JP5590409B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、ネジがネジ孔に螺合されることにより、リレーモジュールは、ケースの一の側壁に押圧される、この結果、リレーモジュールのモールド部はケース一の側壁に確実に密着するようになっている。これにより、通電時にスイッチング素子で発生した熱はスイッチング素子からモールド部に伝達された後、更にケースへと確実に伝達される。これにより、電気接続箱の内部が局所的に高温になることを抑制できる。
本発明を車両用の電気接続箱10に適用した一実施形態を、図1ないし図18を参照しつつ説明する。本実施形態に係る電気接続箱10は、電源(図示せず)と、ランプ、モータ等の電装品の間に配されて、電装品への通電及び断電を実行する。この電気接続箱10は、上方に開口する開口部11を有するケース12と、このケース12に取り付けられて開口部11を塞ぐカバー13と、ケース12内に収容される第1リレーモジュール14及び第2リレーモジュール15と、を備える。以下の説明においては、図1における上方を上方とし、下方を下方とする。
ケース12は、合成樹脂製であって、上方から見て概ね長方形状をなしている。図3に示すように、ケース12の下側には、開口部11と反対側に開口するコネクタハウジング16が形成されている。本実施形態においては、コネクタハウジング16は下方に開口して形成されている。このコネクタハウジング16には相手側コネクタ60が嵌合される。相手側コネクタ60は図示しないワイヤーハーネス61を介して電源、電装品等と電気的に接続されている。
図6に示すように、第1収容部19に収容される第1リレーモジュール14は、バスバー22に接続されたスイッチング素子23を合成樹脂からなるモールド部24で包囲されている。第1リレーモジュール14は全体として細長い扁平な板状をなしている。
一方、図13に示すように、第2収容部20に収容される第2リレーモジュール15は、バスバー122に接続されたスイッチング素子123を合成樹脂からなるモールド部124で包囲されている。第2リレーモジュール15は全体として扁平な板状をなしている。第2リレーモジュール15は、第1リレーモジュール14に比べて小型に形成されている。
図12に示すように、ケース12内には、第1リレーモジュール14及び第2リレーモジュール15の上方の位置に、第1リレーモジュール14及び第2リレーモジュール15に配されたスイッチング素子23のオンオフを制御するマイコン41(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)が実装された制御基板30が、第1リレーモジュール14及び第2リレーモジュール15の板面に対して垂直な姿勢で収容されている。マイコン41は、制御基板30の下面に実装されている。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。まず、ケース12の第1収容部19に、上方から、第1リレーモジュール14を挿入する。上方から見た第1収容部19の形状は、上方から見た第1リレーモジュール14の形状に倣って形成されているので、第1リレーモジュール14を第1収容部19内に容易に挿入することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、挿通部38,138は、取り付け部33,133を切り欠いて形成される構成としたが、これに限られず、挿通部38,138は、側壁40,140に直交する方向に延びて形成された長孔でもよい。
(2)本実施形態においては、1つのケース12内に2つのリレーモジュール14,15が収容される構成としたが、これに限られず、1つのケース12内に1つのリレーモジュールが収容される構成としてもよく、また、3つ以上のリレーモジュールが収容される構成としてもよい。
(3)基板接続部に形成された応力緩和部32,132は、省略してもよい。
(4)本実施形態においては、スイッチング素子23,123は、バスバー22,122の板面のうち、モールド部24,124が密着するケース12の側壁40,140側の板面に接続される構成としたが、スイッチング素子23,123は、バスバー22,122の板面のうち、モールド部24,124が密着するケース12の側壁40,140とは反対側の板面に接続される構成としてもよい。
(5)本実施形態においては、制御部としてマイコン41を用いる構成としたが、これに限られず、制御基板30に実装された電子部品42によって形成された制御回路によって制御部が構成されてもよい。
