JP5579219B2 - Nozzle device and spray device - Google Patents
Nozzle device and spray device Download PDFInfo
- Publication number
- JP5579219B2 JP5579219B2 JP2012078387A JP2012078387A JP5579219B2 JP 5579219 B2 JP5579219 B2 JP 5579219B2 JP 2012078387 A JP2012078387 A JP 2012078387A JP 2012078387 A JP2012078387 A JP 2012078387A JP 5579219 B2 JP5579219 B2 JP 5579219B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- port
- injection port
- flux
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
本発明は、ノズル装置およびスプレー装置に関する。 The present invention relates to a nozzle device and a spray device.
例えば、プリント基板にはんだ付けする場合、はんだ付けの前工程として、液体のフラックスの塗布が必要である。このとき、フラックスが付着しては困る部分については、従来、プリント基板に応じたマスキングを用い、所望箇所以外へのフラックスの付着を防止していた。 For example, when soldering to a printed circuit board, it is necessary to apply a liquid flux as a pre-soldering process. At this time, with respect to the portion where the flux is difficult to adhere, conventionally, masking according to the printed board is used to prevent the flux from adhering to other than the desired location.
しかし、プリント基板が変わるとマスキングも変更せねばならず、また、マスキングの定期的清掃が必要なことなどから、結果的に工数が増加していた。そこで、マスキングを用いることなくフラックス塗布を可能とするために、噴霧されるフラックス液の拡散範囲を制御可能とした噴霧制御装置が提案された(例えば、特許文献1を参照)。 However, if the printed circuit board changes, the masking must be changed, and the masking must be periodically cleaned. As a result, the number of man-hours has increased. Therefore, in order to enable flux application without using masking, a spray control device that can control the diffusion range of the sprayed flux liquid has been proposed (for example, see Patent Document 1).
上記噴霧制御装置は、フラックス液を噴霧するノズルを包囲し、かつノズル上方に延在する中空の筒体から構成される。かかる噴霧制御手段を用いた場合、筒体からなる噴霧制御装置をプリント基板に近接させれば、フラックス液の拡散範囲が狭まり、例えばスルーホールが並ぶ局所領域へのフラックス塗布が可能となる。 The spray control device includes a hollow cylinder that surrounds the nozzle that sprays the flux liquid and extends above the nozzle. When such a spray control means is used, if the spray control device made of a cylinder is brought close to the printed circuit board, the diffusion range of the flux liquid is narrowed, and for example, flux application to a local region where through holes are arranged becomes possible.
しかしながら、複数のスルーホールが並設されている場合、噴霧領域の端部に近いスルーホールでは、内壁へのフラックスの付着量が減少し、はんだ付けの品質が低下するおそれがあった。 However, when a plurality of through holes are arranged side by side, in the through holes near the end of the spray region, the amount of flux attached to the inner wall is reduced, and the soldering quality may be deteriorated.
これは、噴霧制御手段を用いても、フラックス液はどうしても拡散するため、スルーホールに対してフラックス液が斜めに進入することに起因していると考えられる。すなわち、フラックス液は、スルーホールに対して拡散させた状態で噴射するのではなく、可及的に平行に噴射させることが望ましい。 This is considered to be caused by the fact that the flux liquid inevitably diffuses even if the spray control means is used, so that the flux liquid enters obliquely with respect to the through hole. That is, it is desirable that the flux liquid be ejected in parallel as much as possible, rather than being ejected in a diffused state with respect to the through hole.
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであって、液体の噴射形態を可及的に平行にすることができるノズル装置およびスプレー装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems caused by the prior art, and an object of the present invention is to provide a nozzle device and a spray device that can make the liquid ejection form as parallel as possible. To do.
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、液体を噴霧する第1の噴射口が形成された第1ノズル部と、基端を、前記第1の噴射口近傍の外周面に形成されたテーパ部に当接させ、当該第1の噴射口を囲むとともに、当該第1の噴射口の後方から先方まで延在し、先端には前記液体を噴射する第2の噴射口が設けられた筒状の第2ノズル部とを備え、前記第2ノズル部の前記基端に、切り欠き状で、かつ、前記第1の噴射口の位置を基準に噴射方向とは逆側に、前記第1の噴射口からの液体の噴霧に伴って外気が引き込まれる吸気口が形成されていることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, the present invention provides a first nozzle portion in which a first injection port for spraying a liquid is formed, and a base end on an outer peripheral surface in the vicinity of the first injection port. brought into contact with the tapered portion formed in, it surrounds the first injection port, extends from the rear of the first injection port to other party, a second injection port for injecting the liquid to tip A cylindrical second nozzle portion provided at the base end of the second nozzle portion, in a notch shape , on the side opposite to the injection direction on the basis of the position of the first injection port An intake port is formed through which outside air is drawn as the liquid is sprayed from the first injection port.
