Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5490465B2 - 遮光装置 - Google Patents

遮光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5490465B2
JP5490465B2 JP2009193709A JP2009193709A JP5490465B2 JP 5490465 B2 JP5490465 B2 JP 5490465B2 JP 2009193709 A JP2009193709 A JP 2009193709A JP 2009193709 A JP2009193709 A JP 2009193709A JP 5490465 B2 JP5490465 B2 JP 5490465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
support
base member
light shielding
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009193709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011042343A (ja
Inventor
加藤  学
達也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2009193709A priority Critical patent/JP5490465B2/ja
Publication of JP2011042343A publication Critical patent/JP2011042343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5490465B2 publication Critical patent/JP5490465B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

本発明は、シート状の遮光部材を展開して遮光する遮光装置に関する。
従来、自動車のリアガラスの内側に対向して取り付けられる遮光装置は、車両側に固定されるベース部材を備え、このベース部材にブラケットを介してスクリーン巻取部材や駆動モータを支持している(例えば、特許文献1)。
特開2008−230308号公報
しかしながら、従来のベース部材は、金属板部材で構成されているため、装置が大型化し、パッケージトレイ内部の限られた収容スペースへの搭載性が悪く、小型化が望まれていた。
本発明は、上記事実を考慮し、限られた収容スペースへの設置が容易となる遮光装置を提供することを課題とする。
本発明の請求項1に係る遮光装置は、基端部が巻取部材に固定され、該巻取部材に巻き取られたシート状の遮光部材と、前記遮光部材の先端部を支持する支持部材と、前記遮光部材が展開する展開位置へ前記支持部材を案内する案内部材と、前記案内部材を支持し、筒状に形成されたベース部材と、前記ベース部材に固定され、前記巻取部材を回転可能に支持する軸受部が形成された支持体と、を備え、前記ベース部材の軸方向端部が、前記遮光部材における前記軸方向に沿った幅方向の端部よりも、前記軸方向の内側に配置されている
この構成によれば、案内部材が支持部材を展開位置に案内すると、巻取部材に巻き取られたシート状の遮光部材が展開し、遮光することができる。
ここで、案内部材を支持するベース部材は、筒状に形成されているので、ベース部材としての強度を保ちつつ、ベース部材の小型化・軽量化を図ることができる。これにより、遮光装置全体の小型化が図れ、限られた収容スペースへの遮光装置の設置が容易となる。
本発明の請求項2に係る遮光装置は、基端部が巻取部材に固定され、該巻取部材に巻き取られたシート状の遮光部材と、前記遮光部材の先端部を支持する支持部材と、前記遮光部材が展開する展開位置へ前記支持部材を案内する案内部材と、前記案内部材を支持し、筒状に形成されたベース部材と、前記ベース部材に固定され、前記巻取部材を回転可能に支持する軸受部が形成された支持体と、を備え、前記支持体は、前記案内部材が前記ベース部材に対して平行になるように、前記案内部材の一端部を回動可能に支持し、前記案内部材を回動可能に支持する支持部が、前記遮光部材における前記ベース部材の軸方向に沿った幅方向の端部よりも、前記軸方向の内側に配置されている
ベース部材に固定された支持体に、巻取部材を回転可能に軸支する軸受部が形成されているので、ベース部材に対する支持体の取付位置又は、支持体に対する軸受部の位置を変えることにより、幅が異なる巻取部材を支持することができる。これにより、幅が異なる巻取部材を有する複数の遮光装置に対して、ベース部材を共通化できる。
本発明の請求項3に係る遮光装置では、前記支持体は、前記ベース部材が取り付けられる取付対象に固定される。
この構成によれば、巻取部材を回転可能に支持する軸受部や案内部材を回動可能に支持する支持部を有する支持体によって、ベース部材が取付対象に固定されるので、支持体と別体である別部材によってベース部材が取付対象に固定される構成に比べて、部品点数を低減できる。
本実施形態に係る遮光装置において、スクリーンが展開された状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る遮光装置において、スクリーンが巻き取られた状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る遮光装置において、補助遮光部材及び連動機構の構成示す斜視図である。 本実施形態に係る補助遮光部材及び連動機構の構成において、(A)は、遮光板が傾倒した状態を示す部分斜視図であり、(B)は、遮光板が傾倒位置と起立位置との中間にある状態を示す部分斜視図であり、(C)は、遮光板が起立した状態を示す部分斜視図である。 本実施形態に係る遮光装置において、ベース部材の軸方向中央部を支持するブラケットの構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る遮光装置において、ベース部材の軸方向一端部を支持するブラケットの構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る遮光装置において、ベース部材の軸方向一端部を支持するブラケットの構成を示す平面図である。 本実施形態に係る遮光装置において、案内部材が折り畳まれた状態を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る遮光装置10の構成)
まず、本実施形態に係る遮光装置10の構成を説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る遮光装置の構成を示した斜視図であり、図1は、後述のスクリーンが展開された状態を示し、図2は、後述のスクリーンが巻き取られた状態を示す。なお、図1は、後述の案内部材18の先端部分を省略して図示したものである。
本実施形態に係る遮光装置10は、図1に示されるように、例えば、乗用自動車等の車両100に備えられたリヤウインド102を遮光するために用いられ、リヤウインド102の室内側に設置される。なお、遮光装置としては、リヤウインドに対して設置される構成に限られず、フロントウインドやサイドウインドに設置される構成であってもよい。また、遮光装置としては、車両の窓に設置される構成に限られず、種々の窓に対して設置することが可能である。
この遮光装置10は、図1に示されるように、巻取機構14によって巻かれたシート状の遮光部材の一例としてのスクリーン12を備えている。スクリーン12は、遮光性を有する布材等により構成されており、リヤウインド102に対して展開されることにより遮光するようになっている。具体的には、スクリーン12は、一端側が巻き取られ、その一端とは反対側(対向する側)の他端側が引き出されることにより展開される。
なお、以下では、スクリーン12が巻き取られる側(巻取機構14の配置側(図中の符号K側))を装置の基端側とし、スクリーン12が引き出される側(図中の符号S側)を装置の先端側として説明する。また、展開されたスクリーン12の基端部及び先端部を上下方向にして見たときに、スクリーン12の側方側に位置する端部をスクリーン12の側端部とし、一方の側端部から他方の側端部へ向かう方向(図中のW方向)をスクリーン12の幅方向とし、スクリーン12が引き出される方向(図中のH方向)をスクリーン12の引出方向として説明する。
スクリーン12を巻き取る巻取機構14は、スクリーン12の基端部側に配置されると共に、スクリーン12を巻き取る巻取部材の一例としての巻取軸14Aを有している。この巻取軸14Aは、スクリーン12の幅方向に沿って延設されている。巻取軸14Aには、スクリーン12の基端部がスクリーン12の幅方向一端から他端にわたって固定されている。
また、巻取軸14Aは、後述のブラケット26の軸受部26Fを介して、スクリーン12の幅方向一端から他端に沿って延設されたベース部材22に回転可能に支持されている。このベース部材22は、その軸方向両端部が、支持体の一例としてのブラケット26によって支持されており、その軸方向中央部がブラケット36に支持されている。なお、ベース部材22、ブラケット26及びブラケット36の具体的な構成については後述する。
また、巻取軸14Aは、図示しない渦巻きコイルスプリング等の付勢手段によって、常に自らの軸芯周りの一方へ向けて付勢されており、付勢手段の付勢力に対抗する外力が作用しない限りにおいては付勢手段の付勢力によりスクリーン12が巻取軸14Aの外周部に巻き取られるようになっている。
スクリーン12の先端部には、スクリーン12の先端部を支持する支持部材の一例としてのスクリーン支持部材16が固定されている。このスクリーン支持部材16は、スクリーン12の幅方向に沿って延設されており、スクリーン12の幅方向一端から他端にわたってスクリーン12を支持するようになっている。
巻取機構14の長手方向一端部側及び他端部側には、スクリーン12が展開する展開位置へスクリーン支持部材16を案内する一対の案内部材18が配置されている。この案内部材18は、ブラケット26の案内部材支持部26Gを介してベース部材22に支持されており、スクリーン12の側端部に沿ってスクリーン12の引出方向へ直線状に延設されている。
この一対の案内部材18には、スクリーン支持部材16をスクリーンの引出方向に案内するための案内レール18Aが、スクリーン12に対向する側(一対の案内部材18が対向する内側)にスクリーン12の側端部に沿って直線状に形成されている。案内レール18Aは、スクリーン12の側端部に沿って形成される溝部で構成されている。
一対の案内部材18は、先端側(図中のS側)が内側に向けられており、案内部材18の間隔が、基端側(図中のK側)から先端側(図中のS側)に向けて徐々に狭くなっている。
スクリーン支持部材16には、スクリーン12を展開させる展開位置へ移動可能にスクリーン支持部材16を案内レール18Aに対して支持する支持軸20が設けられている。
この支持軸20が案内レール18Aに沿って移動することにより、スクリーン支持部材16は、スクリーン12を展開させる展開位置(図1参照)と、スクリーン12が巻き取られる巻取位置(図2参照)との間を移動するようになっている。
支持軸20は、スクリーン支持部材16の両端部にそれぞれ設けられており、それぞれがスクリーン支持部材16に対してその長手方向に沿ってスライド移動可能とされている。具体的には、スクリーン支持部材16は筒状とされ、スクリーン支持部材16の中空を支持軸20が、スクリーン支持部材16から突出する突出方向及びスクリーン支持部材16に収容される収容方向にスライド移動可能とされている。
支持軸20は、スクリーン支持部材16の中空に配置され、スクリーン支持部材16の長手方向両端に形成された貫通穴(図示省略)から外側に突出している。
支持軸20が案内部材18の基端側に移動すると、一対の案内部材18の基端側の間隔が広くされていることにより、支持軸20がスクリーン支持部材16から引き出されて突出方向に移動する(図4(A)参照)。
支持軸20が案内部材18の先端側に移動すると、一対の案内部材18の先端側の間隔が狭くされていることにより、支持軸20が収容方向に移動する(図4(C)参照)。
なお、スクリーン支持部材16は、その一部を切り欠く切欠部が形成された構成であってもよく、例えば、断面C字形状とされていても良い。
また、案内部材18の先端部には、図1に示されるように、それぞれ、プーリ23が回転可能に支持されている。2つのプーリ23には、環状にされたワイヤ30が巻き掛けられている。ワイヤ30には、ワイヤ30を両方向へ循環移動させる駆動装置32が配置されている。
ワイヤ30は、駆動装置32から一方側(図1における右側)の案内部材18に至り、その案内部材18の基端側から案内部材18内の一側(車室側(窓とは反対側))を通ってプーリ23に至り、プーリ23に巻き掛けられてから案内部材18内の他側(窓側)を通って案内部材18の基端側で案内部材18から引き出され、スクリーン12の幅方向に沿って反対側(図1における左側)の案内部材18へ至り、その案内部材18の基端側から案内部材18内の一側(車室側(窓とは反対側))を通ってプーリ23に至り、プーリ23に巻き掛けられてから案内部材18内の他側(窓側)を通って案内部材18の基端側で案内部材18から引き出され、駆動装置32に至る。
駆動装置32は、ワイヤ30を挟持すると共に、ワイヤ30を一方及び他方へ送り出すにように構成されている。これにより、ワイヤ30は、循環移動するようになっている。また、駆動装置32に隣接して、駆動装置32の駆動制御するECU(Electronic Control Unit)32Aが配置されている。
各案内部材18内で一側(車室側(窓とは反対側))を通るワイヤ30Aには、支持部材54を介して支持軸20がそれぞれ固定されており、ワイヤ30が循環移動することにより、支持軸20が案内レール18Aに沿って移動するようになっている。
この構成によれば、駆動装置32によってワイヤ30が、図1における右側へ送り出されると、支持軸20が案内レール18Aに沿って先端側へ移動し、スクリーン支持部材16が展開位置に移動する。
これにより、図1に示されるように、巻取機構14の巻取軸14Aを付勢する付勢手段の付勢力に対抗してスクリーン12が引き出されて、スクリーン12がリヤウインド102の室内側で展開され、室外の光がスクリーン12によって遮られる。
また、駆動装置32によってワイヤ30が、図1における左側へ送り出されると、支持軸20が案内レール18Aに沿って基端側へ移動し、スクリーン支持部材16が巻取位置に移動する。これにより、図2に示されるように、巻取機構14の巻取軸14Aを付勢する付勢手段の付勢力により、スクリーン12が巻き取られる。
本実施形態に係る遮光装置10は、図1及び図3に示されるように、リヤウインド102の端部の隙間を覆うための補助遮光部材としての遮光板50が、スクリーン12のスクリーン支持部材16側の端部にスクリーン12に重ねられて設けられている。遮光板50は、例えば、フェルトや樹脂板で構成されている。
また、遮光板50は、一端部がスクリーン支持部材16又はスクリーン12に回転可能に取り付けられた取付端部50Aとされ、他端部がいずれの部材にも固定されずに自由状態とされた自由端部50Bとなっている。これにより、遮光板50は、取付端部50Aを回転中心として自由端部50Bが回転して先端側へ起立する起立位置(図4(C)参照)と、取付端部50Aを回転中心として自由端部50Bが逆方向に回転して起立位置から傾倒する傾倒位置(図4(A)参照)との間を移動可能とされている。
また、遮光板50の自由端部50B(先端部)は、リヤウインド102の上端部の形状に対応して外側に膨出する湾曲状に形成されている。これにより、スクリーン12を展開させる展開位置にスクリーン支持部材16が位置する場合において、遮光板50は、起立位置でリヤウインド102の上端部の隙間を覆う。
なお、本実施形態では、支持軸20が固定部56に固定されており、固定部56は、支持部材54によってワイヤ30に回転可能に支持されている。支持部材54は、案内部材18の長手方向と直交する方向を回転軸として回転するようになっている。
また、一対の案内部材18の先端側には、支持部材54の移動を規制する先端側ストッパ(図示省略)が設けられ、一対の案内部材18の基端側には、支持部材54の移動を規制する基端側ストッパ(図示省略)が設けられている。
遮光板50は、連動機構51によって、スクリーン支持部材16の展開位置への移動に連動して支持軸20に対してリヤウインド102の端部の隙間に向けて回転移動するようになっている。
連動機構51は、支持軸20と一体に移動し遮光板50を操作するための操作部材52を備えている。操作部材52は、一端部が固定部56に固定されており、他端部が支持軸20に沿って遮光板50(スクリーン12)側に延出されている。
操作部材52は、支持軸20と所定の間隔をおいて、支持軸20よりも基端側に配置されている。また、操作部材52とスクリーン支持部材16との間には、スクリーン支持部材16の移動方向(基端から先端に向かう方向)において、遮光板50の厚みと同程度又はそれ以上の隙間A(図3参照)が形成されている。
操作部材52の先端部は、遮光板50とスクリーン12との間に差し込み可能とされており、スクリーン12に沿って扁平状に形成されている。操作部材52の先端部には、遮光板50に接触して操作するための第1操作面52Aが形成されている。第1操作面52Aは、スクリーン12に沿った方向に形成されている。
操作部材52の先端部は、その一部が、遮光板50とスクリーン12との間に、スクリーン12の巻き取り状態を含めて常時に差し込まれた状態とされている。なお、操作部材52の先端部が遮光板50とスクリーン12との間に案内されるように構成される場合には、遮光板50とスクリーン12との間から外れた位置に配置される構成であってもよい。
操作部材52の中間部には、第1操作面52Aと連続し、基端部(固定部56側)にいくにつれて徐々に立ち上がるように捻られた第2操作面52Bが形成されている。
操作部材52の基端部には、第2操作面52Bと連続し、支持軸20に対向する第3操作面52Cが形成されている。
第3操作面52Cは、第1操作面52Aに対して、例えば、90度の角度を有している。なお、第3操作面52Cと第1操作面52Aとの角度は、異なればよく、角度差が90度である必要はない。
本実施形態に係る連動機構51によれば、スクリーン支持部材16から引き出されている支持軸20が収容方向へスライド移動すると、図4(A)に示すように、まず、スクリーン12と遮光板50との間に差し込まれた操作部材52の先端部が、スクリーン12の幅方向中央部へ進行する。このとき、第1操作面52Aにより、遮光板50は、スクリーン12から浮き上がった状態を維持する。
さらに、支持軸20が収容方向へスライド移動すると、図4(B)に示すように、操作部材52の第2操作面52Bが、遮光板50に接触し始め、第2操作面52Bによって遮光板50が徐々に立ち上がり、遮光板50は、傾倒位置から起立位置に移動していく。
さらに、支持軸20が収容方向へスライド移動すると、図4(C)に示すように、操作部材52の第3操作面52Cが、遮光板50に接触し、第3操作面52Cによって遮光板50が起立位置に移動する。遮光板50は、第3操作面52Cとスクリーン支持部材16との間に挟まれて起立位置で保持される。これにより、遮光板50でリヤウインド102端部の隙間を覆うことができ、スクリーン12を展開した際の見栄えが向上する。
また、支持軸20が突出方向へスライド移動すると、遮光板50は、その自重により、操作部材52の第3操作面52C、第2操作面52B及び第1操作面52Aの順に接触しながら回転して、傾倒位置に移動する。
(ベース部材22、ブラケット26及びブラケット36の構成)
次に、ベース部材22、ブラケット26及びブラケット36の構成について説明する。
本実施形態に係るベース部材22は、図1に示すように、円筒状に形成されており、内部に中空部22Aが形成されている。
ベース部材22の軸方向中央部を支持するブラケット36は、図5に示されるように、板金を屈曲及び湾曲させて構成されており、ベース部材22が固定されるベース部材固定部36Aと、駆動装置32が固定される駆動装置固定部36Bと、ベース部材22の取付対象である車両100側に取り付けられる車両取付部36C、36Dと、図示しないパッケージトレイを支持するためのパケトレ支持部36E、36Fと、を備えている。
ベース部材固定部36Aは、ベース部材22の上側の外周に沿って湾曲されており、ベース部材22の外周一部に溶接固定されている。
車両取付部36Dは、ベース部材22の下側で、ベース部材固定部36Aから装置先端側に延設されている。車両取付部36Dは、その底面側に配置された車両100の構成部材に、ねじ等の固定部材(図示省略)により固定される。
駆動装置固定部36Bは、ベース部材固定部36Aから装置基端側に延設されており、駆動装置32がねじ等の固定部材34により固定されている。
ベース部材22の軸方向両端部を支持する一対のブラケット26は、図6及び図7に示されるように、板金を屈曲及び湾曲させて構成されており、ベース部材22が固定されるベース部材固定部26Aと、ベース部材22の取付対象である車両100側に取り付けられる車両取付部26B、26Cと、図示しないパッケージトレイを支持するためのパケトレ支持部26D、26Eと、巻取軸14Aを回転可能に支持する軸受部26Fと、案内部材18を回動可能に支持する案内部材支持部26Gとを備えている。
なお、図6及び図7では、ベース部材22の軸方向一端部側に配置されたブラケット26を図示しているが、ベース部材22の軸方向他端部側のブラケット26も同様に構成されている。
ベース部材固定部26Aは、ベース部材22の上側の外周に沿って湾曲されており、ベース部材22の外周一部に溶接固定されている。ベース部材固定部26Aには、ベース部材22の軸方向に沿ってずれて配置され、下方側に延設された延設部26H、26Iが形成されている。ベース部材22の軸方向外側に配置された延設部26Hの先端には、車両取付部26Bが形成されている。車両取付部26Bは、その底面側に配置された車両100の構成部材に、ねじ等の固定部材(図示省略)により固定される。
ベース部材22の軸方向内側に配置された延設部26Iの先端には、車両取付部26Cが形成されている。車両取付部26Cは、その底面側に配置された車両100の構成部材に、ねじ等の固定部材(図示省略)により固定される。ここで、図7に示すように、車両取付部26Cは、ベース部材22と巻取軸14Aとの間に設けられている。このため、車両取付部26Cがベース部材22よりも装置基端側(図7における下側)に配置される場合に比べて、ベース部材22及び巻取軸14Aから車両取付部26Cに作用する荷重が分散され、車両取付部26Cの支持剛性が高まる。また、車両取付部26Cがベース部材22よりも装置先端側(図7における上側)に配置される場合では、車両取付部26Cの取付の際に、スクリーン12が巻取軸14Aから巻き出されると、スクリーン12が取付の邪魔になるが、車両取付部26Cをベース部材22と巻取軸14Aとの間に配置することで、スクリーン20による干渉がなく、車両取付部26Cを取り付ける際の作業性がよい。
ベース部材固定部26Aには、ベース部材固定部26Aから上方(巻取軸14A)側かつ装置先端側に延設された連結部26Jが形成されている。
連結部26Jの幅方向一端部には、軸受部26Fが、巻取軸14Aの軸方向外側に形成されている。軸受部26Fは、ベース部材22の半径方向外側から見た場合において、ベース部材22の軸方向外側に配置されており、図7に示されるように、ベース部材22の軸方向外側に空間Pが形成されている。
連結部26Jの上方側かつ装置先端側には、上記パケトレ支持部26Eが形成されている。
連結部26Jの装置先端側には、案内部材支持部26Gが、巻取軸14Aの軸方向においてパケトレ支持部26Eと軸受部26Fとの間に配置されている。具体的には、案内部材支持部26Gは、ベース部材22の軸方向において、軸受部26Fとベース部材22の軸方向端部22Bとの間に配置されている。
この案内部材支持部26Gは、案内部材18の先端部側が巻取軸14A側に移動するように、回動軸19を介して案内部材18の基端部を回動可能に支持している。これにより、図8に示されるように、案内部材18は、先端部側が巻取軸14A側に移動して、案内部材18がベース部材22に対して平行になり、巻取軸14Aに対して折り畳まれる。なお、案内部材18は、巻取軸14Aに対して折り畳まれない構成であってもよい。
(本実施形態の作用効果)
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係るベース部材22は、筒状に形成されているので、ベース部材22としての強度を保ちつつ、ベース部材22の小型化・軽量化を図ることができる。これにより、遮光装置10全体の小型化が図れ、限られた収容スペースへの遮光装置10の設置が容易となる。
また、本実施形態の構成によれば、ベース部材22を車両100の構成部材に取り付けるためのブラケット26に、巻取軸14Aを回転可能に支持する軸受部26Fや、案内部材18を回動可能に支持する案内部材支持部26Gが形成されているので、ブラケット26と別体である別部材によって巻取軸14A及び案内部材18を支持する構成に比べて、部品点数を低減できる。
また、本実施形態の構成によれば、ベース部材22に取り付けられたブラケット26に、軸受部26Fが設けられているので、ベース部材22に対するブラケット26の取付位置又は、ブラケット26に対する軸受部26Fの位置を変えることにより、幅が異なる巻取軸14A(スクリーン12)を支持することができる。これにより、幅が異なる巻取軸14A(スクリーン12)を有する複数の遮光装置に対して、ベース部材22を共通化できる。
また、本実施形態の構成によれば、案内部材18を回動させて案内部材18をベース部材22に対して平行にすることにより遮光装置10をコンパクトな状態にすることができる。このため、遮光装置10をコンパクトな状態で車両100の構成部材に取り付け、遮光装置10を取り付けた後に案内部材18をベース部材22に対して回動させて元の状態に戻すことで、遮光装置10の車両100への取付作業が向上する。
また、本実施形態の構成によれば、案内部材支持部26Gが、軸受部26Fとベース部材22の軸方向端部との間に配置されるので、案内部材支持部26Gは、ベース部材22の軸方向端部22Bよりも軸方向内側に位置する。これにより、ベース部材22の軸方向に沿った遮光装置10の幅を小さく抑えることができ、遮光装置10の小型化が図れる。
また、本実施形態の構成によれば、軸受部26Fは、ベース部材22の軸方向端部22Bよりも軸方向外側にそれぞれ配置されており、空間Pが形成されているので、空間Pに車両100側の部品(例えば、トランクのヒンジ)を配置することが可能となり、ベース部材22の軸方向端部22Bよりも軸方向外側のスペースを有効利用できる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
10・・・遮光装置、12・・・スクリーン、14A・・・巻取軸、16・・・スクリーン支持部材、18・・・案内部材、22・・・ベース部材、26・・・ブラケット、26F・・・軸受部、26G・・・案内部材支持部

Claims (3)

  1. 基端部が巻取部材に固定され、該巻取部材に巻き取られたシート状の遮光部材と、
    前記遮光部材の先端部を支持する支持部材と、
    前記遮光部材が展開する展開位置へ前記支持部材を案内する案内部材と、
    前記案内部材を支持し、筒状に形成されたベース部材と、
    前記ベース部材に固定され、前記巻取部材を回転可能に支持する軸受部が形成された支持体と、
    を備え、
    前記ベース部材の軸方向端部が、前記遮光部材における前記軸方向に沿った幅方向の端部よりも、前記軸方向の内側に配置されている遮光装置。
  2. 基端部が巻取部材に固定され、該巻取部材に巻き取られたシート状の遮光部材と、
    前記遮光部材の先端部を支持する支持部材と、
    前記遮光部材が展開する展開位置へ前記支持部材を案内する案内部材と、
    前記案内部材を支持し、筒状に形成されたベース部材と、
    前記ベース部材に固定され、前記巻取部材を回転可能に支持する軸受部が形成された支持体と、
    を備え、
    前記支持体は、前記案内部材が前記ベース部材に対して平行になるように、前記案内部材の一端部を回動可能に支持し、
    前記案内部材を回動可能に支持する支持部が、前記遮光部材における前記ベース部材の軸方向に沿った幅方向の端部よりも、前記軸方向の内側に配置されている遮光装置。
  3. 前記支持体は、前記ベース部材が取り付けられる取付対象に固定される請求項1又は2に記載の遮光装置。
JP2009193709A 2009-08-24 2009-08-24 遮光装置 Active JP5490465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009193709A JP5490465B2 (ja) 2009-08-24 2009-08-24 遮光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009193709A JP5490465B2 (ja) 2009-08-24 2009-08-24 遮光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011042343A JP2011042343A (ja) 2011-03-03
JP5490465B2 true JP5490465B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=43830103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009193709A Active JP5490465B2 (ja) 2009-08-24 2009-08-24 遮光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5490465B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10062690A1 (de) * 2000-12-16 2002-07-04 Bos Gmbh Fensterrollo mit vereinfachter Montage

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011042343A (ja) 2011-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8419119B2 (en) Sunshade device
JP6563246B2 (ja) 移動体移動装置および窓ガラス昇降装置
WO2011078058A1 (ja) サンシェード装置
JP4921221B2 (ja) 給電装置
JP5182174B2 (ja) サンシェード装置
JP5490465B2 (ja) 遮光装置
JP5405214B2 (ja) 遮光装置
JP2008110745A (ja) サンシェード装置
JP4812864B2 (ja) パワースライドドアを備えた車両の操作ケーブルの配索構造
KR102370658B1 (ko) 자동차용 윈도우 전원공급장치
JP5366732B2 (ja) 遮光装置
JP2000052763A (ja) 電動サンシェード装置
US11345221B2 (en) Shade device
JP5407339B2 (ja) サンシェード装置
JP5051096B2 (ja) 車両用サンシェード装置
JP7202277B2 (ja) 駆動装置及び窓ガラス昇降装置
JP5886611B2 (ja) ウインドウシェード装置
JP5414439B2 (ja) 遮光装置
CN114604183A (zh) 包含显示装置的车顶构造以及车辆
JP5758782B2 (ja) ウインドウシェード装置
JP6724728B2 (ja) サンシェード装置
JP2014136457A (ja) 車両用ロールシェード装置
JP2012240576A (ja) 遮光装置
JP2006290056A (ja) 車両用のサンシェード装置
JP6373683B2 (ja) サンシェード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5490465

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250