JP5494777B2 - 無線通信システムにおける回線設定方法,無線基地局及び無線端末 - Google Patents
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Description
・無線装置の増幅器の設計において、設計の余裕を大きく取らなければならない。
・ピーク出力電力が高出力となるため、増幅器の効率が劣化する。
・ピーク出力電力が高出力となるため、消費電力が増加してしまう。
無線制御局から基地局に回線設定要求を送り、
前記回線設定要求に基づいて基地局がユーザ毎またはサービス毎に制御チャネルの制御信号位置を制御された複数の無線フレームフォーマットを選択し,前記選択された無線フレームフォーマットを対応する端末に通知し、
前記端末は、設定完了を前記基地局に通知することにより前記通知された無線フレームフォーマットを使用してデータの送受信を開始することを特徴とする。
前記無線フレームフォーマットにおいて時間方向に異なるように制御された端末毎の個別制御チャネルの位置を示す情報を端末に送信する送信部を備えたことを特徴とする。
この実施例では、使用無線フォーマットを無線通信回線の制御を行っている無線制御局(RNC:Radio Network Controller)から基地局BTSに対し、無線制御局RNCの制御下にある当該基地局BTSに接続しようとしている端末MSが、その回線設定時に使用する無線フォーマットを指定するものである。
実施例1では、回線設定時に無線制御局RNCが使用フレームフォーマットを選択して、基地局BTSに通知したが、本実施例2では基地局BTSが選択を実施する。
実施例1および実施例2と同様に、回線設定時に基地局BTSにおいて使用フレームフォーマットを選択する。その後、他の接続中の端末MSが使用しているフレームフォーマットを考慮し、送信電力のピークを低減できるよう使用フレームフォーマットの変更を実施する。
図16は、実施例4を適用する基地局装置の構成例ブロック図である。さらに、図17は、実施例4に対応する処理シーケンスフローである。
本実施例は、実施例1から実施例4における処理を、スケジューラで実施する構成例であり、対応する基地局BTSの構成例を図18に示す。図19は、更に実施例5の処理シーケンスフローである。
以下実施例1と同様な処理(ステップS4〜6)を実施する。これにより、実施例1と同様な効果が生じる。
なお、変更なしの場合は、“変更なし”または“現状維持(または保持)”を送信してもよい。
実施例5においては回線設定時に使用フレームフォーマットを選択し、その後使用フレームフォーマットの変更をフォーマット対応のスケジューラ部38により実施するものである。
スケジューラ1(フォーマット1を使用) 端末MS100〜MS109
フォーマット2(フォーマット2を使用) 端末MS110〜MS119
フォーマット3(フォーマット3を使用) 端末MS120〜MS129
フォーマット4(フォーマット4を使用) 端末MS130〜MS139
例えば、スケジューラ1は端末端末MS100〜MS109のCQIを基に送信の優先順位を付け、最も優先順位の高い端末MS101を選択する。
スケジューラ4は端末MS130〜MS139のCQIを基に送信の優先順位を付け、最も優先順位の高いMS133を選択する。
このとき、それぞれのフォーマットは、多重後の送信電力のピークを下げるような組み合わせとする。
ピーク送信電力を低減するために、使用フレームフォーマットを変更し、フレームフォーマット2を使用することになったとする。このとき、スケジューラ1のグループからスケジューラ2のグループへグループを移動し、以後同様な使用フレームフォーマットの変更が生じなければ、そのグループに属する。
本発明は、使用フレームフォーマット情報の通知方法としての特徴を有し、上記実施例1から6において、選択されたフレームフォーマット情報を以下のように記号化して伝送する。
本実施例では、上記実施例3において、使用フレームフォーマットの変更を実施する際に、アンテナ端の送信電力をフィードバックして送信電力を測定し、その結果を基に使用フレームフォーマットの変更を行う。
実施例8において、更に、ピーク送信電力に閾値Ppthを設定する。フレームフォーマット制御部で、測定したピーク送信電力Ppと比較し、ピーク送信電力Ppが閾値Ppthより大きい場合、使用フレームフォーマットの変更を実施する。
これにより、設定完了通知を省略することも可能である。
実施例9においては、ピーク送信電力を用いて使用フレームフォーマットの制御を実施したが、本実施例では、PAPRを用いて制御を実施する。
実施例9および実施例10において、フレームフォーマット制御をスケジューラ部38で行う。
ここでは、ユーザ毎またはサービス毎にピーク送信電力の低減を実施する。
図29に実施例12に対応する基地局BTSの構成例を図30にその処理フロー例を示す。
実施例12において、ユーザ毎またはサービス毎のピーク送信電力に加え、基地局全体のピーク送信電力を用いてフレームフォーマット制御を行う。
上記実施例1から13においては、送信無線部34の出力からピーク送信電力を算出していた。ここでは、例えば変調部33の出力のようなベースバンド信号を基にピーク送信電力を算出する。
以上により、基地局全体のピーク送信電力を低く抑えることが可能となる。これにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
実施例12に対して実施例14と同様にベースバンド信号による使用フレームフォーマット制御を実施する。
算出されたユーザ毎のピーク送信電力Pue_kを、フレームフォーマット制御部36でピーク送信電力閾値Pue_thと比較する。ピーク送信電力Pue_kが高い場合は、その端末MSkに対して使用フレームフォーマットの変更を通知する。以上を通信中のそれぞれの端末MS1〜MSkに対して実施する。
なお、実施例14と同様に変調器33出力電力と送信無線部34の利得を用いて送信電力を測定し算出してもよいし、ベースバンド信号の電力のまま制御してもよい。
実施例13に対して実施例14および15と同様にベースバンド信号による処理を実施する。
32,54 符号化部
33,55 変調部
34,56 送信無線部
35,40 アンテナ
36,50 フレームフォーマット制御部
37 制御信号生成部
41 受信無線部
42 復調部
43 復号部
44 信号分離部
45 受信電力測定部
46 チャネル推定部
51 フレームフォーマット制御信号抽出部
52 制御信号生成部
Claims (4)
- それぞれの無線チャネルを制御チャネルとデータチャネルで構成し、複数の無線チャネルを周波数方向に分割して無線フレームフォーマットにマッピングする無線通信システムの無線基地局において、
前記無線フレームフォーマットにおいて時間方向に異なるように制御された端末毎の個別制御チャネルの位置を示す情報を端末に送信する送信部を備えた
ことを特徴とする無線基地局。 - それぞれの無線チャネルを制御チャネルとデータチャネルで構成し、複数の無線チャネルを周波数方向に分割して無線フレームフォーマットにマッピングする無線通信システムの無線端末において、基地局から通知された前記無線フレームフォーマットにおいて時間方向に異なるように制御された端末毎の個別制御チャネルの位置を示す情報を受信する受信部を備えた
ことを特徴とする無線端末。 - それぞれの無線チャネルを制御チャネルとデータチャネルで構成し、複数の無線チャネルを周波数方向に分割して無線フレームフォーマットにマッピングする移動通信システムにおける回線設定方法であって、
無線制御局から基地局に回線設定要求を送り、
前記回線設定要求に基づいて基地局がユーザ毎またはサービス毎に制御チャネルの制御信号位置が時間方向に異なる様に制御された複数の無線フレームフォーマットを選択し、前記選択された無線フレームフォーマットを対応する端末に通知し、
前記端末は、設定完了を前記基地局に通知することにより前記通知された無線フレームフォーマットを使用してデータの送受信を開始する
ことを特徴とする回線設定方法。 - 請求項3において、
前記基地局は、前記端末からのチャネル品質情報に基づき、前記無線フレームフォーマットを制御するスケジューリングを行うことを特徴とする回線設定方法。
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JP2012235762A JP5494777B2 (ja) | 2012-10-25 | 2012-10-25 | 無線通信システムにおける回線設定方法,無線基地局及び無線端末 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012235762A JP5494777B2 (ja) | 2012-10-25 | 2012-10-25 | 無線通信システムにおける回線設定方法,無線基地局及び無線端末 |
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