本発明によれば、液体を可及的に平行に噴射することができるため、例えばスルーホールなどの内壁にフラックス液を確実に塗布することができ、はんだ付け品質を良好に維持することが可能となる。 According to the present invention, since liquid can be sprayed as parallel as possible, the flux liquid can be reliably applied to the inner wall of, for example, a through hole, and the soldering quality can be maintained well. It becomes.
以下、添付図面を参照して、本実施形態に係るノズル装置およびスプレー装置について具体的に説明する。なお、以下では、スプレー装置として、フラックススプレー装置を用いて、プリント基板に設けられたスルーホールにフラックス液を塗布する場合を例にとって説明する。しかし、以下の実施形態によってこの発明が限定されるものではない。 Hereinafter, a nozzle device and a spray device according to the present embodiment will be specifically described with reference to the accompanying drawings. In the following, a case where a flux liquid is applied to a through hole provided in a printed board using a flux spray apparatus as a spray apparatus will be described as an example. However, the present invention is not limited to the following embodiments.
まず、実施形態に係るフラックススプレー装置について、図1を用いて説明する。図1は、フラックススプレー装置の概要を示す説明図である。図示するように、フラックススプレー装置100は、プリント基板200を搬送する搬送装置300の下方にノズル装置10が位置するように配置されている。なお、ノズル装置10は、図示しないフラックス液供給装置と連通連結している。
First, the flux spray apparatus according to the embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is an explanatory diagram showing an outline of a flux spray apparatus. As illustrated, the
また、ノズル装置10は、フラックス液が上方に向かって噴射されるように所定の基台110にセットされる。そして、この基台110に移動装置30が連結されており、移動装置30によって、ノズル装置10は基台110ごと、水平面上を自在に移動することができる。すなわち、図1におけるXY方向に、ノズル装置10は自在に移動可能となっている。
The
表面に複数の実装部品210が設けられたプリント基板200は、搬送装置300により両端を支持されて矢印F方向へ搬送される。そして、所定のフラックス塗布位置で停止し、ノズル装置10によるフラックスの塗布作業が行われる。
The printed
フラックススプレー装置100は、移動装置30の駆動タイミングおよびフラックス液のスプレータイミングなどが予め制御部(不図示)内にプログラミングされている。したがって、フラックス塗布面となるプリント基板200の下面に設けられた所望する領域にフラックスを塗布することが可能である。なお、フラックスの塗布が終了すると、プリント基板200は次工程に送られ、フラックスを塗布した部分への実装部品210のはんだ付けが行われる。
In the
ここで、フラックススプレー装置100が備えるノズル装置10について、図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係るノズル装置10の説明図である。
Here, the
図2に示すように、ノズル装置10は、供給されたフラックス液を一次噴霧する第1の噴射口11が形成された第1ノズル部1と、最終的にフラックス塗布対象に向けてフラックスを二次噴射する第2の噴射口22が設けられた第2ノズル部2とを備えている。
As shown in FIG. 2, the
第2ノズル部2は、第1の噴射口11を囲むとともに、第1の噴射口11の後方から先方まで延在する所定の内径を有する筒状のノズル本体21を有し、このノズル本体21の先端には、フラックス液を噴射する第2の噴射口22が設けられている。
The
第1の噴射口11を囲むように形成された第2ノズル部2の基端開口20と、第2の噴射口22とは、共に同径の円形に形成されており、ノズル本体21の内部には、基端開口20と第2の噴射口22とを連通する平行流形成通路4が形成されている。なお、ノズル本体21の先端外周面は、第2の噴射口22から噴射したフラックスの垂れを切りやすくするために、この第2の噴射口22を頂部とするテーパ状に形成されている。
The base end opening 20 of the
そして、かかる第2ノズル部2の基端開口20の周縁部に、第1の噴射口11からのフラックス液の噴霧に伴って外気がノズル本体21内に引き込まれる吸気口23が形成されている。
An
詳しくは後述するが、この吸気口23から吸引された外気であるエアがノズル本体21内の平行流形成通路4において内壁に沿った平行流を形成し、このエアの平行流によって、第1ノズル部1の第1の噴射口11から平行流形成通路4内に噴霧されるフラックス液についても第2の噴射口22から平行流で噴射させることを可能としている。
