JP5506374B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents
撮像装置及びその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5506374B2 JP5506374B2 JP2009294625A JP2009294625A JP5506374B2 JP 5506374 B2 JP5506374 B2 JP 5506374B2 JP 2009294625 A JP2009294625 A JP 2009294625A JP 2009294625 A JP2009294625 A JP 2009294625A JP 5506374 B2 JP5506374 B2 JP 5506374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motion vector
- value
- reliability
- image
- interpolation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置が備えるぶれ補正回路のブロック図である。このぶれ補正回路は、ベクトル検出法によりぶれを抑制する撮像装置に適用される。以下に説明するぶれ補正回路による処理は、中央演算処理装置(CPU)が、ROMに格納された各種処理を実行するためのプログラムをRAMに展開し、実行することにより実現される。
第2実施形態では、概略、信頼性の判定方法において、ブロック単位で現フィールドと前フィールドとの相関値に基づいて信頼性を示す値(以下「信頼性指示値」という)を算出する。そして、この信頼性指示値に基いて定められた補正係数(補正係数については図7で詳細に説明する)を動きベクトル補間値に乗じることで動きベクトル補間値を補正し、ぶれ補正を行う。
・信頼性指示値 = 1−相関平均値
となる。したがって、相関平均値が小さい、つまり、相関が高いという結果が得られれば、信頼性指示値は大きくなり、逆に、相関平均値が大きい、つまり、相関が低いという結果が得られれば、信頼性指示値は小さくなる。但し、“0≦ 1−相関平均値 = 信頼性指示値 ≦1”となる。
・動きベクトル補間値 = 信頼性指示値に基いて定められた所補正係数 × 1フィールド前に決定された全体の動きベクトル値
となる。
第3実施形態は、図5における第2実施形態に係るぶれ補正回路が備える信頼性判定回路121aにおける信頼性判定の仕組みを変更したものである。そのため、第3実施形態に係る撮像装置と、この撮像装置が備えるぶれ補正回路のブロック図について、図示を省略する。
第4実施形態は、第2実施形態に係るぶれ補正回路が備える補間処理回路122での補間処理に変更を加えるものであり、動きベクトル補間値の算出のために用いられる動きベクトル値の大きさに応じて、新たに算出される動きベクトル補間値を補正する。なお、第4実施形態に係る撮像装置と、この撮像装置が備えるぶれ補正回路のブロック図、ぶれ補正処理のフローチャートは、第2実施形態のものと同様(図5、図6)のため、図示を省略する。
・補正後の動きベクトル補間値 = 前回に記憶された全体の動きベクトル値 (前回に記憶された全体の動きベクトル値 ≦ 所定値)、
・補正後の動きベクトル補間値 < 前回に記憶された全体の動きベクトル値 (所定値 ≦ 前回に記憶された全体の動きベクトル値)
となる。
・補正後の動きベクトル補間値 = 前回に記憶された全体の動きベクトル値 (前回に記憶された全体の動きベクトル値 ≦ 所定値)”、
・補正後の動きベクトル補間値 = 所定値(所定値 ≦ 前回に記憶された全体の動きベクトル値)
となる。
第5実施形態は、第2実施形態に係るぶれ補正回路が備える補間処理回路122での補間処理に変更を加えるものであり、動きベクトル補間値の算出の際に用いる全体の動きベクトル値の時間軸に対する変化に応じ、新たに算出される動きベクトル補間値を補正する。なお、第5実施形態に係る撮像装置と、この撮像装置が備えるぶれ補正回路のブロック図は、第2実施形態のものと同様になるため、図示を省略する。
・動きベクトル補間値 = 前回に記憶された動きベクトル値 − (前々回に記憶された動きベクトル値 − 前回に記憶された動きベクトル値)
の式を用いて行うことができる。こうして、実際に用いる動きベクトル補間値が決定されて、処理は終了する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態は本発明の一例を示すものであって、本発明はこれに限定されるものではなく、各実施の形態の構成及び動作は、本発明の趣旨の範囲内において、適宜変更が可能である。例えば、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
22 代表ベクトル検出回路
121,121a 信頼性判定回路
122 補間処理回路
Claims (4)
- 撮影光学系により結像された被写体像を画像信号に変換する撮像手段と、
前記撮像手段により得られた画像信号を記憶する記憶手段と、
前記撮像手段で得られた2つの画像信号から画像の変位量を示す動きベクトル値を検出する動きベクトル検出手段と、
前記動きベクトル値に基づいて前記記憶手段からの画像信号の読み出し位置を制御する読み出し位置制御手段と、
前記動きベクトル値の信頼性を判定する信頼性判定手段とを有する撮像装置であって、
前記信頼性判定手段による判定結果に基づいて前記動きベクトル値を補間した動きベクトル補間値を決定する補間手段を備え、
前記補間手段は、前記信頼性判定手段により判定された信頼性が所定値よりも低く、現フレーム又は現フィールドの画像の変位量を示す動きベクトル値を補間した動きベクトル補間値を生成する場合に、前記現フレーム又は前記現フィールドより前のフレーム又はフィールドの動きベクトル値の変化が増加傾向にあるときには、前記動きベクトル補間値を前記記憶手段に記憶された前回フレーム又は前回フィールドの動きベクトル値に比べて増加させ、前記現フレーム又は前記現フィールドより前のフレーム又はフィールドの動きベクトル値の変化が減少傾向にあるときには、前記動きベクトル補間値を前記記憶手段に記憶された前回フレーム又は前回フィールドの動きベクトル値に比べて減少させることを特徴とする撮像装置。 - 前記動きベクトル検出手段は、前記画像信号について、現フィールドと前フィールドとの間の相関値又は現フレームと前フレームとの間の相関値を求める相関演算手段を含み、
前記信頼性判定手段は、前記相関演算手段より得られる相関値の大きさに基づいて前記動きベクトル値の信頼性を算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記信頼性判定手段は、前記相関演算手段により得られる相関値の最小値と、前記相関値の最小値を取り得る画素アドレスに隣接する両隣の画素の相関値との差分又は比率に基づいて信頼性を判定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
- 撮像手段が、撮影光学系により結像された被写体像を画像信号に変換する撮像ステップと、
記憶手段が、前記撮像ステップで得られた画像信号を記憶する記憶ステップと、
動きベクトル検出手段が、前記撮像ステップで得られた2つの画像信号から画像の変位量を示す動きベクトル値を検出する動きベクトル検出ステップと、
読み出し位置制御手段が、前記動きベクトル値に基づいて前記記憶ステップで記憶された画像信号の読み出し位置を制御する読み出しステップと、
信頼性判定手段が、前記動きベクトル検出ステップで得られた前記動きベクトル値の信頼性を判定する判定ステップと、
