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JP5484243B2 - V型エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

V型エンジンの燃料供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、第1バンクに設けられた複数のインジェクタに燃料を分配する第1デリバリパイプと、第2バンクに設けられた複数のインジェクタに燃料を分配する第2デリバリパイプと、燃料を加圧する高圧燃料ポンプと、前記高圧燃料ポンプからの燃料を前記第1デリバリパイプに供給する第1ジョイントパイプと、前記高圧燃料ポンプからの燃料を前記第2デリバリパイプに供給する第2ジョイントパイプと、上流側が前記高圧燃料ポンプに接続されて下流側が分岐部を介して前記第1、第2ジョイントパイプと接続する分岐前ジョイントパイプとを備えるV型エンジンの燃料供給装置に関する。
V型エンジンの二つのバンクの一方に設けた単一の高圧燃料ポンプから2本のデリバリチューブを二つのバンクに沿うように延出し、各々のデリバリチューブを各バンクに設けた複数のインジェクタに接続したものにおいて、高圧燃料ポンプに近い位置で2本のデリバリチューブをブラケットで相互に接続することで、燃料脈動による振動や騒音の発生を防止するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2002−349385号公報
ところで、エンジンの二つのバンクに沿って比較的に太くて剛性が高い2本のデリバリパイプを配置し、単一の高圧燃料ポンプから分岐して延びる比較的に細くて剛性が低い2本のジョイントパイプを各デリバリパイプに接続することが考えられる。
この場合、エンジンの運転に伴って各バンクがデリバリパイプと共にシリンダ軸線方向に熱伸びすると、デリバリパイプに接続されたジョイントパイプの先端の位置が変化するため、ジョイントパイプの基端の接続部がこじられて好ましくない応力が発生する可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、V型エンジンの熱伸びによって高圧燃料ポンプとデリバリパイプとを接続するジョイントパイプの端部に加わる応力を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、第1バンクに設けられた複数のインジェクタに燃料を分配する第1デリバリパイプと、第2バンクに設けられた複数のインジェクタに燃料を分配する第2デリバリパイプと、燃料を加圧する高圧燃料ポンプと、前記高圧燃料ポンプからの燃料を前記第1デリバリパイプに供給する第1ジョイントパイプと、前記高圧燃料ポンプからの燃料を前記第2デリバリパイプに供給する第2ジョイントパイプと、上流側が前記高圧燃料ポンプに接続されると共に下流側が分岐部を介して前記第1、第2ジョイントパイプに接続される分岐前ジョイントパイプとを備えるエンジンの燃料供給装置において、前記第1ジョイントパイプ前記分岐部に接続する方向を前記第1バンクの熱伸び方向平行にまた前記第2ジョイントパイプ前記分岐部に接続する方向を前記第2バンクの熱伸び方向平行にそれぞれ設定し、前記分岐前ジョイントパイプおよび前記第1、第2ジョイントパイプは、前記高圧燃料ポンプおよび前記第1、第2デリバリパイプに、前記第1バンクの熱伸び方向および前記第2バンクの熱伸び方向の双方に交差する方向で且つ略同一の方向から組み付けられることを特徴とするV型エンジンの燃料供給装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第1、第2バンクの熱伸び方向は、そのバンクのシリンダ軸線方向であることを特徴とするV型エンジンの燃料供給装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記第1ジョイントパイプおよび前記第2ジョイントパイプは、前記第1デリバリパイプおよび前記第2デリバリパイプの軸端にそれぞれ組み付けられることを特徴とするV型エンジンの燃料供給装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜の何れか1項の構成に加えて、前記分岐前ジョイントパイプに係合する回り止め部材を前記第1バンクあるいは前記第2バンクに設けたことを特徴とするV型エンジンの燃料供給装置が提案される。
請求項1の構成によれば、高圧燃料ポンプで加圧された燃料は、第1ジョイントパイプおよび第1デリバリパイプを介して第1バンクに設けられた複数のインジェクタに分配されるとともに、第2ジョイントパイプおよび第2デリバリパイプを介して第2バンクに設けられた複数のインジェクタに分配される。第1ジョイントパイプを分岐部に接続する方向を第1バンクの熱伸び方向平行にまた第2ジョイントパイプを分岐部に接続する方向を第2バンクの熱伸び方向平行にそれぞれ設定したので、第1、第2ジョイントパイプの第1、第2デリバリパイプ側の接続部の位置が熱伸びの影響で移動しても、それらの分岐部側の接続部がこじられないようにして大きな応力が発生するのを防止し、第1、第2ジョイントパイプの耐久性を高めることができる。
その上、分岐前ジョイントパイプを高圧燃料ポンプに接続し、分岐前ジョイントパイプから分岐する第1、第2ジョイントパイプを第1、第2デリバリパイプに接続するとき、分岐前ジョイントパイプおよび第1、第2ジョイントパイプを高圧燃料ポンプおよび第1、第2デリバリパイプに略同一方向から組み付けることができるので、その組付作業性を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、第1、第2バンクの熱伸び方向をそのバンクのシリンダ軸線方向に設定したので、第1、第2ジョイントパイプの第1、第2デリバリパイプとの接続部がシリンダ軸線方向に移動しても、第1、第2ジョイントパイプの高圧燃料ポンプ側の接続部に大きな応力が発生するのを防止することができる
た請求項4の構成によれば、分岐前ジョイントパイプに係合する回り止め部材を第1バンクあるいは第2バンクに設けたので、分岐前ジョイントパイプを高圧燃料ポンプに固定する際に該分岐前ジョイントパイプが共回りするのを回り止め部材で規制することで、分岐前ジョイントパイプの組付作業性を高めることができる。
V型エンジンの正面図。 図1の2部拡大図。 図2の3方向矢視図。 燃料供給系の分解斜視図。 高圧燃料ポンプおよびジョイントパイプの斜視図。 図3の6−6線拡大断面図。 デリバリパイプを固定するときの作用説明図。
以下、図1〜図7に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図3に示すように、燃料直噴式のV型6気筒エンジンEは、シリンダブロック11および第1、第2シリンダヘッド12A,12Bを備えており、シリンダブロック11の一方の半部および第1シリンダヘッド12Aで第1バンク13Aが構成され、シリンダブロック11の他方の半部および第2シリンダヘッド12Bで第2バンク13Bが構成される。
第1、第2バンク13A,13Bは、それぞれシリンダ14,14、ピストン15,15、コネクティングロッド16,16、燃焼室17,17、吸気ポート18,18、排気ポート19,19、吸気バルブ20,20および排気バルブ21,21を備えており、吸気ポート18,18には一体化された吸気マニホールド22が接続される。
第1シリンダヘッド12Aの吸気側の側面に沿って第1デリバリパイプ23Aが設けられており、第1シリンダヘッド12Aの燃焼室17…に燃料を噴射する3個のインジェクタ24…が第1デリバリパイプ23Aに接続される。同様に、第2シリンダヘッド12Bの吸気側の側面に沿って第2デリバリパイプ23Bが設けられており、第2シリンダヘッド12Bの燃焼室17…に燃料を噴射する3個のインジェクタ24…が第2デリバリパイプ23Bに接続される。第2シリンダヘッド12Bの吸気側の側面に設けられた単一の高圧燃料ポンプ25がジョイントパイプ26を介して第1、第2デリバリパイプ23A,23Bの端部に接続される。
第1、第2デリバリパイプ23A,23Bの構造は実質的に同一であるため、以下代表として第1デリバリパイプ23Aの構造を説明する。
図2および図4に示すように、第1デリバリパイプ23Aは一端が閉塞された直線状のパイプで構成されており、長手方向に離間した位置に3個のインジェクタカップ27…が一体に形成されるとともに、3個のインジェクタカップ27…に3個の板状の取付ステー28…が一体に形成される。各インジェクタ24は、燃焼室17側から第1デリバリパイプ23A側に向かって、バルブ収納部24aと、アクチュエータ部24bと、燃料導入部24cとを備える。円筒状のバルブ収納部24aは第1シリンダヘッド12Aのインジェクタ取付孔12aに嵌合し、円筒状の燃料導入部24cはシール部材29を介して第1デリバリパイプ23Aのインジェクタカップ27に嵌合する。
図4および図6に示すように、各取付ステー28には2個のボルト孔が形成されており、3個の取付ステー28…の合計6個のボルト孔のうち、両端の2個のボルト孔28b,28bを除く4個のボルト孔28a…を貫通する4本のボルト30…が第1シリンダヘッド12Aの4個の雌ねじ部12b…に螺合する。前記6個のボルト孔のうち、両端の2個のボルト孔28b,28bは単純な円筒状ではなく、第1シリンダヘッド12A側の半部が該第1シリンダヘッド12A側に向かって拡開するテーパー孔h1になっており、このテーパー孔h1に連なる部分が円筒状に精度良く加工された等径部h2になっている。
前記両端の2個のボルト孔28b,28bには、前記ボルト30とは異なるスタッドボルト31が嵌合する。スタッドボルト31は、第1シリンダヘッド12Aの雌ねじ部12cに螺合する第1雄ねじ部31aと、第1雄ねじ部31aに連設された球状のノックピン当接部31bと、ノックピン当接部31bに連設されてナット32が螺合する第2雄ねじ部31cとを備える。第2雄ねじ部31cの先端部には先細にテーパーする面取りc1が施される。
スタッドボルト31の第1雄ねじ部31aが螺合する第1シリンダヘッド12Aの雌ねじ部12cは、その開口端側が円筒状に拡径してノックピン孔12dとなっており、スタッドボルト31の第1雄ねじ部31aを第1シリンダヘッド12Aの雌ねじ部12cに螺合した状態で、第1シリンダヘッド12Aのノックピン孔12dとスタッドボルト31のノックピン当接部31bとの間に円筒上のノックピン33が圧入される。ノックピン33の両端部には先細にテーパーする面取りc2が施される。
図2および図5に示すように、高圧燃料ポンプ25は2個の取付ブラケット25a,25aを備えており、それらを貫通する2本のボルト34,34で第2シリンダヘッド12Bに締結される。高圧燃料ポンプ25は、図示せぬ燃料タンクからフィードパイプ35を介して吸入した燃料を加圧してジョイントパイプ26に送出する。ジョイントパイプ26は、高圧燃料ポンプ25に第1継手36を介して上流側が接続される分岐前ジョイントパイプ37と、分岐前ジョイントパイプ37に上流側が接続されたジョイントボックス38と、ジョイントボックス38から下流側が二股に分岐した第1、第2ジョイントパイプ39,40とを備えており、第1ジョイントパイプ39は第2継手41を介して第1デリバリパイプ23Aの端部に接続されるとともに、第2ジョイントパイプ40は第3継手42を介して第2デリバリパイプ23Bの端部に接続される。
ジョイントボックス38から突出する取付ブラケット38aをボルト43で第2シリンダヘッド12Bに締結することで、ジョイントボックス38が第2シリンダヘッド12Bに固定される。分岐前ジョイントパイプ37の中間部に固定した回り止め部材44が、前記ボルト34で高圧燃料ポンプ25の一方の取付ブラケット25aと一体に第2シリンダヘッド12Bに共締めされる。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
高圧燃料ポンプ25で加圧された燃料は分岐前ジョイントパイプ37からジョイントボックス38に供給され、そこから第1ジョイントパイプ39を介して第1デリバリパイプ23Aに供給されるとともに、第2ジョイントパイプ40を介して第2デリバリパイプ23Bに供給される。第1、第2デリバリパイプ23A,23Bの燃料は各インジェクタカップ27からインジェクタ24の燃料導入部24cに供給され、アクチュエータ部24bがバルブ収納部24aに収納したバルブを所定の燃料噴射タイミングに合わせて閉弁することで、高圧の燃料が燃焼室17の内部に噴射される。
さて、図7(A)に示すように、予め3個のインジェクタ24…を組付けた第1デリバリパイプ23Aを第1シリンダヘッド12Aに組付けるとき、第1シリンダヘッド12Aに対する第1デリバリパイプ23Aの位置決め精度が低いと、インジェクタ24…のバルブ収納部24a…の先端がインジェクタ取付孔12a…と強く干渉し、バルブ収納部24a…が変形したり燃料の噴射状態が不安定になったりする虞がある。
そこで本実施の形態では、3個の取付ステー28…の6個のボルト孔28a…,28b,28bのうち、両端の2個のボルト孔28b,28bにテーパー部h1,h1を形成し、かつスタッドボルト31,31およびノックピン33,33に面取りc1,c1;c2,c2を施したので、図7(B)に示すように、ボルト孔28b,28bをスタッドボルト31,31およびノックピン33,33に嵌合する作業をスムーズに行うことができる。そしてボルト孔28b,28bがノックピン33,33に嵌合すると、ボルト孔28b,28bの等径部h2,h2がノックピン33,33の外周面に密に嵌合するため、図7(C)に示すように、ノックピン33,33の第2雄ねじ部31c,31cにナット32,32を螺合して締結することで、第1シリンダヘッド12Aに対して第1デリバリパイプ23Aを精度良く固定することができる。
3個の取付ステー28…の6個のボルト孔28a…,28b,28bのうち、両端の2個のボルト孔28b,28bだけにテーパー部h1,h1を形成してスタッドボルト31,31を案内するとともに、等径部h2,h2を形成してノックピン33,33との間で位置決めを行うので、6個のボルト孔の全てを上記構造にする場合に比べて、組付け時の引っ掛かりを少なくし、かつ取付ステー28…の加工工数を削減しながら、充分な案内機能および位置決め機能を発揮させることができる。
そして最後に4本のボルト30…を雌ねじ部12b…に螺合して第1デリバリパイプ23Aの固定を完了する。第2デリバリパイプ23Bの固定は、上述した第1デリバリパイプ23Aの固定と同様にして行われる。
以上のようにして第1、第2シリンダヘッド12A,12Bに第1、第2デリバリパイプ23A,23Bを固定した後、高圧燃料ポンプ25と第1、第2デリバリパイプ23A,23Bとをジョイントパイプ26で接続する。具体的には、ジョイントパイプ26の分岐前ジョイントパイプ37の第1継手36を高圧燃料ポンプ25に結合し、第1ジョイントパイプ39の第2継手41を第1デリバリパイプ23Aに結合し、第2ジョイントパイプ40の第3継手42を第2デリバリパイプ23Bに結合する。このとき、図4および図5に示すように、第1〜第3継手36,41,42を結合する方向は第1、第2デリバリパイプ23A,23Bの長手方向に略一致しているため、第1〜第3継手36,41,42をそれぞれ異なる方向から結合する場合に比べて作業性が大幅に向上する。
分岐前ジョイントパイプ37を高圧燃料ポンプ25に結合すべく第1継手36を回転させたとき、分岐前ジョイントパイプ37が第1継手36に連れ回りしてしまうとジョイントパイプ26が変形する可能性があるが、分岐前ジョイントパイプ37の中間部が回り止め部材44を介して第2シリンダヘッド12Bに係止されているため、分岐前ジョイントパイプ37の連れ回りを確実に阻止することができる。
ところで、エンジンEの温度運転に伴って上昇すると、第1、第2バンク13A,13Bはそのシリンダ軸線LA,LB方向に熱伸びするため、第1ジョイントパイプ39の第2継手41の位置がシリンダ軸線LA方向の上方に移動するとともに、第2ジョイントパイプ40の第3継手42の位置がシリンダ軸線LB方向の上方に移動する。その結果、第1ジョイントパイプ39および第2ジョイントパイプ40が引っ張られ、それらジョイントボックス38に接続する部分が横方向にこじられて応力が発生し、耐久性に悪影響を及ぼす懸念がある。
しかしながら本実施の形態によれば、図2に示すように、第1ジョイントパイプ39がジョイントボックス38に接続する方向TAと、第1ジョイントパイプ39の第2継手41が熱伸びする方向(つまりシリンダ軸線LA方向)とが略平行であり、かつ第2ジョイントパイプ40がジョイントボックス38に接続する方向TBと、第2ジョイントパイプ40の第3継手42が熱伸びする方向(つまりシリンダ軸線LB方向)とが略平行であるため、第1、第2ジョイントパイプ39,40がジョイントボックス38に接続する部分が横方向にこじられて発生する応力を最小限に抑えて耐久性を高めることができる。さらに、分岐前ジョイントパイプ37および第1、第2ジョイントパイプ39,40は、高圧燃料ポンプ25および第1、第2デリバリパイプ23A,23Bに、第1バンク13Aの熱伸び方向LAおよび第2バンク13Bの熱伸び方向LBの双方に交差する方向で且つ略同一の方向から組み付けられる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である
た実施の形態では回り止め部材44を第2バンク13Bに固定しているが、それを第1バンク13Aに固定しても良い。
13A 第1バンク
13B 第2バンク
23A 第1デリバリパイプ
23B 第2デリバリパイプ
24 インジェクタ
25 高圧燃料ポンプ
37 分岐前ジョイントパイプ
38 ジョイントボックス(分岐部)
39 第1ジョイントパイプ
40 第2ジョイントパイプ
44 回り止め部材
LA シリンダ軸線(第1バンクの熱伸び方向)
LB シリンダ軸線(第2バンクの熱伸び方向)
TA 第1ジョイントパイプを分岐部に接続する方向
TB 第2ジョイントパイプを分岐部に接続する方向

Claims (4)

  1. 第1バンク(13A)に設けられた複数のインジェクタ(24)に燃料を分配する第1デリバリパイプ(23A)と、
    第2バンク(13B)に設けられた複数のインジェクタ(24)に燃料を分配する第2デリバリパイプ(23B)と、
    燃料を加圧する高圧燃料ポンプ(25)と、
    前記高圧燃料ポンプ(25)からの燃料を前記第1デリバリパイプ(23A)に供給する第1ジョイントパイプ(39)と、
    前記高圧燃料ポンプ(25)からの燃料を前記第2デリバリパイプ(23B)に供給する第2ジョイントパイプ(40)と、
    上流側が前記高圧燃料ポンプ(25)に接続されると共に下流側が分岐部(38)を介して前記第1、第2ジョイントパイプ(39,40)に接続される分岐前ジョイントパイプ(37)と、
    を備えるV型エンジンの燃料供給装置において、
    前記第1ジョイントパイプ(39)前記分岐部(38)に接続する方向(TA)を前記第1バンク(13A)の熱伸び方向(LA)平行にまた前記第2ジョイントパイプ(40)前記分岐部(38)に接続する方向(TB)を前記第2バンク(13B)の熱伸び方向(LB)平行にそれぞれ設定し、
    前記分岐前ジョイントパイプ(37)および前記第1、第2ジョイントパイプ(39,40)は、前記高圧燃料ポンプ(25)および前記第1、第2デリバリパイプ(23A,23B)に、前記第1バンク(13A)の熱伸び方向(LA)および前記第2バンク(13B)の熱伸び方向(LB)の双方に交差する方向で且つ略同一の方向から組み付けられることを特徴とするV型エンジンの燃料供給装置。
  2. 前記第1、第2バンク(13A,13B)の熱伸び方向は、そのバンクのシリンダ軸線(LA,LB)方向であることを特徴とする、請求項1に記載のV型エンジンの燃料供給装置。
  3. 前記第1ジョイントパイプ(39)および前記第2ジョイントパイプ(40)は、前記第1デリバリパイプ(23A)および前記第2デリバリパイプ(23B)の軸端にそれぞれ組み付けられることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のV型エンジンの燃料供給装置。
  4. 前記分岐前ジョイントパイプ(37)に係合する回り止め部材(44)を前記第1バンク(13A)あるいは前記第2バンク(13B)に設けたことを特徴とする、請求項1〜の何れか1項に記載のV型エンジンの燃料供給装置。
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