Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5579636B2 - 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法 - Google Patents

放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5579636B2
JP5579636B2 JP2011024147A JP2011024147A JP5579636B2 JP 5579636 B2 JP5579636 B2 JP 5579636B2 JP 2011024147 A JP2011024147 A JP 2011024147A JP 2011024147 A JP2011024147 A JP 2011024147A JP 5579636 B2 JP5579636 B2 JP 5579636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
radiation
partition
subject
radiographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011024147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012161471A (ja
Inventor
陽一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2011024147A priority Critical patent/JP5579636B2/ja
Priority to CN201210026226.XA priority patent/CN102626315B/zh
Priority to US13/367,513 priority patent/US8873709B2/en
Publication of JP2012161471A publication Critical patent/JP2012161471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5579636B2 publication Critical patent/JP5579636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/52Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/5211Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving processing of medical diagnostic data
    • A61B6/5229Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving processing of medical diagnostic data combining image data of a patient, e.g. combining a functional image with an anatomical image
    • A61B6/5235Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving processing of medical diagnostic data combining image data of a patient, e.g. combining a functional image with an anatomical image combining images from the same or different ionising radiation imaging techniques, e.g. PET and CT
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4429Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/50Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications
    • A61B6/505Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications for diagnosis of bone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/58Testing, adjusting or calibrating thereof
    • A61B6/589Setting distance between source unit and patient

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

本発明は、被検者、患者等の被検体を、衝立を用いて立位で撮影する放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法に関し、特に、衝立を用いて立位で撮影する際、衝立が傾いていても適正な画像を得ることができる放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法に関する。
現在、放射線画像撮影装置は、例えば、医療用の診断画像や工業用の非破壊検査などを含む各種の分野で利用されている。放射線画像撮影装置において、被写体を透過した放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を検出する放射線検出器としては、放射線を電気信号に変換するフラットパネル型検出器(FPD(Flat Panel Detector))を用いるものがある。
FPDを用いた放射線画像撮影装置では、放射線源から放射線を被写体に照射し、被写体を透過した放射線をFPDで電気信号に変換し、FPDから被写体の画像データに相当する電気信号を読み出して放射線画像を生成する。
FPDには、例えば、放射線の入射によってアモルファスセレンなどの光導電膜が発した電子−正孔対(e−hペア)を収集して電化信号として読み出す、いわば放射線を直接的に電気信号に変換する直接方式と、放射線の入射によって発光(蛍光)する蛍光体で形成された蛍光体層(シンチレータ層)を有し、この蛍光体層によって放射線を可視光に変換し、この可視光を光電変換素子で読み出す、いわば放射線を可視光として電気信号に変換する間接方式との、2つの方式がある。
現在、一般的なFPDは、43×43cm程度の大きさしかない。そのため、脊椎の全域(全脊椎)や下肢の全域(全下肢)の放射線画像の撮影等の長尺な領域の放射線画像の撮影を1回の撮影で行うことができない。
このようなFPD(フラットパネル型検出器)を用いて、脊椎の全域(全脊椎)や下肢の全域(全下肢)の長尺な領域の放射線画像の撮影を行う従来の放射線画像撮影装置では、長尺撮影行うときに患者と立位スタンドに支持されたFPDの間に安全保護と撮影範囲を踵まで撮影できるように衝立を設置する。その衝立により患者が所定の位置に立位の状態とされて、FPDを上から順に移動させながら撮影し、撮影した複数の画像を繋げて長尺画像に合成している(特許文献1参照)。
特開2009−240681号公報 特開2004−0568号公報
上述のように、衝立を設置してFPDを移動させて長尺撮影して長尺画像を得ている。長尺画像は関心領域の距離を測定する等して診断に利用される。このため、実寸法と画像寸法の誤差が大きいと誤診に繋がる。例えば、放射線室の床が平坦ではなく凸凹している場合、衝立が傾いたり、衝立がFPDに対して所定の位置からずれることがある。このため、衝立を用いて患者を所定の位置に立たせた場合、患者とFPDとの距離がずれたり、FPDに対して患者の体軸が傾くことがある。このようなことから、衝立と立位スタンドの位置精度を上げることが必要である。そこで、例えば、特許文献2のX線撮影装置のように、被写体のブレを検出して、得られた画像を補正するものがある。
しかしながら、特許文献2のX線撮影装置のように被写体のブレを検出するものでは、装置構成が複雑になるという問題点がある。しかも、被写体のブレを検出する必要があり、撮影工程が煩雑になるという問題点もある。
このように長尺撮影をするために衝立を設置する放射線画像撮影装置において、患者を所定の位置に立たせるための衝立と、立位スタンドの位置精度を上げるものがないのが現状である。
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、衝立を用いて立位で撮影する際、衝立が傾いていても、適正な画像を得ることができる放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置であって、前記放射線画像を得るための放射線を検出する放射線検出器と、前記放射線検出器に向けて前記放射線を照射する放射線源と、前記放射線検出器に隣接して設けられ、前記放射線検出器に対して所定の位置に前記被写体を配置させるための衝立と、前記衝立と前記放射線源との距離を測定する距離測定手段と、前記衝立の傾きを測定する傾き検出手段と、前記距離測定手段で得られた前記衝立と前記放射線源との距離および前記傾き検出手段で得られた前記衝立の傾きに基づいて前記撮影画像を画像補正する画像処理部とを有することを特徴とする放射線画像撮影装置を提供するものである。
前記傾き検出手段による前記衝立の傾きの測定および前記距離測定手段による距離の測定は、撮影前または撮影後になされることが好ましい。さらに、前記傾き検出手段による前記衝立の傾きの測定は撮影時になされ、前記画像処理部は、前記撮影時になされた前記衝立の傾きと、前記衝立と前記放射線源との距離とに基づいて前記撮影画像を画像補正することが好ましい。
また、前記放射線検出器を前記被写体の長手方向に移動させる検出器移動手段を有し、前記画像処理部は、前記検出器移動手段により前記放射線検出器を前記被写体の長手方向に移動させ、前記放射線源から放射線を前記被写体に照射して前記被写体を前記長手方向に分割して撮影して得られた複数の画像を合成して長尺な放射線画像を作成するものであることが好ましい。
この場合、前記被写体を長手方向に分割して撮影する際、連続した2つの撮影位置を部分的に重複させており、前記画像処理部は、前記重複部分を一致させて長尺な放射線画像を作成することもできる。
本発明の第2の態様は、前記放射線検出器と、放射線検出器に対して所定の位置に被写体を配置させるための衝立と、前記放射線検出器に向けて放射線を照射する放射線源とを用いて前記被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影方法であって、前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きを測定する工程と、前記被写体の放射線画像を撮影する工程と、前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きに基づいて前記撮影画像を画像補正する工程とを有することを特徴とする放射線画像撮影方法を提供するものである。
本発明の第3の態様は、前記放射線検出器と、放射線検出器に対して所定の位置に被写体を配置させるための衝立と、前記放射線検出器に向けて放射線を照射する放射線源とを用いて前記被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影方法であって、前記被写体の放射線画像を撮影する工程と、前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きを測定する工程と、前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きに基づいて前記撮影画像を画像補正する工程とを有することを特徴とする放射線画像撮影方法を提供するものである。
前記被写体の放射線画像を撮影する工程において、前記衝立の傾きの第2の測定がなされ、前記撮影画像を画像補正する工程において、前記第2の測定で得られた前記衝立の傾きが前記画像補正に用いられることが好ましい。
前記被写体の放射線画像を撮影する工程は、前記放射線検出器を前記被写体の長手方向に移動させ、前記放射線源から放射線を前記被写体に照射して前記被写体を前記長手方向に分割して撮影する工程であり、さらに、前記被写体を長手方向に分割して撮影して得られた複数の画像を合成して長尺な放射線画像を作成する工程とを有することが好ましい。
この場合、前記被写体を前記長手方向に分割して撮影する際、連続した2つの撮影位置を部分的に重複させて前記被写体を前記長手方向に分割して撮影し、前記重複部分を一致させて前記長尺な放射線画像を作成することができる。
本発明によれば、衝立を用いて被写体を所定の位置に配置させ、立位で撮影する場合に衝立が傾いていても、この傾きに応じた画像補正ができ、さらには衝立と放射線源との距離を計測できるため、台形歪み等がなく、しかも拡大率のずれも補正することができ、実際の寸法に対して誤差が小さい被写体の画像を得ることができる。このため、複数の画像を合成して得られる被写体の長尺な放射線画像についても、台形歪み等がなく、実際の寸法に対して誤差を小さくすることができる。このようなことから、診断精度を向上させることもできる。
また、衝立の傾きに応じた画像補正ができるため、衝立の位置調整、傾き調整が不要である。このため、衝立の設置作業を容易にすることができるとともに、衝立の構成も複雑になることはない。
本発明の第1の実施形態の放射線画像撮影装置を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の放射線画像撮影装置で得られる長尺画像を示す模式図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態の放射線画像撮影装置で得られる短尺画像を示す模式図であり、(b)は、補正後の短尺画像を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の放射線画像撮影装置による長尺画像の撮影方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の放射線画像撮影装置を示す模式図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の放射線画像撮影装置を示す模式図である。
図1に示すように、放射線画像撮影装置10(以下、撮影装置10ともいう)は、撮影部12と、撮影指示部14と、制御部16と、撮影データ処理部18と、画像処理部20と、出力部22と、表示部24とを有する。
撮影指示部14は、撮影メニュー、撮影条件および撮影モード等を設定し、被写体Pの撮影を指示するものである。撮影指示部14には、撮影メニュー、撮影条件および撮影モードを設定するための入力キー(図示せず)および撮影の指示手段(図示せず)が設けられている。
撮影の指示手段としては、例えば、2段押し型の撮影ボタンが用いられる。撮影ボタンは、1段目まで押されると(半押しされると)撮影の準備状態となり、2段目まで押されると(全押しされると)撮影が開始される。撮影指示部14は、ディスプレイ表示、または音声出力によって、撮影ボタンが押下されていない状態、1段目まで押下された状態および2段目まで押下された状態を表す撮影情報を出力する。
また、撮影装置10には、例えば、撮影モードとして、後述する放射線源44の放射線の強度および照射時間(照射量)等の撮影条件を手動で設定する手動モード、予め放射線の強度、照射時間などの撮影条件が設定されている自動モード、および長尺画像を撮影するための長尺撮影を行う長尺モードの3つの撮影モードが設けられている。
前述のように、後述する放射線源44の、通常の放射線検出器62の撮像面62aは、42×42cm程度の大きさである。長尺撮影とは、脊椎の全域(全脊椎)や下肢の全域(全下肢)など、放射線検出器62の撮像面62aよりも大きく長尺な領域の放射線画像を撮影するために、撮影領域を被写体Pの体軸方向(長手方向)に移動して、連続的に複数回の曝射を行う撮影方法である。
例えば、長尺撮影では、撮影領域および放射線検出器62の撮像面62aのサイズから、撮影回数や撮影位置を決定し、決定した撮影位置に応じて、放射線検出器62および放射線の照射野(放射線源44の位置)を体軸方向に移動して、連続的に決定した複数回の曝射(撮影)を行う。長尺撮影では、このようにして得られた1回の曝射による放射線画像を複数合成することにより、全脊椎や全下肢などの長尺な領域の放射線画像を得る。
以下、便宜的に、長尺撮影における1回の曝射による画像(放射線検出器62により得られる1回の放射線画像)を短尺画像、1回の曝射で被写体の全域の撮影を終了する通常の放射線画像の撮影を一般撮影とする。なお、手動モードと自動モードは、一般撮影を行うモードである。
本実施形態においては、長尺画像は、例えば、3回の曝射により得られるものであり、図2に示す長尺画像70のように、3つの短尺画像72〜76で構成される。
撮影装置10において、長尺モードでは、放射線技師が撮影ボタンを2段目まで押下している状態では、連続的な短尺画像の撮影を継続、すなわち、放射線検出器62および放射線照射野の移動、ならびに所定間隔での曝射を継続し、この2段目までの撮影ボタンの押下が開放、すなわち、撮影指示が解消された時点で、短尺画像の撮影、すなわち長尺撮影を終了する。このような構成を有することにより、例えば、被写体Pが不意に動いてしまったなど、適正な撮影ができないと放射線技師が判断した際に、迅速に、長尺撮影を停止することができる。
しかしながら、本発明は、これに限定はされず、予め、撮影回数や撮影領域の位置/サイズなどを設定入力しておき、撮影開始の指示に応じて、自動的に、所定枚数の短尺画像の撮影を行うようにしてもよい。
図1に示す制御部16は、撮影指示部14から供給された撮影の指示信号等に応じて、撮影装置10の各部位の動作を制御する部位である。
制御部16は、例えば、設定された撮影メニュー、撮影条件および撮影モードで撮影が行なわれるように撮影部12を制御する。また、所定のタイミングで、放射線検出器62から前の放射線画像の残像データを読み出すように撮影データ処理部18を制御する。また、制御部16は、撮影された放射線画像データに対して所定の画像処理を行うように、画像処理部20を制御する。
さらには、制御部16は、画像処理部20から出力部22、表示部24に長尺画像等の各種の画像データを出力するとともに、出力部22から長尺画像等の各種の画像のハードコピーを出力させる。また、表示部24に長尺画像等の各種の画像を表示させる。
撮影部12は、照射部30と、衝立部32と、放射線検出部34とを有する。
衝立部32は、放射線検出部34に隣接して設けられている。照射部30は、衝立部32を挟んで放射線検出部34に対向して設けられている。すなわち、照射部30は、衝立部32に対して放射線検出部34の反対側に設けられている。
撮影部12において、照射部30の後述する放射線源44と、放射線検出部34の放射線検出器62の撮像面62aとは距離Lに設定されている。
照射部30は、放射線を、放射線検出部34の後述する放射線検出器62に向けて照射するものであり、照射部30から放射線が被写体Pに照射されて、衝立部32に立っている被写体Pを透過した放射線が放射線検出部34で検出される。
この照射部30は、ガイドレール42と、放射線源44と、距離測定手段45と、線源移動機構46とを有する。
放射線源44は、放射線を被写体P、放射線検出器62に向けて照射するためのものであり、放射線画像撮影装置に利用される通常の放射線源が用いられる。このため、放射線源44は、例えば、X線管球(図示せず)、X線可動絞り(コリメータ)(図示せず)、照射野ランプ(図示せず)およびミラー(図示せず)等を備える。
また、放射線源44には、距離測定手段45が設けられている。この距離測定手段45は、後述する衝立部32の衝立50までの距離を測定するものである。この距離測定手段45で得られた距離は、制御部16に出力される。制御部16においては、距離測定手段45と放射線源44の放射位置(X線管球の位置)との距離が予め記憶されているため、放射線源44の放射位置(X線管球の位置)から後述する衝立部32の衝立50までの距離Lが得られる。距離測定手段45には、非接触タイプのものが用いられ、例えば、超音波距離計、レーザ測長器等が用いられる。
なお、衝立50までの距離Lは、放射線源44から放射線検出器62の撮像面62aの距離Lとともに拡大率(=L/L)の算出に用いられる。この拡大率は、制御部16で算出された後、画像処理部20に出力されて画像処理に用いられる。
また、放射線源44は、ガイドレール42に支持されている。ガイドレール42は、後述する衝立部32に立っている被写体P(被検者)の体軸方向に対応する、所定の一方向、本実施形態では、床Bに垂直な方向(Y方向)に延在して配置され、この垂直な方向に移動自在に放射線源44を支持するものである。このガイドレール42は基台48により、垂直な方向(Y方向)に立設されている。
線源移動機構46は、このガイドレール42に沿って放射線源44を移動させるものである。線源移動機構46により、ガイドレール42に沿って放射線源44を移動させて、その高さHを変え、複数の照射位置にすることができるとともに、所定の放射線源44を所定の高さHに固定することができる。これにより、放射線の照射野を被写体Pの体軸方向に沿って変更することができる。また、線源移動機構46により放射線源44の床Bからの高さHの情報も得ることができる。この高さHの情報は、制御部16に出力される。
なお、線源移動機構46は、特に限定されるものではなく、ラックアンドピニオン等の歯車伝動機構、ねじ伝動機構、ボールねじ伝動機構、プーリ等を用いる巻き掛け伝動機構、エアシリンダやオイルシリンダなどのシリンダを用いる方法等、長尺撮影を行う放射線画像撮影装置に利用される移動手段が、全て利用可能である。
衝立部32は、衝立50と、基台52と、傾き検出部(傾き検出手段)54とを有する。この衝立部32は、放射線源44の光軸C方向における被写体Pの撮影位置を決定するためのものである。
衝立50は、放射線検出器62に対して所定の位置に被写体Pを配置させるためのものであり、基台52により、床Bに対して立設される放射線透過性の板状部材である。この衝立50は、衝立50と基台52との接続部αを支点として傾斜することができるが、衝立50は、負荷がかからない状態では、基台52の上面52aに対して垂直に立設している。
基台52は、上面52aに衝立50が設けられるとともに、被写体Pが載る台として機能するものである。また、基台52の下部にタイヤ53が設けられており、これにより、衝立部32を移動させることができる。また、例えば、衝立部32の位置決めをするための位置決め部材58が床Bに設けられている。この位置決め部材58に基台52を当接させることにより、衝立部32を所定の位置に設置することができる。
また、位置決め部材58により、衝立50と放射線検出器62の撮像面62aとの距離ΔLを概ね所定の距離にすることができる。
傾き検出部54は、衝立50の傾きθを検出するものであり、例えば、衝立50の上部に設けられている。衝立50の傾きθとは、衝立50の上端部の水平方向の移動量により生じる角度のことである。例えば、衝立50が放射線検出器62側に移動している場合を正の角度とし、逆に、衝立50が放射線源44側に移動している場合を負の角度とする。
なお、衝立50の傾き検出部54は、衝立50の傾きθを検出することができれば、特に限定されるものではなく、例えば、傾斜センサ、重力センサが用いられる。
本実施形態においては、傾き検出部54を用いて衝立50の傾きθを検出し、この傾きθが制御部16に出力される。この傾きθの値が制御部16から画像処理部20に出力され、画像処理部20において、台形補正等の画像補正に用いられる。
なお、制御部16において、衝立50の傾きθが許容範囲内にあるが判定し、許容範囲を超えると判定された場合に、衝立50の傾きθの値を画像処理部20に出力するようにしてもよい。この場合、衝立50の傾きθが許容範囲内であれば、衝立50が傾いていても画像処理部20で画像補正はされない。
本実施形態において、衝立50の傾きθの許容範囲は、例えば、衝立50の上端部の水平方向の移動量が1200mmに対して8mmである。すなわち、許容される傾きθはθ=tan−1(8/1200)である。
放射線検出部34は、被写体Pを通過した放射線を検出し、放射線画像を得るためのものであり、立位スタンド60と、放射線検出器62と、検出器移動機構(検出器移動手段)64とを有する。
放射線検出器62は、例えば、FPDにより構成される。この放射線検出器62は、被写体Pを透過した放射線を検出して電気信号(放射線画像データ)に変換して、被写体Pが撮影された放射線画像のデータ(アナログデータ)を出力する公知の放射線(画像)の検出器である。放射線検出器62は、放射線を電荷に直接変換する直接方式のFPD、または放射線を一旦光に変換し、変換された光をさらに電気信号に変換する間接方式のFPDのいずれも利用可能である。
ここで、直接方式のFPDは、アモルファスセレン等の光導電膜、キャパシタ、スイッチ素子としてのTFT等によって構成される。直接方式のFPDは、例えば、X線等の放射線が入射されると、光導電膜から電子−正孔対(e−hペア)が発せられる。その電子−正孔対はキャパシタに蓄積され、キャパシタに蓄積された電荷が、TFTを介して電気信号として読み出される。
一方、間接方式のFPDは、蛍光体で形成されたシンチレータ層、フォトダイオード、キャパシタ、TFT等によって構成される。シンチレータ層は、例えば、「CsI:Tl」等の放射線の入射によって発光(蛍光)する蛍光体で形成される。間接方式のFPDは、放射線の入射によるシンチレータ層の発光を、フォトダイオードで光電変換して、キャパシタに蓄積し、キャパシタに蓄積された電荷が、TFTを介して電気信号として読み出される。
立位スタンド60は、放射線検出器62を床Bに対して垂直な方向、すなわち、放射線源44の移動方向と同じY方向に移動自在に支持するものである。この立位スタンド60は、例えば、放射線源44を支持するガイドレール42と同じく垂直な方向(Y方向)に延在するガイドレール(図示せず)、およびこのガイドレールに、Y方向に移動自在に係合して放射線検出器62を固定する係合部材(図示せず)等を備えるものである。
検出器移動機構64は、放射線検出器62を、放射線源44と同じくY方向に移動させるとともに、放射線検出器62を複数の撮影位置に位置決めし、停止させることができるものである。
検出器移動機構64は、特に限定されるものではなく、線源移動機構46と同様に、ラックアンドピニオン等の歯車伝動機構、ねじ伝動機構、ボールねじ伝動機構、プーリ等を用いる巻き掛け伝動機構、エアシリンダやオイルシリンダなどのシリンダを用いる方法等、長尺撮影を行う放射線画像撮影装置に利用される移動手段が、全て利用可能である。
これにより、撮影装置10は、放射線源44および放射線検出器62を被写体Pの体軸方向に連続的または間欠的に移動することができ、長尺モードにおける撮影(長尺撮影)等ができる。放射線検出器62の複数の撮影位置と、放射線源44の複数の照射位置とは、それぞれ1対1に対応することが好ましい。
また、短尺画像の最大撮影回数は、特に限定されるものではなく、3回でもそれ以上でもよい。短尺画像の撮影方向は、上方から、順次、行うものに限定はされず、下方から上方に向かって、順次撮影を行うようにしてもよい。
さらに、各短尺画像の撮影位置は、固定的であってもよく、または任意に変更可能であってもよく、いずれかを選択可能であってもよい。
前述のように長尺モードでは、放射線検出器62および放射線の照射野を被写体Pの体軸方向に移動して、連続的に、決定した複数回の曝射(撮影)を行う。
本実施形態の撮影装置10において、長尺モードでは、例えば、3段階の各撮影位置で行う。このため、各撮影位置に順次、停止するように、検出器移動機構64によって放射線検出器62の位置を上方から下方に断続的に移動すると共に、線源移動機構46によって、放射線源44を、放射線検出器62に同期して断続的に移動する。この断続的な放射線検出器62と放射線源44の移動の停止時に、各撮影位置で被写体を曝射することにより、短尺画像を撮影する。
すなわち、撮影装置10においては、最初の撮影位置の上端部から、3回目の撮影位置の下端部までの長さの長尺な放射線画像が撮影可能であり、放射線画像を撮影する放射線技師は、被写体Pの撮影領域に応じて、撮影位置および短尺画像の撮影回数(曝射回数)を、任意に選択および決定することにより、脊椎の全域(全脊椎)や下肢の全域(全下肢)等の各種の長尺な放射線画像を撮影することができる。このようにして、撮影した各短尺画像を、後述する画像処理部20で合成することにより全脊椎や全下肢などの長尺な放射線画像を得る。
なお、各撮影位置は、例えば、連続した2つの撮影位置を部分的に重複させる。すなわち、1回前に撮影された画像と次に撮影する画像の撮影領域を重複させる。この重複領域を、画像を合成する際の繋ぎ代として利用することができる。
撮影データ処理部18は、制御部16からの指示に応じて、撮影部12の放射線検出器62)から読み出した出力信号(放射線画像の画像データ)に対して、A/D(アナログ/デジタル)変換、log変換等の処理を施して、放射線画像のデジタル画像データに変換するものである。撮影データ処理部18は、データ処理後の放射線画像のデジタル画像データを画像処理部20に出力する。
画像処理部20は、撮影データ処理部18から取得したデータ処理後のデジタル画像データに対して、画像補正、画像合成等の画像処理を行い、画像処理後の放射線画像データをモニタ表示用、プリント出力用のデータに変換し、出力部22、表示部24に出力するものである。
画像処理部20は、コンピュータ上で動作するプログラム(ソフトウェア)もしくは専用のハードウェア、または両方を組み合わせて構成される。
画像処理部20は、撮影モードが長尺モードである場合に、供給された、複数の短尺画像(短尺のデジタル画像データ)を合成して、被写体Pの長尺の放射線画像(放射線画像データ)を生成するものである。
画像処理部20においては、制御部16から画像処理部20に出力された傾きθの値と、撮影時の放射線源44の高さHの情報を用いて短尺画像を台形補正する。
衝立50が傾いた状態で長方形状の物体が撮影されると、図3(a)に示すように、台形状の画像78となる。そこで、傾きθの値と、撮影時の放射線源44の高さHの情報を用いて、画像78について、放射線源44の光軸Cの位置、すなわち、放射線源44の高さHを基準して、台形補正をする。これにより、図3(b)に示すように、撮像された物体と同じ長方形状の画像78aを得ることができる。
なお、台形補正には、放射線源44の光軸Cの位置、すなわち、放射線源44の高さHを基準して、公知の台形補正のアルゴリズムが用いられる。この台形補正のアルゴリズムとしては、例えば、特開2010−94498号公報に記載のものが利用できる。
また、画像処理部20は、制御部16で算出された拡大率(=L/L)を用いて、拡大率のずれを補正するものであり、デジタル画像データにおけるサイズを実寸法に画像補正する。なお、拡大率を用いた画像補正においては、画像補正することなく、例えば、2点の関心領域間の寸法について拡大率を補正した数値だけを、出力または表示してよい。この場合、撮影画像のデジタル画像データでの値と一緒に出力また表示してもよい。
なお、画像処理部20は、さらにキャリブレーションに応じて行なわれる画素欠陥補正、オフセット補正(暗補正)、ゲイン補正(シェーディング補正)、階調補正、濃度補正等の各種の放射線画像撮影装置で行なわれている画像処理が全て実施可能である。
また、画像処理部20においては、撮影モードが一般撮影に対応するモードで、画像合成を行う必要がない場合には、放射線画像のデジタル画像データを、合成処理をすること以外は上述の画像処理をして、その後、モニタ表示用のデータ、プリント出力用のデータに変換して出力部22、表示部24に出力することができる。
なお、画像処理部20における長尺画像を得るための短尺画像の合成方法は、特に限定されるものではなく、公知の画像合成方法が全て利用可能である。
例えば、撮影装置10において、各短尺画像を撮影した際における放射線検出器62の位置、すなわち撮影位置(その座標位置)は、当然、既知であるので、短尺画像を撮影した際における放射線検出器62の座標位置から、各短尺画像の重複部を利用して画像を接続/合成する方法が例示される。また、これ以外にも、各重複部の画像特徴量を算出して、画像特徴量が一致している部分を画像のエッジ部として設定し、このエッジ部で、画像を接続して画像を合成する方法も利用可能である。
画像処理部20においては、複数の部分画像の画像データを合成する際に行う、連続して撮影された隣接する2つの部分画像の重なり合う重複部分が一致するように、両方の部分画像のデジタル画像データをデジタル画像処理、例えば、濃度や階調が一致するように階調補正や濃度補正して、重複部分が一致する部分画像の画像データを得、これらを1つの長尺画像に合成することができる。
出力部22は、画像処理部20から出力された短尺(部分)画像または長尺(全体)画像のプリント出力用のデータを用いてハードコピーとして出力するものである。また、出力部22は、画像処理部20から出力された部分画像または全体画像の画像データをネットワークまたは記憶媒体に出力するためのものであってもよい。
表示部24は、画像処理部20から出力された短尺(部分)画像または長尺(全体)画像のモニタ表示用のデータを用いて、短尺(部分)画像または長尺(全体)画像を表示するものである。
なお、表示部24は、撮影動作において必要となるGUI等による選択、指示等を表示するものであってもよく、例えば、放射線画像や撮影回数の情報などを画面に表示してもよいことはもちろんである。
本実施形態の撮影装置10においては、例えば、放射線室の床Bが平らでなく凸凹していて衝立50が傾いてしまう場合でも、衝立50の傾きθおよび放射線源44の高さに基づいて画像補正を行って台形歪み等を補正するとともに、拡大率のずれも補正する。これにより、被写体Pと得られる短尺画像との形状の誤差を小さくできるとともに、実際の寸法に対して誤差が小さい被写体Pの短尺画像を得ることができる。このため、複数の短尺画像を合成して最終的に得られる長尺画像についても、被写体Pとの形状の誤差が小さく、実際の寸法に対して、誤差が小さい被写体Pの長尺画像を得ることができる。これにより、診断精度を向上させることができる。
撮影装置10において、例えば、3回撮影して1つの長尺画像を得る場合、図2に示すように長尺合成画像70は3つの短尺画像72〜76で構成される。このとき、長尺合成画像70において3つの短尺画像72〜76に跨る関心領域Aと関心領域Aとの距離Dについて、実際の距離との誤差を±5mmにすることができる。
また、本実施形態の撮影装置10においては、衝立50の傾きθに応じた画像補正ができるため、衝立50の位置調整、衝立50の傾きθの調整を不要とすることができる。これにより、衝立50の設置作業を容易にすることができるとともに、衝立50の構成も複雑になることがない。
以下、図4に示すフローチャートを参照して、撮影装置10における長尺撮影方法について説明する。本実施形態においては、3回撮影を行い、脊椎の全域(全脊椎)を撮影して、長尺画像を作成する場合を例にして説明する。
まず、被写体Pである患者について、身長、体重等の身体的特徴、撮影部位、撮影条件等の患者情報を得る(ステップS10)。
この場合、放射線技師によって、患者情報に基づいて、撮影指示部14を介して、撮影装置10に撮影メニュー(全下肢の撮影、全脊椎の撮影など)および撮影モードの設定が行なわれる。この場合、撮影モードとして、長尺モードが設定される。さらに、撮影指示部14を用いて、長尺撮影の撮影開始位置(最初の撮影位置)が設定される。また、曝射時間、放射線強度等の撮影条件が入力される。このようにして、撮影が準備される。
なお、必要に応じて、撮影指示部14により、長尺モードにおいて、撮影条件を装置が自動設定(あるいは予め設定)する自動長尺モード、または放射線技師が撮影条件を入力/設定できる手動長尺モードを設定するようにしてもよい。
次に、衝立部32を移動させて、基台52を位置決め部材58に当接させて放射線検出部34の放射線検出器62の撮像面62a前方の所定の位置に衝立50を配置する(ステップS12)。
次に、照射部30の放射線源44を操作位置に移動させる(ステップS14)。この場合、オートポジション機能により、機器に対して予め設定した位置、例えば、長尺撮影の撮影開始位置(最初の撮影位置)に放射線源44を移動させてもよい。
次に、衝立50の傾きθを傾き検出部54を用いて計測するとともに、距離測定手段45により、放射線源44の放射位置(X線管球の位置)から衝立50までの距離Lを計測する(ステップS16)。
ステップS16では、計測された衝立50の傾きθと距離Lが制御部16に出力される。制御部16において、この傾きθの値と距離Lが画像処理部20に出力されて、後述の画像補正に用いられる。
以上のように、衝立50の傾きθおよび衝立50迄の距離Lを取得した後、被写体Pである患者を招き入れ、基台52に放射線源44に顔を向けて、すなわち、衝立50の面50aに背中を向けて立たせ、被写体Pの撮影位置を決める(ステップS18)。
次に、ステップS10で取得された患者情報に基づいて、撮影を行う(ステップS20)。この場合、1回撮影した後は、例えば、放射線源44と放射線検出器62とを同期させて、頭部から下肢に向かって、所定の位置に移動させ、合計3回撮影する。撮影される毎に、放射線検出器62から撮影データ処理部18に画像データが出力され、撮影データ処理部18において、デジタル画像データに変換され、画像処理部20に出力される。
以下、本実施形態における3回撮影の撮影について詳細に説明する。
まず、1回目の撮影の際に、撮影指示部14の撮影ボタンが1段目まで押下されると、撮影部12は制御部16の制御下の下で撮影の準備状態となる。
続いて、撮影ボタンが2段目まで押下されると、1回目の撮影が行なわれ、撮影部12において、放射線源44から所定強度の放射線が所定時間だけ照射される。照射された放射線は被写体Pを透過して放射線検出器62に入射し、被写体Pを透過した放射線が電気信号(放射線画像)に変換される。
なお、長尺モードでは、撮影(曝射)のタイミング、撮影の回数を、撮影を行う放射線技師が知見できるように、各撮影(曝射)の際毎に音声やモニタ表示で、その旨を出力する。
撮影データ処理部18は、所定の蓄積時間経過後に、放射線検出器62から撮影された放射線画像を読み出し、A/D変換等の処理を行ない画像処理部20に供給する。画像処理部20では、撮影データ処理部18から供給された放射線画像を取得し、1回目の撮影で得られた放射線画像を、1回目の撮影位置における第1の短尺画像として記憶する。
なお、画像処理部20において、第1の短尺画像を表示部24に供給し、合成前のプレビュー画像として表示部24に表示してもよい。
表示部24に表示されたプレビュー画像により、放射線技師は撮影画像に不具合、例えば、被写体Pが撮影範囲から動いている等を確認できる。これにより、不具合があり撮影を中止したい場合には撮影を途中で中止できる。
1回目の撮影が終わると検出器移動機構64により放射線検出器62が2回目の撮影位置に移動され、これに並行して、線源移動機構46により放射線源44が2回目の撮影位置に移動される。
放射線検出器62と放射線源44が2回目の撮影位置に移動した後、2回目の撮影が開始される。1回目の撮影と同様に、撮影部12において、放射線源44から所定強度の放射線が所定時間だけ照射されて、照射された放射線が被写体Pを透過して放射線検出器62に入射し、被写体Pを透過した放射線が電気信号(放射線画像)に変換される。
撮影データ処理部18は、所定の蓄積時間経過後に、放射線検出器62から、撮影位置N=2で撮影された放射線画像を読み出し、A/D変換等の処理を行ない、画像処理部20に供給する。画像処理部20では、撮影データ処理部18から供給された放射線画像(短尺画像)を2回目の撮影位置における第2の短尺画像として、すなわち、2回目の撮影で得られた放射線画像として記録する。
なお、第2の短尺画像も表示部24に供給して、プレビュー画像として表示してもよいのは、第1の短尺画像と同様である。
2回目の撮影が終わると、2回目の撮影と同様にして、放射線検出器62と放射線源44が3回目の撮影位置に移動される。
放射線検出器62と放射線源44が3回目の撮影位置に移動された後、3回目の撮影が開始される。2回目の撮影と同様に、撮影部12において、放射線源44から照射され、被写体Pを透過した放射線を放射線検出器62が電気信号(放射線画像)に変換する。撮影データ処理部18は、放射線検出器62から、放射線画像のデータを読み出し、A/D変換等の処理を行ない、画像処理部20に供給する。画像処理部20では、撮影データ処理部18から供給された放射線画像を3回目の撮影位置における第3の短尺画像として、すなわち、3回目の撮影で得られた放射線画像として記録する。
なお、第3の短尺画も表示部24に供給して、プレビュー画像として表示してもよいのは、第1の短尺画像と同様である。
次に、3回目の撮影が終了した後、画像処理部20において、撮影された3回分の短尺画像のデジタル画像データについて、傾きθおよび距離Lに基づく画像補正等、上述の画像処理部20での画像処理を行った後、合成し、長尺画像のデジタル画像データを得る(ステップS22)。
次に、長尺画像のデジタル画像データを出力部22に出力し、出力部22でハードコピーを作製する(ステップS24)。また、長尺画像のデジタル画像データを表示部24に出力して、表示部24に長尺画像を表示させる(ステップS24)。このようにして、長尺の診断画像を得ることができる。この得られた診断画像が、患者(被写体P)の診断に利用される(ステップS26)。
なお、撮影装置10において、長尺撮影ではない一般撮影は、公知の放射線画像撮影装置と同様に行なえばよく、また、長尺撮影と同様に、衝立50の傾きを許容範囲内にして撮影してもよいことはもちろんである。
本実施形態の撮影方法において、ステップS16では、衝立50が傾いていた場合には、画像補正をさせるために画像処理部20に傾きθの値を出力したが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS16において、制御部16で傾きθの値を所定の許容範囲内あるか否か判定させ、傾きθの値が許容範囲内であれば、画像処理部20に出力せずに、画像処理部20で画像補正がされないようにしてもよい。
また、被写体Pが基台52に載った際、衝立50に体重をかける場合もある。このため、被写体Pが基台52に載った後に、衝立50の傾きθを再度計測し、この再度計測して得られた衝立50の傾きθの値を画像処理部20に出力し、これを画像補正に用いるようにしてもよい。
本実施形態の撮影方法において、被写体Pが基台52に載る前に、衝立50の傾きθの計測および衝立50までの距離Lの計測をしているが、これに限定されるものではない。例えば、被写体Pが基台52に載り、撮影した後に衝立50の傾きθおよび衝立50までの距離Lを計測してもよい。この場合においても、計測された傾きθの値と距離Lが制御部16に出力され、更には傾きθの値と距離Lが画像処理部20で画像補正に用いられる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態の放射線画像撮影装置を示す模式図である。
なお、本実施形態において、図1に示す第1の実施形態の放射線画像撮影装置10と同一構成物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図5に示す本実施形態の放射線画像撮影装置10a(以下、撮影装置10aともいう)は、第1の実施形態の放射線画像撮影装置10(図1参照)に比して、衝立部32aの構成が異なり、それ以外の構成は第1の実施形態の放射線画像撮影装置10と同様の構成であるため、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の撮影装置10aの衝立部32aは、第1の実施形態の衝立部32に比して、基台52に設けられたタイヤ53の向きが異なり、タイヤ53の回転軸が衝立50の面50aに対して直交している。天井Sにガイド82が設けられている。衝立50は上部に、傾き検出部54が設けられており、衝立50の上部がガイド82に嵌め込まれ、この状態で衝立50は、衝立50の面50aと平行な方向に移動する。
本実施形態においても、第1の実施形態の撮影装置10と同様に、傾き検出部54を用いて衝立50の傾きが検出され、この衝立50の傾きθに基づいて、画像補正を行って台形歪み等を補正するとともに、拡大率のずれも補正する。これにより、例えば、床Bが平らでなく凸凹していて、衝立50が傾いてしまう場合でも、被写体Pとの形状の誤差を小さくするとともに、実際の寸法に対して誤差が小さい被写体Pの短尺画像を得ることができる。このため、複数の短尺画像を合成して最終的に得られる長尺画像についても、被写体Pとの形状の誤差が小さく、実際の寸法に対して、誤差が小さい被写体Pの長尺画像を得ることができる。このため、例えば、図2に示す長尺合成画像70において、複数の短尺画像72〜76に跨る2つの関心領域A、Aの距離Dを、実際の距離との誤差を±5mmにすることができる。
また、本実施形態においても、衝立50の傾きθに応じた画像補正ができるため、衝立50の位置調整、衝立50の傾きθの調整を不要とすることができる。これにより、衝立50の設置作業を容易にすることができる。
なお、本実施形態においても、衝立50の傾きθが許容範囲内であるか制御部16で判定され、許容範囲を超えた場合に、第1の実施形態の撮影装置10と同様に、画像処理部20で画像処理をさせるようにすることもできる。
上述のいずれの実施形態の撮影装置10、10aにおいても、被写体Pを立たせた状態で撮影する立位撮影用の放射線画像撮影装置について説明したが、これに限定されず、被写体Pを臥位の状態で撮影する放射線画像撮影装置にも適用可能である。
さらには、上述のいずれの実施形態の撮影装置10、10aにおいても、放射線源44を被写体Pの体軸方向(Y方向)に移動することにより、長尺撮影における放射線の照射野の変更を行なっているが、本発明は、これに限定はされるものではない。本発明においては、公知の放射線の照射野の変更手段が各種利用可能である。
放射線の照射野の変更手段としては、例えば、放射線源の角度を変更することにより、いわゆる管球の首振りをすることにより、放射線の照射野を変更する方法を用いることができる。また、放射線源として長尺撮影の全領域に放射線(X線)を照射可能なX線管球と、X線管球からの放射線(X線)の照射野を規制するアパーチャとを用い、アパーチャを体軸方向に移動させることにより、放射線の照射野を変更する方法も放射線の照射野の変更手段として利用可能である。
また、X線源を支持し、このX線源を天井走行式の水平駆動部によって水平方向に移動させるとともに、垂直駆動部によって垂直(鉛直)方向に移動させるX線管懸垂機を用いてもよい。この場合、X線源を回転駆動部によって回転駆動できるようにして、X線の照射方向を制御する。
本発明は、基本的に以上のように構成されるものである。以上、本発明の放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
10、10a 放射線画像撮影装置(撮影装置)
12 撮影部
14 撮影指示部
16 制御部
18 撮影データ処理部
20 画像処理部
22 出力部
30 照射部
32、32a 衝立部
34 放射線検出部

Claims (12)

  1. 被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置であって、
    前記放射線画像を得るための放射線を検出する放射線検出器と、
    前記放射線検出器に向けて前記放射線を照射する放射線源と、
    前記放射線検出器に隣接して設けられ、前記放射線検出器に対して所定の位置に前記被写体を配置し、前記放射線源から照射される前記放射線の光軸方向における前記被写体の撮影位置を決定するための衝立と、
    前記衝立と前記放射線源との距離を測定する距離測定手段と、
    前記衝立の傾きを測定する傾き検出手段と、
    前記距離測定手段で得られた前記衝立と前記放射線源との距離および前記傾き検出手段で得られた前記衝立の傾きに基づいて前記放射線画像を画像補正する画像処理部とを有することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記傾き検出手段による前記衝立の傾きの測定および前記距離測定手段による距離の測定は、撮影前または撮影後になされる請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記傾き検出手段による前記衝立の傾きの測定は撮影時になされ、前記画像処理部は、前記撮影時になされた前記衝立の傾きと、前記衝立と前記放射線源との距離とに基づいて前記放射線画像を画像補正する請求項1または2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記放射線検出器を前記被写体の長手方向に移動させる検出器移動手段を有し、
    前記画像処理部は、前記検出器移動手段により前記放射線検出器を前記被写体の長手方向に移動され、前記放射線源から放射線を前記被写体に照射して前記被写体を前記長手方向に分割して撮影して得られた複数の短尺画像を合成して長尺な放射線画像を作成し、かつ前記各短尺画像の撮影位置での前記放射線源の高さの情報と前記衝立の傾きとを用いて、前記各短尺画像を画像補正する請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記被写体を長手方向に分割して短尺画像を撮影する際、連続した2つの撮影位置を部分的に重複させており、前記画像処理部は、前記各短尺画像重複部分を一致させて長尺な放射線画像を作成する請求項4に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記画像処理部の前記画像補正は、台形補正および拡大率のずれ補正の少なくとも一方である請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 放射線検出器と、前記放射線検出器に向けて放射線を照射する放射線源と、前記放射線検出器に対して所定の位置に被写体を配置し、前記放射線源から照射される前記放射線の光軸方向における前記被写体の撮影位置を決定するための衝立と用いて前記被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影方法であって、
    前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きを測定する工程と、
    前記被写体の放射線画像を撮影する工程と、
    前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きに基づいて前記放射線画像を画像補正する工程とを有することを特徴とする放射線画像撮影方法。
  8. 放射線検出器と、前記放射線検出器に向けて放射線を照射する放射線源と、前記放射線検出器に対して所定の位置に被写体を配置し、前記放射線源から照射される前記放射線の光軸方向における前記被写体の撮影位置を決定するための衝立と用いて前記被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影方法であって、
    前記被写体の放射線画像を撮影する工程と、
    前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きを測定する工程と、
    前記衝立と前記放射線源との距離および前記衝立の傾きに基づいて前記放射線画像を画像補正する工程とを有することを特徴とする放射線画像撮影方法。
  9. 前記被写体の放射線画像を撮影する工程において、前記衝立の傾きの第2の測定がなされ、
    前記放射線画像を画像補正する工程において、前記第2の測定で得られた前記衝立の傾きが前記画像補正に用いられる請求項7に記載の放射線画像撮影方法。
  10. 前記被写体の放射線画像を撮影する工程は、前記放射線検出器を前記被写体の長手方向に移動させ、前記放射線源から前記放射線を前記被写体に照射して前記被写体を前記長手方向に分割して撮影する工程であり、
    さらに、前記被写体を長手方向に分割して撮影して得られた複数の短尺画像を合成して長尺な放射線画像を作成する工程とを有し、
    前記長尺な放射線画像を作成する工程は、前記各短尺画像の撮影位置での前記放射線源の高さの情報と前記衝立の傾きとを用いて、前記各短尺画像を画像補正する工程を含む請求項7〜9のいずれか1項に記載の放射線画像撮影方法。
  11. 前記被写体を前記長手方向に分割して撮影する際、連続した2つの撮影位置を部分的に重複させて前記被写体を前記長手方向に分割して短尺画像を撮影し、前記各短尺画像重複部分を一致させて前記長尺な放射線画像を作成する請求項10に記載の放射線画像撮影方法。
  12. 前記放射線画像を画像補正する工程における前記画像補正は、台形補正および拡大率のずれ補正の少なくとも一方である請求項7〜11のいずれか1項に記載の放射線画像撮影方法。
JP2011024147A 2011-02-07 2011-02-07 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法 Active JP5579636B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011024147A JP5579636B2 (ja) 2011-02-07 2011-02-07 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法
CN201210026226.XA CN102626315B (zh) 2011-02-07 2012-02-07 放射线照相成像系统和放射线照相成像方法
US13/367,513 US8873709B2 (en) 2011-02-07 2012-02-07 Radiographic imaging system and radiographic imaging method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011024147A JP5579636B2 (ja) 2011-02-07 2011-02-07 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012161471A JP2012161471A (ja) 2012-08-30
JP5579636B2 true JP5579636B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=46584835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011024147A Active JP5579636B2 (ja) 2011-02-07 2011-02-07 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8873709B2 (ja)
JP (1) JP5579636B2 (ja)
CN (1) CN102626315B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3270185B1 (en) * 2011-02-08 2023-02-01 Rapiscan Systems, Inc. Covert surveillance using multi-modality sensing
US9788810B2 (en) * 2015-06-25 2017-10-17 Portavision Medical Llc System and method for X-ray imaging alignment
DE102012208037A1 (de) * 2012-05-14 2013-11-14 Siemens Aktiengesellschaft Patientenlagerungsvorrichtung, eine medizinischen Bildgebungsvorrichtung mit der Patientenlagerungsvorrichtung sowie ein Verfahren zu einer Markierung einer maximalen Aufenthaltsfläche
KR102105853B1 (ko) * 2013-07-26 2020-05-04 삼성전자주식회사 엑스 선 스티칭 지그
CN104458771B (zh) * 2013-09-23 2017-01-18 同方威视技术股份有限公司 直线轨迹断层扫描装置以及透视成像装置
TWI535421B (zh) * 2014-05-14 2016-06-01 Automatic identification and adjustment of the selected parts of the medical equipment
JP6072102B2 (ja) * 2015-01-30 2017-02-01 キヤノン株式会社 放射線撮影システム及び放射線撮影方法
WO2016195684A1 (en) * 2015-06-04 2016-12-08 Siemens Healthcare Gmbh Apparatus and methods for a projection display device on x-ray imaging devices
JP6776890B2 (ja) * 2016-12-27 2020-10-28 コニカミノルタ株式会社 X線撮影システム
CN107714063A (zh) * 2017-09-15 2018-02-23 薛怀民 密封式旋转多探头x射线检查装置
CN107714066A (zh) * 2017-09-27 2018-02-23 王于臻 肢体检测放射影像装置
JP7030478B2 (ja) * 2017-11-09 2022-03-07 キヤノン株式会社 撮影台および放射線撮影システム
CN108245179A (zh) * 2018-01-11 2018-07-06 青岛市市立医院 一种封闭式放射科影像诊断仪
JP7021980B2 (ja) * 2018-03-06 2022-02-17 株式会社ミツトヨ 計測用x線ct装置
US10881371B2 (en) 2018-12-27 2021-01-05 Medtronic Navigation, Inc. System and method for imaging a subject
US11071507B2 (en) 2018-12-27 2021-07-27 Medtronic Navigation, Inc. System and method for imaging a subject
US10888294B2 (en) 2018-12-27 2021-01-12 Medtronic Navigation, Inc. System and method for imaging a subject
US11647974B2 (en) * 2020-05-15 2023-05-16 Canon Medical Systems Corporation X-ray diagnostic apparatus and x-ray diagnostic method
US12109059B2 (en) 2020-05-19 2024-10-08 Konica Minolta, Inc. Dynamic analysis system, correction apparatus, storage medium, and dynamic imaging apparatus
JP7508859B2 (ja) * 2020-05-19 2024-07-02 コニカミノルタ株式会社 動態解析システム、補正装置及びプログラム
CN114678150B (zh) * 2021-08-31 2023-07-14 国家电投集团科学技术研究院有限公司 压水堆核电厂的辐射分区方法、装置及电子设备

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3462259B2 (ja) * 1994-03-29 2003-11-05 株式会社東芝 X線診断装置
JP3554129B2 (ja) * 1997-01-17 2004-08-18 キヤノン株式会社 放射線撮影装置
US6273606B1 (en) * 1997-12-01 2001-08-14 Agfa-Gevaert Method and assembly for recording a radiation image of an elongate body
EP1062913A1 (en) * 1999-06-25 2000-12-27 DDI Direct Digital Imaging GmbH Digital scanning and photographic imaging X-ray system
US6463121B1 (en) * 1999-10-13 2002-10-08 General Electric Company Interactive x-ray position and exposure control using image data as reference information
JP3658324B2 (ja) * 2001-01-12 2005-06-08 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体
JP4070493B2 (ja) * 2002-04-03 2008-04-02 株式会社東芝 X線診断装置および医用画像解析装置
JP3785576B2 (ja) * 2002-04-24 2006-06-14 株式会社モリタ製作所 被写体ブレ補正手段、これを用いた医療用x線撮影装置
DE10244609A1 (de) * 2002-09-25 2004-04-15 Siemens Ag Bestrahlungsbildaufnahmeeinrichtung
US6944265B2 (en) * 2002-11-25 2005-09-13 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Image pasting using geometry measurement and a flat-panel detector
DE10314536A1 (de) * 2003-03-31 2005-02-10 Siemens Ag Verfahren zur Erzeugung einer Röntgenaufnahme
DE10322143B4 (de) * 2003-05-16 2016-09-22 Siemens Healthcare Gmbh Durchleuchtungsanlage und Verfahren zum Ermitteln der effektiven Hauteingangsdosis bei Durchleuchtungsuntersuchungen
DE10322142A1 (de) * 2003-05-16 2004-12-09 Siemens Ag Durchleuchtungsgerät und Verfahren zum Ermitteln der Strahlendosis bei Durchleuchtungsuntersuchungen
US6895076B2 (en) * 2003-06-03 2005-05-17 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Methods and apparatus for multiple image acquisition on a digital detector
DE10327294A1 (de) * 2003-06-17 2005-01-20 Siemens Ag Verfahren zur Bildaufbereitung von Röntgenbildern sowie zugehörige Bildaufbereitungseinheit
DE10345509A1 (de) * 2003-09-30 2005-05-04 Siemens Ag Visualisierte Bildoptimierung eines Röntgenbilds
DE102004015540B4 (de) * 2004-03-30 2006-12-28 Siemens Ag Strahlungsbildaufnahmeeinrichtung
US8160205B2 (en) * 2004-04-06 2012-04-17 Accuray Incorporated Robotic arm for patient positioning assembly
JP2007135692A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Toshiba Corp X線診断装置
US7522701B2 (en) * 2005-12-20 2009-04-21 General Electric Company System and method for image composition using position sensors
US7555100B2 (en) * 2006-12-20 2009-06-30 Carestream Health, Inc. Long length imaging using digital radiography
CN101278840B (zh) * 2007-04-02 2012-02-22 Ge医疗系统环球技术有限公司 X射线照像设备
JP4946677B2 (ja) * 2007-07-06 2012-06-06 コニカミノルタホールディングス株式会社 透過像撮影システム、および透過像撮影方法
JP4866325B2 (ja) * 2007-09-28 2012-02-01 富士フイルム株式会社 放射線撮影装置
JP5027714B2 (ja) * 2008-03-31 2012-09-19 富士フイルム株式会社 X線画像撮影装置及び方法
JP2010017376A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置
JP5523025B2 (ja) * 2008-09-16 2014-06-18 富士フイルム株式会社 放射線画像検出器の撮像面の設置誤差検出方法および画像補正方法
JP2010075245A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置
JP5137252B2 (ja) * 2008-09-24 2013-02-06 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置
JP2010094209A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置
JP2010221003A (ja) * 2009-02-26 2010-10-07 Fujifilm Corp 放射線撮影装置
JP5324282B2 (ja) * 2009-03-27 2013-10-23 富士フイルム株式会社 放射線撮影装置
CN101926650B (zh) * 2009-06-26 2014-04-30 Ge医疗系统环球技术有限公司 实际皮肤入射剂量率计算装置及方法和x光机
JP5657224B2 (ja) * 2009-08-31 2015-01-21 富士フイルム株式会社 放射線画像検出器の撮像面の設置誤差の程度を判定する方法および装置
US8351568B2 (en) * 2009-09-11 2013-01-08 Carestream Health, Inc. Long length multiple detector imaging apparatus and method
JP5438493B2 (ja) * 2009-12-22 2014-03-12 富士フイルム株式会社 放射線撮影システム及びその補助装置
EP2535866A1 (en) * 2011-06-16 2012-12-19 Agfa HealthCare Method to detect and indicate inaccuracies in long length imaging

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012161471A (ja) 2012-08-30
US20120201354A1 (en) 2012-08-09
CN102626315B (zh) 2015-11-18
US8873709B2 (en) 2014-10-28
CN102626315A (zh) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5579636B2 (ja) 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法
US7555100B2 (en) Long length imaging using digital radiography
JP5438493B2 (ja) 放射線撮影システム及びその補助装置
JP2010017376A (ja) 放射線画像撮影装置
JP5904681B2 (ja) 放射線撮影システム及びその作動方法
WO2013047170A1 (ja) 放射線撮影システムおよびその作動方法、並びに放射線画像検出装置
JP4740779B2 (ja) 放射線撮影装置
JP2009240681A (ja) X線画像撮影装置及び方法
JP2011092612A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2009225945A (ja) 放射線長尺撮影における撮影支援装置
JP2011072346A (ja) X線画像撮影装置、撮影方法および撮影プログラム
JP2011067509A (ja) 放射線撮影システム及びその撮影制御方法
JP2005270277A (ja) 放射線画像撮影装置及び放射線画像生成方法
JP2009297284A (ja) 放射線画像撮影装置および方法
JP5537190B2 (ja) シェーディング補正装置および方法並びにプログラム
JP5792569B2 (ja) 放射線撮影システムおよび放射線撮影システムの長尺撮影方法
US8958525B2 (en) Radiographic imaging apparatus and method
JP2005204810A (ja) X線画像撮影装置
JP2012161472A (ja) 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法
JP2009233159A (ja) 放射線診断装置
JP2011072404A (ja) 放射線撮影システム
JP5027711B2 (ja) 放射線画像撮影装置及び方法並びにプログラム
JP2005007061A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム
JP5943351B2 (ja) X線透視撮影装置及びx線透視撮影方法
JP2005204856A (ja) 放射線画像撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140624

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5579636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250