JP5593673B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
半導体装置の他の一態様には、第1の半導体層と、前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、が設けられている。更に、前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、が設けられている。前記第2の半導体層は、前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域と、を含む。前記ゲート電極は、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位も制御する。
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
次に、第2の実施形態について説明する。図2は、第2の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
トリメチルアルミニウム(TMA)の流量:0〜30sccm、
トリメチルガリウム(TMG)の流量:0〜30sccm、
アンモニア(NH3)の流量:5slm、
n型不純物:シラン(SiH4)、
圧力:90Torr、
温度:1000℃
トリメチルアルミニウム(TMA)の流量:0〜30sccm、
アンモニア(NH3)の流量:5slm、
n型不純物:シラン(SiH4)、
圧力:100Torr、
温度:1100℃
トリメチルガリウム(TMG)の流量:0〜50sccm、
アンモニア(NH3)の流量:20slm、
n型不純物:シラン(SiH4)、
圧力:100Torr、
温度:1100℃
トリメチルガリウム(TMG)の流量:0〜50sccm、
アンモニア(NH3)の流量:20slm、
n型不純物:シラン(SiH4)
次に、第3の実施形態について説明する。図9は、第3の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
次に、第4の実施形態について説明する。図11は、第4の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
第1の半導体層と、
前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、
前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、
前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、
を有することを特徴とする半導体装置。
前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlaInbGa1-a-bNで表わされ、
前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlcIndGa1-c-dNで表わされ、
0≦c<a≦1、0≦b<1及び0≦d<1の関係が成り立つことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップは、前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップよりも大きいことを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置。
前記第2の半導体層は、
前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、
前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域と、
を有し、
前記ゲート電極は、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位も制御することを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
前記第1の半導体層は、前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが小さくなる領域を有することを特徴とする付記3又は4に記載の半導体装置。
少なくとも前記第2の半導体層に前記ヘテロ接合面まで到達する開口部が形成されており、
前記ゲート電極は、前記開口部内に設けられていることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
前記ゲート電極と前記ヘテロ接合面との間に設けられたゲート絶縁膜を有することを特徴とする付記6に記載の半導体装置。
前記ゲート絶縁膜はシリコン窒化物を含むことを特徴とする付記7に記載の半導体装置。
互いにヘテロ接合する第1の半導体層及び第2の半導体層を形成する工程と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極を形成する工程と、
前記第1の半導体層に接続されるドレイン電極及び前記第2の半導体層に接続されるソース電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlaInbGa1-a-bNで表わされ、
前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlcIndGa1-c-dNで表わされ、
0≦c<a≦1、0≦b<1及び0≦d<1の関係が成り立つことを特徴とする付記9に記載の半導体装置の製造方法。
3:ゲート絶縁膜
10g:ゲート電極
10s:ソース電極
10d:ドレイン電極
11:AlGaN層
12:GaN層
13:ゲート絶縁膜
14:n+GaN層
21:AlXGa1-XN層
22:AlYGa1-YN層
37:GaN基板
Claims (6)
- 第1の半導体層と、
前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、
前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、
前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、
を有し、
前記第1の半導体層は、前記ヘテロ接合面から離間するほど、連続的又は段階的にバンドギャップが小さくなる領域を含むことを特徴とする半導体装置。 - 第1の半導体層と、
前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、
前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、
前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、
を有し、
前記第2の半導体層は、
前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、
前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域と、
を含み、
前記ゲート電極は、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位も制御することを特徴とする半導体装置。 - 前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlaInbGa1-a-bNで表わされ、
前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlcIndGa1-c-dNで表わされ、
0≦c<a≦1、0≦b<1及び0≦d<1の関係が成り立つことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。 - 前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップは、前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体装置。
- 互いにヘテロ接合する第1の半導体層及び第2の半導体層を形成する工程と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極を形成する工程と、
前記第1の半導体層に接続されるドレイン電極及び前記第2の半導体層に接続されるソース電極を形成する工程と、
前記第1の半導体層に、前記ヘテロ接合面から離間するほど、連続的又は段階的にバンドギャップが小さくなる領域を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 互いにヘテロ接合する第1の半導体層及び第2の半導体層を形成する工程と、
前記第1の半導体層に接続されるドレイン電極及び前記第2の半導体層に接続されるソース電極を形成する工程と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域とを、前記第2の半導体層に形成する工程と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位と、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位とを制御するゲート電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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JP2009241713A JP5593673B2 (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 半導体装置及びその製造方法 |
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JP2009241713A JP5593673B2 (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 半導体装置及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009241713A Active JP5593673B2 (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 半導体装置及びその製造方法 |
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