JP5581842B2 - Photoelectric composite cable - Google Patents
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Description
本発明は、電線及び光ファイバを有する光電気複合ケーブルに関する。 The present invention relates to a photoelectric composite cable having an electric wire and an optical fiber.
医療機器、携帯端末、小型ビデオカメラ、パーソナルコンピュータまたはPDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器において、機能のさらなる高度化に伴い高速通信が要求されている。このため、電線と光ファイバを組み合わせた光電気複合ケーブルを用いることが行われている。 In electronic devices such as medical devices, portable terminals, small video cameras, personal computers, and PDAs (Personal Digital Assistants), high-speed communication is required as functions become more sophisticated. For this reason, the use of an optoelectric composite cable in which an electric wire and an optical fiber are combined is performed.
光電気複合ケーブルとしては、光ファイバの外周に緩衝層を設け、その外周にシースを設け、このシースの外側に電線を配し、その外周に外被を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 As a photoelectric composite cable, a buffer layer is provided on the outer periphery of an optical fiber, a sheath is provided on the outer periphery, an electric wire is provided outside the sheath, and a jacket is provided on the outer periphery (for example, , See Patent Document 1).
ところで、光電気複合ケーブルを構成する光ファイバは、過剰な曲げや捻じれによって伝送損失が増加するおそれがある。この場合、抗張力体などの補強部材を設けることにより、過剰な曲げや捻じれの抑制が可能であるが、大径化を招き、かつケーブルの曲げ剛性が大きくなるので大きな配線スペースが必要になる。
また、光電気複合ケーブルが曲げられると、外周に配置された電線から光ファイバが側圧を受けることがあり、この側圧によっても伝送損失が増加するおそれがある。
By the way, there is a possibility that the transmission loss of the optical fiber constituting the photoelectric composite cable may increase due to excessive bending or twisting. In this case, it is possible to suppress excessive bending and twisting by providing a reinforcing member such as a strength member, but this leads to an increase in diameter and increases the bending rigidity of the cable, which requires a large wiring space. .
Further, when the optoelectric composite cable is bent, the optical fiber may receive a side pressure from the electric wire arranged on the outer periphery, and the transmission loss may increase due to the side pressure.
本発明の目的は、大径化を招くことなく、光ファイバに外力が付与されることを抑え、光ファイバの良好な伝送特性を維持することが可能な光電気複合ケーブルを提供することにある。 An object of the present invention is to provide an optical / electrical composite cable capable of suppressing external force from being applied to an optical fiber and maintaining good transmission characteristics of the optical fiber without causing an increase in diameter. .
上記課題を解決することのできる本発明の光電気複合ケーブルは、外被の内側に複数本の光ファイバと複数本の電線とを有する光電気複合ケーブルであって、
前記光ファイバは、ショアD硬度が65以上であり厚さが0.05mm以上0.8mm以下であるチューブ内に収容され、前記光ファイバ同士が接触してかつ全ての前記光ファイバが前記チューブの内周面に接するように配置され、前記複数本の電線が前記チューブの周囲に配置され、
直径4mmのマンドレルに巻いた時に、前記光ファイバを伝播する850nmの波長における光の伝送損失増加量が1dB/10ターン以下であることを特徴とする。
The photoelectric composite cable of the present invention that can solve the above-mentioned problems is a photoelectric composite cable having a plurality of optical fibers and a plurality of electric wires inside the jacket,
The optical fiber is housed in a tube having a Shore D hardness of 65 or more and a thickness of 0.05 mm or more and 0.8 mm or less, the optical fibers are in contact with each other, and all the optical fibers are formed of the tube. Arranged so as to contact the inner peripheral surface, the plurality of electric wires are arranged around the tube ,
When wound on a mandrel having a diameter of 4 mm, an increase in transmission loss of light at a wavelength of 850 nm propagating through the optical fiber is 1 dB / 10 turns or less .
本発明の光電気複合ケーブルにおいて、前記チューブは、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体樹脂から形成されていることが好ましい。 In the photoelectric composite cable of the present invention, the tube is preferably formed from a tetrafluoroethylene-ethylene copolymer resin.
