JP5464131B2 - 化学増幅レジスト材料並びにこれを用いたパターン形成方法 - Google Patents
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Description
EB用レジスト材料は、実用的にはマスク描画用途に用いられてきた。近年、マスク製作技術が問題視されるようになってきた。露光に用いられる光がg線の時代から縮小投影露光装置が用いられており、その縮小倍率は1/5であったが、チップサイズの拡大と、投影レンズの大口径化共に1/4倍率が用いられるようになってきたため、マスクの寸法ズレがウエハー上のパターンの寸法変化に与える影響が問題になっている。パターンの微細化と共に、マスクの寸法ズレの値よりもウエハー上の寸法ズレの方が大きくなってきていることが指摘されている。マスク寸法変化を分母、ウエハー上の寸法変化を分子として計算されたMask Error Enhancement Factor(MEEF)が求められている。45nm級のパターンでは、MEEFが4を超えることも珍しくない。縮小倍率が1/4でMEEFが4であれば、マスク制作において実質等倍マスクと同等の精度が必要であることが言える。
マスク製作用露光装置は線幅の精度を上げるため、レーザービームによる露光装置から電子ビーム(EB)による露光装置が用いられてきた。更にEBの電子銃における加速電圧を上げることによってより一層の微細化が可能になることから、10keVから30keV、最近は50keVが主流であり、100keVの検討も進められている。
酸発生剤を添加し、光あるいは電子線の照射によって酸を発生させて脱保護反応を起こす化学増幅ポジ型レジスト材料、及び酸による架橋反応を起こす化学増幅ネガ型レジスト材料にとって、酸の未露光部分への拡散を制御し、コントラストを向上させる目的でのクエンチャーの添加効果は非常に効果的であった。そのために多くのアミンクエンチャーが提案された(特許文献1〜6)。
ここで、スルホン基を導入することによって、物質の沸点は高まる。例えばアセトンの沸点56℃に比べてジメチルスルホキシド(DMSO)の沸点は189℃であり、非常に蒸発しにくくなる。
前述の特開平8−234387号公報とは異なり、本発明ではチオモルフォリンジオキシドが、酸発生剤が添加される化学増幅レジスト材料中の酸の拡散を抑制し、コントラストを向上させる効果が高いことを見出し、本発明を知見し、本発明を完成させたものである。
請求項1:
ベースポリマーと、下記一般式(1)で示される塩基性化合物と、酸発生剤とを含有することを特徴とする化学増幅レジスト材料。
(式中、Rは水素原子、炭素数1〜30の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基、炭素数6〜30のアリール基、炭素数2〜30のアルケニル基、又は炭素数2〜10のアルキニル基であり、これらがヒドロキシ基、カルボキシル基、エーテル基、チオエーテル基、エステル基、スルホン酸エステル基、ラクトン環、カルボニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子のいずれかを有していてもよい。又は、Rは炭素数1〜8のアルコキシカルボニル基である。)
請求項2:
更に、有機溶剤を含有する化学増幅ポジ型レジスト材料であることを特徴とする請求項1に記載の化学増幅レジスト材料。
請求項3:
更に、溶解阻止剤を含有するものであることを特徴とする請求項2に記載の化学増幅レジスト材料。
請求項4:
更に、有機溶剤を含有する化学増幅ネガ型レジスト材料であることを特徴とする請求項1に記載の化学増幅レジスト材料。
請求項5:
更に、架橋剤を含有するものであることを特徴とする請求項4に記載の化学増幅レジスト材料。
請求項6:
更に、界面活性剤を配合してなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の化学増幅レジスト材料。
請求項7:
請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレジスト材料を基板上に塗布する工程と、加熱処理後、高エネルギー線で露光する工程と、現像液を用いて現像する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
請求項8:
高エネルギー線で露光する工程が、波長193nmのArFエキシマレーザー又は波長248nmのKrFエキシマレーザーによることを特徴とする請求項7に記載のパターン形成方法。
請求項9:
高エネルギー線で露光する工程が、電子ビーム又は波長3〜15nmの真空紫外線によることを特徴とする請求項7に記載のパターン形成方法。
(式中、Rは水素原子、炭素数1〜30、好ましくは2〜30の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基、炭素数6〜30のアリール基、炭素数2〜30のアルケニル基、又は炭素数2〜10のアルキニル基であり、これらがヒドロキシ基(−OH)、カルボキシル基(−COOH)、エーテル基(−O−)、チオエーテル基(−S−)、エステル基(−COO−)、スルホン酸エステル基(−SO2OR’)、ラクトン環
また、R39は互いに同一又は異種の炭素数2〜10の直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基、又は炭素数6〜20のアリール基である。aは0〜6の整数である。
(式中、R1は前述の通り、Rc3は炭素数1〜8の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基又は炭素数6〜20の置換されていてもよいアリール基を示す。Rc4〜Rc9及びRc12、Rc13はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜15のヘテロ原子を含んでもよい1価の炭化水素基を示し、Rc10、Rc11は水素原子を示す。あるいは、Rc4とRc5、Rc6とRc8、Rc6とRc9、Rc7とRc9、Rc7とRc13、Rc8とRc12、Rc10とRc11又はRc11とRc12は互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に非芳香環を形成していてもよく、その場合には炭素数1〜15のヘテロ原子を含んでもよいアルキレン基等の2価の炭化水素基を示す。またRc4とRc13、Rc10とRc13又はRc6とRc8は隣接する炭素に結合するもの同士で何も介さずに結合し、二重結合を形成してもよい。また、本式により、鏡像体も表す。)
(式中、R1は前述の通りである。Rc14、Rc15はそれぞれ独立に炭素数1〜10の直鎖状、分岐状又は環状の1価炭化水素基を示す。又は、Rc14、Rc15は互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に脂肪族炭化水素環を形成してもよい。Rc16はフランジイル、テトラヒドロフランジイル又はオキサノルボルナンジイルから選ばれる2価の基を示す。Rc17は水素原子又はヘテロ原子を含んでもよい炭素数1〜10の直鎖状、分岐状又は環状の1価炭化水素基を示す。)
フェノール性水酸基を有する繰り返し単位bを得るためのモノマーは下記に示すことができる。
重合性オレフィンを有するオニウム塩の酸発生剤fを共重合することもできる。
特開平4−230645号公報、特開2005−84365号公報、特開2006−045311号公報には、特定のスルホン酸が発生する重合性オレフィンを有するスルホニウム塩、ヨードニウム塩が提案されている。特開2006−178317号公報には、スルホン酸が主鎖に直結したスルホニウム塩が提案されている。
(式中、R20、R24、R28は水素原子又はメチル基、R21は単結合、フェニレン基、−O−R28−、又は−C(=O)−Y−R28−である。Yは酸素原子又はNH、R28は炭素数1〜6の直鎖状、分岐状又は環状のアルキレン基、フェニレン基又はアルケニレン基であり、カルボニル基(−CO−)、エステル基(−COO−)、エーテル基(−O−)又はヒドロキシ基を含んでいてもよい。R22、R23、R25、R26、R27、R29、R30、R31は同一又は異種の炭素数1〜12の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基であり、カルボニル基、エステル基又はエーテル基を含んでいてもよく、又は炭素数6〜12のアリール基、炭素数7〜20のアラルキル基又はチオフェニル基を表す。Zは単結合、メチレン基、エチレン基、フェニレン基、フッ素化されたフェニレン基、−O−R32−、又は−C(=O)−Z1−R32−である。Z1は酸素原子又はNH、R32は炭素数1〜6の直鎖状、分岐状又は環状のアルキレン基、フェニレン基又はアルケニレン基であり、カルボニル基、エステル基、エーテル基又はヒドロキシ基を含んでいてもよい。M-は非求核性対向イオンを表す。)
一般式(K−2)中、R103は水素原子、炭素数1〜30の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基、アシル基、炭素数2〜20のアルケニル基、炭素数6〜20のアリール基、又はアリーロキシ基であり、エーテル基、エステル基、カルボニル基、又はラクトン環を有していてもよい。
有機溶媒の具体例としては、特開2008−111103号公報の段落[0144]〜[0145]に記載のシクロヘキサノン、シクロペンタノン、メチル−2−n−アミルケトン等のケトン類、3−メトキシブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール等のアルコール類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エチル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、酢酸tert−ブチル、プロピオン酸tert−ブチル、プロピレングリコールモノtert−ブチルエーテルアセテート等のエステル類、γ−ブチロラクトン等のラクトン類及びその混合溶剤が挙げられ、従来型の塩基性化合物としては段落[0146]〜[0164]、界面活性剤は段落[0165]〜[0166]、溶解阻止剤としては特開2008−122932号公報の段落[0155]〜[0178]、アセチレンアルコール類は段落[0179]〜[0182]、架橋剤としては特開2008−249951公報の段落[0062]〜[0066]に記載の材料を用いることができる。特開2008−239918号公報記載のポリマー型のクエンチャーを添加することもできる。このものは、コート後のレジスト表面に配向することによってパターン後のレジストの矩形性を高める。ポリマー型クエンチャーは、液浸露光用の保護膜を適用したときのパターンの膜減りやパターントップのラウンディングを防止する効果もある。
また、有機溶剤の配合量は、ベースポリマー100質量部に対し100〜10,000質量部、特に200〜8,000質量部であることが好ましい。
ポジ型レジスト材料の場合、溶解阻止剤の配合量は、ベースポリマー100質量部に対し0〜50質量部、特に5〜40質量部であることが好ましい。
ネガ型レジスト材料の場合、架橋剤の配合量は、ベースポリマー100質量部に対し0.1〜50質量部、特に1〜40質量部であることが好ましい。
更に、界面活性剤の配合量は、ベースポリマー100質量部に対し0.0001〜10質量部、アセチレンアルコール類の配合量は、ベースポリマー100質量部に対し0〜5質量部が好ましく、式(1)の塩基性化合物以外の従来型の塩基性化合物及びポリマー型のクエンチャーの配合量は、ベースポリマー100質量部に対し0〜5質量部、特に0〜4質量部が好ましい。
また、化学増幅ネガ型レジスト材料の場合も、公知のリソグラフィー技術を採用し得る。
上記で合成した高分子化合物を用いて、界面活性剤として3M社製界面活性剤のFC−4430を100ppm溶解させた溶剤に表1〜7に示される組成で溶解させた溶液を、0.2μmサイズのフィルターで濾過してポジ型レジスト材料及びネガ型レジスト材料を調製した。
表1〜7中の各組成は次の通りである。
ポリマー1〜11(前記構造式参照)
有機溶剤:PGMEA(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)
CyH(シクロヘキサノン)
PGME(プロピレングリコールモノメチルエーテル)
CyP(シクロペンタノン)
下記表1〜3中に示されるレジスト材料を、シリコンウエハーにARC−29A(日産化学工業(株)製)を80nmの膜厚で成膜した基板上にスピンコーティングし、ホットプレートを用いて110℃で60秒間ベークし、レジスト膜の厚みを160nmにした。これをArFエキシマレーザースキャナー((株)ニコン製、NSR−S307E,NA0.85、σ0.93/0.62、35度クロスポール照明、6%ハーフトーン位相シフトマスク)を用いて80nmライン160nmピッチのラインアンドスペースパターンを露光量とフォーカス位置を変化させながら露光し、110℃で60秒間PEBを行い、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液で30秒間現像を行って、寸法が80nmのラインアンドスペースのパターンを得た。
現像後のラインの寸法が80nmになっている露光量を感度とし、この時のパターンの断面形状を観察し、フォーカスマージン(DOF)を求めた。DOFは最適露光量でフォーカス位置を変えたときに、パターンの膜減りが10%以下であることと、パターンの寸法変化が20%以下となっていることとした。
結果を表1〜3に示す。
下記表4中に示されるレジスト材料を、シリコンウエハーにARC−29A(日産化学工業(株)製)を80nmの膜厚で成膜した基板上にスピンコーティングし、ホットプレートを用いて100℃で60秒間ベークし、レジスト膜の厚みを90nmにした。これをArFエキシマレーザースキャナー((株)ニコン製、NSR−S610C,NA1.30、σ0.98/0.78、35度ダイポール照明、6%ハーフトーン位相シフトマスク)を用いて40nmライン80nmピッチのラインアンドスペースパターンを露光し、100℃で60秒間PEBを行い、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液で30秒間現像を行って、寸法が40nmのラインアンドスペースのパターンを得た。(株)日立ハイテクノロジーズ製測長SEM(S−9380)で40nmラインアンドスペースパターンのラフネス(LWR)を測定した。
結果を表4に示す。
下記表5〜7中に示されるレジスト材料を、Si基板上にスピンコートし、ホットプレートを用いて110℃で60秒間プリベークして80nmのレジスト膜を作製した。これに、(株)日立製作所製HL−800Dを用いてHV電圧50keVで真空チャンバー内描画を行った。
描画後、直ちにホットプレート上95℃で60秒間PEBを行い、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液で30秒間現像を行ってパターンを得た。
得られたレジストパターンについて次の評価を行った。
120nmのラインアンドスペースを1:1で解像する露光量における最小の寸法を解像力とし、120nmLSのLWRをSEMで測定した。なお、実施例3−1〜3−34、比較例3−1はポジ型レジスト材料、実施例3−35、比較例3−2はネガ型レジスト材料である。
結果を表5〜7に示す。
Claims (9)
- 更に、有機溶剤を含有する化学増幅ポジ型レジスト材料であることを特徴とする請求項1に記載の化学増幅レジスト材料。
- 更に、溶解阻止剤を含有するものであることを特徴とする請求項2に記載の化学増幅レジスト材料。
- 更に、有機溶剤を含有する化学増幅ネガ型レジスト材料であることを特徴とする請求項1に記載の化学増幅レジスト材料。
- 更に、架橋剤を含有するものであることを特徴とする請求項4に記載の化学増幅レジスト材料。
- 更に、界面活性剤を配合してなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の化学増幅レジスト材料。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレジスト材料を基板上に塗布する工程と、加熱処理後、高エネルギー線で露光する工程と、現像液を用いて現像する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
- 高エネルギー線で露光する工程が、波長193nmのArFエキシマレーザー又は波長248nmのKrFエキシマレーザーによることを特徴とする請求項7に記載のパターン形成方法。
- 高エネルギー線で露光する工程が、電子ビーム又は波長3〜15nmの真空紫外線によることを特徴とする請求項7に記載のパターン形成方法。
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