータ送信をし続ける。
送信タイマがタイムアウトする以前にファイル送信が終了した場合(S403のYes)、データ通信端末101はファイル終了メッセージを送信し(S410)、分割データ送信を終了する。この時、相手データ通信端末101からのファイル受信も完了している場合は(S808のYes)、ファイル分割送受信を終了する(S810)。
送信タイマがタイムアウトすると(S804のYes)、データ通信端末101は相手データ通信端末101に対して送受信切替(送信開始)メッセージを送信する(S405)。なお、送受信切替(送信開始)メッセージにより、S310の処理で決定した受信タイマの値を指定する。S310の処理で決定した受信タイマの値は、相手データ通信端末101が1回に送信する送信時間である。従って、相手データ通信端末101は受信タイマの値で指定された時間だけ送信を行なってからデータ送信の中断をする。なお、ファイル送信が完了した場合には、送受信切替(送信開始)メッセージの替わりにファイル送信終了が送信されるので(S410)、相手データ通信端末101はファイル送信を完了するまでデータ送信をし続ける。
分割データ受信では、データ通信端末101はS310の処理で決定した値を持つ受信タイマを開始し(S806)、受信タイマがタイムアウトするまでデータ受信を行なう(S406、S407、S807)。分割データ受信を開始する時に既にファイル送信を完了している場合は(S805のYes)、受信タイマを開始しない。すなわち分割データ送信処理を行なわずにファイルが終了するまでデータ受信をし続ける。
受信タイマがタイムアウトする以前にファイル受信が終了した場合(S407のYes)、データ通信端末101は分割データ受信を終了する。この時、データ通信端末101は相手データ通信端末101へのファイル送信も完了している場合は(S809のYes)、ファイル分割送受信を終了する(S810)。
受信タイマがタイムアウトすると(S807のYes)、データ通信端末101は相手データ通信端末101に対して送受信切替(送信停止)メッセージを送信する(S409)。但し、S405で送信した送受信切替(送信開始)メッセージにより相手データ通信端末101が送信を行なう時間を指定しているので、本メッセージは必ずしも必要ではない。
図9は上述した相手データ通信端末101の『ファイル分割送受信S311』の詳細な動作を示すフローチャートである。なお、図6の同一の処理に関しては同一の符号が付されている。なお、『ファイル分割送受信S311』の処理を行なうまでの動作は自データ通信端末101と同じである。但し、S701のファイルサイズを比較して送信タイマ、受信タイマの値を決定する処理は自データ通信端末101で行なうので必ずしも必要でない。
相手データ通信端末101における『ファイル分割送受信S311』は自データ通信端末101と同様にデータ送受信制御部204で行われ、分割データの受信と分割データの送信とが切替えながら繰り返される。
図9の処理が開始された場合(S901)、分割データ受信では、相手データ通信端末101は、送受信切替(送信開始)メッセージを受信するまでデータ受信を行なう(S602、S603、S604)。分割データ受信中に受信ファイルが終了した場合(S603のYes)、すなわちデータ終了メッセージを受信した場合は分割データ受信を終了する。この時、相手データ通信端末101は自データ通信端末101へのファイル送信も完了している場合は(S904のYes)、ファイル分割送受信を終了する(S906)。
相手データ通信端末101は、送受信切替(送信開始)メッセージを受信すると、分割データ送信を開始する。分割データ送信では、相手データ通信端末101は送受信切替(送信開始)メッセージで指定された値でタイマを開始し(S902)、タイマがタイムアウトするまでデータ送信を行なう(S605、S606、S903)。なお、分割データ送信を開始する時に既にファイル受信を完了している場合は(S603のYes)、タイマを開始しない。すなわち分割データ受信処理を行なわずにファイルが終了するまでデータ送信をし続ける。送信タイマがタイムアウトする以前にファイル送信が終了した場合(S606のYes)、相手データ通信端末101はファイル終了メッセージを送信し(S608)、分割データ送信を終了する。この時、ファイル受信も完了している場合は(S905のYes)、相手データ通信端末101はファイル分割送受信を終了する(S906)。
上記実施形態2では自データ通信端末101のデータ分割受信の処理において、受信タイマをかけていたが、相手端末がデータ送信時に送信タイマをかけているので受信タイマの処理は必ずしも必要ない。その場合、自データ通信端末は受信から送信に切替えるタイミングがわからなくなるので、相手データ通信端末101の送信タイマがタイムアウトした際に自データ通信端末101に対して送受信切替(送信停止)メッセージを送信する処理が必要となる。そして、自データ通信端末101では送受信切替(送信停止)メッセージを受信した場合は、分割データ受信から分割データ送信へ切り替える。
以上のように、実施形態2では、データ送信開始前に互いに自端末が有する送信データのデータ量を通知する。そして、一方のデータ通信端末が夫々のデータ量を比較することにより、送受信を交互に切替える際の切替えタイミングを決定する。具体的には、双方のファイル送信がほぼ同時に終了するように、1回の送信時間と受信時間を決定し、決定された時間に応じて、送受信を切替えながら交互にデータ送信を行う。以上の処理により、実施形態1と同様に、双方のデータ送信がほぼ同時に終了し、受信完了を示すメッセージもほぼ同時に表示されることとなる。従って、自端末からのデータ送信が未完了の時に受信完了メッセージが表示される、といった状況が発生する確率を低減できる。よって、自信完了メッセージを見たユーザがすぐに自端末を相手端末から離したとしても問題が生じる可能性は低くなり、ユーザの操作性を向上させることができる。
(実施形態3)
本実施形態では、実施形態1及び2で説明した処理を応用した場合に有効な通信方式について詳細に説明する。
図10は、本実施形態における非接触通信102の送信データのタイミングチャートである。本実施形態の非接触通信102では、同じ時間には一方向のデータしか送れないようになっている。データ通信端末101がデータを送信する場合は、最初にキャリアセンスを行い、通信媒体がアイドル状態であることを検出してからフレーム間隔IFS(Inter Frame Space)待ってから新たなデータフレームを送信する。図10に示されるように、非接触通信102では、優先端末のデータ送信待機時間であるフレーム間隔IFSpが非優先端末のフレーム間隔IFSnよりも短くなっている。従って、優先端末と非優先端末とで同時にデータ送信の事象が発生した場合は優先端末のデータフレームが先に送信され、非優先端末のデータフレームは待たされることになる。
優先端末/非優先端末のいずれとして動作するかはリンクの確立(接続)の際に判定されるものとする。非接触通信102では、一方のデータ通信端末101が接続要求を送信し、該接続要求を受信した他方のデータ通信端末101が接続応答を返信することにより、リンクが確立(接続)される。その際に、接続要求を送信(接続応答を受信)したデータ通信端末101が優先端末、接続応答を送信(接続要求を受信)したデータ通信端末101が非優先端末と判定される。つまり、本実施形態の非接触通信102では、接続要求を送信したデータ通信端末101が優先的にデータの送信を行うことができ、送信対象のデータを一括して送信することもできる。一方、接続応答を送信したデータ通信端末101は、接続要求を送信したデータ通信端末101からの送信データが無い時にしかデータ送信が行えないことになる。
この特徴をうまく利用すると、優先端末が送信開始、停止を制御するだけで非優先局の送信が制御できることになる。即ち、非優先端末に送信待機データがある場合、優先端末が送信を中断すると、非優先端末からの送信が行なわれ、優先端末が送信を再開すると、非優先端末のデータ送信は中断される。
そこで、本実施形態では、優先端末として動作するデータ通信端末101のみが通信制御を行うことにより、実施形態1、2で説明したような送受信切替え処理を行う場合について説明する。
優先端末として動作するデータ通信端末101の処理は基本的には実施形態1、2で説明した図3、4、7、8と同様であるが、本実施形態では、送受信切替(送信開始)メッセージ及び送受信切替(送信停止)メッセージの送信を行なわない。つまり、S405、S409の処理を省略する。実施形態1においては、送受信切替(送信開始)メッセージで相手データ通信端末101が1期間で送信するバイト数を指定している。一方、本実施形態では、S310で決定した送信バイト数のデータ送信が完了したら(S404)、データの送信を中断し、相手データ通信端末101にデータ送信権を与える。具体的には、少なくとも非優先端末のフレーム間隔IFSnより長い時間データの送信を中断することで、相手データ通信端末101にデータ送信を行わせる。そして、S310で決定した受信バイト数のデータ受信が完了すると(S408)、送信バイト数のデータ送信を再開することで、相手データ通信端末101のデータ送信を中断させる。
実施形態2においては、送受信切替(送信開始)メッセージで相手データ通信端末101が1回に送信する時間を指定している。一方、本実施形態では、S701で決定した送信タイマがタイムアップするまでデータ送信を行った後(S804)、データの送信を中断し、相手データ通信端末101にデータ送信権を与える。具体的には、少なくとも非優先端末のフレーム間隔IFSnより長い時間データの送信を中断することで、相手データ通信端末101にデータ送信を行わせる。そして、S701で決定した受信タイマがタイムアップすると(S807)、データ送信を再開することで、相手データ通信端末101のデータ送信を中断させる。
このように、本実施形態では、優先端末として動作するデータ通信端末が、自端末からのデータ送信、及び中断を制御することにより、実施形態1、2と同様の分割送受信処理を実現できる。よって、非優先端末として動作するデータ通信端末が特別な制御を行わなくても、実施形態1、2と同様の効果を得ることができる。
また、上記説明では、データ通信端末101A、101Bが夫々ファイル送信要求を送信することにより、相手に対してファイルの送信を行うことを通知していたが、他の方法を用いてもよい。例えば、接続要求または接続応答に、送信するファイルがあることを示す情報を含めて送信するようにしても構わない。
なお、上記各実施形態では、ファイル送信要求により送信するファイルサイズを通知していたが、他の方法を用いてもよい。例えば、接続要求又は接続応答に送信ファイルのファイルサイズを示す情報を含めて送信するようにしても構わない。その場合は、ファイル送信要求及びファイル送信応答のメッセージは不要となるため、データ通信完了までの時間短縮を図ることができる。
また、本実施形態では非接触通信を使用する場合について説明したが、無線、有線に限らず他の通信方式にも適用可能である。特に実施形態3に関しては、優先端末がデータ送信を行なう場合は非優先端末がデータ送信を待機する通信方式であれば、無線、有線に限らず他の通信方式にも有効である。また、本実施形態の機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
101 データ通信端末
102 非接触通信
201 データ通信端末制御部
202 非接触通信制御部
203 メモリ
204 データ送受信制御部
205 ファイルサイズ比較部
206 送信切替制御部

Claims (11)

  1. 通信装置であって、
    第1のファイルを相手装置に複数回に分割して送信する送信手段と、
    第2のファイルを前記相手装置から複数回に分割して受信する受信手段と、
    前記第1のファイルと前記第2のファイルとを複数回に分割して送受信する場合、前記第1のファイルを複数回に分割して送信する際の1回に送信する第1のデータ量と前記第2のファイルを複数回に分割して受信する際の1回に受信する第2のデータ量とを、前記第1のファイルのサイズと前記第2のファイルのサイズとに基づいて判別する判別手段と、
    前記第1のファイルのうち前記第1のデータ量が送信された場合、前記送信手段による送信から前記受信手段による受信に切替える、または、前記第2のファイルのうち前記第2のデータ量が受信された場合、前記受信手段による受信から前記送信手段による送信に切替える切替手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記判別手段は、前記第1のファイルのサイズと前記第2のファイルのサイズと、の比較に基づいて前記判別を行うことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記判別手段は、前記通信装置からの送信回数と、前記相手装置からの送信回数と、が等しくなるように前記判別を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記通信装置は、通信媒体がアイドル状態であることを検出してからデータ送信を開始するまでの待機時間が非優先端末よりも優先端末の方が短い通信システムにおける通信装置であって、
    前記優先端末と非優先端末とのいずれで動作するかを判定する判定手段を有し、
    前記判定手段により前記通信装置が前記優先端末として動作すると判定された場合、前記切替手段は、送受信が切替わるように、前記送信手段による前記第1のファイルの送信と前記第1のファイルの送信の中断と、を制御し、
    前記判定手段により前記通信装置が前記非優先端末として動作すると判定された場合、前記切替手段は、送受信が切替わるように、前記受信手段により前記第2のファイルの受信の検出に応じて前記送信手段による送信を停止し、前記第2のファイルの受信の中断の検出に応じて前記送信手段による送信を開始することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記判定手段は、無線リンクを確立するための接続要求と接続応答のいずれを送信したかに応じて、前記優先端末と非優先端末とのいずれで動作するかを判定することを特徴とする請求項記載の通信装置。
  6. 前記第1のファイルのサイズと前記第2のファイルのサイズとを取得する取得手段と、を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記判別手段による判別は前記第1のファイルの送信および前記前記第2のファイルの受信の前に行われることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記相手装置から前記第2のファイルの送信要求を受信しない場合、前記送信手段は、前記第1のファイルを複数回に分割しないで前記相手装置に送信することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記切替手段は、送受信を切替える場合、前記相手装置に送受信の切替指示を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 通信装置の制御方法であって、
    第1のファイルを相手装置に複数回に分割して送信する送信工程と、
    第2のファイルを前記相手装置から複数回に分割して受信する受信工程と、
    前記第1のファイルと前記第2のファイルとを複数回に分割して送受信する場合、前記第1のファイルを複数回に分割して送信する際の1回に送信する第1のデータ量と前記第2のファイルを複数回に分割して受信する際の1回に受信する第2のデータ量とを、前記第1のファイルのサイズと前記第2のファイルのサイズとに基づいて判別する判別工程と、
    前記第1のファイルのうち前記第1のデータ量が送信された場合、前記送信工程における送信から前記受信工程における受信に切替える、または、前記第2のファイルのうち前記第2のデータ量が受信された場合、前記受信工程における受信から前記送信工程における送信に切替える切替工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  11. 請求項1記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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