本発明の光電気複合ケーブルによれば、光ファイバが、ショアD硬度が65以上のチューブ内に収容されてチューブの内周面に接するように配置されているので、光ファイバ心線への電線からの過剰な側圧の付与及び過剰な曲げや捻じれの発生を防止することができる。また、引張強度も向上され、光ファイバへの過剰な張力の付与も防止することができる。
このように、抗張力体などの補強部材を設ける場合と比較して、大径化を招くことなく、光ファイバに外力が付与されることを極力抑え、良好な伝送特性を維持することができる。
According to the optoelectric composite cable of the present invention, the optical fiber is accommodated in a tube having a Shore D hardness of 65 or more and arranged so as to be in contact with the inner peripheral surface of the tube. It is possible to prevent the application of excessive side pressure and excessive bending and twisting. Further, the tensile strength is improved, and it is possible to prevent application of excessive tension to the optical fiber.
Thus, compared with the case where a reinforcing member such as a strength member is provided, the application of external force to the optical fiber can be suppressed as much as possible without causing an increase in diameter, and good transmission characteristics can be maintained.
以下、本発明に係る光電気複合ケーブルの実施形態の例を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、光電気複合ケーブル11は、最外層である外被20の内側に、光ファイバ心線(光ファイバ)12と複数本の電線15とを有する。光ファイバ心線12は、複数本設けられ、光電気複合ケーブル11の断面中央に配置された保護チューブ(チューブ)13内に収容されている。
Hereinafter, an example of an embodiment of a photoelectric composite cable according to the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the optical /
外被20の内側であって保護チューブ13の外側は、収容部14とされており、この収容部14には、例えば、複数本の電線15及び複数本の介在16が配置されている。電線15は、例えば、ツイストペアケーブル、同軸ケーブルあるいは絶縁ケーブルなどがあり、例えば、AWG(American Wire Gauge)の規格によるAWG20〜46程度のケーブルである。また、本例では、4本の電線15のうち2本が信号線であり、2本が電力線である。また、収容部14の周囲には、押さえ巻き18、シールド層19及び外被20が順に設けられている。収容部14の厚さ(保護チューブ13の外周と押さえ巻き18の内周との距離)は、電線15及び介在16の外径と同等、またはそれより僅かに大きいことが好ましい。
An inner side of the
保護チューブ13内に収容された光ファイバ心線12は、コアとクラッドからなる直径0.125mmのガラスファイバの周囲に紫外線硬化型樹脂からなる被覆層を形成したものであり、被覆層の外径が0.25mmとされている。また、さらに被覆層を設けて外径0.9mmの光ファイバ心線12としたり、光ファイバ心線12をさらに抗張力繊維及び被覆層で覆った光ファイバコードとしてもよい。
The
光ファイバ心線12としては、コアがガラスから形成されクラッドが高硬度プラスチックから形成されて折れ曲がり(キンク)に強く破断しにくいハードプラスチッククラッドファイバ(H−PCF)や、コア及びクラッドがプラスチックからなるプラスチックファイバであってもよい。
The
光電気複合ケーブル11が、例えば、医療用のセンサコードであるCCDコードのようにあまり小さな径に曲げることなく用いられる場合は、ガラスファイバが使用可能であり、USB(Universal Serial Bus)ケーブルやHDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルのように小さな径に曲げられることがある場合は、ハードプラスチッククラッドファイバを用いるのが好ましい。
For example, when the
保護チューブ13の内部には、光ファイバ心線12が、保護チューブ13の内周面に接するように収容されている。光ファイバ心線12は2〜4本で光ファイバ心線12同士が接触してかつ全ての光ファイバ心線12が保護チューブ13に内接することにより、図1に示すような保護チューブ13の断面で見て径方向に、各光ファイバ心線12の位置が固定される。光ファイバ心線12は緩く(長ピッチで)撚ると図1に示す断面でみて保護チューブ13の周方向にも位置が固定されて好ましい。この保護チューブ13としては、他の補強部材を用いずに外力から光ファイバ心線12を保護するために、ある程度硬さを有することが必要である。このため、保護チューブ13は、そのショアD硬度が65以上とされ、収容された光ファイバ心線12を確実に保護することが可能である。また、保護チューブ13は、電線15等からの側圧を吸収する緩衝材としての機能を有する必要もある。このため、この保護チューブ13は、厚さが0.05mm以上とされ、電線15等からの側圧を良好に吸収する機能を有している。本例では、保護チューブ13の厚さは、約0.25mmとされている。また、保護チューブ13の外径は、例えば1.0mmとされている。保護チューブ13が厚くなるとケーブル外径が大きくなるので、厚さ0.8mm程度までが実用的である。
An optical
このような保護チューブ13の材料としては、機械的強度に優れた樹脂材料であるテトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)樹脂を用いるのが好ましい。
