JP5402711B2 - 浸炭窒化層を有する鋼製品およびその製造方法 - Google Patents
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fn=(Si+Mn)/Cr・・・(1)
ただし、(1)式中の元素記号は、その元素の生地の鋼材中における質量%での含有量を表す。
〈1〉900〜950℃の温度域で浸炭処理を行う。
〈2〉800〜900℃の温度域で、窒素ポテンシャルを0.2〜0.6%として浸炭窒化処理を行う。
〈3〉焼入れを行う。
〈4〉150℃超え250℃以下の温度域で焼戻す。
C:0.10〜0.35%
Cは、鋼材の強度を決定するのに最も重要な元素であり、生地の強度、すなわち浸炭窒化後の焼入れで硬化されない芯部の強度を確保するために、0.10%以上含有させる必要がある。一方、その含有量が0.35%を超えると、芯部の靱性が低下したり、被削性が低下したりする。したがって、Cの含有量を0.10〜0.35%とした。なお、Cの含有量は0.15%以上、0.30%以下であることが望ましい。
Siは、オーステナイトのパーライトへの変態を抑制する作用があるとともに、固溶強化元素として芯部強度の増大にも寄与する元素である。Siには、マルテンサイトを焼戻しする際に、セメンタイトの析出を抑制して焼戻し軟化抵抗を上昇させる効果もある。さらに、Siには、浸炭窒化処理の際に、Mnや侵入する窒素と結合して、MnSiN2を生成し、しゅう動中の表面粗さを低減してピッチング強度を向上させる作用もある。これらの効果は、Siの含有量が0.40%以上で得られる。しかしながら、Siの含有量が多くなると、浸炭速度の低下や延性の低下を招き、特に、Siの含有量が1.00%を超えると、熱間加工性が劣化するとともに浸炭速度が著しく低下する。したがって、Siの含有量を0.40〜1.00%とした。なお、Siの含有量は0.50%以上、0.90%以下であることが望ましい。
Mnは、オーステナイト安定化元素で、オーステナイト中のCの活量を下げて、浸炭を促進する元素である。また、Mnは、SとともにMnSを形成して、被削性を高める作用もある。Mnには、浸炭窒化処理の際に、Siおよび侵入する窒素と結合して、MnSiN2を生成し、しゅう動中の表面粗さを低減してピッチング強度を向上させる作用もある。これらの効果を得るためには、0.60%以上のMn含有量が必要である。しかしながら、Mnを1.50%を超えて含有させてもその効果は飽和してコストが嵩むし、浸炭窒化時に生成するMnSiN2のサイズが大きくなりすぎて、ピッチング強度が低下することさえある。したがって、Mnの含有量を0.60〜1.50%とした。なお、Mnの含有量は0.70%以上、1.40%以下であることが望ましい。
Crは、炭素および窒素との親和力が大きく、浸炭窒化時のオーステナイト中のCおよびNの活量を下げて、浸炭窒化を促進する効果がある。また、Crには、芯部の焼入れ性を上昇し、焼入れ後の芯部硬さを増大させる効果もある。これらの効果は、Crの含有量が0.40%以上で得られる。しかしながら、Crの含有量が多くなると、粒界および粒内に粗大なCrNを生成して粒界近傍のCrが欠乏する結果、部材の表層に不完全焼入れ組織が生成しやすくなって、しゅう動中の表面粗さが大きくなりピッチング強度の劣化をきたす。特に、Crの含有量が0.8%を超えると、部材の表層においてCrNを生成しやすく、ピッチング強度および耐摩耗性の低下が著しくなる。したがって、Crの含有量を0.40〜0.80%とした。なお、Crの含有量は0.50%以上、0.70%以下であることが望ましい。
Alは、鋼中でNと結合することで微細な窒化物を形成し、結晶粒を微細化する効果を有する。しかしながら、Alの含有量が0.01%未満では効果に乏しい。一方、Alの含有量が過剰になって、特に0.05%を超えると、AlNが粗大となるため前記の結晶粒微細化効果が低下してしまう。したがって、Alの含有量を0.01〜0.05%とした。
Sは、不純物として含有される元素である。また、MnとともにMnSを形成して被削性を高める元素である。この効果を得る場合には、Sの含有量は0.01%以上とすることが望ましい。一方、Sの含有量が過剰になって、特に、0.05%を超えると、熱間延性が低下して鍛造時に割れが発生しやすくなる。したがって、Sの含有量を0.05%以下とした。なお、Sの含有量は0.03%以下であることが望ましい。
Nは、鋼中でAl、Nb、TiおよびCと結合することで微細な窒化物および/または炭窒化物を形成し、結晶粒を微細化する効果を有する。この効果を得るために、Nの含有量は0.0020%以上とする。一方、N含有量が過剰になると、上記の効果が飽和するばかりでなく、窒化物および/または炭窒化物が粗大となり熱間鍛造性の低下をきたすことがある。したがって、Nの含有量を0.0020〜0.0300%とした。なお、Nの含有量は、0.0100%以上、0.0250%以下であることが望ましい。
Si、MnおよびCrは、浸炭窒化層に形成される合金窒化物に影響を及ぼす元素であって、それぞれの含有量が適正な範囲にあり、しかも、前記の(1)式で表されるfn、つまり、〔(Si+Mn)/Cr〕が2以上であることが必要である。
本発明に係る鋼製品の生地の鋼材の化学組成の一つは、上記元素のほか、残部がFeと不純物からなるものである。
Moは、部材の表層における不完全焼入れ組織および/または粒界酸化による異常層の生成を抑制することで、表層硬さを増大させ、ピッチング強度を向上させる効果を有する。これらの効果を得るためにMoを含有してもよい。しかしながら、Moの含有量が0.10%を超えると、素材コストが嵩むばかりか、被削性の低下が著しくなる。したがって、含有させる場合のMoの量を0.10%以下とした。なお、含有させる場合のMo量は0.02%以上、0.08%以下の範囲であることが望ましい。
Tiは、CおよびNと結合して炭化物、窒化物、炭窒化物を形成し、結晶粒を微細化して曲げ疲労強度およびピッチング強度を向上させる効果を有するので、これらの効果を得るためにTiを含有してもよい。しかしながら、Tiの含有量が多くなって、0.10%を超えると、粗大なTi窒化物が生成しやすくなり、かえって曲げ疲労強度が低下する。したがって、含有させる場合のTiの量を0.10%以下とした。なお、含有させる場合のTiの量は0.06%以下であることが望ましい。
Nbは、CおよびNと結合して炭化物、窒化物、炭窒化物を形成し、結晶粒を微細化して曲げ疲労強度およびピッチング強度を向上させる効果を有するので、こうした効果を得るためにNbを含有してもよい。しかしながら、Nbの含有量が多くなって、0.080%を超えると、粗大なNb炭窒化物が生成しやすくなり、かえって曲げ疲労強度が低下する。したがって、含有させる場合のNbの量を0.080%以下とした。なお、含有させる場合のNbの量は0.05%以下であることが望ましい。
本発明の鋼製品は、浸炭窒化層表面から深さ50μmまでの領域において、分散する合金窒化物がMnSiN2のみであり、かつ浸炭窒化層表面におけるオーステナイト量が体積率で30%以上、40%以下でなければならない。なお、上記の「合金窒化物」中には「鉄が含有される窒化物」を含まない。
浸炭窒化を施された鋼材には、浸炭窒化後の焼入れで硬化層となる表層部、つまり、浸炭窒化層に、合金窒化物であるMnSiN2および/またはCrNの粒子が析出・分散する。これらの合金窒化物は浸炭窒化後に焼入れしても、また、その焼入れ後さらに焼戻しを行っても変化しない。このため、浸炭窒化部材の表層硬さが増大して、耐摩耗性が向上するとともにピッチング強度も高くなることが期待される。
前記(A)項で述べた化学組成を有する鋼材は、浸炭窒化層表面から深さ50μmまでの領域において、分散する合金窒化物がMnSiN2のみであり、しかも、浸炭窒化層表面におけるオーステナイト量が体積率で30%以上、40%以下の場合に、一層高いピッチング強度が得られる。
本発明の製造条件としての熱処理は、
〈1〉900〜950℃の温度域で浸炭処理を行う。
〈2〉800〜900℃の温度域で、窒素ポテンシャルを0.2〜0.6%として浸炭窒化処理を行う。
〈3〉焼入れを行う。
〈4〉150℃超え250℃以下の温度域で焼戻す。
という〈1〉〜〈4〉の工程を順に施すものである。
表3から、(1)式で表されるfn、つまり、〔(Si+Mn)/Cr〕が2以上である鋼1および鋼2の場合には、浸炭窒化層表面から50μm深さの位置までの表層に生じる合金窒化物がMnSiN2のみであるのに対して、fnが2を下回る鋼14の場合にはCrNであるため、表層硬さおよびオーステナイト量はほぼ同程度であっても、ブロックオンリング摩耗試験前後の表面粗さの変化に違いが生じていることが明らかである。すなわち、鋼1および鋼2の場合には、試験後の粗さの各パラメータは試験前よりも小さくなっているのに対して、鋼14の場合には、試験後の粗さの各パラメータは試験前よりも大きくなっている。
なお、ローラーピッチング試験に用いる大ローラー試験片には、JIS G 4053(2008)で規定されたSCM822を機械加工して、温度が930℃、保持時間が180分、炭素ポテンシャルが0.8%の条件でガス浸炭した後油焼入れし、次いで、180℃で120分焼戻したものを使用した。
表5における試験記号aは、JISに記載のSCM420に相当する鋼15を浸炭焼入れした場合の調査結果で、この試験記号aをローラーピッチング試験評価の基準とした。すなわち、試験記号aよりも高面圧の条件で繰返し数が2×107回以上耐久した場合、換言すれば、前述のとおり、最大面圧が2400MPa以上での累積回転数が2×107回に至っても疲労はく離が生じない場合に、ピッチング強度に優れているものとした。
Claims (4)
- 浸炭窒化層を有する鋼製品であって、
生地の鋼材が、質量%で、C:0.10〜0.35%、Si:0.40〜1.00%、Mn:0.60〜1.50%、Cr:0.40〜0.80%、Al:0.01〜0.05%、S:0.05%以下およびN:0.0020〜0.0300%を含有し、
下記の(1)式で表されるfnが2以上であって、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、
浸炭窒化層表面から深さ50μmまでの領域において、分散する合金窒化物がMnSiN2のみであり、
浸炭窒化層表面におけるオーステナイト量が体積率で30%以上、40%以下である、
ことを特徴とする鋼製品。
fn=(Si+Mn)/Cr・・・(1)
ただし、(1)式中の元素記号は、その元素の生地の鋼材中における質量%での含有量を表す。 - 生地の鋼材が、Feの一部に代えて、質量%で、Mo:0.10%以下を含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の鋼製品。
- 生地の鋼材が、Feの一部に代えて、質量%で、Ti:0.10%以下およびNb:0.080%以下のうちの1種以上を含有するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の鋼製品。
- 請求項1から3までのいずれかに記載の生地の鋼材の化学組成を有する鋼材に、下記〈1〉〜〈4〉の工程を順に施すことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の鋼製品の製造方法。
〈1〉900〜950℃の温度域で浸炭処理を行う。
〈2〉800〜900℃の温度域で、窒素ポテンシャルを0.2〜0.6%として浸炭窒化処理を行う。
〈3〉焼入れを行う。
〈4〉150℃超え250℃以下の温度域で焼戻す。
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