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JP5437406B2 - ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のハンドオフのための方法および装置 - Google Patents

ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のハンドオフのための方法および装置 Download PDF

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Description

合衆国法典第35部第119条に基づく優先権の主張
本出願は、2007年7月18日に出願され、“ハンドオフするUMB”と題する米国仮特許出願シリアル番号第60/950,583号の利益を主張し、2008年3月12日出願され、“アクセスシステム間のハンドオフのための方法および装置”と題する米国特許出願シリアル番号第12/047,234号の一部継続出願であり、さらに、2007年3月16日に出願され、“技術間相互接続”と題する米国仮特許出願シリアル番号第60/895,365号の利益を主張し、すべてが本発明の譲受人に譲渡され、参照により明白にここに組み込まれている。
分野
以下の記述は一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、異種ネットワークにおけるセッションハンドオフ手続きのための方法および装置に関する。
背景
ワイヤレスネットワーキングシステムは、世界中の人と通信するための広く行きわたった手段になっている。セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタントおよびこれらに類似するもののようなワイヤレス通信デバイスは、消費者のニーズを満たし、携帯性および利便性を向上させるために、より小さく、より強力になっている。消費者は、これらのデバイスに依存し、信頼できるサービス、カバレッジエリアの拡張、付加的なサービス(例えば、ウェブブラウジング能力)、ならびに、サイズおよびそのようなデバイスのコストの継続的な低減を要求するようになっている。
特に、ワイヤレス技術の進化が進み続けるにつれて、移動サービスの進展は、ますます豊かに、より関心をひいてやまない、移動およびコンバージドサービスに進化し続けるだろう。あらゆる環境において、エンドユーザが、より多くの、より高品質のマルチメディアコンテンツを要求することにより、データ技術の進化は、データ使用量の消費の増加を拡大させ続けるだろう。例えば、この数年によって、ワイヤレス通信技術は、アナログ駆動のシステムからデジタルシステムに進化している。一般に、従来のアナログシステムにおいては、アナログ信号は、フォワードリンクおよびリバースリンク上で中継され、適切な品質に関係付けられながら信号を送信および受信することを可能にするために、帯域幅のかなりの量を必要とする。アナログ信号は時間および空間において連続的であることから、いかなるステータスメッセージ(例えば、データの受信または非受信を示すメッセージ)も発生されない。対照的に、パケット交換システムは、アナログ信号をデータパケットに変換し、アクセス端末と、基地局、ルータおよびこれらに類似するものとの間の物理チャネルを介して送信することを可能にする。さらに、デジタルデータは、パケット交換ネットワークを用いることによって、その自然のままの形態(例えば、テキスト、インターネットデータおよびこれらに類似するもの)で中継できる。
そのため、デジタルワイヤレス通信システムは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストおよびこれらに類似するもののような、さまざまな通信サービスを提供するために広く展開されている。そのようなシステムは一般に、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、多数のアクセス端末をワイドエリアネットワーク(WAN)に接続するアクセスネットワークを用いる。アクセスネットワークは通常、地理的カバレッジ領域全体にわたって分散されている多数のアクセスポイントにより実現される。さらに、地理的カバレッジ領域はセルに分割でき、各セルはアクセスポイントを有する。同様に、セルはさらにセクタに分割できる。しかしながら、そのようなシステムのアーキテクチャにおいて、同じ通信手続きおよびポリシーを共有しないアクセスシステム間で効率的なハンドオフを提供することは、難しい課題になっている。
概要
記述する基本的な理解を提供するために、単純化した概要を以下で提供する。この概要は、広範な概観ではなく、主なまたは重要な要素を識別するようにも、そのような観点の範囲を詳細に描写するようにも向けられていない。その唯一の目的は、後に与えられるより詳細な説明に対するプレリュードとして、単純化した形態で、記述する観点のいくつかの概念を与えることである。
記述する観点は、システム間ハンドオフ制御コンポーネントを用いることによって、異種ネットワーク間での移動体のハンドオフを可能にし、さらに、ソースアクセスシステムとターゲットアクセスシステムとの間のセッションハンドオフとともに、それらの間の相互接続を提供する。そのため、(例えば、ハンドオフの間の割込みを低減させ、ハンドオフの間にセッションのセットアップを実行する要求を緩和するために、)システム間ハンドオフ制御コンポーネントは、ATおよびターゲットアクセスシステム間のセッション交渉の一部として、前もってトンネリングを提供でき、パケットがソースアクセスシステムによって移送される。ATからターゲットアクセスシステムにトンネルを確立でき、ATの観点から、“移動−ターゲットアクセスシステム”のシグナリングは、そのようなトンネルを通して進行する。そのようなトンネリングはさらに、関与するトンネリングのタイプ次第で(例えば、トンネリングがデータリンク層で発生するかどうかで)、他のトンネルをターゲットアクセスシステムに確立することを伴うことができる。ソースアクセスシステムはさらに、パイロットレポートに基づいてターゲットアクセスシステムを指定することができ、ATはターゲットアクセスシステムと通信でき、交渉に対するプロセスを確立できる。
関連する観点において、移動体およびターゲットアクセスシステム間のIPトンネリングと共に、既存の移動度モデルを活用して、信用およびプライバシを保証でき、その結果、(例えば、デバイスがネットワークおよび管理領域を横断する)異種ネットワーク間での安全なシームレスなハンドオフを可能にする。そのような異種アクセスシステム間の例示的なハンドオフは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)および高レートパケットデータ(HRPD);WiMax/HRPD;ロングタームエボリューション(LTE)/HRPD、の間のハンドオフを含むことができ、システムのアーキテクチャは、ハンドオフの準備に対して移動体をアクティブに伴うために、クライアント移動IPを使用してインターネットプロトコル(IP)移動度を実現できる。代わりに、システムは、移動体自身よりもよりネットワーク制御されるシステムを用いることができる。そのような相互接続は、異なるアクセスシステム間での移動体に対するハンドオフを可能にし、落とすことなく通話を継続できる。
関連する方法にしたがうと、ハンドオフセッションに対する準備において、ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間でセットアップを確立できる。そのようなセットアップは、送信パケットのセキュリティを保証するインターワーキングセキュリティゲートウェイ(IWSG)に対するIPアドレスの発見を含むことができる。セットアップは、ターゲットアクセスシステムの無線アクセスネットワーク(RAN)またはRAN−liteに対するIPアドレスの発見をさらに含むことができる。通常、RAN−liteは、プロトコルスタックだけを含み、無線トランシーバ機能を含まないRANである。それはまた、コアネットワークエレメントおよび実際のRAN既存のRANインターフェースをサポートする。セッションがRAN−liteと事前に確立された後、(技術内、技術間のハンドオフをサポートするために使用される)既存のRANインターフェースを通して、実際のRANにセッションを転送できる。それにより、例えば、(ATからのL3トンネルをサポートするために)既存の実際のRANへのアップグレードを必要とすることなく、ターゲットアクセスシステムへの技術間ハンドオフを実施することが可能になる。
さらなる観点にしたがうと、RAN−liteは、(例えば、移動体および/またはIWSG内に含まれている)プロトコルに関係付けられており、それにより、移動体がIPアドレスを発見し、ターゲット無線システムに対するセッションをプリセットアップするためのトンネルを確立することが可能になる。無線を通してハンドオーバを要求すると、よく知られている既存のインターフェースを通して、RAN−liteにおいて交渉されるセッションを転送できる。したがって、無線アクセスネットワークの視点から、ハンドオフ後のアクセスは、同じ無線技術からのものとすることができ、したがって、異種システムの無線技術ハンドオフをサポートするためにターゲット無線アクセスシステムを修正する必要はない。何らかの物理的な基地局の実際の制御無しで、RAN−liteは、他の任意の実際のRAN(例えば、基地局制御装置)として論理的に機能することができる。移動体がRAN−liteとトンネルを確立するときはいつでも、そのような移動体はRAN−liteとのセッションを交渉でき、それにより移動体は、ターゲット無線技術のセッションを取得でき、RAN−liteはターゲット無線技術に対するセッションのコピーを記憶でき、移動体は依然としてソース無線技術で動作できる。
そのため、無線を通して移動体からターゲット無線技術にハンドオフすると、移動体はターゲットアクセスシステムの実際のRANにアクセスでき(例えば、移動体アクセス)、ターゲットアクセスシステムは、セッションが交渉すべき技術に対して存在するかどうかを移動体に問う。移動体は、セッションの位置を突き止めるために用いることができるユニキャストアクセス端末識別子(UATI)または同等の識別子をさらに提供でき、移動体からのUATIは、RAN−liteを示すことができ、実際のRANを使用して、RAN−liteから実際のRANへのセッションを取得できる。セッションを取ってくると、移動体は、ターゲット無線システム中の実際のRANと通信できる。実際のRANは、基地局への実際の接続を含む基地局制御装置を表すことができることを理解すべきである。
システム間ハンドオフ制御コンポーネントは、ATおよびターゲットアクセスシステム間のトンネリングを実現でき、ターゲットシステムに関係付けられているシグナリング/パケッティングを、ソースシステムを通して転送できる。さらなる観点にしたがうと、L3トンネリングは、サービスの品質およびエラー制御機能を維持しながら、異種システム間で、可変長データシーケンスを転送することに関する機能および手続きのプロセスを提供する。そのようなトンネリングはさらに、方向(例えば、LTEからHRPD、または、HRPDからLTE)にかかわらず、基礎をなすアクセスシステムに透過的なものとすることができる(例えば、IPパケットに対して、ソースへの変更がない)。
関連する観点において、コンピュータ読み取り可能媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能媒体は、ターゲットアクセスシステムおよびソースアクセスシステムに対するセキュリティゲートウェイのIPアドレスを発見し、セキュリティゲートウェイへの、および/または異種アクセスシステムのいずれかへの安全なトンネルを確立するための、コードまたはコンピュータ実行可能命令を有する。
さらなる観点にしたがって、セキュリティゲートウェイに対するアドレスを発見することと、ATと、ソースまたはターゲットアクセスシステムとの間にトンネルを確立することとに関連した、命令を実行し、および/またはモジュールを含むプロセッサを提供する。
前述の、および関連する目的を達成するために、以下の記述および添付図面に関連して、いくつかの実例となる観点をここで記述する。これらの観点は、開示した主題の原理を用いてもよいさまざまな方法のうちのいくつかだけを示すが、請求される事項は、そのようなすべての観点およびそれらの均等物を含むように向けられている。図面とともに考慮するとき、他の利点および新規な特徴が、以下の詳細な説明から明らかになる。
図1は、ソースアクセスシステムを通して、移動体によってソースアクセスシステムからターゲットアクセスシステムに通信層のトンネリングを提供する例示的なシステム間ハンドオフ制御コンポーネントを図示する。 図2は、さらなる観点にしたがった、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)および高レートパケットデータ(HRPD)のシステムに対する、L3トンネリングを介する特定のハンドオフを図示する。 図3は、HRPDおよびUMBのシステムに対するL3トンネリングを介する例示的なハンドオフを図示する。 図4は、1つの観点にしたがって、ソースアクセスシステムからターゲットアクセスシステムへセッション状態を転送することに関する関連方法を説明する。 図5は、特定の観点にしたがった、ユーザ機器およびソース/ターゲットアクセスシステム間のハンドオフを提供する階層化構成を図示する。 図6は、例示的な観点にしたがうコールフローを図示する。 図7は、1つの観点にしたがった、L3レイヤにおいてハンドオフを実現できるシステムを図示する。 図8は、ハンドオフがL3レイヤにおいて要求されるとき、アクセス端末へのデータ送信を容易にする特定のシステムを説明する。 図9は、L3におけるハンドオフの前後に、データをアクセス端末に送信することの一環として実現できるシステムを図示する。 図10は、ハンドオフの表示を受信することに関して、および/または、それに応じてアクセス端末にデータを送信することに関して用いることができるシステムを図示する。
詳細な説明
図面に関連して、さまざまな観点をこれから記述する。以下の記述において、説明のために、1つ以上の観点の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細な説明を述べる。しかしながら、これらの特定の詳細な説明なしに、そのような観点を実施できることは明白であるかもしれない。
本出願中で使用されるような、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、およびこれらに類似するものは、限定されないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェアまたは実行中のソフトウェアのような、コンピュータ関連エンティティを含むように意図されている。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよいが、それだけに限られない。実例として、計算デバイス上で実行するアプリケーションと計算デバイスとの両方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが1つのプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在してもよく、コンポーネントが1つのコンピュータ上にローカライズされてもよく、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。また、これらのコンポーネントは、記憶されているさまざまなデータ構造を有するさまざまなコンピュータ読み取り可能媒体から実行できる。コンポーネントは、ローカルシステム中の、分散システム中の別のコンポーネントと対話する1つのコンポーネントからのデータ、および/または、インターネットのようなネットワークを通して信号により他のシステムと対話する1つのコンポーネントからのデータのような、1つ以上のデータパケットを有する信号にしたがうような、ローカルおよび/またはリモートプロセスによって通信してもよい。
さらに、端末に関して、さまざまな観点をここで記述する。端末、はワイヤード端末またはワイヤレス端末とすることができる。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動、移動デバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラ電話機、衛星電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、計算デバイス、またはワイヤレスモデムに接続される他の処理デバイスであってもよい。さらに、基地局に関してさまざまな観点をここで記述する。基地局は、ワイヤレス端末と通信するために利用してもよく、アクセスポイント、ノードBまたは他のいくつかの用語で呼ばれることもある。
さらに、用語“または”は、排他的“または”ではなく包含的“または”を意味するように向けられている。すなわち、特にことわらない限り、または文脈から明らかな場合、語句“XはAまたはBを用いる”は、自然の包含的順列のいずれかを意味するように向けられている。すなわち、語句“XはAまたはBを用いる”は、次の例のいずれかによって満たされる:XはAを用いる;XはBを用いる;または、XはAおよびBの両方を用いる。さらに、この明細書および特許請求の範囲中で使用される冠詞“1つ”(aおよびan)は一般的に、特にことわらない限り、または文脈から明らかな場合、“1つ以上”を単数の形態に向けることを意味するように解釈すべきである。
ここで記述する技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムのようなさまざまなワイヤレス通信システムに対して使用してもよい。用語“システム”および“ネットワーク”は、区別なく使用されることが多い。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などのような無線技術を実現してもよい。UTRAは、広帯域−CDMA(W−CDMA)と、CDMAの他の変形体とを含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856の標準規格をカバーする。TDMAシステムは、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現してもよい。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(Wi−Fi)や、IEEE802.16(WiMAX)や、IEEE802.20や、フラッシュ−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実現してもよい。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースであり、ダウンリンク上でOFDMAを用い、アップリンク上でSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(3GPP)と名付けられた組織からの文書で説明されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト2”(3GPP2)と名付けられた組織からの文書で説明されている。
多数のデバイス、コンポーネント、モジュールおよびこれらに類似するものを含むシステムに関して、さまざまな観点または特徴を表す。さまざまなシステムは、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含んでもよく、および/または図面とともに論じるすべてのデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含まなくてもよいことを理解意および認識すべきである。これらのアプローチの組み合わせを使用してもよい。
図1はネットワークシステム100を図示し、ネットワークシステム100は、異種ネットワーク間のハンドオフと、ソースアクセスシステム110およびターゲットアクセスシステム112間の相互接続とを提供する。このような図は本質的に例示的であり、システム間ハンドオフ制御コンポーネントは、アクセス端末(AT)の一部とすることができることを理解すべきである。ATおよびターゲットシステムの間のセッションは、例えば、L3トンネルを通して、(ソースシステムに関して透過的に)事前に確立できる。そのようなシステム間ハンドオフ制御コンポーネント115は、移動体104によるL3トンネリングの設定を容易にし、移動体104は、デュアルモードで(ソースアクセスシステム110およびターゲットアクセスシステム112の両方において)動作する。システム間ハンドオフ制御コンポーネント115は最初に、ソースアクセスシステムおよび/またはターゲットアクセスシステム110、112に関係付けられているローカルドメイン名を移動体104が獲得することを可能にする。その後、システム間ハンドオフ制御コンポーネントは、ターゲットアクセスシステム112のセキュリティゲートウェイおよび無線アクセスネットワーク(RAN)に対するIPアドレスの発見を容易にする。そのようなゲートウェイは、ターゲットアクセスシステム112への入口のためのネットワークポイントとして動作する。したがって、システム間ハンドオフ制御コンポーネント115は、移動体104がL3トンネリングを確立することを可能にし、ターゲットアクセスシステム112に関係付けられているシグナリングおよびパケッティングは、シームレスな動作によってソースアクセスシステムを通して転送できる。
そのため、システム間ハンドオフ制御コンポーネント115は、AT104とターゲットアクセスシステム112との間のセッション交渉の一部として、ハンドオーバのセットアップおよび実行パケットを交換するために、ハンドオフに先立ってトンネリングを利用して、ハンドオフの間の割込みを低減させ、ハンドオフの間にセッションのセットアップを実行する要求を緩和できる。システム間ハンドオフ制御コンポーネント115はさらに、ソースアクセスシステム110を通して通信データパケットを移送することを可能にし、ここで、そのようなソースアクセスシステム110は一般に、AT104およびターゲットアクセスシステム112間の交渉中に関与しない。
図2および図3は、UMBシステム210からHRPDシステム215に、および逆の場合も同様に、L3トンネリングを介するハンドオフのための特定の観点を図示する。図2において、ソースアクセスシステムは、UMBシステム210によって表されており、アクセス端末または移動体211は、進化型基地局(eBS)222と通信し、IPパケットは、eBSからゲートウェイおよびホームエージェントを通してインターネットに転送される。(ソースアクセスシステムを表す)UMB210から(ターゲットアクセスシステムを表す)HRPDアクセスシステム215へのハンドオフの要求があると、HRPDに対するセットアップが開始され、セットアップの間、移動体211は依然として、UMBシステム210にとどまっている。システム間ハンドオフ制御コンポーネントは、UMB210およびHRPD215間のトンネリングを実現でき、UMBシステム210経由で、IPを通して移送してもよいL3トンネリングによって、HRPDシグナリングおよび関連するパケッティングを透過的に転送できる。
したがって、パスライン250はトラフィックラインを示し、UMB210における移動体211は、(例えば、パケット転送に対する)通信を準備してセットアップするために、HRPD215の、無線アクセスネットワークRAN/RAN lite 212および関連するIPアドレスの発見を必要とする。IPアドレスを発見すると、そのようなRAN lite IPアドレス/パケッティングを通して、HRPD215に対するシグナリングを送信でき、パケットは、UMBシステム中のアクセスゲートウェイ(AGW)217を通過でき、RANライト212に送信できる。パケットデータサービングノード(PDSN)219は、HRPD RAN212およびIPネットワーク間の接続ポイントとして動作し、インターワーキングセキュリティゲート(IWSG)214は、IPsecトンネル260を通して(例えば、IPに対する)セキュリティを提供して、AT211とRAN/RAN lite 212との間のパケット送信を安全にする。そのようなゲートウェイ214は、HRPDターゲットアクセスシステム215への入口のためのネットワークポイントとして動作する。さらに、セッション参照ネットワーク制御装置(SRNC)218は一般に、基地局222とアクセス端末211との間で交渉される、認証機能と関連する構成とを含み、基地局222が情報を検索する(例えば、セッションの変化の間に競合を回避するためにセッション情報を取得する)ための参照として機能する。
同様に、図3は、HRPD310からUMBシステム315へのL3トンネリングによるハンドオフのためのさらなる観点を図示する。ハンドオフ要求が、ソースシステムHRPD310からターゲットシステムUMB315になされるとき、UMB RAN/lite−eBS312を発見でき、識別されるUMBゲートウェイ316、325に関係付けることができる。例えば、最初に、インターワーキングセキュリティゲートウェイ(IWSG)325に関係付けられているUMB RAN−lite 312を発見できる。その後、そのようなIPアドレスを発見すると、通信プロトコルのレイヤ3におけるトンネリングに基づいて、パケットを宛先IPアドレスに送ることができる。そのような事前のセットアップにより、UMBターゲットシステム315に対するその後のパケットの流れが容易になり得る。
図4は、1つの観点にしたがった、異種システム間のハンドオフのための例示的な方法を図示する。さまざまな事象および/または動作を表す一連のブロックとして、例示的な方法を図示して記述しているが、主題の観点は、そのようなブロックの説明される順序によって限定されない。例えば、記述する観点にしたがうと、いくつかの動作または事象は、ここで説明する順序とは別に、異なる順序で発生してもよく、および/または他の動作または事象と同時に発生してもよい。さらに、主題の観点にしたがう方法を実現するために、説明するすべてのブロック、事象または動作を必要としなくてもよい。さらに、記述する観点にしたがう例示的な方法および他の方法は、ここで図示して記述する方法に関連して実現するだけでなく、図示していない、または記述していない他のシステムおよび装置に関連して実現してもよいことが理解される。最初に、410において、無線状態における変化を検出でき、そのことは、ATからターゲットアクセスシステムへのハンドオフの準備に対する要求をトリガできる。代わりに、ハンドオフの準備に対するトリガは、ソースアクセスシステムへの隣接技術としてターゲットアクセスシステムのアドバタイズメントに起因することができる。その後、412において、ハンドオフセッションに対する準備において、ATとターゲットアクセスシステムとの間にセットアップを確立できる。そのようなセットアップは、416における、送信パケットのセキュリティを保証するインターワーキングセキュリティゲートウェイに対するIPアドレスの発見を含むことができる。418において、セットアップはさらに、ターゲットアクセスシステムのRAN/RAN−liteに対するIPアドレスの発見を含むことができる。420において、システム間ハンドオフ制御コンポーネントが、ATとターゲットアクセスシステムとの間のトンネリングを実現することができ、ターゲットシステムに関係付けられているシグナリング/パケッティングを、ソースシステムを通して転送できる。さらに、422において、ATは、ターゲットアクセスシステムと、無線インターフェースセッションおよびIPセッションを交渉する。そのため、424において、ターゲットシステムから無線リソースを求める要求が受信され、426における、ターゲットシステムからATへの無線リソースの割当てが後に続く。したがって、430(または動作434の後に位置付けることができる)において、IPトラフィックをATにリダイレクトすることができ、432におけるハンドオーバの完了が後に続く。その後、434において、ATは、無線を通してターゲットシステムを獲得する。
(ATのような)何らかのIPホストが、DNSサーバにより実行できるDNSルックアップに対する完全修飾ドメイン名の特定の例を以下に示す。ターゲットシステムのセキュリティゲートウェイおよびRAN/RAN−liteの発見に対する例示的なコールは次のものを含むことができる:
UMBからHRPDへのアクティブハンドオフ
<HRPD−サブネット>.HRPD.IWSG.<ローカルドメイン名>
<HRPD−サブネット>.HRPD.RAN.<ローカルドメイン名>
HRPDからUMBへのアクティブハンドオフ
<UMB−ANID>.UMB.IWSG.<ローカルドメイン名>
<UMB−ANID>.UMB.RAN.<ローカルドメイン名>
WiMAXからHRPDへのアクティブハンドオフ
<HRPD−サブネット>.HRPD.IWSG.<ローカルドメイン名>
<HRPD−サブネット>.HRPD.RAN.<ローカルドメイン名>
HRPDからWiMAXへのアクティブハンドオフ
<WiMAX−APID>.WiMAX.IWSG.<ローカルドメイン名>
<WiMAX−APID>.WiMAX.RAN.<ローカルドメイン名>
LTEからHRPDへのアクティブハンドオフ
<HRPD−サブネット>.HRPD.IWSG.<ローカルドメイン名>
<HRPD−サブネット>.HRPD.RAN.<ローカルドメイン名>
HRPDからLTEへのアクティブハンドオフ
<LTE−eNBID>.LTE.IWSG.<ローカルドメイン名>
<LTE−eNBID>.LTE.RAN.<ローカルドメイン名>
HRPDサブネット、UMB ANID、WiMAX APIDおよびLTE−eNBIDは、ターゲットアクセスシステムによって無線を通して直接的に、またはソースアクセスシステムによってアドバタイズされる隣接技術レコードを通して取得できる。
図5は、ユーザ機器またはアクセス端末510、ソースアクセスシステム540およびターゲットアクセスシステム560間の対話に対する例示的なブロック図を図示する。UE510は、ターゲットシステムプロトコル511およびソースシステムプロトコル512の両方を含み、両システムとのデュアルモード動作が可能になる。そのような構成は、IWSGのIPアドレス対する発見を可能にし、IPsecトンネルを確立する。さらに、ターゲットRANのIPアドレスを発見して、ターゲットRANセッションのプリセットアップを可能にできる。構成500は、IPsecトンネルを実現することによって、ハンドオーバに先立って、ハンドオーバの準備およびハンドオーバの実行を利用して、ソースアクセスシステム540からターゲットアクセスシステム560へのセッションハンドオフを容易にする。
図6は、さらなる観点にしたがった、IPセキュリティトンネルを確立するための例示的なコールフロー600を図示する。AT602は最初に、ソースアクセスシステム604に関係付けられており、コール610を通してターゲットアクセスシステムに対するドメイン名を取得する。それゆえに、AT602は、ドメイン名システム(DNS)606照会せを発行して、ターゲットアクセスシステムにアクセスするために、インターワークセキュリティゲートウェイ(IWSG)608に対するIPアドレスを取得する。そのうえ、そのようなDNS照会は、ターゲットアクセスシステムのRAN/RAN liteに対するIPアドレスの発見をさらに含むことができる。AT602は、ターゲットアクセスシステムへのトンネリングを開始でき、ターゲットシステムに関係付けられているシグナリング/パケッティングを、ソースシステム604を通して転送できる。以前に説明したように、そのような異種アクセスシステム間の例示的なハンドオフは、UMB/HRPD;WiMax/HRPD;LTE/HRPD間のハンドオフを含むことができ、システムアーキテクチャは、ハンドオフの準備のために移動またはアクセス端末602をアクティブに伴うために、クライアント移動IPを使用して、IP移動度を実現でき、または代わりに、移動体自身よりもよりネットワーク制御されるシステムを用いることができる。そのような相互接続は、異なるアクセスシステム間での移動体に対するセッションハンドオフを可能にすることができ、落とすことなく通話を継続できる。
図7は、ワイヤレス端末726にサービスを提供できる、例示的な異種ワイヤレス通信システム711、712を図示する。システム711、721は、それぞれ、ターゲットアクセスシステムおよびソースアクセスシステムを表し、複数のセクタ702、704、708および、706、710、712を含む。ターゲットアクセスシステム711およびソースアクセスシステム721は、そのようなセクタ内で異なるワイヤレスサービスを用いることができる。本質的に六角形であり、実質的に同様の大きさであるとして、そのようなセクタを示しているが、これらのセクタの大きさおよび形状は、ビルのような物理的障害の地理的領域、数、大きさ、形状、および他のいくつかの要因次第で変化し得ることが理解される。アクセスポイント(基地局、アクセスルータなど)714、716、720が、セクタ702、704、708に関係付けられており、ここで、その部分として技術“A”が用いられている。同様に、アクセスポイント718、722、724が、セクタ706、712、710に関係付けられており、ここで、その部分として技術“B”が用いられている。ここで、技術“B”は技術“A”と異なっている。
ワイヤレス端末726は地理的に移動することから、ソースアクセスシステム721からの受信信号と比較したとき、ワイヤレス端末726は、ターゲットアクセスシステム711からより大きい強度を有する信号を受信するかもしれない。ワイヤレス端末726は、ソースアクセスシステム721およびターゲットアクセスシステム711の両方とデュアルモードで動作できることを理解すべきであり、システム間ハンドオフ制御コンポーネント719が、AT726およびターゲットアクセスシステム711間のセッションの交渉の一部として、ハンドオフに先立ってトンネリングを提供できる。したがって、ATがターゲットシステムへのハンドオフを準備している間に、ソースアクセスシステム721を通してデータパケットを(透過的に、または非透過的に)移送でき、次に、いったんハンドオフが完了すると、データパケットをターゲットシステムにリダイレクトすることができる。
図8は、移動体によって確立されたL3トンネリングを通してハンドオフが要求されるとき、異種アクセスシステム間でデータの転送処理を容易にする特定のシステム800を図示する。システム800は、アクセスポイントに関係付けることができ、異種アクセスシステム間のハンドオフ中に、アクセス端末にデータを送信することに関して互いに通信できるコンポーネントのグループ802を含んでいる。グループ802は、アクセス端末が第1のアクセスシステムから第2のアクセスシステムへのハンドオフを要求していることを決定するコンポーネント804を含む。例えば、そのような決定は、アクセス端末によるターゲットアクセスシステムの識別を分析することによって発生できる。そのような識別は、1つ以上の他のアクセスシステムモジュールの間でターゲットシステムモジュールのIPアドレスを識別するために用いられる任意の適切なしるしを含むことができる。ターゲットアクセスの識別を示すさまざまなプロセスは、記述する観点に対して考慮でき、それによってカバーされるように向けられていることを認識すべきである。
グループ802はまた、第1のアクセスからデータを受信するだけでなく、どのようなデータを次にアクセス端末に送信すべきであるかに関する表示も、そのような第1のアクセスシステムから受信するコンポーネント806を含む。例えば、RLPパケットヘッダ中のタイムスタンプまたは他のシーケンス番号は、どのようなデータを次にアクセス端末に送信すべきかを示すことができる。グループ802は付加的に、ネットワークモジュールからデータを受信するコンポーネント808を含み、データはアクセス端末に送信されることが望ましい。さらに、ネットワークモジュールから受信されるデータは、シーケンス番号またはスタンプに関係付けられている、IPがカプセル化されたデータパケットとすることができ、その結果、第2のトランシーバ機能は、どのようなデータをアクセス端末に次に送信するかを決定することが可能になる。グループ802は、適切なシーケンスにおいてアクセス端末にデータを送信するコンポーネント810をさらに含むことができ、データは第1のアクセスシステムおよびネットワークモジュールから受信される。例えば、第2のアクセスシステムは、アクセス端末に送信すべきデータを受信でき、ここでデータは、重複しておらず、特定のシーケンス中で送信される。システム800はまた、メモリ812を含むことができ、メモリ812は、コンポーネント804ないし810を実行することに関する命令を保持できる。ソースがまだ制御を放棄しておらず、データがターゲットアクセスシステムにおいて並んでいる場合でさえ、システム800は、新しいまたはターゲットアクセスシステムがハンドオフの準備中にデータの受信を開始することを可能にする。そのようなターゲットアクセスシステムは、ネットワーク層プロトコルおよび送信データに関する情報を回復するために必要な情報を有し、現在のデータ転送を中断しないことにより、ハンドオフは実質的に高速度および低い待ち時間で発生できる。システム800は、分散した、および/または集中化したアーキテクチャの一部として組み込むことができる。
図9は、L3レイヤにおけるハンドオフの前後に、データをアクセス端末に送信することに関して用いることができるシステム900を図示する。システム900は受信機902を備え、受信機902は、例えば、1つ以上の受信アンテナから信号を受信し、受信信号に通常の動作を実行し(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートする、...)、調整された信号をデジタル化してサンプルを取得する。復調器904は、受信したパイロットシンボルを復調して、チャネル推定のためにプロセッサ906に提供できる。
プロセッサ906は、受信機コンポーネント902により受信した情報を分析することを、および/または送信機914により送信する情報を発生させることを専用とするプロセッサとすることができる。プロセッサ906は、システム900の1つ以上の部分を制御するプロセッサ、および/または受信機902により受信した情報を分析し、送信機914による送信のための情報を発生させ、システム900の1つ以上の部分を制御するプロセッサとすることができる。システム900は最適化コンポーネント908を含むことができ、最適化コンポーネント908は、ハンドオフの前に、間に、および/または後に、ユーザ機器のパフォーマンスを最適化することができる。最適化コンポーネント908はプロセッサ906に組み込まれていてもよい。最適化コンポーネント908は、ソースアクセスシステムからターゲットアクセスシステムへハンドオフするかどうかを決定することに関してユーティリティベースの分析を実行する最適化コードを含むことができる。最適化コードは、推論および/または確率的決定を実行することに関して人工知能ベースの方法を、ならびに/あるいはハンドオフを実行することに関して統計ベースの決定を利用することができる。
システム(ユーザ機器)900は付加的にメモリ910を備えることができ、メモリ910は、プロセッサ906に動作可能に結合され、基地局に対する信号強度情報、スケジューリング情報およびこれらに類似するもののような情報を記憶し、ハンドオフを要求するかどうかを、および、ハンドオフをいつ要求するかを決定することに関して、そのような情報を用いることができる。メモリ910は付加的に、ルックアップテーブルなどを発生させることに関係付けられているプロトコルを記憶することができ、それによりシステム900は、記憶されているプロトコルおよび/またはアルゴリズムを用いて、システムの性能を向上させることができる。ここで記述するデータ記憶(例えば、メモリ)コンポーネントは揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかとすることができ、あるいは、揮発性および不揮発性メモリの両方を含むことができることが理解される。実例として、限定ではないが、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM)、電気的にプログラム可能ROM(EPROM)、電気的に消去可能ROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。実例として、限定ではないが、RAMは多くの形態で利用でき、例えば同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、倍速データレートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトラムバスRAM(DRRAM(登録商標))がある。メモリ910は、これらに限定されず、これらおよび他の任意の適当なタイプのメモリを備えるように意図されている。プロセッサ906は、シンボル変調器912と、変調信号を送信する送信機914とに接続されている。
図10は、ハンドオフの指示を受信することに関して、および/または、それに応じてアクセス端末にデータを送信することに関して用いることができるシステムを図示する。システム1000は、受信機1010を有する基地局1002を備えており、受信機1010は、1つ以上の受信アンテナ1006を介して1つ以上のユーザデバイス1004から信号を受信し、複数の送信アンテナ1008を通して1つ以上のユーザデバイス1004に送信する。1つの例において、受信アンテナ1006および送信アンテナ1008は、単一の組のアンテナを使用して実現できる。受信機1010は、受信アンテナ1006から情報を受け取ることができ、受け取った情報を復調する復調器1012に動作可能に関係付けられている。受信機1010は、例えば、レーク受信機(例えば、複数のベースバンド相関器を使用して、マルチパス信号成分を個々に処理する技術、...)、MMSEベースの受信機、または、それに割り当てられているユーザデバイスを分離する他の何らかの適切な受信機とすることができ、それらは当業者によって理解されるだろう。例えば、多数の受信機を用いることができ(例えば、受信アンテナ毎に1つ)、そのような受信機は、互いに通信して、ユーザデータの推定の向上を提供できる。復調されたシンボルはプロセッサ1014によって分析され、プロセッサ1014は、図9に関して上述したプロセッサに類似し、ユーザデバイスの割当に関する情報、それに関するルックアップテーブルおよびこれらに類似するものを記憶するメモリ1016に結合されている。各アンテナに対する受信機の出力は、受信機1010および/またはプロセッサ1014によって共同で処理できる。変調器1018は、送信機1020によって、送信アンテナ1008を通してユーザデバイス1004に送信するための信号を多重化できる。
本出願中で使用されるような、用語“コンポーネント”、“システム”およびこれらに類似するものは、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェアまたは実行中のソフトウェア、ならびに/あるいは電気機械的ユニットを指すように向けられている。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、インスタンス、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよいが、それだけに限られない。実例として、コンピュータ上で実行するアプリケーションとコンピュータとの両方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが1つのプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在してもよく、コンポーネントが1つのコンピュータ上にローカライズされてもよく、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。
語“例示的な”は、例、具体例、または実例としての機能を果たすことを意味するようにここでは使用されている。“例示的な”としてここで記述した任意の観点または設計は、必ずしも他の観点または設計に対して好ましいまたは有利であるように解釈すべきではない。同様に、例は、明瞭および理解の目的のためだけに提供され、何らかの方法で、記述した観点またはそれらの一部を限定するように意図されていない。無数の追加または代替の例が存在するが、簡潔にするために省略されていることを理解すべきである。
さらに、標準プログラミングおよび/または工学技術を使用して、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせを生成させてコンピュータを制御して、開示した観点を実現する、システム、方法、装置、または製造品として、記述する観点のすべてまたは一部を実現してもよい。例えば、コンピュータ読み取り可能媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ...)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)...)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ...)を含むことができるが、それらに限定されない。さらに、搬送波を用いて、電子メールを送信および受信する際に、あるいは、インターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)のようなネットワークにアクセスする際に使用されるようなコンピュータ読み取り可能電子データを搬送できることを理解すべきである。もちろん、当業者は、請求される主題の範囲または精神から逸脱することなく、この構成に対して多くの修正を実施してもよいことを認識するだろう。
ここで記述したシステムおよび/または方法が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいて実現されるとき、それらは、記憶コンポーネントのような機械読み取り可能媒体中に記憶されていてもよい。コードセグメントは、手続き、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令の任意の組み合わせ、データ構造、またはプログラムのステートメントを表してもよい。情報、データ、引き数、パラメータ、またはメモリのコンテンツを渡し、および/または受け取ることにより、コードセグメントを、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合してもよい。メモリの共有、メッセージ受渡し、トークンパッシング方式、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を使用して、情報、引き数、パラメータ、データなどを渡し、転送し、または送信してもよい。
ソフトウェア実現のために、ここで記述した技術は、ここで記述した機能を実行するモジュール(例えば、手続き、関数など)により実現できる。ソフトウェアコードは、メモリユニット中に記憶し、プロセッサによって実行できる。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部で実現でき、いずれのケースにおいても、メモリユニットは、さまざまな手段によりプロセッサに通信可能に結合できる。
上述したものは開示した主題の例を含む。もちろん、そのような主題を記述する目的のために、コンポーネントまたは方法のすべての考えられる組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび順列が可能であることを認識することができる。したがって、主題は、すべてのそのような変更、修正および変形を包含するように向けられており、これらは特許請求の範囲の精神および範囲内にある。その上、用語“含む”が詳細な説明または特許請求の範囲のどちらかで使用される限り、そのような用語は、用語“具備する”が請求項中で移行語として使用されるときに解釈されるように用語“具備する”とある意味類似して包括的であることが意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のセッションハンドオフの方法において、
前記ソースアクセスシステムと通信するアクセス端末(AT)からのトンネリングのために、前記ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見することと、
前記ターゲットアクセスシステムへの安全なチャネルをトンネリングすることと、
前記ターゲットアクセスシステムへのトンネリング動作によって、かつ、前記ソースアクセスシステムを通して、前記ソースアクセスシステムからユーザトラフィックを転送することとを含む方法。
[2]前記トンネリング動作は、前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なチャネルをトンネリングすることをさらに含む上記[1]記載の方法。
[3]ユニキャストアクセス端末識別子(UATI)を提供して、前記アクセス端末に関係付けられているセッションの位置を突き止めることをさらに含む上記[1]記載の方法。
[4]前記UATIによって、前記ターゲットアクセスシステムのRAN−liteを示して、前記ターゲットアクセスシステムのRAN−liteへのトンネルの確立を容易にすることをさらに含む上記[3]記載の方法。
[5]前記ソース無線アクセスシステムにおいて動作している間に、前記ターゲットアクセスシステムのパイロットを監視することをさらに含む上記[1]記載の方法。
[6]前記ATから前記ソースアクセスシステムへのトンネルを確立することをさらに含み、前記ソースアクセスシステムまたは前記ターゲットアクセスシステムは、3GPP仕様、3GPP2仕様またはIEEE仕様、のうちの少なくとも1つに基づいて動作可能である上記[1]記載の方法。
[7]前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステム間のセッションを交渉して、前記ソースアクセスシステムから前記ターゲットアクセスシステムへの、前記ATの通信セッションのハンドオーバを容易にすることをさらに含む上記[1]記載の方法。
[8]前記ATがカバレッジの端に到達しつつあることを示すアドバタイジングを、前記ターゲットアクセスシステムから受信することと、前記受信動作に基づいて、前記トンネリングを開始することとをさらに含む上記[1]記載の方法。
[9]前記ターゲットアクセスシステムに対するセッションを交渉するためのプロトコルを含むモジュールとのセッションを事前に確立することをさらに含む上記[2]記載の方法。
[10]技術内ハンドオフインターフェースによって、ハンドオフを実際のRANに提供することをさらに含む上記[10]記載の方法。
[11]セッションハンドオフを提供するように構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のトンネリングのために、ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見する第1のモジュールと、
前記ソースアクセスシステムを通して、ATから前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なトンネルを確立する第2のモジュールとを具備する少なくとも1つのプロセッサ。
[12]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
アクセス端末からのトンネリングのために、ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイのアドレスをコンピュータに発見させるための第1の組のコードと、
前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なトンネルを確立し、それに対してユーザトラフィックをリダイレクトするための第2の組のコードと、
を含むコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
[13]装置において、
アクセス端末からのトンネリングのために、ターゲットアクセスシステムに関係付けられているRAN−liteのアドレスを発見する発見手段と、
異種ソースアクセスシステムおよび前記ターゲットアクセスシステム間で信号を送信する送信手段と、
前記送信手段を通して、ATから前記ターゲットアクセスシステムにパケットを送信する手段とを具備する装置。
[14]ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のセッションハンドオフの方法において、
アクセス端末からのトンネリングのために、前記ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見することと、
前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なチャネルをトンネリングすることと、
前記トンネリング動作によって、前記ターゲットアクセスシステムによりユーザトラフィックを受信することとを含む方法。
[15]前記ATによって提供されるUATIを用いることによって、前記安全なチャネルを通してIPセッションによって無線アクセスセッションを確立することをさらに含む上記[14]記載の方法。
[16]前記ターゲットアクセスシステムのRAN−liteへのポインタを受信することと、それによってハンドオフをトリガすることとをさらに含む上記[14]記載の方法。
[17]前記ソース無線アクセスシステムにおいて動作している間に、前記ターゲットアクセスシステムのパイロットを監視することをさらに含む上記[14]記載の方法。
[18]前記ATから前記ターゲットアクセスシステムへのトンネルを確立することをさらに含み、前記ソースアクセスシステムまたは前記ターゲットアクセスシステムは、3GPP仕様、3GPP2仕様またはIEEE仕様、のうちの少なくとも1つに基づいて動作可能である上記[14]記載の方法。
[19]前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステム間のセッションを交渉して、前記ソースアクセスシステムから前記ターゲットアクセスシステムへの、前記ATの通信セッションのハンドオーバを容易にすることをさらに含む上記[14]記載の方法。
[20]予め定められているイベントをトリガし次第、前記ターゲットアクセスシステムへのハンドオーバの準備段階を開始することをさらに含む上記[14]記載の方法。
[21]前記ターゲットアクセスシステムによって、アドバタイジングを送ることをさらに含む上記[14]記載の方法。
[22]前記ターゲットアクセスシステムのRAN−liteとのセッションを事前に確立して、実際のRANとの通信を容易にすることをさらに含む上記[14]記載の方法。
[23]セッションハンドオフを提供するように構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイのアドレスを発見する第1のモジュールと、
ソースアクセスシステムによって、アクセス端末から前記ターゲットアクセスシステムへのトンネルを確立する第2のモジュールとを具備する少なくとも1つのプロセッサ。
[24]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
ターゲットアクセスシステムに対するセキュリティゲートウェイのアドレスをコンピュータに発見させるための第1の組のコードと、
ソースアクセスシステムによって、アクセス端末から前記ターゲットアクセスシステムのRAN−liteへのトンネルを確立するための第2の組のコードと、
を含むコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
[25]装置において、
アクセス端末からのトンネリングのために、ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見する発見手段と、
ソースアクセスシステムを通して、前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なチャネルを確立する手段と、
前記安全なチャネルを通して、信号を送信する送信手段とを具備する装置。
[26]データリンク層において前記アクセス端末へトンネリングする手段をさらに具備する上記[25]記載の通信システム。
[27]前記ターゲットアクセスシステムのRAN−liteを識別する手段をさらに具備する上記[26]記載の通信システム。
[28]前記ターゲットアクセスシステムへのセッションハンドオーバを準備する手段をさらに具備する上記[27]記載の通信システム。

Claims (23)

  1. ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のセッションハンドオフの方法において、
    前記ソースアクセスシステムと通信するアクセス端末(AT)により、前記ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見することと、
    前記アドレスを利用して、前記ソースアクセスシステムを通して前記ATから前記ターゲットアクセスシステムへの安全なチャネルをトンネリングすることと、
    前記安全なチャネルにより、前記ATから前記ターゲットアクセスシステムに、前記ターゲットアクセスシステムに関係付けられているシグナリングを転送することとを含み、
    前記トンネリングは、前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成される方法。
  2. 前記トンネリングは、前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なチャネルをトンネリングすることをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. ユニキャストアクセス端末識別子(UATI)を提供して、前記アクセス端末に関係付けられているセッションの位置を突き止めることをさらに含む請求項1記載の方法。
  4. 前記ソース無線アクセスシステムにおいて動作している間に、前記ターゲットアクセスシステムのパイロットを監視することをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 前記ATから前記ソースアクセスシステムへのトンネルを確立することをさらに含み、前記ソースアクセスシステムまたは前記ターゲットアクセスシステムは、3GPP仕様、3GPP2仕様またはIEEE仕様、のうちの少なくとも1つに基づいて動作可能である請求項1記載の方法。
  6. 前記安全なチャネルにより、前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステム間の無線インターフェースセッションを交渉して、前記ソースアクセスシステムから前記ターゲットアクセスシステムへの、前記ATの通信セッションのハンドオーバを容易にすることをさらに含む請求項1記載の方法。
  7. 前記ATがカバレッジの端に到達しつつあることを示すアドバタイジングを、前記ターゲットアクセスシステムから受信することと、前記受信動作に基づいて、前記トンネリングを開始することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  8. 前記シグナリングを転送することは、前記ソースアクセスシステムから前記ターゲットアクセスシステムへのハンドオフに先立って、前記ターゲットアクセスシステムのプロトコルにおいてセッションを交渉することを含む請求項1記載の方法。
  9. セッションハンドオフを実行するように構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
    ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステムの間のトンネリングのために、ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見する第1のモジュールと、
    前記アドレスを使用して、アクセス端末(AT)から前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なトンネルを確立する第2のモジュールとを具備し、
    前記トンネルは、前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成され、前記ソースアクセスシステムを通して伸びている、少なくとも1つのプロセッサ。
  10. なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき、ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のセッションハンドオフを前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる1組のコードを記憶しているコンピュータ読み取り可能記憶媒体において
    前記1組のコードは、
    アクセス端末からのトンネリングのために、前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイのアドレスを発見するための第1の組のコードと、
    前記アドレスを使用して前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なトンネルを確立し、前記安全なトンネルにより、前記ターゲットアクセスシステムに対してユーザトラフィックをリダイレクトするための第2の組のコードとを含み、
    前記安全なトンネルは、前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成される、コンピュータ読み取り可能記憶媒体
  11. アクセス端末において、
    前記アクセス端末からのトンネリングのために、ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見する発見手段と、
    前記アドレスを使用して、前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なチャネルを確立する手段であって、前記安全なチャネルは、前記アクセス端末および前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成される、手段と、
    前記安全なチャネルを通して、信号を送信する送信手段とを具備するアクセス端末。
  12. ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のセッションハンドオフの方法において、
    アクセス端末(AT)からのトンネリングのために、前記ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見することと、
    前記アドレスを使用して、前記ATから前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイに伸びる安全なチャネルをトンネリングすることと、
    前記安全なチャネルによって、前記ATにおいて前記ターゲットアクセスシステムからユーザトラフィックを受信することとを含み、
    前記トンネリングは、前記アクセス端末および前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成される方法。
  13. 前記ATによって提供されるUATIを用いることによって、前記安全なチャネルを通してIPセッションによって無線アクセスセッションを確立することをさらに含む請求項12記載の方法。
  14. 前記ソースアクセスシステムにおいて動作している間に、前記ターゲットアクセスシステムのパイロットを監視することをさらに含む請求項12記載の方法。
  15. 前記ソースアクセスシステムまたは前記ターゲットアクセスシステムは、3GPP仕様、3GPP2仕様またはIEEE仕様、のうちの少なくとも1つに基づいて動作可能である請求項12記載の方法。
  16. 前記安全なチャネルにより、前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステム間の無線インターフェースセッションを交渉して、前記ソースアクセスシステムから前記ターゲットアクセスシステムへの、前記ATの通信セッションのハンドオーバを容易にすることをさらに含む請求項12記載の方法。
  17. 予め定められているイベントをトリガし次第、前記ターゲットアクセスシステムへのハンドオーバの準備段階を開始することをさらに含む請求項12記載の方法。
  18. 前記ターゲットアクセスシステムによって、アドバタイジングを送ることをさらに含む請求項12記載の方法。
  19. セッションハンドオフを実行するように構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
    ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイのアドレスを発見する第1のモジュールと、
    前記セキュリティゲートウェイのアドレスを使用して、アクセス端末から前記ターゲットアクセスシステムへのトンネルを確立する第2のモジュールとを具備し、
    前記トンネルは、ソースアクセスシステムを通して伸びている安全なチャネルを含み、前記アクセス端末および前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成される、少なくとも1つのプロセッサ。
  20. ロセッサにより実行されるとき、ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のセッションハンドオフをプロセッサに実行させる1組のコードを記憶しているコンピュータ読み取り可能記憶媒体において
    前記1組のコードは、
    前記ターゲットアクセスシステムに対するセキュリティゲートウェイのアドレスを発見するための第1の組のコードと、
    前記セキュリティゲートウェイのアドレスを使用して、アクセス端末から前記ターゲットアクセスシステムへのトンネルを確立するための第2の組のコードとを含み、
    前記トンネルは、前記ソースアクセスシステムを通して伸びており、前記アクセス端末および前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成される、コンピュータ読み取り可能記憶媒体
  21. ソースアクセスシステムおよびターゲットアクセスシステム間のセッションハンドオフのための装置において、
    アクセス端末からのトンネリングのために、前記ターゲットアクセスシステムのアドレスを発見する発見手段と、
    前記ターゲットアクセスシステムのアドレスを使用して、前記ソースアクセスシステムを通して、前記ターゲットアクセスシステムのセキュリティゲートウェイへの安全なチャネルをトンネリングする手段であって、前記安全なチャネルは、前記アクセス端末および前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉するために構成される、手段と、
    前記安全なチャネルを通して、信号を送信する送信手段とを具備する装置。
  22. 前記安全なチャネルにより、前記ATおよび前記ターゲットアクセスシステムの間の無線インターフェースセッションを交渉して、前記ソースアクセスシステムから前記ターゲットアクセスシステムへの、前記ATの通信セッションのハンドオーバを容易にする手段をさらに具備する請求項21記載の装置。
  23. 前記ソースアクセスシステムから前記ターゲットアクセスへのハンドオフに先立って、前記ターゲットアクセスシステムのプロトコルにおいて前記無線インターフェースセッションを交渉する手段をさらに具備する請求項21記載の装置。
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