(6)本実施形態においては、基板接続端子29,129は制御基板30に対してフロー半田付けされる構成としたが、これに限られず、例えば制御基板30に形成されたスルーホール47内に圧入される構成としてもよいし、また、制御基板30に形成された導電路にリフロー半田付けされる構成としてもよい。
(7)本実施形態においては、モジュール用ネジ孔37は、ケース12に形成された開口部11の開口方向と平行に延びて形成される構成としたが、これに限られず、モジュール用ネジ孔37は、開口部11の開口方向と交差する方向に延びて形成される構成としてもよい。
11…開口部
12…ケース
13…カバー
14…第1リレーモジュール(リレーモジュール)
15…第2リレーモジュール(リレーモジュール)
22…バスバー
23…スイッチング素子
24…モールド部
29…基板接続端子
30…制御基板
32…応力緩和部
33…取り付け部
34…載置台
35…ケース側傾斜面
36…モジュール用ネジ
37…モジュール用ネジ孔
38…ネジ挿通部
39…モジュール側傾斜面
40…側壁
41…マイコン(制御部)
50…基板用ネジ
51…基板用ネジ孔
60…相手側コネクタ
122…バスバー
123…スイッチング素子
124…モールド部
129…基板接続端子
130…制御基板
132…応力緩和部
133…取り付け部
134…載置台
135…ケース側傾斜面
136…モジュール用ネジ
137…モジュール用ネジ孔
138…ネジ挿通部
139…モジュール側傾斜面
140…側壁
Claims (5)
- 相手側コネクタと嵌合するコネクタハウジングが下方に開口して形成されたケースと、前記ケース内に収容されると共にバスバーに接続されたスイッチング素子を合成樹脂からなるモールド部で包囲してなるリレーモジュールと、を備え、
前記ケース内には前記スイッチング素子のオンオフを制御する制御部を有する制御基板が前記リレーモジュールの板面に対して垂直な姿勢で収容されており、
前記リレーモジュールの側縁から前記コネクタハウジングの開口方向に突出された前記バスバーは、前記コネクタハウジング内に配されると共に前記相手側コネクタに接続される端子金具とされており、
前記ケースには前記コネクタハウジングの開口する方向と平行に延びるモジュール用ネジ孔が形成されており、前記リレーモジュールにはモジュール用ネジが挿通されるネジ挿通部が形成されており、前記リレーモジュールは、前記モジュール用ネジが前記ネジ挿通部に挿通された状態で前記モジュール用ネジ孔に螺合されることによって前記ケースに固定されており、
前記ケースの一の側壁の近傍には、前記リレーモジュールが載置される載置台が形成されており、前記載置台の上面には前記一の側壁に接近するに従って下降傾斜したケース側傾斜面が形成されており、前記ケース側傾斜面には前記モジュール用ネジ孔が上下方向に延びて形成されており、
前記モールド部には前記載置台に取り付けられる取り付け部が形成されており、前記取り付け部の下面には前記ケース側傾斜面と整合するモジュール側傾斜面が形成されており、前記取り付け部には、前記載置台に前記取り付け部が載置された状態で前記モジュール用ネジ孔に対応する位置に前記ネジ挿通部が前記取り付け部を貫通して形成されており、
前記載置台に前記取り付け部が載置された状態で、前記ネジ挿通部に挿通された前記モジュール用ネジが前記モジュール用ネジ孔に螺合されることにより、前記モールド部が前記一の側壁に密着される電気接続箱。 - 前記バスバーは前記モールド部内において前記一の側壁と平行な姿勢で配されており、前記スイッチング素子は前記バスバーのうち前記一の側壁側の面に接続されている請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記ケースには前記コネクタハウジングの開口方向と反対方向に開口する開口部が形成されており、前記開口部は前記ケースに取り付けられたカバーによって塞がれる請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱。
- 前記ケースには前記コネクタハウジングの開口方向と平行に延びる基板用ネジ孔が形成されており、前記制御基板は基板用ネジを前記基板用ネジ孔に螺合することで前記ケースに固定されている請求項3に記載の電気接続箱。
- 前記リレーモジュールには前記モールド部から前記制御基板に向かって突出すると共に前記制御基板に接続される基板接続端子が形成されており、前記基板接続端子には屈曲して形成された応力緩和部が形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電気接続箱。
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