補間手段が、前記判定ステップでの判定結果に基づいて前記動きベクトル値を補間した動きベクトル補間値を決定する補間ステップとを有し、
前記補間ステップでは、前記判定ステップで判定された信頼性が所定値よりも低く、現フレーム又は現フィールドの画像の変位量を示す動きベクトル値を補間した動きベクトル補間値を生成する場合に、前記現フレーム又は前記現フィールドより前のフレーム又はフィールドの動きベクトル値の変化が増加傾向にあるときには、前記動きベクトル補間値を前記記憶ステップで記憶された前回フレーム又は前回フィールドの動きベクトル値に比べて増加させ、前記現フレーム又は前記現フィールドより前のフレーム又はフィールドの動きベクトル値の変化が減少傾向にあるときには、前記動きベクトル補間値を前記記憶ステップで記憶された前回フレーム又は前回フィールドの動きベクトル値に比べて減少させることを特徴とする撮像装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294625A JP5506374B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 撮像装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294625A JP5506374B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 撮像装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011135463A JP2011135463A (ja) | 2011-07-07 |
JP5506374B2 true JP5506374B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=44347690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009294625A Active JP5506374B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 撮像装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5506374B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016076838A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4727621B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2011-07-20 | シャープ株式会社 | 動画像ブレ検出装置、動画像ブレ補正装置、動画像ブレ検出方法、動画像ブレ補正方法、および電子式撮像装置 |
JP4958756B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2012-06-20 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム |
JP2009278350A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置および撮像装置における撮像方法 |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009294625A patent/JP5506374B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011135463A (ja) | 2011-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4509925B2 (ja) | 画像処理装置及びカメラシステム並びに画像処理方法及び動画像表示方法 | |
JP4754939B2 (ja) | 画像処理装置 | |
KR100968974B1 (ko) | 손떨림 보정 장치 | |
JP5764740B2 (ja) | 撮像装置 | |
WO2011129249A1 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、プログラム及び画像処理方法 | |
JP2007129587A (ja) | 撮像装置、交換式レンズ装置、撮像制御方法、歪曲収差補正用データ処理方法、及びコンピュータプログラム | |
JP4639555B2 (ja) | 動きベクトル検出装置および方法、手振れ補正装置および方法、並びに撮像装置 | |
JP2009100373A (ja) | ノイズ低減処理装置、ノイズ低減処理方法、及び電子機器 | |
JPH08172566A (ja) | 手振れ補正装置およびそれを用いたビデオカメラ | |
US20230186501A1 (en) | Depth information generating apparatus, image capturing apparatus, depth information generating method, image processing apparatus, and image processing method | |
JP2013165487A (ja) | 画像処理装置、撮像装置、およびプログラム | |
JP4985124B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム | |
KR20160000423A (ko) | 화상처리장치, 그 제어 방법 및 기억매체 | |
JP4953770B2 (ja) | 撮像装置 | |
WO2012147337A1 (ja) | フリッカ検出装置、フリッカ検出方法およびフリッカ検出プログラム | |
JP6652303B2 (ja) | フラッシュバンド判定装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 | |
JP5506374B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP2003078808A (ja) | 動きベクトル検出装置および方法、手振れ補正装置および方法、並びに撮像装置 | |
JP5167614B2 (ja) | 距離画像生成装置、距離画像生成方法及びプログラム | |
JP4052348B2 (ja) | 画像処理装置、及び画像処理方法 | |
JP5882785B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP5228929B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置及び画像処理プログラム | |
JP5489545B2 (ja) | 撮像システムおよび撮像方法 | |
JP6532411B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム | |
JP5057134B2 (ja) | 距離画像生成装置、距離画像生成方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140318 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5506374 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |