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JP5432159B2 - マルチバンド・セルラー・アンテナ - Google Patents

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JP5432159B2
JP5432159B2 JP2010529942A JP2010529942A JP5432159B2 JP 5432159 B2 JP5432159 B2 JP 5432159B2 JP 2010529942 A JP2010529942 A JP 2010529942A JP 2010529942 A JP2010529942 A JP 2010529942A JP 5432159 B2 JP5432159 B2 JP 5432159B2
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Description

主題発明は、概して、複数のセルラー周波数バンドにおける無線周波数(RF)を受信且つ/或いは送信するためのアンテナに関する。
車両は、その車両のドライバの可視性を実現しながらもその車両のキャビンを囲むために長い間ガラスを実装してきた。そのガラスは、典型的には、そのキャビンを囲むために、斜めに配置される。自動車ガラスは、典型的には、強化ガラス、又は、二枚以上のガラスをプラスチックの中間層と一緒に接合することによって作られる合わせガラスの何れかである。自動車ガラスのようなガラスの特性、及び、車両のウィンドウとして適用される場合のこのガラスの傾斜配置は、その車両のウィンドウとアンテナとの効果的な統合に対する課題を提供する。自動車製造業者は、その車両のウィンドウと一体化されるアンテナによって生じる視覚的な障害物の量に関する厳格な要件を有する。当該技術分野で知られているように、より厳しい要件の一つは、ガラス上に配置されたアンテナの設置面積が、ドライバの視認性を制限してはならない、或いは、およそ100mm×100mmの大きさより大きな領域を視覚的に塞いではならないというものである。車両設計の中には、その車両のウィンドウの縁に沿って黒いセラミックを利用するものもある。この場合、そのアンテナもがそのウィンドウの縁に配置される場合、そのアンテナパターンは、そのドライバにとってあまり見えないものとなる。しかしながら、この配置は、配置柔軟性を制限し、且つ、潜在的にはそのアンテナの性能を制限する。
アンテナとウィンドウとのこの統合は、その車両の空力性能を改善し、且つ、美学的に見て美しい流線形の外観をその車両にもたらす。AM/FMの地上波放送局によって生成される信号といったRF信号を受信するためのアンテナの統合は、その業界の主要な関心事であった。しかしながら、その車両における無線通信適用に対する消費者の需要を満たすために、その関心は、セルラー周波数バンドにおけるRF信号を送信し且つ/或いは受信するためのアンテナを統合することにまで拡がっている。
現在、様々なセルラー周波数バンドを利用するいくつかの無線通信適用が存在する。例えば、北米で利用される二つのセルラー周波数バンドは、824〜894MHzに及ぶ先進移動電話サービス(AMPS)、及び、1850〜1990MHzに及ぶパーソナル通信サービス(PCS)である。これらの無線通信適用との互換性を有するために、車両は、多数のアンテナを有する場合がある。多数のアンテナは、その車両が様々なセルラー周波数バンドのそれぞれにおける信号を送信し且つ/或いは受信するのを可能にする。
そのセルラー周波数バンドにおけるRF信号を送信し且つ/或いは受信するための様々なアンテナが当該技術分野において知られている。これらのアンテナタイプのいくつかは、ウィンドウに適用される場合、非等角である(例えば、ホイップ型、マスト型、又はパッチ型である。)。そのようなアンテナの例は、Bishopらに対する米国特許第6429819号明細書(‘819特許)に開示されている。‘819特許は、第一アンテナ要素及び第二アンテナ要素を含む、プリント回路基板のような誘電体基板の一側面に配置されるアンテナを開示する。接地板は、その第一アンテナ要素及びその第二アンテナ要素に実質的に平行に且つそれらから間隔を空けて配置される。その第一アンテナ要素は、127mm×127mmの大きさの矩形形状を有する導電性のパッチである。その第二アンテナ要素は、その第一アンテナ要素内のスロットとして定義され且つボウタイ形状を形成するよう配置される二つの放射要素を含む。更に、‘819特許のアンテナは、その第二アンテナ要素の縁内に位置付けられ且つその誘電体基板の反対側に配置される裏面アンテナ要素群を含む。その第一アンテナ要素は、880〜960MHzに及ぶ第一セルラー周波数バンドで共振をもたらし、その第二アンテナ要素及びその裏面アンテナ要素群は、1920〜2170MHzに及ぶ第二セルラー周波数バンドで共振をもたらす。
特に、‘819特許のアンテナは、その誘電体の両側に配置されるアンテナ要素群を有するので、強化ガラスのような自動車ガラスにおけるそのようなデザインを統合する際には、製造上の問題が存在する。例えば、それら第一アンテナ要素群及び接地板又は裏面アンテナ要素群を、その車両の外にある湿気、風、ほこり等への露出から保護するためのレードームが必要とされ得る。更に、‘819特許のアンテナは、自動者製造業者が自動車ガラスに統合されるのを望むものよりも大きさ設置面積を有する。
米国特許第6429819号明細書
それ故、その無線通信適用によって要求される様々なセルラー周波数バンドのそれぞれにおけるRF信号を送信し且つ/或いは受信することができるその車両のウィンドウに統合される改良型アンテナを開発することが望ましい。更に、自動車ガラスに統合された場合に、実質的な視覚的障害物を創出することなく、その車両の美的外観を変えることもないがそれでもなお最適な受信を維持する高性能アンテナのための機会が残されている。
主題発明は、統合アンテナすなわちそのウィンドウに統合されるアンテナを有するウィンドウを提供する。主題発明に係る統合アンテナは、第一周波数バンド及び第二周波数バンドにおけるデュアルバンド動作を実現させる。そのウィンドウは、非導電性窓ガラス、第一アンテナ要素、第二アンテナ要素、第一トレース要素、及び第二トレース要素を含む。
第一アンテナ要素は、非導電性窓ガラス上に配置され、第一放射要素及び第二放射要素を有する。その第一放射要素及びその第二放射要素は、第一ボウタイ形状を形成するために、対向する関係で一緒に配置される。その第二アンテナ要素もまた、その非導電性窓ガラス上に配置される。その第二アンテナ要素は、その第一アンテナ要素から間隔を空けられ、第三放射要素及び第四放射要素を有する。その第一アンテナ要素における第一放射要素及び第二放射要素と同様に、その第二アンテナ要素における第三放射要素及び第四放射要素は、対向する関係で一緒に配置される。この対向する関係は、その第一ボウタイ形状の寸法とは異なる寸法を有する第二ボウタイ形状を形成する。
主題発明に係るアンテナは、その第一セルラー周波数バンド及び第二セルラー周波数バンドにおけるRF信号を送信し且つ/或いは受信する際に、優れた性能特性をもたらす。これらの特性は、第一及び第二周波数バンドにおける高い放射ゲイン、高い放射効率、及びより広い帯域幅を含む。主題発明に係るアンテナは、そのウィンドウに統合されるので、そのアンテナは、全体的にそのウィンドウと共形(conformal)であり、また、比較的コンパクトであり、そのウィンドウの比較的小さな領域を占め、更にまた、セルラーRF信号を送信し或いは受信する際に高い性能をもたらす。更に、そのアンテナのレイアウト及びコンパクトサイズは、ドライバの視認性に対してそれ自身を目立たないものにし、それ故に、美的障害及び安全性障害を最小限のものとする。それ故に、主題発明に係るアンテナは、自動車製造業者及びそれら自動車のドライバにとって望ましいものとなる。
本発明の他の有利点は、添付図面と一緒に検討された場合、以下の詳細な説明を参照することによってよりよく理解されるので、それらは容易に理解されるであろう。
非導電性窓ガラス上に配置されたアンテナを有する車両の斜視図である。 第一アンテナ要素、第二アンテナ要素、第一トレース要素、及び第二トレース要素を示すアンテナの一実施例の斜視図である。 アンテナに給電するための別の実施例の斜視図である。 寸法を含むアンテナの斜視図である。 第一アンテナ要素が第二アンテナ要素よりも小さいアンテナの別の実施例の斜視図である。 アンテナの第一実施例におけるS11パラメータの大きさ(dB)を示すチャートである。 第一アンテナ要素と第二アンテナ要素との間に配置された一対の調整要素を示すアンテナの別の実施例の斜視図である。 第一アンテナ要素と第二アンテナ要素との間に配置された複数の調整要素を含むアンテナの更に別の実施例の斜視図である。
複数の図を通じて同様の参照符号が同様の部品を示すところの図を参照すると、第一周波数バンド及び第二周波数バンドでのデュアルバンド動作のための統合アンテナ12を有するウィンドウ10が全体的に示されている。このウィンドウ10は、図1で示されるようなリアウィンドウ(backlite:後部窓)であってもよく、フロントウィンドウ(windshield:前部窓)であってもよく、或いは、車両14の他の何れのウィンドウであってもよい。統合アンテナ12(以下、単にアンテナ12と称する。)はまた、建物や(無線送受信器が非導電性窓ガラス16を含む限りにおいて)無線送受信器に統合されるものといった、車両14から完全に切り離された他の場所に実装されるものであってもよい。
ウィンドウ10は、非導電性窓ガラス16を含む。用語“非導電性”は、異なる電位を有する導電体群の間に配置された場合に、印加された電圧に同調するほんの僅かな或いは無視できる程度の電流が物質を流れことしか許容しない、絶縁体又は誘電体のような材料を参照する。典型的には、非導電性材料は、およそナノジーメンス/メートルの伝導率を有する。
非導電性窓ガラス16は、好適には自動車ガラスであり、より好適にはソーダライムシリカガラスである。必須ではないが、非導電性窓ガラス16は、典型的には、1.5mm〜5.0mmの厚みを規定し、好適には、3.1mmである。非導電性窓ガラス16はまた、典型的には、5〜9の比誘電率を有し、好適には7である。しかしながら、当業者は、非導電性窓ガラス16がプラスチック、繊維ガラス、又は他の適切な非導電性材料で作られてもよく、また、任意の厚みを有していてもよく、任意の比誘電率を有していてもよいことを認識する。
好適な実施例における非導電性窓ガラス16は、7の比誘電率を有する。それ故に、非導電性窓ガラス16は、アンテナ12の性能特性に影響を与える。当然のことながら、アンテナ12は、非導電性窓ガラス16が自動車ガラス以外の材料でできている別の実施例において同様の性能を発揮するために変更され得る(或いは調整され得る。)。
好適な実施例において、非導電性窓ガラス16は、少なくとも一枚のガラス18として実現される。当然ながら、ウィンドウ10は、一枚以上のガラス18を含み得る。当業者は、自動車用ウィンドウ(特に前部窓)がポリビニル・ブチラール(PVB)の層を挟む二枚のガラスを含み得ることを認識する。更に、非導電性窓ガラス16は、典型的には、一枚の透明ガラス18である。ガラスは、無形性物質で且つ絶縁体であり、本質的に透明である。当業者によって理解されるように、一枚の透明自動車ガラス18は、透き通っており(すなわち不透明でなく)、典型的には、約380〜760ナノメートルの波長で70%以上の可視光線透過率(LTA)を有する。当然のことながら、シェードバンドが非導電性窓ガラス16の最上領域に適用されてもよく、且つ/或いは、黒セラミック掩蔽バンドが非導電性窓ガラス16の周囲に適用されてもよい。
説明のためだけに、主題発明は、一枚の自動車ガラス18である好適な非導電性窓ガラス16との関連に限って、以下で参照される。このことは、限定的なものとして解釈されてはならない。上述の通り、アンテナ12がガラス18以外でできた非導電性窓ガラス16を用いて実現され得るからである。
一枚の自動車ガラス18は、アンテナ12に対するレードームとして機能し得る。すなわち、一枚の自動車ガラス18は、以下で詳細に説明されるように、車両14の外側に存在する湿気、風、ほこり等への露出から、アンテナ12の他の構成要素を保護する。
図2で示されるように、アンテナ12は、同軸ケーブルのようなアンテナフィーダ40を介して車両14のRF回路(図示せず。)に電気的に接続される。より詳細には、アンテナフィーダ40は、内部導電体42及び外部導電体44を含む。図3は、アンテナ12に給電するための別の実施例を示す。アンテナフィーダ40は、第一トレース要素24の遠位端48及び第二トレース要素26の遠位端52につながる。更に、アンテナ12及び/又はフィード構造の方向は、車両14におけるアンテナ12の位置に応じて回転させられ得る。
主題発明に係るアンテナ12は、第一アンテナ要素20、第二アンテナ要素22、第一トレース要素24、及び第二トレース要素26を含む。第一アンテナ要素20は、非導電性窓ガラス16上に配置され、第一放射要素28及び第二放射要素30を有する。以下で追加的に説明される第一放射要素28及び第二放射要素30は、第一ボウタイ形状32を形成するように対向する関係で一緒に配置される。
第一アンテナ要素20と同様に、第二アンテナ要素22は、非導電性窓ガラス16上に配置される。第二アンテナ要素22は、第一アンテナ要素20から間隔を空けて配置され、第三放射要素34及び第四放射要素36を有する。第三放射要素34及び第四放射要素36は、第二ボウタイ形状38を形成するように対向する関係で一緒に配置される。図(特に図2)で示されるように、第三放射要素34及び第四放射要素36によって形成される第二ボウタイ形状38は、第一アンテナ要素20の第一放射要素28及び第二放射要素30によって形成される第一ボウタイ形状32とは異なる寸法を有する。
第一放射要素28及び第二放射要素30は、非導電性窓ガラス16上で外周を定め、第一ボウタイ形状32を形成するように対向する関係で一緒に配置される。好適には、第一放射要素28及び第二放射要素30は、同じ寸法及び形状を有し、第一放射要素28は、図4で示されるように延びるZ軸に対して、第二放射要素30の鏡像となる。また、第一放射要素28及び第二放射要素30は、824〜894MHzに及ぶ第一周波数バンドで動作するようにアンテナ12の共振及び帯域幅を提供するよう寸法取りされる。
第三放射要素34及び第四放射要素36もまた、非導電性窓ガラス16上で外周を定め、第二ボウタイ形状32を形成するように対向する関係で一緒に配置される。好適には、第三放射要素34及び第四放射要素36は、同じ寸法及び形状を有し、第三放射要素34は、図4で示されるZ軸に対して、第四放射要素36の鏡像となる。また、第三放射要素34及び第四放射要素36は、1850〜2170MHzに及ぶ第二周波数バンドで動作するようにアンテナ12の共振及び帯域幅を提供するよう寸法取りされる。当然ながら、第一放射要素28、第二放射要素30、第三放射要素34、及び第四放射要素36のための他の範囲の寸法が、所望とする第一周波数バンド及び第二周波数バンド並びにそれらの帯域幅に応じて、アンテナ12の適切な動作をもたらすのに適したものとなり得る。
再び図4を参照すると、第一放射要素28の寸法と第三放射要素34の寸法とは、第一放射要素28が第三放射要素34よりも大きいという点で異なる。更に、第二放射要素30の寸法と第四放射要素36の寸法とは、第二放射要素30が第四放射要素36よりも大きいという点で異なる。言い換えると、第一アンテナ要素20又は第一ボウタイ形状32は、第二アンテナ要素22又は第二ボウタイ形状38よりも大きい。当然のことながら、アンテナ12は、図5におけるアンテナの実施例で示されるように、第二アンテナ要素22又は第二ボウタイ形状38が、第一アンテナ要素20又は第一ボウタイ形状32よりも大きくなるよう設計されてもよい。
上述のように、本発明に係るアンテナ12はまた、第一トレース要素24及び第二トレース要素26を含む。第一トレース要素24は、第一放射要素28と第三放射要素34との間に接続され且つそれらの間に延在する。第二トレース要素26は、第二放射要素30と第四放射要素36との間に接続され且つそれらの間に延在する。第一トレース要素24及び第二トレース要素26の双方は、互いに平行に延在し、好適には2mmだけ間隔を空けて配置される。図4で示されるように、第一トレース要素24及び第二トレース要素26のそれぞれの長さLLは、第一周波数バンドの中心周波数と第二周波数バンドの中心周波数との平均に相当する有効波長λの約八分の一となる。主題発明において、その有効波長の決定では、非導電性窓ガラス16の絶縁定数が考慮される。第一トレース要素24及び第二トレース要素26のそれぞれの長さは、40〜60mmに及ぶ。第一トレース要素24及び第二トレース要素26の双方は、上述のデュアルバンド動作のために、第一アンテナ要素20と第二アンテナ要素22との間の電磁結合を構築する。
第一アンテナ要素20及び第二アンテナ要素22、並びに、第一トレース要素24及び第二トレース要素26は、導電性材料で形成される。より詳細には、第一アンテナ要素20及び第二アンテナ要素22は、パッチ型放射要素に限定されることはない。その代わりに、第一アンテナ要素20及び第二アンテナ要素22は、ウィンドウ10に直接適用される、プリントされた銀、金属ワイヤ、又はそれらの組み合わせから形成される。第一トレース要素24及び第二トレース要素26も同様に、ウィンドウ10に直接適用される、プリントされた銀又は金属ワイヤから形成される。当業者は、曇り止め線やAM/FMアンテナの印刷方法のような標準的な印刷技術によってアンテナ12がウィンドウ10に直接適用され得ることを理解する。
図4を参照すると、第一トレース要素24は、第一放射要素28に接続される近位端46と、第三放射要素34に接続される遠位端48とを有する。第二トレース要素26は、第二放射要素30に接続される近位端50と、第四放射要素36に接続される遠位端52とを有する。近位端46、50の双方は、アンテナ12に対する電気的接続をもたらす。図2〜5、7、及び8で示されるように、第一トレース要素24の近位端46及び第二トレース要素26の近位端50はそれぞれ、内部導電体42及び外部導電体44を介してRF回路に接続される。当然のことながら、その接続は、逆転させられ得る。例えば、第一トレース要素24の近位端46が外部導電体44に接続され、第二トレース要素26の近位端50が内部導電体42に接続され得る。
第一放射要素28及び第二放射要素30、並びに、第三放射要素34及び第四放射要素36を再び参照すると、第一放射要素28及び第三放射要素34はそれぞれ、第一トレース要素24における近位端46及び遠位端48から延び、第二放射要素30及び第四放射要素36はそれぞれ、第二トレース要素26における近位端50及び遠位端52から延びる。
より詳細には、第一放射要素28は、第一トレース要素24の近位端46で始まって枝分かれする好適には同じ長さである第一セグメント54及び第二セグメント55を含み、第一セグメント54及び第二セグメント55の双方は、全体的に三角形状を有する閉ループを形成するために、第三セグメント56につながる。第一放射要素28における第一セグメント54、第二セグメント55、及び第三セグメント56は、外周を定め、その外周内には導電体が存在せず、車両14のウィンドウ10に対して主題発明に係るアンテナ12が適用された場合に、審美性及び視認性に対する障害物が最小限に抑えられるようにする。
第二放射要素30もまた、第二トレース要素26の近位端50で始まって枝分かれする好適には同じ長さである第一セグメント58及び第二セグメント59を含み、第一セグメント58及び第二セグメント59の双方は、全体的に三角形状を有する閉ループを形成するために、第三セグメント60につながる。第二放射要素30における第一セグメント58、第二セグメント59、及び第三セグメント60もまた、外周を定め、その外周内には導電体が存在せず、審美性及び視認性に対する障害物が最小限に抑えられるようにする。第一放射要素28及び第二放射要素30における第一セグメント54、58及び第二セグメント55、59の長さLは、典型的には、40mmから50mmの範囲にある。第一放射要素28の第三セグメント56及び第二放射要素30の第三セグメント60の長さLは、典型的には、15mmから35mmの範囲にある。
図4で示されるように、第一放射要素28の第一セグメント54及び第二セグメント55は、第一角62を形成するように、第一トレース要素24の近位端46から枝分かれするように延びる。第二放射要素30の第一セグメント58及び第二セグメント59は、第二角64を形成するように、第二トレース要素26の近位端50から枝分かれするように延びる。第一角62及び第二角64はそれぞれ、好適には、40〜45度の範囲にある。
再び図4を参照すると、第三放射要素34もまた、第一トレース要素24の遠位端48で始まって枝分かれする好適には同じ長さである第一セグメント66及び第二セグメント67を含み、第一セグメント66及び第二セグメント67の双方は、全体的に三角形状を有する閉ループを形成するために、第三セグメント68につながる。第三放射要素34における第一セグメント66、第二セグメント67、及び第三セグメント68は、外周を定め、その外周内には導電体又は他の不透明物質が存在せず、審美性及び視認性に対する障害物が最小限に抑えられるようにする。
第四放射要素36もまた、第二トレース要素26の遠位端52から枝分かれする好適には同じ長さである第一セグメント70及び第二セグメント71を含み、第一セグメント70及び第二セグメント71の双方は、全体的に三角形状を有する閉ループを形成するために、第三セグメント72につながる。第四放射要素36における第一セグメント70、第二セグメント71、及び第三セグメント72は、外周を定め、その外周内には導電体が存在せず、審美性及び視認性に対する障害物が最小限に抑えられるようにする。第三放射要素34及び第四放射要素36における第一セグメント66、70及び第二セグメント67、71の長さLは、典型的には、15mmから25mmの範囲にある。第三放射要素34の第三セグメント68及び第四放射要素36の第三セグメント72の長さLは、典型的には、15mmから35mmの範囲にある。
図4において、第三放射要素34における第一セグメント66及び第二セグメント67は、第三角74を形成するように、第一トレース要素24の遠位端48から枝分かれするように延びる。第四放射要素36における第一セグメント70及び第二セグメント71は、第四角76を形成するように、第二トレース要素26の遠位端52から枝分かれするように延びる。第三角74及び第四角76のそれぞれは、好適には、約60〜65度の範囲にある。
図6は、アンテナ12のS11パラメータの大きさ(dB)を示すチャートである。典型的には、アンテナは、所与の周波数バンドに対応するS11パラメータの大きさが−10dB以下である場合に、その所与の周波数バンドで動作すると考えられている。このチャートで示されるように、主題発明に係るアンテナ12は、第一周波数バンド及び第二周波数バンドにおけるデュアルバンド動作を示している。
図7及び図8でその代わりになるべきものとして示されるように、本発明に係るアンテナ12はまた、第一アンテナ要素20と第二アンテナ要素22との間に配置され且つプリントされた銀、金属ワイヤ、又はそれらの組み合わせから形成される少なくとも一つの調整要素77を含んでいてもよい。図7で示されるように、第一調整要素78は、第一トレース要素24から実質的に垂直に延び、第二調整要素80は、第二トレース要素26から実質的に垂直に延びる。第一調整要素78及び第二調整要素80の長さ及び位置の調整は、第一周波数バンド及び第二周波数バンドにおけるアンテナ12の適切な動作を支援する。当然のことながら、アンテナ12は、図8で示されるような追加的な調整要素群82を含んでいてもよい。
当然ながら、上述の教示を考慮して、本発明に対する多くの改良及び変形が実現可能である。本発明は、添付された請求項で詳細に説明された以外の態様でも実施され得る。

Claims (11)

  1. 第一周波数バンド及び第二周数バンドにおけるデュアルバンド動作のための統合アンテナを有するウィンドウであって:
    非導電性窓ガラス;
    前記非導電性窓ガラス上に配置される第一アンテナ要素であり、第一ボウタイ形状を形成するように対向する関係で一緒に配置される第一放射要素及び第二放射要素を有する第一アンテナ要素;
    前記第一アンテナ要素から間隔を空けて前記非導電性窓ガラス上に配置される第二アンテナ要素であり、前記第一ボウタイ形状とは異なる寸法の第二ボウタイ形状を形成するように対向する関係で一緒に配置される第三放射要素及び第四放射要素を有する第二アンテナ要素;並びに
    前記第一放射要素と前記第三放射要素との間に接続されその間に延在する第一トレース要素、及び、前記第二放射要素と前記第四放射要素との間に接続されその間に延在する第二トレース要素であり、双方が前記デュアルバンド動作のための電磁結合を構築するところの第一トレース要素及び第二トレース要素;
    を含むウィンドウ。
  2. 前記第一トレース要素は、前記第一放射要素に接続される近位端と、前記第三放射要素に接続される遠位端とを有し、
    前記第二トレース要素は、前記第二放射要素に接続される近位端と、前記第四放射要素に接続される遠位端とを有し、
    前記近位端の双方が前記統合アンテナに対する電気的接続を提供する、
    請求項1に記載のウィンドウ。
  3. 前記第一放射要素及び前記第三放射要素は、前記第一トレース要素における前記近位端及び前記遠位端から延び、
    前記第二放射要素及び前記第四放射要素は、前記第二トレース要素における前記近位端及び前記遠位端から延びる、
    請求項2に記載のウィンドウ。
  4. 前記第一放射要素は、前記第一トレース要素の前記近位端で始まって枝分かれして延びる第一セグメント及び第二セグメントであり、三角形状を有する閉ループで前記第一放射要素を形成するように、該第一セグメントと該第二セグメントとの間に延在する前記第一放射要素の第三セグメントにつながる第一セグメント及び第二セグメントを含み、
    前記第二放射要素は、前記第二トレース要素の前記近位端で始まって枝分かれして延びる第一セグメント及び第二セグメントであり、三角形状を有する閉ループで前記第二放射要素を形成するように、該第一セグメントと該第二セグメントとの間に延在する前記第二放射要素の第三セグメントにつながる第一セグメント及び第二セグメントを含み、
    前記第三放射要素は、前記第一トレース要素の前記遠位端で始まって枝分かれして延びる第一セグメント及び第二セグメントであり、三角形状を有する閉ループで前記第三放射要素を形成するように、該第一セグメントと該第二セグメントとの間に延在する前記第三放射要素の第三セグメントにつながる第一セグメント及び第二セグメントを含み、
    前記第四放射要素は、前記第二トレース要素の前記遠位端で始まって枝分かれして延びる第一セグメント及び第二セグメントであり、三角形状を有する閉ループで前記第四放射要素を形成するように、該第一セグメントと該第二セグメントとの間に延在する前記第四放射要素の第三セグメントにつながる第一セグメント及び第二セグメントを含む、
    請求項2又は3に記載のウィンドウ。
  5. 前記第一放射要素は、前記第二放射要素の鏡像であり、
    前記第三放射要素は、前記第四放射要素の鏡像である、
    請求項1乃至4の何れか一項に記載のウィンドウ。
  6. 前記第一放射要素及び前記第二放射要素は、前記第一ボウタイ形状を形成するように、前記非導電性窓ガラス上に外周を定め、
    前記第三放射要素及び前記第四放射要素は、前記第二ボウタイ形状を形成するように、前記非導電性窓ガラス上に外周を定め、
    前記非導電性窓ガラスは、前記外周のそれぞれの内部の領域全体に及ぶ、
    請求項1乃至5の何れか一項に記載のウィンドウ。
  7. 前記第一アンテナ要素の前記第一ボウタイ形状は、前記第二アンテナ要素の前記第二ボウタイ形状よりも大きく、或いは、
    前記第二アンテナ要素の前記第二ボウタイ形状は、前記第一アンテナ要素の前記第一ボウタイ形状よりも大きい、
    請求項1乃至6の何れか一項に記載のウィンドウ。
  8. 前記第一トレース要素の長さ及び前記第二トレース要素の長さは、前記第一周波数バンドの中心周波数と前記第二周波数バンドの中心周波数との平均に相当する有効波長λの約八分の一である、
    請求項1乃至7の何れか一項に記載のウィンドウ。
  9. 前記第一周波数バンドは、824MHzから894MHzの範囲に及び、
    前記第二周波数バンドは、1850MHzから2170MHzの範囲に及び、
    前記第一トレース要素及び前記第二トレース要素のそれぞれの長さは、40mmから60mmの範囲に及ぶ、
    請求項1乃至8の何れか一項に記載のウィンドウ。
  10. 前記第一アンテナ要素及び前記第二アンテナ要素、並びに、前記第一トレース要素及び前記第二トレース要素は、導電体で形成され、該導電体は、導電性ワイヤ又はプリントされた銀である、
    請求項1乃至9の何れか一項に記載のウィンドウ。
  11. 前記第一アンテナ要素と前記第二アンテナ要素との間に配置される少なくとも一つの調整要素を更に含む、
    請求項1乃至10の何れか一項に記載のウィンドウ。
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