As will be described in detail later, the air that is the outside air sucked from the
ところで、本実施形態に係るノズル装置10は、第1ノズル部1と第2ノズル部2とが別体で構成されている。すなわち、図示しないフラックス液供給装置に連通連結した第1ノズル部1に対し、キャップ状に構成した第2ノズル部2を着脱自在としている。
By the way, as for the
そして、第2ノズル部2には、当該第2ノズル部2を第1ノズル部1に着脱自在に取付可能とする連結部24が設けられている。
The
連結部24は、筒状体で構成されており、図2に示すように、連結部24を第1ノズル部1の外周に当接させて取付けるようにしている。すなわち、連結部24は、第1ノズル部1の外周面を被嵌可能な内径を有し、周方向に一定間隔をあけて複数の固定ビス3を取り付けている。
The connecting
こうして、第1ノズル部1に被嵌した後、固定ビス3を締め込むことによって、第2ノズル部2を第1ノズル部1にしっかりと連結固定することができる。なお、本実施形態では、3本の固定ビス3で第2ノズル部2を第1ノズル部1に固定するようにしているが、固定ビス3の本数などは適宜設定することができる。
Thus, the
また、筒状体からなる連結部24の中途には、ノズル本体21における基端開口20の周縁部に形成された吸気口23と連通する外気連通口25が形成されている。外気連通口25は、その開口面積や開口形状などは適宜設定して構わないが、高さ方向では、第2ノズル部2に設けられた吸気口23よりも下方に位置するように設けるとよい。本実施形態に係る第2ノズル部2では、固定ビス3を挿通するためのビス孔(図示せず)よりもやや上方位置に、2つの外気連通口25が対向するように設けられている。
Further, in the middle of the connecting
かかる外気連通口25が形成されているため、第2ノズル部2と第1ノズル部1とが互いに密着するように連結されていても、第2ノズル部2に設けられた吸気口23に外気を導入することができる。
Since the outside
また、上述したようにキャップ状に形成された第2ノズル部2は、その中途に、連結部24の外径の略2倍の外径からなる鍔部26が形成されている。
Further, as described above, the
鍔部26は、第2ノズル部2の軸心に対して垂直な面、すなわち水平面を有しており、フラックス塗布作業において、第2の噴射口22から上方へ噴射された後、プリント基板200に当たって跳ね返って落下したフラックスを受け止めることができる。そして、フラックスが、鍔部26の上において適宜の厚みで固化すれば、まとめて除去すればよい。
The
なお、鍔部26の表面に勾配をつけて、受けたフラックスを下方へ垂れ流すことも考えられるが、実際にはフラックスは粘性を有するため、鍔部26に勾配をつけてしまうとフラックスは円滑に流れ落ちることはなく、中途半端な厚みのまま固化してしまい、却って清掃効率を損なってしまう。
Although it is conceivable that the surface of the
そのため、本実施形態に係るノズル装置10では、鍔部26をあえて水平面となるようにしている。勿論、若干の勾配は許容されるものであり、略水平であればよい。
Therefore, in the
前述の連結部24は、この鍔部26に基端(図2における上端)が連接されており、先端(図2における下端)を下方へ延在させている。連結部24の寸法などは、第1ノズル部1の大きさや形状に対応して設定されるもので、第1ノズル部1を安定した状態で内嵌したときに、第2ノズル部2(ノズル本体21)の基端に第1ノズル部1の第1の噴射口11が確実に臨むようにしておけばよい。
The aforementioned connecting
他方、鍔部26の寸法を連結部24の外径の略2倍とした点、すなわち、筒状体からなる連結部24の直径と鍔部26の直径との比を1:2とした点については、落下してくるフラックスが、連結部24に設けた外気連通口25に侵入することを可及的に防止可能とする観点から設定されている。
On the other hand, the dimension of the
ここで、図3Aおよび図3Bを用いて、フラックスをプリント基板200に実際に噴射し、当該プリント基板200に設けられたスルーホール201,202,203にフラックスを塗布する場合について説明する。
Here, with reference to FIG. 3A and FIG. 3B, a case where the flux is actually sprayed onto the printed
図3Aは、本実施形態に係るノズル装置10を用いてフラックスを噴射した状態を示す説明図、図3Bは、比較例としての従来のノズル装置を用いてフラックスを噴射した状態を示す説明図である。なお、プリント基板200のフラックス塗布面には、図示するように、フラックスが付着することを嫌う実装品220が取り付けられているものとし、スルーホール201,202,203は、これら実装品220,220の間の狭隘な領域に形成されていることとする。
FIG. 3A is an explanatory view showing a state in which flux is injected using the
まず、図3Bの従来のノズル装置を用いた場合について説明する。この場合、図示するように、実装品220へフラックスが吹き付けられることを避けるために、噴射口400をプリント基板200に近接させて噴霧することになる。しかし、矢印f2で示すように、フラックス液はそれでも拡散してしまい、先広がりの状態となることが分かる。
First, the case where the conventional nozzle device of FIG. 3B is used will be described. In this case, as shown in the drawing, in order to avoid the flux being sprayed onto the mounted
したがって、3つのスルーホール201,202,203のうち、中央に位置するスルーホール202はともかく、左右のスルーホール201,203には、フラックス液は所定の角度をもって斜めに侵入する。
Therefore, the flux liquid enters the left and right through
これでは、左右のスルーホール201,203の内壁、特に噴射口400側の内壁には、フラックス液が十分に塗布されない状態が生じる可能性が高くなる。つまり、フラックス塗布不良、ひいてははんだ付け不良を引き起こすおそれがある。
This increases the possibility that a state in which the flux liquid is not sufficiently applied to the inner walls of the left and right through-
一方、本実施形態に係るノズル装置10を用いてフラックスを噴射した場合、図3Aに示すように、フラックス液は第2の噴射口22から平行流となって噴射される(矢印f1参照)。
On the other hand, when the flux is ejected using the
これは、図示するように、第2ノズル部2のノズル本体21の内部において、第1ノズル部1の第1の噴射口11から勢いよくフラックス液が噴霧されると、第1の噴射口11の後方には負圧が生じる。
As shown in the figure, when the flux liquid is sprayed vigorously from the
その結果、吸気口23からノズル本体21の平行流形成通路4内に外気が引き込まれ、矢印Aで示すように、内壁に沿った平行流となってあたかもエアカーテンのように空気の壁を形成しながら第2の噴射口22から噴射される。
As a result, outside air is drawn into the parallel
したがって、第1の噴射口11から噴霧されたフラックス液は、空気の壁によって拡散することが抑制され、矢印f1で示すように、第2の噴射口22から略平行な状態で噴射されることになる。
Therefore, the flux liquid sprayed from the
したがって、フラックス液の塗布幅を抑制することが可能となり、実装品220の間に形成された狭隘な領域であっても、実装品220にフラックスを付着させない程度に塗布することができる。
Therefore, the application width of the flux liquid can be suppressed, and even in a narrow region formed between the mounting
かかる狭隘な領域に平行流で噴射されたフラックス液は、3つのスルーホール201〜203それぞれに対して略直進して侵入するため、いずれにも均等に、かつ内壁全体に確実にフラックス液の塗布が行える。
Since the flux liquid sprayed in parallel flow into such a narrow area enters substantially straightly into each of the three through
なお、本実施形態に係るノズル装置10では、吸気口23を、ノズル本体21の基端周縁に等間隔で4つ形成しているが、吸気口23の数、開口形状、開口面積などは実験などによって適宜設定することができる。
In the
以上、説明してきたように、本実施形態にかかるノズル装置10を備えたフラックススプレー装置100を用いることにより、フラックスが平行流として噴射されるため、狭隘な領域であってもマスキングを用いることなくフラックス塗布が行える。
As described above, since the flux is jetted as a parallel flow by using the
しかも、かかる狭隘な領域内に並設されたスルーホール201〜203の内壁にも、均等かつ十分な量のフラックスを塗布することが可能となる。
In addition, an even and sufficient amount of flux can be applied to the inner walls of the through
(変形例)
次に、変形例に係るノズル装置10について説明する。図4は第1の変形例に係るノズル装置10の説明図である。なお、構成要素に付す符号については、図2に示したノズル装置10と同じ構成要素には同符号を用い、詳細な説明は省略する。
(Modification)
Next, the
変形例に係るノズル装置10が図2に示したノズル装置10と異なるのは、吸気口23の形状や、当該吸気口23のノズル本体21に対する切り口の角度などを変更して、矢印A1で示すように、吸引されるエアを平行流形成通路4の内壁に沿って螺旋状に噴出させるようにした点にある。
The
かかる構成とすれば、いわゆるエアカーテンのように機能する空気の壁を形成しやすくなり、フラックスを平行流として噴射させやすくなることが期待できる。 With such a configuration, it is easy to form an air wall that functions like a so-called air curtain, and it can be expected that the flux is easily injected as a parallel flow.
図5は、第2の変形例に係るノズル装置10の説明図である。第2の変形例に係るノズル装置10では、鍔部26の周縁部を、外気連通口25を覆う位置まで下方に伸延させている。
FIG. 5 is an explanatory diagram of the
かかる構成としたことにより、落下してくるフラックスが外気連通口25に侵入することをより確実に防止することが可能となる。
With this configuration, it is possible to more reliably prevent the falling flux from entering the outside
(他の実施形態)
次に、図6を参照しながら、他の実施形態に係るノズル装置50について説明する。図6は、他の実施形態に係るノズル装置50の説明図である。
(Other embodiments)
Next, a
上述してきた実施形態に係るノズル装置10は、第1ノズル部1と第2ノズル部2とが別体で構成されていたが、ここでは、第1ノズル部1と第2ノズル部2とが一体的に設けられている。
In the
すなわち、図示するように、第1ノズル部1の先端側をなす中途部と、第2ノズル部2の基端部とが、固定ビス3などを特に必要とすることなく一体的に連接されている。なお、第1ノズル部1と第2ノズル部2とを連接する形態としては、特に限定するものではなく、例えば、第1ノズル部1に第2ノズル部2を螺着する構成としてもよい。かかる構成であっても、フラックス液は、矢印f1で示すように、第2の噴射口22から平行流となって噴射されることは先の実施形態に係るノズル装置10と同様である。
That is, as shown in the drawing, the midway portion forming the distal end side of the first nozzle portion 1 and the proximal end portion of the
また、かかるノズル装置50を、図1で示したノズル装置10に代えてフラックススプレー装置100の基台110にセットして用いることができることも当然である。
Further, it is natural that the
以上、実施形態を通して本発明を説明したが、本実施形態に係るノズル装置10,50を用いたフラックススプレー装置100によれば、フラックス液を可及的に平行に噴射することができる。
As mentioned above, although this invention was demonstrated through embodiment, according to the
したがって、スルーホール201〜203の内壁にフラックス液を確実に塗布することができ、後工程で行われるはんだ付けの品質を良好な状態に維持することができる。
Therefore, the flux liquid can be reliably applied to the inner walls of the through
ところで、本実施形態に係るノズル装置10,50については、フッ素加工などの表面処理を行うことの望ましい。かかる表面処理を行うことによって、付着したフラックスなどの除去が容易となり、メンテナンス性が向上する。
By the way, it is desirable to perform surface treatment such as fluorine processing for the
また、本実施形態に係るノズル装置10,50の全体的な形状や寸法などは、適宜設計することができる。
Further, the overall shape and dimensions of the
なお、上述してきた実施形態では、ノズル装置10で噴射する液体をフラックス液とするとともに、スプレー装置もフラックススプレー装置100として説明したが、これらに限定されるものではない。ノズル装置10で噴射する液体としては、特に何でも構わないが、例えば、ペンキなどの塗料も好適に用いることができる。
In the above-described embodiment, the liquid ejected by the
また、さらなる効果やその他の変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。 Further effects and other modifications can be easily derived by those skilled in the art. Thus, the broader aspects of the present invention are not limited to the specific details and representative embodiments shown and described above. Accordingly, various modifications can be made without departing from the spirit or scope of the general inventive concept as defined by the appended claims and their equivalents.
1 第1ノズル部
2 第2ノズル部
3 固定ビス
11 第1の噴射口
22 第2の噴射口
23 吸気口
24 連結部
25 外気連通口
26 鍔部
30 移動装置
100 フラックススプレー装置
110 基台
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (8)
基端を、前記第1の噴射口近傍の外周面に形成されたテーパ部に当接させ、当該第1の噴射口を囲むとともに、当該第1の噴射口の後方から先方まで延在し、先端には前記液体を噴射する第2の噴射口が設けられた筒状の第2ノズル部とを備え、
前記第2ノズル部の前記基端に、切り欠き状で、かつ、前記第1の噴射口の位置を基準に噴射方向とは逆側に、前記第1の噴射口からの液体の噴霧に伴って外気が引き込まれる吸気口が形成されていること
を特徴とするノズル装置。 A first nozzle part formed with a first injection port for spraying liquid;
The base end is brought into contact with the tapered portion formed on the outer peripheral surface in the vicinity of the first injection port, surrounds the first injection port, and extends from the rear to the front of the first injection port, A cylindrical second nozzle portion provided with a second ejection port for ejecting the liquid at the tip;
Accompanied by spraying of liquid from the first injection port at the base end of the second nozzle part, in a notch shape , and on the side opposite to the injection direction with respect to the position of the first injection port. A nozzle device characterized in that an air intake port through which outside air is drawn is formed.
を特徴とする請求項1に記載のノズル装置。 2. The nozzle device according to claim 1, further comprising a flange portion having a surface perpendicular to an axis of the second nozzle portion in the middle of the second nozzle portion.
前記第2ノズル部は、当該第2ノズル部を前記第1ノズル部に着脱自在に取付可能とする連結部を備えること
を特徴とする請求項1または2に記載のノズル装置。 The first nozzle part and the second nozzle part are separate bodies,
The nozzle device according to claim 1, wherein the second nozzle portion includes a connecting portion that allows the second nozzle portion to be detachably attached to the first nozzle portion.
前記鍔部に基端が連接され、前記第1ノズル部の外周に当接させて取付可能な筒状体であり、
当該筒状体の中途に、前記吸気口と連通する外気連通口が形成されていること
を特徴とする請求項3に記載のノズル装置。 The connecting portion is
A base end is connected to the collar portion, and is a cylindrical body that can be attached to the outer periphery of the first nozzle portion,
The nozzle device according to claim 3, wherein an outside air communication port communicating with the intake port is formed in the middle of the cylindrical body.
を特徴とする請求項4に記載のノズル装置。 5. The nozzle device according to claim 4, wherein a ratio of a diameter of a cylindrical body constituting the connecting portion and a diameter of the flange portion is 1: 2.
を特徴とする請求項1または2に記載のノズル装置。 The nozzle device according to claim 1, wherein the first nozzle portion and the second nozzle portion are integrally provided.
当該ノズル装置を、前記第2の噴出口を上向きにしてセットする基台と、
当該基台ごと前記ノズル装置を水平移動自在に駆動する移動装置と
を備えることを特徴とするスプレー装置。 A nozzle device according to any one of claims 1 to 6,
A base for setting the nozzle device with the second jet port facing upward;
A spray device comprising: a moving device that drives the nozzle device in a horizontally movable manner together with the base.
前記第1の噴射口から噴霧された液体を噴射する第2の噴出口が設けられた第2ノズル部とを備え、
前記第2ノズル部は、
一端が前記第1の噴射口近傍の外周面に形成されたテーパ部に当接して当該第1の噴射口を囲み、他端が前記第2の噴射口に連なる筒状のノズル本体と、
前記ノズル本体の前記基端に、切り欠き状で、かつ、前記第1の噴射口の位置を基準に噴射方向とは逆側に設けられ、前記第1の噴射口からの液体の噴霧に伴って該ノズル本体の内部に外気が引き込まれる吸気口と、
前記第1ノズル部に着脱自在に取付可能とする連結部と、
前記連結部に形成され前記吸気口に外気を導入する外気連通口と、
前記第2の噴射口から噴射され落下する液体が前記外気連通口に進入することを防止する鍔部と
を有することを特徴とするノズル装置。 A first nozzle part formed with a first injection port for spraying liquid;
A second nozzle portion provided with a second jet port for jetting the liquid sprayed from the first jet port,
The second nozzle part is
A cylindrical nozzle body having one end abutting a tapered portion formed on the outer peripheral surface near the first injection port and surrounding the first injection port, the other end being connected to the second injection port;
At the base end of the nozzle body, a notch is provided on the side opposite to the ejection direction with respect to the position of the first ejection port, and the liquid sprays from the first ejection port. An intake port through which outside air is drawn into the nozzle body,
A connecting portion that can be detachably attached to the first nozzle portion;
An outside air communication port that is formed in the connecting portion and introduces outside air into the intake port;
A nozzle device comprising: a flange portion that prevents liquid that is sprayed and dropped from the second ejection port from entering the outside air communication port.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012078387A JP5579219B2 (en) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | Nozzle device and spray device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012078387A JP5579219B2 (en) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | Nozzle device and spray device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013202607A JP2013202607A (en) | 2013-10-07 |
JP5579219B2 true JP5579219B2 (en) | 2014-08-27 |
Family
ID=49522304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012078387A Active JP5579219B2 (en) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | Nozzle device and spray device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5579219B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017225947A (en) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 株式会社デンソーテン | Spray device and method for jetting misty object using spray device |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2645528A (en) * | 1950-11-30 | 1953-07-14 | Fairbanks Morse & Co | Air nozzle device |
JPS51120414A (en) * | 1975-04-15 | 1976-10-21 | Toyo Noki Kk | Spray nozzle |
JPS52152410U (en) * | 1976-05-17 | 1977-11-18 | ||
JPS6439926A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-10 | Shinto Paint Co Ltd | Method for sprinkling termite controlling agent |
JPH057365U (en) * | 1991-07-10 | 1993-02-02 | 関東自動車工業株式会社 | Masking tools |
JP3192237B2 (en) * | 1992-09-11 | 2001-07-23 | 日本シーカ株式会社 | Viscous material spray device |
JP3208006B2 (en) * | 1994-06-06 | 2001-09-10 | 日本電熱計器株式会社 | Flux coating device |
JPH08215614A (en) * | 1995-02-13 | 1996-08-27 | Nippondenso Co Ltd | Atomizer |
JP3430864B2 (en) * | 1997-06-30 | 2003-07-28 | 松下電器産業株式会社 | Transfer method of conductive ball |
JP4284078B2 (en) * | 2003-01-20 | 2009-06-24 | 株式会社タムラ製作所 | Flux application method and apparatus |
JP5400359B2 (en) * | 2008-02-26 | 2014-01-29 | エア・ウォーター・ゾル株式会社 | Gas injection nozzle |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012078387A patent/JP5579219B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013202607A (en) | 2013-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6336801B2 (en) | Substrate dryer | |
JP5506991B1 (en) | Nozzle device | |
EP2094490A4 (en) | Pattern of a non-wetting coating on a fluid ejector and apparatus | |
JP2015192141A5 (en) | ||
JP2011088133A (en) | Inkjet wiping apparatus and wiping method using the same | |
KR100644785B1 (en) | Solder jet machine and soldering method | |
JP5579219B2 (en) | Nozzle device and spray device | |
KR101874714B1 (en) | Nozzle assembly for a dry cleaning apparatus for a large area substrate | |
JP5198826B2 (en) | Cleaning device | |
JP2018107466A (en) | Substrate drying apparatus | |
JP7218098B2 (en) | Coating device and coating method | |
JP2001044614A (en) | Solder jet equipment and soldering method | |
JP3180385U (en) | Substrate etching equipment | |
JP6013807B2 (en) | Spray painting system | |
TWI351317B (en) | Flux spraying system and method therefor | |
TWI583818B (en) | Film forming apparatus | |
JP5132230B2 (en) | Rotating atomizing cleaning nozzle | |
US20170368628A1 (en) | Spray apparatus and method of ejecting mist using spray apparatus | |
JP2003297800A (en) | Treatment device of substrate and treatment liquid ejector | |
JP6931987B2 (en) | Flux coating device and flux coating method | |
JP2005296884A (en) | Ultrasonic cleaner and ultrasonic cleaning method | |
KR20140128045A (en) | Nozzle with triple holes and nozzle cleaning method of using the same | |
JP6374852B2 (en) | Steam cleaning device | |
JP6565293B2 (en) | Thermal spraying apparatus and thermal spraying method | |
JP2010109060A (en) | Solder jet nozzle, soldering device, and soldering method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130723 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130723 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20130723 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20130806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130917 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140624 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5579219 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |