JP5498049B2 - 撮像レンズ及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents
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前記第1レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR11、前記第1レンズの像面側のレンズ面の曲率半径をR12、前記第2レンズのd線(587.5600nm)に対する屈折率をN2、前記第2レンズのd線に対するアッベ数をν2、前記第1レンズのd線に対する屈折率をN1、前記第1レンズのd線に対するアッベ数をν1、前記第3レンズのd線に対する屈折率をN3、前記第3レンズのd線に対するアッベ数をν3、前記第4レンズのd線に対する屈折率をN4、前記第4レンズのd線に対するアッベ数をν4としたとき、下記条件式(1)〜(9)を満足するのが好ましい。
1.60<N2<1.625 ・・・(2)
23<ν2<28 ・・・(3)
1.50<N1<1.55 ・・・(4)
55<ν1 ・・・(5)
1.50<N3<1.55 ・・・(6)
55<ν3 ・・・(7)
1.50<N4<1.55 ・・・(8)
55<ν4 ・・・(9)
前記本発明の撮像レンズの構成によれば、レンズの構成枚数が少なく、小型・薄型の撮像レンズを実現することができる。また、前記第2及び第3レンズとして、向かい合うレンズ面が凹面である一対のメニスカスレンズを用いていることにより、前記第2及び第3レンズに入射する光線の角度を小さくして、光線収差を小さくすることができる。また、前記第4レンズの両方のレンズ面を非球面形状としたことにより、歪曲収差及び像面湾曲を良好に補正することができる。また、上記条件式(1)を満足させることにより、従来の構成の場合と比較して特に球面収差及び軸上色収差を十分に減少させることができる。そして、その結果、高画素な撮像素子(例えば、画素ピッチが1.4μm、画素数が5メガピクセルのCMOSイメージセンサ)を用いた場合であっても、諸収差を良好に補正して、撮像画像の画質を向上させることができる。さらに、上記条件式(2)、(3)を満足させることにより、軸上色収差を良好に補正しつつ、前記第2レンズとして低コストのプラスチックレンズを用いることができる。また、このように前記第2レンズとしてプラスチックレンズを用いることができるので、非球面形状やコバ部の形状の付与を含むレンズの成形が容易になる。そして、コバ部の形状の設計自由度が高くなることにより、前記第2レンズに対して、フレアやゴーストによる撮像画像の画質の低下を防止するための構造を設計したり、組み立てやすいコバ部の形状を設計したりすることが可能になる。
また、この好ましい例によれば、前記第1、第3及び第4レンズとして低コストのプラスチックレンズを用いることができるので、撮像レンズのさらなる低コスト化を図ることができる。また、このように前記第1、第3及び第4レンズとしてプラスチックレンズを用いることができるので、前記第2レンズの場合と同様に、非球面形状やコバ部の形状の付与を含むレンズの成形が容易になる。そして、コバ部の形状の設計自由度が高くなることにより、前記第1、第3及び第4レンズに対して、フレアやゴーストによる撮像画像の画質の低下を防止するための構造を設計したり、組み立てやすいコバ部の形状を設計したりすることが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における撮像レンズの構成を示す配置図である。
1.60<N2<1.625 ・・・(2)
23<ν2<28 ・・・(3)
ここで、R11は第1レンズ1の物体側のレンズ面の曲率半径、R12は第1レンズ1の像面側のレンズ面の曲率半径、N2は第2レンズ2のd線(587.5600nm)に対する屈折率、ν2は第2レンズ2のd線に対するアッベ数である。ν2の好ましい範囲は、24<ν2<28である。
55<ν1 ・・・(5)
1.50<N3<1.55 ・・・(6)
55<ν3 ・・・(7)
1.50<N4<1.55 ・・・(8)
55<ν4 ・・・(9)
ここで、N1は第1レンズ1のd線に対する屈折率、ν1は第1レンズ1のd線に対するアッベ数、N3は第3レンズ3のd線に対する屈折率、ν3は第3レンズ3のd線に対するアッベ数、N4は第4レンズ4のd線に対する屈折率、ν4は第4レンズ4のd線に対するアッベ数である。
以下、具体的実施例を挙げて、本実施の形態における撮像レンズをさらに詳細に説明する。
図3は、本発明の第2の実施の形態における撮像レンズの構成を示す配置図である。
以下、具体的実施例を挙げて、本実施の形態における撮像レンズをさらに詳細に説明する。
図5は、本発明の第3の実施の形態における撮像レンズの構成を示す配置図である。
以下、具体的実施例を挙げて、本実施の形態における撮像レンズをさらに詳細に説明する。
特許文献1の実施例1、2における|R11/R12|の値は、それぞれ0.37、0.05であり、本発明の実施例1〜3における|R11/R12|の値は、それぞれ1.46、1.40、1.26である。これらの値を盛り込んだ状態で上記(表4)、(表8)、(表12)を合体したものを、下記(表13)に示す。
2、9、16 第2レンズ
3、10、17 第3レンズ
4、11、18 第4レンズ
5、12、19 開口絞り
6、13、20 平行平板
7、14、21 撮像レンズ
S 撮像面
Claims (2)
- 物体側から像面側に向かって順に配置された、正のパワーを有する両凸レンズからなる第1レンズと、負のパワーを有し、像面側のレンズ面が凹面であるメニスカスレンズからなる第2レンズと、正のパワーを有し、像面側のレンズ面が凸面であるメニスカスレンズからなる第3レンズと、負のパワーを有し、両方のレンズ面が非球面形状で、像面側のレンズ面が光軸近傍で凹面である第4レンズからなり、
前記第1レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR11、前記第1レンズの像面側のレンズ面の曲率半径をR12、前記第1レンズのd線に対する屈折率をN1、前記第1レンズのd線に対するアッベ数をν1、前記第2レンズのd線(587.5600nm)に対する屈折率をN2、前記第2レンズのd線に対するアッベ数をν2、前記第3レンズのd線に対する屈折率をN3、前記第3レンズのd線に対するアッベ数をν3、前記第4レンズのd線に対する屈折率をN4、前記第4レンズのd線に対するアッベ数をν4としたとき、下記条件式(1)〜(9)を満足する撮像レンズ。
1.26<|R11/R12|<1.46 ・・・(1)
1.60<N2<1.625 ・・・(2)
23<ν2<28 ・・・(3)
1.50<N1<1.55 ・・・(4)
55<ν1 ・・・(5)
1.50<N3<1.55 ・・・(6)
55<ν3 ・・・(7)
1.50<N4<1.55 ・・・(8)
55<ν4 ・・・(9) - 被写体に対応した光信号を画像信号に変換して出力する撮像素子と、前記撮像素子の撮像面に前記被写体の像を結像させる撮像レンズとを備えた撮像装置であって、
前記撮像レンズとして請求項1に記載の撮像レンズを用いたことを特徴とする撮影装置。
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JP2009094194A JP5498049B2 (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 撮像レンズ及びそれを用いた撮像装置 |
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