JP5415665B2 - γ線照射によるポリアミド粉末のグラフト化方法 - Google Patents
γ線照射によるポリアミド粉末のグラフト化方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5415665B2 JP5415665B2 JP2006020507A JP2006020507A JP5415665B2 JP 5415665 B2 JP5415665 B2 JP 5415665B2 JP 2006020507 A JP2006020507 A JP 2006020507A JP 2006020507 A JP2006020507 A JP 2006020507A JP 5415665 B2 JP5415665 B2 JP 5415665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder particles
- powder
- polyamide
- graft monomer
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/12—Powdering or granulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F283/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
- C08F283/04—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polycarbonamides, polyesteramides or polyimides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G69/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
- C08G69/02—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
- C08G69/04—Preparatory processes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/28—Treatment by wave energy or particle radiation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Polyamides (AREA)
Description
ブロックCoPAの例はポリエーテルブロックアミド(以下、PEBA)である。
しかし、親水性媒体の場合、媒体に添加する疎水性PA、CoPA粉末の相溶性に問題が生じる。
本発明のグラフト化による粉末の官能化はポリマー粉末、特にポリアミドまたはコポリアミド粉末の表面を直接改質するのに利用することができる。
(a) ポリアミド(PA)、コポリアミド(CoPA)、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)、ポリオレフィン、ポリエステルまたはフルオロカーボン樹脂の粉末粒子を、少なくとも一種の官能化グラフトモノマーと混合する段階、
(b)段階(a)で得られた官能化グラフトモノマーで含浸された粉末粒子に光照射(γ線)または電子線(β線)を0.5〜15Mradの照射量で照射する段階。
本発明の好ましい一つの実施例では、粉末粒子がポリアミド、コポリアミドまたはポリエーテルブロックアミド(PEBA)からなる。
本発明の粉末粒子の好ましい一つの実施例では、官能化グラフトモノマーの反応性官能基がカルボン酸基およびその誘導体、エステル、酸無水物、酸塩化物、アミド、ケトン、イソシアネート、エポキシ、アミンまたは水酸化物の中から選択される。
本発明の粉末粒子の好ましい一つの実施例では、官能化グラフトモノマーが生物致死性および/またはバイオスタティスティック(biostatic)性を有する少なくとも一つの反応性官能基によって官能化されている。
本発明はさらに、上記粉末粒子の基材、例えば紙、セルロース、ケラチン質の皮膚、毛、爪および体毛上へのポリマー、特にPA、CoPAまたはPEBAの粉末粒子の接着改善での使用に関するものである。
本発明の好ましい一つの実施例では、上記粉末粒子は化粧品組成物の滑り効果(effet glissant)および/または絹のような効果(effet soyeux)の改善に使用される。
本発明の好ましい一つの実施例では、上記粉末粒子は桃色スキン効果(effet peau de peche)を良くするために使用される。
[図2]は粒子(P)にはさらに第2のグラフト鎖がグラフトしている図1と同じ粒子の断面図。ここではグラフト鎖間反応によって、図1の粒子(P)にグラフトした第1のグラフト鎖の残っているフリーな官能基に第2のグラフト鎖の官能基が反応して図2のグラフト鎖が形成される。
[図3]は未変性粉末(対照)と変性した2つの粉末での接触角の経時変化を示すグラフ。
[図4]は未変性粉末(対照)と変性した2つの粉末で、堆積した水滴の体積の経時変化を示すグラフ。
(1)少なくとも一つのエチレン性不飽和基、例えばグラフトされる粒子と化学反応可能な二重結合を有する少なくとも一種の第1官能基。
(2)後で粒子が添加される媒体と相溶化可能、特に媒体と化学反応可能な反応性のある少なくとも一種の第2官能基。
少なくとも二官能性または二官能化された分子またはグラフト鎖といえる。
本発明で油相とは周囲温度(Ta=20〜25℃)で液体であるオイル、有機溶剤を意味し、水相とは水または水に可溶なモノまたはポリヒドロキシルアルコール(メタノール、N−プロパノール、イソプロパノール、イソブタノール、グリセリン)を含む水を意味する。
本発明の親水性の第2官能基としてはアミン、カルボニル、シアノ、オキサゾール、エポキシ、ヒドロキシルおよびこれらを組み合わせた官能基を挙げることができる。
不飽和カルボン酸の例は炭素原子が2〜20のもので、例えばアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸およびイタコン酸が挙げられる。これらの酸の誘導体の例としては酸無水物、エステル誘導体、アミド誘導体、イミド誘導体および不飽和カルボン酸の金属塩(例えばアルカリ金属塩)が挙げられる。さらに、ウンデシレン酸を挙げることもできる。
(1)不飽和カルボン酸のC1〜C22アルキルエステル、グリシジルエステル誘導体またはフッ素化エステル誘導体、例えばアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ノニル、メタアクリル酸ノニル、アクリル酸−2-エチルヘキシル、メタアクリル酸−2-エチルヘキシル、アクリル酸グリシジル、メタアクリル酸グリシジル、モノエチルマレート、ジエチルマレート、フマル酸モノメチル、フマル酸ジメチル、モノメチルイタコネート、ジエチルイタコネート、メタクリル酸トリフルオロエチル、アクリル酸ヘキサフルオロエチル(またはAC8n)、
(4)不飽和カルボン酸の金属塩、例えばナトリームアクリレート、ナトリームメタクリレート、カリウムアクリレートおよびカリウムメタクリレート。
(5)不飽和基を有するアルコキシシラン、例えば式:CH2=CH−Si−(OR)3のビニルトリアルコキシシラン(ここで、Rはアルキルまたはアルコキシル基を表す)または((メタ)クリルオキシアルキル)トリアルコキシシラン。
(6)カルボン酸のポリアリルエステル、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルホスフェート、トリアリルトリメリテートのエステル、
(7)多価アルコールのアクリル酸およびメタアクリル酸エステル:エチレングリコールジメタクリレート、(1,3)−トリメタクリレート-2-エチル-(ヒドロキシメチル)−プロパンジオール、
(8)アミドおよびアクリルアミド:N-アクリルアミド、N、N-メチレンビス−アクリルアミド。
無水マイレン酸または無水メタアクリル酸を用いるのが好ましい。
ポリマー粉末粒子、特にPAまたはCoPAの粉末粒子は1段階のグラフトプロセスでグラフト化できる。この場合には、これらの粉末粒子の表面に先ず最初に第1官能基によって少なくとも2官能性の分子をグラフトする。第2官能基はフリーのままである。この第2官能基はその化学特性に応じて共有結合または媒体(例えば、被覆剤)に対する物理的結合を形成する。グラフトされた粉末粒子は上記媒体中にその後に加えられる。
段階(a)
官能化グラフトモノマーを溶剤中に溶かし、好ましくは揮発成分を真空蒸発またはその他の任意の方法で相対的に低温度(好ましくは50℃以下)で除去する。
使用する溶剤は例えばエタノール、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、水にすることができる。
次に、得られた溶液を粉末上に一滴づつ滴下し、攪拌を維持して官能化グラフト化モノマーを粉末全体に均一に分散させる。その後、適度な温度、真空下で溶剤を完全にまたは部分的に蒸発させる。
官能化グラフトモノマーが含浸された粉末は、容器(密封容器が好ましい)中に収容し、好ましくの空気の非存在下に、1〜15Mradの線量で光(γ線)または電子線(β線)を照射する。光を照射するのが好ましい。
必要な場合は、上記段階中に粉末上にグラフトされなかった官能化グラフトモノマーの全部または一部を除去するために、仕上げとして粉末を洗うこともできる。
(1)一つまたは複数のアミノ酸、例えばアミノカプロン酸、アミノ-7-ヘプタン酸、アミノ−11-ウンデカン酸およびアミノ-2-ドデカン酸、
(2)一つまたは複数のラクタム、例えばカプロラクタム、エナントラクタムおよびラウリルラクタム、
(3)一つまたは複数のジアミンの塩または混合物、例えばヘキサメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、メタキシレンジアミン、ビス-p−アミノシクロヘキシルメタンおよびトリメチルヘキサメチレンジアミンと二酸、例えばイソフタル酸、テレフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、コルク酸、セバシン酸およびドデカンジカルボン酸。
ポリアミドの例としてはPA6、PA6−6、PA11およびPA12を挙げることができる。
α、ω−アミノカルボン酸の例としてはアミノウンデカン酸およびアミノドデカン酸を挙げることができる。
ジカルボン酸の例としては炭素原子が少なくとも4つのジカルボン酸:アジピン酸、セバシン酸、イソフタル酸、ブタン二酸、1,4−シクロヘキシルジカルボン酸、テレフタル酸、スルホイソフタル酸のナトリウムまたはリチウム塩、二量体の含有量が少なくとも98%であるダイマー化された脂肪酸(水素化されているのが好ましい)およびドデカンジオン酸HOOC−(CH2)10−COOHを挙げることができる。
−[PA X.Y−PE]N (I)
(ここで、
PA X.Yは炭素原子数がXの直鎖脂肪族ジアミンと炭素原子数がYのジカルボン酸との重縮合で得られるポリアミドブロックを表し、
PEはポリエーテルブロックを表し、
NはPA X.Y単位の数を表し、
(1)Xは少なくとも2であり、
(2)Yは少なくとも2であり、
(3)PEブロックは下記のいずれかである:
(i) ジオールPEブロック(すなわち、末端水酸基)。カルボン酸のブロックPa X.YとジオールPEブロックとの間の結合がエステル結合。ポリエーテルエステルアミドとよばれる。
(ii) 末端がジNH2のPEブロック(すなわちジアミン)。この場合はブロックPA X.Yの末端がカルボン酸で、末端カルボン酸のブロックPA X.YとジアミンPEブロックとの間の結合はアミド結合。
PA X.Yポリアミドブロックはポリアミド6.10、ポリアミド6.12、ポリアミド6.14、ポリアミド6.18、ポリアミド10.10およびPA10.12のブロックの中から選択するのが好ましい。
ポリエーテルブロックは少なくとも一つのポリアルキレンエーテルポリオール、特に、ポリアルキレンエーテルジオールの中から選択するのが好ましい。このポリアルキレンエーテルジオールはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリトリメチレングリコール(PO3G)、ポリテトラメチレングリコール(PTMG)およびこれらの混合物が好ましい。
ラクタム 1〜98%、
ラクトン 1〜98%、
任意成分としてのその他のラクタム 1〜98%。
ラクトンの例としてはカプロラクトン、バレロラクトンおよびブチロラクトンが挙げられる。カプロラクトンを使用するのが好ましい。
以下、本発明の実施例を説明する。
テストで使用した粉末P1はPA12の粉末で、この粉末は平均粒径が約10μm±2μmで、<5μm以下の微粉末の比率が5%以下で、20μmを超える大きな粒子の比率が2%以下で、比表面積は4m2/g以下で、見かけ密度は0.20−0.35g/cm3で、体積重量は1.03g/cm3で、溶融点は175−179℃である。
0.2重量%のシクロヘキサンを含む50gの無水メタアクリル酸の溶液を調製する。この溶液で99.9gのポリアミドP1粉末を含浸する。その後、真空乾燥してシクロヘキサンを除去することで、グラフトモノマーとして0.1重量%の無水メタアクリル酸を含む粉末が得られる。
グラフトは上記の方法で実行した。すなわち、窒素雰囲気下で官能化グラフトモノマーが含浸された粉末を密封容器中に入れ、30kGrayの線量で光(γ線)を照射した(1Mrad=10kGray)。グラフトされたPAの粉末粒子を得た。
0.8重量%のシクロヘキサンを含む50gの無水メタアクリル酸の溶液を調製する。この溶液で99.6gのポリアミドP1粉末を含浸する。その後、真空乾燥してシクロヘキサンを除去することで、グラフトモノマーとして0.4重量%の無水メタアクリル酸を含む粉末が得られる。
実施例1と同じ方法でグラフト化を行う。すなわち、窒素雰囲気下で官能化グラフトモノマーが含浸された粉末を密封容器中に入れ、50kGrayの線量で光(γ線)を照射した。グラフトされたPAの粉末粒子を得た。
テストでは[表1]に記載の配合を有するワニス中に各粉末粒子を2重量%の比率で分散させた。
[表2]は添加剤なしのワニス(対照1)と下記の添加剤を含むワニスでの100サイクル毎の重量ロスの平均値をまとめたものである:
粉末P1(対照2)
段階(a)のみを経たモノマーを添加した粉末P1(対照3)
上記プロセスすなわち段階(a)と(b)を経て官能化、グラフト化された粉末P1(実施例1)
[表3]は、添加剤を含まないワニス(対照1)と下記の添加剤を含むワニスでの、消耗して基材に届くまでに必要なサイクル数を示したものである:
粉末P1(対照2)
上記プロセスすなわち段階(a)と(b)を経て官能化、グラフト化された粉末P1(実施例2)
実施例3はPA粉末を疎水性に改質する実施例である。
このテストでは上記のP1の粉末(すなわち、平均粒径が約10μm±2μmで、<5μm以下の微粉末の比率が5%以下で、20μmを超える大きな粒子の比率が2%以下で、比表面積は4m2/g以下で、見かけ密度は0.20−0.35g/cm3で、体積重量は1.03g/cm3で、溶融点は175−179℃であるPA12の粉末)を使用し、さらに、グラフトモノマーとしてモル質量が5000g/モルのポリエチレングリコールメタクリレートを3重量%(実施例3)および5重量%(実施例4)の量で使用した。グラフト操作は上記の方法で実行した。使用した溶剤は水である。実施例3および実施例4では上記の段階(a)(b)および(c)を実行した。
(1)コーティング材と物理的および化学的に相溶化するコーティング材(例えばワニス、塗料)の添加剤。官能化された第1グラフト鎖を介して粉末粒子の表面と反応する反応部位が作られ、第1グラフト鎖は粉末をコーティング材中に係止させる。さらに、粉末粒子の表面にグラフトした反応性分子の割合が多い場合には粉末とコーティング材との間に相溶化層ができる場合もある。
本発明の官能化された粉末は耐摩耗性の改善および被覆材の機械的強度向上のために利用できる。
(3)溶融し易い基材のコーティング材。この場合には、溶融前にグラフトしていないPA、CoPA、ポリオレフィン、コポリエステルアミド、フッ素化重合体、例えばPVDFまたはテフロン(登録商標)の粉末で希釈することができる。
(4)ポリマー、特にPAまたはCoPAの粉末粒子の各種基材への接着性の改善のため。カチオン性に官能化することで紙、セルロース、皮膚のケラチン質物質、毛、唇、爪、体毛のような基材表面への物理的接着性を改善することができる。
(6)生物致死剤(微生物の殺菌)またはバイオスタティック(biostatic)(微生物の増殖の阻止または制限)での応用。ポリマー粒子、特にポリアミドまたはコポリアミドが添加される媒体に生物致死機能および/またはバイオスタティック機能を与えることができる。すなわち、第四アンモニウム、リン酸ジルコニウム、リン酸カルシウム、ZnまたはZn/Agの錯体のような生物致死性および/またはバイオスタティックな官能基を有するグラフト鎖によってグラフト化することができる。
Claims (12)
- 下記の(a)と(b):
(a)ポリアミド(PA)の粉末粒子を、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーと混合する段階、
(b)段階(a)で得られた官能化グラフトモノマーで含浸された粉末粒子に光照射(γ線)または電子線(β線)を0.5〜15Mradの照射量で照射する段階、
を有する粉末粒子の製造方法で得られる、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーが表面上にグラフトされたポリアミド(PA)から成る表面グラフト粉末粒子を使用して紙、セルロース、皮膚のケラチン質物質、毛、爪および体毛の中から選択される基材へのポリアミド(PA)粒子の接着性を改善する方法。 - 下記の(a)と(b):
(a)ポリアミド(PA)の粉末粒子を、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーと混合する段階、
(b)段階(a)で得られた官能化グラフトモノマーで含浸された粉末粒子に光照射(γ線)または電子線(β線)を0.5〜15Mradの照射量で照射する段階、
を有する粉末粒子の製造方法で得られる、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーが表面上にグラフトされたポリアミド(PA)から成る表面グラフト粉末粒子を使用して化粧品での滑り効果(effet glissant)および/または絹状効果(effet soyeux)を改善する方法。 - 段階(b)の後に、粉末上にグラフトされなかった二官能性グラフトモノマーの全体または一部を除去する段階(c)を実行する請求項1又は2に記載の方法。
- ポリアミドの粉末粒子がPA6、PA6−6、PA11およびPA12の中から選択される請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 粒子がPA12から成る請求項4に記載の方法。
- 下記の(a)と(b):
(a)ポリアミド(PA)の粉末粒子を、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーと混合する段階、
(b)段階(a)で得られた官能化グラフトモノマーで含浸された粉末粒子に光照射(γ線)または電子線(β線)を0.5〜15Mradの照射量で照射する段階、
を有する粉末粒子の製造方法で得られる、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーが表面上にグラフトされたポリアミド(PA)から成る表面グラフト粉末粒子の、コーティング材の添加剤としての使用。 - コーティング材がワニスまたは塗料である請求項6に記載の使用。
- 下記の(a)と(b):
(a)ポリアミド(PA)の粉末粒子を、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーと混合する段階、
(b)段階(a)で得られた官能化グラフトモノマーで含浸された粉末粒子に光照射(γ線)または電子線(β線)を0.5〜15Mradの照射量で照射する段階、
を有する粉末粒子の製造方法で得られる、無水マレイン酸、無水メタアクリル酸およびポリエチレングリコールメタアクリレートの中から選択される少なくとも一種の二官能性グラフトモノマーが表面上にグラフトされたポリアミド(PA)から成る表面グラフト粉末粒子の、溶融し易い基材のコーティング材での使用。 - 上記表面グラフト粉末粒子を溶融前にグラフトしていないポリアミド(PA)、コポリアミド(CoPA)、ポリオレフィン、コポリエステルアミドまたはフッ素化重合体の粉末で希釈する請求項8に記載の使用。
- 段階(b)の後に、粉末上にグラフトされなかった二官能性グラフトモノマーの全体または一部を除去する段階(c)を実行する請求項6〜9のいずれか一項に記載の使用。
- ポリアミドの粉末粒子がPA6、PA6−6、PA11およびPA12の中から選択される請求項6〜10のいずれか一項に記載の使用。
- 粒子がPA12から成る請求項11に記載の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0500885A FR2881431B1 (fr) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | Greffage d'une poudre de polyamide par irradiation gamma. |
FR0500885 | 2005-01-28 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006206911A JP2006206911A (ja) | 2006-08-10 |
JP2006206911A5 JP2006206911A5 (ja) | 2007-03-22 |
JP5415665B2 true JP5415665B2 (ja) | 2014-02-12 |
Family
ID=34955160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006020507A Expired - Fee Related JP5415665B2 (ja) | 2005-01-28 | 2006-01-30 | γ線照射によるポリアミド粉末のグラフト化方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8039525B2 (ja) |
EP (1) | EP1686142B1 (ja) |
JP (1) | JP5415665B2 (ja) |
KR (2) | KR100890879B1 (ja) |
CN (1) | CN100554298C (ja) |
AT (1) | ATE501189T1 (ja) |
CA (1) | CA2534231C (ja) |
DE (1) | DE602006020512D1 (ja) |
FR (1) | FR2881431B1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2903989B1 (fr) * | 2006-07-19 | 2008-09-05 | Arkema France | Polymere fluore a activite antibacterienne |
JP2011500903A (ja) * | 2007-10-15 | 2011-01-06 | コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | アクリル化ポリアミノアミド(iii) |
FR2930555B1 (fr) * | 2008-04-29 | 2012-08-24 | Arkema France | Procede pour augmenter l'ecart entre la temperature de fusion et la temperature de cristallisation d'une poudre de polyamide |
FR2962043B1 (fr) * | 2010-07-01 | 2013-02-01 | Arkema France | Composition cosmetique comprenant du peba |
KR101409409B1 (ko) * | 2012-05-31 | 2014-06-20 | 한양대학교 에리카산학협력단 | 생체적합성 표면을 가지는 폴리에테르-아미드 다중블록 공중합체 필름의 표면개질방법 및 이에 의해 제조된 폴리에테르-아미드 다중블록 공중합체 필름 |
WO2014143758A2 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Thibodeau Francis R | Oligomer-grafted nanofillers and advanced composite materials |
FR3005660B1 (fr) * | 2013-05-17 | 2015-04-24 | Arkema France | Procede de reticulation en surface de particules de polymere |
KR101614525B1 (ko) * | 2013-11-15 | 2016-04-21 | 한화케미칼 주식회사 | 변성 폴리올레핀 수지의 제조 방법 |
BR112018013320A2 (pt) * | 2015-12-30 | 2018-12-11 | Cytec Ind Inc | partículas poliméricas com superfície tratada, partículas com superfície tratada de polímero ou copolímero de poliariletercetona (paek), pasta fluida sem tensoativo, métodos para fabricar uma estrutura compósita termoplástica e para fabricar um prepreg termoplástico, estrutura compósita termoplástica, e, prepreg termoplástico. |
KR102507562B1 (ko) | 2016-12-22 | 2023-03-09 | 코베스트로 도이칠란트 아게 | 개선된 레이저 각인 특성 및 개선된 내화학성을 갖는 id-문서를 위한 플라스틱 필름 |
FR3061182B1 (fr) | 2016-12-22 | 2019-05-31 | Setup Performance | Poudre de particules spheriques de polyamide reticulable, procede de preparation et utilisation avec la technique de frittage par laser selectif |
GB201701401D0 (en) * | 2017-01-27 | 2017-03-15 | Xeros Ltd | Formulation, method, use and apparatus |
CN112210047A (zh) * | 2020-09-24 | 2021-01-12 | 杭州津源新材料有限公司 | 一种浸塑粉及其制备方法 |
CN115851113B (zh) * | 2022-12-09 | 2023-08-11 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种尼龙粉末涂料及其制备方法和用途 |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3862265A (en) * | 1971-04-09 | 1975-01-21 | Exxon Research Engineering Co | Polymers with improved properties and process therefor |
AU6360373A (en) * | 1972-12-22 | 1975-06-19 | Unisearch Ltd | Trunk polymers |
JPS5740164B2 (ja) * | 1974-03-12 | 1982-08-25 | ||
FR2433949A1 (fr) * | 1978-08-25 | 1980-03-21 | Commissariat Energie Atomique | Substrat hydrophobe apte a liberer une substance chimique |
IT1199626B (it) * | 1985-01-08 | 1988-12-30 | Dutral Spa | Procedimento per innestare anidride maleica su polimeri olefinici |
DE3786415T2 (de) * | 1986-04-23 | 1993-10-21 | Sumitomo Chemical Co | Katalytische Herstellung von Polyamidblockcopolymeren. |
CA2031406C (en) * | 1989-12-21 | 2002-05-28 | Paolo Galli | Graft copolymers of polyolefins and a method of producing same |
AU2255492A (en) * | 1991-07-09 | 1993-02-11 | Scimat Limited | Polymeric sheet |
EP0650987B1 (en) * | 1993-10-28 | 2010-04-28 | Asahi Glass Company Ltd. | Adhesive fluorine-containing polymer and laminate employing it |
FR2721209A1 (fr) * | 1994-06-17 | 1995-12-22 | Oreal | Composition de soin ou de maquillage comprenant une dispersion aqueuse de polymères. |
MA23592A1 (fr) * | 1994-06-30 | 1995-12-31 | Procter & Gamble | Compositions pour les soins corporels contenant des copolymeres greffes elastomeres thermoplastiques |
US5576106A (en) * | 1994-07-28 | 1996-11-19 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Grafted fluoropolymer powders |
US5663126A (en) * | 1994-10-21 | 1997-09-02 | Castrol Limited | Polar grafted polyolefins, methods for their manufacture, and lubricating oil compositions containing them |
DE19501726A1 (de) * | 1995-01-20 | 1996-07-25 | Merck Patent Gmbh | Polymerisationsfähige Derivate von Polyamiden |
US5612097A (en) * | 1995-06-02 | 1997-03-18 | The University Of Western Ontario, In Trust For Surface Science Western | Plasma assisted grafting of maleic anhydride to polyolefins |
JPH0987454A (ja) * | 1995-09-20 | 1997-03-31 | Dainippon Ink & Chem Inc | 熱可塑性樹脂組成物、それを用いた成形材料及び成型品 |
US6136274A (en) * | 1996-10-07 | 2000-10-24 | Irori | Matrices with memories in automated drug discovery and units therefor |
JPH10139836A (ja) * | 1996-11-07 | 1998-05-26 | Showa Denko Kk | グラフト変性ポリアミドの製造方法 |
ATE201031T1 (de) * | 1997-04-14 | 2001-05-15 | Degussa | Verfahren zur modifizierung der oberfläche von polymersubstraten durch pfropfpolymerisation |
US6127478A (en) * | 1997-07-25 | 2000-10-03 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Blends of grafted fluoropolymer and polyamide |
AU9148698A (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-31 | Robert Benham Fish Jr. | Non-massing tougheners for polyamides |
IT1297040B1 (it) * | 1997-12-31 | 1999-08-03 | Belantro International Corp | Poliolefine funzionalizzate con anidride maleica e con i suoi esteri liquidi altobollenti e loro impiego come prodotti ad elevato potere |
US20050033251A1 (en) * | 1998-12-08 | 2005-02-10 | Quick-Med Technologies, Inc. | Controlled release of biologically active substances from select substrates |
US7709694B2 (en) * | 1998-12-08 | 2010-05-04 | Quick-Med Technologies, Inc. | Materials with covalently-bonded, nonleachable, polymeric antimicrobial surfaces |
EP1038893A1 (en) * | 1999-03-19 | 2000-09-27 | Fina Research S.A. | Production of polypropylene having improved properties |
AUPR224600A0 (en) * | 2000-12-21 | 2001-01-25 | Polymerat Pty Ltd | Novel polymers |
JP3736848B2 (ja) * | 2001-06-07 | 2006-01-18 | 信越化学工業株式会社 | 表面処理粉体及び化粧料 |
JP2003112060A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-04-15 | Asahi Kasei Corp | イオン吸着樹脂および多孔質イオン吸着体 |
FR2856403A1 (fr) * | 2003-06-06 | 2004-12-24 | Atofina | Procede de greffage de polymere fluore et structures multicouches comprenant ce polymere greffe |
-
2005
- 2005-01-28 FR FR0500885A patent/FR2881431B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-01-24 DE DE602006020512T patent/DE602006020512D1/de active Active
- 2006-01-24 EP EP06290144A patent/EP1686142B1/fr active Active
- 2006-01-24 AT AT06290144T patent/ATE501189T1/de not_active IP Right Cessation
- 2006-01-27 CA CA2534231A patent/CA2534231C/fr not_active Expired - Fee Related
- 2006-01-28 CN CNB2006100739269A patent/CN100554298C/zh active Active
- 2006-01-30 JP JP2006020507A patent/JP5415665B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2006-01-31 KR KR1020060009379A patent/KR100890879B1/ko active IP Right Grant
-
2007
- 2007-08-24 KR KR1020070085444A patent/KR20070094878A/ko not_active Application Discontinuation
-
2010
- 2010-04-30 US US12/771,632 patent/US8039525B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2534231C (fr) | 2011-05-03 |
FR2881431B1 (fr) | 2008-12-05 |
KR20060087470A (ko) | 2006-08-02 |
EP1686142B1 (fr) | 2011-03-09 |
ATE501189T1 (de) | 2011-03-15 |
CA2534231A1 (fr) | 2006-07-28 |
FR2881431A1 (fr) | 2006-08-04 |
KR20070094878A (ko) | 2007-09-27 |
EP1686142A1 (fr) | 2006-08-02 |
JP2006206911A (ja) | 2006-08-10 |
CN1834129A (zh) | 2006-09-20 |
US20100305232A1 (en) | 2010-12-02 |
DE602006020512D1 (de) | 2011-04-21 |
US8039525B2 (en) | 2011-10-18 |
KR100890879B1 (ko) | 2009-03-31 |
CN100554298C (zh) | 2009-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5415665B2 (ja) | γ線照射によるポリアミド粉末のグラフト化方法 | |
Zhao et al. | Antibacterial hydrogel coating: Strategies in surface chemistry | |
Tauhardt et al. | Poly (2-oxazoline) functionalized surfaces: from modification to application | |
Barclay et al. | Versatile surface modification using polydopamine and related polycatecholamines: Chemistry, structure, and applications | |
JP2006206911A5 (ja) | ||
Jiang et al. | Ultralow‐fouling, functionalizable, and hydrolyzable zwitterionic materials and their derivatives for biological applications | |
Audouin et al. | Polypeptide-grafted macroporous polyhipe by surface-initiated n-carboxyanhydride (NCA) polymerization as a platform for bioconjugation | |
RU2223287C2 (ru) | Гиперразветвленный сополиамид, композиция на основе гиперразветвленного сополиамида и способ получения гиперразветвленного сополиамида | |
Tauhardt et al. | Amine end-functionalized poly (2-ethyl-2-oxazoline) as promising coating material for antifouling applications | |
JP5406719B2 (ja) | Si−H基を含有する表面を処理する方法 | |
Voronov et al. | Advances in reactive polymeric surfactants for interface modification | |
US20060205883A1 (en) | Crafting onto a polyamide powder by gamma-irradiation | |
JP2009510183A (ja) | 表面改質のために有用なカテコール等価分子の製造方法 | |
CA3001921C (en) | Compounds, polymers and coating formulations that comprise at least one n-halamine precursor, a cationic center and a coating incorporation group | |
Saha et al. | Zwitterionic nanogels and microgels: An overview on their synthesis and applications | |
Utrata-Wesołek | Antifouling surfaces in medical application | |
Wan et al. | Modification of polysulfone (PSF) hollow fiber membrane (HFM) with zwitterionic or charged polymers | |
Arsenie et al. | A recent state of art on polyoxazoline-containing antifouling coatings for biological and environmental applications | |
Stawski | Poly (N, N-dimethylaminoethyl methacrylate) as a bioactive polyelectrolyte—production and properties | |
Kudaibergenov | Advances in synthetic polyampholytes for biotechnology and medicine | |
Voronov et al. | Heterofunctional oligoperoxides on the interface | |
Urch et al. | Deposition of functionalized calcium phosphate nanoparticles on functionalized polymer surfaces | |
JP2007126497A (ja) | アスベスト飛散防止剤 | |
Wang et al. | Functionalization of colloidal particles | |
Li | Development of Amino Acid Based Zwitterionic Materials for Biomedical and Environmental Applications |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081028 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090128 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090129 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090202 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090428 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100119 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100519 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100709 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20100903 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120424 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120427 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120501 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120508 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130304 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130308 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130404 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130409 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130507 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130925 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5415665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |