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JP5507312B2 - ホイールの製造方法及びホイールの鋳造装置 - Google Patents

ホイールの製造方法及びホイールの鋳造装置 Download PDF

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JP5507312B2 JP2010083240A JP2010083240A JP5507312B2 JP 5507312 B2 JP5507312 B2 JP 5507312B2 JP 2010083240 A JP2010083240 A JP 2010083240A JP 2010083240 A JP2010083240 A JP 2010083240A JP 5507312 B2 JP5507312 B2 JP 5507312B2
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Description

本発明は、キャストホイールの製造技術に関する。
ホイールは、中心のハブ部と、このハブ部から放射状に延びる複数本のスポーク部と、これらのスポーク部の先端同士を繋ぐリム部からなる。
キャストホイールは、鋳造金型により製造される鋳造ホイールである。鋳造金型において、ゲートがハブ部付近に設けられるものをセンターゲート方式金型と呼ぶ。このセンターゲート方式金型では、溶湯はハブ部、スポーク部、リム部の順で流れる。末端のリム部まで良好な湯廻りを保つには高度な技術が要求される。
そこで、リム部の湯廻りを優先するリムゲート方式金型が提案された(例えば、特許文献1(図1、図10)参照。)。
リムゲート方式では、溶湯はリム部、スポーク部、ハブ部の順で流れる。溶湯が、高い温度でリム部に流れるため、リム部に湯廻り不良が起こす心配は少なく、リム部の鋳造品質が容易に高められる。
特許文献1の図1に示されるように、固定型(9)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)と可動型(12)との間にキャビティ(8)が形成される。このキャビティ(8)のリム形成部(8a)に繋がるように注湯通路(18)が設けられ、この注湯通路(18)からキャビティ(8)へ注湯される。
特許文献1の図10に示されるように、鋳造されたホイール素材(20)には、注入口(51)が不可避的に付属する。この注入口(51)はホイール素材(20)の幅寸法と同じくらい大きい。この大きな注入口(51)は、不要部分であるため、後工程で切除される。しかし、不要部分(注入口(51))が大きいため、切除加工、すなわち研削加工に時間がかかり、研削作業のコストが嵩む。
不要部分を容易に切除することができる形状のホイール素材が求められる。
特開2009−136902公報
本発明は、不要部分を容易に切除することができる形状のホイール素材を提供することを課題とする。
請求項1に係る製造方法は、ハブ部と、このハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、これらのスポーク部の先端を繋ぐリム部とからなるホイールを製造対象とし、
前記ハブ部、前記スポーク部及び前記リム部の外側面を形成する固定型及びこの固定型に合わせる可動型と、前記リム部のタイヤ側底壁面を形成するスライド型と、からなる鋳造金型のキャビティへ注湯して前記ホイールを得るホイールの製造方法であって、
前記固定型と前記スライド型との間、又は前記可動型と前記スライド型との間、の少なくとも一方にゲートを設けることで、前記リム部の側端部から前記キャビティへ注湯する鋳込み工程と、
鋳造されたホイール素材を、ゲート部が前記リム部の側端部に残るようにして他の不要部分を切除するトリム工程と、
トリムされたホイール素材のビードシート及びリムフランジを機械加工するときに前記リム部の側端部に残っている前記ゲート部をも研削除去する研削加工工程と、からなることを特徴とする。
請求項2に係る製造方法では、ゲートは、固定型とスライド型との間と、可動型とスライド型との間との両方に設けられており、リム部の両側端部から注湯するようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る製造方法は、固定型とスライド型との間、又は可動型とスライド型との間、の少なくとも一方に溶湯をオーバーフローさせる第1オーバーフロー通路が設けられており、リム部の側端部から溶湯をオーバーフローさせるようにしたことを特徴とする。
請求項4に係る製造方法は、スポーク部にリム部が繋がる接続部へホイールの中心から延ばした中心線に重なるように、ゲートが複数設けられ、これらのゲートからキャビティへ注湯するようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る製造方法は、ハブ部とスポーク部とリム部とには、固定型と可動型のパーティングライン上に、凸条部が鋳造で形成され、
鋳造されたホイール素材の凸条部に残るバリは、ハブ部とスポーク部とリム部とで囲われる穴部を通過するプレス型で切除することを特徴とする。
請求項6に係る鋳造装置は、ハブ部と、このハブ部から放射状に延びる複数のスポーク部と、これらのスポーク部の先端を繋ぐリム部とからなるホイールを鋳造対象とし、
前記ハブ部、前記スポーク部及び前記リム部の外側面を形成する固定型及びこの固定型に合わせる可動型と、前記リム部のタイヤ側底壁面を形成する左右一対のスライド型と、からなるホイールの鋳造装置であって、
前記固定型と前記スライド型との間、又は前記可動型と前記スライド型との間、の少なくとも一方に、前記リム部の側端部からキャビティへ注湯するゲートが設けられており、 左右一対のスライド型の合わせ面に、溶湯を固定型側と可動型側へ分流する分岐ランナーが設けられ、
ゲートは、固定型とスライド型との間と、可動型とスライド型との間との両方に設けられていることを特徴とする。
請求項に係る鋳造装置は、固定型とスライド型との間、又は可動型とスライド型との間、の少なくとも一方に溶湯をオーバーフローさせる第1オーバーフロー通路が設けられていることを特徴とする。
請求項に係る鋳造装置は、スポーク部にリム部が繋がる接続部へホイールの中心から延ばした中心線に重なるように、ゲートが複数設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る製造方法では、固定型とスライド型との間又は可動型とスライド型との間、の少なくとも一方にゲートを設けるようにした。固定型とスライド型との間又は可動型とスライド型との間に設けたゲートは、必然的に薄くなる。すると、鋳造されたホイール素材に付属するゲート部は薄く、小型になる。小型であればホイール素材のゲート部は容易にランナーから切り離すことができる。
すなわち、本発明の製造方法によれば、不要部分が容易に切除することができる形状のホイール素材が提供される。
請求項2に係る製造方法では、ゲートは、固定型とスライド型との間と、可動型とスライド型との間との両方に設けられている。
ゲートが固定型とスライド型との間にのみ設けられている、又は可動型とスライド型との間にのみ設けられる場合に比較して、本発明によればゲートが両方に設けられているため、ゲートの数が2倍になる。ゲートの流路面積が容易に確保できる。
また、溶湯が、固定型とスライド型との間と、可動型とスライド型との間とに等しく配分されるため、湯廻り性及び鋳造品質が良好になる。
請求項3に係る製造方法では、固定型とスライド型との間、又は可動型とスライド型との間、の少なくとも一方に溶湯をオーバーフローさせる第1オーバーフロー通路が設けられている。
固定型とスライド型との間又は可動型とスライド型との間に設けた第1オーバーフローは、必然的に薄くなる。すると、鋳造されたホイール素材に付属するオーバーフロー部は薄く、小型になる。小型であればホイール素材のオーバーフロー部はホイールから容易に切り離すことができる。
請求項4に係る製造方法では、スポーク部にリム部が繋がる接続部へホイールの中心から延ばした中心線に重なるように、ゲートが複数設けられている。
溶湯はゲートからリム部、スポーク部、ハブ部の順に流れる。スポーク部にリム部が繋がる接続部へホイールの中心から延ばした中心線に重なるように、ゲートが複数設けられているため、溶湯は中心線に沿ってスポーク部及びハブ部へ直線的に流れる。湯廻りが迅速に行われ、鋳造品質の向上が図れる。
請求項5に係る製造方法では、ハブ部とスポーク部とリム部とには、固定型と可動型のパーティングライン上に、凸条部が鋳造で形成されるが、凸条部に残るバリは、ハブ部とスポーク部とリム部とで囲われる穴部を通過するプレス型で切除するようにした。
ハブ部から張り出すバリと、スポーク部から張り出すバリと、リム部から張り出すバリとをプレス型で一括して切除するため、バリ取りにかかる作業コストを低減することができる。
請求項6に係る鋳造装置では、固定型とスライド型との間又は可動型とスライド型との間、の少なくとも一方にゲートが設けられている。固定型とスライド型との間又は可動型とスライド型との間に設けたゲートは、必然的に薄くなる。すると、鋳造されたホイール素材に付属するゲート部は薄く、小型になる。小型であればホイール素材のゲート部は容易にランナーから切り離すことができる。
すなわち、本発明の鋳造装置によれば、不要部分が容易に切除することができる形状のホイール素材を鋳造することができる。
加えて、請求項に係る鋳造装置では、左右一対のスライド型の合わせ面に、溶湯を固定型側とスライド型側へ分流する分岐ランナーが設けられている。分岐ランナーは比較的複雑な形状を呈する。左右一対のスライド型の合わせ面であれば、T字形の溝を外から簡単に形成することができる。すなわち、分岐ランナーを容易に形成することができる。
また、ゲートは、固定型とスライド型との間と、可動型とスライド型との間との両方に設けられている。
ゲートが固定型とスライド型との間にのみ設けられている、又は可動型とスライド型との間にのみ設けられる場合に比較して、本発明によればゲートが両方に設けられているため、ゲートの数が2倍になる。ゲートの流路面積が容易に確保できる。
また、溶湯が、固定型とスライド型との間と、可動型とスライド型との間とに等しく配分されるため、湯廻り性が良好になる。
請求項に係る鋳造装置では、固定型とスライド型との間、又は可動型とスライド型との間、の少なくとも一方に溶湯をオーバーフローさせる第1オーバーフロー通路が設けられている。
固定型とスライド型との間又は可動型とスライド型との間に設けた第1オーバーフローは、必然的に薄くなる。すると、鋳造されたホイール素材に付属するオーバーフロー部は薄く、小型になる。小型であればホイール素材のオーバーフロー部はホイールから容易に切り離すことができる。
請求項に係る鋳造装置では、スポーク部にリム部が繋がる接続部へホイールの中心から延ばした中心線に重なるように、ゲートが複数設けられている。
溶湯はゲートからリム部、スポーク部、ハブ部の順に流れる。スポーク部にリム部が繋がる接続部へホイールの中心から延ばした中心線に重なるように、ゲートが複数設けられているため、溶湯は中心線に沿ってスポーク部及びハブ部へ直線的に流れる。湯廻りが迅速に行われ、鋳造品質の向上が図れる。
鋳造されたホイール素材の斜視図である。 鋳造されたホイール素材の正面図である。 トリム刃とバリ取りプレス型の説明図である。 トリムされたホイール素材及び研削加工工程を説明する図である。 出来上がったホイールの正面図である。 鋳造金型の斜視図である。 鋳造金型の断面図である。 出来上がったホイールの使用態様を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
なお、鋳造装置の「ゲート」の部位で、凝固した金属が鋳造されたホイール素材に残る。この場合の残留金属を、ホイール素材の「ゲート部」のように「部」を付けて呼ぶことにする。同様に、鋳造金型の「オーバーフロー通路」の部位で、凝固した金属は、ホイール素材の「オーバーフロー部」と呼ぶことにする。すなわち、「部」が付いていない要素は鋳造装置内の要素であり、「部」が付いている要素は鋳造品内の要素である。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、鋳造されたアルミニウム合金製ホイール素材10は、上下の不要部分11、12と、不要部分11、12を除いた必要部分13とからなる。
必要部分13は、中央のハブ部15と、このハブ部15から放射状に延びる複数のスポーク部16と、これらのスポーク部16の先端を繋ぐリム部17とからなる。リム部17は、タイヤ側の底面であるタイヤ側底壁面18と、このタイヤ側底壁面18の両端からタイヤを包むように径外方へ延びる側壁部19、19とからなる。
下方の不要部分11は、スタンプ部20と、このスタンプ部20から延びる1本のL字状ランナー21と、このL字状ランナー21から左右に分岐する分岐ランナー部22と、分岐ランナー部22からリム部17の下半部に沿って延びる円弧状ランナー部23と、円弧状ランナー部23からリム部17へ繋がる複数(この例では片側6箇所×2=両側合計8箇所)のゲート部24とからなる。
上方の不要部分12は、リム部17から上に延びる複数の第1オーバーフロー部26と、これらの第1オーバーフロー部26を集合させるようにリム部17の上半部に沿って延びる円弧状の第2オーバーフロー部27と、この第2オーバーフロー部27の中央から上に延びる第3オーバーフロー部28、28と、左右の第3オーバーフロー部28、28を集合させる第4オーバーフロー部29とからなる。
図2に示すように、スポーク部16にリム部17が繋がる接続部31へホイールの中心32から延ばした中心線(中心を通る線)33に重なるように、片側4箇所のゲート部24が配置されている。この配置により、溶湯がゲート部24、スポーク部16、ハブ部15の順に、ほぼ直線的に流れるため、湯流れ性の向上を図ることができる。
また、鋳造されたホイール素材10は、ゲート部24の長手方向途中を通ると共に、第1オーバーフロー部26と第2オーバーフロー部27との境目を通るトリムライン(想像線で示す円)34に沿って、トリム処理される。
さらには、ハブ部15とスポーク部16とリム部17とで囲われた空間を穴部35と定める。後述する鋳造金型のパーティングラインの関係で、この穴部35に向かってハブ部15とスポーク部16とリム部17からバリ36、37、38が張り出す。バリ36、37、38は除去する必要がある。
これらのバリ除去と上記のトリム処理を、図3で詳しく説明する。
図3に示すように、先ず、トリム刃39を準備する。このトリム刃39で、トリムライン34に沿って、鋳造されたホイール素材10を分断する。すなわち、トリム刃39でゲート部24の長手方向途中を分断する。併せてトリム刃39で、第1オーバーフロー部26と第2オーバーフロー部27との境目を分断する。これで、不要部分の大部分が除去される。
また、ハブ部15やリム部17には、後述する固定型と可動型のパーティングライン上に、凸条部41、42が鋳造で形成される。しかし、これらの凸条部41、42の先端に不可避的にバリ36、38が残っている。スポーク部(図2、符号16)にも凸条部が形成され、この凸条部にバリが残る。これらのバリ36、38は次の手順で除去することが推奨される。
穴部35を通過するバリ取り用プレス型43を準備する。このプレス型43で、ハブ部15から張り出すバリ36と、リム部17から張り出すバリ38とを一括して切除する。スポーク部から張り出すバリ(図2、符号37)も同様である。なお、図2に示すY型のスポーク部16とリム部17とで囲われる三角形の穴部44についてもバリ取り用プレス型でバリ取りを行うことが推奨される。
次に、図4に示すように、回転砥石などの研削具45を準備し、トリムされたホイール素材46を加工対象として、リム部17のタイヤ側底壁面18を仕上げる。このときに、想像線で示すビードシート47及びリムフランジ49を仕上げるが、この仕上加工で同時にゲート部24をも除去する。
結果、図5に示すような、ホイール48を得ることができる。すなわち、ホイール48は、ハブ部15と、このハブ部15から放射状に延びる複数のスポーク部16と、これらのスポーク部16の先端を繋ぐリム部17とからなる。
このような形態のホイール48は、自動二輪車の車輪として採用できる。軽量化が図れるアルミニウム合金製ホイールやマグネシウム合金製ホイールやチタン合金製ホイールであればなお良いが、鋳鉄製ホイー ルであっても差し支えない。
このようなホイール48の出発材料であるホイール素材の鋳造技術を次に説明する。
図6に示すように、鋳造装置50は、固定型51と、この固定型51に向かって移動する可動型52と、この可動型52と固定型51との間に抜き差しされる左スライド型53及び右スライド型54とを主要素とする。左スライド型53は、タイヤ側底壁面(図1、符号18)を形成する湾曲面58を有する。右スライド型54も同様に湾曲面58を有している。
左右一対のスライド型53、54の合わせ面55、55に、溶湯を固定型51側と可動型52側へ分流する分岐ランナー56が設けられている。
左右一対のスライド型53、54の合わせ面55であれば、T字形の溝57を外から簡単に形成することができる。すなわち、分岐ランナー56を容易に形成することができる。
型組み工程で、固定型51と可動型52との間に、スライド型53、54を挿入した形態での断面図を次に説明する。
図7に示すように、固定型51と可動型52とスライド型54との間に、キャビティ59が形成される。このキャビティ59は図1に示すハブ部15と、このハブ部15から放射状に延びる複数本のスポーク部16と、これらのスポーク部16の先端同士を繋ぐリム部17とを鋳造する鋳造空間である。
固定型51と可動型52とのパーティングライン61に沿って、凸条部用キャビティ62、63が設けられている。
加えて、スライド型54の下部54aと固定型51との間にゲート64が設けられ、スライド型54の下部54aと可動型52との間にゲート64が設けられている。
結果、溶湯は、スプル65、分岐ランナー56、円弧状ランナー66、66を通り、さらに、ゲート64、64を通ってキャビティ59に至る。
また、スライド型の上部54bと固定型51との間、及びスライド型の上部54bと可動型52との間に第1オーバーフロー通路67、67が設けられている。
キャビティ59を満たした後、溶湯は第1オーバーフロー通路67、67、第2オーバーフロー通路68、68、第3オーバーフロー通路69、69、第4オーバーフロー通路70の順に上昇する。
すなわち、本発明の鋳造装置50は、左右2箇所の側壁部用キャビティ71、71へ、左右のゲート64、64により、各々注湯するようにしたことを構造的な特徴とする。その作用効果は後述する。
以上の説明した鋳造装置50、及びこの鋳造装置50を用いて実施する製造方法と作用を次に説明する。
先ず、本発明の製造方法は、図7にて、固定型51とスライド型54との間(又は可動型52とスライド型54との間)の少なくとも一方にゲート64を設けることで、リム部(図1、符号17)の側端部(図1、符号19)からキャビティ59へ注湯する鋳込み工程と、図3にて、鋳造されたホイール素材10を、ゲート部24がリム部17の側端部19に残るようにして他の不要部分を切除するトリム工程と、図4にて、トリムされたホイール素材46のタイヤ側底壁面18を機械加工するときにリム部17の側端部19に残っているゲート部24をも研削除去する研削加工工程と、からなる。
すなわち、本発明の製造方法では、図7に示すように、固定型51とスライド型54との間又は可動型52とスライド型54との間、の少なくとも一方にゲート64を設けるようにした。
固定型51とスライド型54との間又は可動型52とスライド型54との間に設けたゲート64は、必然的に薄くなる。
すると、図3に示すように、鋳造されたホイール素材10に付属するゲート部24は薄く、小型になる。小型であればホイール素材10のゲート部24は容易に円弧状ランナー23から切り離すことができる。
すなわち、本発明の製造方法によれば、不要部分(図1、符号11、12)を容易に切除することができる形状のホイール素材10が提供される。
なお、ゲート64は、固定型51とスライド型54との間(又は可動型52とスライド型54との間)に設ければよいが、図7に示すように、ゲート64は、固定型51とスライド型54との間と、可動型52とスライド型54との間との両方に設けることが望まれる。
ゲート64が固定型51とスライド型54との間にのみ設けられている、又は可動型52とスライド型54との間にのみ設けられる場合に比較して、ゲート64が両方に設けられているため、ゲート64の数が2倍になる。ゲート64の流路面積が容易に確保できる。
また、溶湯が、固定型51とスライド型54との間と、可動型52とスライド型54との間とに等しく配分されるため、湯廻り性が良好になる。
また、固定型51とスライド型54との間、又は可動型52とスライド型54との間、の少なくとも一方に溶湯をオーバーフローさせる第1オーバーフロー通路67が設けられている。
固定型51とスライド型54との間又は可動型52とスライド型54との間に設けた第1オーバーフロー通路67は、必然的に薄くなる。すると、図1に示すように、鋳造されたホイール素材10に付属する第1オーバーフロー部26は薄く、小型になる。小型であれば第1オーバーフロー部26はホイールから容易に切り離すことができる。
また、図2に示すように、スポーク部16にリム部17が繋がる接続部31へホイールの中心62から延ばした中心線33に重なるように、ゲート部24が複数設けられている。溶湯はゲート部24からリム部17、スポーク部16、ハブ部15の順に流れる。スポーク部16にリム部17が繋がる接続部31へホイールの中心から延ばした中心線に重なるように、ゲート部24が複数設けられているため、溶湯は、ほぼ中心線33に沿ってスポーク部16及びハブ部15へほぼ直線的に流れる。湯廻りが迅速に行われ、鋳造品質の向上が図れる。
また、図3に示すように、ハブ部15とスポーク部とリム部17とには、固定型と可動型のパーティングライン(図7、符号61)上に、凸条部41、42が鋳造で形成されるが、凸条部41、42に残るバリ36、38は、穴部35を通過するバリ取り用プレス型43で切除するようにした。
ハブ部15から張り出すバリ36と、スポーク部から張り出すバリと、リム部17から張り出すバリ38とをプレス型43で一括して切除するため、バリ取りにかかる作業コストを低減することができる。
以上、鋳造装置50の作用、効果及びこの鋳造装置50を用いて実施する製造方法の作用、効果を説明したが、この製造方法で製造されるホイール(図5、符号48)も同様の作用、効果が発揮される。
次に、図5に示すホイール(出来上がったホイール)48の使用態様を説明する。
図8に示すように、車輪80は、貫通穴81が備えられているホイール48と、このホイール48の外周に装着されるタイヤ82と、貫通穴81に挿入されるカラー部材83と、このカラー部材83の両側に挿入される左右のベアリング84L、84Rと、左のベアリング84Lの車幅方向外方に配置される第3ベアリング85と、この第3ベアリング85と右のベアリング84Rの外方から挿入されるシール部材86L、86Rと、ホイール48の左側面に設けられている左凹部87と、この左凹部87の底部88に置かれる底部材89と、この底部材89と左凹部87の車幅方向外方に形成されるダンパ収納室90と、このダンパ収納室90内であって、底部材89に置かれる弾性体91と、弾性体91へ挿入される爪部92を有するファイナルドリブンフランジ93と、このファイナルドリブンフランジ93に第1ボルト94により締結されるドリブンスプロケット95と、ホイール48の右側面に設けられている右凹部96と、この右凹部96の外側に第2ボルト97により締結されるパルサリング98及びブレーキデイスク99と、を主要な構成要素とする。
上述したように、ホイール48は、貫通穴81が備えられているハブ部15と、このハブ部15から外方に延ばされるスポーク部16と、このスポーク部16の先端に渡されタイヤ82が装着されるリム部17とからなる。
詳細には、タイヤ側底壁面18の両端に、ビードシート47とリムフランジ49の内側面とが形成されている。ビードシート47にタイヤ82のビード101が良好に接触している。すなわち、ビードシート47はタイヤ82のビード101の接触面となる。また、リムフランジ49の内側面にビード101の外側面が良好に接触している。
尚、本発明は、自動二輪車の前輪及び/又は後輪に装着されるホイールに好適であるが、三輪車や四輪車にも適用可能である。また、本発明はアルミニウム合金製ホイールに好適であるが、鋳鉄製ホイールやマグネシウム合金製ホイールやチタン合金製ホイールにも適用可能である。
本発明は、自動二輪車のアルミニウム合金製ホイールに好適である。
10…鋳造されたホイール素材、11、12…不要部分、13…必要部分、15…ハブ部、16…スポーク部、17…リム部、18…タイヤ側底壁部、19…側壁部、24…ゲート部、26…第1オーバーフロー部、31…接続部、32…中心、33…中心線、34…トリムライン、35…穴部、36、38…バリ、39…トリム刃、41、42…凸条部、43…バリ取り用プレス型、45…研削具、46…トリムされたホイール素材、47…ビードシート(接触面)、48…ホイール、49…リムフランジ、50…鋳造装置、51…固定型、52…可動型、53…スライド型(右スライド型)、54…スライド型(左スライド型)、55…スライド型の合わせ面、56…分岐ランナー、59…キャビティ、61…パーティングライン、64…ゲート、67…第1オーバーフロー通路、82…タイヤ、101…ビード。

Claims (8)

  1. ハブ部(15)と、このハブ部(15)から放射状に延びる複数のスポーク部(16)と、これらのスポーク部(16)の先端を繋ぐリム部(17)とからなるホイール(48)を製造対象とし、
    前記ハブ部(15)、前記スポーク部(16)及び前記リム部(17)の外側面を形成する固定型(51)及びこの固定型(51)に合わせる可動型(52)と、前記リム部(17)のタイヤ側底壁面(18)を形成するスライド型(53、54)と、からなる鋳造金型のキャビティ(59)へ注湯して前記ホイール(48)を得るホイールの製造方法であって、
    前記固定型(51)と前記スライド型(53、54)との間、又は前記可動型(52)と前記スライド型(53、54)との間、の少なくとも一方にゲート(64)を設けることで、前記リム部(17)の側端部(19)から前記キャビティ(59)へ注湯する鋳込み工程と、
    鋳造されたホイール素材(10)を、ゲート部(24)が前記リム部(17)の側端部(19)に残るようにして他の不要部分(11、12)を切除するトリム工程と、
    トリムされたホイール素材(46)のビードシート(47)及びリムフランジ(49)を機械加工するときに前記リム部(17)の側端部(19)に残っている前記ゲート部(24)をも研削除去する研削加工工程と、からなることを特徴とするホイールの製造方法。
  2. 前記ゲート部(24)は、前記固定型(51)と前記スライド型(53、54)との間と、前記可動型(52)と前記スライド型(53、54)との間との両方に設けられており、前記リム部(17)の両側端部(19、19)から注湯するようにしたことを特徴とする請求項1記載のホイールの製造方法。
  3. 前記固定型(51)と前記スライド型(53、54)との間、又は前記可動型(52)と前記スライド型(53、54)との間、の少なくとも一方に溶湯をオーバーフローさせる第1オーバーフロー通路(67)が設けられており、前記リム部(17)の側端部(19)から溶湯をオーバーフローさせるようにしたことを特徴とする請求項1記載のホイールの製造方法。
  4. 前記スポーク部(16)に前記リム部(17)が繋がる接続部(31)へ前記ホイール(48)の中心から延ばした中心線(33)に重なるように、前記ゲート(64)が複数設けられ、これらのゲート(64)から前記キャビティ(59)へ注湯するようにしたことを特徴とする請求項1記載のホイールの製造方法。
  5. 前記ハブ部(15)と前記スポーク部(16)と前記リム部(17)とには、前記固定型(51)と前記可動型(52)のパーティングライン(61)上に、凸条部(41、42)が鋳造で形成され、
    前記鋳造されたホイール素材(10)の前記凸条部(41、42)に残るバリ(36、38)は、前記ハブ部(15)と前記スポーク部(16)と前記リム部(17)とで囲われる穴部(35)を通過するバリ取り用プレス型(43)で切除することを特徴とする請求項1記載のホイールの製造方法。
  6. ハブ部(15)と、このハブ部(15)から放射状に延びる複数のスポーク部(16)と、これらのスポーク部(16)の先端を繋ぐリム部(17)とからなるホイール(48)を鋳造対象とし、
    前記ハブ部(15)、前記スポーク部(16)及び前記リム部(17)の外側面を形成する固定型(51)及びこの固定型(51)に合わせる可動型(52)と、前記リム部(17)のタイヤ側底壁面(18)を形成する左右一対のスライド型(53、54)と、からなるホイール(48)の鋳造装置であって、
    前記固定型(51)と前記スライド型(53、54)との間、又は前記可動型(52)と前記スライド型(53、54)との間、の少なくとも一方に、前記リム部(17)の側壁部(19)からキャビティ(59)へ注湯するゲート(64)が設けられており、
    前記左右一対の前記スライド型(53、54)の合わせ面(55)に、溶湯を前記固定型(51)側と前記可動型(52)側へ分流する分岐ランナー(56)が設けられ、
    前記ゲート(64)は、前記固定型(51)と前記スライド型(53、54)との間と、前記可動型(52)と前記スライド型(53、54)との間との両方に設けられていることを特徴とするホイールの鋳造装置。
  7. 前記固定型(51)と前記スライド型(53、54)との間、又は前記可動型(52)と前記スライド型(53、54)との間、の少なくとも一方に溶湯をオーバーフローさせる第1オーバーフロー通路(67)が設けられていることを特徴とする請求項6記載のホイールの鋳造装置。
  8. 前記スポーク部(16)に前記リム部(17)が繋がる接続部(31)へ前記ホイール(48)の中心(32)から延ばした中心線(33)に重なるように、前記ゲート(64)が複数設けられていることを特徴とする請求項6記載のホイールの鋳造装置。
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