この保護チューブ13は、配列させた光ファイバ心線12の周囲に樹脂を押出被覆することによって、光ファイバ心線12を覆うように形成される。
As a material for such a
The
信号線としての電線15は、例えば、錫メッキが施された軟銅線または銅合金線からなる外径0.1mmの素線を7本撚り合わせた外径0.30mmの導体を有している。そして、この導体を厚さ0.14mmの絶縁性を有する外被によって覆うことにより、外径が0.58mmの電線15とされている。また、電力線としての電線15は、例えば、錫メッキが施された軟銅線または銅合金線からなる外径0.127mmの素線を7本撚り合わせた外径0.38mmの導体を有している。そして、この導体を厚さ0.1mmの絶縁性を有する外被によって覆うことにより、外径が0.58mmの電線15とされている。信号線と電力線が二本ずつ振り分けられている。電線15の外被の材料としては、信号線及び電力線の何れの場合も、耐熱性、耐薬品性、非粘着性、自己潤滑性などに優れたテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)樹脂を用いるのが好ましい。
The
押さえ巻18としては、耐熱性、耐摩耗性などに優れたポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂から形成された樹脂テープが用いられる。この押さえ巻18が巻かれた部分の内径は、例えば2.2mmである。なお、この押さえ巻18としては、紙テープやポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂の樹脂テープを用いても良い。 As the presser winding 18, a resin tape formed from a polyethylene terephthalate (PET) resin having excellent heat resistance and wear resistance is used. The inner diameter of the portion around which the presser winding 18 is wound is, for example, 2.2 mm. As the presser winding 18, a paper tape or a resin tape made of polytetrafluoroethylene (PTFE) resin may be used.
シールド層19は、外径数十μm(例えば、外径0.03mmまたは0.04mm程度)の錫メッキされた銅合金線を編組したもので、約0.1mmの厚さに形成されている。なお、シールド層19としては、銅合金線を横巻きしても良く、また、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂から形成された樹脂テープに銅箔やアルミニウム箔が形成された金属樹脂テープを巻いても良い。
The
外被20は、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリオレフィン系樹脂等から形成されている。非ハロゲンのポリオレフィン系樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエチレン(PE)、スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体(SEBS)などのエラストマの混合物がある。また、ポリエチレン(PE)に、耐候剤、酸化防止剤、老化防止剤を添加したものでも良い。なお、このポリエチレン(PE)を用いた外被20としては、難燃剤を含まない非難燃性のものでも良い。外被20は、厚さが0.1〜0.5mm、外径が2〜10mm、例えば厚さが約0.25mmであり、外径は3.0mmである。
The
このように構成された光電気複合ケーブル11によれば、光ファイバ心線12が、ショアD硬度が65以上の保護チューブ13内に収容され、保護チューブ13の内周面に接するように配置されているので、光ファイバ心線12への電線15等からの過剰な側圧の付与及び過剰な曲げや捻じれの発生を防止することができる。また、引張強度も向上され、光ファイバ心線12への過剰な張力の付与も防止することができる。
このように、抗張力体などの補強部材を保護チューブ13内に設ける場合と比較して、大径化を招くことなく、光ファイバ心線12に外力が付与されることを極力抑え、良好な伝送特性を維持することができる。
According to the photoelectric
Thus, compared with the case where a reinforcing member such as a strength member is provided in the
なお、上記の実施形態では、2本の光ファイバ心線12を保護チューブ13に収容したが、光ファイバ心線12の本数は2本に限定されない。光ファイバ心線12の位置は、光電気複合ケーブル11の断面中央からやや偏った位置に配置されていても良いが、光ファイバ心線12を光電気複合ケーブル11の断面中央に配置するのが好ましい。
また、電線15及び介在16の本数、太さ及び種類は上記実施形態に限定されない。上記の例では信号線と電力線が二本ずつであるので両者を振り分けてその間に介在16を配してケーブルの外被20の断面が円形となるようにした。電線15の本数によっては、収容部14に介在16を設けずに電線15だけを配置しても外被20の断面が円形となるならば、介在16を入れなくても良い。介在16は引張強度が2000MPa未満の繊維でレーヨンやナイロンなどの繊維を使用することができる。
In the above-described embodiment, the two optical
Further, the number, thickness, and type of the
各種の光電気複合ケーブルを作製し、それぞれの光電気複合ケーブルの光ファイバ心線の伝送損失を挿入損失法によって評価した。 Various photoelectric composite cables were prepared, and the transmission loss of the optical fiber core of each photoelectric composite cable was evaluated by the insertion loss method.
(1)評価方法
長さLが2mの光電気複合ケーブルの両端にコネクタを接続し、一方のコネクタをパワーメータに接続し、他方のコネクタを送光装置に接続する。送光装置から光を送り、光ファイバ心線からの出射パワーPoを測定波長850nmでパワーメータによって測定する。この測定した出射パワーPo、光ファイバ心線へ入射した入射パワーPi及び光電気複合ケーブルの長さLから、コネクタでの損失を含む光ファイバ心線の伝送損失αを次式から求める。
α=(Pi−Po)/L
(1) Evaluation method A connector is connected to both ends of a photoelectric composite cable having a length L of 2 m, one connector is connected to a power meter, and the other connector is connected to a light transmitting device. Light is transmitted from the light transmitting device, and the output power Po from the optical fiber core wire is measured with a power meter at a measurement wavelength of 850 nm. From the measured output power Po, incident power Pi incident on the optical fiber core, and length L of the optical / electrical composite cable, the transmission loss α of the optical fiber core including the loss at the connector is obtained from the following equation.
α = (Pi−Po) / L
上記の挿入損失法によって、光電気複合ケーブルを真直ぐにした状態で光ファイバ心線の伝送損失α1を求め、次に、光電気複合ケーブルの中間部分を直径4mmのマンドレルに10回(ターン)巻き付けた状態として光ファイバ心線のコネクタでの損失を含む伝送損失α2を求める。 By the above insertion loss method, the transmission loss α1 of the optical fiber core wire is obtained in a state where the optical / electrical composite cable is straightened, and then the intermediate part of the optical / electrical composite cable is wound 10 times (turns) around a mandrel having a diameter of 4 mm. As a result, the transmission loss α2 including the loss at the connector of the optical fiber core is obtained.
光電気複合ケーブルを巻いた状態の伝送損失α2と光電気複合ケーブルを真直ぐにした状態の伝送損失α1との差(α2−α1)を伝送損失増加量とし、この伝送損失増加量が1dB/10ターン以下である場合を合格(〇)、1dB/10ターンを超える場合を不合格(×)とした。 The difference (α2−α1) between the transmission loss α2 in the state where the optoelectric composite cable is wound and the transmission loss α1 in the state where the optoelectric composite cable is straightened is defined as the increase in transmission loss, and this increase in transmission loss is 1 dB / 10. A case where the number of turns was less than or equal to a turn was evaluated as acceptable (◯), and a case where the number exceeded 1 dB / 10 turns was regarded as unacceptable (x).
(2)評価対象の光電気複合ケーブル
保護チューブ内に外径0.25mmのハードプラスチッククラッドファイバ(H−PCF)の光ファイバ心線を複数本収容し、保護チューブと外被との間に、上記の実施形態と同様に電線及び抗張力体を収容させた外径3.0mmの実施例1,2及び比較例1のUSBケーブル用の光複合ケーブルを作製した。実施例1,2及び比較例1では、保護チューブ及びその内部構造を異なるものとした。
(2) Photoelectric composite cable to be evaluated A plurality of optical fiber cores of a hard plastic clad fiber (H-PCF) having an outer diameter of 0.25 mm are accommodated in a protective tube, and between the protective tube and the jacket, In the same manner as in the above embodiment, optical composite cables for USB cables of Examples 1 and 2 and Comparative Example 1 having an outer diameter of 3.0 mm that accommodated electric wires and strength members were prepared. In Examples 1 and 2 and Comparative Example 1, the protective tube and its internal structure were different.
(実施例1)
ショアD硬度70、内径0.54mm、厚さ0.23mmのテトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)樹脂製の保護チューブに、3本の光ファイバ心線を、内周面に接触するように周方向へ配置して収容した。
Example 1
A protective tube made of tetrafluoroethylene-ethylene copolymer (ETFE) resin having a Shore D hardness of 70, an inner diameter of 0.54 mm, and a thickness of 0.23 mm is brought into contact with the inner peripheral surface of the three optical fiber core wires. And placed in the circumferential direction.
(実施例2)
ショアD硬度65、内径0.50mm、厚さ0.25mmのテトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)樹脂製の保護チューブに、2本の光ファイバ心線を、内周面に接触するように周方向へ配置して収容した。
(Example 2)
A protective tube made of tetrafluoroethylene-ethylene copolymer (ETFE) resin having a Shore D hardness of 65, an inner diameter of 0.50 mm, and a thickness of 0.25 mm is brought into contact with the inner peripheral surface of the two optical fiber core wires. And placed in the circumferential direction.
(比較例1)
ショアD硬度50、内径0.54mm、厚さ0.23mmのポリ塩化ビニル(PVC)製の保護チューブに、3本の光ファイバ心線を、内周面に接触するように周方向へ配置して収容した。
(Comparative Example 1)
Three optical fiber core wires are arranged in the circumferential direction so as to come into contact with the inner peripheral surface of a protective tube made of polyvinyl chloride (PVC) having a Shore D hardness of 50, an inner diameter of 0.54 mm, and a thickness of 0.23 mm. And housed.
(3)評価結果
表1に示すように、ショアD硬度が65以上の保護チューブを用いた実施例1,2では、何れも光ファイバ心線の伝送損失増加量が1dB/10ターン以下となって合格(光ファイバ心線ロス:〇)であった。これに対して、ショアD硬度が50の保護チューブを用いた比較例1では、光ファイバ心線の伝送損失増加量が1dB/10ターンを超えて不合格(光ファイバ心線ロス:×)となった。
(3) Evaluation results As shown in Table 1, in Examples 1 and 2 using a protective tube having a Shore D hardness of 65 or more, the increase in transmission loss of the optical fiber core is 1 dB / 10 turns or less. And passed (optical fiber core wire loss: ○). On the other hand, in Comparative Example 1 using a protection tube with a Shore D hardness of 50, the increase in the transmission loss of the optical fiber exceeds 1 dB / 10 turns and fails (optical fiber loss: x). became.
このように、実施例1,2では、ショアD硬度が65以上の保護チューブによって光ファイバ心線が保護され、光ファイバ心線への電線等からの過剰な側圧の付与及び過剰な曲げや捻じれの発生が防止され、また、引張強度が向上されて光ファイバ心線への過剰な張力の付与も防止されるため、巻いた状態でも伝送損失が増加しないことが判った。 As described above, in Examples 1 and 2, the optical fiber core wire is protected by the protective tube having a Shore D hardness of 65 or more, and excessive lateral pressure is applied to the optical fiber core wire from the electric wire and excessive bending or twisting is performed. It has been found that transmission loss does not increase even in a wound state because the occurrence of this is prevented, and the tensile strength is improved to prevent application of excessive tension to the optical fiber core wire.
これに対して、比較例1では、光ファイバ心線を保護する保護チューブのショアD硬度が65未満の50であるため、光ファイバ心線への電線等からの過剰な側圧の付与及び過剰な曲げや捻じれの発生を十分に防止できず、また、光ファイバ心線へ過剰な張力が付与されるため、伝送損失が増加することが判った。 On the other hand, in the comparative example 1, since the Shore D hardness of the protective tube protecting the optical fiber core wire is 50 which is less than 65, application of excessive side pressure from the electric wire or the like to the optical fiber core wire and excessive It has been found that the occurrence of bending and twisting cannot be sufficiently prevented, and the transmission loss increases because excessive tension is applied to the optical fiber.
11:光電気複合ケーブル、12:光ファイバ心線(光ファイバ)、13:保護チューブ(チューブ)、15:電線、20:外被 11: photoelectric composite cable, 12: optical fiber core wire (optical fiber), 13: protective tube (tube), 15: electric wire, 20: jacket
Claims (2)
前記光ファイバは、ショアD硬度が65以上であり厚さが0.05mm以上0.8mm以下であるチューブ内に収容され、前記光ファイバ同士が接触してかつ全ての前記光ファイバが前記チューブの内周面に接するように配置され、前記複数本の電線が前記チューブの周囲に配置され、
直径4mmのマンドレルに巻いた時に、前記光ファイバを伝播する850nmの波長における光の伝送損失増加量が1dB/10ターン以下であることを特徴とする光電気複合ケーブル。 An optical / electrical composite cable having a plurality of optical fibers and a plurality of electric wires inside the outer jacket,
The optical fiber is housed in a tube having a Shore D hardness of 65 or more and a thickness of 0.05 mm or more and 0.8 mm or less, the optical fibers are in contact with each other, and all the optical fibers are formed of the tube. Arranged so as to contact the inner peripheral surface, the plurality of electric wires are arranged around the tube ,
An optical / electrical composite cable characterized in that, when wound on a mandrel having a diameter of 4 mm, an increase in transmission loss of light at a wavelength of 850 nm propagating through the optical fiber is 1 dB / 10 turns or less .
前記チューブは、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体樹脂から形成されていることを特徴とする光電気複合ケーブル。 The photoelectric composite cable according to claim 1,
The tube is formed of a tetrafluoroethylene-ethylene copolymer resin.
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