JP5462070B2 - 位置検知装置、この位置検知装置を備えたシートベルトリトラクタ、およびこのシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置 - Google Patents
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Description
員のショルダーの方へガイドするガイドアンカー、6はガイドアンカー5からガイドされてきたシートベルト4に摺動自在に支持されたタング、7は車体の床あるいは車両シートに固定されかつタング6が係脱可能に挿入係合されるバックル、8はシートベルトリトラクタ3のスプールを回転してシートベルト4の巻取りおよび引出しを行う駆動手段である電動モータ、9はコ字状のフレーム、9aはフレーム9の図9において左側壁、9bはフレーム9の図9において右側壁、10はスプール、10aはスプール10の回転軸、11はロック機構、12は減速度感知機構,13はスプールを巻取り方向に付勢するスプリング機構、13aはスプリング機構13のケース、14は例えば遊星歯車減速機構や外歯歯車減速機構等の動力伝達機構、14aは動力伝達機構14のケース、15は回転量検知装置である回転センサ、16はコントローラ(CPU)、17はプリテンショナー、18はスプール10の回転軸10aにブッシュ10bを介して回転軸10aと一体回転可能にかつ同心状に取り付けられた回転センサ15の回転ディスク、19はフレーム9の右側壁9bに固定されたブラケット、20aおよび20bは、それぞれ、回転軸10aと同心状円の円周方向に所定間隔を置いて配設されてブラケット19に取り付けられるともにコントローラ16に電気的に接続された回転センサ15の一対の第1および第2ホール素子(第1および第2ホールIC)、21は回転軸10aと同心状にかつN極マグネット21aとS極マグネット21bとが交互に配設された回転ディスク18の円環状のマグネット、22はマグネット21を保持しかつスプール10の回転軸10aにスプール10と一体回転可能にかつ回転軸10aに同心状に取り付けられた回転ディスク18の円環状のマグネット保持部材である。
ぞれ、N極マグネット21aの磁極とS極マグネット21bの磁極とを検知することにより、それらの検知信号をコントローラ16に出力する。このとき、第1および第2ホールIC20a,20bが、それぞれ、N極マグネット21aとS極マグネット21bとを交
互に検知することにより、第1および第2ホールIC20a,20bの検知信号の電流の
極性が切り替わるとともに、第1および第2ホールIC20a,20bの検知信号の位相
が互いに所定量ずれている。そして、コントローラ16は、第1および第2ホールIC20a,20bからの検知信号の電流の極性の切り替え回数をカウントすることで、スプー
ル10の回転量(回転位置)を検知する。また、第1および第2ホールIC20a,20
bからの各検知信号の位相のずれ方に基づいて、スプール10の回転方向がシートベルト引出し方向であるか、あるいはシートベルト巻取り方向であるかを判断する。そして、コントローラー16は、スプール10の回転量およびスプール10の回転方向に基づいて電動モータ8の駆動を制御してシートベルト4のベルトテンションを制御する。
このように、スプール10の回転量およびスプール10の回転方向を検知する回転センサ15は、移動部材の位置および移動部材の移動方向を検知する位置検知装置を構成する。
とする。そして、マグネット21の回転角度が0°のとき、第1ホールIC20aのマグネットの磁極検知点(着磁位置)が図12(a)に示すN極マグネット21aとS極マグネット21bとの境界にあるとする。このとき、第2ホールIC20bの磁極検知点(着磁位置)は図12(a)に示すN極マグネット21aの円周方向の着磁幅の中央位置にある。
ト21の回転角は20°であり、また第1および第2ホールIC20a,20bが検知信
号を出力しないマグネット21の回転角は40°である。したがって、第1および第2ホールIC20a,20bによる回転角の検知幅が小さく、第1および第2ホールIC20
a,20bによる回転角の非検知幅が大きい。このため、第2ホールIC20bがOFF
からONになった後、第1ホールIC20aがONからOFFになるまでのマグネット21の回転角が5°であるのに対して、第2ホールIC20bがONからOFFになった後、第1ホールIC20aがOFFからONになるまでのマグネット21の回転角が25°であり、両回転角度は互いに異なってしまう。
回転角の検知幅および非検知幅が等しいことが回転角度を正確に検知するうえで理想であるが、このように第1および第2ホールIC20a,20bによる回転角の検知幅および
非検知幅が異なると、検知角度にばらつきを生じ、回転角度を高精度に検知することは難しいという問題がある。
回転センサ15が検知する回転角度がばらつく。例えば、図13に示すように第1および第2ホール素子20a,20bが検知しようとする基準角度がX°であるとすると、実際
には第1および第2ホール素子20a,20bが検知する回転角度は、X°±α°である
。ここで、X°は基準角度であり、α°はばらつきである。その結果、回転センサ15の検知精度が低下する。そこで、特許文献1に記載のシートベルトリトラクタ3では、第1および第2ホール素子20a,20bの設置位置のばらつき等をできるだけ低減して、回
転センサ15の検知精度を少なくとも実用範囲に維持している。なお、回転センサ15が検知する回転角度のばらつきはほぼ同程度である。
からの検知信号の電流の極性の切り替え回数の所定切り替え回数に対して、検知されるマグネット21の回転角が小さくなる。このように、検知されるマグネット21の回転角が小さいと、前述の回転センサ15が検知する回転角度のばらつきが、検知されるマグネット21の回転角に影響する。したがって、特許文献1に記載のシートベルトリトラクタ3では、回転センサ15の検知精度は実用に供し得るが、更に一層向上させることが望ましい。
また、本発明の他の目的は、車両の走行状況およびシートベルト装置の使用状況等に応じてベルトテンションをより一層高精度に制御することのできるシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置を提供することである。
配設の円周方向に離間して配設された第2磁気検知部材とからなることを特徴としている。
図1は本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の第1例を部分的に示し、(a)は斜視図、(b)は(a)における右側面図である。なお、この第1例のシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置の構成要素において、特許文献1に記載の図8ないし図13に示すシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置と同じ構成要素には同じ符号を付すことで、それらの詳細な説明は省略する。
24は外歯24aを有し、この外歯24aが被伝動ギア23の外歯23aと噛合するようにされている。
して特許文献1と同様に取り付けられている。第1例のこれらの第1および第2ホール素子20a,20bは、S極のみを検知する単極検知タイプの磁気検知部材である。図2(
a)に示すように、第1および第2ホールIC20a,20bは、それらの磁極検知点の
位置がマグネット21の円周方向に45°離間するようにして配設されている。そして、マグネット21の回転角度が0°のとき、第1ホールIC20aのマグネットの磁極検知点(着磁位置)が図2(a)に示すN極マグネット21aとS極マグネット21bとの境界に設定される。このとき、第2ホールIC20bの磁極検知点(着磁位置)は図2(a)に示すS極マグネット21bとN極マグネット21aとの境界に位置している。
所定切り替え回数に対して、検知されるマグネット21の回転角が大きくなる。いま、図4(b)に示す第1例のシートベルトリトラクタ3における回転センサ15と図13に示す従来のシートベルトリトラクタ3における回転センサ15とを比較する。その場合、第1例の回転センサ15のマグネット21の内外周径と従来の回転センサ15のマグネット21の内外周径とが等しいとともに、第1および第2ホール素子20a,20bが検知す
る検知点の円の直径も同じであるとする。この場合、第1および第2ホール素子20a,
20bからの検知信号の電流の極性の切り替え回数が同じ所定切り替え回数であるときの基準角度(つまり、検知しようとする基準角度)を、それぞれ第1例の回転センサ15ではY°で表され、従来の回転センサ15ではX°で表すとする。したがって、この第1例の回転センサ15によって検知される回転角度は、Y°±α°であり、従来の回転センサ15によって検知される回転角度は、X°±α°である。このとき、第1例の回転センサ15は増速機構25により増速されてスプール10の回転速度より大きくなっているから、第1例の回転センサ15の基準角度Y°が従来の回転センサ15の基準角度X°より大きい(すなわち、Y°>X°)。
マグネット21の回転速度がスプール10の回転速度V°/secの2倍の2V°/secである。一方、従来の回転センサ15のマグネット21の回転速度がスプール10と同じV°/secである。したがって、単位基準角度あたりのばらつきは、第1例の回転センサ15では(1.05/2V)°であり、従来の回転センサ15では(1.05/V)°である。すなわち、第1例の回転センサ15の検知角度に対するばらつきの影響は、(1.05/2V)°/(1.05/V)°であるから、第1例の回転センサ15による検知角度における、検知しようとする基準角度に対するばらつきの影響は、従来の回転センサ15がによる検知角度における、検知しようとする基準角度に対するばらつきの影響の2分の1となる。つまり、同じ検知角度では、第1例の回転センサ15のばらつきが0.52
5°であり、また従来の回転センサ15のばらつきが1.05°である。
では検知信号を出力しない。更に、第1ホールIC20aは、マグネット21の回転角が7.5°から37.5°の間で検知信号を出力するとともにマグネット21の回転角が37.5°から67.5°の間で検知信号を出力しない。以後、マグネット21の回転に伴い、第1ホールIC20aは、ON、OFFを周期的に繰り返す。また、第2ホールIC20bは、同様にしてマグネット21の回転角が22.5°までは検知信号を出力しない。更
に、第2ホールIC20bは、マグネット21の回転角が22.5°から52.5°の間で検知信号を出力するとともにマグネット21の回転角が52.5°から82.5°の間で検知信号を出力しない。以後、マグネット21の回転に伴い、第2ホールIC20bは、ON、OFFを周期的に繰り返す。
出力するマグネット21の回転角はいずれも30°であり、また第1および第2ホールIC20a,20bが検知信号を出力しないマグネット21の回転角も30°である。した
がって、第1および第2ホールIC20a,20bによる回転角の検知幅と非検知幅は同
じになる。したがって、第1ホールIC20aがOFFからONになった後、第2ホールIC20bがOFFからONになるまでのマグネット21の回転角は15°である、また、第2ホールIC20bがOFFからONになった後、第1ホールIC20aがONからOFFになるまでのマグネット21の回転角も15°である。更に、第2ホールIC20bがONからOFFになった後、第1ホールIC20aがOFFからONになるまでのマグネット21の回転角も15°である。
この第1例の回転センサ15の他の構成、シートベルトリトラクタ3の他の構成およびシートベルト装置1の構成は、特許文献1に記載の回転センサ15、シートベルトリトラクタ3およびシートベルト装置1と同じである。
更に、緊急時に大きな減速度が車両に作用したとき、シートベルト4に加えられる乗員の慣性力はほぼ前方であるため、荷重方向Fがほぼ一定方向となる。したがって、回転センサ15の設置位置を容易に設定することが可能となる。
この第1例の回転センサ15の他の作用効果、シートベルトリトラクタ3の他の作用効果およびシートベルト装置1の作用効果は、特許文献1に記載の回転センサ15、シートベルトリトラクタ3およびシートベルト装置1と同じである。
図1ないし図4(a),(b)に示す第1例では、回転センサ15の回転ディスク18
がスプール10の回転軸10aと偏心して配設されているが、図5に示すようにこの第2例のシートベルトリトラクタ3では、前述の特許文献1と同様に、回転ディスク18がスプール10の回転軸10aと同心状に配設されている。
この第2例のシートベルトリトラクタ3およびシートベルト装置1の他の構成は前述の第1例と同じである。
この第2例のシートベルトリトラクタ3およびシートベルト装置1の作用効果は、実質的に前述の第1例と同じである。
図1ないし図4(a),(b)に示す第1例では、増速機構25が回転センサ15の被
伝動ギア23とスプール10の回転軸10aに固定された伝動ギア24との歯車機構により構成されているが、図6(a)および(b)に示すように、この第3例のシートベルトリトラクタ3では、増速機構25がベルト伝動機構29で構成されている。すなわち、この第3例では、回転センサ15のマグネット保持部材22に、第1例の被伝動ギア23に代えて被伝動プーリ30が被伝動ギア23と同様にして設けられている。また、スプール10の回転軸10aには、第1例の伝動ギア24に代えて伝動プーリ31が伝動ギア24と同様にして設けられている。そして、被伝動プーリ30と伝動プーリ31とに無端ベルト32が巻掛けられている。すなわち、ベルト伝動機構29は、被伝動プーリ30、伝動プーリ31、および無端ベルト32により構成される。そして、伝動プーリ31の無端ベルト巻掛け半径が被伝動プーリ30の無端ベルト巻掛け半径より大きく設定されている。したがって、スプール10の回転が増速されてマグネット21に伝達され、マグネット21の回転速度がスプール10の回転速度より大きくなる。
この第3例のシートベルトリトラクタ3およびシートベルト装置1の他の構成および他の作用効果は、実質的に前述の第1例と同じである。
図1および図3に示す第1例では、伝動ギア24が外歯24aを有し、回転センサ15の被伝動ギア23の外歯23aがこの伝動ギア24の外歯24aに噛合されるようにしているが。図7に示すように、この第4例のシートベルトリトラクタ3では、伝動ギア24が内歯24bを有するインターナルギアで構成されている。そして、被伝動ギア23の外歯23aが伝動ギア24の内歯24bに噛合される。その場合、前述の第1例と同様に、回転センサ15がスプール10の回転軸10aと偏心したラジアル方向でかつ緊急時にスプール10に加えられる大きな荷重Fによって伝動ギア24が被伝動ギア23から離間する方向の位置に配設される。
この第4例のシートベルトリトラクタ3の他の構成および作用効果は、実質的に図1および図3に示す第1例と同じである。
部材とすることもできる。要は、特許請求の範囲に記載された技術事項の範囲で種々設計変更が可能である。
IC)、21…マグネット、21a…N極マグネット、21b…S極マグネット、22…マグネット保持部材、23…被伝動ギア、23a…外歯、23b…サンギア、23b1…
外歯、24…伝動ギア、24a…外歯、25…増速機構、26…インターナルギア、26a…内歯、27…プラネットギア、27a…外歯、28…キャリア、29…ベルト伝動機構、30…被伝動プーリ、31…伝動プーリ、32…無端ベルト
Claims (9)
- N極とS極とが交互に配設されるとともに移動部材の移動に連動して移動する磁気部材と、前記磁気部材のN極およびS極のいずれか一方の磁極のみを検知して検知信号を出力する磁気検知部材とを有し、前記磁気検知部材が前記磁気部材のN極およびS極のいずれか一方の磁極のみを検知して前記検知信号を出力することで前記移動部材の位置を検知する位置検知装置において、
前記磁気検知部材が検知する前記磁気部材の前記一方の磁極の着磁幅が、前記N極およびS極のいずれか他方の磁極の着磁幅より大きく設定されるとともに、
前記磁気検知部材が前記磁気部材のN極およびS極のいずれか一方の磁極のみを検知して前記検知信号を出力する検知幅と前記磁気部材のN極およびS極のいずれか一方の磁極を検知しなく前記検知信号を出力しない非検知幅とが同じかまたはほぼ同じに設定されていることを特徴とする位置検知装置。 - 前記移動部材は回転部材であり、
前記磁気部材は、前記N極と前記S極とが交互にかつ円環状に配設されるとともに前記回転部材の回転に連動して前記N極と前記S極との前記円環状の配設の中心に回転し、
前記磁気検知部材は、第1磁気検知部材と、前記第1磁気検知部材から前記N極と前記S極との前記円環状の配設の円周方向に離間して配設された第2磁気検知部材とからなることを特徴とする請求項1に記載の位置検知装置。 - 前記磁気部材は前記N極マグネットと前記S極マグネットとが交互にかつ円環状に配設された所定数のマグネットであり、
前記磁気検知部材は、前記N極マグネットのN極および前記S極マグネットのS極のいずれか一方の磁極を検知するホール素子であることを特徴とする請求項1または2に記載の位置検知装置。 - シートベルトを巻き取るスプールと、このスプールを回転させるための駆動手段と、スプールの回転量を検知する回転量検知装置とを少なくとも備え、前記回転量検知装置によって検知された前記スプールの回転量に基づいて前記駆動手段を駆動制御することで、スプールによる回転量が制御されるシートベルトリトラクタにおいて、
前記回転量検知装置は請求項3に記載の位置検知装置であるとともに、前記移動部材は前記スプールであり、
前記回転量検知装置は回転ディスクを有するとともに、前記回転ディスクは、前記回転ディスクと同心状に配設された前記所定数のマグネットと、前記所定数のマグネットと一体回転可能な被伝動部材とを有し、
更に、前記シートベルトリトラクタは、前記スプールと一体回転可能に設けられて前記スプールの回転を前記被伝動部材に伝達する伝動部材を有し、
前記伝動部材の回転速度を増速して前記被伝動部材に伝達して、前記スプールの回転を増速して前記マグネットを回転させる増速機構を有し、
前記磁気検知部材は、前記所定数のマグネットのうち、所定位置に位置するマグネットを検知することを特徴とするシートベルトリトラクタ。 - 前記回転量検知装置は、前記スプールの回転軸と偏心しかつ前記回転軸のラジアル方向に配設されており、
前記被伝動部材は被伝動ギアであるとともに、前記伝動部材は前記被伝動ギアに噛合する伝動ギアであり、
前記増速機構は前記被伝動ギアと前記伝動ギアとにより構成されていることを特徴とする請求項4に記載のシートベルトリトラクタ。 - 前記回転量検知装置は、前記スプールの回転軸と偏心しかつ前記回転軸のラジアル方向に配設されており、
前記被伝動部材は被伝動プーリであるとともに、前記伝動部材は伝動プーリであり、
前記増速機構は、前記被伝動プーリ、前記伝動プーリ、および前記被伝動プーリと前記伝動プーリとに巻掛けられた無端ベルトにより構成されていることを特徴とする請求項4
に記載のシートベルトリトラクタ。 - 前記回転量検知装置は前記スプールの回転軸と同心状に配設されており、
前記増速機構は遊星歯車機構により構成されていることを特徴とする請求項4に記載のシートベルトリトラクタ。 - 前記被伝動部材は前記遊星歯車機構のサンギアであるとともに、前記伝動部材は前記遊星歯車機構のキャリアであることを特徴とする請求項7に記載のシートベルトリトラクタ。
- シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトに摺動自在に支持されたタングと、このタングが係脱可能に係合されるバックルとを少なくとも備え、前記シートベルトによって乗員を拘束するシートベルト装置において、
前記シートベルトリトラクタは、請求項4ないし8のいずれか1に記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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